JPS60262266A - 携帯型オツズデ−タ受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の分野〉 本発明は、競馬場や競輪場、競艇場等の公営競技場にお
いて競技状況を中央で一括管理するために設置された中
央管理装置から無線送信されてくるオツズデータ（予想
配当率）を受信して表示する携帯型のオツズデータ受信
機に関する。

〈従来技術とその問題点〉 公営競技場におけるオツズデータの表示は、一般にはオ
ツズ表示板によるかあるいはこれを映し出すモニターテ
レビにより行なわれている。ところで、このようなオツ
ズ表示板やモニターテレビはそれらの設置場所が特定さ
れており、投票券発売窓口ではそれらを見ることかで外
ない場合がある。一方、投票券は、最新のオツズデータ
１こ基づいてその購入の検討をすることが投票者にとり
、有利である。したがって、投票者は最新のオツズデー
タを知るために投票券発売の締め切り時間間際まで投票
券発売窓口とは別の場所にあるオツズ表示板やモニター
テレビの近くに居て、その後投票券発売窓口に行くこと
になる。

しかしながら、多数の投票者がこのような投票券の購入
方法をとると、投票券発売窓口が投票者の殺到により混
乱することが多かった。

これを解決するものとして、競技場の中央管理装置から
無線によｊ）オツズデータを時々刻々送信するとともに
、このオツズデータを携帯型の受信機で受信して表示で
きるようにしたシステムが開発されている。このシステ
ムにおいては、投票者はこの受信機を携帯することによ
ってどの場所にいても最新のオツズデータを知ることが
できるようになっている。

しかしながら、この携帯型の受信機は一定時間毎に送ら
れてくるオツズデータを、単に、順次表示するようにな
っているだけのものであり、各オツズデータの表示時間
は一定している。これに対して投票者の多くは、少数の
特定のオツズデータを投票券購入の検討の対象としてお
り、必ずしもすべてのオツズデータに関心があるわけで
はない。

したがって、従来の携帯型受信機のように、投票者が知
る必要があるオツズデータが、知る必要も、ないオツズ
データと共に順次表示される場合には、投票者は、所望
のオツズデータが表示される・ＩＩ’　までの間、相当
長く待たされることがあり、投票券発売の締め切り時間
間際になって該所望のオツズデータが表示されたような
場合では、投票券購入の検討を充分にする時間がなくな
るという不利不便な点を有するものであった。

更に、このオツズデータの表示は、順次更新されていく
ので、前記検討が終了していない間に該検討が必要なオ
ツズデータの表示が更新された場合には、次にそのオツ
ズデータが表示されるまで待たなければならなくなり、
この点からも従来のものでは、不利不便なところがあっ
た。

〈発明の目的〉 本発明は上記従来の表示装置の欠点に鑑み、投票者にと
って関心のある特定のオツズデータだけを任意に選択し
てこれを待ち時間中なくしかも投票の検討に必要な所望
時間見ることができるようにして、前述した不利不便な
点を解消し、これによりファンサービスの、より一層の
向上を図ることができるようにすることを目的とする。

〈発明の構成と効果〉 本発明は上記目的を達成するためになされたもので、中
央管理装置から無線送信されてくるオツズデータを受信
して表示する携帯型のオツズデータ受信機であって、少
なくともル−ス分のオツズデータを総て記憶するＲＡＭ
と、１投票分のデータが表示される表示部と、この表示
を指定する操作部と、前記表示部の表示を制御する制御
部とを有し、この制御部はＲＡＭに記憶されたオツズデ
ータを一定時間間隔で順次読み出すとともに、前記操作
部からの表示指定に応答して前記ＲＡＭから指定された
１投票分のデータを検索読み出すように構成したもので
ある。

本発明の装置は上記のような構成上の特徴を有している
から、これを携帯する投票者は順次表示されるル−ス分
のオツズデータを観察できるとともに、そのうちの特に
関心のあるオツズデータについては操作部を操作するこ
とによって、その表示を固定することができる。従って
投票者はその固定された特定のオツズデータを見ながら
、投票の検討を充分にすることがで終る。

従って、本発明によれば、簡単な操作により投票者が投
票を充分に検討し競馬等の競技を楽しむことができ、フ
ァンサービスの向上を図りうる。

〈実施例の説明〉 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第１図は本発明の携帯型オツズデータ受信機と、
この携帯型オツズデータ受信機に配当率データを無線送
信する中央管理装置とを含むブロック図である。同図に
おいて、１は中央管理装置であって、この中央管理装置
１は、オツズを計算する配当率計算Ｉ！２と、この配当
率計算機１から出力されるパラレルのオツズデータをシ
リアルの伝送データ１こ変換する伝送制御装置４と、前
記伝送データを搬送波に乗せて無線送信する無線送信８
１６とを備え、前記配当率計算機２にはオツズデータを
場内表示するオツズ表示板５が直結されている。配当率
計算機２は、図示し、ない投票券発売機よりの投票券発
行データを受けて、発売票数の集計、払い戻し金および
オツズの計算をするとともに、時々刻々計算されるオツ
ズデータを伝送制御装置４並びにオツズ表示板８に出力
する。

この時に配当率針＄ＩＳ！１２から出力されるオツズデ
−タは連勝式オツズデータ、単勝式オツズデータ、およ
び複勝式オツズデータの３種からなる。そして、オツズ
表示板８に表示されるオツズデータはテレビカメラ１０
で撮影され、競馬場内の適宜場所に設置したモニターテ
レビ１２ｉこ映し出される。

更に、伝送制御装置４に与えられたオツズデータは無線
送信ｆｉ６を介して携帯型オツズデータ受信機に送信さ
れる。

無線送信機６から送信されるル−ス分のオツズの伝送デ
ータ７オーマツトは第２図に示すように、−投票分の各
オツズデータＡ１〜Ａｎをシリアル化し、その最後に６
バイトのオツズデータ終了コード＃Ｂを付加したもので
あり、−投票分の各オツズデータＡ１〜Ａｎは６バイト
構成のデータフレーム（＃０〜＃５）の頭に１６ビツト
の同期フレームＳ　Ｙ　Ｎが付き、＃５の次に伝送エラ
ー検出コード＃６が挿入されて時間長がＴ１となってい
°１′・　る。

第３図は本発明の携帯型オツズデータ受信機１４のブロ
ック図であって、該携帯型オツズデータ受信機１４は、
前記中央管理装置１の無線送信機６から送信されてくる
電波を受信してシリアルのオツズデータを得る無線受信
部１６と、シリアルのオツズデータをパラレルの形に変
換する直埋変換器１８と、ル−ス分のオツズデータを所
定の記憶ｘ　ＩＪアに格納するＲＡＭ２２と、１投票分
のデータを表示する表示部２４と、この表示部の表示内
容を指定する操作部２６と、との繰作部から人力される
指定信号に応答して前記表示部２４の表示を制御する制
御部（ＣＰＵ）２８と、この制御部２８の制御プログラ
ムを記憶するＲＯＭ３０とを備え、各部にはバッテリ３
２の直流電源が供給される。

第４図は、携帯型オツズデータ受信機１４のパネル前面
部分を示すもので、１つのパネルには前記表示部２４と
操作部２６とがそれぞれ設けられており、表示部２４に
はレース番号、投票券種、投票番号および１投票分の予
想配当率がそれぞれ表示されるようになっている。また
、操作部２６には各所望の１投票分のオツズデータを設
定するために、投票券種キー２６ａ、投票番号キー２６
ｂ、テンキー２６ｃ、「−」キー２６ｄ、設定キー２６
ｅおよび解除キー２６ｆがそれぞれ設けられている。

このような構成において、中央管理装置１から送信され
るル−ス分のオツズデータは携帯型オツズデータ受信機
１４の無線受信部１６で受信された後、次段の直埋変換
器１８でパラレル変換される。

制御部２８は第５図の７０−チャー）・に示すように、
直埋変換器１８の出力からＳＹＮが検出されると受信デ
ータ有りと判断し、さらに伝送エラー検定コード＃６に
よって＃０から＃５までのデータが正常か否かを判断す
る。受信データが正常であればこれをＲＡＭ２２に記憶
する。また受信データが正常でなければエラー処理を行
なう。

第６図はＲＡＭ２２のデータ記憶エリアに記憶されたル
−ス分のオツズデータの記憶状態を示してＨす、このデ
ータ記憶エリアは各６バイト構成の連勝式オツズデータ
記憶エリア２２ａと、単勝式オツズデータ記憶エリア２
２ｂと、複勝式オツズ゛デ゛−り記憶エリア２２ｃと、
オツズデ−タ終了コード°のデータ記憶エリア２２ｃｌ
とを有する。そして、１投票分のオツズデータは第１バ
イト目（＃０）がオツズデータ番号、第２バイト目（＃
１）がレース番号、第３パイ）　（＃　２　）目の１桁
目が投票券種、第３バイト目の２桁目と第４バイト目（
＃３）が投票番号、第５バイト目（＃４）と第６バイト
目（＃５）が配当率の各データで構成される。なお、第
６図では、図面の都合上、オツズデータ番号０１．０２
，３７，３８，５　Ｂ、５９．６０の記憶エリアのみを
示し、他の記憶エリアについての図示は省略している。

次に、この携帯型オツズデータ受信機１４によりオツズ
データを表示する場合の各部の動作を第８図並びに第９
図に示すフローチャートを参照して説明する。

携帯型オツズデータ受信機の制御部２８は、まずＲＡＭ
２２にオツズデータが有るか否かを判断しくステップＮ
１）、さらにオツズデータがある場合には操作部の投票
券種キー２６ａが押されているか否かを判断する（ステ
ップＮ２）５投票券種キー２２ａが押されると、これを
偉゛認するための７ラグＦ１をまず１にセットし、かつ
、解除キー２６ｆが押されているか否かを確認するため
の７ラグＦ３を０にセットする（ステップＮ３）。これ
らの７ラグＦ１、Ｆ２は第７図（ａ）（＋））に示すよ
うニＲＡＭ２２内の別の設定記憶エリアに記憶される。

第７図（ａ）はバイト単位で示されるＲＡＭ２２の設定
記憶エリアを、第７図（１〕）は７ラグＦ１．、Ｆ２゜
Ｆ３．・・・を記憶する第７図（、）の１つの設定記憶
エリアをビット単位で示すものである。

ついで、制御部２８は表示部２４の投票券種を含む以下
右側の表示をすべて０１こセットしくステップＮ４）、
テンキー２６ｃの受（７１処理を開始する（ステップＮ
５）。テンキー２６ｃから投票券種の番号が入力される
と、このテンキー人力値を第７図１こ示すように、ＲＡ
Ｍ２２内の第６図の記憶エリアとは別途に設けられた設
定記憶エリアに記憶する・Ｉ　（７，−、、、ｙ　７’
　Ｎ　６　）。っ５．７、設定キー２６ｅ＃’押うれた
か否かを判断しくステップＮ７）、設定キー２６ｅが押
されると、フラグＦ１を確認して（ステン７’Ｎ８）、
フラグＦ１が１ならば設定記憶エリアに記憶された投票
券種の値を表示部２４の投票券種の位置に転送する。

これ１こより、表示部２４には投票券種の番号力（まず
表示される。統ν）てフラグＦ１を０１こセットし直し
くステップＮ１０）、ステ・ンプＮ２ｉこ戻る。

このステップＮ２で投票券種キー２６ａ力ｆ押されない
場合には、投票番号キー２６ｂが押されているか否かを
判断する（ステ・ンプＮ１１）。投票番号：１５−２６
ｂが押されると、これを確認するための７ラグＦ２を１
１こセ・７トし、かつ、フラグＦ、を０にセ・／卜する
（ステップＮ１２）。つ１）で、投票番号を含む以下イ
ボ側の表示をすべて０１こセラ’ｒしく入テップＮ１５
）、このときテンキー２６ｃと１−］〜−２６ｄの受付
処理を開始する（ステ・ンプＮ５）。

テンキー２６ｃと「−］キー２６ｃｌとにより投票番号
が入力されると、前記と同様にステップＮ６カ・らステ
ップＮ７を経てステップＮ８に移行する・このとき７ラ
グＦ１は０に設定されて５）るので、設定記憶エリアに
記憶されている投票番号の値を表示部２４の投票番号の
位置に転送する（ステ・ンプＮ１４）。

これにより、表示部２４には投票番号が表示される。ま
た制御部２８は設定記憶エリアに既に記憶されている投
票券種、投票番号のデータに基づき同じＲＡＭ２２内に
記憶されいるル−ス分のオツズデータの中から該当する
投票券種と投票番号とを照合検索する（ステップＮ１５
）。ル−ス分のオツズデータのなかに該当するものがあ
れば（ステップＮ１６）、制御部２８はこの一致するオ
ツズデータの配当率の値を表示部２４の配当率の位置に
転送する（ステップＮ１７）。これにより・表示部２４
には配当率が表示される。

次いで、７ラグＦ２をＯにセットしくステップＮ１８、
）ステップＮ２に戻る。このステップＮ２で投票券種キ
ー２６ａが押されず、また、つぎの又テップＮ１，１で
も投票番号キー２６ｂが押されないと外には、解除キー
２６Ｆが押されているか否かを判断する（ステップＮ２
１）。解除キー２６ｆが押されないと、再びステ・ノブ
Ｎ２ｉこ戻９、ステップＮ２からステ、ンプＮｉ１を経
てステ・ンフ゛Ｎ２１までを順次繰り返すので、解除キ
ー２６ｆを操作しな、いかぎり表示部２４には特定のオ
・ンズデータがそのまま固定されて表示されることにな
る。

ステップＮ２１で解除キー２６１が押されたときには、
これを確認するための７ラグＦ２を１にセットしくステ
ップＮ２２）、続し・て、第９Ｉこ示すようにＲＡＭ２
２内の設定記憶エリアにオ・ンズデータ番号（＃０）検
索用としてのカラン）Ｈを初期値Ｏとしてセットする（
ステップＮ２５）。次し・で、制御部２８はＲＡＭ２２
に記！されてしするル−ス分のオツズデータのうちから
そのオ・ンズ゛テゞ−タ番号（＃０）とカウントＨとの
一致を検索し、カラン目４と一致するオ・ノズデータ番
号力Ｃあれ（Ｉその１投票分のオツズデータ（＃１〜＃
５）を読み出し、これを順次表示部２４の各該当する表
示１立置に転送する（ステ・ノブＮ２４）。

これにより、表示部２４にはそれぞれレース番号、投票
券種、投票番号、配当率が表示される。

さらに、制御部２８は１投票分のオツズデータの時間経
過を判断しくステップＮ２５）、一定時間経過したとき
には、カウント１４を１つ増加させる（ステップＮ２６
）。そして、次のステップではオツズデータが終了コー
ドになっているか即ち＃１から＃５までのコードが総て
Ｆになっているか否かを判断する（ステップＮ２７）。

終了フードになっていないときにはステップＮ２３に戻
る。

従って、操作部２６を操作しない限り表示部２４にはオ
ツズデータが１投票分ごとに一定時間間隔で順次読み出
されて表示される。ル−ス分のオツズデータが−通り表
示されたときには、オツズデータが終了コードになるの
で′、このと外にはステップＮ２３に戻る。従って、順
次ステップＮ２３がらステップＮ２７までの動作を繰り
返すことになる。また、上記動作中に操作部２６の各キ
−が操作されると、操作部２６はキー操作有りと判断し
て（ステップＮ２８）前記ステップＮ２に戻る。これに
より、携帯用オツズデータ受信機１４を携帯する投票者
は順次１投票分ごとに表示されるオツズデータを観察で
きるとともに、そのうちの特に関心のあるオツズデータ
については操作部２６を操作すること１こよって、その
表示を固定できること１こなる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は本発明の
携帯型オツズデータ受信機とこの携帯型オツズデータ受
信機にオツズデータを無線送信する中央管理装置とを含
むフロック図、第２図は無線送信機から送信されるオツ
ズの伝送データを示すフォーマット、第３図は本発明の
携帯型オツズデータ受信機の構成を示すブロック図、第
４図はこの携帯型オツズデータ受信機のパネル前面の平
面図、第５図は携帯型オツズデータ受信機の受信動作を
示す７０−チヤト、第６図は携帯型オツズデータ受信機
のＲＡＭに設けられるテ゛′−タ記憶エリアを示す構成
図、第７図は同受信機のＲＡＭに設けられる設定記憶エ
リアを示す構成図、第８図および第９図は携帯型オツズ
データ受信機のオツズデータ表示動作を示す７０−チヤ
トである。 １・・・・・・中央管理装置、１４・・・・・・携帯型
オツズデータ受信機、２２・・・・・・ＲＡＭ、２４・
・・・・・表示部、２６・・・・・・操作部、２８・・
・・・・制御部出願人　立石電気株式会社 代理人′　弁理士　岡１）和秀 第３図 第５図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）中央管理装置から無線送信されてくるオツズデー
   タを受信して表示する携帯型のオツズデータ受信機であ
   って、少なくともル−ス分のオツズデータを記憶するＲ
   ＡＭと、１投票分のオツズデータが表示される表示部と
   、この表示を指定する操作部と、前記表示部の表示を制
   御する制御部とを有し、この制御部はＲＡＭに記憶され
   たオツズデータを一定時間間隔で順次読み出すとともに
   、前記操作部からの表示指定に応答して前記ＲＡＭから
   指定された１投票分のデータを検索読み出すことを特徴
   とする携帯型オツズデータ受信機。