JPS6027954Y2 - 電気抵抗探傷器 - Google Patents
電気抵抗探傷器Info
- Publication number
- JPS6027954Y2 JPS6027954Y2 JP15488878U JP15488878U JPS6027954Y2 JP S6027954 Y2 JPS6027954 Y2 JP S6027954Y2 JP 15488878 U JP15488878 U JP 15488878U JP 15488878 U JP15488878 U JP 15488878U JP S6027954 Y2 JPS6027954 Y2 JP S6027954Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- electrical resistance
- flaw detection
- indicator
- electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電気抵抗探傷法による金属体の非破壊検査に
使用される探触子の改良に関する。
使用される探触子の改良に関する。
電気抵抗探傷法では一般に第1図に示すように4本の電
極1,2,3.4を備えた探触子(破線)が使用される
。
極1,2,3.4を備えた探触子(破線)が使用される
。
これらの電極のうち、外側の電極1と4は被検体5に電
流を流す電流電極で電流調整器、電源に通ずる回路に接
続され、内側の電極2と3は電位差を検出する電圧電極
で増幅器7、指示計8に接続されている。
流を流す電流電極で電流調整器、電源に通ずる回路に接
続され、内側の電極2と3は電位差を検出する電圧電極
で増幅器7、指示計8に接続されている。
つまり、この電位差の大きさは被検体5のクラック等の
欠陥6の有無等により変化するためそれを検出し増幅指
示すれば欠陥6の存在が1目で解る仕組みである。
欠陥6の有無等により変化するためそれを検出し増幅指
示すれば欠陥6の存在が1目で解る仕組みである。
したがって、電気抵抗探傷法は熱交換器の細管端部のシ
ール溶接部をはじめ各種金属体の探傷検査に欠かせない
方法の1つである。
ール溶接部をはじめ各種金属体の探傷検査に欠かせない
方法の1つである。
ところで、こうした熱交換器の非破壊検査においては測
定値の読み取りは微小直流電圧計で行なっているが、指
示計としての微小直流電圧計は入力インピーダンスが高
く、高ゲインであるため、電圧電極が探傷状態以外のと
きは誘導ノイズによって指示計8の指針がオーバスケー
ルしている。
定値の読み取りは微小直流電圧計で行なっているが、指
示計としての微小直流電圧計は入力インピーダンスが高
く、高ゲインであるため、電圧電極が探傷状態以外のと
きは誘導ノイズによって指示計8の指針がオーバスケー
ルしている。
したがって、探傷状態に入った時点でオーバスケールし
たときは、はたしてそれが大きな測定値によるためか誘
導ノイズによるためかの判断がつきかねる問題があった
。
たときは、はたしてそれが大きな測定値によるためか誘
導ノイズによるためかの判断がつきかねる問題があった
。
そこでこの考案の目的は、探傷時には常に指示計が零か
ら振れるようにし、探傷時以外は指示計のオーバスケー
ルを防止した電気抵抗探傷器を提供することにある。
ら振れるようにし、探傷時以外は指示計のオーバスケー
ルを防止した電気抵抗探傷器を提供することにある。
この考案の電気抵抗探傷器は、探触子の電流電極の一方
を押ボタン式とし、その電流回路に探傷電流の通電で動
作する電磁リレーを直列に接続し、そのリレー接点によ
り微小直流電圧計の入力回路を自動的に切換え、探傷時
はこの微小直流電圧計を探触子の電圧電極に探傷時以外
は境界検出センサまたは入力短絡回路に接続自在とした
ことを特徴とする。
を押ボタン式とし、その電流回路に探傷電流の通電で動
作する電磁リレーを直列に接続し、そのリレー接点によ
り微小直流電圧計の入力回路を自動的に切換え、探傷時
はこの微小直流電圧計を探触子の電圧電極に探傷時以外
は境界検出センサまたは入力短絡回路に接続自在とした
ことを特徴とする。
以下、熱交換器細管端部の溶接境界の検出に適用される
一実施例に基づいてこの考案を詳しく説明する。
一実施例に基づいてこの考案を詳しく説明する。
第2図において1と4は定電圧定電流電源13に接続さ
れた電流電極で1はリレー11を介してこの電源13に
接続されている。
れた電流電極で1はリレー11を介してこの電源13に
接続されている。
2と3はリレー接点12を介して微小直流電圧計14に
接続された電圧電極で、1を除く電極は巻装したバネ9
によって常に被検体5に押え付けられている。
接続された電圧電極で、1を除く電極は巻装したバネ9
によって常に被検体5に押え付けられている。
しか腰電流電極の1つ1は他の電極と違って押ボタン式
に構成され、バネ9aによって常に押上げられているが
、探傷時は押ボタン部1aに指等をあてることによって
、バネ9aの弾発力に抗しながら被検体5に押し付は可
能になっている。
に構成され、バネ9aによって常に押上げられているが
、探傷時は押ボタン部1aに指等をあてることによって
、バネ9aの弾発力に抗しながら被検体5に押し付は可
能になっている。
また電圧電極2と3の間には境界検出用センサ10が取
付けられ、このセンサ10はリレー接点12を介して微
小直流電圧計14に接続されている。
付けられ、このセンサ10はリレー接点12を介して微
小直流電圧計14に接続されている。
つぎに作用を説明すると、探傷時はまず境界検出センサ
10て被検体5の境界を確認しておき、つぎに電極2.
3. 4を被検体5に押しつける。
10て被検体5の境界を確認しておき、つぎに電極2.
3. 4を被検体5に押しつける。
そして測定系の微小直流電圧計14の指示が零となるこ
とによって電圧電極2,3が被検体5に正常に接触した
ことを確認する。
とによって電圧電極2,3が被検体5に正常に接触した
ことを確認する。
つぎに押ボタン式の電流電極1を被検体5に押しつけ探
傷電流を流す。
傷電流を流す。
この電流が流れるとリレー11が動作腰接点12がa、
a’からす、b′に切換り、微小直流電圧計14の入力
の境界検出センサ10から電圧電極の出力に自動的に切
換える。
a’からす、b′に切換り、微小直流電圧計14の入力
の境界検出センサ10から電圧電極の出力に自動的に切
換える。
こうして入力を切換えることによって、微小直流電圧計
14は常に零の状態から欠陥の有無、大小に応じた電位
差の表示を行なうことができる。
14は常に零の状態から欠陥の有無、大小に応じた電位
差の表示を行なうことができる。
なお、この考案は前記実施例に限定されない。
たとえば境界検出の必要がない一般的な探傷の場合は第
3図に示すようにリレー接点12のa−a′を短絡して
おけば微小直流電圧計14のスケールオーバを防止する
ことができる。
3図に示すようにリレー接点12のa−a′を短絡して
おけば微小直流電圧計14のスケールオーバを防止する
ことができる。
以上で明らかなように、この考案の電気抵抗探傷器によ
れば、探傷時以外は指示計のスケールオーバを防止し探
傷時は常に零からの指示が行なえるので、探傷評価の判
断が速やかであり、作業能率の向上、指示計の保護およ
び精度向上をはかることができる。
れば、探傷時以外は指示計のスケールオーバを防止し探
傷時は常に零からの指示が行なえるので、探傷評価の判
断が速やかであり、作業能率の向上、指示計の保護およ
び精度向上をはかることができる。
第1図は電気抵抗探傷法の原理説明図、第2図および第
3図はこの考案の異なる電気抵抗探傷器の構成国である
。 1.4・・・電流電極、2,3・・・電圧電極、5・・
・被検体、6・・・欠陥、7・・・増幅器、8・・・指
示計、9・・・バネ、10・・・境界検出センサ、11
・・・リレー 12・・・リレー接点、13・・・定電
圧定電流電源、14・・・微小直流電圧計。
3図はこの考案の異なる電気抵抗探傷器の構成国である
。 1.4・・・電流電極、2,3・・・電圧電極、5・・
・被検体、6・・・欠陥、7・・・増幅器、8・・・指
示計、9・・・バネ、10・・・境界検出センサ、11
・・・リレー 12・・・リレー接点、13・・・定電
圧定電流電源、14・・・微小直流電圧計。
Claims (1)
- 探触子の電流電極の一方を押ボタン式とし、その電流回
路に探傷電流の通電で動作する電磁リレーを直列に接続
し、そのリレー接点により指示計の入力回路を自動的に
切換え、探傷時はこの指示計を探触子の電圧電極に、探
傷時以外は境界検出センサまたは入力短絡回路に接続自
在としたことを特徴とする電気抵抗探傷器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15488878U JPS6027954Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | 電気抵抗探傷器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15488878U JPS6027954Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | 電気抵抗探傷器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5572155U JPS5572155U (ja) | 1980-05-17 |
JPS6027954Y2 true JPS6027954Y2 (ja) | 1985-08-23 |
Family
ID=29143413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15488878U Expired JPS6027954Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | 電気抵抗探傷器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027954Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-10 JP JP15488878U patent/JPS6027954Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5572155U (ja) | 1980-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3303418A (en) | Electrical apparatus for testing joints having four voltage probes | |
JPS6027954Y2 (ja) | 電気抵抗探傷器 | |
JPH0545184B2 (ja) | ||
JPH0259947B2 (ja) | ||
JPS6035887Y2 (ja) | 探傷用電気抵抗探触子 | |
JP3393203B2 (ja) | 電流検出回路の検査方法 | |
US2817060A (en) | Non-destructive flaw detection apparatus | |
JP2007163263A (ja) | 渦電流探傷センサ | |
JP2617570B2 (ja) | 磁気測定装置 | |
JP2521903B2 (ja) | 測定値の記録方法 | |
TWM590999U (zh) | 能檢測腐蝕性氣體的化學過濾器 | |
JPH04551B2 (ja) | ||
JP2643000B2 (ja) | 溶接熱影響部の高温損傷評価方法 | |
EP0119266A4 (en) | SELECTION CIRCUIT FOR EXTENSOMETERS. | |
JPH082594Y2 (ja) | 微量ガス検知装置 | |
JPH075408Y2 (ja) | 金属探傷用プロ−ブ | |
CN106153528A (zh) | 一种金属面腐蚀检测仪及其测量方法 | |
JPH0244019B2 (ja) | ||
SU1112316A1 (ru) | Устройство дл измерени концентрации носителей зар да в провод щих материалах | |
JPS5850272Y2 (ja) | 渦電流式流速計 | |
JPS60230026A (ja) | 半導体検査装置の温度測定装置 | |
JPS5914759Y2 (ja) | 隔膜式電極装置 | |
JPH0517558U (ja) | 亀裂形状検知用センサ | |
JPS58223029A (ja) | 渦電流方式による圧力計 | |
JPS6044857A (ja) | 導電性材料用亀裂成長検出装置 |