JPS6026189Y2 - 内燃機関の絞り弁開度検出装置 - Google Patents

内燃機関の絞り弁開度検出装置

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JPS6026189Y2
JPS6026189Y2 JP18595180U JP18595180U JPS6026189Y2 JP S6026189 Y2 JPS6026189 Y2 JP S6026189Y2 JP 18595180 U JP18595180 U JP 18595180U JP 18595180 U JP18595180 U JP 18595180U JP S6026189 Y2 JPS6026189 Y2 JP S6026189Y2
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JP
Japan
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throttle valve
opening
contact
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intake pipe
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JP18595180U
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JPS57107926U (ja
Inventor
敏明 磯部
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トヨタ自動車株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は、内燃機関の絞り弁開度検出装置に係り、特に
、電子制御燃料噴射装置を備えた自動車用内燃機関に用
いるに好適な、絞り弁の開閉動作と連動して回動される
カムと、該カムによりオンオフされる接点とを有し、接
点のオンオフ状態から絞り弁の開度を検出するようにさ
れた内燃機関の絞り弁開度検出装置の改良に関する。
一般に、電子制御燃料噴射装置を備えた自動車用内燃機
関においては、アイドル開度、出力開度等の絞り弁開度
に応じて燃料噴射量等を補正するため、その吸気通路を
流れる吸入空気の流量を制御する絞り弁に、該絞り弁の
開度を検出するための絞り弁開度検出装置が配設されて
いる。
これは、例えば第1図に示す如く、絞り弁の軸10に固
定され、絞り弁の開閉動作と連動して回動される、溝1
2aが猛威されたカム12と、先端に該カム12の11
2aにガイドされるピン14aが固着され、下端がボデ
ィ16に固着された共通レバー14の中間部に配設され
た共通接点14bと、該共通接点14bの外側に配設さ
れ、絞り弁がほぼ全開状態Aにある時、前記共通接点1
4bと当接する、第1のレバー18先端近傍に配設され
た、アイドル開度検出用の第1の接点18aと、前記共
通接点14bの内側に配設され、絞り弁が所定の出力開
度02以上開かれた状態(C〜D)にある時、前記共通
接点14bと当接する、第2のレバー20の先端近傍に
配設された、出力開度検出用の第2の接点20aとを有
してなり、前記共通接点14bと第1の接点18a間が
導通状態になったことから、絞り弁がアイドル開度にあ
ることを検出し、又、前記共通接点14bと第2の接点
20a間が導通状態になったことから、絞り弁が出力開
度にあることを検出するようにされている。
図において、22はコネクタである。このような従来の
絞り弁開度検出装置によれば、第1の接点18a及び第
2の接点20aにより、アイドル開度と出力開度をそれ
ぞれ分離検出できるものであるが、従来は、内燃機関の
空燃比を制御するうえで重要である、絞り弁の小開度に
おける絞り弁開度の変化速度を検知することができなか
った。
即ち、前記のような従来の絞り弁開度検出装置において
も、例えば、絞り弁が、アイドル開度状態Aから一気に
出力開度状態Cまで開かれるような急加速時には、第1
の接点18aがオフになってから第2の接点20aがオ
ンになるまでの所要時間から、絞り弁開度の変化速度を
検出することも可能であるが、絞り弁が一気に出力開度
まて開かれない通常の加減速時には、絞り弁開度の変化
速度を検出することは不可能であった。
特に、内燃機関の過渡時の特性を向上させるためには、
絞り弁の開き始め、或いは全閉直前等の絞り弁の小開度
における絞り弁開度の変化速度を検出することが極めて
重要であり、絞り弁力叶分開かれ、吸入空気量が大とな
っている出力開度近傍の絞り弁開度の変化速度を検出し
ても、過渡時の特性を向上することは困難である。
一方、絞り弁開度を連続的に検出するべく、ポテンショ
メータ、或いは櫛歯状センサ等を用いたものにおいては
、アイドル開度、出力開度だけでなく、任意の開度、及
び、任意の開度範囲における絞り弁開度の変化速度を検
出することが可能であるが、ポテンショメータ、櫛歯状
センサ等を用いると構造が複雑となり、又、高価となる
本考案は、前記従来の欠点を解消するべくなされたもの
で、簡単な構造で且つ安価に、絞り弁のアイドル開度、
出力開度、絞り弁の小開度における絞り弁開度の変化速
度を検出することができる内燃機関の絞り弁開度検出装
置を提供することを目的とする。
本考案は、絞り弁の開閉動作と連動して回動されるカム
と、該カムによりオンオフされる接点とを有腰接点のオ
ンオフ状態から絞り弁の開度を検出するようにされた内
燃機関の絞り弁開度検出装置において、絞り弁がほぼ全
閉状態にある時、及び、所定の出力開度以上開かれてい
る時、オンとなる第1の接点と、該第1の接点がオンで
ある、所定の中間開度でオンとなる第2の接点とを備え
、前記第1の接点がオンで、且つ、機関の吸気管圧力が
低いことから、絞り弁がアイドル開度にあることを検出
し、又、前記第1の接点がオンで、且つ、吸気管圧力が
高いことから、絞り弁が出力開度にあることを検出し、
更に、吸気管圧力が低い状態で、前記第1の接点がオン
からオフに切換わってから、前記第2の接点がオフから
オンに切換わる迄の所要時間から、絞り弁の小開度にお
ける絞り弁開度の変化速度を検出するようにして、前記
目的を達成したものである。
以下図面を参照して、本考案の実施例を詳細に説明する
本実施例は、第2図に示す如く、従来と同様の、絞り弁
の開閉動作と連動して回動されるカム12と、共通接点
14bが配設された共通レバー14と、第1の接点18
aが配設された第1のレバー18と、第2の接点20a
が配設された第2のレバー20とを有してなる絞り弁開
度検出装置において、前記カム12に形成される溝12
bの形状を変更腰革1のレバー18に配設されている第
1の接点18aを、絞り弁がほぼ全閉状態Aにある時、
及び、所定の出力開度02以上開かれている状態(C−
D)にある時、オンとなるようにすると共に、第2のレ
バー20に配設されている第2の接点20aを、前記第
1の接点18aがオフである、所定の中間開度θ1に状
態Bでオンとなるようにしたものである。
なお、機関の吸気管圧力を感知する吸気管圧力センサと
しては、電子制御燃料噴射装置における燃料噴射量を基
本的に決めるための吸気管圧力センサをそのまま用いる
ことができる。
以下、第3図を参照して、作用を説明する。
まず、絞り弁がほぼ全閉状態であるアイドル状態におい
ては、カム12は、第2図に示す回動位置にあり、従っ
て、第3図す及びCに示す如く、第1の接点18aはオ
ン、第2の接点20aはオフ状態にある。
又、このとき、吸気管圧力センサて感知される吸気管圧
力は、同じく第3図dに示す如く、所定の判定圧力P1
より低い状態にある。
従って、第1の接点18aがオンで、且つ、吸気管圧力
がP1以下であることから、絞り弁がアイドル開度にあ
ることが検出される。
次にアイドル状態から加速状態に移り、絞り弁が所定の
中間角度θ1 まで開かれると、カム12が第2図の反
時計方向に回動され、第1の接点18aがオフとなった
後、第2の接点20aがオンとなる。
従って、この、吸気管圧力が低い状態で第1の接点18
aがオンからオフに切換わってから、第2の接点20a
がオフからオンに切換わるまでの所要時間から、絞り弁
の小開度における絞り弁開度の変化速度を検出すること
ができる。
これにより、例えば、絞り弁が開かれる加速時に、この
開度変化速度が早いときには、絞り弁開度が出力開度に
到達する前に、逸速く燃料噴射量を増量することができ
、空燃比をリッチとして、機関の回転の立ち上がりを良
くすることができる。
一方、逆に絞り弁が閉じられる減速時に、この開度変化
速度が早いときには、絞り弁開度がアイドル開度に戻る
前に、燃料噴射量を逸速く減量することができ、空燃比
をリーンとして、排気ガス中の未燃焼成分の排出量を減
少させることができる。
絞り弁が更に開かれ、所定の出力開度02以上開かれる
と、第2の接点20aがオフになった後、第1の接点1
8aが再びオンとなる。
このときにおいては、吸気管圧力センサで感知される吸
気管圧力が、第3図dに示す如く、判定圧力P1より犬
となっているので、第■の接点18aがオンで、且つ、
吸気管圧力が11以上であることから、絞り弁が出力開
度にあることを検出できる。
なお、絞り弁開度がアイドル開度にあること、或いは、
出力開度にあることが検出された場合における燃″l−
4噴射量等のW;1JrtI]方法については、従来と
同様であるので説明は省略する。
本実施例にわいては、従来のア、イドル開度検出用の接
点を第1の接点としてそのまま利用し、又、従来の出力
開度検出用の接点を第2の接点としてそのまま利用して
いるので、カム12に形成されている尚の形状を変更す
るのみで、容易に本考案の構成を実現できる。
なお前記実施例においては、吸気管圧力センサを、既に
、電子制御燃料噴射装置に備えられているものと共用す
るようにしていたので、構成が特に単純であるが、専用
の吸気管圧力センサ、例えば圧力スイッチ等を別途設け
ることも勿論可能である。
以上説明したとおり、本考案によれば、絞り弁のアイド
ル開度、出力開度、及び、絞り弁の小開度における絞り
弁開度の変化速度が、接点の数を増やすことなく、簡単
な構造で且つ安価に検出でき、従って、過渡時を含む内
燃機関の空燃比の制御を最適に行ない、排出ガス浄化性
能、車両運転性能等を改善することができる。
特に、内燃機関の空燃比等の過渡時の制御において極め
て重要な、絞り弁の小開度における絞り弁開度の変化速
度を容易に、且つ安価に検出でき、過渡時の性能を大幅
に向上できる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の内燃機関の絞り弁開度検出装置の構成
を示す断面図、第2図は、本考案に係る内燃機関の絞り
弁開度検出装置の実施例を構成を示す断面図、第3図は
、前記実施例の各部動作波形を示す線図である。 10・・・・・・絞り弁軸、12・・・・・・カム、1
2b・・・・・・溝、14,18.20・・・・・・レ
バー、14a・・・・・・ピン、14b・・・・・・共
通接点、18a・・・・・・第1の接点、20a・・・
・・・第2の接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絞り弁の開閉動作と連動して回動されるカムと、該カム
    によりオンオフされる接点とを有し、接点のオンオフ状
    態から絞り弁の開度を検出するようにされた内燃機関の
    絞り弁開度検出装置において、絞り弁がほぼ全閉状態に
    ある時、及び、所定の出力開度以上開かれている時、オ
    ンとなる第1の接点と、該第1の接点がオフである、所
    定の中間開度でオンとなる第2の接点とを備え、前記第
    1の接点がオンで、且つ、機関の吸気管圧力が低いこと
    から、絞り弁がアイドル開度にあることを検出し、又、
    前記第1の接点がオンで、且つ、吸気管圧力が高いこと
    から、絞り弁が出力開度にあることを検出し、更に吸気
    管圧力が低い状態で、前記第1の接点がオンからオフに
    切換わってから、前記第2の接点がオフからオンに切換
    わる迄の所要時間から、絞り弁の小開度における絞り弁
    開度の変化速度を検出するようにしたことを特徴とする
    内燃機関の絞り弁開度検出装置。
JP18595180U 1980-12-23 1980-12-23 内燃機関の絞り弁開度検出装置 Expired JPS6026189Y2 (ja)

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JPS608436U (ja) * 1983-06-29 1985-01-21 いすゞ自動車株式会社 内燃機関の燃料制御装置
JP2522204B2 (ja) * 1985-01-10 1996-08-07 日本電装株式会社 スロットル弁開度検出装置
JPH0759895B2 (ja) * 1985-02-18 1995-06-28 日本電装株式会社 スロツトル弁開度検出装置

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