JPS60257891A - 原料移送管の清掃装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 本発明は原料移送管に附着した原料を清掃除去する装置
に関するものである。

水飴、アイスクリーム、ジャム等の高粘度原料はもとよ
、す、最近は省力化のため、小麦粉、その他の粉材原料
までも移送管で移送することが行われている。

しかしながらこれらの移送管には原料が附着し易、〜ま
ため作業終了の度毎に又は定期的に移送管を小区間毎に
分解して清掃しているのが現状であり、その分解着脱操
作が極めて面倒であると共に多大の労力を要しているの
が実情である。

これを改善するために、移送管内にその管壁に密接する
ように受圧体を挿入してこれを圧力水で圧送して移送管
に附着した原料を除去清掃することが実公昭５８−４５
８３２号公報や特開昭５２−１００７５４号公報で知ら
れているが、このような受圧体の圧送による払拭清掃だ
けでは移送管の接続部のバッキング部分、段差のある部
分、或は歪み又は摩耗等によってできた凹み部分等に附
着した原料を確実に除去清掃することは未だできない欠
陥がある。

発明の構成 本発明はこのような欠陥を改善するようにしたものであ
って、弾性受圧体の前部に弾性軸部を介して球状の弾性
案内体を、後部に弾性軸部を介して噴射孔を穿設した噴
射体を夫々連結して形成した圧送具を原料移送管内に嵌
合し、前記噴射体の　・後部には原料移送管の基部に伸
長自在に挿通した圧力水供給パイプを前記噴射孔と連通
ずるように連結すると共に前記原料移送管の基部には更
に排水孔と排水量調節装置と夫々設けたことを要旨とす
るものである。

本発明の実施例を図面について説明すると、原料を収容
するタンク１と連結され先端部が任意の処理機又は処理
容器２に接続された原料移送管３の内部には、球状の弾
性案内体４とその後方に位置する弾性受圧体５と最後部
に位置する噴射体６とこれらの間を夫々連結する弾性軸
部７とで形成された圧送具８が原料移送管３の基端にお
いて取付蓋３′を脱すことにより嵌合できるように構成
されている。

前記弾性案内体４は原料移送管３の径より小さく形成さ
れ、また弾性受圧体５はその後部に形成された凹部５′
周縁部分の径が原料移送管３の径より僅かに大きくなる
ように形成され、更に前記噴射体６は弾性案内体４と略
同形でその周面には複数の噴射孔９が穿設され、該噴射
孔９は通孔１０を介して噴射体６の後部に取付具１］で
着脱自在に連結された圧力水供給パイプ１２と連通され
ている。

前記圧力水供給パイプ１２は原料移送管３の取付蓋３′
の後端に水密を保持して挿通自在に貫通した後捲取リー
ル１３に捲回され、ポンプ１４により高圧水を供給でき
るように構成されると共に取付蓋３′部分には排水筒１
５と排水量調節装置１６が設けられている。

なお図中１７は排水量調節装置１６の調整ナツト、１８
はゴム等の流量調節リングである。

本発明実施例は」二記のように構成されているから取付
蓋３′を脱して原料移送管３内に圧送具８を嵌合し噴射
体６に圧力水供給パイプ１２を接続して取付蓋３′を装
着した後ポンプ１４で高圧水を供給すると、高圧水は圧
力水供給パイプ１２及び通孔１０を介して噴射孔９から
噴射して受圧体５の凹部５′に作用して圧力水供給パイ
プ１２を伸長し、なから圧送具８を原料移送管３内を抑
圧移送せしめ受圧体５ば原料移送管３内壁面に附着した
原料を掻き出すと同時に噴射圧力水は直接原料移送管３
内面をも水洗洗滌し排水筒１５から排水される。

しかして圧送具８の移動速度の調整は排水量調節装置１
６の排出水量を調節して行うものであり、また圧送具８
が原料移送管３の先端まで圧送されて清掃し終ったら噴
射体６と圧力水供給パイプ１２とを分離して圧力水供給
パイプ１２だけを原料移送管３内を捲き戻すものである
。

なお圧送具８の案内体、受圧体及び軸部はゴムで一体に
形成し、噴射体は金属又は硬質合成樹脂で形成するのが
好適であり、また小麦粉のような粉材移送管の場合には
これに水分を加えて粘性をもたせてから清掃するのが好
ましい。

発明の効果 本発明は球状の弾性案内体の後部に設けた弾性受圧体の
後部に弾性軸部を介して噴射孔を有する噴射体を設け、
該噴射体に圧力水供給パイプを連結して前記噴射孔から
高圧水を噴射して受圧体を原料移送管内を圧送してその
内壁面に附着した原箸を払拭すると同時に圧力水の噴射
によって原料移送管内を洗滌するようにしたもので、受
圧体による払拭作用と圧力水の噴射洗滌作用とによって
原料移送管内を能率良く確実に清掃できると共に特くに
圧力水の噴射洗滌作用は原料移送管の接続部のバッキン
グ部分、段差のある部分、或は歪みまたは摩耗等による
凹み部分等に附着した原料を確実に清掃除去でき、粘性
原料はもとより粉剤移送管等も分解することなく効率良
く清掃できる優れた特徴を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一部切欠縦断正面図。第２図は本発明
の使用説明図である。 ３・・原料移送管、４・・・弾性案内体、５・・・弾性
受圧体、６・・・噴射体、７・・・弾性軸部、８・・・
圧送具、９１・・・噴射孔、１２・・圧力水供給パイプ
、］５・・・排水孔、１６・−・排水量調節装置。 特許出願人　安　藤　寿　美　男 代理人　横　１　実　へ壬子］詔：・

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 弾性受圧体の前部に弾性軸部を介して球状の弾性案内体
   を、後部に弾性軸部を介して噴射孔を穿設した噴射体を
   夫々連結して形成した圧送具を原料移送管内に嵌合し、
   前記噴射体の後部には原料移送管の基部に伸長自在に挿
   通した圧力水供給パイプを前記噴射孔と連通ずるように
   連結すると共に前記原料移送管の基部には更に排水孔と
   排水量調節装置と夫々設けた原料移送管の清掃装置。