JPS60263060A - 反応熱回収方法 - Google Patents

反応熱回収方法

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JPS60263060A
JPS60263060A JP59121112A JP12111284A JPS60263060A JP S60263060 A JPS60263060 A JP S60263060A JP 59121112 A JP59121112 A JP 59121112A JP 12111284 A JP12111284 A JP 12111284A JP S60263060 A JPS60263060 A JP S60263060A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は臭化カルシウムの水和反応熱を利用する化学
蓄熱システムあるいは化学ヒートポンプシステムに関し
、さらに詳し・くはその反応熱回収方法に関するもので
ある。
従来技術 一般に化学蓄熱あるいは化学ヒートポンプなどのシステ
ムにおいては、回収される熱の温度レベルが高いほど、
熱エネネルギーとしての利用価値は高い。このため上記
システムにおいて回収される熱の温度が可及的に高いこ
とが要望される。
しかしながらこのような要望に十分こたえることのでき
る技術は従来まったく存在しなかった。
発明の目的 この発明は、上記のような実情から、一般に利用li[
iVlの高い高温度レベルの熱エネルギーを容易に得る
ことのできる反応熱回収方法を提供づることを目的とす
る。
発明の椛成 この発明による反応熱回収方法(J、臭化カルシウムの
無水物11101に水蒸気2+1101を反応させ、発
生した水和熱を利用する化学蓄熱あるいは化学ヒートポ
ンプシステムにおいて、複数の反応器のうちの一部の反
応器で臭化カルシウムの一水塩から二水塩への水和反応
により発生した水和熱を用いて蒸発器内の水を胃温しし
め、発生した水蒸気を上記複数の反応器のうちの残りの
反応器に上記水和反応用の水蒸気どして供給することに
より、臭化カルシウムの無水物から一水塩への水和反応
によって発生ずる水和熱とほぼ同温度レベルの熱を得る
ことを特徴とするものである。
実施例と作用 始めにcasr2 ・2H20を用いた化学蓄熱あるい
は化学ヒートポンプの基本原理について説明する。
第1図は本発明者らが測定したC a B r’ 2 
・2H20およびCaBr2 ・ト120上の各飽和水
蒸気圧、ならびに液状の水の飽和水蒸気圧を示した水蒸
気曲線グラフである。
まず高温熱源によってCaBr2 ・2H20を200
℃に加熱すると、これは次式の反応に従って脱水反応を
生じる。
CaBr2・21]20(固)+01 → CaBr 2 H+−120(固 ) 十 F+ 
2 0−(I )(ここで熱Q1は15 、 Qkca
l/CaBr2mol Tある。) こうしてCaBr2 ・2H7Oは水蒸気を放出し、C
aBr2 ・H201mol と水蒸気11IO1が生
成する。この水蒸気は、第1図中のa点に示すように、
420 II+mHgの水蒸気圧を示す。
この水蒸気圧は、同図の1点に示すように、86℃にお
りる水の飽和水蒸気圧に等しい。この水蒸気を20℃ま
ぐ冷却すると、同図のb点に示すように20℃での水の
水蒸気圧は16+nmHQであるから、上記水蒸気は潜
熱Q3を凝縮熱として放出して次式の反応に従って凝縮
した20℃の水となる。
日t O(気)→H20(液)+03・・・(I[)(
ここでQ3は10 、5 kcal/II 20moI
rある。
) (I)式の脱水反応が完了した後もざらに上記の操作を
続1ノると、CaB r2 ・1−(20fの水蒸気圧
は第1図の0点に示すように13011III111g
であり、20℃での水の水蒸気圧161alIIHgよ
りも高いから、次式に従ってCaBr2 ・ト(20の
脱水反応が生じる。
CaBr2 ・H2O(固)十02 −+ Ca 3 r 2(固)+H20(気)−11[
1)(ここで02は17 、0 Kcal /CaBr
2mol テある。) こうして熱Q2が17 、0 Kcal /CaBr2
111゜1加えられた時点で、脱水反応が完結する。
上記の関係を第4図に概略的に図示する。
上記の例では、高温熱源側を200℃、低温熱源側を2
0℃としたが、高温熱源側の温度は200℃である必要
はなく、Ca 3 r2 ・H2OおよびCaBr2 
・2H20の各水蒸気圧曲線において、低温熱源側の凝
縮水の水蒸気圧(この例では1611IllHg)に相
当りる温度、すなわちCaBr2 ・2t−h Oから
ca13r2 ・Hz0までは第1図のe点に示すよう
に122℃以上、臭化カルシウムの無水物までは第1図
のd点に示すように156℃以上であれば、反応式(I
) <III)に従ってそれぞれ脱水反応が生じる。ま
た低温熱源側も20℃である必要はなく、高温熱源側温
度(この例では200℃)で示すCaBr2 ・2H2
0およσCaBr2 +H20の飽和水蒸気圧に等しい
水の飽和水然気の相当する温度、すなわち第1図のf点
および9点に示すように、それぞれ86℃および60℃
以下の温度であれば、(I)(II)式の反応式に従っ
て脱水反応が生じる。
以上がCaBr2 ・2H20の脱水反応を利用して化
学蓄熱あるいシよ化学ヒートポンプを構成する揚台の臭
化カルシウム無水物の再生1程の説明である。
熱回収工程は、上記反応式(I)(m)の逆反応、すな
わち後述づる反応式(Vl)(V)に従って臭化カルシ
ウムの無水物を水和させる工程である。
まず次式の反応式に従って、 Hz0(液)+Q3→H20(気)・・・(IV)20
℃の水に蒸発熱Q3(=10 、5 kcal/ II
201101)を与え、第1図のb点に示すように、1
611118(+の低圧水蒸気を発生させる。
得られた水蒸気をCaBr2上に通し、次式の反応式に
従って水和反応を生じさせる。
CaBr2 (固) +H20(気) −+cas r2* H20(固)+Q2・ (V)こ
の水和反応の結果、水和熱Q2=17.0kcal/C
aBr2n+olを発生する。このとぎに得られる最高
温度は第1図のb点に示づように156℃である。
上記(V)式に従う水和反応完了後、さらにCaBr2
 ・Hz O上に圧力16IIIIIHgノ水蒸気を通
すと、次式に従って水和反応が生じ、Q1= 15 、
0kcal/CaBr2molの水和熱を発生する。
CaBr2・1」20 (固) +H20(気)→Ca
Br212H20(固)+0l−(Vl)このとぎに術
られる最高温度は第1図のe点に示Jように122℃で
ある。
この熱回収工程を第5図に概略的に図示する。
以上の再生工程および熱回収工程において、環境温度を
20℃とし、環境への熱の出入りがないものと想定する
と、熱収支はつぎのとおりである。
投入熱:156℃の熱Q 2=17.0にcal/Ca
Br2mo1122℃の熱Q 1−15.0Kcal/
 CaBr、1101回収熱:156℃の熱Q2°= 
17.0にcal/CaBr2mo1122℃の熱Q 
1’−15,0Kcal/CaBr2molH1aX 回収高温熱 投入高温熱 2 2 =1 第2図はこの発明の反応熱回収方法により高温の回収熱
を得る装置の一例を示すものである。
臭化カルシウムの水和・脱水反応用の複数の反応器(R
1)〜(R7)は各水蒸気ライン(1)〜(7)を介し
て蒸発器([1)〜(El)と連通し、蒸λ器(El)
〜(R7)の内部には低温熱源媒体ライン(9)の伝熱
部が通されている。水蒸気ライン(4)(5)(6)(
7)にはそれぞれ開閉弁(10)が設けられ、これらの
弁の下流側において水蒸気ライン(4)<5)<6)<
7)にそれぞれ蒸発器(R8)〜(E 11)からの水
蒸気ライン(11)(12)(13014)が接続され
ている。これらの水蒸気ライン(111(12)(13
)(111)にもそれぞれ開閉弁(15)が設(づられ
、また加熱用熱媒体ライン(8)の複数の伝熱部がそれ
ぞれ反応器(R1)(R2)(R3)の内部および蒸発
器(R8)(R9)(Elo)(E 11)の内部に通
されている。またこのライン(8)の両端には熱媒体循
環用のポンプ(P)が設けられている。
上記禍成の@置において、反応器(R1)〜(R7)内
に【ま1molの臭化カルシウムの無水物が充填され、
魚介器(El)〜([3)には2m01のプロレス水が
、また蒸発器(R4)〜(El)および(R8)〜(E
 il)にはimolのプロセス水がそれぞれ充填され
ている。いま開閉弁(10)は1;uかれており、開閉
弁(15)は閉じられている。ライン(9)に20℃の
低温熱源媒体を、プロしス水1101分だけの蒸発潜熱
を与えるように流すと、同媒体はプロビス水を加熱して
水蒸気な発」せしめる。生じた水蒸気を反応器(R1)
〜(R7)内に導くと、(V)式に従う水和反応によっ
て水和熱が発生する。
各反応器(R1)〜(’R7)に熱回収ライン(16)
に媒体を供給すると、R6156℃の熱が回収される・
。17られた総熱■Q1はつぎのどおりである。
Q、 =17.0X7= 119 (kcallこの時
点で蒸発器(R4)〜(El)内のプロセス水は全て蒸
発し、蒸発器(El)〜(R3)のプロヒス水は半mに
減少している。また反応器(R1)〜(R7)内の臭化
カルシウムの無水物も全て水蒸気どの水和反応にJ:す
、CaBr21」20に変化している。CaBr2・R
20の水和熱156℃にお【プる飽和水蒸気圧は、第3
図のh点に示すように80 mmHgであり、48℃で
のプロレス水の蒸気圧に等しい。
したがってcas R2・R20に48℃以上の水を蒸
発さけた水蒸気を供給づ−れば、CaBr2 ・R20
からCaBr2 ・2H20への水和反応により、15
6℃の温度の水和熱が回収されることになる。
蒸発器(El)〜(R3)内には1 lotのプロヒス
水が残っているので、引きつづき低温熱源媒体ライン(
9)に20℃の水を供給すると、(vl)式に従って水
和反応が起こり、この反応により最高122°Cの熱が
発生し、総熱ff1Q。
−−15,0X3=45.0 (kcal)が術られる
ことになる。
一方、開閉弁(10)を閉じ、開閉弁(15)を開さ、
ポンプ(P)を作動させると、ライン(8)に供給され
た加熱用熱媒体が反応器(R1)〜(R3)内の伝熱部
を通り、ついで蒸発器(R8)〜(E 11)の伝熱部
を通ることによって、反応器(R1)〜(R3)で水和
熱01′を吸熱し、蒸発器(R8)〜(E 11)内で
プロセス水を加熱せしめる。
今プロヒス水を20℃から50℃まで加熱し、その顕然
と蒸発熱を供給づると考えると、必要な熱mQ、”はつ
ぎのとおりである。
QT ” =4x ((5020)xQ、015)−1
0、5)=44. 2kcal (ただし水の比熱−0,018kcal/mol ’C
とする。)こうして得られたQ■″が先に得られた Q
■′にほぼ等しいことから、蒸発器(R4)〜(El)
内のプロセス水を48℃以上で蒸発させる熱量が供給さ
れることになり、反応器(R4)〜(R7)内において
(Vl )式に従って水和反応が引き続き起こり、第3
図の矢印1→J→に→dに示す経過をたどっ−C最高1
56℃の水和熱カ反応器コトニ15 、0kcal/C
aBr2・2R20mo1発生することになる。
得られた総熱1111Qsはつぎのとおりである。
Qs= 15.0X4=60kcal 上記実施例による熱回収方法において、環境温度を20
℃とし、環境への熱の出入りがないものと想定するど、
熱収支はっぎのとおりである。
投入熱;156℃の熱Q2×7基分= 119kca1
122℃の熱QIX7W分−105kca 1回収熱;
156℃の熱Q 、 + Q s = 119+60=
179kcalHHAX 回収高温熱 179kca l 投入高温熱 119kcal =1.50 すなわち、従来の反応熱回収方法ではCaBr2 ・R
20の水和反応によって122℃の水和熱15 、0 
kcal/CaBr2molが得られたノニ対し、この
発明の反応熱回収方法によれば、臭化カルシウムの無水
物から一水塩への水和反応で1qられる水和熱に相当す
る高温度レベル156℃の熱が8.5kcal/CaB
r、、 n+olだけ得られ 、る。したがって高温度
レベルの熱回収効率は従来の方法の場合に比べて約1.
5倍向上する。
発明の効果 この発明による反応熱回収方法は、複数の反応器のうち
の一部の反応器で臭化カルシウムの一水塩から二水塩へ
の水和反応により発生した水和熱を用いて蒸発器内の水
を譬?ii!ぜし′め、発生した水蒸気を上記複数の反
応器のうちの残りの反応器に上配水相反応用の水蒸気ど
して供給するものであるので、臭化カルシウムの無水物
から一水塩への水和反応によって発生する水和熱とほぼ
同温度レベルのa潟の熱を得ることができる。こうして
この発明によれば、利用価値の高い高温度レベルの熱を
得ることができ、高回収率で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は水蒸気圧曲線グラフ、第2図は反
応熱回収装置を示す系統図、第4図および第5図は熱収
支を示す概略図である。 (R1)〜(R7)・・・反応器、(El)〜(E 1
1)・・・蒸発器、(1)〜(7)・・・蒸気ライン、
(8)・・・加熱用熱媒体ライン、(9)・・・低温熱
源媒体ライン、(10)・・・開閉弁、(11)〜(1
4)・・・蒸気ライン、(15)・・・開閉弁、(16
)・・・熱回収ライン。 以 上 外4名 第1図 一温船’C) 第3図 一〕晃度 (℃) 手続補正書 昭和60年5月lZ日 特許庁長官 志 賀 学 殿 2、発明の名称 反応熱回収方法 3、補正をする者 事件との関係 特14出願人 住 所 大阪市西区江戸堀1丁目6番14号氏名・名称
 (511)日立造船株式会社5、補正命令の日付 昭
和 年 月 [16、補正により増ツメ1する発明の数 7、m正(DtJ象 明細書全文おJび′L711fD
の第3図8、補正の内容 明 細 硼 (補正) 1、発明の名称 反応熱回収方法 2、特許請求の範囲 臭化カルシウムの無水物1molに水蒸気2101を反
応させ、発生した水和熱を利用する化学蓄熱あるいは化
学ヒートポンプシステムにおいて、複数の反応器のうち
の第1反応器で臭化カルシウムの一水塩から三水塩への
水和反応により発生した水和熱を用いて蒸発器内の水を
Mlして高温度レベルで水蒸気を発生せしめ、得られた
水蒸気を上記複数の反応器のうちの残りの第2反応器に
上記−水塩がら三水塩への水和反応用の水蒸気として供
給することにより、臭化カルシウムの無水物から一水塩
への水和反応によって発生する水和熱とほぼ同温度レベ
ルの高温の熱を畳ることを特徴と覆る反応熱回収方法。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明は臭化カルシウムの水和反応熱を利用する化学
蓄熱システムあるいは化学ヒートボンブシステムに関し
、さらに訂しくはその反応熱回収方法に関づるものであ
る。 従来の技術 始めに、従来から行なわれている、CaBr、・2H2
0を用いた化学蓄熱あるいは化学ヒートポンプの基本原
理について説明づる。 第1図は本発明者らが測定したC a B r 2 ・
2H20およびCaBr2 H1−120の各飽和水蒸
気圧、ならびに液状の水の飽和水蒸気圧を示した水蒸気
曲線グラフである。 まず高温熱源によってCa(3r2 ・2H20を20
0℃に加熱すると、これは次式の反応に従って脱水反応
を生じる。 CaBr2・2H20(固)十01 −+CaB r、 H820(固)+H20−(I>(
ここで熱Q1は15 、0 kcal/ CaBr、s
olである。) こうしてCaBr、・2H20は水蒸気を放出し、Ca
Br2 ・H2o1mO1と水蒸気ト■!が生成づる。 この水蒸気は、第1図中のa点に示すように、420 
miHgの水蒸気圧を示す。 この水蒸気圧は、同図のf点に示づように、86°Cに
おける水の飽和水蒸気Hに等しい。この水蒸気を20℃
まで冷却すると、同図のb点に示すように20℃での水
の水蒸気圧は16111118+1であるから、上記水
蒸気は潜熱Q3を凝縮熱として放出して次式の反応に従
っC凝縮した20℃の水となる。 11z O(気)→H20(液’)+03・・・ (I
[)(ここで03は10 、5 kcal/+120n
O+テある。 ) (■)式の脱水反応が完了した後もさらに上記の操
作を続けると、CaBr2 ・ト1.Oの水蒸気 圧は第1図の0点に示すように130 mm1ioであ
り、20℃での水の水蒸気圧16111118(lより
も高いから、次式に従っでCaBr2 ・l−120の
脱水反応が生じる。 CaBr2・+20(固)+Q2 →CaBr2 (固) + 1−120 (気) −(
II)(ここでQ2は17 、0 Kcal /CaB
r2molである。) こうして熱Q2が17 、0 Kcal /CaBr、
 w。 1加えられた時点で、+152水反応が完結する。 上記の関係を総括して第4図に概略的に図示する。 上記の方法では、高温熱源側の温度を200℃、低温熱
源側の温度を20℃としたが、高温熱源側の温度は20
0℃である必要はなく、CaBr2 ’1120および
CaBr2 H2H20の各水蒸気圧曲線において、低
温熱源側の凝縮水の水蒸気圧(この例では161111
111g)に相当する温度以上、すなわちCaBr2 
・2H20からCaBr2 ・+20までは第1図の0
1スに示すように122℃以」−1臭化カルシウムの無
水物までは第1図のd点に示すように156℃以上であ
れば、反応式(I) (III)に従ってそれぞれ脱水
反応が生じる。また低温熱源側の温度も20℃である必
要はなく、高温熱源側の温度(この例では200℃)で
示ずCaBr2 ・2H20およびCaBrz ・+2
0の飽和水蒸気圧に等しい水の飽和水蒸気の相当する温
度、づ−なわら第1図のf点およびQ魚に示すように、
それぞれ86℃および60℃以下の温度であれば、(I
> (Ill)式の反応式に従って脱水反応が生じる。 以上がCaBr2 ・2+120の脱水反応を利用して
化学蓄熱あるいは化学ヒートポンプを構成する場合の臭
化カルシウム無水物の再生工程の説明である。 熱回収工程は、上記反応式(I>(I[l)の逆反応、
すなわち後述する反応式(Vl>(V)に従って臭化カ
ルシウムの無水物を水和する工程である。 まず次式の
反応式に従って、1−120(液) 十03−1120
 (気)−(IV )20℃の水に蒸発熱Q3 (==
 10.5kcal/It20n+ol)をちえ、第1
図のb点に示づように、16++ual1gの低圧水蒸
気を発生させる。 得られた水蒸気をCaBr2上に通し、次式の反応式に
従って水和反応を生じさせる。 CaBr2 (固)+hhO(気) →CaBr21H20(固)−+−02−(Vlこの水
和反応の結果、水和熱Q2=17.0kcal/ Ca
Br2molを発生する。このときに栂られる最鳥温度
【ま第1図のd点に示すように156℃である。 上記(V)式に従う水和反応完了後、さらにCaBr2
 ・+20上ニII力1611mtl(1)水魚’mを
通づと、次式に従って水和反応が生じ、Ql−15、Q
kcal/CaBr2molの水和熱を発生する。 CaBr2 ・H20(固)+1120(気〉→CaB
r212H20(固) + Q 1−(Vl )このと
きに得られる最^温度は第1図のe点に承りように12
2℃である。 この熱回収工程を総括して第5図に概略的に図示づる。 以上の再生工程および熱回収工程において、環境温度を
20℃とし、環境への熱の出入りがないものと想定する
と、熱収支はつぎのとおりである。 供給熱量; 1!16℃の熱Q 2=17.0にcal
/CaBr2nof122℃の熱Q 1=15.0Kc
al/CaBr2mo1回収熱ffi;156℃の熱Q
2°−17,0にcal/CaBr211Io1122
℃の熱Q 1’=15.0にcal/CaBr2mol
QHmax= 供給高温熱量 Q。 1 発明が解決しようとする問題点 一般に化学蓄熱あるいは化学ピー1−ポンプなとのシス
テムにおいては、回収される熱の温度レベルが高いほど
、熱エネルギーとしての利用価値は高い。このため上記
システムにおいて回収される熱の温度が可及的に高いこ
とが要望される。しかし従来このような要望に十分こた
えることのできる技術は全く存在しなかった。 この発明は、上記の要望にこたえるべくなされたもので
、一般に利用価値の高い高温度レベルの熱エネルギーを
容易に得ることのできる反応熱回収方法を提供すること
を目的とづる。 問題点の解決手段 この発明による反応熱回収方法は、臭化カルシウムの無
水物1molに水蒸気2m01を反応させ、発生した水
和熱を利用する化学蓄熱あるいは化学ヒートポンプシス
テムにおいて、複数の反応器のうらの第1反応器で臭化
カルシウムの一水塩から二水塩への水和反応により発生
しlζ水和熱を用いて蒸発器内の水を昇温して高温度レ
ベルで水蒸気を発生けしめ、得られた水蒸気を上記複数
の反応器のうちの残りの第2反応器に上記−水塩から二
水塩への水和反応用の水蒸気として供給することにより
、臭化力ルシウ11の無水物から一水塩への水和反応に
よ−)で発生する水和熱とほぼ同温度レベルの高温の熱
を得ることを特徴とする。 実 施 例 第2図はこの発明の反応熱回収方法の一例を示づもので
ある。 臭化カルシウムの水和・脱水反応用の第1反応器(R1
)〜(R3)および第2反応器(R4)〜(R7)は水
蒸気ライン(1)〜(7)を介してそれぞれ第1蒸発器
(El)〜(R3)および第2蒸発器(R4)−([7
)と連通し、第1および第2蒸発器(El)〜(El)
の内部には低温熱源媒体ライン(9〉の複数の伝熱部が
それぞれ配されている。水蒸気ライン(1)〜(7)の
うちの第2反応器(R4)〜(R7)に通じるライン(
4)(5)(6)(7)にはそれぞれ開閉弁(10)が
設置プられ、これらの弁(10)と第2反応器(R4)
〜(R7)の間には水蒸気ライン(4)(5)(6)(
7)にそれぞれ第3蒸発器〈「8)〜(E 111から
の水蒸気ライン(11012)(13)(141が接続
されている。これらの水蒸気ライン(11012013
) f14)にもそれぞれ開閉弁(15)が設けられて
いる。また加熱用熱媒体う4ン(8〉の複数の伝熱部が
それぞれ第1反応器(R1)(R2)(R3)の内部お
よび第3蒸発器(R8)(R9)(EIO)(Ell)
の内部に配され、このライン(8)の主流部には熱媒体
循環用のポンプ(P)が設+−Jられている。第1およ
び第2反応器(R1)〜(R7)には熱回収ライン(1
6)の複数の伝熱部がそれぞれ配されている。 上記構成の装置において、第1および第2及応器(R1
)〜(R7)内には’1m01の脱水再生された臭化カ
ルシウムの無水物(再生工程は前述した従来法のそれと
同じであるので、説明を省略Jる。)がそれぞれ充填さ
れ、第1蒸発器([1)〜(R3)には2+101のプ
ロセス水が、また第2蒸発器(R4)〜(El)および
第3蒸発器(R8)〜(E 11)には111101の
プロセス水がそれぞれ充填されている。 イtFHjjl弁(10) ハ開h’ t’L T A
3す、1Flllffl弁(15)は閉じられている。 ライン(9)に20℃の低温熱源媒体を、プロセス水I
mo1分だけの蒸発潜熱を与えるように流(−と、同媒
体tまプロセス水を加熱して水蒸気を発生せしめる。生
じた水蒸気を第1および第2艮応器(R1)〜(R7)
内に導くと、前記(V)式に従う水和反応によって水和
熱が発生し、熱回収ライン(16)に流された媒体に最
高温度156℃の熱が回収される。 得られた総熱(m Q 1はつぎのとおりである。 Q、 = 17. Qx 7= 119 (kcal)
この時点で第2蒸発器(R4)〜(El)内のプロセス
水は全て蒸発し、第1蒸発器(El)〜(R3)のプロ
セス水は半量に減少している。 また第1および第2反応器(R1)〜(R7)内の臭化
カルシウムの熱水物も全(水蒸気との水和反応により、
CaBr2 ・ト120に変化している。 CaBr212H20(7)1度156℃に: #3 
Lノる飽和水蒸気圧は、第3図のh点に示すように80
 u+I1gであり、48℃でのプロセス水の蒸気圧に
等しい。したが−〕てcas R2・R20に48℃以
−1の水を蒸発させた水蒸気を[111,ff1ilれ
ば、CaBr2 ・R20がらC3Br2 ・2H20
への水和反応により、温度156℃の水和熱が回収され
るはずである。 第1蒸発器(El)〜(R3)内には1molのプロセ
ス水が残っているので、引きつづきラインく9)に20
℃の低温熱源媒体を供給すると、前記(Vl)式に従っ
て水和反応が起こり、この反応によりR高温度122℃
の熱が発生し、総熱ff1Q −=15.0X3=45
.0(kcal)■ が得られる。 つぎに、開閉弁(1o)を閉じ、開閉弁(15)を開き
、ポンプ(P)を作動させると、ライン(8)に流され
た加熱用熱媒体が第1反応器(R1)〜(R3)内の伝
熱部を通り、ついで第3蒸発器(R8)〜(F 11)
の伝熱部を通ることによって、同媒体は第1反応器(R
1)〜(R3)で水和熱01″を吸収し、冑られた熱で
第3蒸発器(R8)〜(E 11)内のプロセス水を加
熱uしめる。 そして第3魚発器(R8)〜(Ell)内のプロセス水
の温度は20’Cが650℃まで51する。この臂瀉に
要する顕然と蒸梵熱。1″はっぎのとおりである。 Ql” =4X ((50−20)Xo、018+10
.5) =44.2kcal (ただし水の比熱= 0.018にcal/mol −
”Cとする) この熱ff1Q1” (=44.2kcal>は先ニ1
qられたQ、” (=45.0にcal)にほぼ等しい
ので、上記の熱供給は第2蒸発器(R4)〜・(El)
内のプロセス水を48℃以上で蒸発させるのに要する熱
ωを供給したことになり、第2反応器(R4)〜(R7
)内において前記(Vl )式に従って水和反応が引き
つづき起こり、第3図の矢印1→j −+ i1→dに
示′?l軽過をたどって最高温度156℃の水和熱が反
応器ごとに15 、0 kcal、/CaBr2・2H
2Omo1発生ずる。 得られた総熱工Qsはつぎのどおりである。 =1.50 すなわち、従来の反応熱回収方法ではCaBQs=15
.0x4=60kcal 上記実施例による熱回収方法において、環境温度を20
℃とし、環境への熱の出入りがないものと想定すると、
熱収支はっぎのとおりである。 供給熱1:156℃の熱Q2×7基分= 119kca
1122℃の熱QIX7基分= 105kca1回収熱
量;1se℃の熱Q 、 + Q 5=119+60=
179KcalQH)IAX= 回収B温熱量179kca l 供給高温熱V 119kCa l =1.50 すなわち、前述した従来の反応熱回収方法ではCa3r
21−h Oの水和反応にJ: −) −C122℃の
水和熱15゜Qkcal/CaBr2molが冑られだ
のに対し、この発明の反応熱回収方法によれば、臭化カ
ルシウムの無水物から一水塩への水和反応で得られる水
和熱に相当づる高温度レベル156℃の熱が8 、5K
cal/CaBr2mol 49られる。したがって高
温度レベルの熱回収効率は従来の方法の場合に比べて約
1.5侶向上η゛る。 発明の効果 この発明による反応熱回収方法(ま、複数の反応器のう
らの第1反応器で臭化カルシウムの一水塩から工水塩へ
の水和反応により発生した水相熱を用いて蒸発器内の水
を昇温して高温度レベルで水蒸気を発生Vしめ、1行ら
れた水ES気を上記複数の反応器のうちの残りの第2反
応器に上記−水塩から工水塩への水和反応用の水酒気と
して供給するものであるので、臭化カルシウムの無水物
から一水塩への水和反応によって発生する水和熱とほぼ
同温度レベルの高温の熱を得ることができる。こうして
この発明によれば、利用価値の高い高温度レベルの熱を
得ることができ、高回収率を得ることがて゛さる。 4、図面の簡単な説明 第1図おJ、び第3図はいずれも水蒸気圧曲線を示づグ
ラフである。 第2図はこの発明による反応熱回収方法を示すフローシ
ートぐある。 第4図および第5図は熱収支を承り概略図である。 (R1)〜(R3)・・・第1反応器、(R4)〜(R
7)−・・・第2反応器、(El)〜(R3〉・・・第
1蒸発器、(R4)〜(El)・・・第2蒸発器、(R
8)〜(Ell)・・・第3萎発器、(1)〜(7)・
・・水蒸気ライ、ン、(8)・・・加熱用熱媒体ライン
、(9)・・・低温熱諒媒体ライン、(10)・・・開
閉弁、(11) 〜(14)−・・水蒸気ライン、(1
5)・・・開rIl弁、(16)・・・熱回収ライン、
(P)・・・il?ンブ。 以 E 外4名 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 臭化カルシウムの無水物111101に水蒸気2111
    01を反応させ、発生した水和熱を利用する化学蓄熱あ
    るいは化学ヒートポンプシステムにおいて、複数の反応
    器のうちの一部の反応器で臭化カルシウムの一水塩から
    工水塩への水和反応により発生した水和熱を用いて蒸発
    器内の水を胃iL!l、め、発生した水蒸気を上記複数
    の反応器のうちの残りの反応器に上記水相反応用の水蒸
    気として供I8スることにより、臭化カルシウムの無水
    物から一水塩への水和反応によって発生づる水和熱とほ
    ぼ同温度レベルの熱を得ることを特徴とする反応熱回収
    方法。
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FR2565676A1 (fr) 1985-12-13
SE8502873D0 (sv) 1985-06-11
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