JPS60260487A - 植物の葉面散布用肥料 - Google Patents
植物の葉面散布用肥料Info
- Publication number
- JPS60260487A JPS60260487A JP11407084A JP11407084A JPS60260487A JP S60260487 A JPS60260487 A JP S60260487A JP 11407084 A JP11407084 A JP 11407084A JP 11407084 A JP11407084 A JP 11407084A JP S60260487 A JPS60260487 A JP S60260487A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- calcium
- plant
- leaves
- plants
- absorbed
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は植物体内にカルシウム分を有効に牧収させるべ
べその葉面に散布して用いる葉面散布用肥料に関する。
べその葉面に散布して用いる葉面散布用肥料に関する。
[従来の技術とその問題点]
植物体内において、カルシウム分は細胞間の結合に欠か
すことのできないものであるほか、過剰の有機酸を中和
して生理を円滑にし、養分の転流を促して生長を早める
等植物の生育上有効に働らくことが°知られている。そ
のため例えば土壌中に石灰を施肥し、そのカルシウム分
を植物の根から吸収させることが従来一般に行なわれて
いるが、これでは石灰が根から排出される炭酸ガスや雨
水と反応して可溶性の重炭酸カルシウムとなって地下に
流亡し、戟いは、他の化学肥料により土壌中に加えられ
る硝酸イオン、硫酸イオン、塩素イオン醇と反応して硝
酸カルシウム、硫酸カルシウム。
すことのできないものであるほか、過剰の有機酸を中和
して生理を円滑にし、養分の転流を促して生長を早める
等植物の生育上有効に働らくことが°知られている。そ
のため例えば土壌中に石灰を施肥し、そのカルシウム分
を植物の根から吸収させることが従来一般に行なわれて
いるが、これでは石灰が根から排出される炭酸ガスや雨
水と反応して可溶性の重炭酸カルシウムとなって地下に
流亡し、戟いは、他の化学肥料により土壌中に加えられ
る硝酸イオン、硫酸イオン、塩素イオン醇と反応して硝
酸カルシウム、硫酸カルシウム。
塩化カルシウムとなって地下に流亡するために植物体内
へは十分ttryk収されなかった。また、植物体内上
吸収されたカルシウム分はその体内中の古い組織から新
しい組織へ移動し難い性質があるため、根から吸収され
て茎を伝い葉に至るまでの全体内に亘っての供給が不足
し植物の生長効果が十分に発揮されなかった。さらにカ
ルシウム分は土壌中の微生物を死滅させて地力を低下さ
せ、土壌の固結化を招く等の欠点もあった。
へは十分ttryk収されなかった。また、植物体内上
吸収されたカルシウム分はその体内中の古い組織から新
しい組織へ移動し難い性質があるため、根から吸収され
て茎を伝い葉に至るまでの全体内に亘っての供給が不足
し植物の生長効果が十分に発揮されなかった。さらにカ
ルシウム分は土壌中の微生物を死滅させて地力を低下さ
せ、土壌の固結化を招く等の欠点もあった。
このような事情から、カルシウム分を含有する肥料を植
物の葉面に直接散布してそのカルシウム分を葉かう植物
゛体内へ吸収させるいわゆ込葉面散布法も考えられるが
、例えば塩化カルシウム散布液のようなものであればそ
の中の塩素イオンが植物に2って時として葉を枯らし光
合成の機能を阻害する弊害があって葉面散布剤として必
ずしも適切ではない。
物の葉面に直接散布してそのカルシウム分を葉かう植物
゛体内へ吸収させるいわゆ込葉面散布法も考えられるが
、例えば塩化カルシウム散布液のようなものであればそ
の中の塩素イオンが植物に2って時として葉を枯らし光
合成の機能を阻害する弊害があって葉面散布剤として必
ずしも適切ではない。
[本発明の目的コ
葉から植物体内へのカルシウム分の吸収性が良く、かつ
、組成的にも植物に害を与えゐことのない葉面散布用肥
料を提供するものである。
、組成的にも植物に害を与えゐことのない葉面散布用肥
料を提供するものである。
E問題点を解決するための手段]
酢酸カルシウムを有効成分とする。
[作用コ
酢酸カルシウム中のカルシウム分が葉から植物体内へ吸
収され体内の組織全体へ行きわたり植物の生育に有効に
慟らく、また、カルシウム分が吸収されたあとに残され
る酢酸分は分解して二酸化次素、水勢の植物にとって無
害な物質に変化して大気中へ放散され、植物に害を及ぼ
したり、土壌質を悪くしたりしない。
収され体内の組織全体へ行きわたり植物の生育に有効に
慟らく、また、カルシウム分が吸収されたあとに残され
る酢酸分は分解して二酸化次素、水勢の植物にとって無
害な物質に変化して大気中へ放散され、植物に害を及ぼ
したり、土壌質を悪くしたりしない。
[実験例コ
酢酸カルシウムを水に溶解してjO倍区、100倍区の
稀釈水溶液を作成し、これに展着剤(アグラー)soo
o倍区な加えて散布剤とする0次にこの各組成の散布剤
をマルバカイドウ台に接木したM21.苗木の葉面に散
布し、約30日間放置した後葉を摘取って熱風乾燥し、
しかる後湿式分解してからこの乾物中に含有されるカル
シウム量およびマグネシウム量をEDTA法により定量
分析した。尚、比較用として、塩化カルシウム、乳酸カ
ルシウム、第一リン酸カルシウム、および水酸化カルシ
ウムについても検討したが、塩化カルシウムは前述した
ように塩素イオくが葉を枯らし、第一リン酸カルシウム
は酸性が強く、水酸化カルシウムは塩基性が強いという
ことで明らかに不適当なものであると結論し、水溶液が
中性に近く、かつ植物に対し特に害を及ぼすとは考えに
くい乳酸カルシウム10倍区、および葉面散布せずの場
合を挙げ次表tこその比較データを示す。
稀釈水溶液を作成し、これに展着剤(アグラー)soo
o倍区な加えて散布剤とする0次にこの各組成の散布剤
をマルバカイドウ台に接木したM21.苗木の葉面に散
布し、約30日間放置した後葉を摘取って熱風乾燥し、
しかる後湿式分解してからこの乾物中に含有されるカル
シウム量およびマグネシウム量をEDTA法により定量
分析した。尚、比較用として、塩化カルシウム、乳酸カ
ルシウム、第一リン酸カルシウム、および水酸化カルシ
ウムについても検討したが、塩化カルシウムは前述した
ように塩素イオくが葉を枯らし、第一リン酸カルシウム
は酸性が強く、水酸化カルシウムは塩基性が強いという
ことで明らかに不適当なものであると結論し、水溶液が
中性に近く、かつ植物に対し特に害を及ぼすとは考えに
くい乳酸カルシウム10倍区、および葉面散布せずの場
合を挙げ次表tこその比較データを示す。
表より明らかなように、葉に含有されるカルシウム量は
酢酸カルシウム散布液jO倍区、io。
酢酸カルシウム散布液jO倍区、io。
倍区いずれも、乳酸カルシウム散布液jO倍区および葉
面散布せずの場合より多く、しかも同じjO倍区どうし
を比較しても酢酸カルシウムの方が乳酸カルシウムの場
合より葉中のカルシウム含有量が多いことから酢酸カル
シウムの植物への吸収性は乳酸カルシウムより良いこと
が判る。このような結果が得られたのは、酢酸カルシウ
ムの水溶性(解離性)が乳酸カルシウムよりも優ってい
るからと考えられる。
面散布せずの場合より多く、しかも同じjO倍区どうし
を比較しても酢酸カルシウムの方が乳酸カルシウムの場
合より葉中のカルシウム含有量が多いことから酢酸カル
シウムの植物への吸収性は乳酸カルシウムより良いこと
が判る。このような結果が得られたのは、酢酸カルシウ
ムの水溶性(解離性)が乳酸カルシウムよりも優ってい
るからと考えられる。
また、葉に含有されるマグネシウム量はカルシウム量に
相関して酢酸カルシウム散布液のものが最も多かった。
相関して酢酸カルシウム散布液のものが最も多かった。
これは、葉から植物体内へ吸収されたカルシウム分が植
物細胞の同化力を高めるために土壌中のマグネシウム分
が根から体内へ盛んに吸い上げられたものと考えられる
が、このiグネシウム分は葉の光合成を活発にし植物の
生長を益々促進させるものである。
物細胞の同化力を高めるために土壌中のマグネシウム分
が根から体内へ盛んに吸い上げられたものと考えられる
が、このiグネシウム分は葉の光合成を活発にし植物の
生長を益々促進させるものである。
[発明の効果]
酢酸カルシウム中のカルシウム分の葉から植物体内への
吸収性がすこぶる良いので植物の生育が促進されて果樹
、龍菜類等の栽培に効果的である。
吸収性がすこぶる良いので植物の生育が促進されて果樹
、龍菜類等の栽培に効果的である。
また、カルシウム分が植物体内に吸収された残りの酢酸
分は植物に無害な二酸化次素、水等の物質に変化して自
然界(放散され、土壌質を悪化させることもない。
分は植物に無害な二酸化次素、水等の物質に変化して自
然界(放散され、土壌質を悪化させることもない。
特許出願人 晃栄化学工業株式会社
、11・′砿 。
代理人弁理士伊 藤 毅
Claims (1)
- 酢酸カルシウムを有効成分とする植物の葉面散布用肥料
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11407084A JPS60260487A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 植物の葉面散布用肥料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11407084A JPS60260487A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 植物の葉面散布用肥料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60260487A true JPS60260487A (ja) | 1985-12-23 |
Family
ID=14628284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11407084A Pending JPS60260487A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 植物の葉面散布用肥料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60260487A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5922101A (en) * | 1996-10-21 | 1999-07-13 | Murakashi Lime Industry Co., Ltd | Method of preparing composition for spraying on plant leaves or fruits |
EP0934917A2 (en) | 1998-02-06 | 1999-08-11 | Kao Corporation | Fertilizer composition and use thereof |
US6206946B1 (en) | 1996-08-09 | 2001-03-27 | Kao Corporation | Fertilizer absorption accelerator composition and fertilizer composition |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2371144A1 (fr) * | 1976-07-23 | 1978-06-16 | Bonnet Jean Francois | Procede de fabrication d'un produit destine a la correction des carences en calcium sur les vegetaux |
-
1984
- 1984-06-04 JP JP11407084A patent/JPS60260487A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2371144A1 (fr) * | 1976-07-23 | 1978-06-16 | Bonnet Jean Francois | Procede de fabrication d'un produit destine a la correction des carences en calcium sur les vegetaux |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6206946B1 (en) | 1996-08-09 | 2001-03-27 | Kao Corporation | Fertilizer absorption accelerator composition and fertilizer composition |
US5922101A (en) * | 1996-10-21 | 1999-07-13 | Murakashi Lime Industry Co., Ltd | Method of preparing composition for spraying on plant leaves or fruits |
EP0934917A2 (en) | 1998-02-06 | 1999-08-11 | Kao Corporation | Fertilizer composition and use thereof |
US6387147B2 (en) | 1998-02-06 | 2002-05-14 | Kao Corporation | Fertilizer composition |
US6497743B2 (en) | 1998-02-06 | 2002-12-24 | Kao Corporation | Fertilizer composition |
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