JPS6026951B2 - 極超短波利用の減圧乾燥装置 - Google Patents
極超短波利用の減圧乾燥装置Info
- Publication number
- JPS6026951B2 JPS6026951B2 JP7532780A JP7532780A JPS6026951B2 JP S6026951 B2 JPS6026951 B2 JP S6026951B2 JP 7532780 A JP7532780 A JP 7532780A JP 7532780 A JP7532780 A JP 7532780A JP S6026951 B2 JPS6026951 B2 JP S6026951B2
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- JP
- Japan
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- conveyor
- dried
- high frequency
- extremely high
- drying
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は農産物、水産物その他主として食品、医薬品類
を低温で乾燥させる装置に関するものである。
を低温で乾燥させる装置に関するものである。
従来農水産物の乾燥は一般に加熱又は熱風による外部加
熱乾燥が行われているが、被乾燥物の性質上高温で乾燥
すると変質するので、常温に近い低温で乾燥しなければ
ならないので長い時間をかけて徐々に乾燥する方法が用
いられているが、時間が長くかかりすぎる欠点と、乾燥
ムラが生じる欠点があった。
熱乾燥が行われているが、被乾燥物の性質上高温で乾燥
すると変質するので、常温に近い低温で乾燥しなければ
ならないので長い時間をかけて徐々に乾燥する方法が用
いられているが、時間が長くかかりすぎる欠点と、乾燥
ムラが生じる欠点があった。
本発明はこれらの欠点を解消するためになされたもので
あり、被乾燥物を厚く積重ねないで、層厚を驚くしてコ
ンベア、及び循環装置により多段に循環搬送させて、そ
の搬送略の一部でマグネトロンにより極超短波を照射す
る如くなし、これらの装置全体を囲って密閉乾燥室を形
成して、該密閉乾燥室の上方に排気口を設けて、送風機
により被乾燥物からの蒸発水分を排出すると共に乾燥室
内を減圧して被乾燥物内の水分が蒸発し易いようになし
た乾燥装置を提供しようとするものであります。
あり、被乾燥物を厚く積重ねないで、層厚を驚くしてコ
ンベア、及び循環装置により多段に循環搬送させて、そ
の搬送略の一部でマグネトロンにより極超短波を照射す
る如くなし、これらの装置全体を囲って密閉乾燥室を形
成して、該密閉乾燥室の上方に排気口を設けて、送風機
により被乾燥物からの蒸発水分を排出すると共に乾燥室
内を減圧して被乾燥物内の水分が蒸発し易いようになし
た乾燥装置を提供しようとするものであります。
以下本発明の実施例を示す図について説明する。
1−は被乾燥物の供給口、2は乾燥終了後の乾燥物の排
出口、3は正逆転して被乾燥物を供給、排出するコンベ
アであり、広中のネットコンベアが一般に用いられるが
、被乾燥物の種類によっているいるな形のコンベアが用
いられる。
出口、3は正逆転して被乾燥物を供給、排出するコンベ
アであり、広中のネットコンベアが一般に用いられるが
、被乾燥物の種類によっているいるな形のコンベアが用
いられる。
4は垂直折返し形のバケットエレベーターであり、供詳
造△コンベア3から搬入される被乾燥物を上方に操上げ
て排出するものである。
造△コンベア3から搬入される被乾燥物を上方に操上げ
て排出するものである。
5は供)給コンベア3と同様の広中のネットコンベアで
あり、供V給コンベア3より適宜機長を短くして上方に
複数段に段設し各段毎に進行方向を交互になる如く設置
されている。
あり、供V給コンベア3より適宜機長を短くして上方に
複数段に段設し各段毎に進行方向を交互になる如く設置
されている。
6はマグネトロン及びスターラー等からなる極超短波照
射装置(マイクロ波照射装置)である。
射装置(マイクロ波照射装置)である。
7は最上段の広中ネットコンベア5aの搬送面の下部に
設けたマイクロ波の下側反射板であり、8は搬送上面に
設けたマイクロ波の上側反射板である。
設けたマイクロ波の下側反射板であり、8は搬送上面に
設けたマイクロ波の上側反射板である。
9は上記の各種装置を囲って断熱密閉した乾燥室であり
、上方の一部に排気ロー0を設け吸引ダクト11を通じ
て送風機12により乾燥室内の蒸発水分及び空気を吸気
排出して減圧する如くなしている。
、上方の一部に排気ロー0を設け吸引ダクト11を通じ
て送風機12により乾燥室内の蒸発水分及び空気を吸気
排出して減圧する如くなしている。
上記の如く構成した減圧乾燥装置で先づ被乾燥物を供V
給口1の蓋を開けて供v給コンベア3上に供給し該コン
ベア3の先端から垂直折返しバケットエレベーターで上
方に線上げて最上段のコンベア5aに供給すると該コン
ベア搬送面の上下に上側及下側反射板でトンネル状に囲
われた中を通り、その間にマグネトロンによるマイクロ
波が照射されて被乾燥物は内部が均一に加熱されて水分
が蒸発しつつ下段のコンベアに順次降下していく。多段
に設けたコンベアの段数と長さは、一回当りの処理量に
よって設計される。一回の通過で乾燥が充分でない場合
は、何回でも循環させて徐々に乾燥させることが出来る
ので被乾燥物を傷めることなく良質の均一な乾燥が得ら
れる。所定の乾燥度に達したら供給コンベァ3を逆転さ
せて排出口2から機外に搬出する如くなしたものである
。尚供給口1及び排出口2は乾燥運転中は蓋で密閉され
ている。第3,4図に示す他の実施例について説明する
と、13は供給口及び取出口、14は多段にエンドレス
に循環するチェン、15は台車であり、チェン14のリ
ンクプレートの中央部に設けた孔にピポットピン16で
取付けたピポットバケットコンベァ装置である。
給口1の蓋を開けて供v給コンベア3上に供給し該コン
ベア3の先端から垂直折返しバケットエレベーターで上
方に線上げて最上段のコンベア5aに供給すると該コン
ベア搬送面の上下に上側及下側反射板でトンネル状に囲
われた中を通り、その間にマグネトロンによるマイクロ
波が照射されて被乾燥物は内部が均一に加熱されて水分
が蒸発しつつ下段のコンベアに順次降下していく。多段
に設けたコンベアの段数と長さは、一回当りの処理量に
よって設計される。一回の通過で乾燥が充分でない場合
は、何回でも循環させて徐々に乾燥させることが出来る
ので被乾燥物を傷めることなく良質の均一な乾燥が得ら
れる。所定の乾燥度に達したら供給コンベァ3を逆転さ
せて排出口2から機外に搬出する如くなしたものである
。尚供給口1及び排出口2は乾燥運転中は蓋で密閉され
ている。第3,4図に示す他の実施例について説明する
と、13は供給口及び取出口、14は多段にエンドレス
に循環するチェン、15は台車であり、チェン14のリ
ンクプレートの中央部に設けた孔にピポットピン16で
取付けたピポットバケットコンベァ装置である。
17はマグネトロン及びスターラー等からなる極超短波
照射装置(マイクロ波照射装置)である。
照射装置(マイクロ波照射装置)である。
18は最上段の台車走行路の下方に設けたマイクロ波の
下側反射板、19は同じく台車走行路の上方に設けたマ
イクロ波の上側反射板である。
下側反射板、19は同じく台車走行路の上方に設けたマ
イクロ波の上側反射板である。
2川ま上記の各種装置を囲って断熱密閉した乾燥室であ
り上方の一部に排気口21を設け吸引ダクト22を通じ
て送風機23により乾燥室内の蒸発水分及び空気を吸気
排出して減圧する如くなしている。
り上方の一部に排気口21を設け吸引ダクト22を通じ
て送風機23により乾燥室内の蒸発水分及び空気を吸気
排出して減圧する如くなしている。
このピポツトバケットコンベア式多段循環装置は台車1
5に被乾燥物を並べ置いて使用する場合に用いられるも
のであり、乾燥終了後は供給部で取出す場合の他に、反
対側の垂直上昇部(A部)で乾燥室の側壁の一部に開閉
扉を設けて台車15aを預けて取出すこともある。以上
の如く本発明は被乾燥物にマイクロ波を照射して内部を
均一に加熱させ且つ乾燥室内を減圧するので水分の沸点
が下がり低い温度で蒸発し被乾燥物を変質させることな
く良質の乾燥が得られるものである。
5に被乾燥物を並べ置いて使用する場合に用いられるも
のであり、乾燥終了後は供給部で取出す場合の他に、反
対側の垂直上昇部(A部)で乾燥室の側壁の一部に開閉
扉を設けて台車15aを預けて取出すこともある。以上
の如く本発明は被乾燥物にマイクロ波を照射して内部を
均一に加熱させ且つ乾燥室内を減圧するので水分の沸点
が下がり低い温度で蒸発し被乾燥物を変質させることな
く良質の乾燥が得られるものである。
本発明の装置を用いた人工飼料用の桑葉、及び茶葵を摂
氏35度程度にて、乾燥した桑葉は、充分なる殺菌効果
があり、また同機に処理したお茶は従釆の如く燃料を用
い熱風乾燥を行ったものに比し、マイクロ波加熱せる結
果、費用の節減となると同時に所望の均一な温度範囲を
保ちつつ、低温処理が行えるので品質良好なる物を得る
ことが出来た。
氏35度程度にて、乾燥した桑葉は、充分なる殺菌効果
があり、また同機に処理したお茶は従釆の如く燃料を用
い熱風乾燥を行ったものに比し、マイクロ波加熱せる結
果、費用の節減となると同時に所望の均一な温度範囲を
保ちつつ、低温処理が行えるので品質良好なる物を得る
ことが出来た。
さらに本発明の袋直により、魚の干物を台車型の網棚上
にならべて乾燥作業を行った結果、殺菌効果と低温乾燥
処理による、効果とで食味の良い品質良好なる製品を得
ることが出来た。
にならべて乾燥作業を行った結果、殺菌効果と低温乾燥
処理による、効果とで食味の良い品質良好なる製品を得
ることが出来た。
第1図は第1実施例を示す側面図、第2図はその平面図
である。 第3図は第2実施例を示す側面図、第4図はその平面図
である。1,13……斑給口、2…・・・排出口、3…
…供給コンベア、4・・・・・・垂直折返しバケットエ
レベーター、5……広中ネットコンベア、6,17……
極超短波照射装置、7,8,18,19・…・・反射板
、9,20・・・・・・断熱密閉乾燥室、10,21・
・・・・・排気口、11,22・・・・・・吸引ダクト
、12,23・・…・送風機、14・・・・・・多段循
環チェン、15・・・・・・台車、16・・・・・・ピ
ポットピン、A・・・・・・垂直上昇部。 第1図 第2図 第3図 第4図
である。 第3図は第2実施例を示す側面図、第4図はその平面図
である。1,13……斑給口、2…・・・排出口、3…
…供給コンベア、4・・・・・・垂直折返しバケットエ
レベーター、5……広中ネットコンベア、6,17……
極超短波照射装置、7,8,18,19・…・・反射板
、9,20・・・・・・断熱密閉乾燥室、10,21・
・・・・・排気口、11,22・・・・・・吸引ダクト
、12,23・・…・送風機、14・・・・・・多段循
環チェン、15・・・・・・台車、16・・・・・・ピ
ポットピン、A・・・・・・垂直上昇部。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 断熱密閉せる室内にネツトコンベアー等の循環移送
手段を多段に設置し、最下段から最上段に繰上げる垂直
折返し式のバケツトエレベーターを連結し、被乾燥物体
が上部より下部に順次落下しさらにエレベーターにより
上昇せしめてから順次落下せしめ、このような循環を繰
返しつつ一定の場所において極超短波発生体を設けてコ
ンベアー上の被乾燥物体にマグネトロンを照射して加熱
殺菌を行い、一方断熱密閉室内に発生する水蒸気を室外
に排出手段を設け、さらに室内を減圧状態に保つ送風機
を設けたことを特徴とする農水産物、その他食品、い薬
品等低温乾燥を必要とする物体を殺菌乾燥する極超短波
利用の減圧乾燥装置。 2 循環移送手段がベルトコンベアーで、同コンベアー
にピポツト式に取付けた台車である特許請求の範囲第1
項に記載の乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7532780A JPS6026951B2 (ja) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | 極超短波利用の減圧乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7532780A JPS6026951B2 (ja) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | 極超短波利用の減圧乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS572970A JPS572970A (en) | 1982-01-08 |
JPS6026951B2 true JPS6026951B2 (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=13573049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7532780A Expired JPS6026951B2 (ja) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | 極超短波利用の減圧乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026951B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0511735Y2 (ja) * | 1986-12-17 | 1993-03-24 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63273447A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-10 | Meiji Seito Kk | 脱脂大豆を醗酵した食品加工用素材の製造方法 |
JP5927613B2 (ja) * | 2012-06-19 | 2016-06-01 | 茂 的場 | 蒸茶葉の乾燥装置 |
-
1980
- 1980-06-04 JP JP7532780A patent/JPS6026951B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0511735Y2 (ja) * | 1986-12-17 | 1993-03-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS572970A (en) | 1982-01-08 |
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