JPS60258009A - ラツク式倉庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として、各種の物品を仕分は状態に収納保
管する場合に用いられるもので、詳しくけ、上下方向に
区画された複数の収納空間を備えたラックとそれに対す
る物品搬入搬出装置との組の複数を横方向に並設しであ
るラック式倉庫に関する。

〔従来技術〕

従来においては、第４図に示すように、庫内を夫々がラ
ック（２）と物品搬入搬出装置（４）とを備えた複数の
エリア（Ｂｌ）、（Ｂ２）に仕切る断熱板（８′）を設
け、前記エリア（Ｂ、）、（Ｂ２）を温度の異なるもの
に構成することによって、物品を所望の温度条件下で収
納保管すべく構成していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、前記従来のラック式倉庫によるときは、各ラッ
ク夫々が保管温度により専用化され　［る、つまり、７
つのラックに保管温度が異なる物品を混在して収納保管
することができないから、物品搬入搬出装置が故障した
場合、その故障した物品搬入搬出装置に対応するラック
に対する物品の搬入搬出が全面的に行なえなくなって、
そのラックが丈用不能となり、その結果、その温度で収
納保管できる物品の数が極端に減少して、ラック式倉庫
を用いた物品の流通を非常に効率の悪いものにしヤいた
。　しかも、断熱板が床から天井に亘る大きなものであ
る故に、エリアの大きさ変更が実質的に不可能で、物品
の数に応じてエリアの大きさ、つまり、収納保管できる
物品数を変更できず、収納保管できる物品数の割には、
収納保管すべき物品の数が非常に少ない場合もあるとい
つだ如く、ラックの使用効率が悪い。

本発明の目的は、かかる従来欠点を解消しようとする点
にある。

〔問題を解決するための手段〕

本発明によるラック式倉庫の特徴構成は、前記各ラック
夫々を上下方向で複数のエリアに仕切る断熱板を設け、
前記各エリアを、上側に位置するものほど温度が高くな
る状態に構成しである点にあり、それによる作用効果は
次の通りである。

〔作　用〕

つまり、各ラック夫々が断熱板により上下方向で保管温
度が異なるエリアに仕切られていて、各ラック夫々にお
いて、保管温度が異なる物品を収納保管することができ
るから、物品搬入搬出装置が故障してそれに対応するラ
ックが使用不能になっても、成る特定の保管温度で収納
保管すべき物品を収納保管できる数のみが極端に減少す
ることがない。　しかも、エリアを、上側に位置するも
のほど高温エリアにしであるから、断熱板の断熱性能の
割には、仕切板による各エリアの断熱区画性能を勝れた
ものにできる。

その上、断熱板によりラックを上下方向で複数のエリア
に断熱区画するから、断熱板を小型、軽量に構成でき、
断熱板の位置変更、つまｂ１エリアの大きさ変更を容易
に行々える。

〔発明の効果〕

従って、物品を収納保管できる数を収納保管　（ゝ・す
べき物品の数に出来るだけ近づけて、ラックを効率良く
使用でき、しかも、ラック式倉庫を用いての物流効率に
勝れ、もって、全体として、物流システムに組込むラッ
ク式倉庫として非常に好適で、かつ、空調を経済的に行
なえるラック式倉庫を提供できるに至った。

〔実施例〕

第１図、第２図に示すように、上下並びに横方向に升目
状に区画された複数の収納空間０）・・を備え、かつ、
収納空間（１）・−に対する物品出入方向に適宜間隔を
隔てて対向位置する一対のラックｔ２）　、　＋２）と
、これら両ラック＋２＋　、　＋２）間の作業用通路（
３）に位置して両ラック（２）　、　＋２１に対する物
品の搬入搬出を行なう装置（４）との組の複数を前記物
品出入方向に並設するとともに、外側壁（６）及び屋根
（７）を設けであるラック式倉庫であって、前記ラック
（２）は、物品出入方向に適宜間隔を隔てて対向位置す
る支柱対（２ａ、２ａ）の複数を通路長手方向に適宜間
隔を隔てて並設するとともに、隣接支柱対（２ｍ　、　
２ａ　）　、　（２ｍ　、　２ａ　）間夫々に上下方向
複数の収納空間（１）・・を形成させるべく、収納空間
（１）・・に差入れられた物品の両端部を載置支持する
複数の棚部材対（２ｂ　、　２ｂ　）・・を上下方向に
適宜間隔を隔てて取付けて、構成されている。

前記物品搬入搬出装置（４）は、通路（３）の長手方向
に駆動移動される支柱（４Ａ）に、前記収納空間ｆｉｌ
に対して物品を出し入れする物品出入具（４Ｂ）を駆動
昇降自在に増付け、もって、物品出入具（４Ｂ）の通路
長手方向及び上下方向での移動により、物品出入具（４
Ｂ）を各収納空間（１）・拳に選択的に対応位置させて
、各収納空間（１１・藝に対して物品を出し入れすべく
構成されている。

而して、前記各ラック（２）・・夫々を上下方向で３つ
のエリア（ＡＩ）、（Ａり、（Ａ３）に仕切る断熱板ｆ
８１　、　（８１を、通路（３）に突出しない状態でラ
ック（２）−・に固着し、上側のエリア（Ａ１）を、日
射を受ける屋根（７）からの輻射熱で加熱させる一方、
下側エリア（Ａ３）に冷凍機（９）による冷風を吹込む
ダクト（＋０１を設けて、上側エリア（Ａ１）を高温（
３０℃以上）の保管エリアに、中側エリア（Ａ２）を中
温（，２０〜３０℃程度）の保管エリアに、下側工リア
（Ａ３）を低温（１０−２θ℃程度）の保管エリアに夫
々、構成する。　前記ダク）　［１０）は、ラック＋２
１　、　＋２１対の一方における下側仕切板（８）の下
側近くに、他方のラック（２）に向かって冷風を水平方
向に吹出すべく設けられており、かつ、各ラック（２）
・・における仕切板＋８＋　、　（８）・・は、庫内全
体での対流による各エリア（ＡＩ）　、　（Ａｍ）　、
（ＡＩ）間での熱伝導を可及的、抑制するために、同一
高さに位置する状態に設けられている。

前記各エリア（ＡＩ）　、（Ａり、（ＡＳ）は医薬品原
料の保管や電子機器のそれぞれの温度におけるエージン
グテスト（温度耐久テスト）の場として用いられる。

〔別実施例〕

各エリア（Ａｔ）、（Ａｘ）夫々に対して空調装置を設
ける。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第８図は実施例を示し、第１図は概略縦断側
面図、第２図は縦断側面図、第８図は要部の拡大正面図
である。　第４図は従来例を示す概略縦断側面図である
。 （ｔｌ・・・・・・収納空間、（２）・・・・・・ラッ
ク、（４）・・・・・・物品搬入搬出装置、（ＡＩ）、
（Ａｇ）・・・・・・エリア、（８）・・・・・・断熱
板。 代理人　弁理士　北　村　修 ・１７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　上下方向に区画された複数の収納空間（１）・・を
   備えたラック（２）とそれに対する物品搬入搬出装置（
   ４）との組の複数を横方向に並設しであるラック式倉庫
   において、前記各ラック（２）・・夫々を上下方向で複
   数のエリア（Ａ１）　、　（Ａ、）　に仕切る断熱板（
   ８）・・を設け、前記各エリア（Ａ工）　、（Ａｍ）を
   、上側に位置するものほど温度が高くなる状態に構成し
   であるラック式倉庫。 ■　前記各ラック（２）・・における断熱板（８）・・
   が、同一高さに位置する状態に設けられている特許請求
   の範囲第０項に記載のラック式倉庫。