JPS6026449B2 - 密封包装体のピンホ−ル有無検査方法及び装置 - Google Patents

密封包装体のピンホ−ル有無検査方法及び装置

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JPS6026449B2
JPS6026449B2 JP11329579A JP11329579A JPS6026449B2 JP S6026449 B2 JPS6026449 B2 JP S6026449B2 JP 11329579 A JP11329579 A JP 11329579A JP 11329579 A JP11329579 A JP 11329579A JP S6026449 B2 JPS6026449 B2 JP S6026449B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブドウ糖注射液、注射用蒸留水、牛乳、油等
の気化性のある物質やナフタリン等の昇華性物質等(本
明細書においては、これらを気化性物質と称する。
)を密封包装した合成樹脂、紙、金属等製の密封包装体
のピンホール(ピンホール、クラック等)有無検査方法
及び装置に関する。従来、この種の密封包装体のピンホ
ール有無検査の一態様として真空ピンホール有無検査が
あり、該検査は、電気的検査を行い得ない非導電性液体
を内蔵した密封包装体のピンホール有無検査に主として
利用されてきた。
この真空ピンホール有無検査においては、密封包装体は
気密の検査室に配置され、該室は予め定めた真空状態ま
で真空とされたのち、該室の真空吸引が停止乃至遮断さ
れ、その後該室内の圧力上昇が測定され、該圧力上昇値
が予め定めた基準値以上の場合には、密封包装体にピン
ホールが有る故にそこから包装体内物が気化(本明細書
において気化とは前記気化怪物質が液体状態から蒸気乃
至気体になること、或は固体状態から昇華することであ
る。
)して当該圧力上昇が生ずるとみてピンホール有りと判
定され、圧力上昇値が基準値より小さいときにはピンホ
ール無しと判定されていた。しかしながら、前記検査時
にピンホールを有する包装体の該ピンホールから前記検
査室内に流出して残留した物質を有効に除去する手段は
何も講じられておらず、このように残留した物質は次回
の検査時において再び真空下において気化するため、次
回検査における密封包装体にピンホールが無い場合でも
検査室内の圧力は基準値以上に上昇してピソホール有り
と誤判定される欠点があり、また、このような誤判定を
避けようと前記基準値を大きくとるときにはピンホール
を有する包装体について逆にピンホール醸しと誤判定さ
れる度れがあった。
更に、ピンホールから流出した物質が検査室内に残留す
ることは別に、検査前に密封包装体表面に何等かの理由
で前記気化性物質が付着していたときには、該気化性物
質も検査時に気化し、外乱(ノイズ)として作用するた
め、この場合にもピンホールの無い密封包装体について
ピンホール有りと誤判定される場合があり、また、密封
包装体表面から流出した物質がやはり検査室内に残留し
て次回検査時に外乱として作用する欠点があった。
また、検査後検査室内に残留した気化性物質を次回検査
に備えて十分除去しようとすれば、該検査室を長時間真
空吸引しなければならず、これは検査を非能率化させる
ものであり、特に大量密封包装体の連続的検査の障害と
なるものであった。
本発明の目的は、実質上外乱の無い状態下でピンホール
有無を正確に判定でき、かつ、能率的に検査を行える密
封包装体のピンホール有無検査方法及び装置を提供する
ことにある。上記目的に従い本発明は、「気化性物質を
密封した密封包装体のピンホール有無検査方法にして、
前記密封包装体を第1室内に配置し、前記第1室を気密
にすると共に内部を前記第1室に蓮設された気化用真空
吸引装置にて真空にして前記密封包装体表面に付着した
気化性物質を気化させ、気化した前記物質は前記第1室
内に対し作用するように設けた冷却用熱交換器に冷却回
収するようにして前記密封包装体表面の気化性物質を実
質上除去したのち、前記密封包装体を前記第1室に蓮設
された第2室内に導入して前記第2室を気密にし、前記
第2室を該第2室に蓮設された測定用真空吸引装置にて
予め決めた真空状態となしたのち談第2室の真空吸引を
遮断して前記第2室内の圧力上昇を測定し、該圧力上昇
値が、予め定めた基準圧力値以上の場合はピンホール有
り、該基準圧力値より小さい場合はピンホール無しと判
定することを特徴とする密封包装体のピンホール有無検
査方法↓及び「気化性物質を密封した密封包装体のピン
ホール有無検査装置にして、密封包装体の入口及び出口
を備えた第1室と、密封包装体の入口及び出口を備える
と共に該入口が前記第1室の出口に蓮遇するように前記
第1室に蓮設された第2室と、前記第1室の入口を気密
に閉塞できる第1蓋体装置と、前記第1室の出口及び前
記第2室の入口を気密に閉塞できる第2蓋体装置と、前
記第2室の出口を気密に閉塞できる第3蓋体装置と、前
記第1室に蓮設された気化用真空吸引装置と、前記第1
室内に対し作用するように設けられた冷却用熱交換器と
、前記第2室に蓮設された測定用真空吸引装置及び圧力
測定装置とを備えたことを特徴とする密封包装体のピン
ホール有無検査装置」を提供するものである。
なお、本明細書において、「冷却回収」とは気化性物質
を凍結させ或いは液化させて凍結又は液体状態に維持す
ることを言う。
上記方法及び装置において、上記第2室における外乱を
より一層、かつ、迅速に少なくしようとする場合には、
上記第2室におけるピンホール有無判定時に密封包装体
より該第2室内に流出した物質を、前記判定後前記第2
室から前記密封包装体を出したのち、該第2室に連設し
た気化用真空吸引装置にて第2室を再び真空にしつつ該
第2室に対し遮断可能に蓬設された冷却用熱交換器に冷
却回収して次の検査に備えるようにすればよい。
本発明の他の目的は、大きなピンホールが有る密封包装
体については予め排除して、小さなピンホールについて
はあらためて実質上外乱の無い状態下でピンホール有無
を正確かつ能率的に検査する密封包装体のピソホール有
無検査方法及び装置を提供することにある。上記目的に
従い本発明は、「気化性物質を密封した密封包装体のピ
ンホール有無検査方法にして、前記密封包装体を第1室
内に配置し、前記第1室を気密にすると共に該第1室を
該第1室に蓮設された気化用真空吸引装置にて真空にし
て前記第1室及び前記密封包装体表面に付着した気化性
物質を気化させ、気化した前記物質は前記第1室内に対
し作用するように設けた冷却用熱交換器に冷却回収する
ようにして前記第1室及び前記密封包装体表面の気化性
物質を実質上除去したのち、前記第1室を該第1室に蓮
設した測定用真空吸引装置にて予め定めた真空状態とな
して該第1室の真空吸引を遮断し、その後前記第1室内
の圧力上昇を測定し、該圧力上昇値が予め定めた補助的
基準圧力値以上の場合は前記密封包装体を前記第1室か
ら排出し、該補助的基準圧力値より小さい場合は前記密
封包装体を前記第1室に蓮設された第2室内に導入して
前記第2室を気密にし、前記第2室に蓮設された測定用
真空吸引装置にて予め決めた真空状態となしたのち、該
第2室の真空吸引を遮断して前記第2室内の圧力上昇を
測定し、該圧力上昇値が、予め定めた基準圧力値以上の
場合はピンホール有り、該基準圧力値より小さい場合は
ピンホール無しと判定することを特徴とする密封包装体
のピンホール有無検査方法ト及び「気化怪物質を密封し
た密封包装体のピンホール有無検査装置にして、密封包
装体の入口及び出口を備えた第1室と、密封包装体の入
口及び出口を備えると共に該入口が前記第1室の出口に
蓮適するように前記第1室に蓮設された第2室と、前記
第1室の入口を気密に閉塞できる第1蓋体装置と、前記
第1室の出口及び前記第2室の入口を気密に閉塞できる
第2蓋体装置と、前記第2室の出口を気密に閉塞できる
第3蓋体装置と、前記第1室に蓮談された気化用真空吸
引装置、測定用真空吸引装置及び圧力測定装置と、前記
第1室内に対し作用するように設けられた冷却用熱交換
器と、前記第2室に蓮設された測定用真空吸引装置及び
圧力測定装置とを備えたことを特徴とする密封包装体の
ピンホール有無検査装置」を提供するものである。
斯る方法及び装置において、上記第2室における外乱を
より一層、かつ、迅速に少なくしようとする場合には、
上記第2室におけるピンホール有無判定時に密封包装体
より流出した物質を、前記判定後前記第2室から前記密
封包装体を出したのち、該第2室に蓮設した気化用真空
吸引装置にて第2室を再び真空にしつつ該第2室に対し
遮断可能に蓮設された冷却用熱交換器に冷却回収して次
の検査に備えるようにすればよい。
本発明の更に他の目的は、前記方法をより能率的に実施
できる装置を提供することにある。
この目的に従い本発明は、「密封包装体の入口及び出口
を備えた第1室と、密封包装体の入口及び出口を備える
と共に該入口が前記第1室の出口に蓮適するように前記
第1室に蓮設された第2室と、前記第1室の入口を気密
に閉塞できる第1蓋体装置と、前記第1室の出口及び前
記第2室の入口を気密に閉塞できる第2蓋体装瞳と、前
記第2室の出口を気密に閉塞できる第3蓋体装置とを備
えた複数のユニット体を回転運動可能の支持基体周囲に
間隔をおいて配置し、前記ユニット体の運動路中に、検
査されるべき密封包装体の供給ステーション、不良密封
包装体排出ステーション及び良品密封包装体送出しステ
ーションを設け、前記各ユニット体の第1室には気化用
真空吸引装置を接続すると共に該第1室内に対し作用す
るように冷却用熱交換器を設け、前記各ユニット体の第
2室には測定用真空吸引装置と圧力測定装置とを接続し
たことを特徴とする密封包装体のピソホール有無検査装
置」を提供するものである。当該装置における第2室に
は、該第2室における外乱をより一層、かつ迅速に除去
するため気化用真空吸引装置を接続すると共に該第2室
に冷却用熱交換器を遮断可能に接続することができる。
また、当該装置における第1室には、大きなピンホール
が有る密封包装体を予め排除するための測定用真空吸引
装置及び圧力測定装置を接続することができる。本発明
の上記目的及び他の目的並びに特徴、利益は、以下に説
明する添附図面を参照した本発明の実施例の説明から容
易に明らかとなる。
例えば注射用蒸留水を密封した合成樹脂製容器を複数個
連接した密封包装体Aのピンホール有無検査を例にとれ
‘よ、まず該密封包装体Aを第1図に示す装置の第1室
1内に配置し、該第1室1を気密にすると共に第1室内
部を第1室11こ達設された気化用真空吸引装置2によ
り真空にして包装体Aの表面に付着した水分、油分、揮
発物質等の気化性物質を気化させる。
気化した前記物質は第1室1内に設けたコールドトラッ
プ3に凍結回収し、密封包装体A表面の気化性物質を実
質上除去する。第1室1は室1の上壁及び底壁に密封包
装体Aの入口1−1及び出口12を備えており、入口1
1及び出口12には第1蓋体装置13及び第2蓋体装置
14が付設されている。
装置13は入口11を開放し又は気密に閉塞するように
入口11に対し摺動可能に設けられた蓋体131を電磁
弁により操作されるェャシリンダ等のニューマチツク手
段により開閉できるタイプのもの(例えば日本真空技術
株式会社製ゲート型ニューマチックバルブVAP型)で
ある。もっとも蓋体装置として、これ以外に自動或は手
動式の各種公知装置を用いることができることは勿論で
ある。蓋体装置14は装置13と同機造である。密封包
装体Aは、装置13,14により室1の入口11を開く
と共に出口12を閉じておいて、入口11から包装体A
の自重で落下せしめられて室1内に配置され、しかるの
ち装置13にて入口11が閉塞されて室1が気密とされ
る。気化用真空吸引装置2は、第1室1に真空ポンプ2
1を配管接続してなる。
第1室1とポンプ21との間には必要に応じ保守点検等
のためのバルブ(例えば手動バルブ20)や真空吸引装
置2の作動状況をチェックするための真空計22を適宜
接続することができ、更にポンプ21の近傍にはポンプ
保護用のコールドトラップその他の冷却用熱交換器23
を接続できる。
第1室1内に配置されたコールドトラップ3は、包装体
Aの邪魔にならないように第1室1の内壁に沿って配置
された液体チッ素等の袷煤を通すパイプ30を備えてな
る既に知られたタイプのものである。
このコールドトラツプ3は該トラツブに気化性物質が過
剰に凍結して使用困難となったときに備えて随時取出し
交換できるように第1室内に着脱自在に配置されている
。もっともトラツプ3は室1内に固定されてもよい。そ
の場合にはトラップ3の下方に室外へ蓮通せしめうる図
外液受皿を配置しておき、気化物質の過剰凍結時には該
凍結物質を液化させて該受皿により取り出せるようにす
ることができる。更に当該液化の迅速化のためにトラッ
プに適宜の加熱装置を付設しておくことができる。気化
物質を凍結回収するためのコールドトラップは、第2図
に示す如く、真空吸引装置2中に配置されてもよい。
この場合、コールドトラップは当然できるだけ第1室に
近い位置に設けられることが望ましい。また第2図に示
す如く複数のコールドトラツプ31,32を並列に配置
し、コールドトラップの能力や第1室内の湿り程度等に
応じ、分岐部に設けた弁(図示の場合三方向電磁弁)3
8によりいずれかの1又は2以上のトラツプを選択的に
、或は全トラツプを同時に、随時使用できるようにする
ことができる。この場合にあっても、各トラップは交換
可能に設けられるが、或は週乗豚兼吉物を除去できる装
置を付加されることができる。なお、第2図において、
弁34,35,36及び37はトラップの交換時等に閉
じられる手動弁である。上記コールドトラツプ3,31
,32その他本発明において使用されるコールドトラッ
プは気化物質を凍結させるタイプのものであるが、液化
して、その液状態を冷却維持するタイプのものであって
もよい。
しかし、特に凍結させるタイプのものが望ましい。なお
、コールドトラップに代えて同様の機能(気化性物質を
凍結又は液化する機能)を有するその他の冷却用熱交換
器を使用できることは当然である。
例えば第1室1の壁を二重構造としたジャケット形式の
熱交換器を使用できる。さて第1室1内で、密封包装体
A表面に付着した気化性物質が実質上包装体Aから除去
されたのちは、該包装体Aを第1室1の下に蓮設された
第2室4内に導入して第2室4を気密にし、第2室4に
蓮談された測定用真空吸引装置5にて第2室4を予め決
めた真空状態となしたのち、該第2室の真空吸引を停止
乃至遮断して第2室内の圧力上昇を圧力測定装置6にて
測定し、該圧力上昇値が予め定めた基準圧力値以上の場
合はピンホール有り、該基準圧力値より小さい場合はピ
ンホール類しと判定する。
第2室4は4の上壁及び底壁に密封包装体Aの入口41
及び出口42を備えており、出口42には第1及び第2
蓋体装置13及び14と同構造の第3蓋体装置43が付
設されている。
入口41は第1室1の出口12と外気に曝されることな
く連通しており、入口41は第1室1の出口12と実質
上同位層にあり、従って第2蓋体装置14は室4の入口
41の開閉をも同時に行う。第1室1から第2室4への
包装体Aの導入は、予め装置43にて室4の出口42を
閉塞した状態で装置14にて室1の出口11及び室4の
入口41を開くことにより包装体Aを落下させて行われ
、該導入後は装置14にて室4の入口41が閉塞され、
室4は気密にされる。測定用真空吸引装置5は、第2室
4に配管接続された真空ポンプ51、第2室4とポンプ
51との間に接続された電磁バルブ52及び該バルブ5
2を操作する圧力スイッチ53とを備えているc第2室
4がポンプ51により真空吸引されて所定の真空状態と
なると圧力スイッチ53が作動してバルブ52を閉じ、
第2室4の真空吸引が停止乃至遮断されるようになって
いる。
なお、第2室4が所定の真空状態となると第2室4の真
空吸引を停止乃至遮断するための手段としては、上記圧
力スイッチ53に代えて適宜の圧力計を用い。又上記電
磁バルブ52に代えて手動バルブを用い、該圧力計を監
視して手動バルブを閉じる等その他適宜の手段を用いる
ことができる。また第2室4とポンプ51との間には必
要に応じ保持点検等のためのバルブ50や真空吸引装置
5の作動状況をチェックするための真空計54を適宜接
続することができ、更にポンプ51の近傍にはポンプ保
護用のコールドトラップその他の冷却用熱交換器55を
接続することができる。圧力測定装置6は、第2室4と
真空吸引停止バルブ52との間で第2室からのパイプに
接続されて第2室4内の圧力上昇を検出して電流に変換
する圧力センサー61と、圧力センサーからの入力を増
幅する増幅器62と、増幅器62からの入力を表示する
と共に予め定めたピンホール有無判定のための基準値を
記憶していて増幅器からの入力が該基準値以上であるか
それより小さいかを示す信号を出力するメータリレー6
3と、メータリレー63からの入力に応じピンホール有
り又はピンホール無しの表示を行う表示器64とを備え
ている。従ってピンホールの有無は、基準値を記憶した
オペレータがメータリレー63を監視して判定すること
もできるし、単に表示器64によっても判定できる。
なお表示器64には、圧力スイッチ53からの信号を受
けて検査中か否かを示す(換言すれば電磁弁52の開閉
を示す)表示部を設けてもよい。
また表示器64には真空吸引装置に適宜設けた電磁弁や
蓋体装置13,14,43の電磁弁等をメータリレー6
3或は増幅器62からの信号及び/又は圧力スイッチ5
3からの信号に応じて自動制御するコントローラを内蔵
せしめて、検査工程の自動化を図ることができる。上記
圧力測定装置その他本発明における圧力測定装置として
は、上記装置の如き構成に代えて、単なる圧力計その他
の適宜手段を用いることがでさる。
検査終了後には、蓋体装置43により第2室4の出口4
2が開かれ、密封包装体Aはそこから自重により落下送
出しされる。
上記第2室4におけるピンホール有簸検基のとき被検査
体Aにピンホールが有ると、該ピンホールから流出乃至
気化した包装体内物質は検査後当然に第2室4内に残留
する。
この残留物は検査後再び第2室を気密にして装置5にて
真空吸引することにより除去することもできるが、より
一層確実迅速に上記残留物を除去して次の正確なピンホ
ール有無検査に備えることが望ましい。この方法例を第
2図に示す装置の改良例である第3図に示す装置と共に
説明すると、検査終了により第2室4から包装体Aを送
出したのち、再び第2室4の出口42を閉じて第2室を
気密にしたのち、第2室に蓮設した気化用真空吸引装置
7(より詳しくはポンプ74)を作動させて第2室を再
び真空にし、残留物を気化させると共に気化用真空吸引
装置7中の第2室に近い部分に配置したコールドトラッ
プ71,72により気化物質を凍結回収する。気化用真
空吸引装置7及びコールドトラップ71,72は、第2
図に示す第1室に対する気化用真空吸引装置2及びコー
ルドトラップ31,32と同様の構成で同様に第2室4
に接続されている。
但し、装置7使用中は装置5を閉じ、装置5使用中は装
置7を閉じる弁56及び73を設けておく。弁56及び
73も電磁弁として自動化を図ることができる。大きな
ピンホールを有し、真空化においては該ピンホールから
の包装体内物質の気化が箸るしい包装体Aについては第
1室1で予めチェックして排除することが、能率的でも
あり、第2室4内に無用の外乱を導入しない点でも、ま
たこれと関連して第2室4でより小さいピンホールの有
無検査を正確迅速に行える点でも望ましい。
この方法例を第2図に示す装置の改良例である第4図の
装置及び第3図に示す装置の改良例である第5図の装置
と共に説明すると、まず密封包装体Aを第1室1内に配
置して第1室を気密に閉塞し、第1室1を気化用真空吸
引装置2により真空にして包装体A表面に付着した気化
性物質及び第1室内に付着している場合ある気化性物質
を気化せしめ、気化した物質は装置2中に配置されたコ
ールドトラップ31,32に冷却回収して第1室及び包
装体A表面の気化性付着費を実質上除去したのち、第1
室1に蓮穀された測定用真空吸引装置8にて第1室1内
を所定真空状態となして第1室1の真空吸引を停止し、
そのあと、圧力測定装置9により第1室1内の圧力上昇
を測定し、該圧力上昇値が、大きなピンホールの有無を
判定するための補助的基準値以上の場合には、第1室1
の出口12及び第2室4の入口41及び出口42を蓋体
装置14及び43にて開放して該包装体Aを第2室4を
介して第1室1外へ落下排出せしめ、前記圧力上昇が補
助的基準値よりづ・さし、場合には、第2室出口42を
開くことなく第1室出口11及び第2室入口41を開い
て該包装体Aを第2室4へ導入する。そのあとは、第4
図に示す装置にあっては第1図又は第2図に示す装置に
おけると同様に処理し、第5図に示す装置にあっては第
3図に示す菱贋におけると同様に処理する。但し、第2
室における検査において採用される基準値は上記補助的
基準値より低いことが望ましい。第4図及び第5図に示
す装置の測定用真空吸引装樽8及び圧力測定装直9は第
2図及び第3図に示す第2室4に対する真空吸引装置5
及び圧力測定装置6と同様の構成で同様に第1室1に接
続されている。装置8使用中は装置2に閉じ、装置2使
用中は装置8を閉じる弁24及び81が設けられている
。弁24及び81も電磁弁として自動化を図ることがで
きる。本発明において、第3図及び第5図に示す如く第
2室4に測定用及び気化用の真空吸引装置が接続される
場合、それらは互いに他方の真空吸引回路や真空ポンプ
等を自己の回路や真空ポンプ等として利用するものであ
ってもよいことは当然である。
第4図及び第5図に示す如く第1室1に対し気化用及び
測定用の真空吸引装置が接続される場合についても同様
のことが言える。更にいずれの場合でも、第1室に対す
る真空吸引装置と第2室に対する真空吸引装置との間に
も当然同様のことが言える。上記の如く大ピンホールを
有する密封包装体Aを第1室における検査によって排出
する場合、第1室内に対し作用すべきコールドトラップ
等の熱交換器は第1図に示す装置における如く、第1室
内に配置されてもよいが、第4図及び第5図に示す実施
例の如く、第1室外に配置される方がより望ましい。
なお、第1室においてもピンホール有無を判定する場合
、第1室における検査は単に記録をとるため等にとどめ
、たとえ大ピンホール有りの場合でも良品、不良品を判
断して排除するか良品として送り出すかは第2室におけ
る再検査によってあらためて判断してもよい。
この場合には、第1室において密封包装体が大ピンホー
ル有りと判定されても直ちに系外へ排出されることには
ならない。次に前記装置に比し、ピンホール有無検査を
より能率的に行える装置につき説明する。
第6図にはこの装置例の一部の平面が概略的に示されて
いる。即ち、第1図から第5図に示す各装置におけると
同様の第1室及び第2室並びに第1乃至第3の蓋体装置
からなる複数のユニット体10が図外の公知間欠回転駆
動装置により間欠回転運動可能の支持基体101周囲に
間隔をおいて配置され、ユニット体10の運動路中には
包装体Aの供給ステーション102、不良密封包装体排
出ステーションlo3及び良品密封包装体送出しステー
ション104が設けられる。
各ユニット体10の第1室1に対しては、第1図乃至第
5図の装置におけると同様の気化用真空吸引装置2が接
続されると共に第1室内にコールドトラップ3又は装置
2中に一組のコールドトラツプ31,32が配置される
(第6図には図示せず)。また各ユニット体10の第2
室4(第6図では第1室の下にあって見えない)に対し
ては、第1図乃至第5図の装置におけると同様の測定用
真空吸引装置5及び圧力測定装置6が接続される(第6
図には図示せず)。更に第2室4には、必要に応じ、第
3図及び第5図の装置におけると同様の気化用真空吸引
装置7及びコールドトラツプ71,72が接続される。
また、第1室1には、必要に応じ、第4図及び第5図の
装置におけると同様の測定用真空吸引装置8及び圧力測
定装置9が接続される。上記真空吸引装置2,5,7,
8及びコールドトラップ31,32、1,72並びに圧
力測定装置6,9は例えば回転支持基体101上に配直
される。
上記各真空吸引装置、各組コールドトラップ及び圧力測
定装置のそれぞれは、各ユニット体10毎に1つずつ設
けてもよいが、1又は2以上をそれ以上の数のユニット
体10に対し適宜共用できるように接続してもよいこと
は勿論である。
なお、第1室1に対し測定用真空吸引装置8及び圧力測
定装置9を接続するときには、供給ステーション102
と排出ステーション103との間に大きいピンホールを
有する包装体Aの排出ステーション105が設けられる
。供給ステーション102には包装体Aの製造ラインL
に接続された供給装置106が必要に応じて臨設される
供給装置106は、ラインLから一列状に送られてくる
包装体Aを、複数の包装体AからなるロットA′にまと
めるために包装体Aをロットステーションとしてのコン
ベア1061の送込み端に振り分け並べる装置1062
と、所定数包装体のロットができあがるまで、包装体A
をコンベア1061の途中で止めておくストッパ装置1
063と、ストッパ装置1063から出てきたロッドA
′をステーション102に配置されたユニット体の第1
室入口まで押し出す装置1064とを備えている。振分
け装置1062は、包装体Aの通路1062aを有して
一端がラインLの送出し端に回動自在に取付けられ、他
端がコンベア1061に臨ませられた回動アーム106
2Aと、このアームを包装体振分けするように回動させ
る図外の適宜の駆動手段とを備えている。ストッパ装置
1063は、図外の駆動手段によってロットA′通路に
昇降できるストツパ1063aとこのストツパに所定数
の包装体Aが到達したか否かを検出して、所定数の到達
によりストッパを上昇せしめるための光電管スイッチ、
リミットスイッチ等の適宜の図外手段を備えている。押
出し装置1064は、コンベア1061の端に設けたス
トッパ壁1064aと、このストッパ壁に沿ってロッド
A′を押し出すプツシヤー1064bと、プッシャーを
駆動するェャシリンダ等の適宜の図外手段とを備えてい
る。ステーション103,104,105にはユニット
体10から落下せしめられるロットA′を受けて移送す
る適宜の図外コンベアが臨設されている。
従って、ロットA′はステーション102へ到釆してく
るユニット体10‘こ次々と供給される。
ユニット体10の第1室に測定用真空吸引装暦8及び圧
力測定装置9が接続されていないときは、ユニット体1
0がステーション102から103へ到来してそこを離
れるまでの間に前述の手順で検査が行われ、ピンホール
有りの不良密封包装体ロッドA′はステーション103
で排出され、ピンホール無しのロッドA′はステーショ
ン104で送り出される、ユニット体10の第2室に気
化用真空吸引装置7及びコールドトラツプ71,72が
接続されているとき、それらはユニット体10がステー
ション104を通過後、次に該第2室へロットA′が導
入されるまでの間に作動完了せしめられる。ユニット体
10の第1室に装置8及び9が接続されているときには
、ユニット体10がステーション102から105へ到
来してそこを離れるまでの間に大きいピンホール有無の
検査が前述の手順で行われ、大ピンホール有りのロット
Aはステーション105で排出される。
大ピンホールの無いロットA′はユニット体10がステ
ーション105からステーション103へ到来してそこ
を離れるまでの間に更に前述の手順で検査が行われ、ピ
ンホール有りのロットA′はステーション103で排出
され、ピンホール無しのロットA′はステーション10
4で送り出される。第1図から第6図に示す装置のいず
れの場合においても、第1室1へ包装体Aが配置される
前に、該第1室1を気化用真空装置2とコールドトラッ
ブ3又は31,32とで十分乾燥させておくことが望ま
しいことは勿論である。前述した各装置において、包装
体Aの第1室1内への配置、第1室1から第2室4の導
入及び第2室4からの排出はすべて包装体Aの自重によ
る落下を利用して行われているが、例えば、第1室と第
2室とが水平方向に蓮設された場合には、ェャシリンダ
装置等の適宜の手段を用いて上記包装体Aの移動を行え
ばよい。
かくの如く本発明によれば、実質上外乱の無い状態下で
密封包装体のピンホール有無を正確に判定でき、かつ、
能率的にピンホール有無検査を行える方法及び装置を提
供できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法を実施する装置例を示すもので、第1
図は一実施例の−部切欠概略側面図、第2図は他の実施
例の概略側面図、第3図は更に他の実施例の概略側面図
、第4図は更に他の実施例の概略側面図、第5図は更に
他の実施例の概略側面図、第6図は更に他の実施例の一
部の概略平面図である。 A・・…・密封包装体、1・・・・・・第1室、4・・
・・・・第2室、3,31,32,71,72……コー
ルドトラツプ、2,7−・・・・・・気化用真空吸引装
置、5,8・・・・・・測定用真空吸引装置、6,9・
・・・・・圧力測定装置、11・・・・・・第1室入口
、12・・・・・・第2室出口、13・・・・・・第1
蓋体装置、14・・・・・・第2蓋体装置、41・・・
・・・第2室入口、42・・・・・・第2室出口、43
・・・・・・第3蓋体装置、10・・・・・・ユニット
体、101…・・・支持基体、102・・・・・・供給
ステーション、103,105……排出ステーション、
104……送出しステーションo※1図 繁2図 第3図 第4図 繁5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 気化性物質を密封した密封包装体のピンホール有無
    検査方法にして、前記密封包装体を第1室内に配置し、
    前記第1室を気密にすると共に内部を前記第1室に連設
    された気化用真空吸引装置にて真空にして前記密封包装
    体表面に付着した気化性物質を気化させ、気化した前記
    物質は前記第1室内に対し作用するように設けた冷却用
    熱交換器に冷却回収するようにして前記密封包装体表面
    の気化性物質を実質上除去したのち、前記密封包装体を
    前記第1室に連設された第2室内に導入して前記第2室
    を気密にし、前記第2室を該第2室に連設された測定用
    真空吸引装置にて予め決めた真空状態となしたのち該第
    2室の真空吸引を遮断して前記第2室内の圧力上昇を測
    定し、該圧力上昇値が、予め定めた基準圧力値以上の場
    合はピンホール有り、該基準圧力値より小さい場合はピ
    ンホール無しと判定することを特徴とする密封包装体の
    ピンホール有無検査方法。 2 気化性物質を密封した密封包装体のピンホール有無
    検査方法にして、前記密封包装体を第1室内に配置し、
    前記第1室を気密にすると共に内部を前記第1室に連設
    された気化用真空吸引装置にて真空にして前記密封包装
    体表面に付着した気化性物質を気化させ、気化した前記
    物質は前記第1室内に対し作用するように設けた冷却用
    熱交換器に冷却回収するようにして前記密封包装体表面
    の気化性物質を実質上除去したのち、前記密封包装体を
    前記第1室に連設された第2室内に導入して前記第2室
    を気密にし、前記第2室を該第2室に連設された測定用
    真空吸引装置にて予め決めた真空状態となしたのち該第
    2室の真空吸収を遮断して前記第2室内の圧力上昇を測
    定し、該圧力上昇値が、予め定めた基準圧力値以上の場
    合はピンホール有り、該基準値より小さい場合はピンホ
    ール無しと判定し、前記判定時に前記密封包装体より前
    記第2室内に流出乃至気化した物質は、前記判定後前記
    第2室から前記密封包装体を出したのち、前記第2室に
    連設された気化用真空吸引装置にて前記第2室を再び真
    空にしつつ前記第2室に連設された冷却用熱交換器に冷
    却回収して次の検査に備えることを特徴とする密封包装
    体のピンホール有無検査方法。 3 気化性物質を密封した密封包装体のピンホール有無
    検査方法にして、前記密封包装体を第1室内配置し、前
    記第1室を気密にすると共に該第1室を該第1室に連設
    された気化用真空吸引装置にて真空にして前記第1室及
    び前記密封包装体表面に付着した気化性物質を気化させ
    、気化した前記物質は前記第1室内に対し作用するよう
    に設けた冷却用熱交換器に冷却回収するようにして前記
    第1室及び前記密封包装体表面の気化性物質を実質上除
    去したのち、前記第1室を該第1室に連設した測定用真
    空吸引装置にて予め定めた真空状態となして該第1室の
    真空吸引を遮断し、その後前記第1室内の圧力上昇を測
    定し、該圧力上昇値が予め定めた補助的基準圧力値以上
    の場合は前記密封包装体を前記第1室から排出し、該補
    助的基準圧力値より小さい場合は前記密封包装体を前記
    第1室に連設された第2室内に導入して前記第2室を気
    密にし、前記第2室を該第2室に連設された測定用真空
    吸引装置にて予め決めた真空状態となしたのち、該第2
    室の真空吸引を遮断して前記第2室内の圧力上昇を測定
    し、該圧力上昇値が、予め定めた基準圧力値以上の場合
    はピンホール有り、該基準圧力値より小さい場合はピン
    ホール無しと判定することを特徴とする密封包装体のピ
    ンホール有無検査方法。 4 気化性物質を密封した密封包装体のピンホール有無
    検査方法にして、前記密封包装体を第1室内に配置し、
    前記第1室を気密にすると共に該第1室を該第1室に連
    設された気化用真空吸引装置にて真空にして前記第1室
    及び前記密封包装体表面に付着した気化性物質を気化さ
    せ、気化した前記物質は前記第1室内に対し作用するよ
    うに設けた冷却用熱交換器に冷却回収するようにして前
    記第1室及び前記密封包装体表面に付着した気化性物質
    を実質上除去したのち、前記第1室を該第1室に連設し
    た測定用真空吸引装置にて予め定めた真空状態となして
    該第1室の真空吸引を遮断し、その後前記第1室内の圧
    力上昇を測定し、該圧力上昇値が予め定めた補助的基準
    圧力値以上の場合は前記密封包装体を前記第1室から排
    出し、該補助的基準圧力値より小さい場合は前記密封包
    装体を前記第1室に連設された第2室内に導入して前記
    第2室を気密にし、前記第2室を該第2室に連設された
    測定用真空吸引装置にて予め決めた真空状態となしたの
    ち、該第2室の真空吸引を遮断して前記第2室の圧力上
    昇を測定し、該圧力上昇値が、予め定めた基準圧力値以
    上の場合はピンホール有り、該基準値より小さい場合は
    ピンホール無しと判定し、前記判定時に前記密封包装体
    より前記第2室内に流出乃至気化した物質は、前記判定
    後前記第2室から前記密封包装体を出したのち、前記第
    2室に連設された気化用真空吸引装置にて前記第2室を
    再び真空にしつつ前記第2室に連設された冷却用熱交換
    器に冷却回収して次の検査に備えることを特徴とする密
    封包装体のピンホール有無検査方法。 5 気化性物質を密封した密封包装体のピンホール有無
    検査方法にして、密封包装体の入口及び出口を備えた第
    1室と、密封包装体の入口及び出口を備えると共に該入
    口が前記第1室の出口に連通するように前記第1室に連
    設された第2室と、前記第1室の入口を気密に閉塞でき
    る第1蓋体装置と、前記第1室の出口及び前記第2室の
    入口を気密に閉塞できる第2蓋体装置と、前記第2室の
    出口を気密に閉塞できる第3蓋体装置と、前記第1室に
    連設された気化用真空吸引装置と、前記第1室内に対し
    作用するように設けられた冷却用熱交換器と、前記第2
    室に連設された測定用真空吸引装置及び圧力測定装置と
    を備えたことを特徴とする密封包装体のピンホール有無
    検査装置。 6 気化性物質を密封した密封包装体のピンホール有無
    検査装置にして、密封包装体の入口及び出口を備えた第
    1室と、密封包装体の入口及び出口を備えると共に該入
    口が前記第1室の出口に連通するように前記第1室に連
    設された第2室と、前記第1室の入口を気密に閉塞でき
    る第1蓋体装置と、前記第1室の出口及び前記第2室の
    入口を気密に閉塞できる第2蓋体装置と、前記第2室の
    出口を気密に閉塞できる第3蓋体装置と、前記第1室に
    連設された気化用真空吸引装置と、前記第1室内に対し
    作用するように設けられた冷却用熱交換器と、前記第2
    室に連設された測定用真空吸引装置、圧力測定装置及び
    気化用真空吸引装置と、前記第2室に対し遮断可能に連
    設された冷却用熱交換器とを備えたことを特徴とする密
    封包装体のピンホール有無検査装置。 7 気化性物質を密封した密封包装体のピンホール有無
    検査装置にして、密封包装体の入口及び出口を備えた第
    1室と、密封包装体の入口及び出口を備えると共に該入
    口が前記第1室の出口に連通するように前記第1室に連
    設された第2室と、前記第1室の入口を気密に閉塞でき
    る第1蓋体装置と、前記第1室の出口及び前記第2室の
    入口を気密に閉塞できる第2蓋体装置と、前記第2室の
    出口を気密に閉塞できる第3蓋体装置と、前記第1室に
    連設された気化用真空吸引装置、測定用真空吸引装置及
    び圧力測定装置と、前記第1室内に対し作用するように
    設けられた冷却用熱交換器と、前記第2室に連設された
    測定用真空吸引装置及び圧力測定装置とを備えたことを
    特徴とする密封包装体のピンホール有無検査装置。 8 気化性物質を密封した密封包装体のピンホール有無
    検査装置にして、密封包装体の入口及び出口を備えた第
    1室と、密封包装体の入口及び出口を備えると共に該入
    口が前記第1室の出口に連通するように前記第1室に連
    設された第2室と、前記第1室の入口を気密に閉塞でき
    る第1蓋体装置と、前記第1室の出口及び前記第2室の
    入口を気密に閉塞できる第2蓋体装置と、前記第2室の
    出口を気密に閉塞できる第3蓋体装置と、前記第1室に
    連設された気化用真空吸引装置、測定用真空吸引装置及
    び圧力測定装置と、前記第1室内に対し作用するように
    設けられた冷却用熱交換器と、前記第2室に連設された
    測定用真空吸引装置、圧力測定装置及び気化用真空吸引
    装置と、前記第2室に対し、遮断可能に連設された冷却
    用熱交換器とを備えたことを特徴とする密封包装体のピ
    ンホール有無検査装置。 9 密封包装体の入口及び出口を備えた第1室と、密封
    包装体の入口及び出口を備えると共に該入口が前記第1
    室の出口に連通するように前記第1室に連設された第2
    室と、前記第1室の入口を気密に閉塞できる第1蓋体装
    置と、前記第1室の出口及び前記第2室の入口を気密に
    閉塞できる第2蓋体装置と、前記第2室の出口を気密に
    閉塞できる第3蓋体装置とを備えた複数のユニツト体を
    回転運動可能の支持基体周囲に間隔をおいて配置し、前
    記ユニツト体の運動路中に、検査されるべき密封包装体
    の供給ステーシヨン、不良密封包装体排出ステーシヨン
    及び良品密封包装体送出しステーシヨンを設け、前記各
    ユニツト体の第1室には気化用真空吸引装置を接続する
    と共に該第1室内に対し作用するように冷却用熱交換器
    を設け、前記各ユニツト体の第2室には測定用真空吸引
    装置と圧力測定装置とを接続したことを特徴とする密封
    包装体のピンホール有無検査装置。 10 密封包装体の入口及び出口を備えた第1室と、密
    封包装体の入口及び出口を備えると共に該入口が前記第
    1室の出口に連通するように前記第1室に連設された第
    2室と、前記第1室の入口を気密に閉塞できる第1蓋体
    装置と、前記第1室の出口及び第2室の入口を気密に閉
    塞できる第2蓋体装置と、前記第2室の出口を気密に閉
    塞できる第3蓋体装置とを備えた複数のユニツト体を回
    転運動可能の支持基体周囲に間隔をおいて配置し、前記
    ユニツト体の運動路中に、検査されるべき密封包装体の
    供給ステーシヨン、不良密封包装体排出ステーシヨン及
    び良品密封包装体送出しステーシヨンを設け、前記各ユ
    ニツト体の第1室には気化用真空吸引装置を接続すると
    共に該第1室内に対し作用するように冷却用熱交換器を
    設け、前記各ユニツト体の第2室には、測定用真空吸引
    装置、圧力測定装置、及び気化用真空吸引装置を接続す
    ると共に該第2室に冷却用熱交換器を遮断可能に接続し
    たことを特徴とする密封包装体のピンホール有無検査装
    置。 11 密封包装体の入口及び出口を備えた第1室と、密
    封包装体の入口及び出口を備えると共に該入口が前記第
    1室の出口に連通するように前記第1室に連設された第
    2室と、前記第1室の入口を気密に閉塞できる第1蓋体
    装置と、前記第1室の出口及び前記第2室の入口を気密
    に閉塞できる第2蓋体装置と、前記第2室の出口を気密
    に閉塞できる第3蓋体装置とを備えた複数のユニツト体
    を回転運動可能の支持基体周囲に間隔をおいて配置し、
    前記ユニツト体の運動路中に、検査されるべき密封包装
    体の供給ステーシヨン、不良密封包装体排出ステーシヨ
    ン及び良品密封包装体送出しステーシヨンを設け、前記
    各ユニツト体の第1室には、気化用真空吸引装置、測定
    用真空吸引装置、及び圧力測定装置を接続すると共に該
    第1室内に対し作用するように冷却用熱交換器を設け、
    前記各ユニツト体の第2室には測定用真空吸引装置及び
    圧力測定装置を接続したことを特徴とする密封包装体の
    ピンホール有無検査装置。 12 密封包装体の入口及び出口を備えた第1室と、密
    封包装体の入口及び出口を備えると共に該入口が前記第
    1室の出口に連通するように前記第1室に連設された第
    2室と、前記第1室の入口を気密に閉塞できる第1蓋体
    装置と、前記第1室の出口及び前記第2室の入口を気密
    に閉塞できる第2蓋体装置と、前記第2室の出口を気密
    に閉塞できる第3蓋体装置とを備えた複数のユニツト体
    を回転運動可能の支持基体周囲に間隔をおいて配置し、
    前記ユニツト体の運動路中に、検査されるべき密封包装
    体の供給ステーシヨン、不良密封包装体排出ステーシヨ
    ン及び良品密封包装体送出しステーシヨンを設け、前記
    各ユニツト体の第1室には、気化用真空吸引装置、測定
    用真空吸引装置、及び圧力測定装置を接続すると共に該
    第1室内に対し作用するように冷却用熱交換器を設け、
    前記各ユニツト体の第2室には、測定用真空吸引装置、
    圧力測定装置、及び気化用真空吸引装置を接続すると共
    に該第2室に冷却用熱交換器を遮断可能に接続したこと
    を特徴とする密封包装体のピンホール有無検査装置。
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