JPS60254162A - 製本用複写方法 - Google Patents

製本用複写方法

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JPS60254162A
JPS60254162A JP59111601A JP11160184A JPS60254162A JP S60254162 A JPS60254162 A JP S60254162A JP 59111601 A JP59111601 A JP 59111601A JP 11160184 A JP11160184 A JP 11160184A JP S60254162 A JPS60254162 A JP S60254162A
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JP59111601A
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Takashi Seto
隆 瀬戸
Tomohiro Oikawa
及川 智博
Kenichi Shimizu
研一 清水
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、原稿を用紙に複写した上で中綴じ製本づるた
めの製本用複写方法に関する。
〔従来技術〕
従来、複数枚の原稿を、複数部数複写処理する場合、ソ
ータすなわちT合い装釘を用いて複写が完了した用紙の
頁順を揃えたり、さらにステッチャなどにより用紙の端
部を綴じる端綴じが行なわれていた。
しかしながら、A3、B4といった大きなサイズの用紙
を端綴じにすると、見開き時に大きなスペースをとって
しまい扱いにくい。また、大きなり一イズの用紙の場合
、収納時のスペースを小さく°するため、端綴じにした
用紙を中央部で二つ折りにすることがあるが、このよう
に用紙をまとめて折ると、収納時の体裁も悪く、その折
りぐせのために見聞ぎu4、折った部分の情報が見にく
くなる。
このような問題点を克服するためには用紙を中綴じ製本
づれぼよいが、中綴じ製本のためには用紙上に複写され
る原稿の位置を常に考慮する必要があり、しかも原稿と
用紙が同サイズの場合は、用紙を中綴じ製本したときに
用紙の見開き位置に1枚の原稿が複写されな【プればな
らない。
〔発明の目的〕
本発明は、このような点に鑑み、原稿と用紙が同サイズ
の場合において中綴じ製本のための用紙上における原稿
の位置関係を対応づけるようにした製本用複写方法を提
供することを目的とJる。
〔発明の構成〕
以下本発明を図面に示J−実施例により説明する。
第1図は←命骨令製本機能を備えた複写機1を示すもの
であり、複写l111のケーシング2内の上部には水平
方向に張設されたコンタクトガラス3が設けられており
、このコンタクトガラス3の上方のケーシング2内には
再循環式原稿取扱い装置4が配設されている。この原稿
取扱い装置4は、前記ケーシング2の上部開口5内に臨
む原稿トレイ6を有しており、この原稿トレイ6は前記
コンタクトガラス3のほぼ直上に位置している。前記原
稿トレイ6の一端下面には開口が形成されており、この
間口には、一対のプーリ7.7に巻回され、原稿トレイ
6内の原稿りを最下位のものから1枚ずつ右方向に送出
するための送出ベルト8が臨んでいる。この送出ベルト
8の右側には、2枚重ね原稿りの上部のものを阻止する
一対の分離ローラ9,9が配設されており、この分離ロ
ーラ9゜9の右側斜め下刃には原稿りを反転させる大径
のローラ10が配設されている。このローラ10の外周
には、原稿りをこの]]−ラ10に沿って搬送する複数
のローラ11.12が圧接しており、また、ローラ10
の外周に沿うように弧状の通路13が形成されている。
前記ローラ10の下端部から前記コンタクトガラス3に
か(プては水平方向の通路14が形成されており、また
、コンタクトガラス3上には一対のプーリ15,15に
巻回された搬送ベルト16が圧接している。また、前記
分離ローラ9,9の近傍の通路13と前記」ンタクi〜
ガラス3の端部どを連通ずる傾斜状の反転用通路17が
形成されており、前記分離ローラ9゜9の近傍には前記
両通路13.17のいずれか−りを閉鎖する切換爪部材
18が配設されでいる。
前記コンタクトガラス3の左側には大径のローラ19が
配設されており、このローラ19の外周には、前記コン
タクトガラス3上の原稿りをこの日−ラ19に沿って搬
送する複数の[l−ラ20゜21が圧接している。また
、このローラ19の外周に沿うように弧状の通路22が
形成されており、この通路22の1!2端に(,1、原
稿りを原稿1〜レイロに返送づ−るための通路23が連
通し、この通路23の後端には、この通路23内の原稿
りを原稿トレイ6上に放出するための一対のローラ24
゜24が配設されている。
このような原稿取扱い装置4においては、原稿トレイ6
から二1ンタクl〜ガラス3上に供給して片面を露光し
た原稿りを、必要に応じて、切換爪部材18を図示位置
から切換えるとともに、コンタクトガラス3上の搬送ベ
ルト16を逆方向に走行しC通路14 hs +う通路
13.17の順に搬送し、ローラ10の周囲を一周させ
て反転した後に再度コンタクトガラス3上に停止ゼしめ
ることにより、続けて原稿りの裏面を露光づ′ることか
できる。
前記二1ンタクl−ガラス3より下刃のケーシング2内
には変倍機能を備えた複写@買25が配設されCおり、
この複写装置25は現像部26を有し、この現像部26
は、前記コンタクトガラス3上の原稿りを露光した光学
系27からの光を受けて静電潜像を形成づる感光体ドラ
ム28を右している。
この感光体ドラム28の周囲には、各種チャージly、
現像装置6、クリーニング装置などが配設されでいるが
、これらの構成は一般的な複写機にお(Jる構成と同様
なので、説明は省略する。
前記ケーシング2の端面には複数個の用紙カセット29
.29・・・が装着されるようになっており、装むされ
た各用紙カセット29から1枚ずつ用紙1)を送出J−
るためのローラ30,30・・・がケーシング2内に配
設されている。また、各用紙カセット29から送出され
た用紙P G、t ”Eれぞれ通路31aを介して搬送
されるJ:うになっており、各通路3 i a kL合
流して通路31bとされ、前記現像部26に到るように
されている。この通路31bに【よ搬送ローラ33,3
3・・・が配置されている。前記現像部26の近傍には
搬送ベル1〜32の一端が臨んでおり、この現像部26
で感光体ドラム27土のトナー像を転写された用紙Pを
搬送づるJζうになっている。前記搬送ベルト32の細
端には定石部34が配設されており、用紙Pに1へナー
像を定着させるようになっている。
前記定義部34の下流側には、上りに弯曲する通路36
を備えた反転部35が配設されており、この通路36に
は搬送ローラ37.37が配冒され−Cいる。この反転
部35は、先端がら導入された用紙l〕を後端から送出
り−ることで用紙I:)を反転づ−るように41ってい
る。また、この反転部35の近傍には切換爪部材38が
配設され−てJ3す、定着部34からの用紙Pを反転部
35もしぐは別のケーシング4/Iに設けられた後述覆
る用紙折り部45に供給覆るようになっている。前記ケ
ーシング2の下部に(よ中間トレイ39が配設されCお
り、前記反転部35に導入されて反転された用紙Pを一
次的に貯えるようになっている。このために反転部35
および中間トレイ39間には搬送【−1−ラ41を協え
た通ii’840が配設されている。なお、定着部34
からの用紙Pを反転部35に導入しないで直接通路40
から中間トレイ39に導入することも可能である。
前記中間トレイ39の前端には中間1〜レイ39内の用
紙Pを」一端の・bのから1枚ずっ送出するためのロー
ラ4 J + 4 J 由が配設されており、中間トレ
イ39から送出された用紙Pは前記通路31bに合流づ
゛る通路42を介して前記現像部26へ再度供給される
半うになっている。
前述した複写装置2により両面複写づるには、切換爪部
材38を起立して定着部34がらの用紙Pが反転部35
に導入されるようにしておき操作ボタン(図示せず)を
押す、J゛ると、コンタクトガラス3土の原稿りを走査
した光学系27がらの光により感光体ドラム27上に静
電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置からの1−
ナーにより顕像化される。一方、選定した用紙カレント
29からの用w1Pが通路31a、31bを介して現像
部26に供給され、感光体ドラム27土のドブ−像を転
写される。このトナー像を転写された用紙Pは定着部3
4で1−ナー像を定着された後、反転部35の通路36
内に導入される。そして、用紙Pの後端まで完全に通路
36内に導入されたら、m送ローラ37,37を逆転し
、用紙Pの後端がら通路40内に導入してこの用紙「〕
を〕中間1−レイ39に供給する。この中間トレイ39
内に貯えられた用紙Pはその上面に画像が転写されてい
る。
このようにして、所定枚数の片面複写済の用紙Pが中間
トレイ39内に貯えられたら、今後はこの中間トレイ3
9内の用紙Pを1枚ずつ送出して再度現像部26に供給
して用紙Pの裏面に画像を複写Jる。このとき切換爪部
材38は第1図に示す状態に切換えられているので、両
面複写流の用紙Pは定着部34から用紙折り部45へ供
給される。
なお、用紙の片面のみに複写する場合は、最初から切換
爪部材38を第1図の状態にしU d’3 t′Jれば
よい。
前記用紙折り部45は、中綴じ製本をりる用紙Pの中央
部にあらかじめ折り目をつりでおくためのものであり、
この用紙折り部45は、前記ケーシング2に対し着脱し
得る製本装置46のケーシング44内に設けられており
、この用紙折り部45は、第2図に詳示するように、入
口部に一対の搬送ローラ47,48を有している。また
、−・hのM送ローラ47には両ローラ47.4Bより
下流側に位置する欠周[1−ラ49が接合し得るように
なっている。これらのローラ/17.48の下流側に1
.五通路50が形成されており、この通路50の基端部
はローラ47および欠周ローラ49の接合部方向に前上
りに傾斜し、用MPが両ローラ4.7.49の接合部に
噛み込まれるようになっ”Cいる。さらに、前記通路5
oの先端部には一対のスポンジ1口51,51が配設さ
れており、この」口51,51の先端側にはさらに通路
52が形成されている。また、前記通路52の側方には
用紙Pの有無を検知するセンサ53が配設されており、
このセンサ53が用紙Pを検知すると、前記欠周ローラ
49が矢印方向に1回転するようになっている。前記レ
ンジ−53J:り下流側の通路52内には、軸54aを
中心に回動して退避位置を取り得るストッパ54が臨ん
でおり、また、通路52の先端部に番、ト一対の搬送ロ
ーラ55,55が配設されている。前記ストッパ54は
、用紙Pのサイズに合わせて複数個設けてもよいし、あ
るいは使用され−でいる用紙Pのサイズに合わl↓て移
動J−るようにしてもよい。
前記スポンジ」a51 、51 It、1、用紙Pの先
端がストッパ54に当接した状態において用紙Pの中火
部近傍のみが両ローラ47,49の接合部方向に撓むよ
うにするため用紙を押える役目をり−るものであり、搬
送力は弱く、しかもスポンジ]■51.51の周速は両
日−ラ47.48の周速より多少早くすることが望まし
い。また、スポンジ]口51.51は用紙Pのリーイズ
に応じて複数対段(ブるようにしてもJ:い。
前記搬送ローラ55.’55の下流側のゲージング44
内には、第3図の実線位置と鎖線位置との間を軸56a
を中心に回動し得る綴じ4Tシ1〜レイ56が配設され
ており、この綴じなしトレイ56は鎖線位置において用
紙折り部45からの綴じる必要のない折られでいない用
紙Pを受【J取り、また、用紙折り部45から綴じられ
る用紙Pが搬送される揚台tよ実線位置に上背して)l
避する。
前記綴じなしトレイ56の下方のケーシング44内に(
:L1用紙綴じ部57が配設されCいる。
この用紙綴じ部57は、昇降可能に配′?lされ、スー
ツ−プルのJ、うな止め具で用紙Pを綴じるステープラ
のような綴じ具58と、この綴じ具58の下方に配置さ
れた受(〕座59とを有しており、この受【プ座59の
上端の受り面60は、用紙折り部45により中火部を折
られた用紙Pの折り目が整列状態とイ1つC用紙P /
j’市積されるようにするため鋭角的な1ツジ状に形成
されている。また、前記受り座5つの両側には、それぞ
れ受(づ座59の交番)面60の近傍において支軸61
.62により回動可能に支持された平板状の一対のガイ
ド板63.6/lが配設されており、各ガイド板63゜
64は第3図の実線位置および鎖線位置の間を可動とさ
れている。
このうち一方のガイド板64の−・側には、第4図に示
Jように固定的な壁板65が立設されており、また、こ
のガイド板64の先端には、前記支軸62の軸方向に対
し直交ザる方向に可動とされた壁板66が立設されてい
る。この構成は壁板66の基部おJ、びガイド板64を
相互に噛合するra山歯状形成り−ること・により達成
される1、なお、この壁板6Gは、第5図に鎖線で示J
ように退避位置を取り賀るJ、うになつ(いる。さらに
、前記壁板65の外側には前記ガイド板64上の用紙P
に圧接して転動し、用紙[〕の隅位の2辺を両壁板65
.66に当接ゼしめるための幅寄ぜコロ67が突設され
ている。この幅奇せ」口67の軸線は前記支軸62の軸
線と交差するように配設され−Cti V)、ま1コ、
コ(1)幅7H,l=+ [:+ 671;L )J 
イl’ llx 64土の用紙Pに対し接離可能とされ
ている。
前記ガイド板64の下方には、第5図に詳示づるように
1−レイロ8が配設されており、このトレイ68は、そ
の両辺69.70ともケーシング44の下面に対し鋭角
θ 、02をもって対向している。そし−C1この角度
θ 、θ2を適当な角度に設定Jることにより前記ガイ
ド板64から滑り落ちた端線じされた用紙P1はトレイ
68の一辺69に沿って整列し、中綴じされた用紙「)
2tまl・レイロ8の他辺70に沿つ−(整列J−るこ
とになる。
前述した用紙折り部45 J5 el:び用紙綴じ部5
7からなる製本装置46による用紙Pの中綴じ製本につ
いで説明り−る。
前記定着部34から用紙綴じ部57に搬送さねた用紙P
の先端tよ搬送「1−ラ47.48およびスポンジp+
:+51.51を通過し、あらかじめこの用紙Pの→ノ
イズに適合づるように配設されているストッパ54に当
接して停′止りる。その後も、スポンジ」口51,51
は回転し続りるが、その搬送力は弱いので用紙Pが座屈
づ−るおそれはない。
そして、その後の搬送L」−ラ47,48にJ、る用紙
1)の搬送にJ、り用紙Pは通路50の末端イ1近で撓
み始める。このどき用紙Pを検知したレンリ・53から
の信号によりタイミングをとって欠周[1−ラ49が1
回転し、撓/υだ用紙Pを搬送1」−ラ47およびロー
ラ49間に噛み込んで用紙Pの中火部に折り目を形成す
る。ぞの後欠周ローラ49の欠周部が搬送ローラ47に
対向Mるが、この状態に達覆る前に前記ストッパ54.
 GJ通路52から)R避JるのC1欠周1−1−ラ4
9の欠周部がVfl’+スローラ47に対向し−C搬送
力がなくなるど、スポンジ1口51.51の搬送力にJ
:り中央部に折り目を形成された用紙Pは搬送ローラ5
5 * 55方向から用紙綴じ部57に供給される。
中火部に折り目を形成された用紙Pが供給されるどぎ用
紙綴じ部57の両ガイド板63.64は、第3図に実線
で示すように、ガイド板64の先端側が多少下方に位置
するように同一面内に位置して傾斜している。なお、こ
のとき綴じなしl〜レイ56は第3図の実線位置に位置
している。
この状態において両ガイド板63,64十に供給された
用紙Pは1枚ずつ幅寄せ−」口67の作用により両壁板
65,66に当接づるように移動される。このようにし
て1曲の冊子を構成−りるすべての用紙Pが両ガイド板
63.6/I上に位置規制されC重積されたら、壁板6
6を支軸62方向に移動せしめ(用紙Pの折り目が受(
〕座59のエツジ上に位置覆るように用紙Pを移動させ
る1、そしく、両ガイド板63.64を第3図の鎖線位
置に回動Vしめ、用紙Pを受け座59の受()面60で
受U℃用紙Pの折り目を受け面60のエツジに拾−)で
整列せしめ、綴じ具58を一ト降して用紙Pの折り目に
沿って用紙Pを綴じる。最後に、一方の万イド板63を
実線位置まで回動せしめるとともに、壁板66を退避せ
しめることにより中綴じされた用紙Pはガイド板64に
治って滑り落ち、1〜レイロ8内に集積される。
前)ホした再循環式原稿取扱い装’m、 4 、複写装
置25、製本装置46により上述したように中綴じ製本
を行なうことができる。なお、中綴じ製本のためには用
紙P上に複写される原稿りの位置を常に考慮り′る必要
があるので、そ−の複写順序等につい゛C以下に説明り
−る。
第6図は20頁の原稿りを5枚の用紙Pに複写しで中綴
じ製本した状態を示号゛ものであり、原稿りの第1頁、
第2頁、第19頁、第20頁が1枚の用紙Pに複写され
ることになり、また、他の4枚の用紙Pに複写される原
稿りの各回もこれに順する関係にイ【つている。
また、中綴じ製本【よ、原稿りのi書きと横書ぎとに分
類され、縦書ぎは6綴じとなり、横鴎きは左綴じとなる
。さらに、表紙の有無、等倍複写ど変倍複写によっても
分類することがr:きる。
つぎに、中とじ製本を等倍複写で行なう場合の原稿りと
用紙Pの組合せは以下に示すようになる。
■) 用紙サイズが原稿サイズの2倍の場合第 1 表 ここで、縦送りとは、原稿りまたは用紙Pの短辺を搬送
方向と直角にした場合を言い、横送りとは、原稿りまた
は用紙Pの長辺を搬送方向と直角にした場合をnう。
前述した表の組合せが第7図に示され−(いる。
■) 用紙サイズが原稿勺イズと同じ場合第 2 表 この組合せが第8図に示されている。
さらに、中綴じ製本を変倍複写で行なう場合の原m D
および用紙Pの組合せとそのときの変倍率が第3表に示
されている。
これを図示づ−ると、第9図に示すようになる。
前述した中綴じ製本する場合の原稿りおよび用紙Pの搬
送方向をまとめると第4表のよう;こ/Zる。
第4表 つぎに、原vADと用紙Pの頁数について考察すると、
一般に、 片面原稿枚数がn枚の時は、原稿総頁数はn頁両面原稿
枚数がn枚の時は、原稿総頁数(よ2頁頁どなるが、中
綴じ製本の場合、原稿りど用紙Pの組み合わU゛によっ
ては、このようにはならない。
づ−なわち、中綴じ製本では、用紙[)の長辺の中央部
を2つ折りにしたサイズ、つまり、用紙Pの半分の大き
さのリーイズが用紙Pの1頁分に相当し、この用紙1頁
分に複写される原稿情報が原稿の1頁に相当する。
例えば、M倍複写の例どし−(−1縦送りのΔ3片面原
稿m枚を、縦送りのA3用紙に中綴じ製本する場合は、
用紙Pの1頁および原稿りの1c1に相当するのは、Δ
4サイズとなるので、原稿総頁数は2 m頁どなる。
前述した変倍率で変倍複写を行い、中綴じ製本する場合
も、用m pの半分の大ぎざのり”イズに複写される原
稿1ノイズが、原稿りの1頁に相当する。
n枚の原稿りを中綴じ製本覆る場合、原稿1うど用紙P
の組み合わせにより、原稿りの総頁数がどのようになる
のかを、前述した変倍率の表に対応してまとめるとつぎ
のようになる。
i) 片面原稿[1枚の場合 第 5 表 ii) 両面原稿「)枚の場合 第 6 表 つぎに、中綴じ製本する場合、用紙Pの必要枚数と、ど
の頁が中綴じ製本の最も内側の用紙Pになるかはきわめ
て重要であるが、用紙Pの必要枚数をめるには原稿りの
総頁数をめなりれぽならず、また、原稿りの枚数をめな
ければならない。それには、(i)オペレータが原稿枚
数を入力する、(ii)自動的に原稿枚数が入力される
という2つの方法が考えられる。
このうち、自動的27人力方法によれば、複写を始める
前に再循環式原稿取扱い装置によって原稿りを空送りし
て原稿枚数をカラン1−することにjこり原稿枚数は自
動的に入力される。
このようにし’c nr:相枚数[1がまれば、第5表
および第6表に示した中とじ製本時の原稿りと用紙Pの
組み合わぜにJ:り原稿りの総枚数が決定される。、イ
して、この原稿りの総頁数をNとすると、用紙「]の必
要枚数Iは次式で、うえられる。
ただし、N、Iは正の整数である。
これで原稿りの総頁数Nに対応覆る用紙Pの必要枚数I
が決ったので、つぎは、どの用紙Pに原稿りの何回が複
写されるかが問題となる。
Q < i≦Iなる整数iを考えると、i枚目の用紙P
つまり用紙iの頁配置は、下記のようになる。
i) 横書き原稿の場合 第10図に示J−ように、1枚の用紙;の片側に21−
1頁を複写するとともに、この裏に21頁を複写し、ま
た、用紙iの他側に、41−21斗−2頁を複写すると
ともに、この裏に41−2 i −1−1頁を複写しな
ければならない。
ii) 縦書ぎ原稿の場合 第11図に示すように、1枚の用紙iの片側に41−2
 i+2頁を複写するとともに、この裏に4l−2i+
1頁を複写し、また、用紙iの他側に、21−1頁を複
写するとともに、この裏に21頁を複写しなければなら
ない。
このことから明らかなように、横書きと縦書きとでは複
写位置が左右対称の関係になる。
これで、中綴じ製本する場合の ・原稿りと用紙Pの組合せ ・用紙Pの必要枚数 ・用紙Pへの頁配置 などが決ったので、つぎは、中綴じ製本する場合の原稿
りと用紙Pの動きについて者察する。
再循環式原稿取扱い装@4は、前述したように、原稿ト
レイ6から供給された原稿りの両面の複写を完了した後
に、次位の原稿りの複写に移れるという機能を有してい
るので、中綴じ製本に際し、短時間に原稿りを処理し、
複写完了後も原稿りの頁揃えが行なわれでいる。
このような再循環式原稿取扱い装置4による中綴じ製本
のための原稿の操作を説明するため、頁順のあるA4余
個書き両面原稿10枚をA3の用紙5枚の両面に複写し
、中綴じ製本する場合を考える。
これからの説明を簡単にするため、第12図に示すよう
に、 原稿1 :表に1頁、裏に2頁 原M2:表に3頁、裏に4頁 原稿3:表に5頁、裏に6頁 原稿4 :表に7頁、裏に8頁 原稿5:表に9頁、裏に10頁 原稿6 :表に11頁、裏に12頁 原稿7:表に13頁、裏に14頁 原稿8 :表に15頁、裏に16頁 原稿9 :表に17頁、裏に18頁 原稿10:表に19頁、裏に20頁 どηる。
このとき、5枚の△3用紙の頁は、第13図に示づ”よ
うに、 用紙1 :原稿の1頁、2頁、19頁、20頁用紙2 
:原稿の3頁、4頁、17貞、18頁用紙3:原稿の5
頁、6頁、15頁、16@川紙4 :原稿の7頁、8頁
、13頁、14頁用紙5:原稿の9頁、10頁、11頁
、12頁というように原稿の各4頁ずつが複写8れるよ
うになっている。
ぞして、前記再循環式原稿取扱い装置4にJ、れぽ、原
稿の頁で、1頁−>2頁→3頁) 4 Uし・・・・・
17頁−〉18頁−)19頁−)20頁、または、2頁
−→1頁→4頁→3頁・・・・・・18す<−)17頁
)20頁→19頁の順、−リ“なわち、原稿1→原稿2
・・・・・・原稿9→原稿10の順に複写することら、
あるいは、20頁→19頁→18頁→17頁・・・・・
4眞→3頁→2頁−〉1頁、または、19頁→20頁+
17@→18頁・・・・・・3頁→4頁−)1頁−)2
頁の順、すなわち、原稿10−〉原稿9・・・原稿2−
→原稿1の順にも複写りることができる。
このJ、うな再循環式原稿取扱い装置4を用いて、Δ4
横ンりき両面原稿10枚をΔ3用紙5枚の両面に複写し
、中綴じ製本する場合のIft稿りおよび用紙Pの概略
的な動きを説明J−る。
まず、原稿りについてみれば、奇数頁を上向きにして上
側に原稿1、下側に原稿10が位置Jるように原稿トレ
イ6内に10枚の原稿りを順番に載置づる。づるど、こ
の原稿1−レイロ内の原稿りは、下側つまり原稿10か
ら二1ンタク1ヘガラス3土に搬送され、この原稿10
の19頁が複71されると直らに原稿10は反転され、
再びコンタクトガラス3上で20σが複写される。1つ
頁、20頁が複写完了した後、原稿10は反転して19
頁が上向きになるように原稿トレイ6の原稿1 F、に
戻される。同様にして、原稿9の17頁と18頁、原稿
8の15頁と16頁、原稿1の13頁と14頁、原稿6
の11頁と12頁、原稿5の9頁と10頁、原稿4の7
頁と8頁、原稿3の5頁と6頁、原稿2の3頁と4頁、
原稿1の1τlと2頁をこの順に複写し、それぞれ原稿
1−レイロに尺寸。
このようにして、すべての原稿りが複写完了したあどの
原稿トレイ6にお()る原稿りの最終セット状態は、初
めの原稿セツ[・状態と同じrr、rは整っている。
一方、前述した原稿りの動きにPA連Jる用紙Pの動き
を第14図により説明づる。
まず用紙カレンl−29にり用紙1が現像部26へ搬送
されて19頁く゛複写されると、この用紙1は矢印C,
DのJ、うに進んで反転され、矢印[。
F、G、Bの順に搬送されて1つ真の方面に20頁を複
写される。その後、この用紙1は矢印1−1゜[と搬送
され、中間トレイ39内に−・時的に貯えられる。
同様にして、用紙カレント29より順次、用紙2、用紙
3、用紙4、用紙5が供給され、用紙2には17頁、1
8頁、用紙3には15頁、16貞、用紙4にに113頁
、14頁、用紙5にt、t i 1頁、12頁が複写さ
れ、各用紙Pは中間トレイ39内に貯えられる。
この中間トレイ39内にお(〕る用紙[)の順序は、−
布上から用紙5、用紙4、用紙3、用紙2、用紙1どな
つCいる。そこで、この中間トレイ39からtよ上端の
用紙5を一番先に再供給する。そして、この用紙5が現
像部26に供給され、9頁を複写されるど、この用紙5
は矢印C,Dのように進んで10頁を複写される。これ
ぐ用紙5は、9頁、10頁、11頁、12頁の複写が完
了したことになり、用紙5は用紙折り部/15へ搬送さ
れる。
同様にして、用紙4には7頁、8頁、用紙3には5頁、
6頁、用紙2には3頁、4頁、用紙1には1頁、2頁が
複写され、順次、用紙折り部45へ搬送される。
なお、用紙Pを矢印E、Fのように再度現像部26に供
給りる場合には、必ずしも中間トレイ39を通過さゼる
必要はなく、他の通路を通過さぼるようにし−Cもよい
前述したように再循環式原稿取扱い装置4を用いれば、
中綴じ製本に際し、つぎのJ、うな利点がある。
1) 原稿りの最終的な頁揃えをづるlこめに、再度、
原稿りを空送りおJ、び反転し、V〔揃λをJる必要が
ない。
2) 従来の、1枚の原稿りの両面を連続的に複写でき
ないクイブの再循環式原稿取扱い装置と比較して、原稿
りを循環させる回数が少4にく、原稿りの損傷、ジVム
といった不具合の生じる確率が低い。
3) 用紙Pを中間トレイ39から供給ケる回数が少な
くなり、用紙Pの搬送に対りる信頼性が向上覆る。
なお、前述した実論例においては、原稿りの複写順序を
19頁、20頁、17頁、18リド・・・・・3頁、4
頁、1頁、2頁として説明し1.:が、それぞれの原稿
りを複写する際に反転してから複′77リーれば、複写
順序を20頁、19頁、18頁、17頁・・・・・・4
頁、3頁、2頁、1頁と−りることもCきる。
また、再1@環式原稿取扱い装置4の原稿トレイ6への
最初の原稿セットを、表面(なわ15奇数頁を干向きに
しく小側にrfA稿1、上側に原稿10が位置するよう
にザれば、1頁、2頁、3頁、4頁・・・・・・17頁
、18頁、19頁、20頁また(よ、2頁、1頁、4頁
、3頁・・・・・パ18頁、17頁、20頁、19頁の
順、すなわら原稿1、原稿2・・・・・・原稿9、原稿
10の順に複写することも可能である。
以上、再循環式原稿取扱い装置4を用いて、Δ4両面原
稿10枚をへ3用紙5枚に中綴じ製本ηる場合、すなわ
ら用紙サイズが原稿サイズの2侶で両面原稿の場合を説
明したので、つぎに、他の態様にd3りる中綴じ製本の
例を説明する。
まず、用紙サイズが原稿サイズの2倍で片面原稿の場合
の一例どして、A4の横書き片面原稿20枚をA3の用
紙5枚に中綴じ製本する場合を考える。
原稿りは、原稿トレイ6内において、表面つまり情報の
ある面を上向きにしC−・番−Yに1頁、−布下に20
頁が位置するように載置されている。
そして、原稿りは、原稿1−レイロないの下側からコン
タクトガラス3へ供給”されるので、20頁、19頁、
18頁、17頁・・・・・・4頁、3頁、2頁、1頁の
順に複写され、原稿りは順次原8%1−レイロ内に戻さ
れる。したがって、最終的な原稿セット状態は最初の原
稿ヒツト状態と同じで頁順は揃っている。
このときの用紙Pの動きをまとめるとつぎのようになる
イ39 イ39 イ39 14頁を複写−〉13頁を複写−→中間トレイ39 12頁を複写−+11頁を複写−÷中間トレイ39 6)用紙カセット39より用紙5を給紙→反転 10頁を複写−→9頁を複写−〉用紙1〜レイ5 8頁を複写→7頁を複写−声用紙トレイ6頁を複写−>
5頁を複写〜→用紙トレイ9)用紙カセット39より用
紙2を給紙−)反転 4頁を複写=→3頁を複写−)用紙1−レイ5 10)用紙カレット39より用紙1を給紙−)反転 2頁を複写−→1頁を複写→用紙1〜レイ5 また、情報が記載されている面を下向きにして一番上に
20頁、一番下に1頁がくるJ、うに原稿りを原稿トレ
イ6に載冒しても、複写される順序が1頁、2頁3頁、
4頁・・・・・・17頁、18頁、19頁、20頁とな
るだ番゛ノで、前述したと同様に中どじ製本が可能であ
る。ただし、この場合、各原稿りは一度反転した上でコ
ンタクトガラス3−1に供給されなりればならない。
つぎに、用紙サイズが原稿サイズと同じで両面原稿の場
合の一例としで、A3の横書き両面原稿5枚をA3の用
紙5枚に中綴じ製本する場合を考える。
原稿1:1頁、2頁、3頁、4頁 原稿2:5頁、6頁、7頁、8頁 原稿3:9頁、10頁、11頁、12頁原稿4:13頁
、14頁、15頁、16頁原稿5:17頁、18頁、1
9頁、20頁どし、第15図に示すように、表面、っま
り1頁ど2頁、5頁ど6頁、9頁ど10頁、13頁と1
4頁、17頁と18頁が上向きとなろうよに、下から原
稿5、原稿4、原稿3、原稿2、原稿1の順序に原稿1
〜レイロに載置づる。
づるど、原稿トレイ6内の一番下にある原稿5から]ン
タク1−ガラス3上に供給され、原稿5、原稿4、原稿
3、原稿2、原@1の順に複写が行なわれる。
この場合、中綴じ製本の複写順序は、2o頁、19頁、
18頁、17τf1・・・・・・4頁、3頁、2頁、1
頁、または、19頁、20頁、17頁、18頁・・・・
・・3頁、4頁、1頁、2頁などが考えられる。
そこで、まず、原W、5をコンタクトガラス3上に供給
して20頁を複写し、ついで、原稿5をコンタクトガラ
ス3上に静止したまま19頁を複写する。この19頁の
複写が完了したらFAAs2反転して18頁を複写し、
ついでそのままの状態で17頁を複写りる。これで原稿
5の1べての複写が終了したので、原稿5を再度反転し
たLC原稿1ヘレイ6の原稿1の十に戻す。つぎに、原
稿4、原稿3、原M2、原稿1を順に」ンタクトガラス
3上に供給して前述したど同様に複写を行ない、複写が
完了しlcら、再度反転した上で原稿トレイ6に戻す。
5枚の原稿りの複写8終った状態での原稿トレイ6の原
稿セラl−は、第15図に示1はじめの状態と同じで頁
が揃っている。なお、1枚の原稿りの片面に2頁の情報
があり、これを個別に複写する前述した複写方法を行な
う場合、不要な頁の静電潜像は感光体ドラム28上!〕
目らイレース手段により除去する。
このときの用紙の動ぎを説明すると、用紙カゼット29
から用紙1が供給され20頁が複写されるど、用紙1は
反転されて20頁の裏に19頁が複写される。その後、
この用紙1は中間I・レイ39に貯えられる。同様にし
て、用紙カセット29から用紙2、用紙3、用紙4、用
紙5が供給され、用紙24nは18頁および17頁、用
紙3には16頁、およ615頁、用紙4には14頁おJ
:び13頁、用紙5には12頁および11頁がそれぞれ
複写され、中間トレイ39に貯えられる。この中間1〜
レイ39内における用紙Pの状態が第16図に示されて
いる。
ついで、中間トレイ39からまず用紙5が供給されて1
0頁が複写され、その後反転して9頁が複写される。こ
れで用紙5は9頁、10頁、11頁、12頁の複写が完
了したことになるので、この用紙5は用紙折り部45へ
搬送される。 −同様にして、用紙4には8頁および7
頁、用紙3には6頁および5頁、用紙2には4頁および
3頁、用紙1には2頁および1!(が−ぞれぞれ複写゛
され、順次用紙折り部45へ搬送される。そして、この
用紙折り部45において折り目を形成された後の用紙綴
じ部57の両ガイド板63.64上の用紙Pの重積状態
が第17図に示されている。この図より明らかイ1よう
に、各用紙Pにおりる複写頁は製本し19る状態になっ
ている。
つぎに、用紙」ノイズが原稿サイズと同じで片面原稿の
場合の−・例として、A3の横内きj!1面原稿10枚
をA3の用紙5枚に中綴じ製本りる場合を考える。
原稿りは、第18図に示すJ:うに、情報ある面が1−
向きとなるJ、うに−・S七に1真と2 :Q (f:
原稿一番手に19頁と20頁の原稿が位置するように原
稿1−レイロ内に10枚の原稿りを載置1Jる。
原稿りは下側から供給されるので、20頁、19頁、1
8頁、17頁・・・・・・4頁、3頁、2頁、1頁、あ
るいは、19頁、20頁、17頁、18頁・・・・・・
3頁、4−@、1頁、2頁の順にN7jさtし、原稿り
は順次原稿レッド6上に戻される。最終的な原稿F・レ
イ状態(よはじめの原11)レツ1〜と同じで頁順は揃
つ−Cいる。
このときの用紙Pのf、71 Qをまとめるとつぎのよ
うになる。
20頁を複写−19頁を複写−→中間トレイ39 18頁を複写→17頁を複写−〉中間トレイ39 16頁を複写−915頁を複写−〉中間1−レイ39 14頁を複写−)13頁を複写→中間トレイ39 12頁を複写−911頁を複η−→中間1〜レイ39 6)中間トレイ39より用紙!)を給紙N1j0頁を複
写−>9頁を複写−)用紙折り部5 7)中間トレイ39にり用紙4を給紙−>E33反転 
循環 頁を複写−→7頁を複写−→用紙折り部5 8)中間トレイ39より用紙3を給組−ン 6反転 循
環 頁を複写−→5頁を複写−→用紙折り部5 9)中間トレイ39より用紙2を給紙−〉4反転 循環 頁を複写→3頁を複写→用紙折り部 5 10)中間トレイ39より用紙1を給紙−+22反転 
循環 頁を複写−=−1頁を複写−十用紙折り部5 以上で、中綴じ製本を等倍複写で行なう場合のJべての
原稿りと用紙Pの組合せにおける原稿りおよび用紙Pの
動き、つまり頁編集の方法を説明したことになる。なお
、変倍複写の場合も同様なので説明は省略する。なお、
変倍複写時の変倍率は、原稿サイズ、用紙サイズおよび
原稿載置方向により決定する。
つぎに、本発明の中綴じ製本用複写方法について説明す
る。
前述した原稿サイズと用紙サイズが同じ場合の中綴じ製
本は、原稿情報を中央部で分離して左右の原稿情報を同
時に見なくてもさしつかえないときに行なわれる。この
場合、原稿りにある左右の情報は製本された用紙Pの裏
表に複写されることになる。
しかしながら、例えば大きな表、グラフなどが原稿りの
左右の頁にまたがって描かれている場合には、この表、
グラフなどを切り離して複写するのは好ましくない。そ
こで、このような場合には、左右の原稿情報を切り離し
てもよい場合の中綴じ製本とは異なり、例えば、用紙P
の1頁には複写を行なわず、用紙Pの2頁に原稿りの1
頁を複写し、また用紙Pの3頁に原稿りの2頁を複写す
るというように、用紙Pのはじめの奇数頁には複写を行
なわず、つぎの偶数頁より原稿りの1頁を複写すれば、
中綴じ製本された用紙Pを見開いたどきに原稿りの左右
の情報を同時に見ることができる。
この場合、用紙Pのはじめの奇数頁分には複写を行なわ
ず、つぎの偶数頁より原稿りの1頁を複写するので、複
写を行なわない奇数頁の真数をnとすれば、見かけの原
稿頁数はN+nとする。
したがって、必要な用紙Pの枚数Iは、前記(1)式よ
り N+n □≦I<団土工」−1・・・(2) 4 を充足する整数Iとなる。
そして、用紙Pの1頁に複写しないときの用紙Pの頁配
置は第19図のようになる。
つぎに、原稿りの左右の情報が分割できる場合は、見聞
時に左右のどちらかの頁が空白となるように中綴じ製本
を\行なうことができる。この空白の頁は、メモ、また
後から情報の追加をするときなどに利用できるし、さら
には、折線、ます目などを記載しておけば、より使いや
すくなる。この場合、用紙Pの最初の頁と最後の頁には
複写は行なわない。
このような片側空白モードの必要な用紙Pの枚数Iは、
原稿りの総頁数をNとすると、を充足する整数Iとなる
前述した各種の中綴じ製本モードにおいて表紙を必要ど
する場合には、3つの用紙カセット29のいずれかに表
紙となる用紙をセットしておく。
また、表紙について゛は、表紙に複写をする場合と、表
紙には複写をしない場合とがある。
表紙に複写をする場合は表紙を用紙の一部と考えればよ
いし、また、表紙に複写をしない場合には、表紙となる
用紙を単に用紙折り部45に供給すればよい。
なお、表紙となる用紙を新たに用意せずに一般の用紙P
を表紙に用いてもよいし、さらには、色や厚さの異なる
用紙や定型文の入った用紙を別に用意してもよい。
以上の説明では、原稿りが横書きの場合について述べた
が、つぎに原稿りが縦書きの場合について述べる。
原稿りが横書きの場合と縦書きの場合には用紙Pの1頁
を上にすると綴じ部が左端となるのに対し、縦書きの場
合には用紙Pの1頁を上にすると綴じ部が右端となる。
このようにその特性を横書き原稿と異にする縦書き原稿
の中綴じ製本には、つぎの2つの方法が考えられる。
(+)はじめの原稿レットを横内き原稿の場合と同じに
して用紙Pへの転写位置、つまり頁編集の仕方を変える
(ii)はじめの原稿はットを横書き原稿の場合と上下
を逆にして用紙Pへの転写位置を同じにする。
この縦書き原稿における用紙Pの必要枚数Iは、横書き
原稿の場合と同様、前述した(1)式で与えられる。
そして、前述した(i)の場合の中綴じ製本の方法は第
11図のようになる。すなわち、用紙Pのi枚目の頁配
置は、−側は41−2 i+2頁の裏に4l−2r+1
頁が複写され、また他側は21−1頁の裏に21頁が複
写されることになる。
このときの原稿りと用紙Pの動きは、第10図の横書ぎ
原稿の頁配置に対し、用紙P上での転写位置を左右逆に
すればよい。
また、前述した( ii)の場合には、第20図aに示
す横書き原稿の原稿セットに対し、第20図すに示すよ
うに、天地を逆にすれだけで!書き原稿の中綴じ製本は
可能となる。このとき、用紙Pの頁配置は横書ぎ原稿の
場合と同様である。
つぎに、中綴じ製本の際の綴じ代について説明すると、
中綴じ製本において原稿りと用紙Pのサイズが等しい場
合、原稿りの右半分の情報を別々に複写しなければなら
ないため、原稿りの中央部の情報が欠落する可能性があ
る。
このような不都合をなくすには、原稿りの中央部近傍の
情報は用紙Pの左頁にも右頁にも含まれるようにして複
写すればよい。
例えば、作像時に99%の縮小をすると、A3原稿で中
央部が2#程度重複することになる。
前述した容量に従えば中綴じ製本の頁編集等を効率よく
行なうことができるが、複数部の製本を行なう場合には
時間が掛るし、また原稿りの循環回数が多くなり、原稿
りをいためやすい。
そこで、前述した頁編笠に従って用紙Pの中綴じ編集の
み行ない、中折りおよび中綴じを行なわないで用紙Pを
排出することにより、この排出された用紙Pを新たに原
稿りとして使用すれば、この新たな原稿りの左右両方の
頁を同時に複写することが可能となり、製本速度が速く
なる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る製本機能を備えた複
写機は、コンタクトガラスの隣接位置に反転部を設は原
稿トレイからの原稿を必要に応じて両面とも露光した上
で原稿1〜レイに返送するようにした再循環式原稿取扱
い装置と二片面複写済の用紙を反転するための反転部、
および片面複写済の用紙をその裏面への複写に備えて一
時的に貯えるための中間トレイを具備しでいる複写装置
と;この複写装置の搬送路に連設され用紙中央部に折り
目を形成するための用紙折り部、およびこの用紙折り部
に連設された用紙綴じ部を具備している製本装置とを有
しているので、原稿および用紙にそれほど複雑な動きを
させないで、縦書き原稿および横男ぎ原稿の中綴じ製本
を行なうことができるという優れた効果を奏する。なお
、端線じや綴じなしを行なうことができることはもちろ
んである。
なお、前述した実施例において、原稿りと用紙Pのサイ
ズが等しい場合には、原稿りが84サイズのところを拡
大して用紙Pを見開きA3サイズにしたり、A3サイズ
の原稿りを縮小して見開きB4サイズの用紙Pに複写す
るという変倍の場合も含まれる。
(発明の効果〕 以上説明したように、発明に係る製本用複写方法は、原
稿サイズと同じサイズの用紙に製本のための複写を行な
う製本用複写において、用紙の1半分の裏面に原稿の1
半分の複写を行なうとともに、この原稿の他半分を隣位
の用紙の1半分の表面に複写し、かつ末尾の用紙の両半
分に1枚の原稿の両半分の複写を行ない、中綴じ製本さ
れた用紙の見開き位置に1枚の原稿が複写されるように
したので、原稿と用紙が同サイズの場合において中綴じ
製本のための用紙上における原稿の位置関係を対応づけ
て複写することができ、中綴じ編集を簡単に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製本用複写方法を実施するための
複写機の実施例を示す概略正面図、第2′図は第1図の
用紙折り部の拡大図、第3図は第1図の用紙綴じ部の拡
大図、第4図は第3図の要部の平面図、第5図は第3図
および第4図に示した用紙綴じ部とトレイとの関係を示
す正面図、第6図は用紙の製本状態を示す説明図、第7
図、第8図、第9図a、b、cはそれぞれ原稿と用紙の
組合ゼを示す説明図、第10図および第11図は横書き
原稿および縦書き原稿の用紙にお番ノる原稿の頁の配置
を示す説明図、第12図は原稿と画像情報の頁との関係
を示す説明図、第13図は用紙と画像情報の頁との関係
を示す説明図、第14図は用紙の流れを示す説明図、第
15図、第16図、第17図および第18図はそれぞれ
原稿および用紙のセット状態を示す説明図、第19図は
1頁に複写しない場合の用紙における原稿の頁の配置を
示す説明図、第20図a、bは縦書き原稿の中とじ製本
を行なう場合の横書き原稿と縦書き原稿のセラ1−状態
の相違を示す説明図である。 1・・・複写機、2・・・ケーシング、3・・・コンタ
クトガラス、4・・・再循環式原稿取扱い装置、6・・
・原稿トレイ、25・・・複写装置、26・・・現像部
、28・・・感光体、29・・・用紙カセット、34・
・・定着部、35・・・反転部、39・・・中間トレイ
、44・・・ケ−シンク、45・・・用紙折り部、49
・・・欠周ローラ、54・・・ストッパ、56・・・綴
じなしトレイ、57・・・用紙綴じ部、58・・・綴じ
具、59・・・受は座、63.64・・・ガイド板、6
5.66・・・壁板、67・・・幅奇せコロ、68・・
・1〜レイ、D・・・原稿、P・・・用紙。 出願人代理人 猪 股 清 第1図 ■ 第2図 第3図 第7図 第8図 w、9閃0 19図す 第9図C 第17図 第18図 第20図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原稿サイズと同じサイズの用紙に製本のための複写を行
    なう製本用複写において、用紙の1半分の裏面に原稿の
    1半分の複写を行なうとど・しに、この原稿の他半分を
    隣位の用紙の1半分の表面に複写し、かつ末尾の用紙の
    両半分に1枚の原稿の両半分の複写を行ない、中綴じ製
    本されIC用紙の見開き位置に1枚の原稿が複写される
    ようにしたことを特徴とづる製本用複写方法。
JP59111601A 1984-05-30 1984-05-31 製本用複写方法 Pending JPS60254162A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59111601A JPS60254162A (ja) 1984-05-31 1984-05-31 製本用複写方法
US06/739,428 US4640611A (en) 1984-05-30 1985-05-30 Copying method for bookbinding

Applications Claiming Priority (1)

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JP59111601A JPS60254162A (ja) 1984-05-31 1984-05-31 製本用複写方法

Publications (1)

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JPS60254162A true JPS60254162A (ja) 1985-12-14

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ID=14565486

Family Applications (1)

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JP59111601A Pending JPS60254162A (ja) 1984-05-30 1984-05-31 製本用複写方法

Country Status (1)

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JP (1) JPS60254162A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713453A (en) * 1980-06-09 1982-01-23 Ibm Copying machine
JPS5974558A (ja) * 1982-10-21 1984-04-27 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 複製画像のレイアウト記録方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713453A (en) * 1980-06-09 1982-01-23 Ibm Copying machine
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