JPS60262543A - 魚釣用リ−ルの機能チエツク装置 - Google Patents

魚釣用リ−ルの機能チエツク装置

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JPS60262543A
JPS60262543A JP11966884A JP11966884A JPS60262543A JP S60262543 A JPS60262543 A JP S60262543A JP 11966884 A JP11966884 A JP 11966884A JP 11966884 A JP11966884 A JP 11966884A JP S60262543 A JPS60262543 A JP S60262543A
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JP
Japan
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yarn
length
alarm
fishing
spool
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Pending
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JP11966884A
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Inventor
広瀬 治臣
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の技術分野 本発明は、魚釣用リールの機能チェック装置に関し、さ
らに詳しくは、釣糸の繰出し及び巻取りに相当する擬似
信号を与えることにより糸長計測及び表示、報知のため
の制御プログラムをスタートさせ、その動作が正常に機
能するか否かをチェックできるようにしたものである。
(ロ)従来技術と問題点 近年、キャスティングリール等の魚釣用リールには、ス
プールからの釣糸の繰出し長さ及びスプールに巻き取ら
れる糸長を計測し、これらをデジタル表示する機構を付
加したものが出現してきており、その演算1表示のため
の制御にはマイクロコンピュータが使用される。また、
このような技術は特開昭57−155931号公報等に
おいて既に知られている。
しかし、この種従来の魚釣用リールは、スプールの回転
をセンサにより検出し、このセンサからスプールの1回
転毎に発生するパルス信号を計数するとともに、この計
数値を演算プログラム周期毎にマイクロコンピュータに
取り込んで演算し、その演算結果を表示部に出力するこ
とによって、釣糸の繰出し量あるいは巻取り量を表示す
るようになっている。このため、計測1表示のための制
御回路部が正常に機能しているか否かをチェックするに
は、釣場などにおいて実際に釣糸の繰出し及び巻取り操
作を行なってみなければならず、その機能チェック操作
が煩雑になるほか、釣場での機能チェック時に異常が生
じたり、あるいは電池容量が不足している場合には、正
常な計測及び表示ができなくなり、ひいては全く機能ダ
ウンしてしまう問題があった。
(ハ)発明の目的 本発明は上記のような従来の問題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、釣糸の繰出し及
び巻取り操作などの実際のリール操作を行なうことなし
にリールの各種制御回路等が正常に機能するか否かのチ
ェックを可能にした魚釣用リールの機能チェック装置を
提供するにある。
仁)発明の構成 上記目的を実現するために本発明の魚釣用リールの機能
チェック装置は、リール本体に回転可能に支持されたス
プールに巻回された釣糸の繰出し及び巻取り糸長を、ス
プールの回転数をもとに計測し表示する方式の魚釣用リ
ールにおいて、上記釣糸の繰出し及び巻取り時のスプー
ル回転に相当する信号を擬似的に発生するパルス発生手
段と、このパルス発生手段からのパルスを順次アンプカ
ウントし該針数内容をもとに擬似的に繰出し糸長及びそ
の糸速度を演算周期毎に算出しその算出結果を表示部に
順次表示する手段と、上記パルスのアンプカウントが所
定時間継続された後カウントダウンモードにしてアラー
ムを所定時間間隔で動作させる手段と、このカウントダ
ウンモードの終了後上記パルス発生回路からのパルスを
加えることにより上記アップカウント値をカウントダウ
ンさせるとともにそのカウントダうン内容をもとに巻取
り糸長及び糸速度を擬似的に算出しその算出結果を上記
表示部に表示させかつ所定糸長単位でアラームを動作さ
せる手段と、リール用電池電源の寿命を検出する手段と
、この電池寿命検出手段からの信号により電池寿命をチ
ェックする手段とを設けたものである。
(ホ)発明の実施例 以下、本発明の実施例を図面について説明する。
第1図及び第2図は本発明にかかるリール機能チェック
装置を内蔵した魚釣用リール本体の平面図及び側面図を
示すもので、1はリール本体、2はリール本体1に回転
可能に取り付けたスプールであり、このスプール2には
釣糸3が巻回されている。4はリール本体1に一体に取
り付けた防水構造の収納体で、この収納体4の上面パネ
ル4aには表示部5.キーボード6及び電源スィッチ7
がそれぞれ水密に設けられている。また、上記収納体4
には、スプール2の回転及びその方向を検出するセンサ
、このセンサにより検出されたスプールの回転数をもと
に繰出し及び巻取り糸長を演算し表示制御等を行なうマ
イクロコンピュータ(いずれも後述する)等が内蔵され
、さらに収納体4は小形電池収納部8を備えている。9
はスプール2の巻取り回転用のハンドルである。
第3図は本発明にかかるリール機能チェックのための機
能手段を備えた、糸径及び全糸長の設定。
糸長の計測等を有する内部回路の構成図を示すもので、
10はマイクロコンピュータであり、このマイクロコン
ピュータ10は、プログラムメモリ。
データメモリ及び入出力装置を制御し管理して、与えら
れたジョブを処理すべく必要な演算、転送処理を実行す
るCPUI 1と、CPUI 1での演算処理プログラ
ム等を格納したROM12及び演算結果等を記憶するR
AM13と、入力ポート14及び出力ボート15とから
構成される装置16は上記スプール2の回転及びその方
向を検出するセンサで、収納体4側に配設した一対のホ
ール素子16aと、スプール2に固着したマグネット1
6bとから構成され、マグネット16bの磁界がスプー
ル2の一回転毎にホール素子16a。
16aに作用したとき、そのホール効果でホール素子1
6a、16aから所定の位相をもった電圧が発生しこの
両発生電圧のうちいずれが先に発生するかによってスプ
ール2の正転、逆転を判別するとともに、この両発生電
圧を波形整形回路17を通すことによってスプール2の
回転に比例したパルス信号に変換し、このパルス信号は
入力ポート14を介してCPUI ]に取り込まれ、内
蔵のアンプ・ダウンカウンタ18で加算もしくは減算計
数されるようになっており、そして、その計数値をもと
に糸の繰出し長さ及び巻取り長さを演算周期毎に算出で
きるようにしてあり、その算出結果はRAMI 3に記
憶され、あるいは出力ポート15を通して表示部5に出
力されるようになっている。また、マイクロコンピュー
タ10内には、釣糸の繰出し及び巻取り時のスプール2
0回転に相当する擬似パルス発生用のパルス発生回路I
9を備え、このパルス発生回路19からのパルス信号は
CPUI 1によって上記アップ・ダウンカウンタ18
に供給されるようになっている。
上記マイクロコンピュータ10の入力ポート14には、
マイクロコンピュータ10を糸径のインプットモード、
全糸長のインプットモード及び測定モードに切り換える
モード切換スイッチ20と、上記糸径及び全糸長をイン
プットするセントスイッチ21と、全糸長インプットモ
ード及び測定モード時の糸長表示を零にリセットするり
セントスイッチ22及びマイクロコンピュータ10の内
部回路以外をオン、オフ制御するオン・オフモードスイ
ッチ23が接続され、これらのスイ・7チ20〜23は
上記キーボード6に配列されている。また、出力ポート
15にはアラーム駆動回路24が接続され、このアラー
ム駆動回路24にはアラーム25が接続されている。上
記アラーム25は仕掛は着水後のカウントダウン(沈降
)及び沈降後の仕掛けの引き寄せのタイミングを取る場
合などの基準音として用いられるものである。
26はマイクロコンピュータ−O1表示部5゜ホール素
子16a及びアラーム駆動回路24に電力を供給するた
めの電池電源であり、この電池電源26にはその電圧値
から電池寿命を検出する検出回路27が接続されており
、この電池寿命検出回路27からは、例えば3vの電池
の場合、その電圧レベルが2.4V以下になったとき、
ltJの出力を送出し、それ以外はrHJとなるもので
あり、そして検出回路27の出力は入力ポート14をi
mシてCPUI 1に取り込まれるようになっている。
第4図はモード切換スイッチ20の操作によるモード切
換手段の手順を示すものであり、第5図は糸径インプッ
ト手段の手順を、第6図は同じく全糸長インプット手段
の手順を示し、さらに第7図及び第8図は機能チェック
時の手順を示すものであり、これら手順に対応するそれ
ぞれのプログラムはマイクロコンピュータ−0のROM
12に記憶されている。
次に、上記のように構成された本実施例の動作について
説明する。
まず、電源スィッチ7をオンし、これによりマイクロコ
ンピュータ10をイニシャライズする。
かかる状態においてモード切換スイッチ20を間欠的に
ブツシュ操作すると、マイクロコンピュータ10は、第
4図のステップS1で示す糸径インプットモード、ステ
ップS2で示す全糸長インプットモード及びステップS
3で示す糸長計測モードへと順次切り換えられる。
上記第4図に示すステップ81〜S3はモード切換スイ
ッチ20の操作によりサイクリックに行なわれるもので
あり、これを通常モードという。
この通常モードは、オン・オフモードスイッチ23を1
回押すと、オフモード、即ち全ての入力を受け付けない
状態にする。そして、再びオン・オフモードスイッチ2
3を押すと、オフモードになる以前の通常モード中の1
つに戻される。
上記マイクロコンピュータ10が糸径インブ・ノ0 トモードにセントされた状態にあっては、表示部5のr
LINEJ5aが点灯あるいはフラッシングし、糸径イ
ンプットモードであることを表示する。これと同時に糸
径の指定が可能な状態にイネーブルされ、セットスイッ
チ21の繰り返しオン操作による第5図の糸径インプッ
ト処理ルーチンを実行可能にする。
そして、全糸長インプットモードが選択された場合は表
示部5のrCAP、J 5dが、また糸長計測モードが
選択された場合は表示部5のrDIST、J5eがそれ
ぞれ点灯あるいはフラッシングすることになる。
ここで、モード切換スイッチ20をブツシュ操作をした
にもかかわらず、それぞれに対応する[LINEJ、r
CAP、J、rDIST、Jの表示が点灯又はフラッシ
ングしない場合は、その機能動作が正常でないことを意
味し、マイクロコンピュータ10又は表示部等に異常が
生じていることになる。
次に、糸径インプット処理手順を第5図に示すプログラ
ムに従って説明する。
第5図に示す糸径のインプット処理ルーチンにおいて、
セットスイッチ21を繰り返しオン操作すると、そのオ
ン操作毎にステップ5IO−312、ステップS13〜
S15及びステップ316〜S1Bがサイクリックに実
行され、例えば3種類の糸径0.28m、 0.3(l
n、 0.35inの表示及びこれに対応する糸長演算
式が設定されることになる。
まず、セットスイッチ21の1回目のオン操作がなされ
ると、ステップSIOにおいて、表示部5のrLINE
J5a及び選定されているであるう糸長計算式がリセッ
トされ、次いでステップS11で示す糸径0.28nの
表示処理が実行される。
即ち、糸径0.28鶴のデータがROM12から読み出
されるとともに、該データは出力ボート15を通して表
示部5に出力され、その糸径表示部5bに数値r、28
Jを表示させる。そして、次のステップ312に移行し
、糸径0.28nの繰出し及び巻取りの糸長計測に適し
た計算式y=a1 x3十す、x” +c1 x (但
し、y:糸長、Xニスブー 11 ル回転数)を設定し、同時に1次〜3次の項の定数a1
 + bl + CIを設定する。この定数a1+bj
+ C1は糸径0.2Elnに糸長計測に適合するもの
であり、これら定数及び3次式はROM12に記憶され
ている。そして、セットスイッチ21のオン操作を1回
で終了させれば、0.28taの糸径及びその糸長計算
式が選定されることになる。
また、セットスイッチ21をさらに1回押せば、ステッ
プSI3に進み、上記1回目のセントスイッチ19の操
作時に設定された糸径表示部5bでのr、28Jなる表
示がリセットされるとともに、これに対応する糸長計算
式もリセットされる。そして、次のステップ314に進
み、糸径0.30鰭の表示処理が実行される。つまり、
糸径0.30mのデータをROM12から読み出し、こ
れを出力ボート15を通して表示部5に出力することに
より、その糸径表示部5bに数値r、30Jを表示させ
る。次に、ステップ315に移行して、糸径0.30鶴
の繰出し及び巻取りの糸長計測に適合した計算式y=a
2 x3+b2 x2+c2 xを設定し、同3 2 時に1次〜3次の項の定数82 + b2 + ’2を
設定する。
、 さらにまた、セットスイッチ21を押せば、ステッ
プ316に進んで上記と同様に2回目で設定した表示及
び計算式がリセット処理され、次のステップSITに移
行して糸径0.35mの表示を実行させる。この糸径表
示処理が終了すると、ステップ318に進み、糸径0.
35m−の繰出し及び巻取りの糸長計測に適合した計算
式y=a3 x3+b3X2+c、Xを設定し、同時に
1次〜3次の項の定数a2 + b3 + C8を設定
する。
従って、スプール2に巻回されている釣糸3の糸径が表
示部5bに表示されたとき、セントスイッチ21のオン
操作を停止し、次のモードスイッチが押されると、表示
部5bに表示された糸径の計算式がセットされ、この計
算式に基づいて繰出し糸長及び巻取り糸長が演算される
ことになる。
そして、上記糸径インプット時に表示される表示部5a
、5bの表示状態を見れば、糸径インプット機能が正常
に動作しているか否かをチェックで4 きる。
次に、スプール2に巻回されている実際の糸の全長をイ
ンプットする処理手順を第6図について述べる。
モード切換スイッチ20の操作によりマイクロコンピュ
ータ10が全糸長インプットモードにセットされると、
表示部5のrcAP、J 5dが点灯され、全糸長イン
プットモードであることを表示すると同時に、第6図の
ステップS20において、表示部5の糸長表示部5cの
最大表示数値に対応するデータがRAM13にセントす
る処理が実行される。即ち、本実施例における糸長表示
部5cの最大表示値は、r199J (単位はメートル
)であり、これに相当して予めR2M17に書き込まれ
ているデータがCPUIIによってRAM13に書き込
まれるとともに、その最大数値データは出力ボート15
を通して糸長表示部5cに出力され、糸長表示部5cに
r199Jを表示する。次に、ステップS21に進み、
セントスイッチ21が押されたかを判定する。この判定
結果が「YES」、即ちセットスイッチ21が1面押さ
れると、ステップS22に移行し、そのスイッチ信号は
入力ポート14を通してCPUI 1に取り込まれ、1
99−1の減算を実行する。これによりRAM13に格
納された数値内容が一1カウントダウンされ、同時に1
99−1=198が糸長表示部5Cに表示される(ステ
ップ523)。
以下同様にしてセットスイッチ21を間欠的にオン操作
すれば、RAM13内の内容が1つずつカウントダウン
され、糸長表示部5Cの表示内容も198→197→・
・・→0へと変化することになる。従って、糸長表示部
5Cの表示値がスプール2に巻かれた実質的金糸Hに相
当する数値、例えばII 30J mになったとき、セ
ットスイッチ21のオン・オフ操作をストップすれば、
130mが実際の金糸長データとしてRAM13にセッ
トされることになる。そして、リセットスイッチ22を
オン操作すれば表示中の糸長数値は零となる。
なお、セットスイッチ21を1〜2秒程度連続 15 して押したとき、所定数、例えば8Hzのパルスが自走
発生するようにしておけば、この自走パルスとセットス
イッチ21の1回毎の1パルス信号との組合せでより早
く全糸長の設定が可能になる。
この場合もセットスイッチ21の操作に伴う糸長表示部
5cの表示状態を監視すれば、全糸長インプット機能が
正常に動作しているか否かを判断できる。
次に、釣糸3を繰出し、巻取る操作を行なうことなしに
一連の釣動作を擬似的に行なわせる場合の手順を第7図
及び第8図にしたがって説明する。
まず、モード切換スイッチ20及びオン・オフスイッチ
23を同時にオンしてマイクロコンピュータ10をリー
ルの機能チェックモードにセントする。これに伴い第7
図に示すプログラムがスタートし、ステップS30にお
いて機能チェックモードにセットされたか否か判定する
。この判定結果がrYESJのときは、次のステップS
31に進み、表示部5のrcHEcKJ 5gを点灯さ
せる処理を実行し、rCHECKJ 5gを点灯させ7 6 る。従って、このrCHECKJ 5 gの点灯状態を
確認することによりチェックモードがセットされたか否
かを判断できる。
上記ステップ331の処理が完了すると、電池チェック
の処理ルーチンが実行される。即ち、ステップS32に
おいて、電池寿命検出回路27からの出力によりフラグ
FLGが「1」になっているか否かをCPUIIで判定
し、FLG−[IJと判定されたときは、ステップS3
3に移行して表示部5の全ての表示を全点灯もしくはフ
ラッシングさせる処理を実行する。また、FLG−rl
」でないと判定されたときは、ステップS34で示すリ
ール機能テストルーチンを実行させる。そして、ステッ
プ334でのリール機能テストが、例えば3回繰り返さ
れたか否かを次のステップS35で監視し、3回の機能
テストが終了すると、終わりのステップS36に進み、
第7図に示すプログラムの実行は終了する。
なお、上記機能テストはホール素子16aにも電流を流
した状態で行なわれることが望ましい。
8 また、機能テストを3回繰り返して実行させる理由は、
電池が寿命付近の電圧レベルにあり、僅かな動作期間で
マイクロコンピュータ1oの機能がダウンしてしまうの
を検知するためである。
第8図は上記機能テストルーチンの詳細を示すもので、
このテストルーチンは第7図のステップ332での判定
がF L G = 0である、つまり電池が寿命に達し
ていないと判断された段階から実行されるものである。
上記ステップ332においてFLG=0と判断されると
、第8図に示すステップS40に移行して、アンプ・ダ
ウンカウンタ18をアンプカウントにセットし、次のス
テップS41でパルス発生回路19にスタート指令を与
え、これをスタートさせる。これに伴いパルス発生回路
19がらは釣糸3の繰出し速度に相当するパルスが発生
し、このパルスはアンプ・ダウンカウンタ18により順
次アップカウントされる(ステップ542)。そして、
次のステップS43においてアップ・ダウンカウンタ1
8の計数内容を演算周期毎にCPU11に取り込み、こ
の取り込んだ計数値をもとにy=ax3+bx2+cx
の演算を実行し、これにより擬似的に繰出し糸長を算出
するとともに、この擬偵的糸長から糸速度を算出する。
上記算出された擬似的糸長データ及び糸速度データはC
PUI 1から出力ポート15を通して表示部5に出力
され、その糸長表示部5Cを駆動することによりパルス
発生回路19からのパルスによる繰出し糸長を擬似的に
デジタル表示すると同時に、バー表示部5fによってパ
ルス周波数に対応した糸速度を表示する。この処理はス
テップS44で実行される。そして、次のステップS4
5においで擬似的糸繰出し動作中か否かを判定する。
この判定結果がrYEsJのときはステップS43に戻
り、糸長、糸速度の演算及びその表示を繰り返し実行す
る。また、ステップS45での判定結果がrNOJの場
合は、パルス発生回路I9からのパルスによる擬似的な
糸繰出しがストップしたことを意味し、仕掛けがポイン
ト部分に着水したときに相当する。この結果、プログラ
ムはステ )】 9 ツブS46に移行してマイクロコンピュータ1゜内蔵の
タイマ28をスタートさせる。これによりタイマ28が
始動すると、所定時間、例えば1秒毎に刻時信号を送出
し、この刻時信号は出力ポート15を通してアラーム駆
動回路24に出力され、アラーム25を1秒間隔で「ピ
ッ」というように鳴動させる(ステップ547)。この
アラーム音は着水後の仕掛けが水中に沈降する状況、即
ちカウントダウン量を予測するときの基準となるもので
ある。
また、アラーム25の鳴動が開始されると、次のステッ
プ348に進み、アラーム音が、例えば5回発生したか
否かを判定する。そして、アラーム音が5回発生したこ
とが確認されると、ステップS49に進み、アップ・ダ
ウンカウンタ18をダウンカウントにセットし、次のス
テップS50でパルス発生回路19をスタートさせて、
リールの巻取り操作時の糸巻速度に相当するパルスを発
生させる。このパルスをアップ・ダウンカウンタ18に
供給することにより、繰出し糸長の計数動1 0 作詩にカウントした計数値をカウントダウンさせる(ス
テップ551)。そして、次のステップS52において
アップ・ダウンカウンタ18のダウン計数内容を演算周
期毎にCPUIIに取り込み、その計数内容をもとにy
=ax3+bx2+cxの演算を実行することで擬似的
に巻取り糸長及びその糸速度を算出する。上記算出され
た擬似的巻取り糸長データ及び糸速度データはCPUI
Iから出力ポート15を通して表示部5に出力され、そ
の糸長表示部5cにはパルス発生回路19からのパルス
によりダウンされる計数内容をデジタル表示するととも
に、バー表示部5fにはパルス周波蔽に対応した糸速度
を表示する(ステップS53参照)。その後、ステップ
S54に進み、ダウンカウントによるアンプ・ダウンカ
ウンタ18の計数内容が糸長にして2mに相当する内容
になったか否かを判定する。これは実際の釣行時に仕掛
けを竿先2mの手前で警報を発し、釣人に注意を与えて
竿先保護を行なわせるためである。
上記ステップS54での判定結果が「NO」の2 ときは、ステップS55に移行してパルスによる擬似的
巻取り糸長が3mに達したか否かを判定し、その結果3
mになったと判定されると、CPU11からアラーム駆
動指令がアラーム駆動回路24に送出され、これにより
アラーム25を鳴動させる(ステップ556)。このと
きのアラーム音は擬佃的巻取り糸長が3mになる毎に1
回「ピッ」というようになり、そして繰出し時の糸長に
相当するアンプ・ダウンカウンタ18の計数内がほぼ零
になるまで3m毎に発生する。
上記のようなアラーム音を発生させる機能を設ける理由
は、実際の釣行時に釣人がアラーム音を数えることによ
り、いちいち表示部5を見なくとも仕掛けの移動量がど
の程度であるかを知るためであり、これと共にスプール
2の回転速度を加減することで、水中を移動する仕掛け
の移動速度のコントロールを可能にし、さらにこれに合
わせて巻取りと小休止を反復させることにより、仕掛け
にルアーを用いているときのルアーの動きを本物の餌の
動きに近づけ得るようにすること、魚信があったときの
あわせを容易にすること、及び仕掛は引き寄せ時、魚の
居る位置をアラーム音の数から容易に知り得るようにす
るためである。
一方、上記ステップ354での結果が2mであると判定
された場合は、ステップS55に進め、cpui iか
ら上記巻取り動作時と異なるアラーム駆動指令をアラー
ム駆動回路24に送出して、アラーム25を、例えば「
ピ・八 ピッ」というアラーム音を連続して所定時間発
生させる。
以上述べたようにパルス発生回路19を動作させて第8
図に示すプログラムを実行することにより、釣行に必要
な機能をテストできるのである。
なお、実際の釣行に際しては、パルス発生回路19を停
止させ、回転検出センサ16からの信号を波形整形回路
17を通してマイクロコンピュータ10に取り込むこと
により糸長計測及びその表示、カウントダウン及び糸巻
取りのアラーム音が同様にして行なわれるものである。
(へ)発明の詳細 な説明した通り本発明によれば、擬似的な糸1、+ 繰出し信号及び糸巻取り信号を発するパルス発生回路を
設け、このパルス発生回路からの信号に基づいて釣行に
必要な一連のプログラムを実行させる方式としたので、
実際のリール操作を行なうことなしに釣行に必要な計測
2表示及びカウントダウン巻取りの各種機能をテストす
ることができ、これに伴い釣行前にリールの機能チェッ
クが可能となる。また、電池のチェックも可能になるな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能チェック装置を備えた魚釣用リー
ルの平面図、第2図はその側面図、第3図は本発明にお
ける魚釣用リールの機能チェック装置のブロック図、第
4図は本発明のモード切換手順を示すフローチャート、
第5図は本発明の糸径インプットの手順を示すフローチ
ャート、第6図は同じく本発明の全糸長インプットの手
順を示すフローチャート、第7図及び第8図は機能チェ
ック時の手順を示すフローチャートである。 1・・・リール本体、2・・・スプール、3・5 4 ・・釣糸、5・・・表示部、10・・・マイクロコンピ
ュータ、11・・・CPU、12・・・ROM、13・
・・RAM、14・・・入力ボート、15・・・出力ポ
ート、16・・・回転検出センサ、18・・・アップ・
ダウンカウンタ、19・・・パルス発生回路、20・・
・モード切換スイッチ、21・・・セットスイッチ、2
2・・・リセットスイッチ、23・・・オン・オフスイ
ッチ、25・・・アラーム、26・・・電池電源、27
・・・電池寿命検出回路、28・・・タイマ。 6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リール本体に回転可能に支持されたスプールに巻回され
    た釣糸の繰出し及び巻取り糸長を、スプールの回転数を
    もとに計測し表示する方式の魚釣用リールにおいて、上
    記釣糸の繰出し及び巻取り時のスプール回転に相当する
    信号を擬似的に発生するパルス発生手段と、このパルス
    発生手段からのパルスを順次アンプカウントし該計数内
    容をもとに擬似的に繰出し糸長及びその糸速度を演算周
    期毎に算出しその算出結果を表示部に順次表示する手段
    と、上記パルスのアップカウントが所定時間継続された
    後カウントダウンモードにしてアラームを所定時間間隔
    で動作させる手段と、このカウントダウンモードの終了
    後上記パルス発生回路からのパルスを加えることにより
    上記アップカウント値をカウントダウンさせるとともに
    そのカウントダウン内容をもとに巻取り糸長及び糸速度
    を擬似的に算出しその算出結果を上記表示部に表示させ
    かつ所定糸長単位でアラームを動作させる手段と、リー
    ル用電池電源の寿命を検出する手段と、この電池寿命検
    出手段からの信号により電池寿命をチェックする手段と
    を設けたことを特徴とする魚釣用リールの機能チェック
    装置。
JP11966884A 1984-06-11 1984-06-11 魚釣用リ−ルの機能チエツク装置 Pending JPS60262543A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02118209U (ja) * 1989-03-06 1990-09-21
JP2018143098A (ja) * 2017-03-01 2018-09-20 株式会社シマノ 釣り用リール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02118209U (ja) * 1989-03-06 1990-09-21
JP2018143098A (ja) * 2017-03-01 2018-09-20 株式会社シマノ 釣り用リール

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