JPS60261588A - 水性混合物の液膜分離法 - Google Patents
水性混合物の液膜分離法Info
- Publication number
- JPS60261588A JPS60261588A JP59116632A JP11663284A JPS60261588A JP S60261588 A JPS60261588 A JP S60261588A JP 59116632 A JP59116632 A JP 59116632A JP 11663284 A JP11663284 A JP 11663284A JP S60261588 A JPS60261588 A JP S60261588A
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- JP
- Japan
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- emulsion
- dissolved
- dissolved substances
- type emulsion
- substances
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
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- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、水溶液に溶存する物質を除去する方法に関す
るものである。
るものである。
更に詳細には、本発明は、溶存物質の存在する水溶液に
W/○型エマルジョンを接触させて溶在物質をエマルジ
ョンの内水相に移行させ、エマルジョンを分離して、水
溶液に溶存する物質を除去する方法に関するものである
。
W/○型エマルジョンを接触させて溶在物質をエマルジ
ョンの内水相に移行させ、エマルジョンを分離して、水
溶液に溶存する物質を除去する方法に関するものである
。
一般的に、W10型エマルジョンを利用して水溶液に溶
存する物質を除去する技術は古くから提案されている。
存する物質を除去する技術は古くから提案されている。
(米特許第3,454.48!’)号)しかし、この米
国特許の方法は油膜を界にして両側の溶存化合物の濃度
が等しくなる程度まで移行させるのがせいぜいであった
。
国特許の方法は油膜を界にして両側の溶存化合物の濃度
が等しくなる程度まで移行させるのがせいぜいであった
。
また、特公昭52−43795号では、W10型エマル
ジミンの内水相に溶存する物質と反応して油膜に対して
不透過性の形態に変える反応剤を添加しておくことによ
って、水溶液に溶存する物質を内水相に高濃度でとり込
む方法が提案された。
ジミンの内水相に溶存する物質と反応して油膜に対して
不透過性の形態に変える反応剤を添加しておくことによ
って、水溶液に溶存する物質を内水相に高濃度でとり込
む方法が提案された。
本発明者らは、更の効率よく水溶液に溶存する物質を内
水相に移行させる方法をめて研究した結果、W/○型エ
マルジョンを作成するときの界面活性剤としてポリグリ
セリン縮合リシルイン酸エステルを用いればかなり効率
よく溶存する物質を内水相に移行させることができるこ
とを知った。
水相に移行させる方法をめて研究した結果、W/○型エ
マルジョンを作成するときの界面活性剤としてポリグリ
セリン縮合リシルイン酸エステルを用いればかなり効率
よく溶存する物質を内水相に移行させることができるこ
とを知った。
本発明はW10型エマルジョンを用いて水溶液から溶存
物質を除去する方法において、W10型エマルジョンを
形成する乳化剤としてポリグリセリン縮合リシルイン酸
エステルを使用することを特徴とする水性混合物の液膜
分離法である。
物質を除去する方法において、W10型エマルジョンを
形成する乳化剤としてポリグリセリン縮合リシルイン酸
エステルを使用することを特徴とする水性混合物の液膜
分離法である。
本発明で使用するポリグリセリン縮合リシルイン酸エス
テルは次式(1)で示される。
テルは次式(1)で示される。
ここでn = 2− ] 2、R,、R2,R3は水素
又ハ次式(IT)の縮合リシルイン酸を示’t。
又ハ次式(IT)の縮合リシルイン酸を示’t。
ここでm=2〜10を示す。
本発明ではここに一般式で示されるポリグリセリン縮合
リルイン酸エステルから適宜選択した1種又は2種以上
の混合物が使用される。
リルイン酸エステルから適宜選択した1種又は2種以上
の混合物が使用される。
ポリグリセリン縮合リシルイン酸エステルの添加は、水
相又は油相又は水相と油相などのいずれでもよく、溶解
させる必要はなく、溶解していなければ懸濁状で乳化を
はじめてもよい。添加量は使用する油量に対して0.1
〜20%、好ましく゛(は1〜15%、より好ましくは
1〜10%程度である。
相又は油相又は水相と油相などのいずれでもよく、溶解
させる必要はなく、溶解していなければ懸濁状で乳化を
はじめてもよい。添加量は使用する油量に対して0.1
〜20%、好ましく゛(は1〜15%、より好ましくは
1〜10%程度である。
乳化剤としては、その他にグリセリンモノ脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル等の一般的な乳化剤を混
合使用することもできる。
ル、グリセリン脂肪酸エステル等の一般的な乳化剤を混
合使用することもできる。
別に、内水相を用意するが、内水相には溶存する物質と
反応して油膜に対して不透過性の形態に変える反応剤を
添加しておくのがよい。その反応剤としては、クエン酸
、リン酸、ポリリン酸等の多塩基酸及びそれらの塩、カ
ラギーナン、アルギン酸ナトリウム等の高分子多種類、
E D T A等のキレート剤、カゼイン、大豆タンパ
ク質等の蛋白質あるいはレシチン等のリン脂質などがあ
る。
反応して油膜に対して不透過性の形態に変える反応剤を
添加しておくのがよい。その反応剤としては、クエン酸
、リン酸、ポリリン酸等の多塩基酸及びそれらの塩、カ
ラギーナン、アルギン酸ナトリウム等の高分子多種類、
E D T A等のキレート剤、カゼイン、大豆タンパ
ク質等の蛋白質あるいはレシチン等のリン脂質などがあ
る。
ポリグリセリン縮合リシルイン酸エステルを添加した油
脂と内水相が混合される。また、油脂と内水相の量は目
的に応じて適宜の量でよいが、油脂:内水相=3=1〜
1:3程度がよい。
脂と内水相が混合される。また、油脂と内水相の量は目
的に応じて適宜の量でよいが、油脂:内水相=3=1〜
1:3程度がよい。
添加順序としては油脂に内水相を逐次添加してもよく、
また、内水相に油脂を逐次添加してもよい。油脂に内水
相を添加すると直接W10型エマルジョンになるが、逆
に内水相に油脂を添加すると混合の終りの段階で転相が
起り、最終的にはW3− 10型エマルジヨンを得ることができるものである。こ
こにおける攪拌は、ホモミキサーで例えば3000〜8
000rpm程度の強力なものが好ましい。また、ホモ
ジナイザー等の乳化機、ボテター等の攪拌装置でもよい
。また、このW10型エマルジョンは後の乳化を良くす
るために50〜80℃に加温しておくとよい。
また、内水相に油脂を逐次添加してもよい。油脂に内水
相を添加すると直接W10型エマルジョンになるが、逆
に内水相に油脂を添加すると混合の終りの段階で転相が
起り、最終的にはW3− 10型エマルジヨンを得ることができるものである。こ
こにおける攪拌は、ホモミキサーで例えば3000〜8
000rpm程度の強力なものが好ましい。また、ホモ
ジナイザー等の乳化機、ボテター等の攪拌装置でもよい
。また、このW10型エマルジョンは後の乳化を良くす
るために50〜80℃に加温しておくとよい。
このようにして作成されたW10型エマルジ巨ンは、各
種溶存物質を含有する水溶液と接触させられる。水溶液
にエマルジョンを添加しても、エマルジョンに水溶液を
添加しても、エマルジョンに水溶液を添加してもよい。
種溶存物質を含有する水溶液と接触させられる。水溶液
にエマルジョンを添加しても、エマルジョンに水溶液を
添加しても、エマルジョンに水溶液を添加してもよい。
できれば、接触径長時間攪拌するのがよい。
水溶液に溶存している物質の例としては、カルシウム、
マグネシウム、銅、クロム、鉄などの重金属イオン、ア
ンモニヤ、各種アミンなどの塩基性化合物、Co2.5
02 、 u2S、フェノール、HCN、酢酸、クエン
酸、その他有機酸などの酸性化合物、窒素含有化合物な
どがあげられる。これら物質は本発明方法によって効率
よく分離されるものであ一4= る。
マグネシウム、銅、クロム、鉄などの重金属イオン、ア
ンモニヤ、各種アミンなどの塩基性化合物、Co2.5
02 、 u2S、フェノール、HCN、酢酸、クエン
酸、その他有機酸などの酸性化合物、窒素含有化合物な
どがあげられる。これら物質は本発明方法によって効率
よく分離されるものであ一4= る。
W10型エマルジョンを接触させて、溶存物質を内水相
に移行させた後は、混合液を遠心分離することによって
油滴のみ単離すればよい。
に移行させた後は、混合液を遠心分離することによって
油滴のみ単離すればよい。
次に、本発明の実施例を示す。
実施例
50℃の大豆硬化油300gに乳化剤として1、ソルビ
タンモノオレート 2、ポリグリセリン縮合リシルイン酸エステル3、グリ
セリンモノステアレート を対油5%添加し、混合した。
タンモノオレート 2、ポリグリセリン縮合リシルイン酸エステル3、グリ
セリンモノステアレート を対油5%添加し、混合した。
これを50℃の10%クエン酸ナトリウム水溶液200
gに逐次添加し、W10型エマルジョンを得、これをホ
モミキサーで6000rpmで攪拌し、転相させ、W1
0型エマルジョンを得た。
gに逐次添加し、W10型エマルジョンを得、これをホ
モミキサーで6000rpmで攪拌し、転相させ、W1
0型エマルジョンを得た。
次いで、1103ppのカルシウムイオンを含む水50
0gを50℃にし、これに50℃で調製した前記W10
型エマルジゴンを添加した後、底部に攪拌翼のついた攪
拌機で25Orpmで20分間50℃に保温した状態で
攪拌した。その後、この混合液を10℃まで冷却して、
5000gで遠心分離にかけ、W10型エマルジョンと
木に再び分けた。
0gを50℃にし、これに50℃で調製した前記W10
型エマルジゴンを添加した後、底部に攪拌翼のついた攪
拌機で25Orpmで20分間50℃に保温した状態で
攪拌した。その後、この混合液を10℃まで冷却して、
5000gで遠心分離にかけ、W10型エマルジョンと
木に再び分けた。
この水中のカルシウムイオン濃度を原子吸光測定装置を
用いて分析した結果が表1である。
用いて分析した結果が表1である。
表 1
乳 化 剤 水中の残存カルシウムイオン濃度(ppm
)ソルビタンモノオレエート 430 ポリグリセリン縮合リシル イン酸エステル 50 グリセリンモノステアレート 950 表1から明らかなように乳化型液体膜の調製にポリグリ
セリン縮合リシルイン酸エステルを使用すると、液体膜
による水溶液中の溶存物質の抽出分離能が著しく高めら
れることがわかる。
)ソルビタンモノオレエート 430 ポリグリセリン縮合リシル イン酸エステル 50 グリセリンモノステアレート 950 表1から明らかなように乳化型液体膜の調製にポリグリ
セリン縮合リシルイン酸エステルを使用すると、液体膜
による水溶液中の溶存物質の抽出分離能が著しく高めら
れることがわかる。
代理人 弁理士 戸 1)親 男
=7−
589−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 】、 W/○型エマルジョンを用いて水溶液から溶存物
質を除去する方法において、W10型エマルジ ョンを形成する乳化剤としてポリグリセリン縮合リシル
イン酸エステルを使用することを特徴とする水性混合物
の液膜分離法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59116632A JPS60261588A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 水性混合物の液膜分離法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59116632A JPS60261588A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 水性混合物の液膜分離法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60261588A true JPS60261588A (ja) | 1985-12-24 |
JPH0256954B2 JPH0256954B2 (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=14691999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59116632A Granted JPS60261588A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 水性混合物の液膜分離法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60261588A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002024301A1 (fr) * | 2000-09-25 | 2002-03-28 | Hiroshi Murakami | Émulsion multicouche, procédé de séparation de substances onéreuses avec un système de solutions spéciales, et fluide de séparation |
CN113101852A (zh) * | 2021-04-02 | 2021-07-13 | 上海乐纯生物技术有限公司 | 一种小批量药物罐装专用设备 |
-
1984
- 1984-06-08 JP JP59116632A patent/JPS60261588A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002024301A1 (fr) * | 2000-09-25 | 2002-03-28 | Hiroshi Murakami | Émulsion multicouche, procédé de séparation de substances onéreuses avec un système de solutions spéciales, et fluide de séparation |
CN113101852A (zh) * | 2021-04-02 | 2021-07-13 | 上海乐纯生物技术有限公司 | 一种小批量药物罐装专用设备 |
CN113101852B (zh) * | 2021-04-02 | 2022-02-08 | 上海乐纯生物技术有限公司 | 一种小批量药物罐装专用设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0256954B2 (ja) | 1990-12-03 |
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