JPS60261501A - 鉄鉱石からの脱燐法 - Google Patents
鉄鉱石からの脱燐法Info
- Publication number
- JPS60261501A JPS60261501A JP11892584A JP11892584A JPS60261501A JP S60261501 A JPS60261501 A JP S60261501A JP 11892584 A JP11892584 A JP 11892584A JP 11892584 A JP11892584 A JP 11892584A JP S60261501 A JPS60261501 A JP S60261501A
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- JP
- Japan
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- iron ore
- slime
- separated
- dephosphorization
- ore
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- Pending
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- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄鉱石からの脱燐法に関するものである。
元来Ｐを含有する鉄鉱石を溶鉱炉に投入すれば原鉱中の
Ｐは殆んど全量が銑鉄中に濃縮される性質がある。従っ
て製鋼に於いては脱Ｐのため複雑な処理法を採用してい
るがそれでも完全に脱Ｐ−ｊ（１） ることは甚だ困難であると共に、脱Ｐの為のコストも高
いことから高級鋼の製造には不適当である。
Ｐは殆んど全量が銑鉄中に濃縮される性質がある。従っ
て製鋼に於いては脱Ｐのため複雑な処理法を採用してい
るがそれでも完全に脱Ｐ−ｊ（１） ることは甚だ困難であると共に、脱Ｐの為のコストも高
いことから高級鋼の製造には不適当である。
現在日本では毎年１０数万トンのＰ分の高い鉄鉱石を輸
入している。例えばアフリカのロメラル鉱石等が挙げら
れる。
入している。例えばアフリカのロメラル鉱石等が挙げら
れる。
その組成の一例を示すと第１表の如くである。
第１表 輸入鉄鉱石の組成
Ｐ含有鉄鉱石は現在能の低Ｐ鉄鉱石と混合し使用してい
るが、Ｐのバランスから使用量は制限される。
るが、Ｐのバランスから使用量は制限される。
混合した鉄鉱石は焼結して高炉に投入し、それから得ｔ
こ銑鉄は特殊な装置によって脱Ｐを行ない（２） その後ＬＤ転炉にて製鋼している。この点を考えて本発
明はＰ分を事前に脱Ｐして効果的に製鋼に供するもので
ある。
こ銑鉄は特殊な装置によって脱Ｐを行ない（２） その後ＬＤ転炉にて製鋼している。この点を考えて本発
明はＰ分を事前に脱Ｐして効果的に製鋼に供するもので
ある。
以下実施例により本発明方法を詳述する。
供試料は一般にＦｅ品位が高くてＳ値が低い乙とから高
級な鉄鉱石ではあるがＰが高いことが欠点である。
級な鉄鉱石ではあるがＰが高いことが欠点である。
本発明者はこの輸入鉱石から脱Ｐするにあｔコって粒度
別による脱Ｐ効果を調べｒｖ。原鉱石を１０ｍｍ以下と
それに０．５ｍｍ以下、更に０．１５Ｉｎｍ（−１００
ｎｌｓｈｌ以下の３種類とした。
別による脱Ｐ効果を調べｒｖ。原鉱石を１０ｍｍ以下と
それに０．５ｍｍ以下、更に０．１５Ｉｎｍ（−１００
ｎｌｓｈｌ以下の３種類とした。
粉砕した原鉱石２００９に対して水５００−ｎＱ、それ
を溶剤としてＨＣＩ とＨ２ＳＯ４をそれぞれ添加し脱
Ｐ率をめｔコ。第２表と第３表から原鉱石の粒度別では
−０，５ｎ＋Ｉｎ以下が望ましく又Ｈ２Ｓ ０４ とＨ
ＣＩでは殆ど差違は認められなかった。
を溶剤としてＨＣＩ とＨ２ＳＯ４をそれぞれ添加し脱
Ｐ率をめｔコ。第２表と第３表から原鉱石の粒度別では
−０，５ｎ＋Ｉｎ以下が望ましく又Ｈ２Ｓ ０４ とＨ
ＣＩでは殆ど差違は認められなかった。
酸濃度ではｐＨ２，０以下がで、相当脱Ｐされているが
、ｐＨ１，５〜０．８が最も好ましいという事が判る。
、ｐＨ１，５〜０．８が最も好ましいという事が判る。
此の時の反応温度は常温とし又反応時間は２時間前後が
望ましい。
望ましい。
）
（３）
所定の反応が終わっｔコならば図面に示す処理フローに
従い磁選を行い、磁着物ｔコる鉄鉱石と非磁着物たるス
ライムとに分離する。但し鉄品位を６５Ｘ前後で要望す
るとぎは磁選工程は省略することも出来る。
従い磁選を行い、磁着物ｔコる鉄鉱石と非磁着物たるス
ライムとに分離する。但し鉄品位を６５Ｘ前後で要望す
るとぎは磁選工程は省略することも出来る。
本発明によって脱Ｐした鉄鉱石並びにスライムの発生率
とその組成を第２表と第３表とに示した。
とその組成を第２表と第３表とに示した。
第２表 脱Ｐ条件と鉄鉱石発生率
（４）
第３表 説Ｐ鉄鉱石とスライムの組成
（５）
磁選によって分離したスライムは濾過して分離する。濾
液に溶出したＰが溶存しているのでＣａ （ＯＨ）２又
はＣａＯで中和しｐＨ５，０以下とし望ましくはｐＨ６
，５〜８．０の範囲になるまで添加することによってＰ
を燐酸カルシウムとして回収し燐酸肥料として活用する
。
液に溶出したＰが溶存しているのでＣａ （ＯＨ）２又
はＣａＯで中和しｐＨ５，０以下とし望ましくはｐＨ６
，５〜８．０の範囲になるまで添加することによってＰ
を燐酸カルシウムとして回収し燐酸肥料として活用する
。
スライムは５１０２と＾１２０３が主成分を占めている
のでセメント原料として利用できる。
のでセメント原料として利用できる。
石灰中和によって生成した燐酸石灰の組成は第４表に示
した。
した。
第４表 ｐＨとＣａ １（ＰＯ４）ｔの組成（６）
供試液組成
１１
（７）
本発明によれば従来では必ず必要とされていた溶鋼から
の脱Ｐ工程は不要となり又脱Ｐによって使用量に制限さ
れることなく多量に供給できることから新たな資源が開
発されたと同様の効果を奏する。
の脱Ｐ工程は不要となり又脱Ｐによって使用量に制限さ
れることなく多量に供給できることから新たな資源が開
発されたと同様の効果を奏する。
又言出しなＰは高品位の燐酸石灰となすＰ２Ｏう１７Ｘ
ニ比較シテ約２倍ノ（Ｐ４Ｏ１０３０〜４０Ｘ （Ｄ高
品位な肥料が得られることから今後鉄鉱石の資源の面か
らと化学肥料との両者から有効に展開されるものと期待
される。
ニ比較シテ約２倍ノ（Ｐ４Ｏ１０３０〜４０Ｘ （Ｄ高
品位な肥料が得られることから今後鉄鉱石の資源の面か
らと化学肥料との両者から有効に展開されるものと期待
される。
図面は本発明の一実施例の処理フローを示すものである
。 特許出願人 日本陶石株式会社 代理人 有吉教哨 （８） 手続補正書（方刻 昭和６０年 ３月 ８日 特許庁長官 志賀 学 殿 昭和５９年特許願第１１８９２５号 ２、発明の名称 鉄鉱石からの脱燐法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 氏名 日本陶石株式会社 ４、代理人 ６、補正の対象 （１）明細書の「図面の簡単な説明」の欄（１）明細書
の第８頁第１２行目の［図面は本発明のｊを「第１図は
本発明の」に訂正する。 ４− （１）
。 特許出願人 日本陶石株式会社 代理人 有吉教哨 （８） 手続補正書（方刻 昭和６０年 ３月 ８日 特許庁長官 志賀 学 殿 昭和５９年特許願第１１８９２５号 ２、発明の名称 鉄鉱石からの脱燐法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 氏名 日本陶石株式会社 ４、代理人 ６、補正の対象 （１）明細書の「図面の簡単な説明」の欄（１）明細書
の第８頁第１２行目の［図面は本発明のｊを「第１図は
本発明の」に訂正する。 ４− （１）
Claims (1)
- １、燐分の高い鉄鉱石を０．５ＩＩＩｍ以下に粉砕しこ
れに水を加えてパルプ濃度３５Ｘ前後とし、溶剤に１２
ＳＯ＋又はＨＣＩを添加しｐＨ２，０以下で反応させ含
有している燐鉱物（主として燐灰石）を分解溶出させ、
次いで磁力選別により磁鉄鉱等の磁着物を採取し非磁着
物たる５１０２、又は＾１２０３等をスライムとして沈
降分離すると共に液中に溶出しｔコＰは消石灰又は生石
灰を添加しｐＨ５，０〜１０．０の範囲中で中和し燐酸
カルシウムとして分離回収することを特徴とするＰ含有
鉄鉱石の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11892584A JPS60261501A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 鉄鉱石からの脱燐法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11892584A JPS60261501A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 鉄鉱石からの脱燐法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60261501A true JPS60261501A (ja) | 1985-12-24 |
Family
ID=14748590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11892584A Pending JPS60261501A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 鉄鉱石からの脱燐法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60261501A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019131128A1 (ja) | 2017-12-26 | 2019-07-04 | Ｊｆｅスチール株式会社 | リン含有物質からのリンの除去方法 |
| WO2020261767A1 (ja) | 2019-06-25 | 2020-12-30 | Ｊｆｅスチール株式会社 | リン含有物質からのリンの除去方法、金属製錬用原料または金属精錬用原料の製造方法および金属の製造方法 |
| KR20220002544A (ko) | 2019-06-25 | 2022-01-06 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 인 함유 물질로부터의 인의 제거 방법, 금속 제련용 원료 또는 금속 정련용 원료의 제조 방법 및 금속의 제조 방법 |
| WO2023100707A1 (ja) | 2021-11-30 | 2023-06-08 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 金属鉄の製造方法 |
-
1984
- 1984-06-08 JP JP11892584A patent/JPS60261501A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019131128A1 (ja) | 2017-12-26 | 2019-07-04 | Ｊｆｅスチール株式会社 | リン含有物質からのリンの除去方法 |
| KR20200057752A (ko) | 2017-12-26 | 2020-05-26 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 인 함유 물질로부터의 인의 제거 방법 |
| US11649514B2 (en) | 2017-12-26 | 2023-05-16 | Jfe Steel Corporation | Method for removing phosphorus from phosphorus-containing substance |
| WO2020261767A1 (ja) | 2019-06-25 | 2020-12-30 | Ｊｆｅスチール株式会社 | リン含有物質からのリンの除去方法、金属製錬用原料または金属精錬用原料の製造方法および金属の製造方法 |
| KR20220002544A (ko) | 2019-06-25 | 2022-01-06 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 인 함유 물질로부터의 인의 제거 방법, 금속 제련용 원료 또는 금속 정련용 원료의 제조 방법 및 금속의 제조 방법 |
| WO2023100707A1 (ja) | 2021-11-30 | 2023-06-08 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 金属鉄の製造方法 |
| KR20240090639A (ko) | 2021-11-30 | 2024-06-21 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 금속철의 제조 방법 |
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