JPS6026980B2 - フエノバルビタ−ル定量用試薬 - Google Patents

フエノバルビタ−ル定量用試薬

Info

Publication number
JPS6026980B2
JPS6026980B2 JP14187976A JP14187976A JPS6026980B2 JP S6026980 B2 JPS6026980 B2 JP S6026980B2 JP 14187976 A JP14187976 A JP 14187976A JP 14187976 A JP14187976 A JP 14187976A JP S6026980 B2 JPS6026980 B2 JP S6026980B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenobarbital
enzyme
antibody
molecule
protein
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14187976A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5365886A (en
Inventor
繁 黒岡
憲之 砂原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP14187976A priority Critical patent/JPS6026980B2/ja
Priority to US05/778,244 priority patent/US4166767A/en
Priority to GB12486/77A priority patent/GB1536396A/en
Priority to DE2713369A priority patent/DE2713369C2/de
Priority to FR7709023A priority patent/FR2345461A1/fr
Publication of JPS5365886A publication Critical patent/JPS5365886A/ja
Publication of JPS6026980B2 publication Critical patent/JPS6026980B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はEmMme lmmu肌Assay(以下EI
Aと略す)法によってフェノバルビタール(以下PBと
略す)を定量する際に用いる定量用試薬、定量法及び下
記式で表わされるmーアミノフェノバルビタール(以下
「化合物1」という)のジアゾニゥム塩と蛋白との結合
物に関する。
本明細書においてEIA法とは酵素標識抗原及び抗原(
定量されるべき物質)をこれらに対する抗体に競合的に
反応させ、次いで抗体と結合した酵素標識抗原(bo皿
d:以下{b}と略す)と遊離の酵素標識抗原(fre
e:以下{f’と略す)とを分離し{f)又は‘bー中
の酵素活性を測定するすべての方法を含むものとする。
薬理効果が発現する用量と中毒の如き副作用が発現する
用量とが接近しているPBの如き薬剤の体液中の濃度を
知ることは治療上極めて有用な情報であるが、極微量定
量法であるEIA法でPBを定量した例は知られていな
い。最近多くのEIAに関する報告がなされているにも
かかわらず実用的なものが少ない主な理由は、抗原及び
酵素標識抗原とは反応するが、化学構造が抗原と類似す
る化合物とは反応しない・・・・・・・・・交差性がな
い・・・・・・・・・抗体を得にくいこと及び抗体に対
して抗糠と競合的に反応する酵素標識抗原の選出が困難
であるためと考えられる。
本発明者らは、てんかん治療においてPBと併用される
プリミドン、トリメタジオン、カルバマゼピン、ジフエ
ニルヒダントインまたはジフエニルヒダントィンの代謝
産物であるp−ヒドロキシジフエニルヒダントインが、
ことにジフエニルヒダントイン、p−ヒドロキシジフエ
ニルヒダントィンまたはプリミドンがPBと共存する検
体中のPBをEIA法によって定量する場合、PBとの
交差性を危倶した。
しかし、化合物1のジアゾニウムクロラィドとアセチル
化した牛血清アルブミン(以下茂Aと略す)を反応させ
て製した{PB〕−〔欧A〕結合物をハプテン抗原とし
、以下常法に従って製造した抗体を用いることによって
PB以外の上記抗てんかん剤との交差性を回避すること
ができた。しかし、この様な抗体に対してPBと競合的
に反応する適切な酵素標識フヱノバルビタールを調製す
るのは極めて困難な事であった。
本発明者らは、体液中にほとんど存在せず、抗原(すな
わちPB)との結合反応に於ても失活せず、その測定法
が簡便かつ高感度である酵素標識用の酵素として8一D
−ガラクトシダーゼ(以下8−GALと略す)を選択し
、かつ、遊離の酵素や〔酵素〕−〔酵素〕結合物の生成
する可能性の低いと考えられる種々の結合様式で抗原で
あるPBと酵素である0−GALとを結合させ、得られ
る種々の〔PB〕−〔8一GAL〕結合物(酵素標識抗
原)と抗体との反応性を検討した結果、意外にも本発明
のPBと6−GALを基−N=N−を介して結合した酵
素標識抗原以外のものは抗体との反応性が強すぎるかあ
るいは弱すぎて、抗体に対する反応が競合的に行なわれ
ず、全くEIAに適用できないことを知った。
以上の知見をもとにして、我々は本発明を完成した。
本発明は、少なくとも次の成分から構成されることを特
徴とする免疫化学的測定法によるPB定量用試薬、PB
の定量法及び化合物1のジアゾニゥム塩と蛋白との結合
物に関する。
成分凶;化合物1のジアゾニウム塩と蛋白とを反応させ
ることにより製造され、かつ、1分子の蛋白に少なくと
も1分子のPBが基−N=N−を介して結合してなる[
フェノバルビタール]−[蛋白]結合物を動物に投与し
て生成せしめた抗体成分‘B’;化合物1のジアゾニウ
ム塩を8一D−ガラクトシダーゼで標識して得られ、か
つ、1分子の8−Dーガラクトシダーゼに少なくとも1
分子のPBが基−N=N−を介して結合してなる[フエ
ノバルビタール]一[8一D−ガラクトシダーゼ]結合
物本誌薬は成分の、皿以外に必要に応じて、検量線作成
用の標準PB含有溶液、酵素活性測定用試薬(例えば、
基質、基質溶解液、酵素反応停止液等)、第2抗体、緩
衝化剤等から構成される。
成分凶における化合物1のジアゾニウム塩と蛋白との結
合体は、化合物1に、氷冷下、亜硝酸ナトリウム及び塩
酸を作用させてジアゾ化し、これに緩衝化剤に熔解した
蛋白を作用させることにより製造でき、1分子の蛋白に
少なくとも1分子のPBが基−N=N−を介して結合し
ている。適当な蛋白としては、アルブミン、グロプリン
、サイログロブリソ、貝へモシアニン、ヱデスチン等が
ある。このようにして作製した結合体を適当なアジュバ
ンドと混合してウサギ、モルモット、ャギ、羊等の動物
の皮下又は筋肉内に投与し、血清を採取し公知の処理を
なすことによって成分風の抗体が得られる。
なお成分帆は後に説明するように‘f}、‘bー分離の
ために酵母又は細菌の細胞壁、天然の不溶性多糖類、化
学処理したデキストデンゲル、寒天ゲル、プラスチック
ビーズ、アクリルアミドゲル、ガラスビーズ、微細金属
粉末、合成ゴムチューブ等によって不落化しておくこと
ができる。
成分(B)の標識抗原は、化合物1に、氷冷下、亜硝酸
ナトリウムならびに塩酸を作用させてジアゾ化し、これ
に緩衝化剤に溶解したB−GALを作用させることによ
り製造でき、1分子の3−GALに少〈なくとも1分子
のPBが基−N=N−を介して結合している。
この際、高価な酵素を効率よく利用するために、またP
Bと結合しない遊離の酵素が残存するのを防ぐために化
合物1を大過剰用いるのが好ましい。8一GALとPB
とは、8一GALの構成アミノ酸である144分子のチ
ロシンと144分子のヒスチジン由釆のアミノ酸残基の
いづれかと化合物1のジアゾニウムクロラィドとが反応
して結合する。
8−GALとPBとの結合割合は、用いる化合物1の量
ならびに反応条件によって左右されるが、少くなくとも
1分子の8一GALに1分子以上2斑扮子以下のPBが
結合し、その構造は次の様に推定される。
(式中〔GAL〕一は8一GAL残基を、nは1以上2
総以下の整数を意味する)このようにして得た成分凶、
成分‘B}及び被検体の三者を緩衝液中で競合的に反応
させ、ついでm、【bー分離を行ない{fはたは‘b’
の酵素活性を測定することによりPBの定量ができる。
EIA法の感度ないいま迅速性と関連する‘f’【b}
分離は【b}の二次凝集を促進させる方法、第1抗体(
P母抗体)に対する第2抗体または不溶性にした第2抗
体を更に作用させる二重抗体法又は二重抗体固相法や不
溶化した第一抗体を用いる不落性抗体法等の公3敗の手
段によって行なえる。
しかし、‘f}{b}分離の簡便さ、多数の試料を処理
できること、高価な第2抗体を用いない等の点において
不溶性抗体法が優れている。
不溶性抗体法の内でも、特に本発明者らが新らたに開発
した不落性抗体、すなわち抗体に球状ないし樟状の酵母
またはこの細胞肇を化学的に結合させた不溶性抗体を用
いる方法が最も優れている。従釆、EIAまたはラジオ
ィムノ アッセィで用いられている不落性抗体で実用
化されているのはデキストラン誘導体と抗体とを化学的
に結合させたものであるが、この不溶性抗体は試験管や
ピペットの壁に粘着する性質を有するため、定量的分注
および抗原抗体複合物の洗浄が難しいと云う欠点がある
また、凝集反応に応用することを目的とした中空ガラス
と抗体とを結合させた不溶性抗体が知られているが(特
関昭50一助116)、本発明の不溶性抗体とはその目
的を異にしている。更に袴関昭50一110磯5には糸
状菌または放線菌と酵素とを結合させた不落性酵素がブ
ドウ糖の製法において有用であるとの開示がなされてい
る。しかし、本発明者らはべニシリウム クリソゲニウ
ム(Penicillmmchひso鉾n印m)やアス
ベルギルス ニガー(Asperg川畑niger)の
如き糸状菌またはこれらの細胞壁を結合した抗体は均一
な懸濁状態にすることができず、EIAまたはラジオ
ィムノ アッセィに適用できないことも確認した。本発
明者らは、これらの先行技術を考慮しながら鋭意研究し
た結果、均一に懸濁可能で管壁に粘着せず、抗原抗体反
応を阻害せず、‘f’{bー分離が極めて容易な性質を
もつ本発明の不溶性抗体を開発した。
用いられる酵母の具体例としてはサッカロミセスセルビ
シェ(パン酵母)の如きサッカロミセス属、ピチア
ポリモルフア(Pichiapolのmorpha)の
如きピチァ属、シゾサッカロミセス ポンべ(Schi
Zosaccharomyces pomp)の如きシ
ゾサッカロミセス屋等が挙られ、特に入手の容易なパン
酵母が好ましい。
細胞壁は酵母をホモジナィザー等で機械的に破壊するか
、またはトリプシンで消化するか、または希アルカリ溶
液で煮沸するか、またはこれらの手段を組み合せた方法
により調製できる。
酵母またはこの細胞壁と抗体を化学的に結合させるには
、これらを結合剤と共に反応させることにより行なえる
結合剤としては、例えばグルタールアルデヒド、エピク
ロルヒドリン、トルエンー2・4−ジィソシアネート、
カルボジイミド類等が挙られ、特に化学反応が緩和に進
行するグルタールアルデヒドが好ましい。以上から明ら
かなように本発明のEIA法の好ましい実施態様は本発
明の酵素標識抗原(〔PB〕−〔8−D−GAL〕結合
物)、未標識抗原(PB)ならびにこれらの抗体とを競
合的に反応させ、次いで‘f}{b’分離を公知の手段
よって行ない、{f’または‘bーの3−GAL活性を
測定することである。
更に好ましい本発明のEIA法の実施態様は酵素標識抗
原として本発明の〔PB〕−〔8一GAL〕結合物を用
い、抗体として球状ないし棒状の酵母またはこの細胞壁
を結合させた不溶性抗体を用いることである。特に好ま
しい本発明の実施態様は酵素標識抗原として本発明の
びB〕−〔8一GAL〕結合物を用い、抗体としてパン
酵母の細胞壁を結合させた不落性抗体を用いることであ
る。
次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例 1 酵素標識抗原(〔PB〕−〔ムーGAL〕結合物)の調
製mーアミノフヱノバルビタール1.5雌、臭化カリウ
ム17肋9、36%塩酸2メタを含む0.230の‘の
水溶液に、氷冷下に亜硝酸ナトリウム570ムタを含む
水溶液80ムクを加え1時間反応させる。
この反応液80仏〆を0.01Mホウ酸ナトリウム溶液
4の‘に加えたものを、大腸菌由来の8−GAL500
ムタを含む0.02Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.
0)2の‘に加え1時間氷冷下に渡洋する。この反応液
をダイアフロー限外炉過膜びM30(アミコン社)で炉
過後、さらに残査を0.9%NaCI−0.02MTr
is・Hcl(pH7.0)10の‘で3回炉過洗膝し
、最後に残査に0.2%斑A‐0.9%NaCI−0.
02MTrisIHcl(PH7.0)−0.1%Na
N3を加えて最終容量20の‘とする(40の副測定用
)。実施例 2 抗P母抗体の調製 BSA50仮oを0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH
8.0)25の‘に溶解し、無水酢酸100のoを含む
テトラヒドロフラン溶液0.5の‘を加え、縄拝しなが
ら室温で1時間放置後、0.01Mホウ酸ナトリウム緩
衝液(pH9.3)5のこ対して1夜透析し、同緩衝液
を加えて最終容量50泌とし1%アセチル化BSA溶液
とする。
亜硝酸ナトリウム25雌を含む水溶液3.5の‘を、m
−アミノフェノバルビタール86.5の9、36%塩酸
85ム〆および臭化カリウム7.5の9を含む水溶液1
0の‘に氷冷下に添加し、1時間燈梓後、さらに水を加
えて40の‘とする(ジアゾ化m−フヱノバルビタール
)。
このジアゾ化mーフェノバルビタール溶液40の‘を、
前記1%ァセチルイ雌SA溶液(PH9.3)50の‘
に氷冷下に燈拝しながら添加し、さらに3時間縄拝する
この反応液を水道水で一夜透析してから(95の‘)、
凍結乾燥し、〔PB〕−〔BSA〕結合物を得た(収量
520のo)。その3雌をアミノ酸分析することにより
、BSAIMolあたり2仇holのフエノバルビター
ルが導入されたことが認められた。この〔PB〕−〔B
SA〕結合物を4雌/地の割合に生理食塩水に溶解し、
等容量のフロィンドの完全アジュバントを加え、ワーリ
ングブレンダーで十分乳化したものを2.5〜3.5k
9の成熟ウサギ1、0、mに初回は足隣に0.5moを
2ケ所ならびに8ケ所の背部皮内に0.25奴づつを注
射し、以降2週間おきに10ケ所の皮内に0.2〜0.
4のoづつを注射し、注射後1週間毎に耳静脈より採血
し玩びB力価を測定した(第1図参照)。
抗体力価の上昇が箸じるしく、かつ、力価が一定になっ
た100日目のウサギmに5%ウレタン水溶液を1夕/
kgの割合で腹腔内注射して麻酔し、頚動脈より放血採
血し、室温で2〜3時間放置後遺心分離(300爪pm
、20分)し約70の‘の血清を得た。
抗血清の力価はガンマベニン緩衝液でウサギの血清を2
00倍に稀釈し、その0.2の‘に粗−PB(比放射能
10.3山Ci/mmole)20蛇夕/10一そエタ
ノールを加えて約1時間5℃で放置後飽和硫安0.2の
‘を加えて20分後に遠心分離し、上清0.2地中の遊
離細−PBを測定し、対照の正常ウサギのカウントAお
よび免疫ウサギのカウントBを測定し、三三xloo%
を算出し、便宜上の力価とした。上記の抗ウサギ血清5
.0の‘を0.2Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.0
)13Mに加えて、氷冷下に燈拝しながら飽和硫安液1
8の‘を少しずつ加え(5分間)、さらに燭梓(20分
)後、遠心分離(1000比pm、20分)する。
上清を除去し、沈殿に0.2Mリン酸カリウム緩衝液(
pH7.0)8地を加え溶解し、さらに冷却下に飽和硫
安液5.5の‘を少しずつ添加(5分)後、20分間燈
拝し、再び遠心(1000仇pm、20分)し、上清を
除去し、沈殿を0.09Mリン酸緩衝液(pH7.0)
5の‘に溶解し、セロフアン透析膜チューブに入れて、
0.02Mリン酸緩衝液(pH7.0)3のこ対して一
夜透析し、抗PB抗体を得る(総液量9.4私、総タン
パク量1払の。)。実施例 3抗PB不・溶性抗体の調
製 市販の圧窄パン酵母250夕を500の‘の水に懸濁し
、ダイノミル(マシンフアブリック社)で破砕(300
仇pm、ガラスビーズの直径0.25〜0.5風)し、
IM−Naclと水で交互に充分洗浄後凍結乾燥し、1
3夕の細胞壁を得る。
得られる酵母細胞壁の水懸濁液5咳3/の【の0.5の
‘と実施例2で得た抗PB抗体の1.37Mとを混和し
、さらに0.1M酢酸緩衝液(pH4.9)1.77の
‘を加えて、澄梓下に25%グルタールアルデヒド溶液
70山Zを少量ずつ滴下して、室温で2時間縄拝する。
この反応混液を遠心分離(700びpm、20分)し、
上清を除去して、さらに0.02MTrisHCI−0
.9%NaC1(pH7.0)10の【で2回遠心洗糠
する。最後に沈殿に0.2%BSA−0.02M Tn
sHCI−0.9%NaC1(冊7.0)−0.1%N
aN3を加えて5.2の‘とし、超音波処理(1眺cy
cle、3町皆)したものを抗PB不落性抗体として用
いる(10q団ぶsay分)。実施例 4定量用試薬お
よび定量方法 定量用試薬 〔A〕緩衝液 0.2MTris・HCI−0.9%N
aC1(pH7‐〇)〔B〕B標準液 〔A〕液1泌中
にPBI山夕を含有する。
〔C〕酵素標識抗原 0.02MTris・HCI−0
.9%NaCI−0.2%茂A−0.1%NaN3溶液
(PH7.0)中に実施例1で調製した〔PB〕−〔8
−GAL〕結合物を8一GALとして25仏夕/叫の割
合で含有する。
〔D〕抗PB不溶性抗体 0.02MTris・HCI
−0.9%NaCI−0.2%斑A−0.1%NaN3
溶液(PH7.0)中に実施例3で得た抗PB不溶性抗
体を細胞壁として10雌/の‘の割合で含有する。
〔E〕基質溶液 0.16%○−ニトロフェニルーB一
Dーガラクトシドー0.2mM Mgc12一0.3%
8ーメルカプトェタノールー0.08Mリン酸カリウム
溶液(pH7.0)。
〔F〕酵素反応停止液 0.1Mリン酸カリウム緩衝液
(pHIO.3)。
定量法 標準検量線作用にX.・・・・・・Xn本の、被検体用
にY.・・・・・・Ym本のガラス製遠沈管(2×10
仇)を用意し、全遼沈管に〔A〕1.0の‘を加え、次
に×系の遠心管には倍数希釈した既知濃度(0〜50仇
夕)の〔B〕を加え、Y系の遠沈管には適量の検体(ヒ
ト患者血清の場合には、例えば5び音希釈したものを5
0仏夕)を添加する。
全遠沈管に〔C〕50rそおよび〔D〕50″そを添加
し(ヒト患者血清を検体とする場合には1坊苦希釈した
PB不含正常人血清100ムそ添加し)、よく混合し、
5℃で30分間放置後遠心分離(300仇pm、1ぴ分
)し、沈殿に〔A〕1.0の‘を加え2回遠心洗浴する
。次に沈殿に〔E〕0.5机を加え、37q0で温層し
、15または30分後〔F〕2.0の‘を加え途枕し、
上清の41加川の吸光度を測定する。作成した標準検量
線から検体中のPB濃度を算出する。実施例 5他の抗
てんかん剤との交差性 PB、ジフエニルヒダントイン(DPH)、pーヒドロ
キシジフエニルヒダントイン(H○一DPH)、トリメ
タジオン(TM)、カルバマゼピン(CM)、プリミド
ン(PM)の種々濃度存在下に、実施例4の方法で抗原
抗体反応を行ない、不溶性抗体と結合した酵素標識抗原
の酵素活性を測定すると第2図に示たように、これら抗
てんかん剤との交差は6〜20仇夕の範囲では認められ
なかつた。
実施例 6 本EIAの定量誤差 ガラスクロマトグラフィー法で定量した場合10.4ム
タ/の‘(試料a)、松.4メタ/の【(試料b)およ
び32.0ムタ/の【(試料c)のPBを含有する試料
を実施例4の方法でそれぞれlq団定量し、その定量誤
差を求め第1表の結果を得た。
また、ガラスクロマトグラフィー法で定量した場合5.
5ムタ′の‘(試料d)、15.1r夕/地(試料e)
および27.2山夕/机【(試料f)のPBを含有する
試料を実施例4の方法で日に1回5日間にわたってその
日差変動をみ、第2表の結果を得た。
その結果、本EIA法の定量誤差は10%以内である。
第1表第2表 ※〃タイ勿必 X±SD:平均値士標準偏差 CV :変動係数 実施例 7 ヒト血清中のPBの定量 ジフエニルヒダントイン、プリミドンおよびPBを内服
した77例の患者の血清中のPBを実施例4の方法なら
びにガラスク。
マトグラフィ一法で定量し、両者の相関性を求めた結果
、第3図に示す様に両者はよく相関した。実施例 8 PB定量用EIAキット ‘a’ 緩衝液−蓋付30の【ガラス試薬ビンに0.2
MTris・HCI−9%NaC1(pH7.0)を2
5の【含んだもの100本を調製する。
用時、水を加えて250泌とすると実施例4の試薬〔A
〕となる。
{bー 標準PBエタノール−蓋付6Mガラス試薬ビン
にPB500ムタ/5の【エタノールを含有したもの。
100本を調製する。用時、試薬〔A〕で倍数希釈する
‘c’酵素標識抗原−蓋付6泌ガラス試薬ビンに実施例
4の試薬〔c〕を5.2の【含有するもの100本を調
製する。
‘d’抗PB不溶性抗体−蓋付6机【ガラス試薬ビンに
実施例4の試薬〔D〕を5.2m‘含有するもの100
本を調製する。
‘d 基質溶液−8&oの○ーニト。
フェニル−8−Dーガラクトシド粉末を2の‘のガラス
試薬ビン中に密閉したもの。10止本を調製する。
用時、0.3%8ーメルカプトェタノールー0.8MI
′ン酸カリウム緩衝液(pH7.0)を5物‘を加えて
溶解すれば実施例4の試薬〔E〕となる。
{f} 酵素反応停止液−蓋付25の‘ガラス試薬ビン
にIMリン酸カリウム緩衝液(pHIO.3)22の‘
を含有したもの。
100本を調製する。
用時、水を加えて松0の‘とすれば実施例4の試薬〔F
〕となる。
上記【a}〜【f’の試薬ビン各1本づつを一対とする
キットが100セット調製でき、実施例4と同様の一方
法により1キツトにつき100回のPBの定量ができる
【図面の簡単な説明】
第1図は〔PB〕−〔BSA〕結合物をウサギに投与し
た場合の抗体力価の経日変化を、第2図は種々の抗てん
かん剤とPBとの抗PB抗体に対する交差性を、第3図
は本EIA法とガスクロマトグラフィ一法の相関関係を
それぞれ表わす。 第3図 図 船 図 N 球

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも下記の成分から構成されることを特徴と
    するエンザイムイムノアツセイ法によるフエノバルビタ
    ール定量用試薬成分(A);下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるm−アミノフエノバルビタールのジアゾニ
    ウム塩と蛋白とを反応させることにより製造され、かつ
    、1分子の蛋白に少なくとも1分子のフエノバルビター
    ルが基−N=N−を介して結合してなる[フエノバルビ
    タール]−[蛋白]結合物を動物に投与して生成せしめ
    た抗体成分(B);m−アミノフエノバルビタールのジ
    アゾニウム塩とβ−D−ガラクトシダーゼとを反応させ
    ることにより製造され、かつ、1分子のβ−D−ガラク
    トシダーゼに少なくとも1分子のフエノバルビタールが
    基−N=N−を介して結合してなる[フエノバルビター
    ル]−[β−D−ガラクトシダーゼ]結合物2 酵素標
    識フエノバルビタール及び未標識フエノバルビタールを
    これらに対する抗体に競合的に反応させ、次いで抗体と
    結合した酵素標識フエノバルビタールと遊離の酵素標識
    フエノバルビタールとを分離し、いずれかの酵素活性を
    測定することからなるエンザイムイムノアツセイ法に基
    づくフエノバルビタールの定量法において、抗体として
    、下記式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるm−アミノフエノバルビタールのジアゾニ
    ウム塩と蛋白とを反応させることにより製造され、かつ
    、1分子の蛋白に少なくとも1分子のフエノバルビター
    ルが基−N=N−を介して結合してなる[フエノバルビ
    タール]−[蛋白]結合物を動物に投与して生成せしめ
    た抗体を用い、酵素標識フエノバルビタールとして該ジ
    アゾニウム塩とβ−D−ガラクトシダーゼとを反応させ
    ることにより製造され、かつ、1分子のβ−D−ガラク
    トシダーゼに少なくとも1分子のフエノバルビタールが
    基−N=N−を介して結合してなる[フエノバルビター
    ル]−[β−D−ガラクトシダーゼ]結合物を用いるこ
    とを特徴とする方法。
JP14187976A 1976-03-25 1976-11-25 フエノバルビタ−ル定量用試薬 Expired JPS6026980B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14187976A JPS6026980B2 (ja) 1976-11-25 1976-11-25 フエノバルビタ−ル定量用試薬
US05/778,244 US4166767A (en) 1976-03-25 1977-03-16 Insolubilized antibody
GB12486/77A GB1536396A (en) 1976-03-25 1977-03-24 Insolubilized antibody useful for an enzyme immuno assay or radio immuno assay
DE2713369A DE2713369C2 (de) 1976-03-25 1977-03-25 Nicht löslicher Antikörper, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung im Analysenbesteck für den Enzymimmunassay oder Radioimmunassay
FR7709023A FR2345461A1 (fr) 1976-03-25 1977-03-25 Anticorps insolubilise convenant a l'analyse radio-immunologique ou enzymo-immunologique et son procede d'utilisation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14187976A JPS6026980B2 (ja) 1976-11-25 1976-11-25 フエノバルビタ−ル定量用試薬

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5365886A JPS5365886A (en) 1978-06-12
JPS6026980B2 true JPS6026980B2 (ja) 1985-06-26

Family

ID=15302277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14187976A Expired JPS6026980B2 (ja) 1976-03-25 1976-11-25 フエノバルビタ−ル定量用試薬

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6026980B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61241242A (ja) * 1985-04-17 1986-10-27 Fujitaro Shimizu キツトカ−の再利用法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2662070C1 (ru) * 2017-06-29 2018-07-23 Общество с ограниченной ответственностью "Трейдсервис" Способ количественного определения фенобарбитала в таблетках "Корвалол" способом УФ-спектрофотометрии с использованием удельного показателя поглощения

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61241242A (ja) * 1985-04-17 1986-10-27 Fujitaro Shimizu キツトカ−の再利用法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5365886A (en) 1978-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4200436A (en) Immunochemical measuring process
JPS5928864B2 (ja) バルビツ−ル酸抗原およびそれに対して特異な抗体
JPS63126496A (ja) プロコラ−ゲン・ペプチド(3型)特異抗血清の製法
US4723012A (en) Desmosine derivatives having a disulfide bond and preparation of artificial antigen using the same
US5925533A (en) Tropinin I calibrator and method of use thereof in a sandwich immunoassay
Buckley III et al. The unfolding and renaturation of a specific univalent antibody fragment
CN102539784A (zh) 一种检测心肌肌钙蛋白i的方法及其应用
EP0840895B1 (en) Methods of obtaining receptor:release ligand (reland) complexes and test assays
US4841055A (en) Desmosine derivatives and reagent for preparing artificial antigens
JPH05255390A (ja) オリゴペプチド接合体
JPS58111754A (ja) クレアチニンの免疫学的測定法及びそのための試薬
JPS6026980B2 (ja) フエノバルビタ−ル定量用試薬
JP3490715B2 (ja) ヘモグロビン前進性グルコシル化終末産物の検出方法
US5856106A (en) Determination of antibody production against administered therapeutic glycoproteins, especially monoclonal antibodies
JP3271157B2 (ja) 新規な抗体、それを含むレニン活性物質及びそれを用いたプロレニン測定試薬
JPH0232258A (ja) ヒトの体液中の抗体力価の測定法及びクラス特異性抗体の測定法
JPS63217272A (ja) 活性型レニン測定法
JPH04231873A (ja) バルビツレート検定法、トレーサー、免疫抗原、抗体およびキット
JPH034169A (ja) hANP抗体及びhANPの免疫学的測定法
JP4442340B2 (ja) 抗体、それを含有する吸着剤、および免疫測定試薬
JPH08313530A (ja) 総ヘモグロビン測定方法及び測定キット
JPS6082966A (ja) 抗原の定量法
JP4590117B2 (ja) 免疫測定試薬
JPS58172550A (ja) カルシトニンの定量法
JPH07103978A (ja) 遊離ヘモグロビン測定