JPS60258018A - コンベアの被搬送物受体支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、被搬送物をのせる受体をコンベア上に支持
するコンベアの被搬送物受体支持装置に関し、果実の仕
分はコンベアや選果機の選別コンベア等に利用できるも
のである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

移送するチェノに配設する取付体に転倒回動自在に枢支
される皿状或いは細長い板状の受体を、保合具等で果実
受姿勢に維持し、この受体トに果実をのせて移送しなか
ら受体を転倒回動せしめて果実を取出す形態の果実コン
ベア等においては、その受体を転倒回動自在に枢支する
枢支軸回りへ受体上にのる果実に耐着した葉片、果実体
の一部、砂泥等のごみ、或いは粘質の果汁、水滴等が落
下し、これらが軸受部に噛込んだり固１って詰り、転倒
回動しなくなることがある。

また、取付体側に固定の枢支軸廻りに受体を回動自在に
設けた場合は、受体が軸に沿って移動するのを止めるに
軸の直径を部分的に太細変えるなどの複雑さがあったり
、軸と軸孔とのハメアイをきつく設けると塵埃によって
回り難くなり、軸孔を大きくすると隣接する受体と接触
するようなガ１りが生じて転倒動に支障を与え、また受
体の孔に軸を挿入後数句体側に固定するのに組立が難か
しい。

〔問題を解決するための手段〕

この発明は、被搬送物をのせる受体（１）を、チェノ（
２）に配設する取付体（３）に転倒回動自在に枢着する
に、該受体（１）に設ける取付部（４）に左右に軸（５
）を突出固定し、この軸（５）部を該取付体（３）の下
型受面と、この下型受面よりも左右外側方へ突出する上
型受面とのｕ■に軸受させてなるコンベアの被搬送物受
体支持装置の構成とした。

〔発明の作用、および効果〕

被搬送物をのせて移送するときは、受体（１）は取付体
（３）の下型受面と上型受面との間に軸（５）受支持さ
れて移送し、転倒して被搬送物を取出すときけ受体（１
）と共に軸（５）が、上下の型受面内で転倒回動して受
体（１）から被搬送物が取出される、被搬送物に付着し
たごみが受体（１）から軸（５）受部へ落下しても、下
型受面よりも左右外側方へ突出する上型によってカバー
を被覆された状態の下型軸（５）受部にごみが入り難い
ので、受体（１）の転倒回動を正常に維持できる。また
、軸（５）を受体（１）に固定しているので、受体（１
）のガタが少なく隣接する受体（１）との接触により転
倒を妨げたり、振動を起して被搬送物が受体（１）から
異常な位置で落ちたりすることを防１１−できる。また
、軸（５）受面は上型と下型に分割されているので、組
立が容易である。

〔実施例〕

なお、図例においてコンベアーは、果実の選別コンベア
を例示し、コンベア機枠（６）側面に取付けられる角形
パイプの一辺に開口（７）を設ける形状のレール（８）
を設け、これに内装される一対のローラチェン（２）を
連結するリンクピン（９）の延長一端を該（１）の搬送
姿勢を維持すべく受体（１）と係合する保合具Ｏｆ）と
を配設している。

コンベアのチェ７（２）は原動機から適宜関連伝動構成
される。

取付体（２）の下端部にはボス部０１）を形成し、チェ
７（２）に対する移送方向（イ）前後一対の取付孔αつ
を設けると共に、ボス部０］）上側に縦設する脚部」一
方は下型と上型に分割構成され、この分割面上下に亘っ
て受体（１）の軸（５）受面を形成している。軸（５）
の前後端部下面を受ける下受部０３は、下型上面をなし
て傾斜する平面とし、前後の下受部０３０４間に位置す
る受体（１）の取付部（４）下方を開放して、開放部０
４）を設けている。また、上型に設けられ、下受面０３
上に位置する軸（５）へ」−側から被嵌する上受部θυ
は、正面形状を軸（５）の直径に適応する傾斜した平行
々２面の上側を円弧で結んだ溝形に形成され、側面形状
においては、移送方向（イ）前後の上受部０００つの中
間部に、受体（１）の取付部との間に僅かな間隙（ロ）
を保って軸（５）Ｊ、周を覆い、まだ、外側は軸（５）
端部を内部に封入するように側面を形成している。

また、取付体（３）上には、受体（］）七係合具００・
と・の夫々に接触して弾発付勢しうる軟質樹脂材からな
る弾性体００と０７）とを設けている。

尚、枢支位置における軸（５）に対する取付体（３）Ｊ
ｚ下の分割線（ハ）の位置は、図例の如く軸（５）の下
面に限らず、軸の中心位置や上面でもよいし、また、受
部の形状は軸（５）断面円に外接する方形等でもよい。

尚又、図例の如く、係合具０１の枢支部を受体（１）の
軸（５）受部構成と同様に構成してもよい。

受体（１）は、平面形状を長方形に形成され、中空にな
した四周側枠０８）の前後の長手側枠０ね間を連結部θ
９をもって連結構成される。側面形状は中央部に中凹み
低部を設け、寸だ、受体（１）」−面にカバー（１）を
被覆して設け、果実受面を形成している。また、その長
手方向をチェ７（２）移送方向（イ）に対する左右に向
け、取付体（３）に対して転倒回動自在に軸（５）受さ
れる。その軸（５）を、受体（１）の長手方向中央部の
該連結部０窃側面からチェ７（２）取付側の下向きに突
設される取付部（４）に貫通固着し、前後両側方に突出
せしめて設けられる。取付部（４）の下端部には爪部０
のを設け、受体（］）が係合具θ０と係合して搬送果実
受姿勢に維持される状態において、取付体（３）に設け
られる弾性体Ｏｅを圧縮して、受体（１）が転倒方向に
弾発付勢されるよう構成される。また、受体（１）軸（
５）支部のチェノ（２）方向側には、前後の側・枠０８
）間に亘って係合具０１と係合すべく保合ピン（イ）を
設けられる。

係合具０１は、受体（１）軸（５）受部のチェノ（２）
方向側の斜下方にある取付体（３）の上下型分割線（ハ
）に沿う下型の傾斜面（ハ）と、」−型面に形成される
溝状の上受部（ハ）との間に回動可能に軸（イ）受され
る。この軸（イ）は係合具００に固着され、その該移送
方向（イ）前後側方に突設される。また、この軸（ハ）
部上方端部には受体（１）の保合ピン（イ）と係合すべ
くフ・ツク（イ）を形成すると共に、軸（ハ）の側方に
突設するアーム部（５）を、フック（ハ）部の保合を離
脱せしめるべく下向きに加わる外力に）の受体とすべく
設けている。また、軸（ハ）下方端部に爪部（ハ）を形
成し、この爪部弼を、係合具００が保合位置にあるとき
、取付体（３）に設ける弾性体０乃と接触せしめるよう
に位置構成している。（イ）は」−型と下型とを連結固
定するピン孔である。

尚、一体の取付体（３）に設ける受体（１）の数は被搬
送物の大きさ等によって、３組に限らず１組でも又適宜
複数組設けてよい。

コンベアのチェ７（２）を原動機から連動せしめて移送
方向（イ）に移送するとき、受体（１）は、その保合ピ
ン翰を係合具θ１のフック（ハ）と係合して水平状に保
持され、複数個の受体（１）のカバー−上に亘って果実
をのせられて搬送し、果実の排出位置に到ると、計量装
置の計量等に起因して係合具０１のアーム部（５）の上
側から下向きの外力に）を加えられ、係合具０１はその
軸（イ）を中心として、その爪部が弾性体（１７）を圧
縮しながら回動するので、フック（ハ）が受体（１）の
保合ピン（イ）から離脱すると、受体（１）が圧縮して
いる弾性体α→によって離脱近傍のみ弾発付勢されて、
その取付部（４）に固着する軸（５）を中心として転倒
回動して、果実を側方に排出する。

外力に）は、係合具００のアーム部（４を押し下げたの
ち、適宜設定される時間等に起因して加圧を解除するの
で、保合具は弾性体α力に弾発付勢されて保合用意の位
置へ復帰する。

転倒して果実を排出した複数の受体（１）は、例えば案
内杆に案内される等の適宜の構成によって、上向きに水
平状態に近づく方向に復帰せしめられ、取付部（４）の
爪部（２１）において、保合位置近傍のみ弾性体ＯＱを
圧縮しつ！、係合ピン（イ）が係合具０１のフック（イ
）」−側の曲面に接触摺動しながら下ると、係合具００
は、一旦、アーム部＠を下向きに下げる方向に回動され
たのち、弾性体α力に弾発付勢されてフック（ハ）が、
保合ピン（イ）と係合して受体（１）を水平状の位置に
保持する。

次々に果実をのせては移送し、転倒・復帰を繰返す間に
、果実に付着する種々のごみが、受体（１）下側の軸（
５）受部に落下すると、軸（５）の下受部０３より外側
方に広く被覆する」二受部θつの背面の曲面を左右何れ
かに滑り落ち、軸（５）から離れた位置の取付体（３）
上にのる。隣接する受体（１）間に落ちだごみもこれと
同様であるが、コンベアは、移送終端部において下向き
回動して、受体（１）・取付体（３）を裏返しになして
移送始端部に戻り、上向き回動して移送用意の姿勢にも
どる。これらの動きの間に、ごみはコンベア外に落下す
る。

受体（１）の取付部（４）と、上受部００との間の狭い
間隙（ロ）から軸（５）部に落ち込む小塵埃は、殆ど取
付体（３）の開放部０４）に落ち、コンベアの反転回動
の間に取付体（３）から落下する。このように、取付体
（３）上型の上受部０υは軸（５）を受ける下受部０３
部に塵埃を近付けない作用をなすものである。

また、取付体（３）を上型と下型に分割し、その」−下
の接合部に軸（５）受部゛ を形成するので、軸（５）受部のみならず、保合具ＯＧ
や弾性体Ｑｄ（１７）等の組立も容易にできる。

尚、保合具００の軸（ハ）受部も受体（１）の軸（５）
受部と同様に構成すると構成が簡素になってよい。

尚又、図例のように、円形断面の軸（５）を円形でない
受部０３０υに嵌合せしめると、平面の下受部０３と、
」−受部００の平行な２而との接点部に、軸（５）外面
との間に三角形状の空隙が塵埃の逃げ場となり長期間軸
（５）の回動を正常に維持できる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は組立
て正面図、第２図は一部を省略せるその側面図である。 図中、符号（１）は受体、（２）はチェ７、（３）は取
付体、。 （４）は取付部、（５）は軸を示す。 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者井関凸孝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被搬送物をのせる受体（１）を、チェ７（２）に配設す
   る取付体（３）に転倒回動自在に枢着するに、該受体（
   １）に設ける取付部（４）に左右に軸（５）を突出固定
   し、この軸（５）部を該取付体（３）の下型受面と、こ
   の下型受面よりも左右外側方へ突出する上型受面との間
   に軸受させてなるコンベアの被搬送物受体支持装置。