JPS6027696B2 - トリアジン環を4個有するジスアゾ化合物及びその製造法 - Google Patents

トリアジン環を4個有するジスアゾ化合物及びその製造法

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JPS6027696B2
JPS6027696B2 JP51101617A JP10161776A JPS6027696B2 JP S6027696 B2 JPS6027696 B2 JP S6027696B2 JP 51101617 A JP51101617 A JP 51101617A JP 10161776 A JP10161776 A JP 10161776A JP S6027696 B2 JPS6027696 B2 JP S6027696B2
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正紘 平木
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【発明の詳細な説明】 本発明は下記一般式{11又は‘1}′ 〔式中Aは少なくとも1個のスルホン酸基を有するベン
ゼン残基を表わし、Bは少なくとも1個のスルホン酸基
を有するナフトール又は1ーアリールー5ーピラゾロン
残基を表わし、B′は1−アリールー5−ピラゾロン残
基を表わし、R,、R2は水素原子又はメチル基を表わ
す。
Xはアミノ基、置換ァミノ基、アルコキシ基、モルホリ
ノ基又はアリルオキシ基を表わし、Yは少くとも2個の
炭素原子を有するポリメチレン基又はメチル基、メトキ
シ基、スルホン酸基、カルボン酸基、クロル原子を有し
てもよいフェニレン基若しくはジフェニレン基又はスル
ホン酸基を有してもよいナフチレン若しくは基を表 わす。
(ここでZは−○一,−S−,一S02−、−CH2一
、一NH−、一CH2CH2一、一CO−、NHCO−
、一CH=CH−又は−NHCH2CH2NH−を表わ
す。)または1.4ーピベラジニレン基を表 わすこともある〕で表わされる新規ジスアゾ化合物及び
その製法に関するものである。
従来より、モノハロゲノトリアジン基を有する染料は種
々知られており、炭酸ナトリウムなどの酸結合剤の存在
下でセルロース繊維とよく反応し固着する。
例えば浸染の場合には塩および酸結合剤の存在下で60
〜100午0に加熱し吸収させる方法で堅牢で実用的な
染色物を与える。また捺染あるし、はパテイング染色に
使用する場合は酸結合剤の存在下で短時間の蒸熱または
葛蚕熱処理によりセルロース繊維に良好に固着する。し
かしながらモノハロゲノトリアジン基を有する染料は一
般にセルロース繊維に取得された染料の全部をセルロー
ス繊維に固着させることは不可能であり、常に相当量の
非固着染料がセルロース繊維に含有されており、このま
までは湿潤堅牢度が、特に洗濯堅牢度試験(JISL0
844)及び水試験(JISL0846)において、き
わめて不良である。
したがって高温潤堅牢度を得るためには染色後それらの
非固着染料を除去する手段として、適当な界面活性剤を
含む熱裕ソーピングの洗浄を不可欠の工程としている。
しかし、実際面における熱裕ソーピングを含む洗浄工程
は染色工程に匹敵するかまたはそれ以上の時間と労力を
要し、染色加工上きわめて不能率なことを最大欠点と指
摘されており、この洗浄工程を必要とせず、かつ湿潤堅
牢度のすぐれるこの種の染料の出現が待ち望まれていた
。本発明者は、鋭意研究の結果本発明の一般式{1}又
は{11′で表わされる新規ジスアゾ化合物はセルロー
ス繊維に取得された化合物の反応固着割合がきわめて高
く、おどろくべきことに木綿の実用濃度での染色におい
て前記のような界面活性剤を含む熱裕ソーピングの洗浄
工程を全く施すことなく、染色後に軽く水洗した後通常
市販されているフィックス剤による処理を施すのみで苛
酷な洗濯堅牢度試験(JISL0844、A一4:70
つ0)に対し、木綿汚染4級以上のきわめて優秀な湿潤
堅牢度を示すことを最大の特長とする黄乃至青赤色を与
える事を見出した。
本発明の化合物は新規な化合物でありその製造法は以下
に示される。
1 一般式‘1’又は‘1}′で表わされる化合物は下
記式{21又は【2}′のモノアゾ化合物2モル比及び
下記式脚のジアミン〔式中A、B、B′、X、R,、R
2及びYは前記のものである。
〕1モル比とを反応させることにより製造される。
この方法は式t2’又は■′のモノアゾ化合物の水溶液
にジアミンを添加し、通常30〜60qoの温度で、ト
リアジン核上の第2のクロル原子が各々のァミノ基と反
応するまで反応を継続させることにより有利に実施出来
る。
縮合は、反応の間に生じる塩酸を中和するために酸結合
剤を添加してpH4〜8.5で実施される。ここで使用
される式■のモノアゾ化合物は、下記式‘9}のモノア
ミ/化合物1モル比を下記式側のカップリング成分〔式
中A、B′及び×は前記のものである〕1モル比にカッ
プリングさせることにより得ることができ、また式の′
のモノアゾ化合物は、下記式(11)のモノァミノ化合
物1モル比を下記式(12)のカップリング成分〔式中
A,B及びXは前記のものである〕1モル比にカップリ
ングさせることにより得ることができる。
また式(11)のモノアミノ化合物1モル比をジアゾ化
し式{6rH−B−N& 【6}″ 〔式中Bは前記のものを表わす〕 で示されるアミノナフトール又は1−アミノアリールー
5ーピラゾロン化合物1モル比とカップリングさせ、そ
の後シアヌルクロラィド1モル比と反応させることによ
り得ることも出来る。
更に式(11)の化合物はシアヌルクロラィド1モル比
と式【9rQN−A−NH2 ‘91′ 〔Aは前記のものを表わす) で表わされるジアミノベンゼン化合物1モル比と後記式
■の化合物1モル比を任意の順序で反応させることによ
り得ることができる。
また式(12)の化合物は式(6}″で表わされるアミ
ノナフトール又は1−アミノアリールー5ーピラゾロン
化合物1モル比とシアヌルクロラィド1モル比とを反応
させることにより得ることができる。
一般にこれらの反応は水性媒体中で実施でき、シアヌル
クロラィドの第1のクロル原子の置換は0〜10qoで
、かつ第2のクロル原子の置換は30〜60qoで実施
され、反応の間に生ずる塩酸を中和するための酸結合剤
を添加しながら−4〜8.5で実施する。
式側又は式(11)のモノアミノ化合物のジアゾ化は有
利に酸性水媒体中で、常法でできるだけ低温で有利に実
施でき、引き続くカップリングは低温でかつトリアジン
核上のクロル原子の加水分解を避けるのに充分なだけの
低い斑値で実施される。ここで式(9}′で表わされる
ジアミノベソゼソ化合物の例としてはたとえば次のもの
を挙げることができる。
1,3ーフエニレンジアミン一4−スルホン酸1.4ー
フエニレンジアミン一2ースルホン酸1,3ーフエニレ
ンジアミン一4.6−ジスルホン酸1,4ーフエニレン
ジアミン一2,5ージスルホン酸1,4ーフエニレンジ
アミン一2−メトキシー5ースルホン酸1,3ーフエニ
レンジアミン−4ーメチル−6−スルホン酸等が挙げら
れる。
式【6}′,【6}″で表わされるアミノナフトール及
び1−アミノアリールー5ーピラゾロン化合物の例とし
てはたとえば次のものを挙げることができる。
1ーアミノー8−ナフトール−3,6ージスルホン酸1
ーアミノー8ーナフトールー4,6−ジスルホン酸2−
アミノー8−ナフトールー3,6−ジスルホソ酸1一(
4′ーアミノー2;2′ージスルホスチルベン−4ーイ
ル)一3−メチル−5ーピラゾロン1一(4′ーアミノ
−2;2′ージスルホスチルベン一4−イル)−3−力
ルボキシ−5ーピラゾロン1−(4′ーアミノー2;2
′−ジスルホスチルベンー4ーイル)一3ーカルボヱト
キシー5−ピラゾロン1一(2′−メチル−3′ーアミ
ノー5′ースルホフエニル)一3ーカルポキシー5ーピ
ラゾロン1−(2′一メチル一3′ーアミノー5′−ス
ルホフエニル)一3ーメチルー5−ピラゾロン1一(6
−アミノナフタリン−〔2′〕一4,8′ージスルホン
酸)−3−メチル−5ーピラゾロン1−(2′−スルホ
ー5′ーアミノフエニル)一3ーメチルー5ーピラゾロ
ン等が挙げられる。
式{3}のジアミンとしてはたとえば次のものを挙げる
ことができる。
エチレンジアミン N−メチルエチレンジアミン 1,2ーブロピレンジアミン 1,3−プロピレンジアミン Nーメチル−1.3ージアミノプロ/ゞン1,4ージア
ミノプタン ピベラジン 1,3−ジアミノベンゼン 1,4−ジアミノベンゼン 4−アミノーNーメチルアニリン 1,3−ジアミノベンゼン−4ースルホン酸1,4−ジ
アミノベンゼンー2ースルホン酸1,4ージアミノベン
ゼン−2−カルボン酸2ークロルー1,4ージアミノベ
ンゼン2−メトキシー1,4ージアミ/ベンゼン2ーメ
チルー1,4−ジアミ/ベンゼン 4−メチル−1,3ージアミノベンゼン 2,6ジアミノトルェン−4ースルホン酸2,5ージメ
チルー1,4ージアミノベンゼン2,6ージアミノナフ
タリン一4,8ージスルホン酸1,5−ジアミノナフタ
リン 2,6ージアミ/ナフタリン 2,7ージアミノナフタリン ペンジジン 0ージアニシジン ○−トリジン 0ージクロルベンジジン 4,4−ジアミノ−1,1′ージフエニル−3,3′ー
ジカルボン酸4,4−ジアミノ−1,1′一ジフエニル
−2,2−ジスルホン酸4,4−ジアミ/−3,3′ー
ジメチル−1,1′−ジフェニル−2,2′−ジスルホ
ン酸4,4′ージアミノジフエニルエーテル4,4′ー
ジアミノジフエニルスルホン 4,4′ージアミノジフエニルメタン 4,4′ージアミノジフエニルアミン 4,4′ージアミノジフエニルアミンー2ースルホン酸
4,4′一ジアミノジフエニルスルフイド4,4′ージ
アミ/ジフエニルスルフイド−2,2′ジスルホン酸1
,2ーピス(4′−アミノフエニル)エタン4,4′−
ジアミノベンゾフエノン4,4′ージアミノスチルベン
2,2ージスルホン酸4,4′−ジアミノベンツアニリ
ド *4,4′ージアミ/ベンツアニリドー2ー
スルホン酸1,2ービス(4ーアミノー2ースルホフエ
ニルアミ/)エタン等が挙げられる。
また式t61の化合物としてたとえば次のものを挙げる
ことができるがこれに限定されるものではない。
すなわちアンモニア、置換又は非置換のァルキルアミン
(例えばメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン
、ジメチルアミン、グリシン、タウリン、サルコシンな
ど)、アルカノールアミン、(例えばモノェタ/ールア
ミン、ジエタノールアミン、Nーメチルエタノールアミ
ンなど)、置換又は非置換のアニリン(例えばアニリン
、Nーメチルアニリン、アニリンー2,3又は4−スル
ホン酸、アニリン−2,5ージスルホン酸、トルイジン
スルホン酸、アニシジンスルホン酸、クロルアニリンス
ルホン酸、スルホアンスラニル酸など)、アミノナフタ
リン(1又は2ーアミノナフタリンモノスルホン酸、1
又は2−アミノナフタリンジスルホン酸、1又は2−ア
ミノナフタリントリスルホン酸など)、モルホリン、ア
ルコール(メタノール、エタノール、プロ/ぐノール、
イソプロ/ぐノールなど)、フェノール、o、m、pー
クロ/レフエノーノレ、o、m、p−ニトロフヱノール
、o、m、p−スルホフヱノール、o、m、p−クレゾ
−ル等が挙げられる。
11 一般式m′で表わされる化合物は、シアヌルクロ
ラィド2モル比を式糊のジアミン1モル比及び式{91
′のジアミノベンゼン化合物2モル比とを任意の順序で
反応させ下記式【41のテトラゾ化しうる芳香族ジアミ
/化合物を生ぜしめ、この式【4’のジアミノ化合物1
モル比をテトラゾ化し式■のカップリング成分2モル比
とカップリングさせる。
〔式中B′は前記のものであり、X′は前記のX又はク
ロル原子を表わす〕ここで式‘51のX′がクロル原子
の場合にはさらに後記式【61の化合物2モル比とを反
応させる。
この方法は有利に水性媒体中で実施でき、反応は一般に
シアヌルクロラィドの第1のクロル原子の置換のために
0〜500で、第2のクロル原子の置換のために30〜
60℃で実施され、反応の間に生じる塩酸を中和するた
めの酸結合剤を添加しながらpH4〜8.5で実施する
式{41のジアミノ化合物のテトラゾ化は有利に酸性水
媒体中で、常法でできるだけ低温で有利に実施でき、引
続くカップリングは副反応例えばトリアジン核のクロル
原子の加水分解をさげるのに充分なだけ低温及び低珊値
で実施すべきである。なお式{5}で表わされる化合物
はシアヌルクロラィド1モル比と下記式【釘′のH−B
′一N母 ‘6’′ 1−アミノアリル−5−ピラゾロン化合物1モル比と必
要に応じ下記式■の化合物HX ‘61 〔式中Xは前記のものを表わす〕 1モル比を任意の順序で反応させることにより得ること
ができる。
伍 さらに一般式‘1}′で表わされる化合物は、前記
式【41のジアミノ化合物1モル比をテトラゾ化し式‘
6rの1ーアミノアリールー5−ピラゾロン化合物の2
モル比とカップリングさせ、さらにシアヌルクロラィド
2モル比と上記式【6}の化合物2モル比とを任意の順
序で反応させることにより製造される。
この方法は前記と同様な条件で実施される。iv 又一
般式【1’で表わされる化合物は、シアヌルクロラィド
2モル比と式‘61″のアミノナフトール又は1ーアミ
ノアリールー5ーピラゾロン2モル比及び式{31のジ
アミン1モル比とを任意の順序で反応させ下記式■のカ
ップリング成分を生ぜしめ、式‘7}のモノアミ/化合
物2モル比をジアゾ化し、この式■〔式中A及びX′は
前記のものである〕 〔式中B、R,、R2及びYは前記のものである。
〕のカップリング成分1モル比にカップリングさせる。
ここで式【71のX′がクロル原子の場合にはさらに式
‘61の化合物2モル比とを反応させることにより製造
される。この方法における縮合、ジアゾ化、カップリン
グ反応は前記と同様な条件で実施される。
本発明による新規ジスアゾ化合物はセルロース系繊維又
はその混紡繊維の染色に適し、酸結合剤の存在下で浸染
、捺染、パディング染色法などで行うか、又は酸結合剤
の共存しない上記染色法で化合物を取得させた後に酸結
合剤を含んだ別格で固着する方法で行われる。従来のモ
ノハロゲノトリアジン基を有する反応性染料はどのよう
な染色法を採用しようとも※色後に非固着染料を除去す
る必要があり、とりわけ高温潤堅牢度を得るためには適
当な界面活性剤を含む熱裕ソーピング処理を不可欠の工
程としている。
本発明による新規ジスアゾ化合物はセルロース繊維に取
得された化合物の反応固着割合がきわめて高く、そして
木綿染色における実用染色濃度でも染色後にソービング
などによる非固着染料の除去を目的とした洗浄処理を行
わず通常市販されているフィックス剤による処理を施す
のみで苛酷な洗濯堅牢度試験(JIS L 0844,
A一4:70℃)に対し木綿汚染4級以上をはじめとす
る優秀な各種湿潤堅牢度を与える。
次に実施例を挙げて具体的に説明する。
実施例中、部は重量部、%は重量%である。実施例 1 1ーアミノ−8−ナフトールー36−ジスルホン酸31
.$部を水10$部中に水酸化ナトリウムでpHを6〜
7にして溶解させ、30分間で水10礎部、分散剤0.
5部及びシアヌルクロライド18.4部の氷冷燈梓懸濁
液に添加し、混合物を5℃以下で1時間濃伴する。
氷冷水80$部中の2ーアミノ−4−(2′−クロル−
4′−mースルホアニリノーSートリアジニルアミノ)
ベンゼンスルホン酸47.3部から常法で製造したジア
ゾニウム塩懸濁液の中へ、水6礎部中の2ーナフタリン
スルホン酸ソーダ23部及び重炭酸ソーダ45部を加え
、pHを6.0にする。
この中に前記混合物を、10%炭酸ナトリウム溶液の添
加により斑を6.5〜7.0に調節しながら30分間で
滴下する。さらに0〜5℃で2時間縄拝する。ついでエ
チレンジアミン2塩酸塩6.碇部を添加し混合物を10
%炭酸ナトリウム溶液の添加によりpHを8.0〜8.
5に保持しながら60℃で4時間燈梓する。食塩を用い
て塩析炉過した後80℃以下で乾燥させる。
この化合物は遊離酸の形で下記構造を有し、セルロース
繊維を前記特長を有する赤色に染色する。(^max5
1仇皿(水))元素分析値(酢酸ソーダで塩折し精製し
た化合物のNa塩を試料とした %で示す。
)化合物の分子式:C58日34N凶○2ぶ8CI4N
a8計算値(%)C 32.98
33.72H I.72
1.65N 15.97
15.32S,10.99
11.33CI 6.73
6.総実施例 21ーアミノ−8
ーナフトール3,6−ジスルホン酸31.$部を水10
の部中に水酸化ナトリウムでpHを6〜7にして溶解さ
せ、30分間に水10碇部分散剤0.5部及びシアヌル
クロラィド18.4部の氷袷凝梓懸濁液に添加する。
混合物を5℃以下で1時間燭拝し、次いで水10碇都中
の1.3ージアミノベンゼン5.4部の溶液を添加し、
混合物を40qCで4時間加熱し、10%炭酸ナトリウ
ム溶液の添加により風を4〜5に保持する。
氷冷水80碇部中の2−アミノ−4−(2′−クロル−
4′−m−スルホアニリノーsートリアジニルアミノ)
ベンゼンスルホン酸47.3部から常法で製造したジア
ゾニゥム塩懸濁液の中へ前記混合物を添加し、10%炭
酸ナトリウム溶液の添加によりpHを7〜8に調節する
。更に混合物を3時間燈拝し、次いで食塩を用いて塩析
、炉過した後、80午0以下で乾燥させる。この化合物
は遊離酸の形で下記構造を有し、セルロース繊維を前記
特長を有する赤色に染色する。
(入max51幻伽(水))元素分析値(酢酸ソーダで
塩析し精製した化合物のNa塩を試料とした %で示す
)化合物の分子式:C62日34026N,礎S8CI
4Na8計算値(%)C 35.99
35.22H I.52
1.61N 15.23
15.90S II.89
12.12※ CI 6.44
6.72この実施例で1,
3ージアミノベンゼン5.4部の代りに4,4′ージア
ミノ−1.1′ージフェニル−2.2−ジスルホン酸1
7.2部を用いて同様に処理すれば遊離酸の形で下記構
造を有しセルロース繊維を同様に赤色に染色する化合物
が得られる。
(入ma×51$m(水))実施例 3 1一(4′−アミノ−2;2′−ジスルホスチルベンー
4−イル)−3−メチル−5ーピラゾロン45.1部を
水45碇部中に炭酸ナトリウムでpH8〜8.5にて溶
解させ次いで水10碇部、分散剤0.5部及びシアヌル
クロラィド18.4からなる懸濁液に氷冷下30分を要
して添加する。
この混合物を5℃以下で1時間蝿拝する。式(13)の
ジアミノ化合物48.4部から常法により製造したジア
ゾニウム塩を含む900部の懸濁液の中に氷冷下前記の
混合物を添加し、10%炭酸ナトリウム溶液の添加によ
りpHを6.5〜7.5に調節する。
更に5℃以下で2時間擬梓し次いでエタノールアミン1
5部を添加し45ooで2時間濃伴する。食塩を用いて
塩祈、炉過した後80こ0以下で乾燥させる。この化合
物は遊離酸の形で下記の構造を有しセルロース繊維を前
記特長を有する黄色に染色する。(入ma×37仇皿(
水))なお前記式(13)で示されるジアミノ化合物は
4,4′−ジアミノスチルベンー2,2ージスルホン酸
1モル比とシアヌルクロライド2モル比を縮合させ更に
1,3ーフェニレンジアミン−4−スルホン酸を2モル
比縮合することにより得られる。
実施例 4 1一(4′−アミノ−2;2′−ジスルホスチルべンー
4−イル)−3−メチル−5ーピラゾロン45.1部を
水45礎部中に炭酸ナトリウムでPHを8.0〜8.5
にして溶解させ、氷冷水900部中の前記式(13)の
ジアミノ化合物48.4部から常法で製造したジアゾニ
ゥム塩懸濁液の中へ添加し、10%炭酸ナトリウム溶液
の添加によりpHを7.5〜8.0に調節する。
更に混合物を5℃以下で3時間棚拝し、次いで2−(3
−スルホアニリノ)−4.6−ジクロルトリアジン33
部を水400部にとかした溶液を加え、混合物を4yo
に保温し、10%炭酸ナトリウム溶液を用いてpHを7
.5〜8.0に調節し乍ら4時間反応させる。次いで食
塩を用いて塩折ロ過した後、8ぴ0以下で乾燥させる。
この化合物は遊離酸の形で下記構造を有し、セルロース
繊維を前記特長を有する黄色に染色する。(入max3
9仇m(水))なお2一(3−スルホアニリノ)−4,
6ージクロルトリアジン33部の代りにシアヌルクロラ
イド18.5部と反応させた後、さらにアニリン−3−
スルホン酸18部と反応させても同機の構造を有する化
合物を製造することができる。次表は本発明の前記特長
を有する新規化合物の色調を示すが、これらは実施例1
乃至4に記載したと同様の方法で製造される。
第2欄にモノアゾ成分D}、第3欄にジアミ/務基(一
L−)第4欄に色相を示す。得られた化合物の構造はD
−L−Dとする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(1)又は(1)′ ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中(1),(1)′中Aは少なくとも1個のスルホ
    ン酸基を有するベンゼン残基を表わし、Bは少なくとも
    1個のスルホン酸基を有するナフトール又は1−アリー
    ル−5−ピラゾロン残基を表わし、B′は1−アリール
    −5−ピラゾロン残基を表わし、R_1,R_2は水素
    原子又はメチル基を表わし、Xはアミノ基、置換アミノ
    基、アルコキシ基、モルホリノ基又はアリルオキシ基を
    表わし、Yは少なくとも2個の炭素原子を有するポリメ
    チレン基又はメチル基、メトキシ基、スルホン酸基、カ
    ルボン酸基、クロル原子を有してもよいフエニレン基若
    しくはジフエニレン基又はスルホン酸基を有してもよい
    ナフチレン基若しくは▲数式、化学式、表等があります
    ▼ 基を表わす。 (ここでZは−O−,−S−,−SO_2−,−CH_
    2−,−NH−,−CH_2CH_2−,−CO−,−
    NHCO−,−CH=CH−又は−NHCH_2CH_
    2NH−を表わす。 )また▲数式、化学式、表等があります▼ は1.4−ピペラジニレン 基を表わすこともある。 〕で表わされるジスアゾ化合物。2 下記式(2)又は
    (2)′のモノアゾ化合物2モルと下記式(3)のジア
    ミン1モル比とを▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式(2),(2)′及び(3)中A,B,B′,X,
    R_1,R_2及びYは後記の意味を表わす〕反応させ
    ることを特徴とする一般式(1)又は(1)′で表わさ
    れるジスアゾ化合物の製法▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式(1),(1)′中Aは少なくとも1個のスルホン
    酸基を有するベンゼン残基を表わし、Bは少なくとも1
    個のスルホン酸基を有するナフトール又は1−アリール
    −5−ピラゾロン残基を表わし、B′は1−アリール−
    5−ピラゾロン残基を表わし、R_1,R_2は水素原
    子又はメチル基を表わす。 Xはアミノ基、置換アミノ基、アルコキシ基、モルホリ
    ノ基又はアリルオキシ基を表わし、Yは少なくとも2個
    の炭素原子を有するポリメチレン基、又はメチル基、メ
    トキシ基、スルホン酸基、カルボン酸基、クロル原子を
    有してもよいフエニレン基若しくはジフエニレン基又は
    スルホン酸基を有してもよいナフチレン基若しくは▲数
    式、化学式、表等があります▼ 基を表わす。 (ここでZは−O−,−S−,−SO_2−,−CH_
    2−,−NH−,−CH_2CH_2−,−CO−,−
    NHCO−,−CH=CH−又は−NHCH_2CH_
    2NH−を表わす。 )また▲数式、化学式、表等があります▼ は1.4−ピペラジニレ ン基を表わすこともある〕 3 下記(4)のジアミノ化合物1モル比をテトラゾ化
    し下記式(5)のカツプリング成分2モル比と▲数式、
    化学式、表等があります▼〔(4),(5)の式中R_
    1,R_2,Y,A及びB′は後記の意味を又X′は後
    記のX又はクロル原子を表わす〕カツプリングさせ、こ
    こで式(5)のX′がクロル原子の場合には更に下記式
    (6)の化合物2モル比とを反応させることを H−X
    (6) 〔式中Xは後記の意味を表わす〕 特徴とする一般式(1)′で表わされるジスアゾ化合物
    の製法▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式(1)においてAは少なくとも1個のスルホン酸基
    を有するベンゼン残基を表わし、B′は1−アリール−
    5−ピラゾロン残基を表わし、R_1,R_2は水素原
    子又はメチル基を表わす。 Xはアミノ基、置換アミノ基、アルコキシ基、モルホリ
    ノ基又はアリルオキシ基を表わし、Yは少なくとも2個
    の炭素原子を有するポリメチレン基又はメチル基、メト
    キシ基、スルホン酸基、カルボン酸基、クロル原子を有
    してもよいフエニレン基、若しくはジフエニレン基又は
    スルホン酸基を有してもよいナフチレン基若しくは▲数
    式、化学式、表等があります▼ 基を表わす。 (ここでZは−O−,−S−,−SO_2−,−CH_
    2−,−NH−,−CH_2CH_2−,−CO−,−
    NHCO−,−CH=CH−又は−NHCH_2CH_
    2NH−を表わす。)また▲数式、化学式、表等があり
    ます▼は1.4−ピペラジニレン基を表 わすこともある。 〕4 下記式(4)のジアミノ化合物1モル比をテトラ
    ゾ化し、式(6)′▲数式、化学式、表等があります▼ H−B′−NH_2 (6)′ 〔式(4),(6),中A,R_1,R_2及びB′は
    後記の意味を表わす〕で示される1−アミノアリール−
    5−ピラゾロン化合物の2モル比とカツプリングさせ更
    にシアヌルクロライド2モル比と下記式(6)の化合物
    2モル比とを H−X (6) 〔式中Xは後記の意味を表わす〕 任意の順序で反応させることを特徴とする下記式(1)
    ′で表わされるジスアゾ化合物の製法▲数式、化学式、
    表等があります▼〔式(1)′においてAは少なくとも
    1個のスルホン酸基を有するベンゼン残基を表わし、B
    ′は1−アリール−5−ピラゾロン残基をR_1,R_
    2は水素原子又はメチル基を表わす。 Xはアミノ基、置換アミノ基、アルコキシ基、モルホリ
    ノ基又はアリルオキシ基を表わし、Yは少なくとも2個
    の炭素原子を有するポリメチレン基、又はメチル基、メ
    トキシ基、スルホン酸基、カルボン酸基、クロル原子を
    有してもよいフエニレン基、若しくはジフエニレン基又
    はスルホン酸基を有してもよいナフチレン基若しくは▲
    数式、化学式、表等があります▼ 基を表 わす。 (ここでZは−O−,−S−,−SO_2−,−CH_
    2−,−NH−,−CH_2CH_2−,−CO−,−
    NHCO−,−CH=CH−又は−NHCH_2CH_
    2NH−を表わす。)また▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ は1.4−ピベラ ジニレン基を表わすこともある。 〕5 下記式(7)のモノアミノ化合物2モル比をジア
    ゾ化し、下記式(8)のカツプリング成分1モル比とカ
    ツプリングさせ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式(7),(8)中A,B,R_1,R_2及びYは
    後記の意味を表わし、X′は後記のX又はクロル原子を
    表わす〕ここで(7)のX′がクロル原子の場合にはさ
    らに下記式(6)の化合物2モル比とを H−X (6
    ) 〔式中Xは後記の意味を表わす〕 反応させることを特徴とする式(1)で表わされるジス
    アゾ化合物の製法▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式(1)中Aは少なくとも1個のスルホン酸基を有す
    るベンゼン残基を表わし、Bは少なくとも1個のスルホ
    ン酸基を有するナフトール又は1−アリール−5−ピラ
    ゾロン残基を表わし、R_1,R_2は水素原子又はメ
    チル基を表わす。 Xはアミノ基、置換アミノ基、アルコキシ基、モルホリ
    ノ基又はアリルオキシ基を表わし、Yは少なくとも2個
    の炭素原子を有するポリメチレン基又はメチル基、メト
    キシ基、スルホン酸基、カルボン酸基、クロル原子を有
    してもよいフエニレン基若しくはジフエニレン基又はス
    ルホン酸基を有してもよいナフチレン基若しくは▲数式
    、化学式、表等があります▼ 基 を表わす。 (ここでZは−O−,−S−,−SO_2−,−CH_
    2−,−NH−,−CH_2CH_2−,−CO−,−
    NHCO−,−CH=CH−,又は−NHCH_2CH
    _2NH−を表わす。)また▲数式、化学式、表等があ
    ります▼は1.4−ピベラジニレン基を表 わすこともある。 〕
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