JPS60258578A

JPS60258578A - 電子写真複写装置の感光体ドラム調整装置と調整方法

Info

Publication number: JPS60258578A
Application number: JP59234091A
Authority: JP
Inventors: アーサー　シー　ルータス; ビクター　ビー　フアン　ブラーク
Original assignee: Ricoh Co Ltd; Ricoh Systems Inc
Current assignee: Ricoh Co Ltd; Ricoh Systems Inc
Priority date: 1983-11-09
Filing date: 1984-11-08
Publication date: 1985-12-20
Also published as: US4538900A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は主として、ある極性に帯電されたトナーが感光
体ドラム上のこれと逆極性に帯電された静電潜像から、
感光体ドラムに接して配設された転写ロールに巻装され
た状態の転写紙の表面に転写されて所期のコピーを作る
電子写真複写装置に関する。この発明は特に感光体ドラ
ムの調整及び前疲労のための装置及び方法に関する。

従来技術本発明は産業界で現用されている典型的な電子写真複写
装置に適用するのに特に適している。この典型的な装置
は感光性外周面を有する回転可能なドラムと、その外周
面が固定された環状経路になるように制御して該ドラム
を回転させる手段とを含んでいる。この複写装置は与え
られた原稿から、まず複写すべき特定の情報に対応する
静電潜像をドラムの外周面に形成することによってコピ
ーを作製する。次いで、潜像はトナー粒子、特に帯電さ
れた熱溶融性粒子を特定の方法で潜像担持面に付着させ
ることによって現像される。最後に付着したトナー粒子
はドラムから転写紙に転写され、その後転写紙上に融着
されて転写紙は永久コピーに変えられる。

転写ステップの後、ドラムはトナー粒子又は静電潜像の
いずれかで代表される電気的像をあとかたも残らないよ
うにクリーニングされねばならない０トナー粒子はブラシ又はスクレーパで除去される。像を
代表する静電気の除去はさらに難かしい問題をか＼えて
いる。この型の電子写真複写機では１枚以上のコピーが
作られる間両像を保持する能力がある点でＡｓ２８ｅ３
光導電体が一般に使用されるようになった。しか・しな
がら、この材料はまた「疲労」を受けることも明らかに
なってきた０疲労の問題は赤色スペクトルの光を多量に
発する白熱電球を使用するシステムで％に顕著である。

疲労は次の２つの態様で現われる。

イ）第１の態様は、原稿の明部と暗部とが正確にドラム
上の電荷に再現されない。

口）第２の態様は、電荷がドラム上に留まらない。

即ちドラムが全面帯電され、次いでコピーすべき画像が
露光された後、潜像が現像される前に電荷が表面から漏
出する。

結論として、いくらかの疲労はこのシステムでは１日の
間に必然的に起る。その結果、一つのシステムでも、全
操業期間を通して異った挙動を示し、ある時間の間機械
のスイッチを入れた状態で帯電又は除電のために露光さ
れなかった場合は１日の終シの方では始めよシ明るいか
暗いコピーが作り出される。

この分野の従来の作業者は、ドラムの表面に赤又は緑色
の光を照射することによっである疲労を作シ出すことが
出来ると云うことを発見した。この型式の電子写真複写
装置では現在のところ２つの除電ランプ、すなわち１つ
は赤で１つは緑色のランプが使用される。これらのラン
プとしては各ランプ当りドラムの周面の長さで約１イン
チから１〉２インチと云う比較的大きな面積のエレクト
ロルミネセントパネルが使用される。現在産業界で使用
されているような小型の電子写真複写機では、これはス
ペースの活用上意味がある。さらに、このようなエレク
トロルミネセントパネルは比較的高い電圧で使用され、
したがって露光時間の長さ及び露光強度を決定するのに
特殊なスイッチ回路を必要とする。

目　的本発明の目的は、これらの赤／緑色調整光源の所要スペ
ースを減少させることにある。本発明の他の目的は、こ
れらのランプの使用を制御する簡単な手段を提供するこ
とにある０本発明の更に他の望ましい目的は、これらのランプを点
灯するシーケンス及び各光源を点灯する持続時間を変え
るための容易に調整可能な手段を提供することにある。

構　成本発明の望ましい実施例では、現在市場で入手できるよ
うな単一の２色ＬＥＤ　（発光ダイオード）が２つの個
別の赤及び緑の除電ランプの代シに挿入される。これら
の２色ＬＥＤからの発光の色は電極に印加される電圧の
極性により制御される。すなわち、印加される電圧の極
性を反転させると、発する色も反転される。したがって
、本発明の望ましい実施例では、赤／緑光の同期高速度
、フラッシングに本質的に付随するＬＥＤへのＡＣ駆動
電流の供給のための手段が提供されている。このＡＣ電
源に制御可能なＸバイアスを結合させることによシ、こ
の非常に簡単な回路によシトラム除電及び全赤色光、全
緑色光又は赤と緑のパーセンテージが各デユーティ−サ
イクル毎に制御可能な光である前調整光を供給すること
が可能なことが判った。

さらにこのシステムの試験によシ、機械にまずスイッチ
を入れた時全赤色光の２サイクルの最大を使用すること
が疲労を形成するのに望ましく、その後機械を引続き使
用する間は光導電面に対する光疲労効果を減少する緑の
みを使用することが望ましいことが判明した。適切なタ
イミング回路によシ、機械の使用の初期における全赤か
ら、結合されたデユーティ−サイクルを通して赤と緑の
両方の組合せを経て全緑光への制御可能な移転が非常に
単純な回路を使用することで達成することができる０さ
らに、この光源はドラムの周囲の３／４インチの間だけ
にしか設けられず、その結果、小型複写機の設計におい
てスペース節約上顕著な効果が得られる。

実施例上記目的を達成する上記の特徴を有する装置を以下図面
に基いて詳細に説明する。

第１図は本発明による電子写真複写装置の一部、とくに
調整ステーション１０を示す。この装置は悪い疲労特性
を持つものとして知られたヒ素−セレン（Ａｓ２５ｅ３
）光導電体で作られた回転可能な感光体ドラム１４を有
する０図中には本発明の調整ステーション１０の位置が
示されている。ドラム１４の外周の感光体面Ｊ６は固定
環状経路に沿って調整ステーション１０にＭ　＜　帯％
Ｅステーション１８、静電潜像が形成される露光ステー
ション２０、現像ステーション２２及び転写ステーショ
ン２４、クリーニングステーション２６を経て回転され
る。複写装置の動作を説明すると、感光体ドラム１４は
矢印３０で示す方向に回転し、ドラムの外周面１６のセ
グメントを所望の電位（望ましくは＋７００Ｖ　）に帯
電するために該セグメントを帯電ステーション１８を経
て搬送する。次いで帯電されたセグメントは露光ステー
ション２０を通り、そこで原稿の像が移動するドラム１
４の上に投影され、帯電された表面は部分的に除電され
て原稿に対応する静電潜像が最大６００ｖ迄の種々の電
位で表わされる。白から黒に至る迄の様々の画像濃度が
最小の正電位から＋６００ｖ迄の電位で表わされる。こ
のように画像の濃淡が種々の電位で表わされるが故に、
当初の地肌部の電位がドラムに残らないことが極めて重
要になる。

というのは、その電位は暗い斑点、陰影、あるいはもし
ドラムが現像されるべき像に対応した７００■から最少
の電位迄の各電位にわたって適切に除電さ牡ていなかっ
た場合、前回の露光に対するゴースト像となって現扛る
からである。

このように形成さ′ｎた静電潜像は次いでその電位と逆
極性に帯電さｆ′した熱溶融性トナーの供給を含む適切
な装置を包含する現像ステーション２２を通過する。こ
の実施例では、トナーは負極性を有し、画像を担持する
ドラムの表面が現像ステーションを通過する際、帯電し
たトナーはドラム面上の画像に付着して現像が行なわす
る。云う迄もないことであるが、高く帯電している部分
程多くのトナーが付着する。このことは地肌部の変色を
避けるにはたとえ白又は薄灰色の部分でも完全な除電が
必要であることをあらためて強調するものである。ドラ
ム上の潜像は現像さＲＲ直後転写ステーション２４に移
動し、そこで転写ニップ内でトナー像は感光体ドラム１
６から図示しない転写紙に転写さ扛る。転写ニップを通
った後、ドラム表面はクリーニングステーション２６’
！ｚｍ過Ｌ、こ＼で残留トナーはブラシ又はワイパーで
ドラム表面から清掃さｂる。ドラムからのトナーのクリ
ーニングの後も画像の静電潜像の一部は明らかに残る。

こ汎が故に、ドラムの表面は調整ステーション１０に回
動嘔れる。

本発明による調整ステーション１０にはドラムの表面に
近接して１つの２色ＬＢＤ４０が設けらｔている。市販
さｎている２色Ｌ　ＥＤ（４、電流がある方向に流扛た
場合は赤色光を発し、電流の極性が逆になると緑色光を
発する。したがって、もし単純にＡＣ電源が設けらｎ５
上記の２色ＬＥＤ　の２つの端子がこｎに接続さｒると
ＡＣ電源の周波数に同期した速度でＬＥＤｉｌ−１′色
が切換えらｎる。

しかし、システムの最初の使用開始時又はある期間使用
せずに置かれていた場合はドラムの調整に赤色光のみを
使うことが非常に望ましいことがし使用する場合、緑色
光の強調がドラムの疲労すなわち除電さ扛ない地肌像の
増大した存在が光疲労の軽減に望ましいことが知ら扛て
いる。

ドラム全表面を照射する赤色光によシ疲労が生じ、ドラ
ムの表面上への全面地肌帯電が僅かに起ったコピーを観
察しても前疲労は容易に判らない。

この地肌疲労レベルを形成するには、赤色光を通過した
全ドラムの１サイクル、又は２サイクルの最大を使用す
ることが望ましいことが判っている。

その後、ドラム上の疲労量の軽減のために疲労色が単独
の緑色光又は緑色光を強調した構成に切換えるのがよい
。これらのすべては、公知の電気回路設計理論にしたが
ってＤＣバイアスがある正電圧＋Ｖとある負圧−■との
間に可変で電圧■が制御可能なりＣ回路によってＡＣ電
源４２により得られるＡＣ電圧よりも大きくなるように
供給される制御可能なりＣバイアス４４の変更によって
達成することができる。このようにして、ＡＣ電流にＩ
）Ｃバイアスを掛けることによって赤色光又は緑色光の
混合が達成され、ＡＣ電圧の大きさより大きい負のｔＤ
ｃバイアスを掛けることによりＬＥＤの反対側の端子の
みが付勢されて、たＸ゛他の色だけが発光する。

効　果したがって、単一の赤／緑ＬＥ　］）を電子写真複写装
置に使用することにより、そしてこのＬＥＤを定常Ａ、
　Ｃと制御可能なりＣバイアスより成る電力供給装置と
組合せて用いることにより、操業開始時のドラムの前疲
労のための、ならびに１日間を通じての操業におけるド
ラムの疲労の減少のための高度に制御可能な光源を得る
ことができる。

ＡＣ電流に制御可能なりＣバイアスを掛けて使用するこ
とにより、種々の操業条件、種々のタイプの光導電面、
並びに種々のタイプ及び厚さの感光体に適用可能な極め
て単純な回路が得られる。調整は光導電体表面に関する
時効及び他の問題に対して許容することすら可能である
。

以上開示した望才しい実施例の変形はこの発明の開示を
研究すれば当業者によっては容易に考えることができる
。したがって、この発明の範囲は請求の範囲によるもの
とする。

体ドラム及Ｑ・これに関連するステーションを示す断面
図である。

１０・・・調整ステーション１４・・・感光体ドラム　１６・・・導電面１８・・・
帯電ステーション２０・・・露光ステーション２２・・・現像ステーション２４・・・転写ステーション２６・・・クリーニングステーション３０・・トラ八回転方向４０・・・２色ＬＥＤ　４２・・・ＡＣ電源４４・・Ｄ
Ｃハイアス

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電子写真複写装置の感光帯記録面の再使用のため
の地肌帯電レベルの設定又は除去のための調整装置にお
いて、赤色又は緑色の光を選択的に発光する単一の発光
手段と、上記発光手段に接続され出力信号が２つの異る
出方の間に可変な単一の電力供給手段とを有し、上記第
１の信号レベルは赤色光のみを発光させ、第２の信号レ
ベルは緑色光のみを発光させることを特徴とする調整装
置。
（２）上記単一電力供給手段は上記第１信号を第１極性
で供給し、上記第２信号を他方の極性で供給することを
特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の装置。
（３）上記単一電力供給手段ＦｉＡＣ信号電源とＸ信号
電源とより成シ、該Ｘ信号電源より供給される■信号の
レベルが赤色及び緑色光の相対発光時間を制御すること
を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の装置。
（４）上記発光手段はその両端子間の電流の方向に応答
して選択的に赤色光又は緑色光を発する単一のＬＥＤよ
り成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
装置。
（５）上記の単一電力供給手段はＡＣ信号電源とＸ信号
電源とを有し、該Ｘ信号電源よシ供給されるＤＣ信号の
レベルが赤色光と緑色光との相対発光強度を制御するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の装置。
（６）感光体ドラム表面が、少くとも該表面の一部を均
一に静電的に帯電させる帯電ステーション、帯電された
表面部分が選択的に除電されて白色から黒色迄の画像濃
度に応じた潜像を形成する露光ステーションを通過する
自動電子写真複写機において、該複写機で作られるコピ
ーが一貫したコントラストになるようにドラムの表面を
前調整する装置において、該前調整装置が上記帯電ステ
ーションに先立つ位置でドラムに近接して位置し、第１
極性と第２極性との制御信号に応じて赤色光及び緑色光
を選択的に発することができる発光手段と、この発光手
段に結合され上記の第１極性と第２極性との信号を選択
的に上記発光手段に供給し、赤色光と緑色光との発光を
制御する単一の制御手段とを有し、上記の赤色光は上記
ドラムに制御可能に疲労を起させるように上記ドラムを
前調整し、上記の緑色光は上記ドラムの疲労を軽減させ
るように上記ドラムを調整することを特徴とする装置。
（７）上記の発光手段が第１極性の信号に応答して赤色
光を発し、第２極性の信号に応じて緑色光を発する単一
のＬＥＤよシ成ることを特徴とする特許請求の範囲第６
項に記載の装置。
（８）上記の制御手段が交流電源と直流電源とよシ成り
、交流電流は赤色光及び緑色光の交番出力を供給し、直
流電源は第１及び第２方向に電流を供給し上記の赤色及
び緑色光の総発光量を制御するようにしたことを特徴と
する特許請求の範囲第７項に記載の装置。
（９）上記の感光体面がＡｓ２Ｓｅ３　でできているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第８項に記載の装置。００　電子写真複写システムにおける感光体ドラム表面
の調整方法において、赤／緑ＬＥＤより成る単一の赤緑
光源を上記感光体ドラムに近接して設け、第１極性の信
号に応答して赤色光を発し、第２極性の信号に応答して
緑色光を発するようになし、上記光源に交流電流を供給
し、赤色光と緑色光とを交番発光させ、さらに選択的に
第１極性の直流電流を供給し、全発光々中の赤色光の割
合の高い光を発生させ、又は第２極性の直流電流を供給
して全体に対して緑色光の割合の高い光を発生させるス
テップを有することを特徴とする調整方法。 α＾）上記ドラムの最初の全回転に対して第１極性の直
流電流を充分供給し、赤色光のみを発光させるようにし
たことを特徴とする特許請求の範囲第１０項に記載のド
ラムの前調整方法。（Ｌ２）上記ドラムのその後の回転サイクルに対して緑
色光のみを発生せしめるに充分な直流電流を供給するよ
うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１１項に記
載のドラムの前調整方法。