JPS6026980B2 - フエノバルビタ−ル定量用試薬 - Google Patents
フエノバルビタ−ル定量用試薬Info
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- JPS6026980B2 JPS6026980B2 JP14187976A JP14187976A JPS6026980B2 JP S6026980 B2 JPS6026980 B2 JP S6026980B2 JP 14187976 A JP14187976 A JP 14187976A JP 14187976 A JP14187976 A JP 14187976A JP S6026980 B2 JPS6026980 B2 JP S6026980B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はEmMme lmmu肌Assay(以下EI
Aと略す)法によってフェノバルビタール(以下PBと
略す)を定量する際に用いる定量用試薬、定量法及び下
記式で表わされるmーアミノフェノバルビタール(以下
「化合物1」という)のジアゾニゥム塩と蛋白との結合
物に関する。
Aと略す)法によってフェノバルビタール(以下PBと
略す)を定量する際に用いる定量用試薬、定量法及び下
記式で表わされるmーアミノフェノバルビタール(以下
「化合物1」という)のジアゾニゥム塩と蛋白との結合
物に関する。
本明細書においてEIA法とは酵素標識抗原及び抗原(
定量されるべき物質)をこれらに対する抗体に競合的に
反応させ、次いで抗体と結合した酵素標識抗原(bo皿
d:以下{b}と略す)と遊離の酵素標識抗原(fre
e:以下{f’と略す)とを分離し{f)又は‘bー中
の酵素活性を測定するすべての方法を含むものとする。
定量されるべき物質)をこれらに対する抗体に競合的に
反応させ、次いで抗体と結合した酵素標識抗原(bo皿
d:以下{b}と略す)と遊離の酵素標識抗原(fre
e:以下{f’と略す)とを分離し{f)又は‘bー中
の酵素活性を測定するすべての方法を含むものとする。
薬理効果が発現する用量と中毒の如き副作用が発現する
用量とが接近しているPBの如き薬剤の体液中の濃度を
知ることは治療上極めて有用な情報であるが、極微量定
量法であるEIA法でPBを定量した例は知られていな
い。最近多くのEIAに関する報告がなされているにも
かかわらず実用的なものが少ない主な理由は、抗原及び
酵素標識抗原とは反応するが、化学構造が抗原と類似す
る化合物とは反応しない・・・・・・・・・交差性がな
い・・・・・・・・・抗体を得にくいこと及び抗体に対
して抗糠と競合的に反応する酵素標識抗原の選出が困難
であるためと考えられる。
用量とが接近しているPBの如き薬剤の体液中の濃度を
知ることは治療上極めて有用な情報であるが、極微量定
量法であるEIA法でPBを定量した例は知られていな
い。最近多くのEIAに関する報告がなされているにも
かかわらず実用的なものが少ない主な理由は、抗原及び
酵素標識抗原とは反応するが、化学構造が抗原と類似す
る化合物とは反応しない・・・・・・・・・交差性がな
い・・・・・・・・・抗体を得にくいこと及び抗体に対
して抗糠と競合的に反応する酵素標識抗原の選出が困難
であるためと考えられる。
本発明者らは、てんかん治療においてPBと併用される
プリミドン、トリメタジオン、カルバマゼピン、ジフエ
ニルヒダントインまたはジフエニルヒダントィンの代謝
産物であるp−ヒドロキシジフエニルヒダントインが、
ことにジフエニルヒダントイン、p−ヒドロキシジフエ
ニルヒダントィンまたはプリミドンがPBと共存する検
体中のPBをEIA法によって定量する場合、PBとの
交差性を危倶した。
プリミドン、トリメタジオン、カルバマゼピン、ジフエ
ニルヒダントインまたはジフエニルヒダントィンの代謝
産物であるp−ヒドロキシジフエニルヒダントインが、
ことにジフエニルヒダントイン、p−ヒドロキシジフエ
ニルヒダントィンまたはプリミドンがPBと共存する検
体中のPBをEIA法によって定量する場合、PBとの
交差性を危倶した。
しかし、化合物1のジアゾニウムクロラィドとアセチル
化した牛血清アルブミン(以下茂Aと略す)を反応させ
て製した{PB〕−〔欧A〕結合物をハプテン抗原とし
、以下常法に従って製造した抗体を用いることによって
PB以外の上記抗てんかん剤との交差性を回避すること
ができた。しかし、この様な抗体に対してPBと競合的
に反応する適切な酵素標識フヱノバルビタールを調製す
るのは極めて困難な事であった。
化した牛血清アルブミン(以下茂Aと略す)を反応させ
て製した{PB〕−〔欧A〕結合物をハプテン抗原とし
、以下常法に従って製造した抗体を用いることによって
PB以外の上記抗てんかん剤との交差性を回避すること
ができた。しかし、この様な抗体に対してPBと競合的
に反応する適切な酵素標識フヱノバルビタールを調製す
るのは極めて困難な事であった。
本発明者らは、体液中にほとんど存在せず、抗原(すな
わちPB)との結合反応に於ても失活せず、その測定法
が簡便かつ高感度である酵素標識用の酵素として8一D
−ガラクトシダーゼ(以下8−GALと略す)を選択し
、かつ、遊離の酵素や〔酵素〕−〔酵素〕結合物の生成
する可能性の低いと考えられる種々の結合様式で抗原で
あるPBと酵素である0−GALとを結合させ、得られ
る種々の〔PB〕−〔8一GAL〕結合物(酵素標識抗
原)と抗体との反応性を検討した結果、意外にも本発明
のPBと6−GALを基−N=N−を介して結合した酵
素標識抗原以外のものは抗体との反応性が強すぎるかあ
るいは弱すぎて、抗体に対する反応が競合的に行なわれ
ず、全くEIAに適用できないことを知った。
わちPB)との結合反応に於ても失活せず、その測定法
が簡便かつ高感度である酵素標識用の酵素として8一D
−ガラクトシダーゼ(以下8−GALと略す)を選択し
、かつ、遊離の酵素や〔酵素〕−〔酵素〕結合物の生成
する可能性の低いと考えられる種々の結合様式で抗原で
あるPBと酵素である0−GALとを結合させ、得られ
る種々の〔PB〕−〔8一GAL〕結合物(酵素標識抗
原)と抗体との反応性を検討した結果、意外にも本発明
のPBと6−GALを基−N=N−を介して結合した酵
素標識抗原以外のものは抗体との反応性が強すぎるかあ
るいは弱すぎて、抗体に対する反応が競合的に行なわれ
ず、全くEIAに適用できないことを知った。
以上の知見をもとにして、我々は本発明を完成した。
本発明は、少なくとも次の成分から構成されることを特
徴とする免疫化学的測定法によるPB定量用試薬、PB
の定量法及び化合物1のジアゾニゥム塩と蛋白との結合
物に関する。
徴とする免疫化学的測定法によるPB定量用試薬、PB
の定量法及び化合物1のジアゾニゥム塩と蛋白との結合
物に関する。
成分凶;化合物1のジアゾニウム塩と蛋白とを反応させ
ることにより製造され、かつ、1分子の蛋白に少なくと
も1分子のPBが基−N=N−を介して結合してなる[
フェノバルビタール]−[蛋白]結合物を動物に投与し
て生成せしめた抗体成分‘B’;化合物1のジアゾニウ
ム塩を8一D−ガラクトシダーゼで標識して得られ、か
つ、1分子の8−Dーガラクトシダーゼに少なくとも1
分子のPBが基−N=N−を介して結合してなる[フエ
ノバルビタール]一[8一D−ガラクトシダーゼ]結合
物本誌薬は成分の、皿以外に必要に応じて、検量線作成
用の標準PB含有溶液、酵素活性測定用試薬(例えば、
基質、基質溶解液、酵素反応停止液等)、第2抗体、緩
衝化剤等から構成される。
ることにより製造され、かつ、1分子の蛋白に少なくと
も1分子のPBが基−N=N−を介して結合してなる[
フェノバルビタール]−[蛋白]結合物を動物に投与し
て生成せしめた抗体成分‘B’;化合物1のジアゾニウ
ム塩を8一D−ガラクトシダーゼで標識して得られ、か
つ、1分子の8−Dーガラクトシダーゼに少なくとも1
分子のPBが基−N=N−を介して結合してなる[フエ
ノバルビタール]一[8一D−ガラクトシダーゼ]結合
物本誌薬は成分の、皿以外に必要に応じて、検量線作成
用の標準PB含有溶液、酵素活性測定用試薬(例えば、
基質、基質溶解液、酵素反応停止液等)、第2抗体、緩
衝化剤等から構成される。
成分凶における化合物1のジアゾニウム塩と蛋白との結
合体は、化合物1に、氷冷下、亜硝酸ナトリウム及び塩
酸を作用させてジアゾ化し、これに緩衝化剤に熔解した
蛋白を作用させることにより製造でき、1分子の蛋白に
少なくとも1分子のPBが基−N=N−を介して結合し
ている。適当な蛋白としては、アルブミン、グロプリン
、サイログロブリソ、貝へモシアニン、ヱデスチン等が
ある。このようにして作製した結合体を適当なアジュバ
ンドと混合してウサギ、モルモット、ャギ、羊等の動物
の皮下又は筋肉内に投与し、血清を採取し公知の処理を
なすことによって成分風の抗体が得られる。
合体は、化合物1に、氷冷下、亜硝酸ナトリウム及び塩
酸を作用させてジアゾ化し、これに緩衝化剤に熔解した
蛋白を作用させることにより製造でき、1分子の蛋白に
少なくとも1分子のPBが基−N=N−を介して結合し
ている。適当な蛋白としては、アルブミン、グロプリン
、サイログロブリソ、貝へモシアニン、ヱデスチン等が
ある。このようにして作製した結合体を適当なアジュバ
ンドと混合してウサギ、モルモット、ャギ、羊等の動物
の皮下又は筋肉内に投与し、血清を採取し公知の処理を
なすことによって成分風の抗体が得られる。
なお成分帆は後に説明するように‘f}、‘bー分離の
ために酵母又は細菌の細胞壁、天然の不溶性多糖類、化
学処理したデキストデンゲル、寒天ゲル、プラスチック
ビーズ、アクリルアミドゲル、ガラスビーズ、微細金属
粉末、合成ゴムチューブ等によって不落化しておくこと
ができる。
ために酵母又は細菌の細胞壁、天然の不溶性多糖類、化
学処理したデキストデンゲル、寒天ゲル、プラスチック
ビーズ、アクリルアミドゲル、ガラスビーズ、微細金属
粉末、合成ゴムチューブ等によって不落化しておくこと
ができる。
成分(B)の標識抗原は、化合物1に、氷冷下、亜硝酸
ナトリウムならびに塩酸を作用させてジアゾ化し、これ
に緩衝化剤に溶解したB−GALを作用させることによ
り製造でき、1分子の3−GALに少〈なくとも1分子
のPBが基−N=N−を介して結合している。
ナトリウムならびに塩酸を作用させてジアゾ化し、これ
に緩衝化剤に溶解したB−GALを作用させることによ
り製造でき、1分子の3−GALに少〈なくとも1分子
のPBが基−N=N−を介して結合している。
この際、高価な酵素を効率よく利用するために、またP
Bと結合しない遊離の酵素が残存するのを防ぐために化
合物1を大過剰用いるのが好ましい。8一GALとPB
とは、8一GALの構成アミノ酸である144分子のチ
ロシンと144分子のヒスチジン由釆のアミノ酸残基の
いづれかと化合物1のジアゾニウムクロラィドとが反応
して結合する。
Bと結合しない遊離の酵素が残存するのを防ぐために化
合物1を大過剰用いるのが好ましい。8一GALとPB
とは、8一GALの構成アミノ酸である144分子のチ
ロシンと144分子のヒスチジン由釆のアミノ酸残基の
いづれかと化合物1のジアゾニウムクロラィドとが反応
して結合する。
8−GALとPBとの結合割合は、用いる化合物1の量
ならびに反応条件によって左右されるが、少くなくとも
1分子の8一GALに1分子以上2斑扮子以下のPBが
結合し、その構造は次の様に推定される。
ならびに反応条件によって左右されるが、少くなくとも
1分子の8一GALに1分子以上2斑扮子以下のPBが
結合し、その構造は次の様に推定される。
(式中〔GAL〕一は8一GAL残基を、nは1以上2
総以下の整数を意味する)このようにして得た成分凶、
成分‘B}及び被検体の三者を緩衝液中で競合的に反応
させ、ついでm、【bー分離を行ない{fはたは‘b’
の酵素活性を測定することによりPBの定量ができる。
総以下の整数を意味する)このようにして得た成分凶、
成分‘B}及び被検体の三者を緩衝液中で競合的に反応
させ、ついでm、【bー分離を行ない{fはたは‘b’
の酵素活性を測定することによりPBの定量ができる。
EIA法の感度ないいま迅速性と関連する‘f’【b}
分離は【b}の二次凝集を促進させる方法、第1抗体(
P母抗体)に対する第2抗体または不溶性にした第2抗
体を更に作用させる二重抗体法又は二重抗体固相法や不
溶化した第一抗体を用いる不落性抗体法等の公3敗の手
段によって行なえる。
分離は【b}の二次凝集を促進させる方法、第1抗体(
P母抗体)に対する第2抗体または不溶性にした第2抗
体を更に作用させる二重抗体法又は二重抗体固相法や不
溶化した第一抗体を用いる不落性抗体法等の公3敗の手
段によって行なえる。
しかし、‘f}{b}分離の簡便さ、多数の試料を処理
できること、高価な第2抗体を用いない等の点において
不溶性抗体法が優れている。
できること、高価な第2抗体を用いない等の点において
不溶性抗体法が優れている。
不溶性抗体法の内でも、特に本発明者らが新らたに開発
した不落性抗体、すなわち抗体に球状ないし樟状の酵母
またはこの細胞肇を化学的に結合させた不溶性抗体を用
いる方法が最も優れている。従釆、EIAまたはラジオ
ィムノ アッセィで用いられている不落性抗体で実用
化されているのはデキストラン誘導体と抗体とを化学的
に結合させたものであるが、この不溶性抗体は試験管や
ピペットの壁に粘着する性質を有するため、定量的分注
および抗原抗体複合物の洗浄が難しいと云う欠点がある
。
した不落性抗体、すなわち抗体に球状ないし樟状の酵母
またはこの細胞肇を化学的に結合させた不溶性抗体を用
いる方法が最も優れている。従釆、EIAまたはラジオ
ィムノ アッセィで用いられている不落性抗体で実用
化されているのはデキストラン誘導体と抗体とを化学的
に結合させたものであるが、この不溶性抗体は試験管や
ピペットの壁に粘着する性質を有するため、定量的分注
および抗原抗体複合物の洗浄が難しいと云う欠点がある
。
また、凝集反応に応用することを目的とした中空ガラス
と抗体とを結合させた不溶性抗体が知られているが(特
関昭50一助116)、本発明の不溶性抗体とはその目
的を異にしている。更に袴関昭50一110磯5には糸
状菌または放線菌と酵素とを結合させた不落性酵素がブ
ドウ糖の製法において有用であるとの開示がなされてい
る。しかし、本発明者らはべニシリウム クリソゲニウ
ム(Penicillmmchひso鉾n印m)やアス
ベルギルス ニガー(Asperg川畑niger)の
如き糸状菌またはこれらの細胞壁を結合した抗体は均一
な懸濁状態にすることができず、EIAまたはラジオ
ィムノ アッセィに適用できないことも確認した。本発
明者らは、これらの先行技術を考慮しながら鋭意研究し
た結果、均一に懸濁可能で管壁に粘着せず、抗原抗体反
応を阻害せず、‘f’{bー分離が極めて容易な性質を
もつ本発明の不溶性抗体を開発した。
と抗体とを結合させた不溶性抗体が知られているが(特
関昭50一助116)、本発明の不溶性抗体とはその目
的を異にしている。更に袴関昭50一110磯5には糸
状菌または放線菌と酵素とを結合させた不落性酵素がブ
ドウ糖の製法において有用であるとの開示がなされてい
る。しかし、本発明者らはべニシリウム クリソゲニウ
ム(Penicillmmchひso鉾n印m)やアス
ベルギルス ニガー(Asperg川畑niger)の
如き糸状菌またはこれらの細胞壁を結合した抗体は均一
な懸濁状態にすることができず、EIAまたはラジオ
ィムノ アッセィに適用できないことも確認した。本発
明者らは、これらの先行技術を考慮しながら鋭意研究し
た結果、均一に懸濁可能で管壁に粘着せず、抗原抗体反
応を阻害せず、‘f’{bー分離が極めて容易な性質を
もつ本発明の不溶性抗体を開発した。
用いられる酵母の具体例としてはサッカロミセスセルビ
シェ(パン酵母)の如きサッカロミセス属、ピチア
ポリモルフア(Pichiapolのmorpha)の
如きピチァ属、シゾサッカロミセス ポンべ(Schi
Zosaccharomyces pomp)の如きシ
ゾサッカロミセス屋等が挙られ、特に入手の容易なパン
酵母が好ましい。
シェ(パン酵母)の如きサッカロミセス属、ピチア
ポリモルフア(Pichiapolのmorpha)の
如きピチァ属、シゾサッカロミセス ポンべ(Schi
Zosaccharomyces pomp)の如きシ
ゾサッカロミセス屋等が挙られ、特に入手の容易なパン
酵母が好ましい。
細胞壁は酵母をホモジナィザー等で機械的に破壊するか
、またはトリプシンで消化するか、または希アルカリ溶
液で煮沸するか、またはこれらの手段を組み合せた方法
により調製できる。
、またはトリプシンで消化するか、または希アルカリ溶
液で煮沸するか、またはこれらの手段を組み合せた方法
により調製できる。
酵母またはこの細胞壁と抗体を化学的に結合させるには
、これらを結合剤と共に反応させることにより行なえる
。
、これらを結合剤と共に反応させることにより行なえる
。
結合剤としては、例えばグルタールアルデヒド、エピク
ロルヒドリン、トルエンー2・4−ジィソシアネート、
カルボジイミド類等が挙られ、特に化学反応が緩和に進
行するグルタールアルデヒドが好ましい。以上から明ら
かなように本発明のEIA法の好ましい実施態様は本発
明の酵素標識抗原(〔PB〕−〔8−D−GAL〕結合
物)、未標識抗原(PB)ならびにこれらの抗体とを競
合的に反応させ、次いで‘f}{b’分離を公知の手段
よって行ない、{f’または‘bーの3−GAL活性を
測定することである。
ロルヒドリン、トルエンー2・4−ジィソシアネート、
カルボジイミド類等が挙られ、特に化学反応が緩和に進
行するグルタールアルデヒドが好ましい。以上から明ら
かなように本発明のEIA法の好ましい実施態様は本発
明の酵素標識抗原(〔PB〕−〔8−D−GAL〕結合
物)、未標識抗原(PB)ならびにこれらの抗体とを競
合的に反応させ、次いで‘f}{b’分離を公知の手段
よって行ない、{f’または‘bーの3−GAL活性を
測定することである。
更に好ましい本発明のEIA法の実施態様は酵素標識抗
原として本発明の〔PB〕−〔8一GAL〕結合物を用
い、抗体として球状ないし棒状の酵母またはこの細胞壁
を結合させた不溶性抗体を用いることである。特に好ま
しい本発明の実施態様は酵素標識抗原として本発明の
びB〕−〔8一GAL〕結合物を用い、抗体としてパン
酵母の細胞壁を結合させた不落性抗体を用いることであ
る。
原として本発明の〔PB〕−〔8一GAL〕結合物を用
い、抗体として球状ないし棒状の酵母またはこの細胞壁
を結合させた不溶性抗体を用いることである。特に好ま
しい本発明の実施態様は酵素標識抗原として本発明の
びB〕−〔8一GAL〕結合物を用い、抗体としてパン
酵母の細胞壁を結合させた不落性抗体を用いることであ
る。
次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例 1
酵素標識抗原(〔PB〕−〔ムーGAL〕結合物)の調
製mーアミノフヱノバルビタール1.5雌、臭化カリウ
ム17肋9、36%塩酸2メタを含む0.230の‘の
水溶液に、氷冷下に亜硝酸ナトリウム570ムタを含む
水溶液80ムクを加え1時間反応させる。
製mーアミノフヱノバルビタール1.5雌、臭化カリウ
ム17肋9、36%塩酸2メタを含む0.230の‘の
水溶液に、氷冷下に亜硝酸ナトリウム570ムタを含む
水溶液80ムクを加え1時間反応させる。
この反応液80仏〆を0.01Mホウ酸ナトリウム溶液
4の‘に加えたものを、大腸菌由来の8−GAL500
ムタを含む0.02Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.
0)2の‘に加え1時間氷冷下に渡洋する。この反応液
をダイアフロー限外炉過膜びM30(アミコン社)で炉
過後、さらに残査を0.9%NaCI−0.02MTr
is・Hcl(pH7.0)10の‘で3回炉過洗膝し
、最後に残査に0.2%斑A‐0.9%NaCI−0.
02MTrisIHcl(PH7.0)−0.1%Na
N3を加えて最終容量20の‘とする(40の副測定用
)。実施例 2 抗P母抗体の調製 BSA50仮oを0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH
8.0)25の‘に溶解し、無水酢酸100のoを含む
テトラヒドロフラン溶液0.5の‘を加え、縄拝しなが
ら室温で1時間放置後、0.01Mホウ酸ナトリウム緩
衝液(pH9.3)5のこ対して1夜透析し、同緩衝液
を加えて最終容量50泌とし1%アセチル化BSA溶液
とする。
4の‘に加えたものを、大腸菌由来の8−GAL500
ムタを含む0.02Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.
0)2の‘に加え1時間氷冷下に渡洋する。この反応液
をダイアフロー限外炉過膜びM30(アミコン社)で炉
過後、さらに残査を0.9%NaCI−0.02MTr
is・Hcl(pH7.0)10の‘で3回炉過洗膝し
、最後に残査に0.2%斑A‐0.9%NaCI−0.
02MTrisIHcl(PH7.0)−0.1%Na
N3を加えて最終容量20の‘とする(40の副測定用
)。実施例 2 抗P母抗体の調製 BSA50仮oを0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH
8.0)25の‘に溶解し、無水酢酸100のoを含む
テトラヒドロフラン溶液0.5の‘を加え、縄拝しなが
ら室温で1時間放置後、0.01Mホウ酸ナトリウム緩
衝液(pH9.3)5のこ対して1夜透析し、同緩衝液
を加えて最終容量50泌とし1%アセチル化BSA溶液
とする。
亜硝酸ナトリウム25雌を含む水溶液3.5の‘を、m
−アミノフェノバルビタール86.5の9、36%塩酸
85ム〆および臭化カリウム7.5の9を含む水溶液1
0の‘に氷冷下に添加し、1時間燈梓後、さらに水を加
えて40の‘とする(ジアゾ化m−フヱノバルビタール
)。
−アミノフェノバルビタール86.5の9、36%塩酸
85ム〆および臭化カリウム7.5の9を含む水溶液1
0の‘に氷冷下に添加し、1時間燈梓後、さらに水を加
えて40の‘とする(ジアゾ化m−フヱノバルビタール
)。
このジアゾ化mーフェノバルビタール溶液40の‘を、
前記1%ァセチルイ雌SA溶液(PH9.3)50の‘
に氷冷下に燈拝しながら添加し、さらに3時間縄拝する
。
前記1%ァセチルイ雌SA溶液(PH9.3)50の‘
に氷冷下に燈拝しながら添加し、さらに3時間縄拝する
。
この反応液を水道水で一夜透析してから(95の‘)、
凍結乾燥し、〔PB〕−〔BSA〕結合物を得た(収量
520のo)。その3雌をアミノ酸分析することにより
、BSAIMolあたり2仇holのフエノバルビター
ルが導入されたことが認められた。この〔PB〕−〔B
SA〕結合物を4雌/地の割合に生理食塩水に溶解し、
等容量のフロィンドの完全アジュバントを加え、ワーリ
ングブレンダーで十分乳化したものを2.5〜3.5k
9の成熟ウサギ1、0、mに初回は足隣に0.5moを
2ケ所ならびに8ケ所の背部皮内に0.25奴づつを注
射し、以降2週間おきに10ケ所の皮内に0.2〜0.
4のoづつを注射し、注射後1週間毎に耳静脈より採血
し玩びB力価を測定した(第1図参照)。
凍結乾燥し、〔PB〕−〔BSA〕結合物を得た(収量
520のo)。その3雌をアミノ酸分析することにより
、BSAIMolあたり2仇holのフエノバルビター
ルが導入されたことが認められた。この〔PB〕−〔B
SA〕結合物を4雌/地の割合に生理食塩水に溶解し、
等容量のフロィンドの完全アジュバントを加え、ワーリ
ングブレンダーで十分乳化したものを2.5〜3.5k
9の成熟ウサギ1、0、mに初回は足隣に0.5moを
2ケ所ならびに8ケ所の背部皮内に0.25奴づつを注
射し、以降2週間おきに10ケ所の皮内に0.2〜0.
4のoづつを注射し、注射後1週間毎に耳静脈より採血
し玩びB力価を測定した(第1図参照)。
抗体力価の上昇が箸じるしく、かつ、力価が一定になっ
た100日目のウサギmに5%ウレタン水溶液を1夕/
kgの割合で腹腔内注射して麻酔し、頚動脈より放血採
血し、室温で2〜3時間放置後遺心分離(300爪pm
、20分)し約70の‘の血清を得た。
た100日目のウサギmに5%ウレタン水溶液を1夕/
kgの割合で腹腔内注射して麻酔し、頚動脈より放血採
血し、室温で2〜3時間放置後遺心分離(300爪pm
、20分)し約70の‘の血清を得た。
抗血清の力価はガンマベニン緩衝液でウサギの血清を2
00倍に稀釈し、その0.2の‘に粗−PB(比放射能
10.3山Ci/mmole)20蛇夕/10一そエタ
ノールを加えて約1時間5℃で放置後飽和硫安0.2の
‘を加えて20分後に遠心分離し、上清0.2地中の遊
離細−PBを測定し、対照の正常ウサギのカウントAお
よび免疫ウサギのカウントBを測定し、三三xloo%
を算出し、便宜上の力価とした。上記の抗ウサギ血清5
.0の‘を0.2Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.0
)13Mに加えて、氷冷下に燈拝しながら飽和硫安液1
8の‘を少しずつ加え(5分間)、さらに燭梓(20分
)後、遠心分離(1000比pm、20分)する。
00倍に稀釈し、その0.2の‘に粗−PB(比放射能
10.3山Ci/mmole)20蛇夕/10一そエタ
ノールを加えて約1時間5℃で放置後飽和硫安0.2の
‘を加えて20分後に遠心分離し、上清0.2地中の遊
離細−PBを測定し、対照の正常ウサギのカウントAお
よび免疫ウサギのカウントBを測定し、三三xloo%
を算出し、便宜上の力価とした。上記の抗ウサギ血清5
.0の‘を0.2Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.0
)13Mに加えて、氷冷下に燈拝しながら飽和硫安液1
8の‘を少しずつ加え(5分間)、さらに燭梓(20分
)後、遠心分離(1000比pm、20分)する。
上清を除去し、沈殿に0.2Mリン酸カリウム緩衝液(
pH7.0)8地を加え溶解し、さらに冷却下に飽和硫
安液5.5の‘を少しずつ添加(5分)後、20分間燈
拝し、再び遠心(1000仇pm、20分)し、上清を
除去し、沈殿を0.09Mリン酸緩衝液(pH7.0)
5の‘に溶解し、セロフアン透析膜チューブに入れて、
0.02Mリン酸緩衝液(pH7.0)3のこ対して一
夜透析し、抗PB抗体を得る(総液量9.4私、総タン
パク量1払の。)。実施例 3抗PB不・溶性抗体の調
製 市販の圧窄パン酵母250夕を500の‘の水に懸濁し
、ダイノミル(マシンフアブリック社)で破砕(300
仇pm、ガラスビーズの直径0.25〜0.5風)し、
IM−Naclと水で交互に充分洗浄後凍結乾燥し、1
3夕の細胞壁を得る。
pH7.0)8地を加え溶解し、さらに冷却下に飽和硫
安液5.5の‘を少しずつ添加(5分)後、20分間燈
拝し、再び遠心(1000仇pm、20分)し、上清を
除去し、沈殿を0.09Mリン酸緩衝液(pH7.0)
5の‘に溶解し、セロフアン透析膜チューブに入れて、
0.02Mリン酸緩衝液(pH7.0)3のこ対して一
夜透析し、抗PB抗体を得る(総液量9.4私、総タン
パク量1払の。)。実施例 3抗PB不・溶性抗体の調
製 市販の圧窄パン酵母250夕を500の‘の水に懸濁し
、ダイノミル(マシンフアブリック社)で破砕(300
仇pm、ガラスビーズの直径0.25〜0.5風)し、
IM−Naclと水で交互に充分洗浄後凍結乾燥し、1
3夕の細胞壁を得る。
得られる酵母細胞壁の水懸濁液5咳3/の【の0.5の
‘と実施例2で得た抗PB抗体の1.37Mとを混和し
、さらに0.1M酢酸緩衝液(pH4.9)1.77の
‘を加えて、澄梓下に25%グルタールアルデヒド溶液
70山Zを少量ずつ滴下して、室温で2時間縄拝する。
‘と実施例2で得た抗PB抗体の1.37Mとを混和し
、さらに0.1M酢酸緩衝液(pH4.9)1.77の
‘を加えて、澄梓下に25%グルタールアルデヒド溶液
70山Zを少量ずつ滴下して、室温で2時間縄拝する。
この反応混液を遠心分離(700びpm、20分)し、
上清を除去して、さらに0.02MTrisHCI−0
.9%NaC1(pH7.0)10の【で2回遠心洗糠
する。最後に沈殿に0.2%BSA−0.02M Tn
sHCI−0.9%NaC1(冊7.0)−0.1%N
aN3を加えて5.2の‘とし、超音波処理(1眺cy
cle、3町皆)したものを抗PB不落性抗体として用
いる(10q団ぶsay分)。実施例 4定量用試薬お
よび定量方法 定量用試薬 〔A〕緩衝液 0.2MTris・HCI−0.9%N
aC1(pH7‐〇)〔B〕B標準液 〔A〕液1泌中
にPBI山夕を含有する。
上清を除去して、さらに0.02MTrisHCI−0
.9%NaC1(pH7.0)10の【で2回遠心洗糠
する。最後に沈殿に0.2%BSA−0.02M Tn
sHCI−0.9%NaC1(冊7.0)−0.1%N
aN3を加えて5.2の‘とし、超音波処理(1眺cy
cle、3町皆)したものを抗PB不落性抗体として用
いる(10q団ぶsay分)。実施例 4定量用試薬お
よび定量方法 定量用試薬 〔A〕緩衝液 0.2MTris・HCI−0.9%N
aC1(pH7‐〇)〔B〕B標準液 〔A〕液1泌中
にPBI山夕を含有する。
〔C〕酵素標識抗原 0.02MTris・HCI−0
.9%NaCI−0.2%茂A−0.1%NaN3溶液
(PH7.0)中に実施例1で調製した〔PB〕−〔8
−GAL〕結合物を8一GALとして25仏夕/叫の割
合で含有する。
.9%NaCI−0.2%茂A−0.1%NaN3溶液
(PH7.0)中に実施例1で調製した〔PB〕−〔8
−GAL〕結合物を8一GALとして25仏夕/叫の割
合で含有する。
〔D〕抗PB不溶性抗体 0.02MTris・HCI
−0.9%NaCI−0.2%斑A−0.1%NaN3
溶液(PH7.0)中に実施例3で得た抗PB不溶性抗
体を細胞壁として10雌/の‘の割合で含有する。
−0.9%NaCI−0.2%斑A−0.1%NaN3
溶液(PH7.0)中に実施例3で得た抗PB不溶性抗
体を細胞壁として10雌/の‘の割合で含有する。
〔E〕基質溶液 0.16%○−ニトロフェニルーB一
Dーガラクトシドー0.2mM Mgc12一0.3%
8ーメルカプトェタノールー0.08Mリン酸カリウム
溶液(pH7.0)。
Dーガラクトシドー0.2mM Mgc12一0.3%
8ーメルカプトェタノールー0.08Mリン酸カリウム
溶液(pH7.0)。
〔F〕酵素反応停止液 0.1Mリン酸カリウム緩衝液
(pHIO.3)。
(pHIO.3)。
定量法
標準検量線作用にX.・・・・・・Xn本の、被検体用
にY.・・・・・・Ym本のガラス製遠沈管(2×10
仇)を用意し、全遼沈管に〔A〕1.0の‘を加え、次
に×系の遠心管には倍数希釈した既知濃度(0〜50仇
夕)の〔B〕を加え、Y系の遠沈管には適量の検体(ヒ
ト患者血清の場合には、例えば5び音希釈したものを5
0仏夕)を添加する。
にY.・・・・・・Ym本のガラス製遠沈管(2×10
仇)を用意し、全遼沈管に〔A〕1.0の‘を加え、次
に×系の遠心管には倍数希釈した既知濃度(0〜50仇
夕)の〔B〕を加え、Y系の遠沈管には適量の検体(ヒ
ト患者血清の場合には、例えば5び音希釈したものを5
0仏夕)を添加する。
全遠沈管に〔C〕50rそおよび〔D〕50″そを添加
し(ヒト患者血清を検体とする場合には1坊苦希釈した
PB不含正常人血清100ムそ添加し)、よく混合し、
5℃で30分間放置後遠心分離(300仇pm、1ぴ分
)し、沈殿に〔A〕1.0の‘を加え2回遠心洗浴する
。次に沈殿に〔E〕0.5机を加え、37q0で温層し
、15または30分後〔F〕2.0の‘を加え途枕し、
上清の41加川の吸光度を測定する。作成した標準検量
線から検体中のPB濃度を算出する。実施例 5他の抗
てんかん剤との交差性 PB、ジフエニルヒダントイン(DPH)、pーヒドロ
キシジフエニルヒダントイン(H○一DPH)、トリメ
タジオン(TM)、カルバマゼピン(CM)、プリミド
ン(PM)の種々濃度存在下に、実施例4の方法で抗原
抗体反応を行ない、不溶性抗体と結合した酵素標識抗原
の酵素活性を測定すると第2図に示たように、これら抗
てんかん剤との交差は6〜20仇夕の範囲では認められ
なかつた。
し(ヒト患者血清を検体とする場合には1坊苦希釈した
PB不含正常人血清100ムそ添加し)、よく混合し、
5℃で30分間放置後遠心分離(300仇pm、1ぴ分
)し、沈殿に〔A〕1.0の‘を加え2回遠心洗浴する
。次に沈殿に〔E〕0.5机を加え、37q0で温層し
、15または30分後〔F〕2.0の‘を加え途枕し、
上清の41加川の吸光度を測定する。作成した標準検量
線から検体中のPB濃度を算出する。実施例 5他の抗
てんかん剤との交差性 PB、ジフエニルヒダントイン(DPH)、pーヒドロ
キシジフエニルヒダントイン(H○一DPH)、トリメ
タジオン(TM)、カルバマゼピン(CM)、プリミド
ン(PM)の種々濃度存在下に、実施例4の方法で抗原
抗体反応を行ない、不溶性抗体と結合した酵素標識抗原
の酵素活性を測定すると第2図に示たように、これら抗
てんかん剤との交差は6〜20仇夕の範囲では認められ
なかつた。
実施例 6
本EIAの定量誤差
ガラスクロマトグラフィー法で定量した場合10.4ム
タ/の‘(試料a)、松.4メタ/の【(試料b)およ
び32.0ムタ/の【(試料c)のPBを含有する試料
を実施例4の方法でそれぞれlq団定量し、その定量誤
差を求め第1表の結果を得た。
タ/の‘(試料a)、松.4メタ/の【(試料b)およ
び32.0ムタ/の【(試料c)のPBを含有する試料
を実施例4の方法でそれぞれlq団定量し、その定量誤
差を求め第1表の結果を得た。
また、ガラスクロマトグラフィー法で定量した場合5.
5ムタ′の‘(試料d)、15.1r夕/地(試料e)
および27.2山夕/机【(試料f)のPBを含有する
試料を実施例4の方法で日に1回5日間にわたってその
日差変動をみ、第2表の結果を得た。
5ムタ′の‘(試料d)、15.1r夕/地(試料e)
および27.2山夕/机【(試料f)のPBを含有する
試料を実施例4の方法で日に1回5日間にわたってその
日差変動をみ、第2表の結果を得た。
その結果、本EIA法の定量誤差は10%以内である。
第1表第2表 ※〃タイ勿必 X±SD:平均値士標準偏差 CV :変動係数 実施例 7 ヒト血清中のPBの定量 ジフエニルヒダントイン、プリミドンおよびPBを内服
した77例の患者の血清中のPBを実施例4の方法なら
びにガラスク。
第1表第2表 ※〃タイ勿必 X±SD:平均値士標準偏差 CV :変動係数 実施例 7 ヒト血清中のPBの定量 ジフエニルヒダントイン、プリミドンおよびPBを内服
した77例の患者の血清中のPBを実施例4の方法なら
びにガラスク。
マトグラフィ一法で定量し、両者の相関性を求めた結果
、第3図に示す様に両者はよく相関した。実施例 8 PB定量用EIAキット ‘a’ 緩衝液−蓋付30の【ガラス試薬ビンに0.2
MTris・HCI−9%NaC1(pH7.0)を2
5の【含んだもの100本を調製する。
、第3図に示す様に両者はよく相関した。実施例 8 PB定量用EIAキット ‘a’ 緩衝液−蓋付30の【ガラス試薬ビンに0.2
MTris・HCI−9%NaC1(pH7.0)を2
5の【含んだもの100本を調製する。
用時、水を加えて250泌とすると実施例4の試薬〔A
〕となる。
〕となる。
{bー 標準PBエタノール−蓋付6Mガラス試薬ビン
にPB500ムタ/5の【エタノールを含有したもの。
にPB500ムタ/5の【エタノールを含有したもの。
100本を調製する。用時、試薬〔A〕で倍数希釈する
。
。
‘c’酵素標識抗原−蓋付6泌ガラス試薬ビンに実施例
4の試薬〔c〕を5.2の【含有するもの100本を調
製する。
4の試薬〔c〕を5.2の【含有するもの100本を調
製する。
‘d’抗PB不溶性抗体−蓋付6机【ガラス試薬ビンに
実施例4の試薬〔D〕を5.2m‘含有するもの100
本を調製する。
実施例4の試薬〔D〕を5.2m‘含有するもの100
本を調製する。
‘d 基質溶液−8&oの○ーニト。
フェニル−8−Dーガラクトシド粉末を2の‘のガラス
試薬ビン中に密閉したもの。10止本を調製する。
試薬ビン中に密閉したもの。10止本を調製する。
用時、0.3%8ーメルカプトェタノールー0.8MI
′ン酸カリウム緩衝液(pH7.0)を5物‘を加えて
溶解すれば実施例4の試薬〔E〕となる。
′ン酸カリウム緩衝液(pH7.0)を5物‘を加えて
溶解すれば実施例4の試薬〔E〕となる。
{f} 酵素反応停止液−蓋付25の‘ガラス試薬ビン
にIMリン酸カリウム緩衝液(pHIO.3)22の‘
を含有したもの。
にIMリン酸カリウム緩衝液(pHIO.3)22の‘
を含有したもの。
100本を調製する。
用時、水を加えて松0の‘とすれば実施例4の試薬〔F
〕となる。
〕となる。
上記【a}〜【f’の試薬ビン各1本づつを一対とする
キットが100セット調製でき、実施例4と同様の一方
法により1キツトにつき100回のPBの定量ができる
。
キットが100セット調製でき、実施例4と同様の一方
法により1キツトにつき100回のPBの定量ができる
。
第1図は〔PB〕−〔BSA〕結合物をウサギに投与し
た場合の抗体力価の経日変化を、第2図は種々の抗てん
かん剤とPBとの抗PB抗体に対する交差性を、第3図
は本EIA法とガスクロマトグラフィ一法の相関関係を
それぞれ表わす。 第3図 図 船 図 N 球
た場合の抗体力価の経日変化を、第2図は種々の抗てん
かん剤とPBとの抗PB抗体に対する交差性を、第3図
は本EIA法とガスクロマトグラフィ一法の相関関係を
それぞれ表わす。 第3図 図 船 図 N 球
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも下記の成分から構成されることを特徴と
するエンザイムイムノアツセイ法によるフエノバルビタ
ール定量用試薬成分(A);下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるm−アミノフエノバルビタールのジアゾニ
ウム塩と蛋白とを反応させることにより製造され、かつ
、1分子の蛋白に少なくとも1分子のフエノバルビター
ルが基−N=N−を介して結合してなる[フエノバルビ
タール]−[蛋白]結合物を動物に投与して生成せしめ
た抗体成分(B);m−アミノフエノバルビタールのジ
アゾニウム塩とβ−D−ガラクトシダーゼとを反応させ
ることにより製造され、かつ、1分子のβ−D−ガラク
トシダーゼに少なくとも1分子のフエノバルビタールが
基−N=N−を介して結合してなる[フエノバルビター
ル]−[β−D−ガラクトシダーゼ]結合物2 酵素標
識フエノバルビタール及び未標識フエノバルビタールを
これらに対する抗体に競合的に反応させ、次いで抗体と
結合した酵素標識フエノバルビタールと遊離の酵素標識
フエノバルビタールとを分離し、いずれかの酵素活性を
測定することからなるエンザイムイムノアツセイ法に基
づくフエノバルビタールの定量法において、抗体として
、下記式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるm−アミノフエノバルビタールのジアゾニ
ウム塩と蛋白とを反応させることにより製造され、かつ
、1分子の蛋白に少なくとも1分子のフエノバルビター
ルが基−N=N−を介して結合してなる[フエノバルビ
タール]−[蛋白]結合物を動物に投与して生成せしめ
た抗体を用い、酵素標識フエノバルビタールとして該ジ
アゾニウム塩とβ−D−ガラクトシダーゼとを反応させ
ることにより製造され、かつ、1分子のβ−D−ガラク
トシダーゼに少なくとも1分子のフエノバルビタールが
基−N=N−を介して結合してなる[フエノバルビター
ル]−[β−D−ガラクトシダーゼ]結合物を用いるこ
とを特徴とする方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14187976A JPS6026980B2 (ja) | 1976-11-25 | 1976-11-25 | フエノバルビタ−ル定量用試薬 |
US05/778,244 US4166767A (en) | 1976-03-25 | 1977-03-16 | Insolubilized antibody |
GB12486/77A GB1536396A (en) | 1976-03-25 | 1977-03-24 | Insolubilized antibody useful for an enzyme immuno assay or radio immuno assay |
DE2713369A DE2713369C2 (de) | 1976-03-25 | 1977-03-25 | Nicht löslicher Antikörper, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung im Analysenbesteck für den Enzymimmunassay oder Radioimmunassay |
FR7709023A FR2345461A1 (fr) | 1976-03-25 | 1977-03-25 | Anticorps insolubilise convenant a l'analyse radio-immunologique ou enzymo-immunologique et son procede d'utilisation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14187976A JPS6026980B2 (ja) | 1976-11-25 | 1976-11-25 | フエノバルビタ−ル定量用試薬 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5365886A JPS5365886A (en) | 1978-06-12 |
JPS6026980B2 true JPS6026980B2 (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=15302277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14187976A Expired JPS6026980B2 (ja) | 1976-03-25 | 1976-11-25 | フエノバルビタ−ル定量用試薬 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026980B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61241242A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-27 | Fujitaro Shimizu | キツトカ−の再利用法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2662070C1 (ru) * | 2017-06-29 | 2018-07-23 | Общество с ограниченной ответственностью "Трейдсервис" | Способ количественного определения фенобарбитала в таблетках "Корвалол" способом УФ-спектрофотометрии с использованием удельного показателя поглощения |
-
1976
- 1976-11-25 JP JP14187976A patent/JPS6026980B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61241242A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-27 | Fujitaro Shimizu | キツトカ−の再利用法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5365886A (en) | 1978-06-12 |
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