JPS6026221B2 - スクリ−ン状感光体の張設方法 - Google Patents

スクリ−ン状感光体の張設方法

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JPS6026221B2
JPS6026221B2 JP7504077A JP7504077A JPS6026221B2 JP S6026221 B2 JPS6026221 B2 JP S6026221B2 JP 7504077 A JP7504077 A JP 7504077A JP 7504077 A JP7504077 A JP 7504077A JP S6026221 B2 JPS6026221 B2 JP S6026221B2
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screen
drum
tension
temporary fixing
shaped
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JP7504077A
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忠行 北島
祐二郎 安藤
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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可榛性を有するスクリーン状感光体(以下、ス
クリーンと称す)及びこの様なスクリーンをドラム状の
基体へ張設する方法に関する。
本発明に用いるスクリーンとは、光導亀部材と導電部材
、ときには絶縁部材等を用い、これら部村を多数の微細
な関口を有しかつ上記部材を何層かに構成したものであ
る。そして、上記スクリーンを用いた画像形成方法とは
、該スクリ−ンに電荷を与えて原稿の光画像を照射する
ことにより、原稿像に従った1次静電潜像を形成し、更
に、上記スクリーンの1次静電潜像のパターンに従って
イオン流の通過を制御し、可帯電部材に2次静電糟像を
形成するものである。上記の如き電子写真技術は、昭公
昭48一5063号公報等で公知のものであり、一般に
イオン流変調による電子写真法と称されている。なお上
記のように形成した可帯電部材上の2次静露潜像は、従
来の現像器や定着器を介して顕画定着し利用するもので
ある。ところで、上記の如き電子写真法に用いられるス
クリーンの製作及び構造は、一般に上記スクリーンが網
目状・格子状等の多数の微細関口を有する導電部材に、
光導電部材の層や絶縁部材の層等を微細な開口を塞がぬ
ように設けたものがある。
そして、上記導軍部材は、ステンレス板ニッケル板・鋼
板・黄鋼板等の導電物質の薄板をエッチングにより無数
の微細な関口を作成したり、網目状の導体/ぐ夕−ン状
にメッキを行うヱレクトロフオーミン.グ法、またはス
テンレス等の金属線を絹状に綴ることなどで作成する。
なお、該導電部材のメッシュ値は事務用複写としては、
必要とされ鱗像力の点から100〜400メッシュが適
当である。以上のようにして作成した導電部材に光導電
層を設ける場合は、上記導電部材に片側面又は両面から
Se、Se−Te等のSe合金の蒸着、CdS,Pb○
,Zn○,Ti02等の光導電性粒子を有する絶縁樹脂
の分散体によるスプレィ等の塗布などによる。そして、
その厚さは使用する光導軍部材の種類によるが、一般に
は10〃〜80仏程度が適当である。次に必要に応じて
上記の光導軍部材の層や導電部材上に設ける絶縁部材は
透光性性絶縁体の真空蒸着や、高抵抗の合成樹脂等の有
機絶縁体のスプレィ塗布などにより行う。なお光導電部
材上に形成する該絶縁部材の層の厚さは光導電部材の厚
さに関連して決定され、静亀潜像はこの絶縁部村上に作
成される。またさらに必要に応じて付加される導電部村
の層の形成本法としては、ln,AI,Sn,Au等の
金属の蒸着又は導電性ペイント、導電性ポリマー等のス
プレーにより形成することができる。以上の様に例示し
た如きスクリーンにおいては、基板となる部材が、極細
線や極簿板より成るものであるため、スクリーンを支持
するための部材(基体と称す)に対し、張り具合を良好
に保ち保持するのに困難を判なう。
しかし、スクリーンを複写装置等の装置に組込む場合は
、該スクリーンを十分な張り具合、位置精度のもとにド
ラム状又は平板状の基体に保持する必要がある。特に高
速度を目ぎす複写装置等では、ドラム状にスクリーンを
保持することにより、該スクリーンの移動速度の向上や
、それに伴う複写性能が極めて高い効率を示す。なおス
クリーンをドラム状にする方法として、特公昭50一5
946号公報に記載があるが、上記公報によるスクリー
ン保持は、ドラムの両側の円筒枠が2重構造であり、さ
らにスクリーンを展張するための調整手段により、円筒
枠をドラムの藤方向に移動させるため、非常に複雑な構
成を有している。上記張設方法の複雑さを解決する方法
として、特開昭50−129231号公報に記載された
基体がある。この基体は基本的には対向する円筒枠部と
、該円筒枠部を連続支持する連結帯部を有し、該基体に
スクリーンを張設固定して使用する。後者の張設方法に
おいては、基体自体の構成を簡単にすることができるが
、逆に基体に強度を持たせることが難かしくなる問題を
生じる。即ち、後者の基体にスクリーンを張設する場合
、スクリーンの張力が原因で基体が変形し、該張設した
スクリーンに歪を生じることがある。また、画像形成に
おけるモアレ現像の発生頻度を小さくするため、上記ス
クリーンの閉口の並ぶ方向を基体の回転軸方向から外し
て張設する(以下、斜めに張設すると称す)場合には、
スクリーンの歪が原因して画像の不鮮明さを生じること
になる。このようにスクリーンを斜めに張設する場合、
張設に際しスクリーンを回転軸方向に引張る張力と該引
張りに対するスクリーンの伸び方向とが異なることがあ
る。このようなときは特に歪の他にねじれをスクリーン
に発生させ易いので注意を要する。更に、スクリーンを
用いた装置構成上、上記スクリーンのドラム状基体の両
端を回転可能に支持し、該基体の片側のみへ駆動力を作
用して上記基体を回転させる場合がある。上記の場合は
、基体の池端側が上記駆動に対し従動の関連になるため
、駆動時には上記同様にスクリーンに歪やねじれを生じ
易い。本発明の目的は上記の従来の問題点を除去するこ
とにあり、非常に簡易なドラム状基体に対して、スクリ
ーンに歪やねじれを生じないように張殻する方法を提供
することにある。
さらに詳述すると、連結帯部を介して対向した円筒枠部
を有するドラム状基体に対し、適切な張力で精度よくス
クリーンを張設することを可能とする張設方法の提供を
目的とする他の目的はスクリーンを斜めにして基体に設
置する場合にも、適切な張力で、精度よく張設すること
を可能とする張設方法を与えることであり、他の目的は
ドラム状基体を片側駆動を行なってもスクリーンに歪等
を生じさせないスクリーンの張設方法を与えることであ
る。上記目的を達成する本発明の特に張設方法とは、ス
クリーンを張設しようとするドラム状基体を変形させ、
この変形により生じた基体側の応力とスクリーンを張っ
たときの張力とが釣合った状態で、上記スクリーンをド
ラム状基体に張設するものである。上記ドラム状基体の
変形による応力としては、該基体の回転軸方向の曲げ応
力、又は該基体の回転方法のねじれ応力、又はこれら応
力の組合せがある。更に、ドラム状基体の駆動に伴う該
基体のねじれを考慮して、上記スクリーンを傾けて張設
するものである。上記万法の適用により、スクリーンは
ドラム状基体に十分に張設された状態で保持することが
可能となり、張設後は勿論のこと、上記基体を回転駆動
してもスクリーンに歪・しわ・ねじれ等の発生を防止す
ることができる。以下、実施例及びその説明図に従って
本発明を詳説する。
第1図は本発明を適用し得るスクリーンのドラム状基体
の斜視図である。
図においてドラム状基体3は、連結帯2と該連結帯2を
介して所定の間隔を設けて対向配置された円筒枠1によ
り構成ごねている。上記円筒枠1と連結帯2とが形成す
る関口部には、スクリーンが張設されるが、この張設時
にスクリーンを円筒状に正確に保持しなければならない
。また、連結帯2の形状は、変調用コロナ放電器等の部
材を、上記円筒枠内にも配設するため、該円筒枠1と同
一の径を有していることが好ましい。上記連結帯2はス
クリーンが存在していても、変調用手段がスクリーンを
介して作動できないため、実際には非画像部となる。従
って非画像部を2ケ所以上に設定することが出来れば、
2ケ所以上に連結帯を設けることが可能であり、この場
合は該円筒枠をより安定して支持出来る。上記連結帯2
を有する円筒枠1は、一つの円筒体より第1図の如く一
体形成しても良いし又、両円筒枠1に対して連結帯2は
別部材より作り、両端円筒枠に対して上記連結帯2とね
じ止め、鋲止め、熔接等の手段で固設しても良い。上記
ドラム状基体3に柔軟なスクリ−ンを張設するには、該
スクリーンを予め所定の形状に張っておく支持手段を用
いることがある。
上記支持手段によりスクリーンをドラム状に保持し、ス
クリーン自体に張力を与えた状態で、上記ドラム状基体
3にスクリーンを接着剤等を用いて固定する。しかし、
上記万法においては、予めスクリーンを張談した手段を
ドラム状基体3から除去すると、ラム状基体がスクリー
ンの張力により変形し、スクリーンの張力が部分的に弱
い領域、又はスクリーン表面に凹凸を正じてしまう。な
お第2図は上記の予めスクリーンを円筒状に支持し、張
力を加える手段である。図において4はスクリーン、5
は円筒枠で、該円筒枠5にスクリーン4端部が支持され
ている。円筒枠5を矢印方向に移動した状態で予めスク
リーン4内に挿入されている上記第1図のドラム状基体
3にスクリーン4を固設する。ところで基体に張設され
たスクリーンにおいて、上記張力の不均一等を防止する
方法としては、上記ドラム状基体3の円筒枠1に対し、
スクリーンの張力が加わる方向に予め力を加えておく方
法が考えられる。
しかし、この方法においては、加える力をスクリーンの
張力と同じ値に設定することが困難である。この問題を
解決する本発明の方法の実施例を第3図に従って説明す
る。
第3図には、第1図の連結帯2及び円筒枠1を有するド
ラム状基体3に、スクリーン6を張設する装置の断面図
を示す。図において、ドラム状基体3両側端には、通し
榛7を通す穴を有する側板8がはめ込まれている。仮止
め板9,10は通し綾7によりドラム状基体と同Dに保
たれ、一方の仮止め板10は通し棒7に対し外側(矢印
方向)へ摺動可能となっている。加圧部材11と仮止め
板10Lとの間には圧縮バネ12があり、ネジ13によ
り加圧部材1 1を圧縮,バネ12の力に対抗して側板
8に接触しない位置に保持しておく。スクリーン6は円
筒状に巻き付けられ、まず仮止め板9,10にベルト・
締め具・接着剤等を用いて固定する。ついでネジ13が
ゆるめられると加圧部材11の先端部14が右側の側板
8に接触し更にネジ13を完全にゆるめると、バネ12
の弾性力により定まる大きさの力が、スクリ−ン6に対
し張力として加わり、且つ、同時に同じ力で側板8を介
してドラム状基体3が該側板8の先端と仮止め板9の先
端部15により圧縮変形される。従って、上記状態では
ドラム状基体3の変形とスクリーン6の張力とはつり合
った状態となる。
このときスクリーン6を円筒枠1に固定部材や接着剤で
固定し、その後、圧力を解除し円筒枠1の外側のスクリ
ーンの不要部分を取り去り、形成されたスクリーンドラ
ムを取り出す。上記の様にして作成したドラム状スクリ
ーン(スクリーンドラム)は、基体が変形することはな
く、スクリーンには所定の張力が加わった状態を保持す
ることができる。上記本発明の原理を単純化して示すと
第4図の如くになる。
即ち、両端の仮止め板9a,10aは、点Qを中心に回
動可能とし、また10aの一部にスライド可能な軸11
aがあり、該軸11aは圧縮バネ12aにより矢印P方
向に押されている。また基体8aは一方を仮止め板9a
の一部の突起部15aによりおさえられ、更に上記基体
の図面右側は、上記軸11aの先端部14aにより押さ
れる。一方上記仮止め板9a,10a上にはスクリーン
6aが固定されており、矢印Tなる張力とバネ12aと
が力学的均衡状態になっている。同時にバネ12aによ
る力の影響で、第1図の円筒枠1に対応する基体8aの
両端には、矢印Wの如きモーメントが作用して破線に示
す様な歪が生ずる。この破線状態にある基体3aの両端
部laとスクリーン6aとを測定すれば、その後仮止め
板9a,10aとスクリーン6aの各固定部分を取り除
いても、力学的平衡関係は近似的に維持される。即ち、
スクリーンは所定の張力を保持しつつ、基体に変形を生
じることがなくなる。上記本発明方法の特徴は、スクリ
ーンへの張力をドムラ状基体を介して発生させることに
より、スクリーンドラム状基体に固定するときに、ドラ
ム状基体にもスクリーンの張力に見合った変形を与えて
おこなうものである。これを実現する装置としては第3
図に示したもの以外にも可能であり、上記第4図で述べ
た原理を使用するものであれば良い。例えば、第3図に
おいて、左側の仮止め板9を設けることなく、スクリー
ン6を最初から片側(左側)の円筒枠1に止めてしまい
、仮止め板10のみを用いて張力を印加するも理想的な
方法ではないが行い得る。次に既述のスクリーンの微細
な関口部の並ぶ方向を、ドラムの回転軸に対し鏡けてス
クリーンをドラム状基体に張設する場合の問題について
述べる。
スクリーンを用いて形成した画像は、スクリーンの関口
を通して電荷やトナーが通過するので網点状に形成され
る。このため嫌稿がその終点状の周期と近い周期のもの
であると形成した画像にモアレが発生する。このモアレ
発生を防止する最も通常の手段は、スクリーンの開□と
原稿側の網点又は線群角度を変えて、原稿像をスクリー
ンに照射してやることである。なお通常用いられる原稿
では、線群はたて(90o)又は機(oo)のものが多
く、また白黒印刷の終点はほとんど45度にかけられて
いる。上記事実よりこれらと角度が最も一致し難い22
.5oに張設することが考えられる。第5図はスクリー
ンドラムの正面図を示し、図のようにスクリーン16の
微細閉口の並ぶ方向とスクIJーンドラムの回転中心軸
×とのなす角Qが、22.5o前後の角度であったとす
る。また両端の17,18は仮止め枠でスクリーン16
の端部を固定している。この時、スクリーン16を止め
てある仮止め枠18を固定とし、池側の仮止め枠17を
矢印Aの方向へ力を加えて移動させ、上記スクリーン1
6を張設したとする。この時スクリーン16は、Aの方
向へ伸びると同時に、最も歪みの発生し易い方向8(な
お閉口が90o に配列されたスクリーンでは8は45
0−Qの関係にある。)へも変形を生じる。ところでこ
の変形は開口率(スクリーンの絹部と閉口部の面積比)
が大きい方が大きく、又開○の形状は丸よりも四角の場
合の方が変形が大きい。従って、全体としては移動方向
Aと角度3の間の方向である矢印Bの方向へスクリーン
16は伸びる。そして、上記のように引っ張った方向と
伸びた方向が異なる結果、スクリーン16にはQの方向
に大きなしわが発生する。ところで上記スクリーン16
のしわの発生の防止の為には、仮止め枠17を方向Aの
移動と同時に方向Cへも回転させる(即ち、ベクトルA
とベクトルCの和の方向Bへ動かす)とよい事がわかつ
た。スクリーンの強度・可操性等の性質と張設する角度
により方向Bは決まるので、スクリーンを張設する為の
装置にこの様なねじり機構を組み込むことは、より精度
の高いスクリーンドラムを作成する点で有効である。ま
た上記仮止め枠17,18のいずれか、特に17が自由
に回転できる構成であると、引っ張りに応じて回転し、
スクリーンにしわが発生するのを防止できる。この様に
して張力を与えた状態でスクリーン16内に予め設置さ
れかつスクリーンの張力と同じ圧縮力も加えられたドラ
ム基体にスクリーンを固定する。この様なスクリーンを
傾けて狼設するときは、仮止め枠を上記万向Cに移動す
ることは、連結帯で結合された円筒枠を用いるスクリー
ンドラムの場合のみでなく、既述の特公昭50一594
6号公報で知られる様な方法の場合について有効なもの
である。
さて、この様にして一応しわのない状態に張穀されたス
クリーンドラムも、ドラム状基体が外力に対して弱い構
成である場合、該ドラム状基体を駆動することで上記張
設済みのスクリーンにしわを生じさせてしまうおそれが
ある。
即ち、上記第1図のドラム状基体においては、該基体内
にコロナ放電器をスクリーンに近接させて配鷹するため
、連結帯の厚さにも自ずと限界を生じ、よって強度的に
も限界を有する。上記の如き連結帯部が比較的強く構成
しにくい基体においては、ドラム状基体の片端側のみを
駆動し、該基体の他端側を従動状態で支持した場合、上
記従動側は支持手段等の摩擦抵抗等により、常にスクリ
ーンドラムにひねりの力が働くため、上記基体がねじれ
てスクリーンにしわを生じ易くなる。なお、上記摩擦抵
抗とは軸受の摩耗・汚れ等があった。ところで上記のよ
うなスクリーンドラムを片側で駆動する装置においては
、スクリーンドラムにひねり方向の力が加わる方向は常
に同じである。
そのため、スクリーンドラムの上記ひねり方向の力に対
し、しわが発生し難い状態に予めスクリ−ンを張設する
ことにより、ドラムの駆動時に従鰯側の抵抗が変化して
も、上記スクリーンにしわが発生しない安定した状態を
実現できる。ある特定の方向のねじれに強いスクリ−ン
ドラムの形成法の一例を以下に述べる。原理としては第
5図においてスクリーン16が仮止めされた仮止め枠1
7を方向Aに引っ張ると、その結果、スクリーン16に
は角度Qで示した方向にしわが発生する。
次いで、仮止め枠18は固定しておき、スクリーンには
張力を与えたまま上記仮止め枠17をCの方向に回転さ
せると、スクリーンのしわが消え、更に仮止め枠17を
回転させて行くと、逆に角度8で示した方向にしわが発
生する。そこで上記仮止め枠17を角度Cの方向に回転
させてゆき、角度qの方向のしわが丁度消えた位置で止
め、スクリーン16をドラム状基体に固定すると、方向
Cへのねじりに対しては強く、逆の方向のねじりには弱
いスクリーンドラムが形成される。完成したスクリーン
ドラムは仮止め枠18側よりみて右回転させるときには
仮止め枠18側を駆動側とすることにより(仮止め枠1
8側より−みて左回転させる時には仮止め枠17側を駆
動側とする。)非常にしわの発生がおこり難くなる。ま
た仮止め枠17をさらにCの方向に回転させ、角度Bの
方向にしわが発生する直前でドラム状基体にスクリーン
を固定すると、上記スクリーンドラムとは逆方向のねじ
りに強くなる。従って仮止め枠18側よりみて右回転さ
せる場合仮止め枠17側を駆動側として、他端を従動と
した場合、張設したスクリーンにしわが発生し驚くなる
。ここで上記原理に基ずし、たねじれ力にも強いスクリ
ーンドラムの作成側を、第6図のスクリーン張設装置1
9に従って説明する。
第6図は張設装置の横断面図を示し、図中、21は中心
軸で該中心軸21はホルダー20によって鞠支されてい
る。更に上記中心軸21にはキー22及び23が埋め込
まれており、各々のキー位置にスリーブ24と仮止め板
25a,25bが軸方向に糟勤可能に配殻されている。
ドラム状基体は上記第1図の基体を用いており26,2
7は両端の円筒枠、28は連結帯を示す。そして、上記
円筒体26,27には該枠の一部に鼓合する円板状のフ
ランジ29,30を有しこれらフランジ29,30は鼠
21上に鞠支されており、中心鞠21の鉄合部29a,
30aは図示の如く凸状に構成してある。これはドラム
状基体に力が作用した際に、該基体の変形を防げない様
、配慮したものである。上記フランジ29に対向するス
リーブ24は押付け作用点としての突起31を持ち、又
、反対側には圧縮バネ32とゴム等の高い摩擦係数を有
した物質で構成したブレーキ部材33が接している。上
記バネ32はスラスト軸受34を介して仮止め板25a
とスリーブ24とで強圧状態に保持されている。即ち、
図示の状態はドラム状基体をスクリーン張設装置に設定
し、仮止め板25a,25bにスクリーン35の端部を
固定し終った段階であり、該スクリーン35には未だ張
力が加えられてし、ない状態を示す。従って突起31と
フランジ29とは離れていても、又軽く当接していても
任意であるが図示の如く接触していた方が好ましい。次
に上記仮止め板に固定したスクリーンを、ドラム状基体
に張設する方法を説明する。図中、36はしバーでスリ
ーブ24に固設された軸37aに取付けられている。上
記しバー36のスリーフ24側は変心カムを構成してお
り、レバー36の先端が仮止め板25aを押し、バネ3
2を強圧縮状態にしてドラム状基体への負荷を防止して
いると同時に、上記ブレーキ33によって仮止め板25
aが回転方向でぐらつかない様に固定している。これは
スクリーン35の仮止め時に、スクリーンにシワが発生
するのを防止すると共に、張設作業の能率を向上するた
めのロックでもある。次にレバー36を回してその先端
部を仮止め板25aから離すとスリーブ24は、バネ力
によりスライドしブレーキ35が解除され、又突起31
がフランジ29に突き当る。これによりバネ32による
張力とドラム状基体の変形による曲げ応力が釣合うと同
時に、同じ力がスクリーン35の張力となるように上記
スラスト軸受34を介して作用する。この時、前述の如
くスクリーン35を斜めに(例えばモアレ現像防止のた
めに22.5oに設定)張ったことにより仮止め板25
bは多少の回転力をスクリーン35から受け、加わって
いる力が釣合う位置まで回転される。これらにより、前
述の方向A・方向Cとも均衡状態となり、全く、力学的
に安定した処でドラム状基体に対してスクリーン35を
固着する。ここで、ドラム状基体の外周にスクリーンを
張設する場合には、ドラムの中心線上に力を作用させる
よりも、第6図に示す突起31,37の如く中心よりも
外側(連結帯28の反対側)に力を加えた方が、ドラム
状基体の歪量(応力)とスクリーン35の張力が近似の
均衡状態を保持する上で、より一層良好な結果を得る。
即ち、第6図に於て〔RSxSD〕の関係にあることが
好ましいと言える。なおここでRは中心軸21の中心か
らドラム状基体の外周面までの距離、xは同外周面と上
記突起の中心線までの距離、D,はドラム状基体の直径
を示す。なお図において、8・8はピンで仮止め板25
aに固議されており、該ピン38は仮止めの板25aを
介してドラム状基体の位置を設定するのに用いる。
また39はホルダー20の基台を示す。上記第6図の装
置により作成したスクリーンドラムを装置より敬外すと
きは第一に矢印A及びB部付近でスクリーン35を完全
に切断した後蝶ネジ′℃4をゆるめ、ホルダ20」及び
仮止め板25bを軸21より抜取り、スクリーンドラム
を矢印C方向へ取外す。この抜き操作のため軸2川こは
キー23が摺動するよう、ヰ−溝40が設けてある。上
記説明はドラム状基体のスクリ−ン自体の張力に起因す
る変形が、丁度スクリーンの張力と釣′り合っていた場
合の説明である。しかし、上記釣り合いが完全でなく張
設装置から外した後に、ドラム状基体が若干変形するこ
とによりへスクリーンの張力が低下し、伸びが減少する
とき、又は逆の場合には条件が変化してしわが発生した
り、またある方向への回転力に対して、しわが発生し易
くなったりする。この様な場合には、円筒枠17の方向
Cへの回転量を変化させることにより、適切な調整状態
のスクリーンドラムを形成することができる。第7図は
ドラム状枠体の他の実施例であり、図中41は連結帯、
42,43は円筒枠を示す。
上記例示したドラム状枠体の他にも、スクリーンの張力
やねじれに対して弱いドラム状基体に対して本発明は有
効であり、十分に張設したスクリーンドラムを得ること
が可能となる。また本発明は十分に張譲されたスクリー
ンにより鮮明な画像を得ることができ、従釆の簡易型ド
ラム状基体の欠点を解決するものである。図面の髄単な
説明 第1図はスクリーンドラムのドラム状基体形状の一例を
説明するための斜視図、第2図は第1、図基体へスクリ
ーンを張設するために用いるジグの斜視図第3図は本発
明の一実施例を説明するための張談菱燈断面図、第4図
は本発明の原理説明図、第5図はスクリーンを斜めに張
設した際に生ずる応力関係を説明するためのスクリーン
ドラム側面図、′第6図は本発明の他の実施例を説明す
るための張設装置断面図、第7図は別のドラム状基体の
斜視図を示す。
図において、1・・・円筒枠、2・・・連続帯、3・・
・ドラム状基体、4・・・スクリーン、6…スクリーン
、7…通し棒、8・・・側板、9,10・・。
仮止め板、11・・・加圧部材、16・・・スクリーン
、19・・・張設装‐贋、20・・・ホルダー、21・
・・中心軸、22,23…キー、仮止め板、25c,2
5b,26,27...円筒枠、28・・・連結帯、2
9,30…フランジ、−35…スクリーン、36…レバ
ー、38…ピン、41・・’連結帯、42,43・・・
円筒枠。努’図第2図 弟ろ図 第4図 第5図 図 心 船 弟ワ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スクリーン状感光体を支持するためのドラム状基体
    に可撓性スクリーン状感光体を張設する方法において、
    上記ドラム状基体を変形し、この変形により生じた応
    力と、スクリーンを張つたときの張力とが釣合つた状態
    で、上記スクリーン状感光体をドラム状基体に張設する
    スクリーン状感光体の張設方法。
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