JPS60264093A - 電気融解炉の電極への電流供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、産業−Ｉ−の利用分野 この発明は、電気融解炉の電極への電流供給装置であっ
て、該装置は、炉床の上部を電極の方へ伸びる電流供給
導線と、それぞれ電極を包囲し内径が電極と同軸に設け
られた電流供給要素と、それぞれの電極と同心的に設け
られた電流導体および接触あごとを備えた形式のものに
関する。

ｂ、従来の技術 フランス特許第９６７９９５号明細書から、電流を、環
状の電流供給要素を通して接触あごを備えた冷却筒を介
し７電極に流すようにした電流供給装置が知られている
。ごの電流供給要素は、すべての断面が同　（ＴＩオー
１．　ｌｔｌ；抗をイｊしている。炉床の領域におりる
電気融解炉の電極−＼のこのような電流供給装置の１３
−音、ｆ”ａ　４”；：　Ｊ−冊、び電流供給要素の中
の電流が、炉中心点の方向に集中する欠点がある。その
結果、−・力では、数本の電流博５体および電流供給導
線がシ１−的に過負荷になり、少ししか負荷されない導
線に不経済な高い経費を支出することとな電極に流れる
ことになる。このことによって、接触あごが消耗し、電
極が著しく傷む結果となる。

Ｃ１発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上述の欠点を回避し、オーム抵抗によ
る対策によって、電流導体中の電流の不平衡な分布を均
一化させることにある。

ｄ０問題点を解決するための手段 上記の目的は、特許請求の範囲第１）項の本発明の特徴
によって達成される。好適な実施態様は、特許請求の範
囲第２）項ないし第９）項に示されている。

０６作用 本発明によれば、電流供給要素の通電断面は、表皮作用
および近接作用による電流の不均一な分布を解消するよ
うに構成されている。最も大きな通電断面積を備えて電
極から離して同心的に設けられた電流供給要素の一部分
は、電極の炉中心に向いた側に設けられている。僅少な
オーム抵抗によって、電流は、特に最大の通電断面積を
もつ電流供給要素の一部を通して流れる。オーム抵抗対
策による電流の分布は、表皮作用および近接作用によっ
て生じる分布を抑制し、その結果、電流導体および接触
あごを介してのそれぞれの電極への電流供給が均一・化
される。それぞれの電極への電流供給の均一化は、数本
の特殊な電流導体および接触あごの過ｆ＋荷、および電
極の損傷を防止する。

その他の長所は　不均一な電流分布のために電極が部分
的に高１Ｍ１度に加熱されることによって生じるｔｌ）
失が減少されることである。通電要素の最大電流（’（
（’ｉ：Ｊが少い場φ、・にば、炉の出力が同一の場合
、−痛手さな）ｎ休所面積で充分である。

ｆ、実施例 ４発明の実施例が図に示されている。

第１図および第２図は、電流供給要素３の内径が間隔を
於い゛Ｃ同心的に周囲に配置された電極１を示している
。電流供給要素３ば、一定の壁厚さをもつ中空型材から
なっている。電流供給要素３には、半径方向に電流供給
導線３′が設けられている。電極１と同心的に電流導体
３“が設りられ、その一方の端部は電流供給要素３の炉
床に向いた部分に固定され、他方の端部は電極１に取付
けられたそれぞれの接触あご２の電極１と反対側に固定
されている。電流導体３“は互に同じ長さで、電極１か
ら離れてそれぞれ軸とほぼ平行に設けられている。接触
あご２は保持部材７によって電極１の方へ押圧されてい
る。電流供給要素３を冷却する冷媒の供給は、水供給管
５および水排出管５′によって行われる。

第３図および第４図は、電流供給導線３′および電流導
体３″と同じ断面積の中空導体（電流導管６）の形状の
電流供給要素３を示している。電流導体３＃は、互に完
全に同じ長さであり、電極ｌと同心的に軸とほぼ平行に
設けられている。その端部において、電流導線３“は、
保持部材７によって電極１に押圧されたそれぞれの接触
あご２の電極１と反対側に固定されている。電流導管か
らなる電流供給要素３には、それぞれ電極１の軸に対し
てほぼ半径方向に、炉軸と直角に、それぞれの側から半
数の電流供給導線３′が設けられている。それぞれの接
触あご２には、少くとも１つの電流導体３“が設けられ
ている。水冷式接触あごの場合は、それぞれ２つの電流
導体３＃　（冷媒の流入および流出用）が設けられる。

冷媒の供給は、電流供給導線３′を通して行われる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す側断面図、第２図は第
１図の一部断面平面図、第３図は本発明の別の実施例を
示す側断面図、第４図は第３図の一部断面平面図である
。 ■・・・電極、　２・・・接触あご、 ３・・・電流供給要素、３′・・・電流供給導線、′３
″・・・電流導体、　４・・・通路、５・・・水供給管
、　５′・・・水排出管、６・・・電流導管、　７・・
・保持部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）　電気融解炉の電極への電流供給装置であって、該
   装置は、炉床の上部を電極の方へ伸びる電流供給導線と
   、それぞれ電極を包囲し内径が電極と同軸に設けられた
   電流供給要素と、それぞれの電極と同心的に設けられた
   電流導体および接触あごとを備えた形式のものにおいて
   、炉中心部に向いた部分から炉中心部と反対側の部分の
   方へ増大した電流供給要素３の通電断面積を特徴とする
   電気融解炉の電極への電流供給装置。 ２）電流供給要素３は銅からなることを特徴とする特許
   請求の範囲第１）項記載の電流供給装置。 ３）電流供給要素３は内部に軸と平行な通路４をもつこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１）項または第２）項
   記載の電流供給装置。 ４）電流供給要素３は水供給管５および水排出管５の接
   続部を備えることを特徴とする特許請求の範囲第３）項
   記載の電流供給装置。 ５）電流供給要素３の壁厚さを同じにして通路４の断面
   積を変更することによって、電流供給要素３の通電断面
   積を変化させることを特徴とする特許請求の範囲第１）
   項ないし第４）項のいずれかに記載の電流供給装置。 ６）通路４は、それ自体が連続的に変化する断面積をも
   つことを特徴とする特許請求の範囲第５）項記載の電流
   供給装置。 ７）電流供給要素３は少くとも２つの導電中空導体６か
   らなることを特徴とする特許請求の範囲第１）項記載の
   電流供給装置。 ８）　それぞれの中空導体６は、一方の端部がそれぞれ
   の電流供給導線３′　と接続されて他方の端部がそれぞ
   れの電流導体３＃と接続され、異なる長さをもつ中空導
   体６が電極１から離して同心的に設けられることを特徴
   とする特許請求の範囲第７）項記載の電流供給装置。 ９）中空導体６が、電極と同軸に伸びる最大２つの想像
   上の円筒面に互に密接して設けられることを特徴とする
   特許請求の範囲第８）項記載の電流供給装置。 １０）　中空導体６からなる電流供給要素３の導電断面
   積の変更が、中空導体６の数によって行われることを特
   徴とする特許請求の範囲第７）項ないし第９）ｓ（Ｈの
   いずれか乙こ記載の電流供給装置。