JPS6025720B2 - 陶磁器焼成用トンネル炉 - Google Patents

陶磁器焼成用トンネル炉

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Publication number
JPS6025720B2
JPS6025720B2 JP56185935A JP18593581A JPS6025720B2 JP S6025720 B2 JPS6025720 B2 JP S6025720B2 JP 56185935 A JP56185935 A JP 56185935A JP 18593581 A JP18593581 A JP 18593581A JP S6025720 B2 JPS6025720 B2 JP S6025720B2
Authority
JP
Japan
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zone
hot air
firing
exhaust gas
tunnel furnace
Prior art date
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Expired
Application number
JP56185935A
Other languages
English (en)
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JPS5886380A (ja
Inventor
雪和 朝倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
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Publication of JPS5886380A publication Critical patent/JPS5886380A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Tunnel Furnaces (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は陶磁器焼成用トンネル炉に関するものである。
通常の陶磁器焼成用トンネル炉は子熟帯、焼成帯、冷却
帯よりなり、冷却帯の炉出口付近から吹き込まれた空気
は焼成帯を経て燃焼ガスとなって子熱帯に到り、該子熱
帯において被焼成品を子熱したうえ排ガス口から排出さ
れるようになっているが、このような構成のものにおい
ては、子熱帯における被焼成品の子熱を焼成帯から子熱
帯に送られてくる燃焼ガスだけに依存しているため、種
々の被焼成品について子熱帯において所定の加熱曲線に
従うように温度を保持することは容易でなく、また、予
熱にに必要な燃焼ガスを子熱帯に送るためには焼成帯に
おいて過剰の空気を供給する必要があり、その結果、焼
成帯において多くの燃料を消費しなければならない無駄
があるなどの難点があった。そこで、袴公昭56−40
263号公報に記載のセラミック焼成用トンネルキルン
のように、子熱帯においてキルンの屋根および側壁に設
けた関口に噴射ノズルを取付け、冷却帯からパイプを通
じてファンにより送られる高温空気を前記各噴射ノズル
からキルン内に噴射させて子熱帯の全容積に亘り焼成帯
から流れ込む燃焼ガスを高度に蝿乱させ、予熱帯におけ
る被焼成品の子熱を均一に行わせるようにしたものも提
案されている。ところが、このようなトンネルキルンは
子熱帯の温度を所定の加熱曲線に従わせることが通常の
トンネル炉よりも容易となるとともに焼成帯に過剰の空
気を供聯合する必要がないために燃料の消費節減も期待
できるが、子熱帯において被焼成品を予熱した後の燃焼
ガスは焼成帯における燃料の燃焼生成物である硫黄酸化
物その他の有害ガスを含んだものであるために高温であ
るにも拘らずそのまま有効に利用することができず、徒
らに排ガス口から煙突によって大気中に放散させるほか
ないという難点がある。本発明は前記のような従来の陶
磁器焼成用トンネル炉の難点としたところを解決するた
めになされたもので、以下、図示の実施例について詳細
に説明する。
トンネル炉1は予熱帯2、焼成帯3、冷却帯4よりなり
、予熱帯2の炉入口側から台車によって送られる被焼成
品は該子熱帯2において予熱されたうえ焼成帯3におい
て焼成され、続いて冷却帯4において冷却されて該冷却
帯4の炉出口側から送り出されるようになっていること
は通常のトンネル炉と同様であるが、前記冷却帯4には
例えば二重天井をもってした熱交換部5を設けて該熱交
換部5には子熱帯2に設けた適当数の熱風吹込口6を導
管7を介して連結し、譲碁熱交換部5において得られる
清浄な熱風を譲尾熱風吹込口6から予熱帯2内に吹き込
むことができるものとしており、そして、該熱風吹込口
6には熱風の吹込量を調整するダンパー8が設けられて
いる。
また、予熱帯2の前記熱風吹込口6よりも焼成帯3寄り
の位贋には、該焼成帯3から子熱帯2に向う排ガスを該
子熱帯2から外部にダクト9を経て煙突に排出する第1
排ガス排出口10が設けられるとともに前記熱風吹込口
6よりも炉入口側の位置には菱裏熱風吹込口6から吹き
込んだ熱風を該子熱帯2からダクト11を通じ排出する
第2排ガス排出口12が設けられる。なお、前記熱交換
部5は焼成帯3に続く冷却帯4の始端から該冷却帯4内
の温度が57ず○近辺のところに亘る間に設けておけば
、熱風吹込口6から子熱帯2内に高温の清浄な熱風を図
示しないファンをもって大量に吹き込むのに適当であり
、また、前記熱風吹込口6は子熱帯2の炉入口側より該
予熱帯2の長さの約10分の2程度入った位置からその
ほぼ中央を過ぎた位置の間において1個ないし複数個設
けてダンバー8或いはさらに必要に応じ適当な温度調節
手段を設けたものとしておけば、子熱帯2内の温度を所
定の加熱曲線に従うようにするための清浄な熱風を常に
適確に吹き込むことができて好ましい。このように構成
されたものは、トンネル炉1の子熱帯2の炉入口側から
台車によって送られる被焼成品が該子熱帯2を通過する
間にこれに設けた熱風吹込口6から吹き込まれる清浄な
熱風則ち冷却帯4の二重天井をもってした熱交換部5に
おいて得られて該熱風吹込口6に連結した導管7を介し
図示しないファンによって送られる熱風によって子熱さ
れることとなるが、該熱風はその温度、流量を容易に調
整することができて子熱帯2内の温度を所定の加熱曲線
に従うようにしたものであるため、該予熱帯2において
被焼成品はこれに適応した子熱の温度経過をとることと
なる。
従ってッ/子熱帯2における子熱に必要な燃焼ガスを該
子熱帯2に送るために焼成帯3において過剰の空気を供
聯合して多くの燃料を消費させるという無駄はなくなる
とともに予熱帯2に続く晩成帯3における過剰空気を理
論空気量に近づけることができる。さらに、予熱帯2に
は前記熱風吹込口6よりも焼成帯3寄りの位直に第1排
ガス排出口10が設けられて焼成帯3から予熱帯2に向
う燃焼ガスを該子熱帯2から外部ダクト9を経て図示し
ないファンによって煙突に排出させるため、焼成帯3か
ら子熱帯2に入った前記燃焼ガスは第1排ガス排出口1
0に到るまでの間において被焼成品を子熟するに止どま
り、前記熱ぜ息吹込口6を越えることはないものである
。従って、前義撃熱風吹込口6から吹き込まれて被焼成
品を予熱した清浄な熱風は該熱風吹込口6よりも炉入口
側の位置に設けた第2排ガス排出口12からダクト11
を経て図示しないファンによって子熱帯2から外部に排
出させることができ、この排出させた熱ぜ鼠ま前記第1
排ガス排出口1川こ入って煙突に排出させる排ガスとは
異なり、燃料の燃焼生成物を含まない清浄で且つ高温の
ものであるため、熱交換することなくそのまま乾燥炉そ
の他に有効に利用できるものである。なお、前記実施例
においては、冷却帯4の熱交換部5を二重天井をもって
したが、冷却帯4内は糠成帯3から送られてくる高温の
被焼成品の熱によって清浄な高温の空気が常に充満して
いるので、冷却帯4内の適所をもって熱交換部とするこ
ともできる。
本発明は前記実施例による説明によって明らかなように
、予熱帯内の温度を被焼成品に適切な所定の加熱曲線に
従ったものとすることが容易にできるうえ使用燃料を大
きく節減できるものであって、従来の陶磁器焼成用トン
ネル炉の難点としたところをを解決したものとして工業
的価値きわめて大なものである。
図面の簡単な説明、 図面は本発明の実施例を示す−都切欠側面図である。
2:子熱帯、3:焼成帯、4:冷却帯、5:熱交換部、
6:熱風吹込口、10:第1排ガス排出口、12:第2
排ガス排出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 予熱帯、焼成帯、冷却帯よりなるトンネル炉におい
    て、予熱帯に該予熱帯内の温度を所定の加熱曲線に従う
    ようにするための熱風を吹き込む熱風吹込口を冷却帯の
    熱交換部に連結して設け、さらに、前記予熱帯には前記
    熱風吹込口よりも焼成帯寄りの位置において該焼成帯か
    ら予熱帯に向う排ガスを排出する第1排ガス排出口を設
    けるとともに該熱風吹込口よりも炉入口側の位置には前
    記熱風吹込口から吹き込んだ熱風を排出する第2排ガス
    排出口を設けたことを特徴とする陶磁器焼成用トンネル
    炉。
JP56185935A 1981-11-19 1981-11-19 陶磁器焼成用トンネル炉 Expired JPS6025720B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56185935A JPS6025720B2 (ja) 1981-11-19 1981-11-19 陶磁器焼成用トンネル炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56185935A JPS6025720B2 (ja) 1981-11-19 1981-11-19 陶磁器焼成用トンネル炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5886380A JPS5886380A (ja) 1983-05-23
JPS6025720B2 true JPS6025720B2 (ja) 1985-06-19

Family

ID=16179450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56185935A Expired JPS6025720B2 (ja) 1981-11-19 1981-11-19 陶磁器焼成用トンネル炉

Country Status (1)

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JP (1) JPS6025720B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344923A (en) * 1977-06-03 1978-04-22 Yoshiyuki Iwami Safety means for propane gas bomb cocks
JPS56142378A (en) * 1980-04-05 1981-11-06 Nippon Crucible Co Tunnel baking furnace

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344923A (en) * 1977-06-03 1978-04-22 Yoshiyuki Iwami Safety means for propane gas bomb cocks
JPS56142378A (en) * 1980-04-05 1981-11-06 Nippon Crucible Co Tunnel baking furnace

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Publication number Publication date
JPS5886380A (ja) 1983-05-23

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