JPS61234872A - 使捨て可能な貯溜カセツト - Google Patents

使捨て可能な貯溜カセツト

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JPS61234872A
JPS61234872A JP60077502A JP7750285A JPS61234872A JP S61234872 A JPS61234872 A JP S61234872A JP 60077502 A JP60077502 A JP 60077502A JP 7750285 A JP7750285 A JP 7750285A JP S61234872 A JPS61234872 A JP S61234872A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、薬物の供給のための装置に関し、より詳細に
は、ローラ形式の注入ポンプにより患者に供給される薬
液のための使捨て可能な貯溜カセットおよび薬物が貯溜
カセットから患者に向けて流過する時にこの薬液を保有
するための再使用可能な注入カテーテルに関する。
[従来技術の説明] 人間および動物の多くの病気は、罹患名の体内への薬液
の皮下、筋肉または静脈注射によって処! lされる。例えば、真性糖尿病の一般的な処置法は、日
常的な養生におけるインシュリンの皮下注射による。こ
の処置法は、グルコースの代謝を完全に正常化ができず
、従って他の代謝および生体化学の特質に影響を及ぼす
ものである。今日では、数時間置きにインシュリンを比
較的人世に投与することにより、インシュリンのより頻
繁な比較的少楢の皮下投与によって最小限度に抑えられ
あるいは排除し得る毛細管、神経症および他の合併症を
惹起するおそれがあることが認識されている。
しかし、投与の頻度が大ぎくなれば、大量の注射器を常
に保持しなければならず、かつまたインシュリン注射の
ための正確な時間を記憶して注射を行なうための私的な
場所を見付けなければならない患者における便益上の諸
問題を提起するものである。更に、少量のインシュリン
の頻繁な注射の結果生じる痛みおよび組織の損(口のた
め、このような試みは非現実的どなる。皮下的処置によ
り患者の体内に埋込み針をJi22して、インシュリン
を患者の体内に間欠的に供給するか、あるいは埋込み型
の筋肉または静脈内カーテルによりインシュリンを連続
的に送込むことが更に望ましい。しかし、ある期間例え
ば24時間にわたり連続的もしくは間欠的に注射を行な
うことは、患者の日常生活の妨げとならずに患者の身体
または衣服に取付けることができる軽聞でコンパクトな
投与装置なくしては非肩実用的である。
Huller(米国特許第3,384,080号)およ
びHaxwe I I (同第3,198,385号)
の両特許明りIl書は、人間の体内に対する薬液の連続
的な注射が可能な器具について教示している。しかし、
これらの器具は大型で嵩高であり、患者の体部に対して
容易に支障なく取付けることはできない。Huller
の特許は、ポンプ装置の嵩を増すことになる別個の貯溜
部を必要とする。また、大きな別個の貯溜装置は、安全
装置が故障してポンプが全貯溜間を患者に対して注射す
る場合には生命の危険の可能性の問題を生じる。Hax
we I 1の特許は、アンプルから薬液を圧搾するた
めその一方が駆動される1対のローラを介してアンプル
が取出される高圧注射のための非常に複雑な装置を教示
している。
Xanthopou l osの米国特許(第4,18
7,057号)明細書は駆動する注入ポンプにおいて使
用される使捨て可能なカセットを教示し、Brownの
米国特許明細書(第4,256,437号)もまた駆動
型の注入ポンプに関するものである1、上記のXant
hopou losのポンプは大型で嵩高なものであり
、患者の休部への取付けには適さない。これもまた静脈
注射薬液を別個の貯溜部から圧送することを意図するも
のである。Xanthopou losの特許は、カセ
ット全体をローラの回転面に対して平行である面内で運
動させることにより、ポンプのローラがカセットの管状
部分と係合してこれを圧縮する作動位置にカセットを出
入りさせることを教示する。この種の構造は、カセット
のデユープどローラ間の相対的運動の結果としてローラ
の面内におけるカセットの運動が薬液を患者の体内に注
入させる点において望ましくない。
本件出願人に対して譲渡されたAlbisser等の米
国特許出願(第267、364号、1981年5月22
日出願)は、選定された時間間隔における分散量のイン
シュリンの如き薬液の制御された皮下注射のためのコン
パクトな器具を教示している。Albisser%の米
国特許出願は、皮下位置の注入針と結合された可撓性に
冨んだチューブを介して薬液を供給するように構成され
たコンパクトなローラ型ポンプについて記載する。この
Albisser等の発明のユーザは、管針組立体をロ
ーラ・ポンプに設置した後針をインシュリン容器内へ挿
入する。次いでこのポンプを用いて容器からチューブ内
にインシュリンを吸引する。その後針を容器から取外し
て患者に設置する。この方法は、薬液量が尽きる毎に患
者から針を取外すことを必要とする。
また問題となるのは−hitney等の米国特許第4.
235,234号明III宙であり、この特許は直角管
部を有する針を支持した位置決めパッドを備えた皮下注
射装置について教示する。直角管部の前の針の部分が位
置決めパッドの面内に位置し、また尖端部を含む直角管
部の後の部分は位置決めパッドから略々直角方向にある
予め定めた距離だけ突出する。位置決めパッドは患者の
皮膚に直接後するため、針の穿刺深さは確実にIIJ御
される。
Adamsの米国特許第2.847.995@明細書は
、針のカニユーレの端部の封止のため使用される公知の
ばねによる弾力弁硝部を示している。この構造は、一般
に、ゴム製のストッパを有する抜気した血液収集用チュ
ーブと共に使用される。カニュー゛しの端部に向けてこ
のチューブ・ストッパを押圧して、カニユーレをして前
記鞘部を穿刺させてストッパを通過させ、これにより抜
気された血液収集チューブの内側とカニユーレ間に流通
状態を確保する。カニユーレが前記ゴム製ストッパを貫
通すると、前記鞘部はアコーデオン状に圧縮される。
針がこのストッパから引抜かれると、鞘部はその元の位
置に戻ってカニユーレを封止する。
従来技術の上記の問題点を念頭において、注射部位から
供給用針を取外ずことなくポンプ機構に対して挿入でき
かつこれから取外すことができ、また連続的に使用した
貯溜部を用いて同じカテーテル・チューブおよび供給用
針を使用することを可能にする使捨て可能な貯溜カセッ
トを提供することが望ましい。また、ユーザ、によって
予め充填された状態において購入ができ、あるいは簡単
で安価な充填装置によりユーザによって充填できる使捨
て可能な貯溜カセットを提供することが望ましい。また
更に、取付けが容易でありかつポンプからの取外しが可
能であり、かつ取付けおよび取外し操作の間余分mの薬
液を患者に対して押入することがなく、またスペアの貯
溜カセットを携行して使用する便をユーザに許容する使
捨て可能な貯溜カセットを提供することが望ましい。
[発明の構成] 本発明の使捨て可能な貯溜カセットは、圧縮可能な貯溜
部と、該貯溜部の一端部における気体は透過するが液体
は透過しない要素と、内部への進入を可能にする貯溜部
の他端部における接近装置とからなっている。前記貯溜
部から薬液を移転させるため、また前記ハウジング装置
に対して貯溜部を押圧して内部に保有された薬液を前記
接近装置に対する方向に駆動するため外側から加えられ
た作用力により貯溜部と接触させるために、前記接近装
置が接近可能なように貯溜部を保持するハウジング装置
が設けられている。
本発明のこのような特質の望ましい一実施態様において
は、患者に対して薬液を供給する際ローラ・ポンプ機構
と共に使用される使捨て可能な貯溜カセットは、可撓性
に富んだ貯溜チューブと、該デユープの第1の端部にお
ける空気は透過するが液体は透過しない要素と、前記チ
ューブの第2の端部に対して結合された排出室とからな
っている。この排出室は、シリンダと、該シリンダの一
端部における穿刺可能な隔壁と、前記シリンダの他端部
における封止部材とを含んでいる。前記隔壁と、シリン
ダと封止部材は、前記チューブ内に最初から保有される
薬液の一部を受入れてこれを貯溜するための腔部を画成
する。前記封止部材は、前記チューブの第2の端部と流
通状態にある中心部に位置されたオリフィスを有する。
薬液が進入する時排出室から気体を逃がすため、前記排
出室の内側とこの排出室の外側との間に通気装置が設け
られている。また、貯溜チューブを内蔵する堅固なカセ
ット・ハウジングも設けられている。このハウジングは
、ローラ・ポンプ機構の外側に位置するローラを収受す
る開口と、前記チューブの全長にわたってこれを支持す
る堅固な略々円形状の背面停止部とを含む。前記ハウジ
ングは、内部に転送用ポートと、チューブの第2の端部
が転送用ポートに対して隣接するように背面停止部に隣
接してチューブを固定的に保持する装置とを有する。ロ
ーラ・ポンプと共動して、前記背面停止部がローラ・ポ
ンプのローラの経路に略々隣接して配置されるように前
記ハウジングを定置してこれを取外し自在に保持し、以
て前記チューブの第2の端部に対する方向に内部に保持
された薬液を駆動するに充分に前記ローラが前記チュー
ブを押圧する固定装置が設けられている。
本発明の別の特質においては、再使用可能な注射用カテ
ーテルは、可撓性に富んだ管路と、この管路の第1の端
部とrIA還して薬液を経路に対してヒ 供給するための注射装置ルー前記管路の第2の端部から
その自由端部が管路から最も遠くなるように外方へ延在
するカニユーレとからなっている。
常に薬液の流通を阻止するため封止装置が前記カニユー
レと関連している。この封止装置は、薬液をカニユーレ
内に流動させるため外部から加えられる作用力即ち流体
圧力に応答する。
本発明の他の特質の望ましい一実m態様においては、外
部から与えられる加圧薬液の供給源と共に使用される再
使用可能な注射用カテーテルは、可撓性に富んだチュー
ブと、患者に対して挿入するための前記チューブの遠端
部から外方へ延在する第1のカニユーレと、チューブの
近端部におけるコネクタ・ハウジングとからなっている
。このハウジングは、前端部と、前記チューブと隣接す
る後端部と、内部を貫通する通路とを有する。この通路
は、前記チューブと流通関係にある。第2のカニユーレ
が前記ハウジングの前端部から外方に延在して、前記ハ
ウジングの通路と流通状態にある。この第2のカニユー
レの自由端部は、前記ハウジングから最も遠い位置にあ
る。また、薬液が流れることを阻止するため、前記第2
のカニユーレの自由端部を覆う弾性に富んだスリーブも
設けられている。このスリーブは、前記第2のカニユー
レに沿って前記ハウジングに向う方向への前記スリーブ
に対する外部の作用力の付加と同時に前記第2のカニユ
ーレの自由端部により穿刺されることにより薬液の前記
第2のカニユーレ内への流通を可能にするための閉鎖端
部を有する。前記スリーブは更に、外部からの作用力が
なくなると同時にその元の位置へ戻るようになっている
。前記ハウジングと関連する取付は装置は、外部から供
給される加圧薬液の供給源と関連してこれに対して固定
位置にハウジングを取外し自在に保持する。このように
、前記第2のカニユーレおよびスリーブは、スリーブの
閉鎖端部を第2のカニユーレによって穿刺される位置に
保持され、これにより第2のカニユーレはその自由端部
において薬液を自由に受入れる。
本発明の原理によれば、多くの利点および目的が達成さ
れる。第一に、本発明は、患者に対する連続投与量ある
いは逓増する投与量の注射を行なうため、コンパクトな
薬液供給装置において使用される使捨て可能な貯溜カセ
ットと、再使用可能な注射用カテーテルとを供給するも
のである。本発明は、特に、プログラム可能な人体に取
付は可能なローラ・ポンプと共に使用するためのもので
ある。本発明は、予め充填された状態でユーヂが購入で
き、あるいは簡単で安価な充填器具を用いてユーザによ
り充填できる使捨て可能な貯溜カセットを提供するもの
である。この貯溜カセットは、取付けが容易であり、ロ
ーラ・ポンプからの取外しが容易であり、またスペアの
貯溜カセットのユーデによる便利な携行および使用を可
能にするものである。更に、この貯溜カセットは、注射
の部位から供給用針を取外ずことなくローラ・ポンプに
対して挿入および取外しができ、また排出室の故に、連
続的に使用された貯溜部に対して同じカテーテルのチュ
ーブおよび供給用針の使用を可能にする。この観点にお
いて、再使用可能な注射用カテーテルは、貯溜部の交換
中薬液がカテーテルから流出することを防止する弾性を
有するスリーブ即ち封止装置を提供することにより一助
となる。更に、カセット内の薬液全量を内蔵するため、
隣接位置の大きな貯溜部からの薬液の供給と関連する諸
問題を回避するものである。
[実施例] 第1図にa3いて、インシュリンの如き薬液をユーザに
対して供給するため操作可能な薬液供給装置29は、使
捨て可能な貯溜カセット30と、プログラム可能な電気
的に制御されるローラ・ポンプ200と、再使用可能な
注入カテーテル100とを含むものである。このローラ
・ポンプは、人体に取付けられる、前掲のAIbiSS
er等の米国特許出願において記載されたポンプと同様
な再使用可能な電気機械的な小型のローラ・ポンプであ
ることが望ましい。前記供給装置の作用原理は、ローラ
を−回通過する際使捨て可能な貯溜カセット30の全内
容物を供給するように変更された駆動運動に基づくもの
である。以下において記述するように、貯溜カセットの
内容物は注入用カテーテルを介して患者の体内に供給さ
れる。
本文に記述する実施態様のローラ・ポンプは、図示され
ていない駆動機構と電子素子パッケージと電源を含む堅
固な防塵型の耐水性の胴部ハウジング201を含んでい
る。ハウジング201から外方へ突出しているのは、ロ
ーラ駆動アーム202とポンプ・ローラ204である。
アーム202を介してローラ204を駆動するこの駆動
機構は、ポンプが新しい貯溜カセットを装填される毎に
巻戻される内部ばね(図示せず)である。この巻上げ動
作は、ローラ駆動アームが手操作により空位@205か
ら負荷位M2O6に反時計方向に回転される時打なわれ
る。内部の割出し機構(図示せず)は、時計方向のロー
ラの運動を拘束して1.5°の角度分ずつ進み、電子素
子パッケージによって付勢される。
この電子素子パッケージは前記割出し機構の調時および
付勢を行ない、88.2分毎に1単位から15分毎に1
01位までの自動的なローラの運動を生じるように調整
可能である。ローラの進み運動速度は、インシュリンが
供給装置から供給される速度である基礎となる流量に比
例する。例えば、インシュリン100単位が毎時0.3
4単位から毎時2.OO単位まで供給されるように基礎
となる流量における調整が可能である。この基礎流量は
、ハウジングにおけるボタン207乃至209の付勢に
より、また液晶ディスプレイ210における流量の観察
によって上下に調整される。ローラの進角運動の手動操
作を可能にし、かつ基礎流量よりも大きな量のインシュ
リンの供給を可能にするため丸ボタン211が設けられ
ている。この特質は、例えば食事前にユーザが必要に応
じて余分量のインシュリンを受けることを可能にするも
のである。内部の割出し機構に対して給電する電子素子
パッケージの該当部分を制御することによりポンプ・ロ
ーラの進角運動の始動および停止を行なう制御部として
使用するオンオフスイッチ214が設けられている。
第2図乃至第4図においては、使捨て可能な貯空気は透
過するが液体は透過しない素子35と、貯溜チューブの
第2の端部58に設けられる排出室36とを含んでいる
。この貯溜チューブは、円形のリング形態となるように
その全長に沿って成形可能である。堅固なカセット・ハ
ウジング31は、前記貯溜チューブと排出室と前記要素
を収容している。
このハウジングは、貯溜部を前記チューブの全長に沿っ
て支持する堅固な略々円形状の背面停止部41と、ロー
ラ・ボン′ブのローラを受入れる開口42と、前記排出
室に隣接する転送ポート12とを含んでいる。カセット
・ハウジング37は、上部ハウジング部分39と、下部
ハウジング部分40とを含む。
第5図乃至第7図に示されるように、下部ハウこの肩部
46の反対側の排出室凹部44の端部における排出室肩
部47とを有する。また、下部ハウジング部分40には
円形の転送ポート四部69.1つ又は2つのコネクタ・
ハウジング係止溝70、スリーブ係止壁面75および円
形のカニユーレの管路用凹部74が含まれる。排出室お
よび要素が取付けられた貯溜チューブが第6図に示され
るように下部ハウジング部分40に定置されると、排出
室36は肩部46と47との間の凹部44内に収受され
る。同様に、貯溜チューブの反対側端部における要素3
5は、下部ハウジング部分における要素凹部49内に収
受される。上部ハウジング部分39は、上部および下部
ハウジングが接合される時排出卒および要素が内部に密
閉されるように同様な凹部、溝および肩部を有する。こ
のような構造にJ:って、貯溜チューブの長手方向の運
動が制限され。これによりローラの運動に従って背面停
止部に沿って貯溜チューブが移動する結果生じるおそれ
がある投与量の不正確性を減少させる。前記背面停止部
の全長に沿って前記貯溜チューブを取付けるため接着剤
を使用することにより、あるいは背面停止部に対するチ
ューブの相対位置を維持するためチューブおよび前記背
面停止部に沿って共働する構造を提供することによって
も同様な結果が達成される。当業者には、前記ハウジン
グ部分内に貯溜チューブを内蔵するため多くの構造が使
用可能であること、また上記の構成はこのような多くの
可能性の例示であることが明らかであろう。上部および
下部ハウジング部分の接合もまた、転送ポート72、お
よびカニユーレ管路の凹部74とハウジング部分39内
の類似の凹部を含む円形のカニユーレ管路を形成するも
のである。このカニユーレ管路は、排出室の凹部と転送
ポートを結合している。
本発明の望ましい実施態様においては、前記ハウジング
部分は、これらハウジング部分における共働する構造、
固定具、接着剤または共用可能な溶着手法を用いて一緒
に接合することができる熱可塑性材料から作られる。望
ましい使捨て可能な貯溜カセットは、幅が約50.8顛
(2,0インチ)、高さが約50.8am(2,0イン
チ)、厚さが約7.6am(0,3t インチ)の寸法のコンパクトψ構造となっている。
ハウジングの各部が再使用可能であるが排出室および要
素を取付けた貯溜チューブは一回の使用で使捨てができ
るように相互に取外し自在に取付けられるハウジング部
分を含むこともまた本発明の範囲内にある。ハウジング
部分は、ハウジング部分を一緒に保持するねじ型の固定
具、スナップ・ファスナーその他の適当な再使用可能な
結合手段を使用することにより相互に取外し自在に取付
りることができるようになっている。
第1図および第8図において、使捨て可能な貯溜カセッ
ト30は、O−ラ・ポンプ200、特にポンプ・O−ラ
204に対して取外し自在に固定された関係で保持され
なければならない。ポンプ・ローラが可撓性に富んだ貯
溜チューブ34を圧縮しながら円形経路に沿って運動す
る時ポンプ・O−ラの作用によって薬液が患者に対して
供給されるため、貯溜カセットはO−ラ・ポンプに対し
て回転運動を生じないように拘束されることが重要であ
る。
もしカセットがローラの運動方向に回転するならば、必
要量よりも少ない薬液が供給されるが、ローラの運動と
は反対方向にカセットが回転運動すると、必要量よりも
多い薬液が供給されることになる。また、明らかなよう
に、貯溜カセットは、取外しおよび取付は操作の間薬液
が供給されず空気が装置内に入らないように、ローラ・
ポンプに対して回転運動することなく取付けおよび取外
しを行なうことが重要である。
使捨て可能な貯溜カセット30のローラ・ポンプ200
に対する回転運動を阻止するため、カセット・ハウジン
グ37には位置決め面71が設けられている。これらの
位置決め面は、位置決めねじ216によりローラ・ポン
プのハウジングに対して取付けられた位置決めブロック
215に隣接している。位置決めブロック215は、カ
セット・ハウジングの位置決め面77に接近するように
調整することができ、次いでねじ216を締付けること
によりこの位置に固定される。使捨て可能な貯溜カセッ
トのローラ・ポンプに対する回転運動はそのような構造
によって実質的に拘束可能であることが判るであろう。
色々な位置決め面の寸法公差の厳密な管理により、位置
決めブロックを調整ねじのないローラ・ポンプ・ハウジ
ングの一体部分として形成できるようにしなければなら
ないことに留Δされたい。上記の共働する面もまた、ボ
ン、ブ・ローラがローラ・ポンプに関する取付けおよび
取外しの間、使捨て可能な貯溜カセットをポンプ・ロー
ラの経路に対し略々直角をなす方向に運動させねばなら
ないようにローラ・ポンプに対する使捨て可能な貯溜カ
セットの運動を拘束し、これにより薬液が偶発的に装置
に送られるかあるいは空気が吸込まれる機械を最小限度
に抑えるものである。
保持ばね217は、カセット・ハウジングの外方に延長
する1% 下方向リブ79に対して圧力を加えて貯溜カ
セットをローラ・ポンプ・ハウジングに接して保持する
。この保持ばねは、ローラ・ポンプの運動と直角方向に
貯溜カセットの強制的な運動により経路から外れて偏向
させることができ、これにより貯溜カセットをローラ・
ポンプに対する取外し自在に固定された関係に保持する
弾発嵌合装置を提供する。保持ばね217は、保持ねじ
216によって所定位置に保持される。。
が液体は透過しない要素35を示している。このプラグ
は、直径が貯溜チューブの外径よりも大きなフランジ部
分54と、貯溜チューブ内に挿入される1部55とを有
する。このプラグは胴部55の外径はチューブの内径よ
りも僅かに大きい締り嵌めにより、あるいは接着剤等の
使用によって貯溜チューブ内に保持されている。通路5
2が覆われるように空気は透過するが液体は透過しない
隔1I56がプラグに取付けられている。このような構
造により、貯溜チューブのプラグ端部における気体の出
入りはこの隔膜を透過しなければならないが、貯溜部内
に保持される薬液はこれを透過することはできない。あ
る場合には、以下に示されるように、貯溜チューブに進
入する気体からの微生物を含む粒子を濾過するため、約
065μの最大孔を有する多孔質の隔膜を使用すること
が望ましい。この隔膜は、接着剤または熱シールを用い
てプラグ51に対して取付けることができる。また完全
に空気は透過するが液体は透過しない材料から作られた
プラグを含み、これにより通路および別個の隔膜の必要
を排除することも本発明の範囲内に含まれる。
第11図および第12図・においては、シリンダ51、
このシリンダの一端部に配置される穿刺可能な隔および
封止部材は剛性の大きな材料または弾性に富んだエラス
トマー材料から作ることができるが、後者が望ましい。
穿刺可能な隔壁59は、常に閉鎖するスリット63を中
心部に配置した弾性に富むエラストマー材料から作られ
ることが望ましい。スリット63は、薬液が貯溜チュー
ブに関して挿入または抜取りされる時、以下に更に詳細
に述べる構成要素によって開口状態に強制される。この
スリットに加えて、中実の弾性隔壁、穿刺可能な隔壁の
一部としてのダックビル即ちリード弁等の如き他の自己
封止構造を含むことは本発明の範囲内にあり、スリット
構造は多くの可能な変更例の事例である。接着剤を用い
て穿刺可能な隔壁59をシリンダ57に対して取付ける
。この封止部材は、貯溜チューブ34の第2の端部58
と流通状態にある中心部に配置されたオリフィス61を
含んでいる。封止部材の小径部62を貯溜チューブの第
2の端部に挿入する。小径部62の外径が貯溜チューブ
の内径よりも大きな締り嵌めを用いてこのような部分を
接合する。排出室および貯溜チューブの接合のため接着
剤その他適当な手段も使用することができる。
排出室のポート73は、薬液が排出室内に進入する時排
u1室内に保有し得る気体を外へ出すことができるよう
に排出室の内側とその外側間に連通する空気は透過する
が液体は透過しないフィルタ64を保有する。フィルタ
64は、シリンダ51におけるポート73を覆うように
シリンダ57におけるポート73内に取付けられた要素
または取付けられたシート材の形態を呈する。
次に第13図乃至第11図においては、望ましい再使用
可能な注入用カテーテル100は貫通する内腔10iを
有する可撓性に富んだ管路101と、この管路と流通状
態の可撓性に富lυだ管路の遠端部103における第1
のカニユーレ104とを有する。この第1のカニユーレ
は、患者に対する挿入を容易にするため尖った開先点1
06を有する。接着剤を用いて第1のカニユーレを、可
撓性に富んだ管路に保持することが望ましい。この第1
のカニユーレは可撓性に富んだ管路の遠端部に隣接する
領域に曲折部117を有することが望ましい。この曲折
部は、第1のカニユーレの自由端部を可撓性管路101
からその長手方向軸心およびその内部に対して鈍角で外
方へ突出させねばならない。この鈍角は約120乃至1
60°の範囲内にあることが望ましいが、必須の条件で
はない。可撓性の管路の長さは、ローラ・ポンプと注射
部位との聞の距離に依存する。可撓性管路101の内径
は約0.43 m+(0,01フインチ)であることが
望ましい。
内部を貫通する通路109を有するコネクタ・ハウジン
グ107は、管路101の近端部113に設げられてい
る。第13図乃至第15図示のように、このコネクタ・
ハウジング107はその外周部にねじ式に係合する取付
手段により管路701に対して取外し可能に固定位置に
保持されている。このコネクタ・ハウジングは、熱可塑
性材料から作られ、接着剤その他の適当な手段を用いて
可撓性管路に対して取付けられることが望ましい。コネ
クタ・ハウジングの突起部108は、コネクタ・ハウジ
ング107から半径方向外方へ延長し、カセット・ハウ
ジング37のコネクタ・ハウジング係止溝70と係合す
るような寸法および位置となっている。第2のカニl−
レ105は、コネクタ・ハウジングから外方へ延長し、
通路109と流体連通している。この第2のカニユーレ
は、コネクタ・ハウジングの一体部分またはハウジング
に対して取付けられた別個のカニユーレでよい。以下に
おいて明らかになるように、第2のカニユーレが尖端部
を有する必要はない。弾性を有するスリーブ110は、
第2のカニユーレの自由端部111を覆って、内部に薬
液が流れることを阻止する。このスリーブは、その閉止
端部において常態では閉じたスリット112を有するよ
うに弾性材料から作られる。以下において更に詳細に説
明するように、弾性スリーブ110に対して外部の作用
力F(第11図)をコネクタ・ハウジング107の方向
へ加えると、スリーブをアコーデオン状に折畳んで、第
2のカニユーレをスリット 112を通過させ、これに
より薬液が第2のカニユーレ内に流入することを許容す
る。口の外部力を取去れば、弾性スリーブをその元の位
置へ戻させるが、この位置においては第2のカニユーレ
内の薬液の流過を阻止し、従って可撓性管路内に存在し
得る一切の薬液が第2のカニユーレから出ることを阻止
するのである。
また、可撓性管路への第2のカニユーレ内の方向におけ
る作用力即ち薬液の圧力により開口して薬液の流過を許
容するが、薬液が第2のカニユーレを経て弾性管路から
出ることを阻止する一方向弁装置をコネクタ・ハウジン
グ内に設けることもまた本発明の範囲内に含まれる。
第17図および第18図に最もよく示されるように、再
使用可能な注入用カテーテルの別の実gM態様では、コ
ネクタ・ハウジング119と、このコネクタ・ハウジン
グの保持rIt70と係合する太きさおよび位置を有す
るコネクタ・ハウジングの突起120とを有する。第2
のカニユーレ121は、コネクタ・ハウジングから外方
へ延在している。遮蔽部材122は、この遮蔽部材の内
径124とハウジング上の遮蔽部材の係合面125との
間における締り嵌めによりコネクタ・ハウジングに対し
て取外し自在に係合する。遮蔽部材122は、コネクタ
・ハウジング119が使捨て可能な貯溜カセットと係合
しない時第2のカニユーレ121を損傷および汚染から
保護するため設けられている。また、遮蔽部材がコネク
タ・ハウジングと係合状態にある間遮蔽部材内に捕捉さ
れた空気を逃がず垂直部材12Gが設置プられている。
重訂部材126がなければ、この遮蔽部材とコネクタ・
ハウジングとの係合状態は空気を第2のカニユーレ12
1を介して可撓性管路内に強制するおそれがある。これ
は、可撓性管路内の空気が患者に対して注射され得るた
めtましくない。もし最初に前筒状態であれば第2のカ
ニユーレ121は遮蔽部材が取外される前の以降の取扱
いの間汚染されないように、バクテリアが流動すること
を阻止するフィルタ材料で通気部材126を構成するこ
とが望ましい。当業者は、ハウジングと係合するカバ一
部材を設計する多くの方法、例えばねじ止めおよび弾発
嵌合等があること、またカバ一部材内の通気を行なう多
くの方法があること、また上記の形態はこれら多くの可
能な形態の事例であることが理解されよう。
次に第20図乃〒第24図においては、第1のカニユー
レ104が患者の皮膚Sの下方の皮下の脂肪層Qに挿入
された後このカニユーレ104を患否Pに対して固定す
るため吊下げ部材114が設けられている。この吊下げ
部材は、接触性の接着剤により覆われた第1の側115
を有する円形の可撓性バッドでよい。第1のカニユーレ
が中心部の開口116を介して定置された後、部材11
4は可撓性管路101を横切る軸心上でそれ自体に折畳
まれる。
接触性の接着剤は、第22図に最もよく示されるように
部材114をこの折畳み状態を維持させる。部材114
は、この時、可撓性管路101に対して略々平行な軸心
に沿って再び折畳むことができる。この位置においては
、第23図に示されるように、患者は前記吊下げ部材を
把握し、第1のカニユーレの皮下部への設置を助けるた
めこれをハンドルとして使用することができる。カニユ
ーレが適正に設置された後、患者は部材114を離して
、患者の身体にテープで止めることができるようにこれ
を第22図に示される形状に戻す。第1のカニユーレ1
04における曲折部は、このカニユーレの皮下設置を容
易にする。第24図に最もよく示されるように、曲折部
はまた取外される時、針が皮膚から浮上った状態にある
こと、吊下げ部材が患者に取付けられる閤は吊下げ部材
により運動が拘束されることを要求する。患者に面する
表面118を皮膚に対して取外し自在に接着させる接着
剤を用いて被覆すること、また更に裏打ち紙(図示せず
)を用いてこの接着剤を覆うことが望ましい。一旦針が
適正に定置されると、患者はこの裏打ち紙を取外して面
118を皮膚Sに対して押圧することができ、吊下げ部
材を皮膚に取外し自在に取付けられた状態に維持する。
また、第1のカニユーレを受入れるための開口のない吊
下げ部材を含むこと、またこの場合可撓性管路の遠端部
がその層の間に保持される代りに吊下げ部材に対して取
付けられることは本発明の範凹内にあることである。
第25図においては、プログラム可能なローラ・ポンプ
200を可撓性に富んだウェストのバンド212により
患者の身体に対して固定することができる。患者の各部
位または隣接する衣類の内側には広範囲の可能なO−ラ
・ポンプ位置が存在するため、例示されたウェストの取
付けはこのような多くの可能な位置の事例である。一旦
プログラム可能なローラ・ポンプに対する位置が選択さ
れると、注射部位はポンプに近い患者の身体の便利な部
位でよく、また吊下げ部材114を用いて注入用カテー
テルの第1のカニユーレ104の適正な皮下設置を保証
する充分な脂肪を有する部位でよい。
第26図においては、望ましい使捨て可能な貯溜カセッ
トを充填するためには(予め充填されていなければ)、
ユーザは最初に針を穿刺できる蓋(図示せず)を有する
標準的な薬液容器から針刃ニューレ66を装着した皮下
注射器65へ薬液を移転する。次いで、この針カニユー
レを穿刺可能な隔壁59を経て排出室の封止部材60ま
で押込む。この時、薬液は注射器から貯溜チューブ内へ
押出される。薬液により排出される貯溜チューブ内の気
体は要素35を介して外に出るが、薬液はこれを透過す
ることはできない。もし気泡が貯溜チューブ内の薬液に
補足されるならば、気泡を含まずに薬液を貯溜チューブ
へ戻すことができるように、ある量の薬液を気泡と共に
注射器内へ吸戻すことにより排除することができる。貯
溜チューブ内に同伴された空気はバクテリアを保持する
おそれがあることが判る。これは、もし薬液が静菌剤を
含んでいるならば問題とならない。しかし、前記要素が
貯溜チューブ内に侵入する気体から微生物を濾過するこ
とができるように、もしこの要素が約0.5μの最大孔
径を有する材料から構成されるならば、バクテリアのこ
の要素の透過を阻むことができる。
カニユーレ66は薬液が排出室の内側部分67に進入す
ることを阻止することに注目されたい。
使用に際して、第27図、第28図および第29図を第
1図および第8図と共に最もよく示されるように、プロ
グラム可能なローラ・ポンプをその身体に取付けた患者
は、ローラ駆動アーム202を負荷位置に向けて反時計
方向に回転して、貯溜カセットをローラ・ポンプ・ハウ
ジングの位置決めブロック215間に定置しかつこれを
ローラ・ポンプに向けて直接押圧してポンプ・ハウジン
グにおける保持ばね211を貯溜カセット・ハウジング
における外部のリブと係合させることにより、薬液を充
填した使捨て可能な貯溜カセットをローラ・ポンプに対
して挿入する。再使用可能な注入用カテーテル100は
、この時、コネクタ・ハウジングの突起108がカセッ
ト・ハウジングにおけるコネクタ・ハウジングの保持溝
70と整合させられるように、コネクタ・ハウジング1
01をカセット・ハウジングにおける転送ポート72に
挿入することにより貯溜カセットに対して結合される。
このコネクタ・ハウジングの保持溝は、第2のカニユー
レ105を薬液で充hヌされた貯溜チューブ34と流通
状態に置く深さまでコネクタ・ハウジングが転送ポート
に進入することを許容するに過ぎない。この時、コネク
タ・ハウジングを捻るとこれを貯溜カセットに対してバ
ヨネット状に固定する。挿入の間、カセット・ハウジン
グ31におけるスリーブ肩部71が弾性を有するスリー
ブ110をコネクタ・ハウジングに押付けて弾性スリー
ブのスリット112を穿刺させ、これにより貯溜カセッ
トから薬液を受取るため第2のカニユーレを開口させる
ことが判るであろう。また、挿入中、第2のカニユーレ
がこの時可撓性に富んだ貯溜チューブ34と流通状態に
なるように、第2のカニユーレ105の露出した自由端
部111は穿刺可能な隔壁59のスリットを穿刺して封
止部@60のオリフィス61に進入する。
ポンプ・ローラ204はこの時、丸ボタン211を押し
てこれを保持することにより第1図に最もよく示される
如き始動位置へ進められる。ポンプ・ローラを始動位置
へ進めることにより、ローラは可撓性に富んだ貯溜チュ
ーブ34を圧縮してその内側に含まれた薬液の一部を注
入用カテーテル内に押し込むと同時に、これを薬液で充
填し流体経路から全ての空気を追い出す。第1のカニユ
ーレ104はこの時、患者の体内に皮下位置に挿入して
、前述の如く、吊下げ部材114を用いてl身体に取付
けることができる。この時、ローラ・ポンプの調時機構
がオンオフスイッチ214をオン位置へ切換えることに
よって付勢される。次に、ローラは間欠的に前進し、患
者により使用されるインシュリンの種類および患者が必
要とする投与量に従って約数時間から48時間の範囲内
の薬液供給時間にわたって患者に対してl制御された投
与量の薬液を注射する。ローラ・ポンプが前進するに伴
なって、ローラの前方の薬液は第2のカニユーレ105
を介して可撓性に富んだ貯溜チューブ34から可撓性管
路101内へ、更に第1のカニユーレ104から患者に
対して押出される。第2のカニユーレ105は薬液が排
出室の内部61に流入することを阻止することに留意さ
れたい。ローラの背後の可撓性に富んだ貯溜チューブの
もはや薬液のない内部は、空気は透過するが液体は透過
しない素子35を介して侵入した空気で充填される。も
し可撓性に富んだ貯溜チューブの第1の端部が要素35
を有する代りに封止されていれば、もはや薬液のない可
撓性に富んだ貯溜チューブの部分が前進するO−ラの背
後に位置する貯溜チューブ内においてl1llxして負
圧を生じようとする傾向を有し、このためローラを前進
させるには更に力を必要とする。この傾向は、要素35
の存在によって排除される。薬液の供給期間の終りに、
ローラ・ポンプの調時機構がオンオフスイッチ214を
オフ位置へ切換えることにより消勢される。次いで、第
1のカニユーレ104が患者に対して皮下設冒状態で取
付けられた状態のまま、注入用カテーテルが貯溜カセッ
トから切離される。ローラ駆動アーム202はこの時負
荷位置206へ反時計方向に回転されて、貯溜カセッ1
へはローラ・ポンプから取外されて棄却される。薬液で
充填された新しい使捨て可能な貯溜カセット34がロー
ラ・ポンプに対して取付けられる。第1のカニユーレを
患者に取付けたまま再使用可能な注入用カテーテルが薬
液で充填されるため、カテーテルに対して初期量の薬液
を供給する必要はない。
注入用カテーテルが貯溜カセットに対して取付けられな
い時には弾性スリーブ110がカテーテル内に含まれる
薬液が第2のカニユーレから出ることを阻止することが
判るであろう。注入用カテーテルを貯溜カセットに対し
て取付ける前に、ローラは再び始動位置へ進められる。
空の注入用カテーテルを充填するためには必要でないこ
のローラの運動によって排出される薬液は、第29図に
示されるように排出室の内部67に対して流れる。内部
67に存在し得る気体は、排出室からフィルタ64を介
して強制的に押出される。注入用カテーテルはこの時貯
溜力ピットに対して結合され、O−ラ・ポンプの調時I
ff横が付勢されて別の薬液供給期間を開始する。この
第2の薬液供給期間の終りにおいては、最初のカテーテ
ルは捨てて供給期間が新しい注入用カテーテルおよび新
しい注射部位で始められることが望ましいが、この工程
は必須のものではない。
カセット・ハウジング37はポリスチレン、ポリプロピ
レンおよびポリエチレンの如きプラスチックから作られ
ることが望ましい。また、患者が上部ハウジング部分に
ある使捨て可能な貯溜カセットおよびローラ・ポンプの
構成要素の状態および位置を容易に観察することができ
るように、ポリスチレンの如ぎ透明なプラスデックから
上部ハウジング部分39を作ることが望ましい。また、
内部の構成要素が容易に観察できるようにハウジング全
体を透明な材料で作ることも望ましい。
可撓性に富んだ貯溜チューブ34は、内部に保有される
薬液と相溶性を右・しかつまたチューブを圧縮するロー
ラ・ポンプの大きなエネルギ量を必要としないよう充分
に可撓性を有する材料から構成されねばならない。ポリ
塩化ビニール、熱可塑性エラストマーおよび天然ゴムの
如き熱可塑性材料を使用することができる。しかし、チ
ューブの内側部分を構成する材料は小さな水蒸気透過率
および薬液との相溶性を持つように選択されるが、外側
の部分を構成する材料は柔軟性および圧力を受けたu、
iエネル1′消費が少ないように選択されるため、共押
出し成形材料が望ましい。通常の100単位の如きイン
シュリンが使用される薬液である場合、ポリ塩化ビニー
ルおよびポリ塩化ビニリデンの如きポリオレフィンを使
用する複合材料が望ましいが、ポリオレフィンは貯溜チ
ューブの内側部分に配置されてインシュリンと接触する
ライナーとして作用する。
空気は透過するが液体は透過しない素子35のプラグ5
1は、ポリエチレンまたはポリプロピレンの如きプラス
チックから作ることができる。空気は透過するが液体は
透過しない隔膜56は、約0.08乃至0.25履(0
,003乃至o、oioインチ)の範囲内の厚さである
ことが望ましいポリテトラフルオロエチレン、ポリエス
テル、ポリ塩化どニール、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン等から選択されたポリマーの不織布から作ることがで
きる。今述べたような材料は、米国メリーランド州エル
クトンのW、L、Gore  &  As5ociat
es社から入手可能であり、GORE−TEX隔膜製品
として市販されている。望ましい要素は、約0.2m(
0,008インチ)の厚さを有するポリテトラフルオロ
エチレンである。隔膜56は、接着剤または熱封止を用
いてプラグ51に対して取付けることができる。このプ
ラグもまた、米国ジョーシア州フェアバーン市のGla
srock Products社のPrex Divi
sionで製造される微孔質のポリプロピレンの如き空
気は透過するが液体は透過しない材料のみから作ること
ができる。再使用可能な注入用カテーテルの別の実施態
様の排出室3Gの空気は透過づるが液体は透過しないフ
ィルタ64および通気部材126は、上記の隔膜56と
同じ材料から恰ることができる。
シリンダ57および封止部材60は、ゴムJノよび望ま
しくは熱可塑性エラストマーの如き弾性材料を用いて広
範囲の剛性が大きいかあるいは可撓性に富む材料から構
成することができる。シリンダ57および封止部材60
は、例えば一体に、あるいは接着剤により一体化された
別個の構成要素として作ることができる。穿刺可能な隔
壁59は広V!囲の弾性材料から構成することができる
が、ゴムおよび熱可塑性エラストマーが望ましい。
再使用可能な注入用カテーテルの可撓性に富んだ管路1
01は押出し成形されたポリマーの管材から作られるこ
とが望ましいが、ポリオレフィンまたはポリ塩化ビニー
ルが望ましい。第1のカニユーレ104に対する望まし
い材料はステンレス鋼である。コネクタ・ハウジング1
01は、望ましくはポリプロピレンおよびポリエチレン
の如き熱可塑性材料を用いて広範囲の堅固な材料から作
ることができる。第2のカニユーレ105は、ステンレ
ス鋼またはポリプロピレンおよびポリエチレンの如き熱
可塑性材料から作ることができ、あるいはコネクタ・ハ
ウジング107の一体部分として成形することができる
。弾性スリーブ110は、ゴムおよび熱可塑性エラスト
マーの如ぎ自己封止性の弾性材料から作られることが望
ましい。吊下げ部材114は、水蒸気を透過する水およ
びバクテリアを遮断する材料から作られることが望まし
い。吊下げ部材の接着特性を達成するため広範囲の医療
用の接着コーティングが入手可能である。接着剤を添付
した吊下げ部材のための望ましい材料は、商品名[Te
gadermJとしてHinneSOta H+n1n
O&Hanufacturinu社により製造された皮
膚バッチ・システムがある。
医薬または患者と皮下設置状態で接触する使捨て可能な
貯溜カセットおよび再使用可能な注入用カテーテルの全
ての構成要素は無菌状態でなければならない。従って、
材料もまた用いられる無菌ブOt!スとの相溶性を有す
るように選択すべきである。
このように、本発明は、注射部位から注入用カニユーレ
を取外すことなくローラ・ポンプに関して挿入取外しが
可能であり、従って連続して使用される貯溜部に対して
同じ注入用カテーテルの使用が可能である使捨て可能な
貯溜カセットを提供するものである。この使捨て可能な
貯溜カセットは、予め充填された状態でユーザにより購
入することができあるいは簡単に安価な充填装置により
ユーザによって充填することがてきるものである。
貯溜カセットはユーザに対して供給される全ての薬液を
保有するため、別個の装着される貯溜部は不必要である
。本発明はまた、貯溜カセットを交換する間薬液の損失
を防止するためその一端部に弾性スリーブ即ち封止部材
を、また皮下位置に設置される注射針を固定するため他
端部に吊下げ部材を備えた再使用可能な注入用カテーテ
ルを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は望ましい再使用可能な注射用カテーテルを貯溜
カセットに対して取付け、プログラム可能なローラ・ポ
ンプに対して取付けられた望ましい使捨て可能な貯溜カ
セットを示す平面図、第2図は望ましい使捨て可能な貯
溜カセットと望ましい再使用可能な注射用カテーテルを
示す斜視図、第3図は、望ましい使捨て可能な貯溜カレ
ットを示す分解斜視図、第4図は貯溜カセットの一部と
しての排出室および空気は透過するが液体は透過しない
要素を備えた貯溜チューブを示す拡大平面図、第5図は
貯溜カセットの・下方ハウジング部を示す拡大平面図、
第6図は貯溜カセットの下方ハウジング部に排出室およ
び空気は透過するが液体は透過しない要素を備えた貯溜
チューブを示す拡大平面図、第7図は第1図の線7−7
に関する使捨て可能な貯溜カセットの拡大断面図、第8
図は第1図の線8−8に関する望ましい貯溜カセットお
よびローラ・ポンプを示す拡大断面図、第9図は望まし
い使捨て可能な貯溜カセットの空気は透過するが液体は
透過しない要素を示す拡大側面図、第10図は第9図の
線10−10に関する要素を示す断面図、第11図は望
ましい使捨て可能な貯溜カセットの排出室を示す拡大側
面図、第12図は第11図の線12−12に関する排出
室を示す断面図、第13図(よ望ましい再使用可能な注
入用カテーテルを示す斜視図、第14図は第13図の再
使用可能な注入用カテーテルの長手方向軸心に沿って見
た拡大断面図、第15図は望ましい再使用可能な注入用
カテーテルの弾性を有するスリーブを備えたコネクタ・
ハウジングを示す拡大側面図、第16図は第15図の線
16−16に関するコネクタ・ハウジングを示す断面図
、第17図は弾性を有するスリーブにおけるスリットを
介して突出する第2のカニユーレを更に示す第16図の
コネクタ・ハウジングの断面図、第18図は再使用可能
な注入用カテーテルの別の実施態様のコネクタ・ハウジ
ングおよびカバ一部材を示す拡大側面図、第19図は第
18図の線19−19に関するコネクタ・ハウジングお
よびカバ一部材を示す断面図、第20図は望ましい注入
用カテーテルの第1のカニユーレ端部に対する取付けの
ための吊下げ部材開口を示す斜視図、第21図は吊下げ
部材に対して第1のカニユーレを挿入した状態の望まし
い注入用カテーテルの第1のカニユーレ端部を示す斜視
図、第22図は可撓性に富lυだ管路に対して直角をな
す軸心上に吊下げ部材を折畳んだ状態の第21図の組立
状態を示す斜視図、第23図は患者に対するカニユーレ
の挿入のための位置に吊下げ部材を折畳んだ状態を示T
j第22図の組立て状態を示す斜視図、第24図は使用
中の望ましい注入用カテーテルの遠端部を示す拡大側面
図、第25図は患者の身体の望ましい一部位に取付けた
薬液供給装置を示す斜視図、第26図は望ましい使捨て
可能な貯溜力セットの充填のため使用中の注射器を示J
拡大断面図、第21図は望ましい再使用可能な注入用カ
テーテルJ3よびローラ・ポンプとの相互作用状態を示
すため一部破断した望ましい使捨て可能な貯溜カセット
を示す拡大平面図、第28図は望ましい使捨て可能な貯
溜カセットと流通状態に結合された望ましい再使用可能
な注入用カテーテルを示す。 拡大断面図、第29図は排出室に進入する薬液を示す望
ましい使捨て可能な貯溜カセットの部分拡大断面図であ
る。 29・・・薬液供給装置 30・・・使捨て可能な貯溜カセット 34・・・貯溜チューブ 35・・・空気透過液体不透過要素 36・・・排  出  室 37カセツト・ハウジング 39・・・上部ハウジング部 40・・・下部ハウジン
グ部41・・・背面停止部    42・・・開  口
44・・・排出室凹部    45・・・貯溜チューブ
凹部46・・・肩  部     47・・・排出室肩
部49・・・凹 部     51・・・プ ラ グ5
2・・・通 路     54・・・フランジ部分55
・・・胴 部 56・・・空気透過液体不透過隔膜 57・・・シリンダ    59・・・穿刺可能隔壁6
0・・・封止部材    61・・・オリフィス62・
・・小径部   63・・・スリット64・・・空気透
過液体不透過フィルタ65・・・皮下注射器  66・
・・針カニユーレ71・・・スリーブ肩部  72・・
・報道ポート74・・・凹 部     77・・・位
置決め面79・・・リ ブ     100・・・注入
用カテーテル101・・・管 路    102・・・
内 腔104・・・第1のカニユーレ 105−・・第2のカニユーレ 106・・・尖った開先点 107・・・コネクタ・ハウジング 108・・・突起部  109・・・通路110・・・
スリーブ    111・・・自由端部112・・・ス
リット   114・・・吊下げ部材116・・・開 
口    117・・・曲折部126・・・通気部材 
  200・・・ローラ・ポンプ201・・・ハウジン
グ  202・・・ローラ駆動アーム204・・・ポン
プ・ローラ205・・・空位置206・・・負荷位置 
  207〜209・・・ボタン210・・・液晶ディ
スプレイ 211・・・ボタ ン   212・・・ウェスト・バ
ンド214・・・オンオフスイッチ 215・・・位置決めブロック

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、使用者に対して薬液を供給するために使用される使
    捨て可能な貯溜カセットにおいて、細長い可撓性を有す
    る貯溜部と、 該貯溜部の第1の端部に設けられる空気は透過し液体は
    透過しない要素と、 前記貯溜部の第2の端部に設けられる接近手段と、 前記貯溜部を収容し、かつ前記貯溜部の長さに沿つてこ
    の貯溜部を支持する実質的に円形状の背面停止部を含む
    堅固なカセット・ハウジングとを備えて成り、該ハウジ
    ングが前記貯溜部を前記背面停止部へ押圧して内部に保
    有する流体を前記接近手段に向ける方向に送るための外
    部から加えられた作用力により前記貯溜部との接触を可
    能にする開口を含み、また前記ハウジングは転送ポート
    と、前記接近手段が前記ポートに隣接位置となるように
    前記貯溜部を背面停止部と隣接して固定的に保持する保
    持手段とを含むことを特徴とする貯溜カセット。 2、前記貯溜部が可撓性のチューブであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の貯溜カセット。 3、前記要素が前記貯溜部の第1の端部に挿入された材
    料のプラグであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の貯溜カセット。 4、前記要素が、内部を貫通する通路を備えたプラグと
    、前記プラグの一端部で前記通路上に取付けた空気を透
    過し液体を透過しない膜とからなることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の貯溜カセット。 5、前記膜が、約0.5μの最大孔度を有し、約0.5
    μ以上の粒子の通過に対する実質的なバリヤーとして作
    用することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の貯
    溜カセット。 6、前記ハウジングは、前記背面停止部を含む面に対し
    てほぼ平行な面内において接合された上部ハウジング部
    分と下部ハウジング部分とからなることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の貯溜カセット。 7、1方のハウジング部分が透明な材料から作られるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の貯溜カセッ
    ト。 8、前記接近手段が穿刺可能な隔壁を含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の貯溜カセット。 9、前記穿刺可能な隔壁が、カニューレにより穿刺され
    かつ前記カニューレの除去により閉鎖するようになった
    通常閉鎖した貫通するスリットを含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第8項記載の貯溜カセット。 10、前記貯溜部の前記第2の端部と関連して、流体が
    患者に対して供給された後前記カセット内に残留する前
    記貯溜部内に元から保有された流体の一部を受入れてこ
    れを貯蔵する排出室手段を更に設けることを特徴とする
    特許請求の範囲第8項記載の貯溜カセット。 11、前記排出室手段が、遠端部と近端部と側壁面とを
    有するシリンダと、中心部に位置されたオリフィスを有
    し前記シリンダの遠端部に配置される封止部材とを設け
    、前記シリンダと前記封止部材は前記貯溜部と前記隔壁
    間に配置され、前記封止部材は前記貯溜部の第2の端部
    と係合し、前記隔壁は前記シリンダの近端部と結合し、
    前記シリンダと前記隔壁と前記封止部材が前記貯溜部内
    に元から保有された流体の一部を受入れてこれを貯蔵す
    るための腔部を画成し、前記オリフィスは前記貯溜部と
    前記腔部間の流体経路内にあり、更に前記腔部と前記排
    出室手段の外部との間に連通する通気手段を設けること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項記載の貯溜カセッ
    ト。 12、前記通気手段が、前記通気手段を通る気体を通過
    させる位置に置かれた空気は透過し流体を透過しないフ
    ィルタを含み、該フィルタは約0.5μの最大孔度を有
    し、約0.5μ以上の粒子に対する実質的なバリアーと
    して作用することを特徴とする特許請求の範囲第11項
    記載の貯溜カセット。 13、前記チューブが円形状の断面を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の貯溜カセット。 14、外部から加えられる作用力の供給源と共働して前
    記ハウジングを前記の外部から加えられる作用力に対し
    て固定位置に取外し自在に保持する固定手段を更に設け
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の貯溜カ
    セット。 15、前記固定手段が、前記ハウジングの外表面上にあ
    って外部から加えられた作用力の供給源と取外し自在に
    係合するようになった外方へ延在するリブを含み、該リ
    ブは前記ハウジングが外部から加えられた作用力供給源
    と係合状態になる時この供給源に対して整合させるため
    の面を有し、前記リブは更に、外部からの作用力の方向
    に対し実質的に直角となる前記ハウジングの運動に対す
    る係合および離脱動作の間、前記ハウジングと前記外部
    作用力の供給源との間の相対運動を制限するようになっ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の
    貯溜カセット。 16、前記貯溜部が、熱可塑性材料、熱可塑性エラスト
    マーおよび天然ゴムからなるグループから選択された材
    料から作られることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の貯溜カセット。 17、前記熱可塑性材料がポリ塩化ビニールであること
    を特徴とする特許請求の範囲第16項記載の貯溜カセッ
    ト。 18、前記熱可塑性がポリ塩化ビニールとポリオレフィ
    ン材料の複合材料であり、前記ポリオレフィン材料が前
    記貯溜部の内側部分に位置されて前記貯溜部に存在する
    流体と接触するためのライナーとして作用することを特
    徴とする特許請求の範囲第16項記載の貯溜カセット。 19、前記チューブが前記ハウジングから取外し自在で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の貯溜
    カセット。 20、前記チューブがユーザに供給するための液体を保
    有することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の貯
    溜カセット。 21、前記液体がインシュリンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第20項記載の貯溜カセット。 22、圧縮可能な貯溜部と、該貯溜部の一端部に設けら
    れる気体は透過するが液体は透過しない要素と、前記貯
    溜部の他端部にあつてその内部への進入を可能にする接
    近手段と、前記貯溜部を前記ハウジング手段に対して押
    圧させてその内部に保有される流体を前記接近手段に対
    する方向に送るための外部からの作用力によって流体を
    前記貯溜部から移転させかつ前記貯溜部と接触させるた
    め、前記接近手段が接近可能であるように前記貯溜部を
    保持するハウジング手段とを設けることを特徴とする貯
    溜カセット。 23、薬液を患者に対して供給する際ローラ・ポンプ機
    構と共に使用される使捨て可能な貯溜カセットにおいて
    、可撓性の貯溜チューブと、該チューブの第1の端部に
    設けられる空気は透過するが液体は透過しない要素と、
    前記チューブの第2の端部に対して接続された排出室と
    を設け、該排出室は、シリンダと、該シリンダの一端部
    に位置された穿刺可能な側壁と、前記シリンダの他端部
    に位置された封止部材とを含み、前記隔壁と、前記シリ
    ンダと、前記封止部材とは前記チューブ内に元から保有
    された流体の一部を受入れてこれを貯蔵するための腔部
    を画成し、 前記封止部材は、中央部に設けられ前記チューブの前記
    第2の端部と連通するオリフィスと、前記排出室の内部
    と前記排出室の外部との間に連通する通気手段とを有し
    ており、 また前記チューブを内蔵し、前記ローラ・ポンプ機構の
    ローラを受入れる開口と、前記チューブの全長に沿って
    前記チューブを支持する堅固な実質的に円形状の背面停
    止部とを含む剛性のカセットハウジングを設け、前記ハ
    ウジングはその内部に転送ポートと、前記チューブの前
    記第2の端部が該ポートに隣接するように前記チューブ
    を前記背面停止部に隣接して固定的に保持する手段とを
    有し、更に前記ローラ・ポンプと共働して、前記背面停
    止部が前記ローラ・ポンプのローラの経路に実質的に隣
    接して配置されるように、前記ハウジングを定置しかつ
    これを取外し自在に保持する固定手段を設け、以て前記
    ポンプ・ローラの回転運動が内部に保有される流体を前
    記チューブの前記第2の端部に向う方向に送るに充分な
    だけ前記チューブを圧縮するようになつていることを特
    徴とする使捨て可能な貯溜カセット。 24、前記通気手段が、約0.5μ以上の粒子の通過を
    妨げる空気は透過し液体を透過しない実質的なバリアー
    を包含することを特徴とする特許請求の範囲第23項記
    載の貯溜カセット。 25、前記要素が、内部を貫通する通路を備えたプラグ
    と、前記通路上に前記プラグの一端部に対し取付けられ
    た空気は透過するが液体は透過しない隔膜とを含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第23頁記載の貯溜カセッ
    ト。 26、前記隔膜が、約0.5μの最大孔度を有し、約0
    .5μ以上の粒子の通過に対する実質的なバリアーとし
    て作用することを特徴とする特許請求の範囲第25項記
    載の貯溜カセット。 27、可撓性の貯溜チューブと、該チューブの一端部に
    設けられ空気は透過するが液体は透過しないフィルタ要
    素と、前記貯溜チューブの他端部に設けられ該チューブ
    の中への進入を許容する接近手段とを備えて成る貯溜カ
    セットにおいて使用される貯溜チューブ組立体。 28、前記チューブが使用者に対して供給するための液
    体を保有することを特徴とする特許請求の範囲第27項
    記載の貯溜チューブ組立体。 29、前記液体がインシュリンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第28項記載の貯溜カセット。
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