JPS60254Y2 - 土練押出機 - Google Patents

土練押出機

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Publication number
JPS60254Y2
JPS60254Y2 JP15115981U JP15115981U JPS60254Y2 JP S60254 Y2 JPS60254 Y2 JP S60254Y2 JP 15115981 U JP15115981 U JP 15115981U JP 15115981 U JP15115981 U JP 15115981U JP S60254 Y2 JPS60254 Y2 JP S60254Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clay
sleeve
center
screw
vibration
Prior art date
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Expired
Application number
JP15115981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5855909U (ja
Inventor
守理 桑野
Original Assignee
株式会社宮園製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社宮園製作所 filed Critical 株式会社宮園製作所
Priority to JP15115981U priority Critical patent/JPS60254Y2/ja
Publication of JPS5855909U publication Critical patent/JPS5855909U/ja
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  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えは瓦やタイル等の窯業用原料の混練と
押出しをなす上鮎押出機に関する。
この種上鮎桟ては円筒形のスリーブ内の移送スクリュー
の回転により混練及び脱気された粘土を押出しなからス
リーブロ端のほぼ角錐形の溜め箱内に送込み、そして溜
め箱口端のタイスの成型口から粘土を吐出して同口に沿
った形状の荒地を成形するようになっている。
しかし現実にはスリーブと溜め箱との内部形状が多きく
異なっているもとで、岸持ち状態にある上記移送スクリ
ューの回転時において、特に自由端部が大きな振れ(捩
れ)を生じるため、スクリューの軸心が正規の回転中心
(スリーブの中心)から偏位し全体では円錐形の偏心回
転を呈することに起因して、粘土の押出し圧力の不均一
、配向性不良等を招きこの結果荒地の形状不揃い、歪み
等を生ずる大きな問題があった。
本考案は上述の問題に鑑み、移送スクリューの軸心を正
規の回転中心に適切に整合したもとで粘土の押出しをな
すようにした土練押出機であり、その目的は、安定した
圧力を以ってスリーブの適正な押出しを遂行して移送能
力の向上、成型口に対する粘土の吐出量、圧力の均一化
を図り、以って形状整一、性状安定の荒地の成形を可能
にすることにある。
以下本考案を図示実施例に基づいて説明する。
本例ては瓦製造ラインて実施される土練機について示す
斯る土練機において円筒形のスリーブ1内の中心に、適
宜駆動部に連繋された回転軸2が片持ち状態て軸方向に
横通支持されており、この回転軸2に脱気済み粘土用の
送出羽根3と、同羽根3の先端に位置してスリーブ10
端の溜め箱10に臨むリードピッチの小さい押出羽根4
と、を互いに整合装着することにより、移送スクリュー
Sが構成されている。
なお同羽根3,4は、ともに粘土に対する同一の押出有
効径とされている。
斯る移送スクリューSの支持手段については、上記スリ
ーブ1外に支持されかつ振動モータ6により昇降振動さ
れる一つの可動枠7の上下に、適数本の支杆8が連結さ
れている。
この各支杆8は、スリーブ1の直径方向に昇降可能に挿
通されており、その内端で前記押出羽根4のボス5上に
嵌合まれた軸受スリーブ9を連結支持している。
これによりスクリューSは、両端支持に基づいてその軸
心がスリーブ1の中心に整合保持され、斯る位置を基準
とした回転時において主に動きの許容された自由端部側
が有効な振動を付与される。
−・方前記スリーブ10端のほぼ角錐形の溜め箱10て
は、同箱の口端の横長方形のフランジ11に夕2イス1
2か装着され、また箱内の上下に一対の給出案内板16
が装着されている。
ダイス12は所要瓦の荒地に応じて独自又はフランジ1
1とともに交換されるものて、その中央には成型口13
を形成している。
14はダイス12内側に取着された粘土吐出量に対する
調節板で、その口15を成型口13と相似形にして連通
している。
上記給出案内板16は前記移送スクリューSからの粘土
の振動矯正をなすもので、その案内部17を内向き彎曲
形にし上記調節板14に臨む口端部18を荒地に適合す
る形状にしており、そ(7て案内部17基端のフランジ
19を前記スリーブ1と溜め箱10との間に挾持し、各
口端部18の両側を溜め箱10にナツト20を介して緩
挿支持した支杆21内端にビン22て連結支持されてい
る。
給出案内板16は、互いに適宜間隔の調節化Gを保持し
てはぼ角錐形に組立てられており、給出路23の入「1
24を前記移送スクリューS先端の押出羽根4に臨まに
孝へ出し]25を前記成型口13と相似形にして前記[
」15に連通している。
なよ3各口端部18と調節板14との隙間に適当なバラ
キンクを付設してもよい。
前述の給出案内板16に対する振動機構については、溜
め箱10に適宜支持されかつ振動モータ26により昇降
振動される一つの可動枠27の上下に、2本毎の振動杆
28が調節ナツト29を介して連結されている。
この各振動杆28は、溜め箱10の上下に緩挿されてお
り、その内端部を各給出案内板16の案内部17の中央
部両側に当接して特に成型口13両側の口端13aに対
応する粘土部分に積極的に振動を与える。
前述のように構成された本例の土練機ては、移送スクリ
ューSの移送作用と給出案内板16の給送作用との協働
により、粘土をダイス12外へ吐出する。
すなわち移送スクリューSは、支杆8により軸心がスリ
ーブ1の中心に整合保持された位置て回転される間に、
振動モータ6の駆動により可動枠7とともに両支杆8が
昇降振動して特に押出羽根4部側に有効な振動を常時受
ける。
このもこてスクリューSは、振動移送回転に基いて送出
羽根3て脱気済み粘土をスリーブ1の口端側へ順次移送
するとともに、押出羽根4で粘土Wを溜め箱10側へ押
出す。
斯る粘土の移送状態を観ると、粘土は各羽根3.4の円
周方向全面に亘る一様な押出圧力を有効に受けて、流動
、不動部分、流動速度の早・遅部分(流れの良否部分)
圧力の高・低部分等のような移送状態の差異、各々の羽
根部分後面の付着事態を一切生じない。
これにより粘土は、粒子間の配向性すなわち粒子の粗分
子、微分子及び水成膜の状態が何ら阻害されず、全体が
均質な性状、安定した組織に保持されて連続的に移送さ
れる。
この結果スクリューSは、必要最小の駆動力で軽快に回
転し、各羽根3,4のピッチ間の押出圧力を均一化し得
るとともに各羽根部分に対するすべり抵抗を小さくしか
つ芯振れによる偏摩耗をなくして円滑な粘土移送作用を
遂行する。
一方前記溜め箱10側ては、振動モータ26により可動
枠27とともに振動杆28が作動して双方の給出案内板
16に所定の振動を常時与えることにより、両案内板1
6は、案内部17の特に口端部18に至り有効に振動変
化する。
このもとで前述のように移送スクリューSにより給出案
内板16の入口24内に送込まれた粘土が案内されつつ
吐出される。
斯る粘土の給送吐出状態を観ると、粘土Wは、給出路2
3内の流動過程て双方の案内部17の矯正振動を受けて
ゆさ振られ、案内部17に沿って路23内の全域に亘り
一様に分布するとともに、配向性が安定に矯正され、そ
して各案内部17内周面との接触部分及びその近傍部分
の流動抵抗が可及的に小さくされて路23内の中央部分
と平均的に流動する。
そして出口25側に至って上下の口端部18の矯正振動
を有効に受けて口15に押出され、次いてダイス12の
成型口13内の全域に行き渡り一様に吐出されて荒地W
1に成型される。
なお荒地W1は以降コンベヤー等て搬出されそして瓦サ
イズに1枚毎切断されら。
前述のように粘土の振動矯正給出をなす溜め箱10側て
は、特に給出路23の両測部言換えると成型口13の両
口端13aの対応部分に積極的に振動を与えることから
、粘土Wは、成型口13と相似形の出口25から口15
に亘り一様な量、圧力て押出されながら一次成型さ41
、次いて成型口13から吐出されながら本皮型される。
これによりとかく成型しにくいとされていた荒地W1の
両側部をも含めてきわめて正確かつ安定した形状に成型
し得る。
また双方の給出案内板16の位置、間隔を調整可能にし
ていることにより、厚手、薄手いずれの荒地の場合にも
適用し得る。
なお本例土練機においてスクリューSの自由端部の支持
にあたっては、第4図のように同羽根3.4間に配設し
た軸受具9を支杆8て支持したり、また回転軸2先端を
軸受支持してもよい。
また給出案内板16に対して図示支杆21を省略して振
動杆28を調節可能に連繋してもよい。
各モータ6.26は、振動を強弱、緩急変更できる型式
てもよく、また各支杆8、給出案内板16に個々に連繋
してもよい。
本例て示した振動式の粘土移送給出技術は、タイル原料
の押出機にも勿論実施し得る。
このように本考案の土練押出機は、スリーブ内における
移送スクリューの自由端部を、スリーブの直径方向に挿
通された支持部材及び軸受部材て連繋し、その軸心をス
リーブの中心部に整合保持したもとて、スクリューを回
転させて粘土の押出しをなすものてあり、スクリューの
偏心回転を未然に解消して常に安定した圧力を以って粘
土を一様に押出しつつ溜め箱内へ良好に移送し得るので
、移送能力を向上し得るだけに止まらずダイスの成型口
に対する粘土の吐出量、圧力の均一化を図り得る。
特に前述の支持部材を振動機能に連繋してスクリューの
主に自由端部側に有効な振動を与えることにより、粘土
を安定した配向組織に保持しつつ移送して成型口に沿っ
て吐出し得、形状、性状の安定した良質な荒地を成形し
得る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は本例土練機
の側断面図、第2図は第1図■−■線に基づく面図、第
3図は第1図■−■線矢視に基づく正面図、第4図は移
送スクリューの支持技術の別個を示す側面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スリーブの中心方向に片持ち状に支持された回転軸に、
    同軸の中央部に位置する送出羽根と、同軸の自由端部に
    位置する押出羽根と、を夫々装着して粘土用の移送スク
    リューを構成上、このスクリューの自由端部側を、前記
    スリーブ内の直径方向に挿通支持されかつ振動桟構に連
    繋された支持部材に適宜軸受部材を介して支持し、移送
    スクリューの軸心をスリーブの中心部に整合することを
    特徴とする土練押出機。
JP15115981U 1981-10-12 1981-10-12 土練押出機 Expired JPS60254Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15115981U JPS60254Y2 (ja) 1981-10-12 1981-10-12 土練押出機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15115981U JPS60254Y2 (ja) 1981-10-12 1981-10-12 土練押出機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5855909U JPS5855909U (ja) 1983-04-15
JPS60254Y2 true JPS60254Y2 (ja) 1985-01-07

Family

ID=29943850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15115981U Expired JPS60254Y2 (ja) 1981-10-12 1981-10-12 土練押出機

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JP (1) JPS60254Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6358761B2 (ja) * 2016-08-04 2018-07-18 宮崎鉄工株式会社 セラミック成型品の押出成型機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5855909U (ja) 1983-04-15

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