JPS6025990B2 - 洗濯機の稼動方法 - Google Patents

洗濯機の稼動方法

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JPS6025990B2
JPS6025990B2 JP53006156A JP615678A JPS6025990B2 JP S6025990 B2 JPS6025990 B2 JP S6025990B2 JP 53006156 A JP53006156 A JP 53006156A JP 615678 A JP615678 A JP 615678A JP S6025990 B2 JPS6025990 B2 JP S6025990B2
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JP
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water
time
time required
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water supply
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秀幸 飛田
俊郎 森
耕一 野崎
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、洗濯機の稼動方法に係り、特に、その使用地
区あるいは裾付状態によって条件が大きく変る給水時間
、あるいは給水時間と排水時間を、予め決められている
値と相関比較しながら修正を行って運転時間を決定する
洗濯機の稼動方法ならびに、その運転中のトータル残時
間を表示して稼動せしめる洗濯機の稼動方法に関するも
のである。
現在の全自動洗濯機における運転の指令は、カムスイツ
チ群によって組まれたプログラムによっているが、その
ためプログラムが固定され、応用動作及び制御の複雑化
が困難なものである。
これにたし、し、マイクロコンピュータなどの計算機を
用いてプログラムを組み、タイマー装置を電子化すると
、洗濯機本体との情報のやりとりが可能となり、より使
い易く、しかも最適な条件のプログラムを組んで円滑な
作動を期待することができるものである。翻って、上述
の全自動洗濯機において、まず、その給水工程の給水時
間は、それぞれ設定された水位によって異なるものであ
るが、その給水源の水圧に大きく左右されるものである
例えば、低水圧の地域では、水の出が悪く給水時間が長
くかかるものである。
一方、通常の洗濯プログラムには、注水しながらすすぐ
注水すすぎと、注水せずに規定水位までためてすすぐ、
ためすすぎと、更に、水を規定水位までためなし、で脱
水にシャワー状に散水してすすぐ、脱水すすぎ、との三
種類がある。
上記のうち、注水すすぎと脱水すすぎとは、ともに給水
量において、そのすすぎ効率が左右される方式であるた
め、低水圧の地域のすすぎ性能が満足するよう、そのす
すぎ時間を決める必要がある。
ところが、上述したように、機械的なカムスィツチによ
って時限を決定している現状では、給水時間の多少に関
係なく、注水すすぎなどの時限を一律に決定しなければ
ならず、例えば、高水圧な地域では必要以上に水を使用
してしまうという欠点があったものである。
以上のごとく、従釆の洗濯機には、給水源の供給能力を
判断する機能がなかったため、最悪な条件下において、
すすぎの性能を満足させることができるようタイムサイ
クルを決定しなければならなかつた。
更に、給水源の供V給能力が判らぬため、規定水量にい
たらぬ量の水を、すすぎだけでなく、他の用途に使用し
たい場合があっても、給水量のバラツキが非常に多く、
そのような制御が不可能であったり、あるいは精度が不
十分であったりした。
すなわち、上述した他の用途としては、湯を用いてパー
マネントプレス製品(例えば、ワイシャツなど)を洗っ
た場合において、すすぎ時に、いきなり冷水ですすぐと
、しわなどの発生があり、湯を洗濯槽内に一定量残した
状態で、冷水を一定割合給水して温度を徐々に下げる、
クールダウンと呼ばれる工程があり、これには、規定水
量までの給水を必要とせず、規定水量の、ある割合だけ
供講簿すればよいことが判っている。他方、脱水の初期
に、洗濯物が脱水槽の一方に片寄るとアンバランス状態
になり脱水回転ができなくなるが、これを自動的に解消
するには、糟内に一定割合の給水をして、ちようど良い
水位にまで水を溜めた状態から脱水を開始する残水起動
方式と呼ばれる制御方法があり、その効果が大きいこと
が確認されている。
このときの水量は、規定水量よりも少なく、既成の圧力
センサーでは、制御が不可能な範囲であった。更に、そ
れぞれの区分の潜水の規定水位からの排水の規定水位ま
での所定時間も、例えば外延する排水管が敷居をまたぐ
、あるいは遠方にまで敷設されるなど、その曲折、延長
態様により、また規定水位の各種態様により、想定した
標準時間にたいして変化するものであり、予想できない
不定要素を内包するものである。
以上に述べたことに基づき、規定水量にたし・する一定
割合を安定して供V給できる制御手法の発明が待望され
ていたのが現状である。
本発明は、上記のような事情のもとにおける欠点を解消
し、かつ、その要請に答えるとともに、最適なすすぎを
行うことができるように、洗濯機の給水工程における給
水時間あるいは、その給水時間及び排水工程における排
水時間を、計算機の内部に一時記憶し、途中で、この記
憶した値を使って最適なすすぎを行うようにした、洗濯
機の稼動方法の提供を第1の目的とするものである。
また、第2の目的としては、その使用者に全工程の所要
時間を正確に表示して知らせるために、使用地区や据付
状態によって条件が変る給水や排水の所要時間を含めた
トータル所要時間を表示して稼動せしめることにある。
すなわち、これは、上記第1の目的と相関し、一律に決
まらないすすぎ工程の自動決定方式を採用する場合には
、特に必要とされる機能の一つである。
つまり、従来のすすぎ時間は、給水源の能力に関係なく
一定時間としていたために比較的容易に予想できたもの
であるが、最適制御方式になった場合は、特別な配慮が
必要となるものである。なお、上記に係る付加的なもの
として、技通制御方式に係るすすぎの具体的な実現のた
めの周辺及び関連プログラムの充実がある。
すなわち、これは、同様に上記第1の目的と相関し、一
律に決まらないすすぎ工程の自動決定方式を採用する場
合には、やはり必要とされる機能の一つである。
つまり、例えば従来のすすぎ時間は、ある設定時限(例
えば3分)に設定されており、確実にその設定時間分は
保証されていたものであるが、自動決定方式では、給水
源の能力が高い場合は上記3分を切る設定になる場合も
ありうるわけである。ところが、洗剤分を含んだ衣類を
櫨拝しながら、水によって拡散、置換する稀釈動作を均
一に実行するためには、最低確保すべき縄洋のための時
間というものがあり、これを配慮しないと、十分な性能
が保証されないことになる。
そこで、給水源の能力から演算処理されて決定した注水
すすぎの時間が、ある設定時限以下の場合は、不足分を
注水しないですすぐ、ためすすぎに変更して実行するす
すぎ性能の保証が必要となるものである。
また、給水工程で規定水位までの所要時間が異常に短い
場合や、異常に長い場合についての保証も、必要となる
ものである。本発明に係る洗濯機の稼動方法の第1の発
明は、指示制御部により、その設定された順序に従い各
洗濯工程を行わせ、洗濯槽内に規定水量まで給水してそ
の給水に要した時間を計測し、この計測値を指示制御部
内に一時記憶させ、この記憶値を次工程に含まれる給水
の所要時間、あるいは注水すすぎ時の所要時間として使
用し稼動せしめるようにした洗濯機の稼動方法において
、初回の給水時には、仮りの給水所要時間を使用して各
工程の所要時間の算術合計を全工程の所要時間とし、順
次その工程の進行につれて最新の情報に直換え珍正して
稼動せしめるようにしたものである。同様の第2の発明
は、指示制御部により、その設定された順序に従い各洗
濯工程を行わせ、洗濯槽内に規定水量まで給水してその
給水に要した時間及び、それぞれの区分の満水の規定水
位からの排水の規定水位までの所要時間を計測し、これ
らの計測値を指示制御部内に一時記憶させ、これらの記
憶値を次工程に含まれる給水の所要時間、あるいは注水
すすぎ時の所要時間、さらに排水の所要時間として使用
し、稼動せしめるようにした洗濯機の稼動方法において
、未実行の工程については、仮りの給水、及び排水の所
要時間を使用して、各工程の所要時間の算術合計を全工
程の所要時間とし、順次その工程の進行につれて最新の
情報に層換え疹正して稼動せしめるようにしたものであ
る。同様の第3の発明は、指示制御部により、その設定
された順序に従い各洗濯工程を行わせ、洗濯槽内に規定
水量まで給水してその給水に要した時間あるいは、その
給水時間及びそれぞれの区分の満水の規定水位からの排
水の規定水位までの所要時間を計測し、これらの計測値
を指示制御部内に一時記憶させ、これらの計測値を指示
制御部内に一時記憶させ、これらの記憶値を次工程に含
まれる給水の所要時間、あるいは注水すすぎの所要時間
、さらに排水の所要時間として使用し、稼動せしめるよ
うにた洗濯機の稼動方法において、未実行の工程につい
ては、仮りの給水、及び排水の所要時間を使用して、各
工程の所要時間の算術合計を全工程の所要時間として表
示、順次その工程の進行につれて最新の情報に層換え修
正して全工程の所要時間、これを要するにトータル残時
間として表示せしめるようにしたものである。
また、同様の第4の発明は、指示制御部により、その設
定された順序に従い各洗濯工程を行わせ、洗濯槽内に規
定水量まで給水してその給水に要した時間を計測し、こ
の計測値を指示制御部内に一時記憶させ、この記憶値を
次工程に含まれる給水の所要時間として使用し稼動せし
めるようにした洗濯機の稼動方法において、初回の給水
時には、仮りの給水所要時間を使用して各工程の所要時
間の算術合計を全工程の所要時間として表示し、順次そ
の工程の進行につれて、最新の情報に魔換え修正して全
工程の所要時間、これを要するにトータル残時間として
表示せしめるようにしたものである。
付言するに、これを要するに、本発明の特徴は、少なく
ともその給水源の能力を判断して処理するところの基本
発明に係る、その効果的な応用例について各種の手法を
組合わせたことにある。
すなわち、重ねて述べると、指示制御部により、その設
定された順序に従い各洗濯工程を行わせ、洗濯槽内に水
を規定水量まで給水し、所定のすすぎ工程を行わせるよ
うにしたものにおいて、上記給水時限を計測して、これ
に従い次回の給水に要する所要時間を記憶するとともに
、すすぎ工程などの給水をしながら進行する単一工程の
時限を最適値に設定し、また一回目の排水時限を計測し
て、これに従い次回の排水に要する所要時間を記憶する
とともに、すすぎ工程などで排水能力に合わせて時限の
再チェックを行わせるようにした洗濯機の稼動方法を志
向するものである。次に、本発明に係る洗濯機の稼動方
法の実施例について説明するが、理解し易いように、先
に述べた、従来の手法に係るものの他の欠点をも解消し
、かつその要請にも応じた他の構成を含むところの全体
構成、すなわち、当該一連の構成よりなる洗濯機の稼動
方法につき、これを要するに、本発明の手法を組込んだ
ところのものを介して、その図示するところにより、詳
述することとする。
まず、第1図に示すものは、本発明に係る洗濯機の稼動
方法の実施例に供せられる全自動洗濯機における、例え
ば、マイクロコンピュータのような計算機、すなわち、
計算機能を有し設定された順序に従い各洗濯工程を行わ
せる指示制御散じSの内部機能を、入出力端子との関連
を含めて略示するものであり、二重矢印表示は、データ
バスあるいは、アドレスバスを示すものである。なお、
このような指示制御部偽は、例えば洗濯機の枠体内に組
込まれ、また、これと相関してその洗濯工程を表示すべ
くした、後述の洗濯プログラムの流れ(第5図参照)に
沿う進行表示部(第3図参照)なども、例えば、その枠
体表面などに取着されるものである。
しかして、上記指示制御部GSの内部の各ブロックにつ
き、次に説明する。
また、A〜1の入出力端子(C,Dは、入出力兼用端子
)は、ALU部(〜ithmetic LogicUn
it、演算論理ユニット)と有機的に結合して、Acc
部(アキュームレータ)で演算結果や処理データをスト
アするものであり、演算、判断などの機能を有するAL
U部とで指示制御部俺の中心部を構成するものである。
なお、上記Acc部におけるc,は、キャリーF/F、
C2は、キャリー退避F/Fである。
ここで、F/Fは、フィリップフロツプである。そして
、キヤリーF/Fのc,は、加減算のときのキャIJィ
(桁上げ)とボロー(桁借り)の有無を示すF/Fで、
加算では、c=1は桁上げあり、c=0は桁上げなし、
減算では、c;1は桁借りあり、c=0は桁借りなしを
示すものである。また、キャリ−退避F/Fのc2は、
割込処理(INT)時に、キャリーF/Fの内容の一時
退避をするF/Fである。ROM部(リードオンリーメ
モリ)は、予じめ洗濯機を動かすための手順や、判断の
ための条件の設定、各種情報の処理をするためのルール
などを、読み込ませておく記憶部である。
そして、このROM部に格納されているプログラムをア
ドレスするカウンターは、当該ROM部の下に記載され
ているPC部(プログラムカウンター)によって行われ
るものである。
STACK部(スタックレジスタ)は、サブルーチン・
コールがあったときや割込み処理の要求があったときに
、上記PC部の内容を保持する退避に使用するものであ
る。
RAM部(ランダムアクセスメモリ)は、データを記憶
するために使われるものであり、DP(データポインタ
)は、このRAM部のデータをアドレスするカウンター
である。
TIMER部(タイマー)は、タイマーセット命令によ
り時限を設定できるものであって、この時限の積重ねに
より、上記ROM部に記憶されている各工程が時間どお
り遂行されていくものである。
割込み制御回路部は、割込み処理要求信号INTを入力
すると、進行中の命令を中断して取込むことができるも
のである。
CLOCKGENERATOR部(クロックジェネレー
タ)は、後述の端子CL,CLを有して、指示制御部P
Sの動作のタイミングを司るものである。
次に、第2図は、上述の指示制御部凶の外観を、その端
子配列順とともに示すものである。
図で、端子No.21(Vss)(以下、端子21とい
う。他も同じ。)と端子41(Acc)とは、指示制御
部凶を駆動する電源に係るものである。先に述べた端子
群A,B,C及びDは、各々4本の信号端子群よりなっ
ており、指示制御剖GSの入力を司っているものであり
、同じく端子群E,F,G,日及び1は、各々4本(た
だし、1のみは3本)の信号端子群よりなっていて、指
示制御部俺の出力を司っているものである。
このほか、端子1(CL,)、端子42(CLo)は指
示制御部門の動作のタイミングを司るCLOCKGEN
ERATOR部用のLC共振回路の外付け端子、端子6
(川T)は、割込み処理要求入力端子、端子7(RES
)は、リセット用入力端子、また、端子20(TEST
)は、指示制御部PSのテスト用端子である。
しかして、第3図は、上記指示制御部凶の表示出力回路
とその周辺回路を示すものであって、Qは、2桁の数字
表示管、RはL.〜L8の12個の進行表示ランプなど
で構成されている進行表示部である。
すなわち、先に述べたAccの出力に関する例として、
出力に係る端子E,G,日及び1の端子群合計15本が
表示として使われており、2桁の数字表示管Qは、全工
程の残り時間を表示するもので、これは、蟹光灯あるい
は発光ダイオードを用いるものであり、進行状況を報知
する進行表示は上述の如くL〜L,2の12個の進行表
示ランプで行われるが、一般的には、寿命の長い発光ダ
イオードを用いるものである。
そして、上記IS本の端子群からの出力は、デコーダー
で処理され、ドライバー(増幅回路)で一つの素子あた
り10〜20のAの電流が供給されるものである。
また、第4図は、上記数字表示管Qの表示例を示すもの
である。
すなわち、残り時間が15分〜14分のときは、同図イ
の如く15と表示し、1分〜0分のときは同図口の如く
0と表示する。
また、給水工程中に、ある設定された時間内に満水にな
らない場合は、同図ハの如く、エラー表示として、ィン
レットェラーの意味から、上の横棒一本とEの文字とか
らなるものを表示するものである。次に、第5図は、枠
体表面などのパネル部のレイアウトを示すものである。
図で、10は、パネル飾り板、20は、電源スイッチ、
3川ま、全自動サイクル切替部、40は、プログラム切
替部、5川ま、時間変更部、60は、スタートボタン、
70は、ポーズボタン、80は、水位切替部、90は、
ブザー音量切替部で、10川ま、給水口である。
そして、全自動サイクル切替部30におけるSI〜S6
の表示は、後述する第6図のSI〜S6に対応する、ひ
どい汚れ、ふつうの汚れ、軽い汚れ、セータ、ワイシャ
ツ及びおむつの表示に相当するものであり、またプログ
ラム切替部40における1〜Vの表示は、同様に第7図
の1〜Vに対応する、洗いのみ、すすぎ→脱水、洗い→
すすぎ、排水・脱水及びソフナー燈梓の表示に相当する
ものものである。
すなわち、パネルり 10は、パネルo を覆うもので、文様などを印刷したアルミニウムなどの
金属板で構成されるものであり、電源スイッチ2川ま、
主回路のオン・オフを司るものである。
また、全自動サイクル切替部30の、そのスイッチの右
横に示された表示帯の部分に対応する工程が、指示制御
熱鴇のROM部に記憶されているものである。更に、プ
ログラム切替部4川ま、洗い、すすぎ及び脱水の各工程
が、組合わせで選択可能なように設定されているもので
あり、時間変更部50は、洗い、すすぎ及び脱水の各工
程を独自なアイデアから変更できるようにした、マニア
ル設定用のスイッチに係るものである。先にも述べたよ
うに、12個の進行表示ランプで構成される進行表示部
Rは、図示のように、洗い工程用として5個、すすぎ工
程用として4個、排水工程用として3個が用いられてい
るものである。
そして、この進行表示部Rにおける進行表示ランプの一
個一個は、その下に記された表示帯に対応するように点
滅、点灯するものである。
つまり、全自動サイクル切替部30の6種類と、プログ
ラム切替部40の5種類との組合わせで決定された工程
に従って点灯するものである。
すなわち、例えば全自動サイクル切替部30の一番上の
入力ボタンを押すと、入力信号(図示をしないが、指示
制御部凶の入力端子群A〜Dに接続される。)が指示制
御部俺に伝達され、この入力がALU部で判断され、ど
のように処理されるかを示すROM部内の番地が示され
るため、PC部にアドレス番地を呼出す指令が出され、
ROM部から該当アドレスの内容がALU部に呼出され
て、しかるべき動作の指示がAccを通して出力される
。上託した、一番上の入力ボタンは、一番長いプログラ
ムであるため、進行表示部Rの12個の進行表示ランプ
は全部点灯する。
数字表示管Qは、このとき運転状態にいたつてし、ない
ため、P文字を表示しポーズ(一時停止)中であること
を表示するものである。そして、スタートボタン60を
入力しないとポーズ態様が解除されないものであり、ポ
ーズボタン70‘ま、上記スタートボタン60とは逆に
、このボタンを入力しないと運転状態が続行するもので
ある。また、水位切替部80は、洗濯槽内の水位の高低
をセットする入力スイッチであって、その他の入力スイ
ッチ同様、入力端子群A〜C内のいずれかに接続される
ものである。
更に、ブザー音量切替部90は、報知音を大、小及び切
のステップで切替えられるようにしたものであり、給水
口10川ま、水道からのホースをここに接続し、給水す
るための鞍手部に相当するものである。
上記構成の状態で、スタートボタン60を入力すると、
ALU部でポーズ状態が解除と判断され、数字表示管Q
にたいしては、例えば第5図々示の如く、28分、と表
示される。
また、給水を行うために給水弁を開く信号も出力される
。これで運転状態になったわけであるけれども、もし、
洗い、すすぎ、脱水の各時間を自由に変更したい旨の意
向にたいしては、時間変更部50のボタンの操作をすれ
ばよく、その左向きの矢印のボタンは、時間延長、右向
きの矢印のボタンは、時間短縮になるものである。
全自動サイクル切替部30における6種類のサイクルは
、各工程の時間に長短があるだけではなく、水流の強弱
切替えが合わさった仕様になっている。
例えば、第1番目と第2、5、6番目のサイクルを選ぶ
という強水流、第3番目が中水流、第4番目がソフト水
流という組合わせになる。以上の関係を示すものが第6
図である。同図の如く、汚れ具合あるいは衣類の種類に
応じて、水流、洗い時間、すすぎ時間及び脱水時間が組
合わされて6組の代表的なサイクルが設定されているも
のである。
ここで、第6図に示す、強力とか節約とかは、各工程の
時間の長短で成り立ち、第5図の表示帯の長さが実際の
設定されている時間の長短を示しているものである。第
7図は、プログラム切替えの詳細を示すもので、全自動
サイクルにたいし、部分的に選択する相関にある。
実際の設定は、選ばれた全自動サイクルの各工程とプロ
グラム切替えの各工程とのアンド信号によって決定する
。つまり、例えばひどい汚れサイクルの、洗いのみプロ
グラムは、10分間の洗いとなり、セータサィクルの洗
いのみプログラムは、2分間の洗いとなる。また、ふつ
うの汚れサイクルの排水・脱水プログラムは、5分間の
排水・脱水となり、ワイシャツサイクルの排水・脱水プ
ログラムは、1分間の排水・脱水となる。ソフナー燈梓
プログラムは、各全自動サイクルに共通で、ためすすぎ
を1.5分行った後、排水・脱水を行うように設定され
ている。第8図は、全自動サイクルの一実施例の全工程
を詳細に示した図である。
各工程は、効率よくプログラムが進行できるように十分
な配慮がされており、すすぎ水の節約、所要時間の適切
化を、洗濯物の種類、量及び質に応じて、若干の変更を
しながら行えれば、満足する仕上りが期待できるように
したものである。
しかして、各工程に対応する時限のうち、実際の数字が
入っていない部分が、給水や排水の条件によって変動す
るために一律に決定できない部分である。洗いの給水は
、後述の圧力スイッチSW170がL→日の信号に功替
わるまでの所要時間t,が不定で、このt,を用いて演
算処理されるt,a及び、後述するところがある、すす
ぎの脱水すすぎ中のシャワー脱水の所要時間T,及び、
ため十注水すすぎ工程のT3の基礎になる時間T2が同
様に不定となる。
また、排水時に圧力スイッチSW170がH→Lの信号
に切替わるまでの所要時間t2がやはり不定で、二回目
のtaもやはり不定となる。なお、給水工程は、洗いと
すすぎの中のシャワー脱水、及びため又は注水すすぎす
るための給水、それに注水すすぎ時に所在している。そ
して、T,やLの演算をして決定する場合の給水の情報
は、なるたけ、各々に近い位置から探った方が、より正
確であるため、T,は、ちの情報より処理し、Lは、t
,aの情報から処理するようにしている。
すなわち、洗い工程の給水は、使用 がバケツなどを使
って供給したりする場合があり、正確な情報が得られな
い場合があるので、不確かな情報でT2を設定しないよ
う、なるたけ新しい、直前のデータを把握し処理するこ
とが望ましい。
第9図は、給、排水の状況を判り易く説明するための略
示断面図である。同図で、11川ま、既述のパネル部に
設置されている給水弁、120は、水を溜める外槽、1
3川ま、脱水時に高速回転する内槽、140は、洗い、
すすぎ時に雛梓水流を作るパルセータ、150は、糟内
の水を抜く排水弁、160‘ま、外槽120の一部の小
室に接続する圧力検出のためのチューブ、17川ま、圧
力を検出し判定する圧力スイッチSWで、チューブ16
0が接続し、水位切替部8川こよって調整され、杖通値
に設定可能となっている。
内槽130内には、予じめ決められた水位があり、外槽
120の底面より、L、日,、日2、日3の4段階の水
位が判定できる。水&切替部80の設定によって、日,
〜日3の3段階の規定水位が決定し、その各々の水位に
たし、し、排水が完了近くまで進行したことを示すL水
位になると圧力スイッチSW170がH→Lに切替わる
。給水時は、日,〜日3の水位になると、圧力スイッチ
SW170がL→印こ切替わるものである。第10図は
、給水量が変化した場合の規定水位に達するまでの所要
時間をグラフに書いたもので、イ,口の実線グラフが高
水位と低水位各々の規定水位になるまでの所要時間で、
この値を用いて注水すすぎの時間を計算した結果を一点
鎖線及び破線で示したものである。
通常、7.5そ/min位の給水能力があれば使用可能
となっており、最低5夕/min位の能力だと所要時間
が延びる欠点があるが、許容するとすれば使用可能な範
囲に入れることができる。
上記イのグラフによれば、高水位では、満水に1.8分
〜7.4分の幅があり、通常、規定水量値の1/4あれ
ば満水すべきシャワー脱水すすぎの効果が得られること
が実験的に判っているので、上記の時間をもとに計算し
たT,は、0.45分〜1.8既二の幅になり、他方、
規定水量値の1.針音あれば、洗剤に係る最終のすすぎ
濃度が保証されるので、同様に、上記の時間をもとに計
算したT2は、2.7分〜11.1分の幅になる。
また、同様に上記口のグラフによれば、低水位の場合に
は、同じく満水に1.3分〜5.3分の幅があり、これ
をもとに計算したT,は、0.33分〜1.33分、L
は、1.98分〜7.9筋ごの幅となる。
以上の関係から、次の値が設定される。給水源が7.5
そ/min以上の給水能力があるかどうかは、T4=5
分と設定され、このT4以内に満水となれば、7.5そ
/min以上と判断できる。
給水源が5そ/min以下で使用できぬ判定は、To=
8分に設定される。また、異常に満水になるまでの時間
が短かった場合の判定は、T5=1分と設定され、1分
以下のときは、ごく標準的な値としてT=3分として入
れ直すことにより補正をすればよい。
第11図は、給水工程時の動作をスタートより満水にな
って次のステップへ進むまでをフローチャートに示した
ものである。
図の如く、スタートした後、時限Tを0に疹正したあと
で給水を開始する。
具体的には、ROM部の指示番地の内容がALU部で判
続処理され、Acc部から出力端子群の中の給水弁11
0へ接続する端子に、給水弁オンの信号が出され、この
オン信号は、入力端子群A〜Dの圧力スイッチSW17
0の端子信号がLから日になるまで継続される。
この給水中は、時限Tが刻一刻と進行し、満水になるま
でに要する時間を計測させるものである。このとき、万
一、断水や凍結、あるいは水栓を開き忘れて運転した場
合などは、何分経過しても水は流入しないので、満水に
することはできない。
また、折角、水を溜めようとしているのに、排水弁15
0などが、よくシールされていず、流出量が流入量より
も多いと、水位は増加さず、いくら時間が経過しても満
水にはならない。
つまり、給水に関する故障(異常)があったときなど、
ある設定時限To(第1 0図によれば8分)を設定し
ておき、上記To以内に水が満水にならぬときは、異常
と最終判定し、運転を休止する。
ここで、最終判定と条件付けした理由は、それ以前に、
既述のT4なる判定個所を設け、ここで最終判定の以前
に水の出具合が悪いことを知らせるチェック機能を設け
ているためである。
上記T4という判定個所で水の出具合が悪いと判断され
ると異常表示する。
具体的には、第4図のハに示す表示となる。
また、上述のToの判定個所で異常と判定されると、ス
ピーカやブザーなどの発音体を使って報知が行われる。
To、T4という、判定時限に係る設定時限の定数は、
予じめプログラムの中に盛込まれROM部に記憶されて
いる。
マイクロコンピュータなどの半導体を用いたものを使用
すると、処理の手順、判断の論理は、ROM部に収納記
憶されており、判断機能を有するALU部よりAcc部
を通じてROM部内の該当番地から処理の手順を聞き出
すことになる。
異常と判定された後の処理も、同様に、いかに処理すべ
きかが記憶されているROM部の番地から聞き出し、出
力としてランプを付けたり、ブザーを鳴らしたり、運転
を休止したりすることになる。上記設定時限Toになる
以前(すなわち、T<Lの態様)に満水となり、圧力ス
イッチSW170がL→日に切替わると、次の処理をい
かにすべきか、ROM部を呼び出すことになる。もちろ
ん、圧力スイッチSW170が日にならなければToに
なるまで給水工程をくり返すものである。満水に要した
時間Tを判断することにより、水の出具合が判り、次の
処理をいかにするかということになる。まず、T(t,
)が異常に短時間であったときは、対策が必要となる。
つまり、運転を開始する以前に、規定水位まで水が入っ
ていた場合(風呂場の残り湯をバケツなどでくみ入れた
りした場合)は、スイッチを入れて運転を開始した瞬間
に満水の信号が入り、一瞬のうちに、給水が完了したと
指示制御部俺は判定してしまう。このままTを処理して
は困るため、この場合は、一般的な平均値(第10図に
よれば3分)と入れ替えする。すなわち、次に、上記の
Tを用いて、T,、T2を実験から得られた定数を乗算
することにより算出する。
算出は、ALU部で行われ、結果はRAM部に記憶させ
る。
次に、入力スイッチから設定されているすすぎの強力、
標準、節約の各条件に合わせた判別、乗算の手順をとる
ことになる。
つまり、強力すすぎの場合は、Lの1.9音、節約なら
T2の0.8音の演算処理がされる。その結果は、第1
2図に引継がれ、Lとして処理される。
ここでは、Lが小さい場合について補正するものである
。つまり、前述の如く、Tを演算処理した値には大きな
バラッキがあり、最短の設定の場合には、注水すすぎが
1分そこそこで済んでしまうことがある。すすぎを効率
よく行うためには、洗濯物に含まれた洗剤分が十分に浸
み出して稀釈されることが必要となるが、それに要する
時間Lは、通常3分となっている。以上から、注水すす
ぎが1分そこそこで済んでしまった後、次のステップへ
移行すると、稀釈が不十分なまま進行したことになり、
不具合を生ずる。
そのため、注水時間Lが3分以下の場合に限り、不足分
を注水すすぎに先がけて行うよう、ためすすぎの時間を
新たに設定しようとするものである。以上の処理の後、
ためすすぎの時間、注水すすぎの時間、シャワー脱水す
すぎの時間が、RAM部に設定、記憶され、給水工程が
終って次のステップへ進むものである。
以上の如く、給水工程の給水時間をもとにして、二回目
の給水シャワー脱水すすぎの所定時間、ため十注水すす
ぎの時間などが決定される。
更にプログラムが進んですすぎ工程の始めの排水が完了
すると、二回目の排水時間が類推できる。そこで、スタ
ート直後は、給水や排水などの不確定部分については、
平均値を設定し、全体の残り時間の予算を立て、運転開
始後、順次確定した情報から正確な時間に直換えを実行
し、修正していくトータル残時間表示が可能になるもの
である。
しかも、注水すすぎを効率よく行うために、注水すすぎ
時間の自動設定などの機能を有効に生かしながら残時間
表示に取入れるため、この方式は、画期的な最適制御全
自動洗濯に係るものといえる。このトータル残時間表示
は、最新の情報にRAM部の内容を変更しながら進行す
る方式であり、しかも、異常値にたいしては補正をして
、予算と実算とが大幅に狂わぬような配慮が盛込まれて
いる。
あと何分で終了するのかが表示から判るわけで、使用者
にとって従釆製品にないところの使い易い特長になりう
る機能といえるものである。このような新しい機能を付
加した方式が本発明の特長であり、しかもマイクロコン
ピュータなどの指示制御部の有する能力を知り、適用の
ための方策を熟慮することから生れたものであって、最
適制御システムの採用とマッチングして、より付加価値
の高い全自動洗濯機にすることができるものである。
以上に述べたように、本発明は、給水源の給水能力、排
水管路の排水能力を標準的な圧力スイッチが切替わるま
での所要時間の値との比較を行い、上限、下限の設定領
域内か、外かを判定し、それぞれについて対応策を設定
していることが特徴となっているものである。
しかして、不確定部分として、給水のみ給水と排水に係
るもののほかに、使用態様によって排水のみに係るもの
を選択使用することもできるものである。また、その詳
細にいたつては、そのような自動判定によって遂行する
場合の長所として、すすぎ使用水量の平均化、節約が実
行できるように配慮し、更に、使い勝手などについても
改善を施したものである。
しかして、上記では、マイコンと略称される指示制御部
によって処理する場合の使用例をもとに、その発明に係
る実施例の説明を行ったが、このような新しい制御方式
によれば、タイマーと使用者との間に対話が生れ、異常
の場合なら異常のモードを知らせたり、据付けや地域差
による所要時間の差を修正表示して最終までの残り時間
の表示が容易に行えるものである。
更に、計測した情報を指示制御部で処理、判断して内部
のRAM部に貯え、使用すべきステップになったときに
RAM部からその値を呼び出して、工程の時限の設定を
することになっているものであり、そのため、毎回、最
新の情報のもとに運転を行うことになり、裾付条件が変
ったり、断水などの事情があったりしても、つまり、稼
動経過中に不測の事態が生じても、それに適合する処理
が選択されて実行に移されるものである。
なお、RAM部の内容は、メインスイッチが切れると自
然消滅して、次回に備えることになるが、例えばテレビ
ジョンにおけるプレヒートの如く、常時、バックアップ
のための電流を流しておくよう配慮したり、自動運転が
終了しても、すぐにメインスイッチをオフしない方式な
どをとれば、続けて何回も運転を繰返す場合は便利であ
り、これらは、そのような方策をとれば、プログラム上
のこと(ROM部にそのような設定を予じめ記憶させて
おく)で処理できるから、容易に適応ができるものであ
る。以上、本発明の手法を組込んだ一連の全体構成のも
のとの相関のもとに説明したが、これを要するに、本発
明によるときは、洗濯機に係る最適制御の稼動方法を得
ることができるものであって、卓越した効果を所期しう
る発明ということができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る洗濯機の稼動方法の実施例に供
せられる全自動洗濯機における指示制御部の略示構成図
、第2図は、同指示制御部の端子配列順を示す外観図、
第3図は、同指示制御部の表示出力回路及びその周辺回
路図、第4図は、その表示例図、第5図は、同パネル部
の構成レィアウト図、第6図は、同全自動サイクル切換
えの内容比較図、第7図は、同プログラム切替えの内容
を示す詳細図、第8図は、同じく全自動サイクルのスタ
ートからエンドまでの流れ工程詳細図、第9図は、給、
排水状況説明の略示断面図、第10図は、給水量変化時
の規定水位に達する所要時間を示すグラフ、第11,1
2図は、給水工程のフローチャート図である。 鴨・・・・・・指示制御部、A〜1・・・…入出力端子
、ALU・・・・・・ALU部(演算論理ユニット、A
cc……Acc部(アキュムレータ)、ROM・・・・
・・ROM部(リードオンリーメモリ)、PA…・・・
PC部(プログラムカウンター)、STACK…・・・
STACK部(スタックレジスタ)、RAM…・・・R
AM部(ランダムァクセスメモリ)、DP・・・・・・
DP部(データポインタ)、TIMER・・・・・・T
IMER部(タイマー)、CLOCKGENERATO
R・・・・・・CLOCK GENERATOR部(ク
ロツク ジヱネータ)、No.1〜No.42……端子
、L,〜L2・・…・進行表示ランプ、Q・・…・数字
表示管、R・・・・・・進行表示部、10・・・・・・
パネル飾り板、20・・・・・・電源スイッチ、30・
・・・・・全自動サイクル切替部、40・・・…プログ
ラム切替部、50・・・・・・時間変更部、60・・…
・スタートボタン、70・・・・・・ポーズボタン、8
0・・・・・・水位切替部、90・・・・・・ブザー音
量切替部、100・・・・・・給水口、110・・・・
・・給水弁、120・・…・外槽、130・・…・内槽
、140・・・・・・パルセータ、150・・・・・・
排水弁、160……チューブ、170・・・・・・圧力
スイッチSW。 第1図第2図 第3図 第ム図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第 10 図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 指示制御部により、その設定された順序に従い各洗
    濯工程を行わせ、洗濯槽内に規定水量まで給水してその
    給水に要した時間を計測し、この計測値を指示制御部内
    に一時記憶させ、この記憶値を次工程に含まれる給水の
    所要時間、あるいは注水すすぎ時の所定時間として使用
    し稼動せしめるようにした洗濯機の稼動方法において、
    初回の給水時には、仮りの給水所要時間を使用して各工
    程の所要時間の算術合計を全工程の所要時間とし、順次
    その工程の進行につれて最新の情報に置換え修正して稼
    動せしめることを特徴とする洗濯機の稼動方法。 2 指示制御部により、その設定された順序に従い各洗
    濯工程を行わせ、洗濯槽内に規定水量まで給水してその
    給水に要した時間及び、それぞれの区分の満水の規定水
    位からの排水の規定水位までの所要時間を計測し、これ
    らの計測値を指示制御部内に一時記憶させ、これらの記
    憶値を次工程に含まれる給水の所要時間、あるいは注水
    すすぎ時の所要時間、さらに排水の所要時間として使用
    し、稼動せしめるようにした洗濯機の稼動方法において
    、未実行の工程について、仮りの給水、及び排水の所要
    時間を使用して、各工程の所要時間の算術合計を全工程
    の所要時間とし、順次その工程の進行につれて最新の情
    報に置換え修正して稼動せしめることを特徴とする洗濯
    機の稼動方法。 3 指示制御部により、その設定された順序に従い各洗
    濯工程を行わせ、洗濯槽内に規定水量まで給水してその
    給水に要した時間あるいは、その給水時間及び、それぞ
    れの区分の満水の規定水位からの排水の規定水位までの
    所要時間を計測し、これらの計測値を指示制御部内に一
    時記憶させ、これらの記憶値を次工程に含まれる給水の
    所要時間、あるいは注水すすぎ時の所要時間、さらに排
    水の所要時間として使用し、稼動せしめるようにした洗
    濯機の稼動方法において、未実行の工程については、仮
    りの給水、及び排水の所要時間を使用して、各工程の所
    要時間の算術合計を全工程の所要時間として表示し、順
    次その工程の進行につれて最新の情報に置換え修正して
    全工程の所要時間、これを要するにトータル残時間とし
    て表示せしめるようにしたことを特徴とする洗濯機の稼
    動方法。 4 指示制御部により、その設定された順序に従い各洗
    濯工程を行わせ、洗濯槽内に規定水量まで給水して、そ
    の給水に要した時間を計測し、この計測値を指示制御部
    内に一時記憶させ、この記憶値を次工程に含まれる給水
    の所要時間として使用し稼動せしめるようにした洗濯機
    の稼動方法において、初回の給水時には、仮りの給水所
    要時間を使用して各工程の所要時間の算術合計を全工程
    の所要時間として表示し、順次その工程の進行につれて
    、最新の情報に置換え修正して全工程の所要時間、これ
    を要するにトータル残時間として表示せしめるようにし
    たことを特徴とする洗濯機の稼動方法。
JP53006156A 1978-01-25 1978-01-25 洗濯機の稼動方法 Expired JPS6025990B2 (ja)

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