JPH0240338B2 - - Google Patents

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JPH0240338B2
JPH0240338B2 JP61242861A JP24286186A JPH0240338B2 JP H0240338 B2 JPH0240338 B2 JP H0240338B2 JP 61242861 A JP61242861 A JP 61242861A JP 24286186 A JP24286186 A JP 24286186A JP H0240338 B2 JPH0240338 B2 JP H0240338B2
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JP
Japan
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housing
chamber
fluid
vented
liquid
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JP61242861A
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English (en)
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JPS62139661A (ja
Inventor
Jii Aruchasu Hooru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Becton Dickinson and Co
Original Assignee
Becton Dickinson and Co
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Publication date
Application filed by Becton Dickinson and Co filed Critical Becton Dickinson and Co
Publication of JPS62139661A publication Critical patent/JPS62139661A/ja
Publication of JPH0240338B2 publication Critical patent/JPH0240338B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J1/00Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
    • A61J1/05Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes for collecting, storing or administering blood, plasma or medical fluids ; Infusion or perfusion containers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M2005/3123Details having air entrapping or venting means, e.g. purging channels in pistons

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は非経口流体を投与するための容器およ
び投与セツト、より詳細には非経口液剤を投与す
るための可変容積型通気式容器および非経口流体
投与セツトに関する。
(従来技術) 非経口液剤は患者の治療に際しルーテインに投
与されている。一般的な例は静脈内液剤、たとえ
ば無菌水または水中の5%ブドウ糖であり、これ
は普通はびんまたはバツク型の溜めから透明な点
滴チヤンバー(従つて液剤の流速を視覚的に確認
できる)を通り、一定長さのチユーブを経て、患
者に挿入された注射針またはカテーテル内へと、
重力によつて患者の静脈内に供給される。調節可
能なクランプがチユーブに取付けられ、これがチ
ユーブを屈曲させて液剤の流速を変化させる。
硬質のびんに入れられた静脈内液剤は一般に通
気式アダプターと共に用いられる。これはびんの
内部との流体連絡を確立するための構造をもち、
通常はびんから流出して静脈内チユーブを通り患
者の体内へ流入する液体と置換して空気がびん内
へ流入しうる逆止め弁を含む。また空気由来の粒
子、および場合により弁を経てびんに入る通気か
らの細菌を去するためにしばしばフイルターも
備えられている。この種のアダプターは米国特許
第2668533号明細書(エバンス)に教示されてい
る。
静脈内液剤を入れたびんに通気構造が含まれる
場合は、アダプターに逆止め弁またはフイルター
は必要ない。しかし米国特許第2884924号明細書
(シヨウ)に示されるように、これにはなおびん
の内側から点滴チヤンバーへ直接の導管を与える
構造が含まれるであろう。また静脈内液剤が軟質
バツグに入れられる場合、通気能をもたないアダ
プターも使用しうる。
大部分の静脈内投与セツトには溜めに接続する
ための特定アダプター、軟質の透明な点滴チヤン
バー、チユーブ、チユーブ上のクランプ、および
第2の静脈内セツトを接続しうる穿刺可能な隔壁
を備えた“Y”部位、ならびに注射針またはカテ
ーテルが含まれる。二次静脈内(I.V.)セツトに
は通常は薬剤、たとえば抗生物質およびビタミン
を投与するための比較的小型の容器または溜めが
含まれる。二次I.V.投与セツトには通常は適宜な
アダプター、軟質の点滴チヤンバー、チユーブお
よび“Y”部位の隔壁を穿刺して一次I.V.セツト
と流体連絡を確立するためのニードルカニユーレ
が含まれる。流速が決定的なものでないある種の
二次セツトの場合、薬剤は米国特許第2999499号
明細書(ウイレツト)に教示されるようにこのI.
V.管路に直接に注入される。しかし、より一般
的には二次セツトは米国特許第4432756号明細書
(ウルクアートら)に示されるように薬剤用の軟
質または硬質容器を含む。
二次静脈内薬剤用の容器は、特殊な装置および
方法(時には二次I.V.溜めに独特である)を用い
て病院調剤部によりルーテインに調製される。あ
る種の部品、たとえば軟質の溜めバツグは高価で
あり、ある種の方法は時間がかかる。
しかし病院調剤部ではルーテインに注射器に液
剤を充填している。注射器は安価な容器であり、
ピペツターならびに弁およびチユーブのセツトな
どの装置は容易に入手でき、効果的に使用でき
る。ケスト・メデイカル社(テキサス州カロルト
ン)は現在、前記の米国特許第2668533号明細書
(エバンス)により教示されるものと類似のアダ
プターを市販している。このアダプターにはフイ
ルターおよび逆止め弁、ならびに雌型ルアーフイ
ツテイングが含まれ、これによりI.V.容器など普
通の使い捨て注射器の使用が可能となる。注射器
は他の市販容器よりも安価であり、病院調剤部で
容易に調製できる。注射器を含むこの二次セツト
の原価は他の二次I.V.セツトに匹敵するものであ
るが、同一のI.V.セツトと共に2本以上の注射器
を用いると経費を節約できる。
(発明が解決しようとする問題点) 種々の非経口流体溜め、たとえば通気式および
非通気式のびん、バツグおよび注射器、ならびに
逆止め弁およびフイルターおよび他の種々のもの
を含む種々のI.V.セツトは前記のように先行技術
により注目されている。しかしなお病院調知剤部
において容易に充填でき、かつ弁およびフイルタ
ーを含まない簡単で安価なI.V.投与セツトと共に
使用できる、簡単な、直接的な、信頼性のある、
加工しやすい非経口液剤容器が求められている。
(発明の構成) 非経口流体を投与するための、本発明の操作可
能な可変容積型通気式容器アセンブリーには流体
を保有するためのチヤンバーをもつハウジングが
含まれる。ハウジングの遠位末端部には上記チヤ
ンバーと連絡するための通路が貫通している。ハ
ウジングのチヤンバーと外側とを連絡し、流体が
通路を通つてチヤンバーから出るのに伴つて空気
がチヤンバーに入るのを可能にする通気手段が備
えられている。通気手段には空気透過性、液体不
透過性の手段を含み、これは通気手段を通過する
気体がこの要素を通過するのを可能にする位置に
ある。栓がハウジングの内側に流体気密にはめ合
わせられ、滑動可能な状態で配置される。
本発明の他の形態によれば、非経口流体を投与
する際に用いるための操作可能な使い捨ての可変
容積型容器アセンブリーは、液体を保有するため
のチヤンバーを備えた、長い、実質的に円筒形の
ハウジングからなる。ハウジングの遠位末端から
先端が伸びており、これにはチヤンバーと連絡す
る通路が貫通している。先端は、非経口流体投与
セツトとはめ合わせられ、これによりチヤンバー
と投与セツトの間に流体連絡が得られるように調
整されている。チヤンバーとハウジングの外側と
の間を連絡し、流体が通路を通つてチヤンバーか
ら出るのに伴つて空気がチヤンバーに入るのを可
能にする通気手段が備えられている。通気手段に
は空気透過性、液体不透過性の要素が含まれ、こ
れは通気手段を通過する気体がこの要素を通過す
るのを可能にする位置にある。この要素は多孔質
であり、容器アセンブリーを普通に使用する際に
これを液体が通過するのに対するバリヤーとして
作用するのに十分なほど高い表面張力を液体の接
触下で発現しうる。栓がハウジングの内側に流体
気密にはめ合わせられて、滑動可能な状態で配置
され、チヤンバー内の流体圧力により移動しう
る。容器の流体収容容積は可変であり、栓とハウ
ジングの遠位末端との距離に関係する。通路を開
放可能な状態でシールするためのクロージヤー手
段が備えられている。チヤンバー内の治療用液体
は実質的に栓とハウジングの遠位末端との間に収
容される。
本発明の他の観点によれば、非経口流体を投与
する際に使用するための操作可能な通気式レセプ
タクル(容器)は、流体を保有するためのチヤン
バーを定める内壁をもつ、長い、実質的に円筒形
のハウジングからなる。チヤンバーは内部に滑動
可能な状態で流体密度にはめ合わせられた弾性の
栓を収容すべく調整されている。チヤンバーの遠
位末端から先端が伸びており、これにはチヤンバ
ーと連絡する通路が貫通している。この先端は、
非経口投与セツトとはめ合わせられ、これにより
チヤンバーと投与セツトの間に流体連絡が得られ
るべく調整されている。チヤンバーとハウジング
の外側とを連絡し、流体が通路を通つてチヤンバ
ーから排出されるのに伴つて空気チヤンバーに入
るのを可能にするための通気手段が備えられてい
る。通気手段には空気透過性、液体不透過性の要
素が含まれ、これは通気手段を通過する気体がこ
の要素を通過するのを可能にする位置にある。こ
の要素は多孔質であり、このレセプタクルを普通
に使用する際にはこれを液体が通過するのに対す
るバリヤーとして作用するのに十分なほぼ高い表
面張力を液体の接触下で発現しうる。
本発明の他の観点においては、非経口流体投与
セツトは通気式容器のテーパー付き先端に取りは
ずし可能な状態ではめ合わせるべく調整された円
錐台形くぼみをもつ非通気式アダプターを含み、
その場合このアダプターにはくぼみと連絡する内
腔が含まれる。導管が貫通した上部およびこの上
部から下方へ伸び、下端で終結する軟質の透明な
本体部分をもつ点滴チヤンバーがこの非通気式ア
ダプターに接続し、これによりアダプター内腔と
導管が流体連絡をもつ。点滴チヤンバー本体部分
の下端に接続した第1端、および非経口流体をチ
ユーブから患者へ送入するための流体送入手段に
接続した第2端をもつ軟質のチユーブが備えられ
ている。
本発明のこの他の観点の他の形態の場合、流体
を保有するためのチヤンバーを備えたハウジング
およびこのハウジングから伸びておりチヤンバー
と連絡する通路が貫通した先端(この先端は円錐
台形であり、先端の近位末端よりも遠位末端の方
が小さな外径をもつ)を含む可変容積型通気式容
器と共に用いるための非経口流体投与セツトは、
通気式容器のテーパー付き先端に取りはずし可能
な状態ではめ合わせるべく調整された円錐台形の
くぼみをもつ非通気式アダプターを含む。この非
通気式アダプターにはくぼみと連絡する内腔が含
まれ、この内腔は通気式容器の先端がくぼみには
め込まれたとき内腔と先端の間に流体連絡を可能
にする位置にある。導管が貫通した上部をもつ点
滴チヤンバーがアダプターに直結しており、これ
によりアダプターの内腔と導管が流体連絡する。
点滴チヤンバーには、上部から下方へ伸び、下端
で終結する軟質の透明な本体部分も含まれる。軟
質のチユーブがこの透明な本体部分の下部に接続
する第1端、および非経口流体をチユーブから患
者へ送入するための流体送入手段に接続した第2
端をもつ。
本発明の原理によれば、多数の利点および目的
が達成される。本発明は、非経口流体の保存およ
び投与のための簡単な、直接的な、信頼性のある
加工しやすい可変容積型通気式容器アセンブリー
を提供する。本発明は、以下において明らかにな
るように逆止め弁および/またはフイルターを備
えたアダプターを用いる必要のない、空気透過
性、液体不透過性の通気手段を提供する。また本
発明は病院薬剤部で、皮下注射器の充填に慣用さ
れている既知の安価な充填装置を用いて容易に充
填できる可変容積型容器アセンブリーをも提供す
る。本発明の他の観点によれば、可変容積型通気
式容器アセンブリーおよび他の通気式容器アセン
ブリーと共に使用される簡単な、直接的な、信頼
性のある、容易に加工できるI.V.投与セツトが提
供される。
第1図は本発明の可変容積型通気式容器アセン
ブリーの透視図である。
第2図は第1図の線2−2に沿つて得た通気式
容器アセンブリーの断面図である。
第3図は第1図の線3−3に沿つて得た通気式
容器アセンブリーの拡大断面図である。
第4図は本発明の別形態の可変容積型通気式容
器アセンブリーの側部立面図である。
第5図は第4図の線5−5に沿つて得た通気式
容器アセンブリーの断面図である。
第6図は本発明の他の別形態の可変容積型通気
式容器アセンブリーの側部立面図である。
第7図は第6図の線7−7に沿つて得た通気式
容器アセンブリーの断面図である。
第8図は通気式容器アセンブリーと共に用いる
本発明の非経口流体投与セツトの側部立面図であ
る。
第9図は第8図の線9−9に沿つて得た非経口
流体投与セツトの断面図である。
第10図は第8図の線10−10に沿つて得た
非経口流体投与セツトの断面図である。
第11図は本発明の別形態の非経口流体投与セ
ツトの側部立面図である。
第12〜16図は非経口流体投与セツトと共に
使用した状態の第6〜7図の通気式容器アセンブ
リーの側部立面図である。
本発明は種々の形態により満たされるが、図面
および本明細書には本発明の好ましい形態につき
詳述する。ただしこの記述は本発明の原理の一例
であり、本発明を記述された形態に限定するもの
ではないと考えるべきである。本発明の範囲は特
許請求の範囲およびその均等物により定められる
であろう。
第1〜3図について述べると、操作可能は可変
容積型通気式容器アセンブリー20は流体を保有
するためのチヤンバー22を備えた長い、実質的
に円筒形の硬質のバレルまたはハウジング21を
含む。先端23はバレルの遠位末端25から伸
び、チヤンバー22と連結する通路26がこれに
貫通している。本発明を記述するために“遠位末
端”は先端部分または通路を含む方のハウジング
末端を意味し、一方“近位末端”という語はハウ
ジングの開放端、すなわち先端部分または通路か
ら最も遠い末端を意味するものとする。先端23
は好ましくは円錐台形であり、先端の近位末端よ
りも先端の遠位末端の方が小さな外径をもつ。好
ましくは弾性のクロージヤーまたは先端キヤツプ
28が開放可能な状態で先端23に接続し、通路
26を開放可能な状態で気密にシールする。キヤ
ツプフランジ29が設けられ、先端キヤツプの着
脱を容易にする。好ましくはフランジ31がハウ
ジングの近位末端32に設けられ、ハウジングの
取扱いを容易にし、また内包される非経口流体3
4を投与するためにハウジングを垂直方向に懸垂
するのを容易にする。
通気ニツプル35がハウジングの遠位末端25
に配置されここから伸びている。通気ニツプルに
は、のちにより詳細に述べるように非経口流体が
通路26を通つてチヤンバー22から出るのに伴
つて空気がチヤンバーに入るのを可能にするため
に開口37が含まれる。フランジ39および導管
40を備えた円形のプラグ38が通気ニツプルに
取付けられている。空気透過性、液体不透過性の
要素41がフランジ39に付着しており、従つて
開口37を通過する気体は要素41を通過するに
ちがいない。この空気透過性、液体不透過性の要
素は多孔質であり、容器アセンブリーを普通に使
用する際にこれを液体が通過するのに対するバリ
ヤーとして作用するのに十分なほど高い表面張力
を液体の接触下で発現しうる。
空気透過性、液体不透過性の要素41は好まし
くは約0.5ミクロンの最大細孔度をもつ薄い多孔
質の膜であることが好ましい。この細孔度は、本
発明が用いられると考えられる病院内環境に見出
される可能性のある微生物を含む粒状物質を捕獲
するのに十分なものでなければならない。空気透
過性、液体不透過性の要素は液体が開口37を通
つて容器から排出されるのを防ぐほかに、空気が
要素41、導管40および開口37を通つてチヤ
ンバー22に入り、本発明の使用中に通路26を
通つてチヤンバーから流出する液体と置換するの
を可能にする。好ましい形態においては、要素4
1はその0.5ミクロンという細孔度のため、微生
物を去し、これらの微生物が患者に伝達される
非経口流体に入るのを防止することができる。さ
らに、本発明と共に使用される可能性のある(た
とえば化学療法において)ある種の流体薬剤は、
流体系内に含有されなければならず、周囲の環境
内へ入つてはならない成分を含有する。このため
にも要素41はきわめて有用である。
またのちにより詳細に述べるように、要素41
はヒートシール、接着剤または他の適切な手段に
よりプラグ38のフランジ部分に付着していても
よい。さらにプラグ38はプラグの外径と開口3
7の内径との間の締りはめにより、あるいは接着
剤、超音波溶接その他の適切な手段により、通気
ニツプル35に連結している。ハウジングの開口
を空気透過性、液体不透過性の要素で覆うために
は多数の構造を採用しうること、および上記の構
造はこれら多数の可能性のうちの一例であること
は当業者には明らかであろう。プラグ38と類似
するがこれよりも大きな導管をもち、従つて上記
のように開口の内部に位置するのではなくキヤツ
プの形をとり、通気ニツプルの外側にはめ合わせ
るかまたは外側に付着した構造を含むものも本発
明の範囲内にある。またプラグ全体が通気ニツプ
ルに付着した空気透過性、液体不透過性の材料か
らなる構造を含むもの、またはオリフイスが空気
透過性、液体不透過性の要素で覆われ、これによ
りオリフイスを通過する空気はこの要素をも通過
しなければならない、いかなる様式のオリフイス
含有構造物も本発明の範囲内にある。
弾性の栓43が滑動可能な状態でハウジングの
内側に流体気密に配置される。栓の外径はハウジ
ングの内径よりも大きく、従つて栓はハウジング
内に導入されたときハウジングと栓の間に適切な
圧迫を与えてこの界面をシールするのに十分なほ
ど圧縮されるが、なおチヤンバー内の流体の圧力
の作用下にバレル内で滑動可能な状態を維持す
る。好ましい栓43には遠位末端45、近位末端
46、およびハウジングの内径よりも大きな外径
をもつ円形のリブ47をもつピストン様本体44
が含まれる。
本発明の通気式容器は栓の遠位末端45がハウ
ジングの遠位末端25に近接するように組立てら
れることが好ましい。既知のピストンポンプまた
はピペツターを用い、先端キヤツプをはずし、チ
ユーブおよび雌型ルアーアダプターを経てハウジ
ングの先端23にポンプを接続することにより、
本発明の好ましい通気式容器に充填することがで
きる。ポンプに目的の薬剤を充填し、ポンプの1
回の操作が目的の容積となるように設定すること
ができる。好ましい容器をピストンポンプに接続
すると、ポンプの1回転で目的量の流体が通路2
6を通つてチヤンバー内へ押込まれるであろう。
この流体の圧力による栓43はチヤンバーの内側
に沿つて押されるであろう。チヤンバー内に存在
する残留空気は空気透過性、液体不透過性の要素
を通過し、これによりチヤンバー全体に液体が実
質的に充填される。充填操作に際しては、閉じ込
められた空気が要素41へ向かうように容器を向
ける必要があろう。容器に目的量の非経口流体を
充填したのち、先端キヤツプを元にもどし、通気
式容器を保存場所に置くか、あるいは使用場所へ
配送して、のちにより詳述に説明するように非経
口流体投与セツトに接続することができる。栓4
3は流体が通路26から押込まれるのに伴つてハ
ウジングの内径に沿つて移動するため、容器の容
積は可変であり、栓の遠位末端45とチヤンバー
の遠位末端との距離に関連するので本発明の容器
が種々の容積を保有しうるという点に注目すべき
である。
次いで第4図および第5図について述べると、
非経口流体の投与に際して用いられる本発明の別
形態の可変容積型通気式容器アセンブリー50
は、その縦軸に沿つて見た場合実質的に円形の断
面をもち、かつ流体を保有するためのチヤンバー
52をもつ長いバレル形のハウジング51を含
む。ハウジング51は開放近位末端53、および
チヤンバーと連絡する通路57が貫通した遠位末
端55を含む。チヤンバー52とハウジングの外
側とを連絡し、流体が通路を通つてチヤンバーか
ら出るのに伴つて空気がチヤンバー内に入るのを
可能にするための通気手段が設けられている。こ
の形態の場合、通気手段はハウジング51の側壁
にチヤンバー52とハウジングの外側との間に伸
びる開口58を含む。開口58は空気透過性、液
体不透過性の要素59により覆われ、これは開口
58を通つて交換される気体はすべて要素59を
通過する位置にある。この形態においては要素5
9はこれを通過する気体から粒状物を去するた
めに好ましくは約0.5ミクロンの最大細孔度をも
つシートまたは膜であり、従つてこの膜は約0.5
ミクロン以上の粒子(微生物を含む)の通過に対
して実質的にバリヤーとして作用する。ハウジン
グの開口を内側から覆う膜状の要素も本発明の範
囲内にある点を留意すべきである。恐らくチヤン
バー内のくぼみに慎重に入れられた薄膜は、容器
の操作に不都合な影響を与えることなく内側から
シールしうるであろう。
弾性の栓61が滑動可能な状態でハウジングの
内側に流体気密に配置される。栓61はチヤンバ
ー52内の流体の圧力により移動させることがで
きる。容器アセンブリー50の流体収容容積は可
変であり、栓61とハウジングの遠位末端55の
距離に関係する。この形態の場合、要素59は高
分子材料からなり、ハウジングの外径に接着剤、
超音波溶接、ヒートシール、その他の適宜な手段
により付着している。弾性のクロージヤーまたは
先端キヤツプ62が開放可能な状態で通路57を
シールし、これにより治療用液体、たとえば非経
口流体63が容器アセンブリーの使用時までチヤ
ンバー52内に収容される。
次いで第6図および第7図について述べると、
非経口流体を投与する際に用いる本発明の可変容
積型通気式容器アセンブリーの他の別形態70
は、非経口流体を保有するためのチヤンバー73
を備えたハウジング71を含む。ハウジング71
は実質的に円形の断面、開放した近位末端74お
よびチヤンバー73と連絡する通路76が貫通し
た、遠位末端から伸びる先端86をもつ。先端8
6は好ましくは円錐台形であり、先端の近位末端
よりも先端の遠位末端の方が小さな外径をもつ。
先端86は好ましくは普通に入手できる雌型ルア
ーフイツテイグを受容する大きさであり、これら
を非経口流体投与セツトの一部として用いること
ができる。これについてはのちにより詳細に論じ
る。ハウジングがテーパー付きルアー型先端と同
心であり、これよりも大きな円形の内側ねじ込み
レセプタクルまたカラーを含むことも本発明の範
囲内にある。この型のフイツテイング、すなわち
ちテーパー付きルアー型先端と周囲ねじ込みレセ
プタクルまたはカラーの組合わせはロツキングル
アー型先端と呼ばれ、米国特許第3402713号明細
書(センコフスキーら)に示されている。ロツキ
ングルアー型先端と共に用いられる雌型ロツキキ
ングルアーフイツテイングは、ルアー型先端を受
容すべく調整されたテーパー付レセプタクル、お
よびレセプタクルの口から半径方向に外側へ突出
しているウイングを備え、これによりロツキング
ルアー型先端を雌型ロツキングルアーフイツテイ
ングに挿入し、ウイングがカラー内のねじとはめ
合うまで時計回り方向に回転させ、そしてテーパ
ー付きレセプタクルを引いてテーパー付き先端と
緊密な摩擦はめ合い状態となす。
この形態においては、通気手段はハウジングの
近位末端を貫通する開口77を含む。これは流体
が通路76を通つてチヤンバーから出るのに伴つ
て空気がチヤンバーに入るのを可能にするために
チヤンバー73とハウジングの外側の間に伸び
る。空気透過性、液体不透過性の要素79がハウ
ジングの外側に配置され、開口77を覆い、従つ
て開口を通過する気体はこの要素を通過する。要
素79は多孔質であり、容器アセンブリーを普通
に使用する際にこれを液体が通過するのに対する
バリヤーとして作用するのに十分なほど高い表面
張力を液体の接触下で発現しうる。栓80がハウ
ジングの内側に滑動可能な状態で流体気密に配置
される。栓はチヤンバー内の流体の圧力により移
動可能である。容器の流体収容容積は可変であ
り、栓80の遠位末端とバレルの遠位末端の距略
に比例する。栓80は硬質の長いプランジヤーロ
ツド81にはめ合う。この形態の場合、栓はめね
じ82をもち、これが組立てた場合プランジヤー
ロツド上のおねじ83にはめ合う(第7図に最も
良く示される)。プランジヤーロツドはハウジン
グの近位末端から外側へ伸び、ハウジングの近位
末端の外側でこれに到達できる。デイスク形のプ
ランジヤーロツドフランジ85がプランジヤーロ
ツドを移動させる力をかけるための好都合な構造
物として備えられ、プランジヤーロツドは栓をハ
ウジングに沿つて移動させるであろう。プランジ
ヤーロツドは容器を組立てる際に取付けておくこ
とができ、あるいはこれは容器が充填される時点
でピストンにはめ合わせる別個の取付けられてい
ない部品として供給することもできる。栓とプラ
ンジヤーロツドを連結するためには多数の構造を
採用しうること、および上記の配列様式はこれら
多数の可能性のうちの一例であることは当業者に
は明らかであろう。一体成形のプランジヤーロツ
ド−栓アセンブリーを含むことも本発明の範囲内
にある。
本発明の通気式容器アセンブリーのこの形態に
おいては、補助的なポンプ送りシステムを用いず
にチヤンバーに非経口流体を充填することができ
る。使用者はハウジングのテーパー付き先端86
を一般にチユーブアダプターおよびにチユーブに
接続し、次いでこれを非経口流体の溜めに入れる
ことができる。そこで使用者はプランジヤーロツ
ドを移動させることにより流体をチヤンバー内に
引込むことができ、プランジヤーロツドが栓をハ
ウジングの遠位末端から、目的とする容積の非経
口流体87がチヤンバー内に入るまで移動させ
る。この時点で弾性のクロージヤーまたは先端キ
ヤツプ88を先端86に取付けて通路76をシー
ルする。この形態の場合、開口77をハウジング
の近位末端付近に設けることにより非経口流体を
空気透過性、液体不透過性の要素と接触していな
い状態で貯蔵することができる。またこの要素の
ハウジングの近位末端に設けることにより、ポン
プではなくプランジヤーロツドを用いてハウジン
グに充填することが可能となる。しかし開口およ
びこの要素がハウジングの遠位末端に位置する本
発明の他の形態のプランジヤーロツドおよび栓を
使用しうることも留意すべきである。これらの形
態の場合は、プランジヤーロツドおよび栓を引上
げてチヤンバーを充填する際に空気が通過するの
を防ぐためにこの要素を覆つておく必要があろ
う。通気手段を開放可能な状態で気密にシールす
るための取りはずし可能なキヤツプまたは他の取
りはずし可能なシール手段を含知み、これにより
プランジヤーロツドまたはこれに類する装置によ
つて与られる減圧による充填操作中に空気が通気
手段を通過することがないものも、本発明の範囲
内にある。遠位に配置された開口を取扱者の指で
塞いでもよい。
次いで第8〜10図について述べると、本発明
の可変容積型通気式容器アセンブリーは静脈内療
法に使用でき、各種の液剤、抗生物質、ビタミン
その他の治療用液体がこの容器アセンブリーから
体内への吸収のために患者の静脈系に伝達され
る。本発明の他の観点は可変容積型通気式容器な
どの通気式容器と共に用いる非経口流体投与セツ
トである。本発明の可変容積型通気式容器はこれ
まで当技術分野で知られていなかつたので、この
可変容積型通気式容器と共に用いる非経口流体投
与セツトが必要となる。非経口流体投与セツトは
静脈内流体を可変容積型通気式容器から直接に患
者の体内へ送入するための一次静脈内(I.V.)セ
ツト、または非経口流体を可変容積型容器から一
次I.V.セツト(これからこの流体を患者の体内へ
送入する)へ送入するための二次I.V.セツトであ
ろう。二次I.V.セツトはしばしば、薬剤を作動中
の一次I.V.セツトに導入することにより患者に薬
剤を投与するために用いられる。第8〜10図は
通気式容器、たとえば可変容積型通気式容器と共
に用いられる二次I.V.セツト100の形の非経口
流体投与セツトを示す。この二次I.V.セツトに
は、可変容積型通気式容器のテーパー付き先端に
取りはずし可能な状態ではめ合うべく調整された
円錐台形のくぼみ102をもつ非通気式アダプタ
ー101が含まれる。アダプター101にはくぼ
み102と連絡する内腔108が貫通している。
点滴チヤンバー103には、導管115が貫通し
た上部114、およびこの上部から下方へ伸び、
下端117で終結する軟質の透明な中空の本体部
分116が含まれる。上部114は非通気式アダ
プター101に接続し、これにより内腔108お
よび導管115は流体連絡をもつ。アダプターと
点滴チヤンバーの上部とがたとえば射出成形によ
り一体成形されて一体構造物を形成している形態
も本発明の範囲内にある点を留意すべきである。
非通気式アダプター101と上部114の間に構
成員子、たとえば軟質のチユーブを含むものも本
発明の範囲内にあり、その場合アダプターと上部
は軟質チユーブその他の導管手段を通して互いに
間接的に接続している。
軟質のチユーブ105(好ましくは円形の断面
をもつ)は第1端118および第2端120をも
ち、第1端118は軟質の透明な本体部分の下端
117に接続し、従つて軟質部分の内側とチユー
ブの内側には流体連絡がある。軟質チユーブの下
端120は非経口流体をチユーブから患者へ送入
するための流体送入手段に接続していることが好
ましい。二次I.V.セツトにおいては、流体送入手
段は雄型ルアーアダプターまたは雄型ロツキング
ルアーアダプター106を含み、これは流体流路
121が貫通しているテーパー付き先端119を
もつ。テーパー付き先端は皮下注射針アセンブリ
ー107にはめ合い、この注射針アセンブリーと
チユーブ105の間に流体連絡を確立すべく調整
されている。皮下注射針アセンブリーは略通常は
ハブ107および中空のニードルカニユーレ11
0を含み、後者はとがつた遠位末端111をも
ち、ハブから外側へ突出している。ハブ107は
円錐台形のテーパー付くぼみ122を含む。テー
パー付きのハブくぼみ122は、一般的な、当技
術分野で知られている雄型ルアーアダプターまた
は雄型ルアーフイツテイングの一般的なテーパー
付き先端に取りはずし可能な状態ではめ合うべく
調整されている。ルアーアダプターへのハブのは
め合いは摩擦締りはめによる。アダプター106
は、テーパー付き先端のほかに、先端の周りに同
心に位置するカラー123を備えており、その場
合カラーの内側にはハブ上のタブ125にはめ合
うねじ込み突起124がある。ハブは、ハブを回
転させ、これによりタブがねじ込み突起に従つて
進み、テーパー付き先端119をテーパー付きハ
ブくぼみ122内へ押込むことによりアダプター
にはめ合わせることができる。ロツキングルアー
型フイツテイングはより強いフイツテイングであ
る。これはその強度を摩擦締りはめによつて得て
いるだけでなく、部品のねじ込みはめ合いからも
得いるからである。非通気式アダプター101と
ニードルカニユーレ110との間には、障害のな
い流体通路が伸びている。多種多様な流体送入手
段が軟質チユーブに接続したものを含む非経口流
体投与セツトを提供することも本発明の範囲内に
あり、これにはとがつたカニユーレが軟質チユー
ブに直結したもの、および多種多様な特殊なアダ
プターが含まれ、上記の配列様式はこれら多数の
可能性のうちの一例である。
ピンチ型のクロージヤー手段、たとえばクラン
プ112が、チユーブ105の流体の通過に対し
て選択的に開閉するためにチユーブ105に操作
可能な状態で付随する。第8図にはクランプ11
2が開放位で示されている。手動によりクランプ
112を締めつけてエツジ127がくぼみ128
にはめ合う状態にすることにより、突起129お
よび130がチユーブをへこませ、流体が貫流す
るのを妨げるのに十分なほどチユーブ105の外
表を締めつける。クランプ112は簡単な指先の
操作により容易に開閉できる。
使用する際には二次I.V.投与セツトを一次I.V.
投与セツトと連結して用いる。一次I.V.投与セツ
トは通常は二次I.V.投与セツトの要素を大部分含
む。そのほか一次投与セツトは通常は穿刺可能な
隔壁を含む“Y”部位を備えており、これにより
二次I.V.投与セツトの中空ニードルカニユーレの
とがつた遠位末端をここに挿入して一次I.V.投与
セツトと二次I.V.投与セツトの間に流体連絡を確
立することができる。一次I.V.投与セツトの流体
送入手段は通常はI.V.カテーテルアセンブリーに
挿入されるニードルカニユーレアセンブリーを含
み、このアセンブリーが患者の静脈に挿入され
る。一次I.V.セツトは非経口流体のチユーブ内で
の貫流速度、従つて患者の体内への流量を変化さ
せるために操作可能な状態でチユーブに付随する
流量制御手段を含むであろう。
第11図は本発明の非経口流体投与セツトの別
形態を示す。この形態は静脈内流体を通気式容
器、たとえば可変容積型通気式容器から直接にI.
V.カテーテルアセンブリー(図示されていない)
へそして患者の静脈系内へ送入するための一次I.
V.セツトである。この別形態の非経口流体投与
セツトは一次I.V.セツト200であり、これは実
質的に第8〜10図の形態の部品と等しい部品を
含む。従つて同様な機能を行う同様な部品には第
8〜10図の形態における各部品と等しい番号を
つけ、ただし第11図におけるこれらの部品を識
別するために添字“a”を用いる。一次I.V.投与
セツト200は、流体を保有するチヤンバーおよ
び円錐台形の先端(ハウジングから伸び、チヤン
バーと連絡する通路が貫通している)を備えた可
変容積型通気式容器(図示されていない)と共に
使用するためのものである。一次I.V.投与セツト
200には可変容積型通気式容器のテーパー付き
先端に取りはずし可能な状態ではめ合うべく調整
された円錐台形のくぼみ(図示されていない)を
もつ非通気式アダプター101aが含まれる。こ
のアダプターにはくぼみと連絡する内腔(図示さ
れていない)が貫通している。点滴チヤンバー1
03aには、導管(図示されていない)が貫通し
た上部114a、および上部114aから下方へ
伸び、下端117aで終結する軟質の透明な中空
本体部分116aが含まれる。上部114aはア
ダプター101aに接続しており、これによりア
ダプターと上部の間には流体連絡がある。第1端
118aおよび第2端120aをもつ軟質のチユ
ーブ105aが備えられ、この第1端は点滴チヤ
ンバーの軟質本体部分の下端117aに接続して
いる。非経口流体をチユーブ105aから患者に
送入するための流体送入手段がチユーブの第2端
120aに接続している。この形態においては、
流体送入手段には雄型ロツキングルアー型アダプ
ター106aを含まれ、これは皮下注射針アセン
ブリーまたはカテーテルアセンブリーに取りはず
し可能な状態ではめ合い、注射針アセンブリーと
チユーブまたはカテーテルアセンブリーの間に流
体連絡を確立する。他の流体送入手段、たとえば
ハブまたは接続手段なしに直線にチユーブに接続
したとがつた皮下カニユーレを含むものも本発明
の範囲内にある。一次I.V.投与セツト200に
は、チユーブを通る流量を変化させるための流量
制御手段も、操作可能な状態でチユーブ105a
に付随する。この形態の場合、流量制御手段には
ハウジング203およびローラー204を含む一
般的なローラークランプ201が含まれる。ロー
ラーはハウジング内のくぼみ(図示されていな
い)内にある車軸様の突起(図示されていない)
を含み、従つてローラーがハウジングの縦軸に沿
つて回転するのに伴つてローラーの外径がチユー
ブ105aの外径を圧迫し、これによりローラー
はチユーブ105aに障害を与えることなくチユ
ーブ105aを絞り、その種々の位置で閉じるこ
とができる。従つてローラーは非経口流体の流れ
に使われるチユーブ内部領域を変化させることが
でき、従つてチユーブ通る流体の流速を制御する
ことができる。流体の流速はローラーをハウジン
グに沿つて位置定めし、点滴チヤンバーの透明な
本体部分116aを通る非経口流体205の滴数
を視覚的に計数して患者に送入される非経口流体
の量を調べ、この量をローラー204の移動によ
り増減調整することによつて制御される。流量を
制御するための他の手段を含むものも本発明の範
囲内にあり、これには流量を制御するための他の
機械的および電気化学的手段が含まれる。
I.V.投与セツト200には点滴チヤンバー10
3aとローラークランプ201の間でチユーブ1
05aに連結された“Y”コネクター206の形
のアクセス手段も含まれる。コネクター206
は、チユーブ105aを遮断するがチユーブに沿
つた流れを遮断することのないコネクターハウジ
ング207を含む。ハウジング207の内部は一
般に中空であり、とがつたカニユーレにより穿刺
して一次I.V.セツト内へ追加の非経口流体を導入
しうるように調整された穿刺可能な隔壁210に
より覆われた入口(図示されていない)を含む。
隔壁210はさらに、とがつたカニユーレを取り
除くと自己シールすべく調整されている。
点滴チヤンバー103aと“Y”コネクター2
06の間に逆止め弁(図示されていない)を含
み、流体が点滴チヤンバーから“Y”コネクター
の方へは流れうるが逆方向には流れないことが望
ましい。のちにより詳細に説明するように、この
逆止め弁は二次I.V.溜めが一次I.V.溜めよりも高
い流体圧を“Y”コネクターに与えた場合、一次
I.V.溜めからの流れを停止させるであろう。
本発明の可変容積型通気式容器アセンブリーは
一次I.V.セツト200または二次I.V.セツト10
0と共に使用できるが、可変容積型通気式容器お
よびI.V.投与セツトの機能はここでは簡略化のた
め二次I.V.投与セツトによる非経口流体供給源と
して用いるものとして記述する。第12〜16図
は使用中の第6図および第7図の可変容積型容器
アセンブリーを示す。以下において明らかになる
ように、第1〜5図の形態も第6図および第7図
の形態と同様に二次I.V.セツトと共に使用でき
る。使用に際しては、充填済みの可変容積型通気
式容器アセンブリーおよび二次I.V.投与セツトを
所持する使用者は、二次I.V.セツト上のクランプ
を閉じ、充填済み容器70から先端キヤツプを取
り除き、ハウジングのテーパー付き先端を二次I.
V.セツトのテーパー付きアダプター101内へ
押込むか、あるいはロツキングルアーフイツテイ
ングが用いられている場合はテーパー付き先端を
回転させてアダプターにはめ込む。この時点で使
用者は容器アセンブリーをI.V.ポール(図示され
ていない)またはこれに類する装置からつるし、
一次I.V.流体供給源(図示されていない)を下降
させて二次容器の方を高い位置にする。次いで、
第13図に最も良く示されているように、使用者
は軟質の透明な点滴チヤンバー103を、力Pを
点滴チヤンバーの側壁に与えながら絞る。点滴チ
ヤンバーを絞ることにより生じた圧力によつて流
体系内の圧力が高まり、さらに栓80が近位方向
へ移動して空気透過性、液体不透過性の要素79
が露出する。また第14図に最も良く示されるよ
うに、絞る力を反復させて、通気式容器から点滴
チヤンバー内への流体の流れを開始させる。この
時点で二次I.V.セツト上のクランプ(図示されて
いない)を開くと、点滴チヤンバーに追加される
絞り作用によつて非経口流体87は二次I.V.セツ
ト全体を貫流し、ここからすべての空気を追出
す。そこでクランプを閉じると、容器およびI.V.
セツトは第15図のようになる。次いで二次I.V.
セツトのカニユーレを一次I.V.管路上の“Y”部
位の穿刺可能な隔壁に挿入し、次いでクランプを
開く。こうして非経口流体は二次投与セツト、一
次セツトのY部位を通り、患者の体内へ流入する
であろう。二次I.V.セツトの圧力方が高いので、
一次I.V.セツトの逆止め弁が閉じられ、これによ
り一次I.V.溜めから患者の体内への流体の流れは
一時的に停止するであろう。流速は一次I.V.セツ
ト上の可変クランプにより調整できるる。非経口
流体が可変容積型通気式容器アセンブリーから排
出されるのに伴つて、大気Aが空気透過性、液体
不透過性の要素79を通つてチヤンバー73内へ
入り、チヤンバーから流出した量の液体と置換す
るであろう。使用中は栓は移動せず、栓80の遠
位末端とハウジングの遠位末端75の間の部分に
より表わされる容積は比較的一定に保たれるであ
ろう。要素79が最大細孔度約0.5ミクロンをも
つ材料で作成されている場合、チヤンバーに入る
空気は0.5ミクロン以上の粒状物および微生物が
去され、従つて非経口流体には環境からのこの
粒状物および微生物が混入していない。また場合
により非経口流体(たとえば特定の抗生物質およ
び化学療法用液剤)は、注射器に内包されていな
くてはならず、環境内へ逸出して汚染することが
許されない潜在的に有害な成分または生菌を含有
する。この場合も本発明の空気透過性、液体不透
過性の要素が、環境をここから隔離されていなけ
ればならない非経口流体の成分から保護するとい
う有用な目的に役立つ。非経口流体が通気式容器
から患者に移行した時点で他の通気式容器を接続
することができる。二次システムが空になつた時
点で一次I.V.セツトの逆止め弁が開き、一次セツ
トが非経口流体を患者内へ注入し始めるであろ
う。
ハウジングは多種多様な硬質材料、たとえば金
属、プラスチツク、ガラスおよびセラミツクスで
構成することができる。プラスチツクおよびガラ
スがそれらの透明性、および多くの薬剤配合物と
の適合性のため好ましい。多種多様な材料、たと
えば天然ゴム、合成ゴムおよび熱可塑性エラスト
マーが栓に適しており、天然ゴムおよびブチルゴ
ムが好ましい。栓用配合物の選択は保有される非
経口液剤との適合性に依存するであろう。プラン
ジヤーロツドを用いる場合、多種多様な材料、た
とえばプラスチツクおよび金属がプランジヤーロ
ツドとして適しており、熱可塑性材料たとえばポ
リプロピレン、ポリエチレンおよびポリスチレン
が好ましい。
薄いシートもしくは膜状の、またはプラグの形
にできる。より実質的な厚さの空気透過性、液体
不透過性の材料は既知であり、入手できる。たと
えばダブリユー・エル・ゴア・アンド・アソシエ
ーツ社(メリーランド州エルクトン)は、空気透
過性、液体不透過性のとなりうる、かつ微生物の
過を可能にする種々の細孔度に加工しうるゴア
ーテツクス(GOR−TEX、登録商標)膜として
知られる過材を製造している。0.5の細孔度が
好ましいが、これよりも小さいかまたは大きい細
孔度も特定の状況でも望ましいことがある。空気
透過性、液体不透過性の膜は高分子材料、たとえ
ばポリテトラフルオルエチレン、ポリエステル、
ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン
などにおいて、好ましくは約0.003〜0.010インチ
(0.0076〜0.0025cm)の厚さで得られる。空気透
過性、液体不透過性膜材料をバツキングシートに
積層することもでき、これは構造物に高い構造保
全性および安定性を与え、空気透過性、液体不透
過性の要素が使用中に損傷を受けるのを防止する
助けとなる。この要素は点滴チヤンバーが圧迫さ
れる際に約3psi(約0.2Kg/cm2)の圧力を受ける可
能性がある。ある種の不織布は、これらが多孔質
であり、比較的薄く、一方強靭なものになしうる
限りこのバツキングシートとして適している。こ
の観点において、他の材料からも選択できるが、
この種の不織布はポリプロピレン、ポリエチレン
およびポリエステルよりなる材料群から選ばれ
る。良好なヒートシール性をもつバツキングシー
ト材料を選ぶことができ、従つてプラスチツク製
ハウジングについてはこの要素をハウジング内の
開口上にヒールシールすることができる。この場
合、空気透過性、液体不透過性の要素は主として
その性能特性について選ばれ、バツキングシート
は組立てた製品の全体構造を改善するための加工
性について選ばれる。またこの要素またはバツキ
ングシートに積層したこの要素を導管が貫通した
プラグまたはキヤツプに適切な手段でヒートシー
ルまたは付着することもできる。次いでこのプラ
グまたはキヤツプを、組立て工程中にハウジング
の開口に押込み、もしくは押しつけ、または他の
何らかの方法で付着させることができる。この要
素が適正に付着しない場合、プラグのみを廃棄
し、ハウジング全体を廃棄する必要がないので、
この製造方式がが望ましいであろう。
非経口流体投与セツトの各種硬質部品、たとえ
ば非通気式アダプター、点滴チヤンバーの上部、
ルアーアダプターなどには多種多様な硬質材料が
適しているが、熱可塑性材料、たとえばポリプロ
ピレンおよびポリエチレンが望ましく、ABSが
好ましい。軟質チユーブは好ましくは押出ポリマ
ーチユーブから作成されており、ポリ塩化ビニル
が好ましい。点滴チヤンバーの軟質の透明な本体
部分は好ましくは高分子材料、たとえば塩化ビニ
ルから作成される。非経口流体投与セツトは接着
剤、ヒートシール、超音波溶接その他の適切な手
段により互に結合させてもよい。通気式容器アセ
ンブリーおよび非経口流体投与セツトの流体接触
面は無菌であることが好ましく、従つてすべての
部品は採用される滅菌法との適合性についても選
択すべきである。
(発明の効果) このように本発明は非経口流体の貯蔵および投
与のための簡単な直接的な、信頼性のある、加工
しやすい可変容積型通気式容器アセンブリーを提
供する。本発明は製造するのに費用がかからず、
その空気透過性、液体不透過性の通気手段のため
本発明と共に用いられるアダプターは追加のフイ
ルターおよび弁を含む必要がない。弁を含むアダ
プターは時に目詰りし、あるいは流体が弁から逸
出する可能性があり、いずれの場合も静脈内送入
を損うので、これは本発明の重要な特色である。
本発明は、病院調剤部で、皮下注射器の充填に慣
用されるる安価な充填装置を用いて容易に充填で
き、従つて追加の装置を必要としない可変容積型
容器アセンブリーを提供する。また本発明はこの
可変容積型通気式容器アセンブリーおよび他の通
気式容器と共に使用するための簡単な、直接的
な、信頼性のある加工しやすい非経口流体投与セ
ツトをも提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の可変容積型通気式容器アセン
ブリーの斜視図である。第2図は第1図の線2−
2に沿つて得た断面図である。第3図は第1図の
線3−3に沿つて得た拡大断面図である。第4図
は本発明の他の態様の可変容積型通気式容器アセ
ンブリーの側部立面図である。第5図は第4図の
線5−5に沿つて得た断面図である。第6図は本
発明のさらに別の態様の可変容積型通気式容器ア
センブリーの側部立面図である。第7図は第6図
の線7−7に沿つて得た断面図である。第8図は
本発明の通気式容器アセンブリーと共に用いる非
経口流体投与セツトの側部立面図である。第9図
は第8図の線9−9に沿つて得た断面図である。
第10図は第8図の線10−10に沿つて得た断
面図である。第11図は別形態の非経口流体投与
セツトの側部立面図である。第12〜16図は
夫々非経口流体投与セツトと共に使用した状態の
第6図の容器アセンブリーの側部立面図である。
これらの図面において各記号は下記のものを表わ
す。 20,50,70……可変容積型通気式アセン
ブリー、21,51,71……ハウジング、2
2,53,73……流体保有チヤンバー、23,
86……先端、25,55……遠位末端、26,
57,76……通路、28,62,88……先端
キヤツプ、29……キヤツプフランジ、31……
ハウジングフランジ、32,53,74……近位
末端、34,63,87……非経口流体、35…
…通気ニツプル、37,58,77……開口(空
気用)、38……開口のプラグ、39……プラグ
のフランジ、40……プラグの導管、41,5
9,79……空気透過性、液体不透過性の要素、
43,61,80……栓、44……栓の本体、4
7……リブ、81……プランジヤーロツド、8
2,83……81のめねじ、おねじ、85……8
1のフランジ、100……二次静脈内(I.V.)投
与セツト、101a……非通気式アダプター、1
02,108……101のくぼみ、内腔、103
a……点滴チヤンバー、114a,117a,1
15,116a:103の上部、下部、導管、本
体、105a……軟質チユーブ、118a,12
0a……105の第1端、第2端、116a……
アダプター、119a,121……106の先
端、流路、107,110,111……109の
ハブ、カニユーレ、末端、112……クランプ、
200……一次I.V.投与セツト、201……ロー
ラークランプ、203,204……201のハウ
ジング、ローラー、205……非経口流体、20
6……コネクター、207,210……206の
ハウジング、隔膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非経口流体の投与に用いるための操作可能な
    可変容積型通気式容器において、 流体を保有するためのチヤンバーをもつ長いハ
    ウジング; 該チヤンバーと連絡する通路が貫通した、該ハ
    ウジングの遠位末端部分; 流体が通路を通つてチヤンバーから出るのに伴
    つて空気がチヤンバーに入るのを可能にするため
    にチヤンバーとハウジングの外部とを連絡する通
    気手段であつて、該通気手段は空気透過性で液体
    不透過性の要素を含み、該要素は通気手段を通過
    する気体が該要素を通過するのを可能にする位置
    にあり、多孔質であり、上記容器を普通に使用す
    る際に該要素が液体が通過するのに対するバリヤ
    ーとして作用するのに十分なほど高い表面張力を
    液体の接触下で発現しうるもの; ハウジングの内側に流体気密に係合して滑動可
    能な状態で配置された栓であつて、該栓がチヤン
    バー内の流体圧力により移動可能であり、容器の
    流体収容容積が栓とハウジングの遠位末端との距
    離に依存して可変であるもの;および 上記チヤンバーと該チヤンバーに接続すべき非
    経口流体投与セツトとの間に通路を通して流体連
    絡を確立するための協同手段; からなる、非経口流体の投与に用いるための可変
    容積型通気式容器。 2 ハウジングが実質的に円形の断面をもつ、特
    許請求の範囲第1項に記載の通気式容器。 3 通気手段がハウジングの遠位末端にある、特
    許請求の範囲第1項に記載の通気式容器。 4 空気透過性で液体不透過性の要素がこれを通
    過する気体から粒状物質を濾過するために約0.5
    ミクロンの最大細孔度をもつ膜であり、該膜が約
    0.5ミクロン以上の粒子の通過に対する実質的な
    バリヤーとして作用する、特許請求の範囲第1項
    に記載の通気式容器。 5 空気透過性で液体不透過性の要素がポリテト
    ラフルオルエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビ
    ニル、ポリプロピレンおよびポリエチレンよりな
    る群から選ばれる、特許請求の範囲第4項に記載
    の通気式容器。 6 通気手段がハウジングを貫通してチヤンバー
    とハウジングの外側との間に伸びる開口を含み、
    該開口が空気透過性で液体不透過性の要素で覆わ
    れ、これにより該開口を通つて交換される気体は
    すべて該要素を通過する、特許請求の範囲第1項
    に記載の通気式容器。 7 さらに空気透過性で液体不透過性の要素に積
    層された薄い多孔質の支持シートを含み、該支持
    シートが該要素および該シートの複合構造物に対
    して安定性を与えるべく調整されており、かつ該
    支持シートが通気手段に付着すべく調整されてい
    る、特許請求の範囲第4項に記載の通気式容器。 8 空気透過性で液体不透過性の要素がこれを通
    過する気体から粒状物質を濾過するために約0.5
    ミクロンの最大細孔度をもつプラグであり、該プ
    ラグが約0.5ミクロン以上の粒子に対する実質的
    なバリヤーとして作用する、特許請求の範囲第1
    項記載の通気式容器。 9 通気手段がハウジングを貫通してチヤンバー
    とハウジングの外側との間に伸びる開口を含み、
    該開口が空気透過性で液体不透過性の要素で閉じ
    られ、これにより該開口を通つて交換される気体
    はすべて該要素を通過する、特許請求の範囲第1
    項に記載の通気式容器。 10 さらに通気手段を空気が通過し得ない状態
    に開放可能な形でシールするための取りはずし可
    能なシール手段を含む、特許請求の範囲第1項に
    記載の通気式容器。 11 さらに通路を開放可能な状態でシールする
    ためのクロージヤー手段を含む、特許請求の範囲
    第1項に記載の通気式容器。 12 さらにチヤンバー内の実質的に栓とハウジ
    ングの遠位末端との間に治療用液体を含む、特許
    請求の範囲第11項に記載の通気式容器。 13 協同手段が通路を取り囲むハウジング遠位
    末端から伸びたテーパー付き先端を含み、該先端
    は先端の近位末端よりも先端の遠位末端の方が小
    さな外径をもつ円錐台形である、特許請求の範囲
    第1項に記載の通気式容器。 14 栓がプランジヤーロツドにはめ合うべく調
    整されている、特許請求の範囲第1項に記載の通
    気式容器。 15 さらに、ハウジングの近位末端から外側へ
    伸びたプランジヤーロツドであつて、上記栓には
    め込まれているものを含み、該プランジヤーロツ
    ドはハウジングの外側から操作でき、これにより
    プランジヤーロツドに力を与えて栓をハウジング
    内で移動させることができる、特許請求の範囲第
    14項に記載の通気式容器。
JP61242861A 1985-12-13 1986-10-13 可変容積型通気式容器 Granted JPS62139661A (ja)

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