JPS60255300A - スクリユ−プレス型汚泥脱水機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スクリュープレス型の汚泥脱水機に関する。

従来、この種の汚泥脱水機は、多数の濾過孔を貫設した
濾過筒内に回転駆動されるスクリュー軸を設け、濾過筒
とスクリュー軸の間に螺旋状の圧縮通路を入口から出［
］に向う程小さい断面に形成している。断面積の大きい
圧縮通路の入口に投入された汚泥は、スクリュー軸の回
転により圧縮通路を断面積の小さい出口に向けて移動し
、その移動中に圧縮されて脱水する。

ところが、汚泥脱水機を設計するに当り、脱水する汚泥
の特性に適合する圧縮通路の圧縮比や濾過孔の径を選定
するのが著しく困難であり、その選定が適正でないと、
高い脱水能力が得られない。

本発明の目的は、上記のような従来の汚泥脱水機におけ
る困難全低減し、高い脱水能力が得られるスクリュープ
レス型汚泥脱水機を提供することである。

本発明（は、上記の目的を達成するため、圧縮脱水と減
圧脱水を併用することに着眼したものであり、上記のよ
うな従来の汚泥脱水機において、濾過筒を減圧室内に配
置して所望の圧力に減圧可能にしたことを特徴とするス
クリュープレス型汚泥脱水機である。

この汚泥脱水機においては、濾過筒とスクリュー軸間の
圧縮通路を移動する汚泥は、圧縮脱水されると共に減圧
脱水され、圧縮脱水と減圧脱水の相乗効果によって脱水
される。従って、圧縮通路の圧縮比や濾過孔の径が汚泥
の特性に十分適合していなくても、減圧室を汚泥の特性
−に適合する圧力に調整すれば、高い脱水能力が得られ
る。即ち、操作の簡単な減圧室の圧力の調整によって、
高い脱水能力が得られるので、圧縮通路の圧縮比や濾過
孔の径を選定する困難が低減される。

次に１本発明の実施例について説明する。

１Ｍ面に示す本例のヌクリューブレヌ型汚泥脱水機は、
円筒壁に多数の小さい１慮過孔（２）Ｐ貫設した濾過筒
（１）内に、円筒軸（４）の中央部に截頭円錐筒（５）
Ｐ同軸芯に固定したスクリュー軸（３）す同軸芯に貫通
して軸支し、１慮過筒（１）内に配置されたスクリュー
軸の截頭円錐筒（５）の外周面にスクリュー羽根（６）
を突設して、濾過筒（１）とスクリュー軸の截頭円錐筒
（５）の間に螺旋状の圧縮通路（７）を、入口（８）か
ら出目（９）に向う程小さい断面に形成している。なお
。

１虜過筒の濾過孔（２）は、圧縮通路の出口（９）に近
い位置のもの程小径になっている。

濾過筒（１）外に突出したスクリュー軸の円筒軸（４）
には、チェン伝導機構０１を介して減速機付の可変速モ
ータ０１）を連結している。濾過筒（１）の低圧側の端
には、圧縮通路の入口（８）に接続する汚泥投入口０９
分設け、汚泥投入口（１邊に汚泥面レベルスイッチＣ１
１を取付けると共に弁０４）付の汚泥投入管Ｏｎを接続
して、汚泥面レベルスイッチ（１免により作動する弁０
４）によって汚泥投入口０２内の汚泥面高さを一定の範
囲内に制御するように装置している。濾過筒（１）の高
圧側の端には、圧縮通路の出口（９）に接続する汚泥落
下路０・を設けている。

１慮過筒ｒｌｌの高圧側１の半分と低圧側の半分は、そ
れぞれ、減圧室０η内に配置し、各減圧室０ηの床をそ
れぞれ濾液の受皿Ｏｇｌに兼用し、各受皿Ｏｍの流下口
をそれぞれ？導液タンク０情の上部に接続し、オた、各
濾液タンクＯ１の上部にそれぞれ吸引力を調整すること
のできる真空ポンプ（イ）を接続して、各真空ポンプ翰
の駆動によってそれぞれ各減圧室０７）従って濾過筒（
１）の高圧側の半分、低圧側の半分を所望の圧力に減圧
するよりに装置している。なお、各減圧室面には圧力計
（２１）を接続し、各濾液タンク（１１の上部内に受皿
Ｑ８）から流入する濾液が衝突する板（イ）を取付けて
いる。

各濾液タンク的には、それぞれ、濾液面レベルスイッチ
（ハ）を取付け、各濾液タンク（１９の下端にそねぞれ
排水ポンプＱ４を接続して、’ｆ！）７１１液面レベル
スイッチ翰により作動する各排水ポンプ（ハ）によって
、それぞれ、各濾液タンクｎ内の濾液面高さを一定の範
囲内に制御するように装置している。

本例の汚泥脱水機を駆動する場合、各真空ポンプ（イ）
の駆動により各減圧室面を所望の圧力に減圧し、可変速
モータ０１）の駆動によりスクリュー軸（３）を所望の
ｉｌ！度で回転する。すると、汚泥投入口０のないし圧
縮通路の入口（８）の汚泥は、出口（９）に近い位置程
断面債の小さい圧縮通路（７）をスクリュー軸（３）の
回転により出口１９）に向けて移動し、その移動中に圧
縮されて脱水し、同時に、濾過筒の濾過孔（２）から減
圧されて脱水し、脱水汚泥が圧縮通路の出口（９）を経
て汚泥落下路（ＩＦ５に落下する。

本例の汚泥脱水機においては、汚泥の処理量がｏ、　ｔ
ａ　ｓ　Ｊ　／ｆｉｒのとき、脱水汚泥の平均含水率が
７１ＡＯ％であった。これに対し、減圧脱水を併用　５
− しない従来の汚泥脱水機においては、汚泥の処理量が０
．３ａ／Ｈｒのとき、脱水汚泥の平均含水率がｇＯ５％
であった。即ち、本例の汚泥脱水機は。

従来のそれに比して、脱水能力が非常に高い。

また、本例の汚泥脱水機は、圧縮通路（７）の圧縮比や
濾過孔（２）の径が汚泥の特性に十分適合しておらず、
圧縮脱水の能力が低い場合、各減圧室０力を汚泥の特性
に適合する圧力に調整すると、高い脱水能力が得られる
。

上記の図示実施例においては、１ｌｉ１過筒（１）の高
圧側の半分を減圧する威圧字面用と濾過筒（１）の低圧
側の半分を減圧する減圧室α９用の２式の真空ポンプ翰
、濾液タンクａつ、リド水ポンプ（財）等を設けている
が、７式のそれらを設けて両派圧室用に用いてもよい。

捷だ、濾過筒（１）の高圧側の半分と低圧側の半分を個
別の減圧室０７１によって減圧するので、濾過筒（１）
を高圧側の半分と低圧側の半分で異なる圧力に減圧する
ことができるが、濾過筒の全部を／室の減圧室によって
減圧してもよい。

【図面の簡単な説明】

　６− 図面は、本発明の実施例のスクリュープレス型汚泥脱水
機の一部縦断正面図である。 １：１慮過筒　２：濾過孔 ３ニスクリユー軸　７：圧縮通路 ８：入　口　９：出　口 １７：減圧室 ７−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多数の濾過孔を貫設した１慮過筒内に回転駆動されるス
   クリュー軸を設け、濾過筒とスクリュー軸の間に螺旋状
   の圧縮通路を入口から出口に向う程小さい断面に形成し
   たスクリュープレス型汚泥脱水機において、１慮過筒を
   減圧室内に配置して所望の圧力に減圧可能にしたことを
   特徴とするスクリュープレス型汚泥脱水機。