JPS6025475A - 物体同定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は特定の物体の登録および識別を行うために使
用される物体同定装置に関するものである。

従来この種の装置として、人物の同定を行う場合には、
第１図に示すものがあった。

第１図は従来の人物同定装置を示す構成図である。図に
おいて、（１）は人物の手指の指紋を写すためのカメラ
、（２）はこのカメラ（１）より得られたアナログ画像
を計算機処理できるディジタル値にするＡ　／　Ｄ変換
器、（３）は上記Ａ　／　Ｄ変換器（２）より得られた
ディジタル画像データを計算機処理するデータ処理回路
、（４）は処理されたデータを記憶しておくメモリ回路
、（５）はメモリ回路（４）に記憶されているデータと
画像データ処理回路（３）より得られたデータとを人物
同定のため比較−処理する同定処理回路、（６）は画像
データをメモリ回路（４）に入力するのと人物同定する
のとを切如換える切り換えスイッチである。

次に動作について説明する。先ず特定人物の手指の指紋
を登録・記憶する場合について、切り換えスイッチ（６
）を（、）側に接続する。カメラ（１）より指紋のアナ
ログ画像データが得られ、Ａ／Ｄ変換器（２）Ｋより画
像データがディジタル化され、画像処理回路（３）で指
紋特徴抽出処理される。この処理さｈたデータが人物同
定のための参照データとしてメモリ回路（４）に登録記
憶される。

次に人物同定の場合について、切シ換えスイッチ（６）
は（ｂ）側に接続する。指紋特徴抽出処理までの動作は
前記記憶する場合と同様である。次に処理された画像デ
ータは同定処理回路（５）に入力され、あらかじめメモ
リ回路（４）に記憶されているデータと参照・比較され
、同じデータが存在するかどうかで人物同定処理が行な
われる。

従来の人物同定装置は以上のように構成されており、ま
たその他の物体の同定装置例おいても画像処理・認識技
術が必要で、技術的に困難な部分も多く装置も高価にな
るなどの欠点があった。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、被検査物体をＲＬＣ共振回路のコ
ンデンサの電界内に挿入することで、個々の被検査物体
により、上記共振回路の共振状態を示す特性値が変化す
る。この特性値を測定し、メモリ回路に記憶されている
特定の被検査物体の上記特性値と比較して、被検査物体
の同定を行うことによシ物体同定を安価Ｋ、すばやく、
しかも簡単な方法で行なおうとするものである。

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第２
図は、この発明の一実施例による人物同定装置を示す構
成図である。図において、（７）は被検査物体で、この
場合は人物の手指、（８）はＲＬＣ共振回路、（９）は
コイル、（１０）は共振回路（８）のコンデンサ、（１
１）は抵抗、（１２）は電源、（１３）はＲＬＣ共振回
路（８）の共振状態を示す特性値を測定する測定器でこ
の場合は共振周波数を測る周波数計である。（２）は周
波数計（１３）の値をディジタル値するＡ／Ｄ変換器、
（４）はコンデンサ（ｌＯ）の電界内に特定の被検査物
体（７）を挿入した際の、共振同波数の値を記憶するメ
モリ回路、（５）は周波数計（１３）で測定される共振
同波数の値と、メモリ回路（４）に記憶された共振周波
数の値とを比較する回路で、同定処理回路をなす。（６
）はメモリ回路（４）への記憶と被検査物体（７）の同
定処理とを切シ換える切シ換えスイッチである。

次に０の作について説明する。ＲＬＣ共振回路（８）に
おいて、コンデンサ（１０）の電界内に手を挿入しない
時の共振周波数をｆＯとするさ、ｆＯはＬとＣの値で決
定され、ｆｏ＝１／２πｖ’ＬＣ−でまる。次にコンデ
ンサ（１０）の電界内に手を押入すると、その個人の手
の容積、水分量等の差により、誘電率６日が変化し、そ
の結果、コンデンサ（１０）の容量ＣはＣＩ−Ｃ６０と
変化する。その結果、上記共振周波数はｆｌ−：＝１／
　２Ｘｖ’Ｌで１となる。そこでこの共振周波数を測定
することで人物同定を行なうことができる。

個人の特徴績、個有共振周波数ｆｌを登録記憶する場合
について、切シ換えスイッチ（６）は（、）側に接続さ
れ、特定の人物の手指（７）をコンデンサ（１０）にそ
う人する事により周波数計（１３）より得られた共振周
波数ｆｌｆｄ、Ａ、　／　Ｄ変換器（２）を通して、メ
モリ回路（４）に記憶される。

次に人物同定の場合について、切り換えスイッチ（６）
は（ｂ）側に接続される。人物の手指（７）をコンデン
サ（ｌＯ）にそう人する事で得られる共振同波数ｆは上
記走間様の操作で得られ、この測定されたデータｆけ同
定処理回路（５）へ入力され、あらかじめメモリ回路（
４）に登録記憶されている参照データｆｌと比較され、
同一のものがあるかないかＫｉ′シ人物同定を行なう。

なお、上記実施例では、同定処理回路（５）で、個人の
共振周波数だけを人物同定に利用するものを示したが、
＠３図に示すように周波数計（１３１）と共に共振回路
（８）のＱ値を測定できるポテンショメータ（１３２）
を設けてもよい。第３図はこの発明の他の実施例による
人物同定装置の構成図である。このように構成すれば、
Ｑ値も、コンデンサ（ｌＯ）の容量の変化に左右され、
手指（７）を電界内に挿入して。

コンデンサ（１０）の容量がＣ１となったときのＱ値は
Ｑｌ＝Ｒ≠了不で得られる。従って、この量も個人のひ
とつの特徴量となり、上記共振周波数と共に、メモリ回
路（４）に登録、記憶し、人物同定に用いれば、人物同
定をよりいっそう簡単に、子ばやく正確に行なうことが
できるようになる。

また、Ｑ値のみを測定して人物同定を行なうこともでき
る。

さら釦、上記実施例では共振周波数又はＱ値の値そのも
のを比較処理したが、コンデンサ（１０）の電界内に被
検査物体（７）を挿入しない時の共振周波数ｆＯ又／／
ｉＱ値よりのずれの値ｊｆｘ又はΔＱｌを比較して物体
同定を行ってもよい。

また、上記実施例では、人物の同定装置についてのべた
が、例えば抵抗体等の素子の選別判別等、種々の物体の
同定装置に対しても適用できることは勿論である。

さらに、メモリ回路（４）Ｋ個別コード登録回路を設け
、共振回路（８）の共振状態を示す特性値を記憶する際
に、この個別コード登録回路より個別コード微量となり
、物体同定処理を簡単に行うことができる。

以上のように、この発明によれば、被検査物体をＩＲＬ
ｃ共振回路のコンデンサの電界内に挿入することで、個
々の被検査物体によシ、上記共振回路の共振状態を示す
特性値が変化する。この特性値を測定し、メモリ回路に
記憶されている特定の被検査物体の上記特性値と比較し
て、被検査物体の同定を行なうように構成したので、装
置が安価にでき、また人物同定が簡単にかつすばやく行
なえる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の人物同定装置を示す構成図、第２図はこ
の発ＩＪ’ｌの一実施例による人物同定装置を示す構成
図、第３図はこの発明の他の実施例による人物同定装置
を示す構成図である。 図において、（４）けメモリ回路、（５）は同定処理回
路、（７）は被検査物体、（８）けＲＬＣ共振回路、（
１０）けコンデンサ、（１３）は測定器である。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代　理　人　大　岩　増　雄 第２図 第３図 ｆ、Ｙ許庁長宮殿 １．事件の表示　１；１１願昭５８−１８４８０８号２
、発明の名称 物体同定装置 ：３．補正をする者 事件との関係　′＋６゛許出願人 住　所　東京都千代１１１区丸の込り二１’ｌＥ＋２番
３月−名　称　（６０１）　−：ぺ菱電機株式会社　′
代表者片１１１仁八部 ４、代理人 （１）　明細Ｙ」の発明の詳細な説明および図面の簡単
な説明の桐。 （２）　図面 ６？ｉｉｌ正の内容 （１）　明細１」（第２貫第１Ｏイｊの［７＋りずもの
があった。」を（−示すものがあった。」にＢ］゛圧す
る。 （２）　同第８頁第１８行の［チ（６）は（ｂ）側」を
［チ（６）を（ｔ］）側」に重圧する。 （３）　同１１３４頁第２行の「欠点があつｔコ。」を
１欠点があった。」に訂正する。 （４）　同へ３４頁第１７行の「（２）は電源」を「０
４は共振回路（８）で決尾される共振Ｌｊ波数で発振す
る発振七：へ　」に訂正する。 （５）　向ハエ４員第２０行の［ディジタル（Ｍする」
を「ディジタル化する。」にｎ」正する。 （旬　同第５負へ４９行の「次に動作」を「　次に動作
」にＳ」止する。 （７）　同第６負第１５行の「友化し」を「異なり」ｔ
こＢＪ正する。 （８）　同第５頁第１６行の１と変化する」を１となる
」にｄ」圧する。 （９）　同第６ｊｉ第１５行の「周波数計（１８１）　
Ｊをｒ　Ｊｉ’Ｊ波数計（１３Ｊに訂正する。 ０（拳　同第６頁第１７行の「夕（１８２）を」を「り
Ｑ４Ｊを」に訂正する。 （１υ　同第７頁第７行および第１４行の「また、」を
「　また、」にバ］止する。 ０）　同第７頁第１８行の１行っても」を「行なっても
」に訂正する。 ａ４　同第７頁第９行および第１８行の「さらに」を「
　さらに」にＨ」止する。 θ・参　同第８頁第２０行の「Ｑ、十は測足器」ケ「０
４はにｄ波数側、α膏はポテンショメータ」に訂正する
。 ７、　庵付町類の目録 図面（第２トｊ、第３図）　１通 以上 第２図 ｆｏ 第３図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ＲＬ　Ｃ共振回路、この共振回路の共振状態を
   示す特性値を測定する測定器、上記共振回路のコンデン
   サの電界内に特定の被検査物体を押入した際の上記特性
   値を記憶するメモリ回路、及び上記測定器により測定さ
   れる特性値と上記メモリ回路に記憶された特性値とを比
   較する回路を備えた物体同定装置ｆｆｆ。
2. （２）測定器はＲＬＣ共振回路の共振周波数を測定する
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の物体同定
   装置。
3. （３）測定器は、ＲＬＣ共振回路のＣ値を測定すること
   を特徴とする特ＩＰ請求の範囲第１項又は第２項記載の
   物体同定装置。
4. （４）メモリ回路はコンデンサの電界内に特定の被検査
   物体を挿入した際の、特性値のずれの値を記憶したこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項記載の
   物体同定装置。
5. （５）メモリ回路に個別コード登録回路を設け、ここと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項記載の
   物体同定装置。