JPS6027571Y2 - 連続鋳造用鋳型 - Google Patents
連続鋳造用鋳型Info
- Publication number
- JPS6027571Y2 JPS6027571Y2 JP10378681U JP10378681U JPS6027571Y2 JP S6027571 Y2 JPS6027571 Y2 JP S6027571Y2 JP 10378681 U JP10378681 U JP 10378681U JP 10378681 U JP10378681 U JP 10378681U JP S6027571 Y2 JPS6027571 Y2 JP S6027571Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- back plate
- continuous casting
- casting mold
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はバックプレートを附設した管状連続鋳造用鋳
型に関する。
型に関する。
管状の鋳型は通常は薄肉の壁からなるものであるが特に
大断面の場合には鋳型の使用回数の増加に伴って鋳型断
面が糸巻き状（中くぼみ状）に変形して、鋳造作業が不
能になることが多い。
大断面の場合には鋳型の使用回数の増加に伴って鋳型断
面が糸巻き状（中くぼみ状）に変形して、鋳造作業が不
能になることが多い。
このために鋳型の肉厚を厚くし鋳型全外面に一体のバッ
クプレートを設けるのが普通であるが、熱膨張した鋳型
はバックプレートによって拘束されるが鋳型の材料（通
常銅製）は一般に降伏点が低いのでバックプレートの拘
束によって容易に降伏し、鋳造後冷却状態になった時、
鋳型の断面が縮少し、鋳型とバックプレートを締付けて
いるボルトが引張られ、降伏点の低い材料で作られてい
る鋳型に設けられたねじ孔は間隙を生じて、締付けがゆ
るみ、バックプレートの補強効果が無くなり、鋳型はバ
ックプレートをもたぬ管状鋳型の場合と同様に糸巻状に
変形する。
クプレートを設けるのが普通であるが、熱膨張した鋳型
はバックプレートによって拘束されるが鋳型の材料（通
常銅製）は一般に降伏点が低いのでバックプレートの拘
束によって容易に降伏し、鋳造後冷却状態になった時、
鋳型の断面が縮少し、鋳型とバックプレートを締付けて
いるボルトが引張られ、降伏点の低い材料で作られてい
る鋳型に設けられたねじ孔は間隙を生じて、締付けがゆ
るみ、バックプレートの補強効果が無くなり、鋳型はバ
ックプレートをもたぬ管状鋳型の場合と同様に糸巻状に
変形する。
次にバックプレートを４分割して鋳型側面毎に附設する
方式もあるが、この場合には鋳造後鋳型断面が菱形に変
形することが多い。
方式もあるが、この場合には鋳造後鋳型断面が菱形に変
形することが多い。
本考案はこれらの欠点を除去するものであって、平行四
辺形の断面を有する鋳型の相隣接する二外側面に密着し
て一体をなすバックプレートを附設し、該バックプレー
ト２個をもって分割的に鋳型全外側面を包囲することか
らなる連続鋳造用鋳型である。
辺形の断面を有する鋳型の相隣接する二外側面に密着し
て一体をなすバックプレートを附設し、該バックプレー
ト２個をもって分割的に鋳型全外側面を包囲することか
らなる連続鋳造用鋳型である。
本考案の一実施例を図によって説明する。
第１図は本考案にもとづく鋳型の横断面、第２図は縦断
面を示す。
面を示す。
断面が平行四辺形の一体の鋳型１の相隣接する外側面に
一体をなすバックプレート２を耐着し、該バックプレー
ト２２個をもって分割的に鋳型１の全外側面を包囲し、
締付ポルト３で鋳型１とバックプレート２を結合する。
一体をなすバックプレート２を耐着し、該バックプレー
ト２２個をもって分割的に鋳型１の全外側面を包囲し、
締付ポルト３で鋳型１とバックプレート２を結合する。
バックプレート２は鋳型にそって直角に山形状をなして
いる。
いる。
溶湯を鋳型１内に注入すると、常温の鋳型１は、高温の
溶湯から熱を受けて、膨張するが、バックプレートが２
分割されているので、鋳型１はバックプレートによって
拘束されず、鋳造後冷却状態になった場合に鋳型の糸巻
変形も菱形変形も発生しない。
溶湯から熱を受けて、膨張するが、バックプレートが２
分割されているので、鋳型１はバックプレートによって
拘束されず、鋳造後冷却状態になった場合に鋳型の糸巻
変形も菱形変形も発生しない。
冷却水通路は従来公知の方式で設けられるが、バックプ
レートの締付は部のゆるみが発生しないので、冷却水の
漏水を防止することができる。
レートの締付は部のゆるみが発生しないので、冷却水の
漏水を防止することができる。
更に本考案は冷却水取入取出の方式が簡単であり、バッ
クプレートの着脱も簡単且つ確実である。
クプレートの着脱も簡単且つ確実である。
第１図は本考案にもとづく鋳型の水平断面図、第２図は
縦断面図を示す。 １：鋳型、２：バックプレート、３：締付ボルト、 ４：冷却水通路。
縦断面図を示す。 １：鋳型、２：バックプレート、３：締付ボルト、 ４：冷却水通路。
Claims (1)
- 一体の平行四辺形の断面を有する鋳型の相隣接する二外
側面に密着して一体をなすバックプレートを附設し、該
バックプレート２個をもって分割的に鋳型全外側面を囲
むことからなる連続鋳造用鋳型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10378681U JPS6027571Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 連続鋳造用鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10378681U JPS6027571Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 連続鋳造用鋳型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5813858U JPS5813858U (ja) | 1983-01-28 |
| JPS6027571Y2 true JPS6027571Y2 (ja) | 1985-08-20 |
Family
ID=29898390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10378681U Expired JPS6027571Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 連続鋳造用鋳型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027571Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61234872A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-20 | ベクトン・デイツキンソン・アンド・カンパニ− | 使捨て可能な貯溜カセツト |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP10378681U patent/JPS6027571Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5813858U (ja) | 1983-01-28 |
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