JP3066615U - 焼却灰溶融炉用電極 - Google Patents
焼却灰溶融炉用電極Info
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- JP3066615U JP3066615U JP1999004207U JP420799U JP3066615U JP 3066615 U JP3066615 U JP 3066615U JP 1999004207 U JP1999004207 U JP 1999004207U JP 420799 U JP420799 U JP 420799U JP 3066615 U JP3066615 U JP 3066615U
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- JP
- Japan
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- electrodes
- electrode
- melting furnace
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- incineration ash
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気溶融炉の電極間の電流利用率を良好にす
ることである。 【解決手段】 外面にモリブデン部材２、２Ａでカバー
した角柱型黒鉛電極１、１Ａを溶融炉内に設けたことで
である。
ることである。 【解決手段】 外面にモリブデン部材２、２Ａでカバー
した角柱型黒鉛電極１、１Ａを溶融炉内に設けたことで
である。
Description
【０００１】
この考案は、焼却灰を溶融する炉に使用する電極に関する。
【０００２】
従来、溶鉱炉並びに電気抵抗炉に使用する電極は、どのような素材であれ、円 柱をしており、しかも、３相電力を使用しているので、常に、３本の円柱型の電 極を使用している現状である。 したがつて、各電極間の電流分布は、平面状３角形をしているが、各円柱型電 極の円面の最短距離の面に電流が集中するので、短時間で溶融材を溶かすには、 各電極間を接近させるので、溶融体積が減少する。 また、常に、各電極間の電流を均等にしないと、力率が悪く、力率改善用のリ アクタやコンデンサが必要であり、温度調整に各電極を個々に移動させることは 効率が悪く、電気特性上好ましくない。
【０００３】
各電極面間での電気的抵抗値を同一にして、電極間の電流分布を均等にするこ とである。
【０００４】
電極の外面をモリブデン部材でカバーした角柱型の黒鉛電極を焼却灰溶融炉の 内部に設けたことである。
【０００５】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図１は、外面をモリブデン部材２、２Ａでカバーした角柱型黒鉛電極１、１Ａ を焼却灰溶融炉４の内部に設けた平面断面図をしめし、角柱型黒鉛電極１と角柱 型黒鉛電極１Ａは互いに向き合つているので、電力供給用ケーブル３、３Ａで角 柱型黒鉛電極１、１Ａに電流を供給すると、図２にも示す用に、消極灰溶融炉４ の内部にある金属溶融部材５に流れる電流は、図３に示す様に、均一な電流分布 を示すが、従来の円柱型電極８、８Ａ間の電流分布は、図４に示す様に、円柱型 電極８、８Ａ間の各面での間隔が異なるため、抵抗値が、均一とは成らない。 したがつて、大電流の溶融炉で必要な大電流を得るために、円柱型電極８、８ Ａ間の距離を小さくするため、溶融材の容量が減少する。
【０００６】 図５は、本考案の角柱型黒鉛電極１、１Ａを電源変圧器７の２次側単相の電力 供給端子７Ｂ、７Ｃに接続した電気回路を示す。 電源変圧器７の１次側７ＡのＵ、Ｖ、Ｗは３相の電源に接続する接続用端子で ある。 また、図６は本案の電極を、５本使用した一実施例を示し、中心角柱型電極Ｅ に対して均等の角度で配置してある角柱型電極Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄを変圧器７の２次 側電線７Ｃに接続し、電線’Ｂに中心角柱型電極Ｅを接続した配線図を示す。 この場合、角柱型電極Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄの各の電極は、中心角柱型電極Ｅに対し て水平に移動して、中心角柱型電極Ｅ間の電流を可変させる。 また、垂直に各電極を移動させることも可能である。
【０００７】
電極を角柱型電極にすることで、各電極対向面の間隔が均等に成ることで、電 流分布が均一になると共に、溶融温度調整時は、単相電力供給回路なので、複数 の電極を使用した場合は、各電極を個々に水平移動させ、各電極間の電流が自由 に調整出来、３相回路円柱型電極の様な力率改善リアクタは使用しない。 また、溶融材の溶融量は、３相回路円柱型電極使用時より多い。 角柱型黒鉛電極の外面にモリブデン部材でカバーすることにより、高温下の黒 鉛電極の変形破壊保護に成る。
【図１】溶融炉に設けた角柱型電極の平面の断面づであ
る。
る。
【図２】溶融炉に設けた角柱型電極の側面の断面図であ
る。
る。
【図３】角柱型電極の平面の断面における電流分布を示
す図である。
す図である。
【図４】円柱型電極の平面の断面における電流分布を示
す図である。
す図である。
【図５】本案の電極の電気的接続回路図である。
【図６】本案の電極を５本配列した溶融炉平面の断面図
である。
である。
【図７】図６に示した５本電極の電気的接続回路図であ
る。
る。
１、１Ａ 角柱型黒鉛電極 ２、２Ａ モリブデン部材 ３、３Ａ 電力供給用ケーブル ４ 溶融炉 ５ 金属溶融部材 ６ 溶融灰 ７ 変圧器 ７Ａ １次側 ７Ｂ、７Ｃ 電力供給端子 ８、８Ａ 円柱型電極 Ａ、Ｂ、 ７Ｂ、７Ｃ 電力供給電線 ８、８Ａ 円柱型電極 Ａ、Ｂ 角柱型電極 Ｃ、Ｄ 角柱型電極 Ｅ 中心型角柱型電極 Ｕ、Ｖ、Ｗ 接続用端子
Claims (1)
- 【請求項１】焼却灰溶融炉の電極において、焼却灰溶融
炉（４）の内部に外面をモリブデン部材（２、２Ａ）で
カバーした角柱型黒鉛電極（１、１Ａ）を設けたことを
特徴とした焼却灰溶融炉用電極。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999004207U JP3066615U (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 焼却灰溶融炉用電極 |
| JP18596599A JP3398341B2 (ja) | 1999-02-16 | 1999-06-30 | 電気抵抗式溶融炉 |
| US09/359,751 US6122308A (en) | 1999-02-16 | 1999-07-23 | Electric resistance type melting furnace |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999004207U JP3066615U (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 焼却灰溶融炉用電極 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3066615U true JP3066615U (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=43200172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1999004207U Expired - Fee Related JP3066615U (ja) | 1999-02-16 | 1999-05-11 | 焼却灰溶融炉用電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3066615U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3485308B2 (ja) | 2000-08-04 | 2004-01-13 | 恒一 高野 | 直接通電加熱方式炉 |
-
1999
- 1999-05-11 JP JP1999004207U patent/JP3066615U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3485308B2 (ja) | 2000-08-04 | 2004-01-13 | 恒一 高野 | 直接通電加熱方式炉 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |