JPS6025907A - 化粧品の殺菌方法 - Google Patents
化粧品の殺菌方法Info
- Publication number
- JPS6025907A JPS6025907A JP58132771A JP13277183A JPS6025907A JP S6025907 A JPS6025907 A JP S6025907A JP 58132771 A JP58132771 A JP 58132771A JP 13277183 A JP13277183 A JP 13277183A JP S6025907 A JPS6025907 A JP S6025907A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cosmetic
- sterilization
- container
- germicide
- cosmetics
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は化粧品の殺菌方法に関し、特に、殺菌剤ないし
防腐剤の添加を必要とせず、いわゆる生の化粧品を提供
することが可能な化粧品の殺菌方法に関する。
防腐剤の添加を必要とせず、いわゆる生の化粧品を提供
することが可能な化粧品の殺菌方法に関する。
一般に化粧品例えば化粧水やクリーム類等には、栄養源
が多量に含有されることから、品質の維持向上をはかる
ためには、製造過程だけでなく、使用中における殺菌な
いし防腐対策も講じられていなければならない。
が多量に含有されることから、品質の維持向上をはかる
ためには、製造過程だけでなく、使用中における殺菌な
いし防腐対策も講じられていなければならない。
従来は製造過程における殺菌対策としては、完全無菌の
環境をつくり、この環境下で多大な注意力をはらいつつ
化粧品の製剤や該製剤の容器への充填等がなされており
、一方、製剤出荷後から消費者がその化粧品を実際に使
用する段階における殺菌対策としては、化粧品内に大量
の殺菌剤ないし防腐剤等の化学薬品を含有せしめていた
。
環境をつくり、この環境下で多大な注意力をはらいつつ
化粧品の製剤や該製剤の容器への充填等がなされており
、一方、製剤出荷後から消費者がその化粧品を実際に使
用する段階における殺菌対策としては、化粧品内に大量
の殺菌剤ないし防腐剤等の化学薬品を含有せしめていた
。
しかし、上記のような製造過程における殺菌対策による
と、多大の設備投資と維持費用を要するのみならず、作
業能率が悪いという問題（以下、第１の問題という）が
あり、一方、使用段階における殺ω対策のように大量の
殺菌剤等の化学薬品を添加するのでは、化粧品製剤自身
の品質を損なうことがない殺菌剤等の化学薬品の選定作
業において多大の労力と費用を必要とし、且つ皮膚に与
える影響も好ましとは言えない（以下、第２の問題とい
う）。
と、多大の設備投資と維持費用を要するのみならず、作
業能率が悪いという問題（以下、第１の問題という）が
あり、一方、使用段階における殺ω対策のように大量の
殺菌剤等の化学薬品を添加するのでは、化粧品製剤自身
の品質を損なうことがない殺菌剤等の化学薬品の選定作
業において多大の労力と費用を必要とし、且つ皮膚に与
える影響も好ましとは言えない（以下、第２の問題とい
う）。
本発明者は上記の二つの問題を同時に解決する手段につ
いて鋭意検討を重ねた結果１次のような知見を得た。即
ち、上記第２の問題に関しては、１〜２回分使用量とし
て容器を小型化することにより、開封後は消費者の手元
に長く置かれることかないようにして従来の使用中にお
ける殺菌対策の必要性を排除し得ることがわかった。
いて鋭意検討を重ねた結果１次のような知見を得た。即
ち、上記第２の問題に関しては、１〜２回分使用量とし
て容器を小型化することにより、開封後は消費者の手元
に長く置かれることかないようにして従来の使用中にお
ける殺菌対策の必要性を排除し得ることがわかった。
一方上記第１の問題に関しては、殺菌工程を工夫するこ
とによって解決しようと試みたが、化粧品製剤の構成成
分からみて、成分の変性や香料の変質等の新たな問題が
生じた。
とによって解決しようと試みたが、化粧品製剤の構成成
分からみて、成分の変性や香料の変質等の新たな問題が
生じた。
即ち、最初に放射線殺菌、紫外線殺菌について検討した
が放射線殺菌では使用者に与える感覚的影響が予想でき
ないという問題があり、紫外線殺菌では化粧品へ紫外線
が透過しないために効果的でないという問題が生じた。
が放射線殺菌では使用者に与える感覚的影響が予想でき
ないという問題があり、紫外線殺菌では化粧品へ紫外線
が透過しないために効果的でないという問題が生じた。
次いで加熱殺菌手段として低温長時間殺菌法（例えば６
１〜６５°Ｃ，３０分）、高温短時間殺菌法（例えば７
０〜７５°Ｃ，１５〜１８秒）、高温瞬間殺菌法（例え
ば８０〜９５°Ｃで瞬間）、超高温［法（例えば１３０
−１５０ ’Ｃ１２〜０．５秒）の各々について検討し
たが、各高温殺菌法によれば、確実殺菌が可能であった
が例えば化粧品製剤自体の変性ないし変質の問題等が生
じたりして好ましくなかった。
１〜６５°Ｃ，３０分）、高温短時間殺菌法（例えば７
０〜７５°Ｃ，１５〜１８秒）、高温瞬間殺菌法（例え
ば８０〜９５°Ｃで瞬間）、超高温［法（例えば１３０
−１５０ ’Ｃ１２〜０．５秒）の各々について検討し
たが、各高温殺菌法によれば、確実殺菌が可能であった
が例えば化粧品製剤自体の変性ないし変質の問題等が生
じたりして好ましくなかった。
そこで本発明の目的は、殺菌剤ないし防腐剤の添加を必
要とせず、いわゆる生の化粧品を提供することが可能で
ある化粧品の殺菌方法を提供することである。
要とせず、いわゆる生の化粧品を提供することが可能で
ある化粧品の殺菌方法を提供することである。
本発明の上記目的は、数回分使用量程度の小容量の化刈
品を小容器に充填し、該小容器ごと温度６０〜７５°Ｃ
の加熱条件で数十分間加熱することを特徴とする化粧品
の殺菌方法によって達成される。
品を小容器に充填し、該小容器ごと温度６０〜７５°Ｃ
の加熱条件で数十分間加熱することを特徴とする化粧品
の殺菌方法によって達成される。
以下本発明について詳述する。
本発明において化粧品は液状、乳状、クリーム状或いは
粉末状等であってＩＰＧ分類表ｒＡ８１Ｋ ７Ｊに属す
る製剤ないし化粧品であれば何でもよく、例えば水分、
グリセリン、アルコールおよび脂肪分を含有する化粧水
、バニシングクリーム、コールドクリーム、栄養クリー
ム、ハンドクリーム等のクリーム類やメイクアンプ剤そ
れらの除去剤、皮膚着色剤含有製剤等が挙げられる。
粉末状等であってＩＰＧ分類表ｒＡ８１Ｋ ７Ｊに属す
る製剤ないし化粧品であれば何でもよく、例えば水分、
グリセリン、アルコールおよび脂肪分を含有する化粧水
、バニシングクリーム、コールドクリーム、栄養クリー
ム、ハンドクリーム等のクリーム類やメイクアンプ剤そ
れらの除去剤、皮膚着色剤含有製剤等が挙げられる。
本発明において上記化粧品は消費者が１回又は２回分使
用量ごとに各小容器に詰められる。小容器の容量は化粧
品の種類によっても異なるが５ｍＭ〜２０ｍ文程度の小
容器が用いられる。小容器の材質としては、例えばプラ
スチックフィルム積層のアルミ箔等の熱伝導性がよく且
つ真空包装が可能なものが好まく用いられる。
用量ごとに各小容器に詰められる。小容器の容量は化粧
品の種類によっても異なるが５ｍＭ〜２０ｍ文程度の小
容器が用いられる。小容器の材質としては、例えばプラ
スチックフィルム積層のアルミ箔等の熱伝導性がよく且
つ真空包装が可能なものが好まく用いられる。
本発明の殺菌方法は、殺菌剤か無添加の化粧品を上記容
器に充填後、本発明の低温長時間殺菌を行なうことであ
り、殺菌条件としては、温度６０〜７５°Ｃで数十分間
であり、特に１０〜８０分間が好ましい。温度範囲がｆ
（Ｏ’Ｃ未満であると殺菌が不十分であり、７５°Ｃを
越えると化粧品自体の変性ないし変質の問題が生じる場
合がある。加熱時間については、１０分未満では加熱時
間不足であり、８０分を越えると作業工程上の遅延化と
なり好ましくない。
器に充填後、本発明の低温長時間殺菌を行なうことであ
り、殺菌条件としては、温度６０〜７５°Ｃで数十分間
であり、特に１０〜８０分間が好ましい。温度範囲がｆ
（Ｏ’Ｃ未満であると殺菌が不十分であり、７５°Ｃを
越えると化粧品自体の変性ないし変質の問題が生じる場
合がある。加熱時間については、１０分未満では加熱時
間不足であり、８０分を越えると作業工程上の遅延化と
なり好ましくない。
上記加熱は例えば上記温度条件に保つことができる恒温
槽内に化粧品を小容器ごと静置しておくことにより可能
である。なお、化粧品は小容器に真空包装されているこ
とが、より好ましい。
槽内に化粧品を小容器ごと静置しておくことにより可能
である。なお、化粧品は小容器に真空包装されているこ
とが、より好ましい。
次に実施例により本発明を更に詳述する。
実施例−１
大腸菌を植付けた乳液化粧品１０ｍＭをプラスチックフ
ィルムをラミネートしたアルミニウム箔製の小容器に充
填して真空包装し、温度６１″Ｃに調整された恒温槽に
該小容器を入れて３０分間加熱殺菌を行なった。
ィルムをラミネートしたアルミニウム箔製の小容器に充
填して真空包装し、温度６１″Ｃに調整された恒温槽に
該小容器を入れて３０分間加熱殺菌を行なった。
その結果、全ての大腸菌を殺菌できた。
比較例−１
実施例−１において加熱条件を温度５０°Ｃとした以外
は実施例−１と同様にして加熱殺菌を行なった。
は実施例−１と同様にして加熱殺菌を行なった。
その結果は殺菌が不十分であった。
特許出願人 株式会社シーボン化粧品総合本舗代理人
弁理士 坂 口、信 昭 （ばか１名）
弁理士 坂 口、信 昭 （ばか１名）
Claims (1)
- 数回分使用量程度の小容量の化粧品を小容器に充填し、
該小容器ごと温度８０〜７５°Ｃの加熱条件で数十分間
加熱することを特徴とする化粧品の殺菌方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58132771A JPS6025907A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 化粧品の殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58132771A JPS6025907A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 化粧品の殺菌方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6025907A true JPS6025907A (ja) | 1985-02-08 |
Family
ID=15089167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58132771A Pending JPS6025907A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 化粧品の殺菌方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025907A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6365865A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-24 | エルソルプロダクツ株式会社 | 化粧品等の滅菌処理方法 |
| JPS63227515A (ja) * | 1987-03-17 | 1988-09-21 | Kiichiro Sarui | 無菌化粧品の製造方法 |
| JP2014520612A (ja) * | 2011-07-11 | 2014-08-25 | ピエール ファーブル デルモ−コスメティック | 滅菌温度において不安定なエマルション、詳細にはデルマコスティークの超高温滅菌のための装置および方法 |
| US11638688B2 (en) | 2015-04-22 | 2023-05-02 | Cosmetic Warriors Limited | Composition |
-
1983
- 1983-07-22 JP JP58132771A patent/JPS6025907A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6365865A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-24 | エルソルプロダクツ株式会社 | 化粧品等の滅菌処理方法 |
| JPS63227515A (ja) * | 1987-03-17 | 1988-09-21 | Kiichiro Sarui | 無菌化粧品の製造方法 |
| JP2014520612A (ja) * | 2011-07-11 | 2014-08-25 | ピエール ファーブル デルモ−コスメティック | 滅菌温度において不安定なエマルション、詳細にはデルマコスティークの超高温滅菌のための装置および方法 |
| US11638688B2 (en) | 2015-04-22 | 2023-05-02 | Cosmetic Warriors Limited | Composition |
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