JPS60254161A - 現像方法 - Google Patents

現像方法

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JPS60254161A
JPS60254161A JP59109737A JP10973784A JPS60254161A JP S60254161 A JPS60254161 A JP S60254161A JP 59109737 A JP59109737 A JP 59109737A JP 10973784 A JP10973784 A JP 10973784A JP S60254161 A JPS60254161 A JP S60254161A
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寺尾和男
Tsutomu Kubo
久保勉
Nobuo Momotake
百武信男
Hidekiyo Tachibana
立花英清
Junichi Hama
浜順一
Toru Teshigahara
勅使河原亨
Masatsugu Kajimoto
梶本正嗣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は静電潜像を可視化する現像方法に関するもので
あり、さらに詳しくは網点画像の階調性及び線画像のシ
ャープさに秀れ、かつベタ黒部の再現性に富んだ一成分
現像剤を使用する現像方法に関するものである。
従来の技術 カールソンの米国特許第2,297.791号に開示さ
れている電子写真の方法は[光導電性絶縁層を有した感
光体を一様に帯電させ、像露光により静電潜像を形成し
、これを例えば、検電粉のような物質で可視像化すなわ
ち現像し、その後用紙に転写、定着を行なう]という方
法である。この静電潜像の現像方法については、カスケ
ード現像、磁気ブラシ現像、液体現像がよく知られてい
る。一方、他の重要な現像方法に、米国特許第2゜89
5.847号に開示されたトノ〜−と呼ばれるトナー担
持部材を使用した転写現像方法がある。
この特許で述べられている。転写現像方法は(1)トナ
一層と感光体が非接触で、トナーがこの間隙を飛翔する
場合、(2)トナ一層が感光体と回転接触する場合、(
3〉トナ一層が感光体と接触し、画像面をリーベる場合
、の総称であり、「タッチダウン現像」としてもよく知
られている。
一方、転写現像方法の大きな問題は、背景部のカブリに
あり、これを改善するために、米国特許第2,289.
400号において非接触転写現像方法が提案された。し
かしながら、このような感光体とドナーとの間隙をよぎ
ってトナーを飛翔さlて現像覆るためには0.05mm
以下、出来れば0.03mm以下に間隙を制御する必要
があり、感光体及びドナーの機械的精度の点からはなは
だしい困鉗があった。この問題を解決するために、米国
特許第3.866.574号、第3,890゜929号
及び第3.893..418号には、感光体とドナーと
の間に、交番電界を印加する方法が開示され、公知とな
っている。特に米国特許第3゜866.574号では現
像間隙と交番電界との関係が述べられており、現像間隙
り。は 0.05M≦Dg≦0.18m、交番電界の周
波数丁は1.5KHz≦f≦10KH7、交番電界の振
幅V は、■ ≦800ボルトの関係を満p−p p−
p 足するD f、V がライン現像を最良にQ’ p−p し、背景部のカブリを最小にすると説明されている。一
方トナーの帯電量は一定の処方により製造・調合された
としても、粒度のバラツキ、トナー個々の物性のバラツ
キにより、ある分布を持つがほぼ一定値のまわりに狭く
分布している。従って、米国特許第3.866.574
号に述べられている非接触転写現像方法では、トナーが
現像間隙を飛翔する閾値(以下飛翔閾値と呼ぶ)が存在
し、この閾値を越える表面電位の所にはトナー付着が生
じ、この値以下の表面電位の所には1ヘナ一付着が生じ
ないという二値的な現像特性に4【す、所謂γ(ガンマ
−静電III電位に対する画像lI麿の特性曲線の勾配
)の極めて高い、階調性に乏しい画像になってしまうと
いう欠点があった。また、たとえ、トナーの電荷分布が
広くとも交番電界の振幅■、−9が800ボルト以丁で
は一部のトナーしか飛翔せず、結果的に高いγ値の画像
しか得ることができなくなる。
一方、このトナーの飛翔に閾値があることによって生じ
る二値的な現像特性、ずなわちγの立った階調性に乏し
い現像特性を改善する現像方法が特公昭58、−323
75号に開示されている。この公報記載の発明は上述の
非接触転写現像の問題点を克服するために、現像間隙に
低周波の交番電界を印加し、トナー担持体から感光体へ
のトナーの転位、感光体からトナー担持体への逆転位の
工程を交互に繰り返すことを特徴としている。又、ここ
で示されている転位、逆転位の効果は印加バイアス電圧
の周波数が2KHz以上ではほとんど無(、IKHz以
下で極めて良好な効果になると記載されている。
この低周波交番電界を現像間隙に印加する現像方法は、
トナーの電荷分布が狭く、現像間隙の飛翔に明確な閾値
がある場合、表面電位に忠実にトナー付老を生じさぜる
という点におい−では有効であると考えられる。
しかしながら、非接触転写現像の場合、現像間隙が0.
1mrn以上になると高い空間周波数の静電潜像の場合
、トナー担持体上で電気力線が分解されず、画像部、非
画像部間7−の電場となってしまう、換言すれば極めて
細い線又は点で構成された画像が゛つぶれる″問題が発
生した。以下この現象を詳細に説明する。“つぶれ″の
指標に以下に示す式で定義されるM値を用いて説明を行
なう。
ここでいうΔDは現像画像上の画像部と非画像部との間
の画像濃度差である。第1図にこのM値と潜像の空間周
波数との関係を示す。この結果より、!M−p(ライン
・ペアー”)/mm程度までは解像されるが61−p/
Nn以上では画像部、非画像部が全く区別出来ないこと
がわかる。更に、画像を顕微鏡により観察した所、現像
画像に゛つぶれ″が生じていることがM値低下の原因で
あることが判明した。一方網点画像の現像特性は第2図
に示した如くで65線/イン1以4になると画像部につ
ぶれが生じ、画像入力範囲と現像された像の範囲にずれ
が生じる。その結果、高い線数の網点印刷物の現像像は
全般に暗くなり、細部の]ントラストがない不鮮明な画
像になるという大きな問題点がある。この問題点を克服
するために、前述の特公昭58−32375号に開示さ
れている低周波交番電界を印加する方法を試みた所、た
しかに階調再現性は改善され、比較的感光体表面電位に
忠実に現像されるようになった。しかしながら、この効
果は65線/インチ以下の所であり、高い線数の所では
全く効果がなかった。
この低周波交番電界の効果がない理由は、高い網点画像
のつぶれが飛翔閾値による二値的な高いγ特性によるも
のではなく、静電潜像によって生ずる電界が潜像に忠実
ではなく、トナー担持体上で画像部、非画像部の電界に
差がないということ、換言すれば電界としてコントラス
トがないことに起因している。
更に、トナー担持体が適切な抵抗1itfと厚さを右し
ていない時、例えば通常の金属スリーブを用いた場合、
感光体近傍(10〜20μm)でも逆電界が発生しない
。このため画像部、非画像部の区別なく飛翔したトナー
は、現像間隙で運動エネルギーを得て、電気力線にそっ
て忠実に飛翔せず、非画像部にもトナー付着が生じる。
以上述べた二点、すなわち(1)l−ナー担持体上で静
電1像によって生ずる電界が画像部、非画像部で差がな
いこと、及び(2)トナーが電気力線に沿って飛翔しな
いことによって、非接触転写現像方法において、前述し
た高い網点線数画像の画像部のつぶれや低解像力の問題
点が発生した。
すなわち、換言すれば細密忠実再現性が乏しいという問
題点が発生した。
発明の目的 よって本発明の目的は、上述の各種非接触川縁方法の問
題点を解決し、ライン画像、ベタ黒画像等の他の画像特
性を劣化させることなく、網点画像再現性に富む、かつ
細密忠実再現性に秀れた現像方法を提供することである
発明の構成 本発明によると、静電潜像保持体と、トナ一層を担持し
た現像電極とを間隙を置いて対向ざぜ、前記現像電極上
のトナーを前記間隙をよぎって静電潜像保持体に移動さ
せて静電潜像を顕像化する視像方法において、前記現像
電極上に静電潜像保持体に面して抵抗体がら成るトナー
担持体層を形成し、前記現像電極に高周波交番電界を印
加することにより静電潜像保持体の潜像部に周辺電場を
形成して静電潜像に応じてトナーの付着を生ぜしめて現
像を行なうことを゛特徴とする現像方法が提供される。
本発明の第1の特徴は、網点画像忠実再現性及びライン
画像忠実再現性を図るため、静電潜像部に周辺電場を生
じさせる点にある。現像電極と感光体との距離が微小(
0,1〜0.5mm)になると静電潜像部に周辺電場が
生じないが、あるいはほとんど生じなくなるので現像電
極と感光体との距離はある程度とる必要がある。しかし
甲に現像電極を感光体から遠ざけたのみでは、現像電極
と感光体間で放電が生じ、また移動づ−るl−ノー−の
運動エネルギーが大きいため電気力線にぞっだトナーの
移動がおこらず像間部にトナーが付着するという不具合
が生じるため、現像電極と感光体との距離は大きく、か
つトナーと感光体との距離は微小となるように現像電極
上に抵抗体層を設置−Jることにより静電潜像部に周辺
電場を生じさせるようにした。この現像電極」ニの抵抗
体層は、その比抵抗が106〜1012Ω・cmが望ま
しい。この理由は、導電性が高いと周辺電場が生ぜず、
また絶縁性が高くなると画像中央部の電圧]ン1〜ラス
]〜が小さくなり画像中央部のfr[が低下するからで
ある。
本発明の第2の特徴は、現像電極に高周波交番電界を印
加する点である。この理由は、現像電極を感光体から遠
ざけると現像電極と感光体との間隙をよぎってのトナー
移動が生じにくくなるので、移動を生じ易くするために
高周波の交番電界を印加してやる必要がある。この高周
波交番電界はその周波数が1〜10KHz、その振幅が
400へ一4500ボルトが望ましい。さらに望ましく
はその周波数が1〜3Kf−1zで、その振幅が800
〜2500ボルトである。
本発明の第3の特徴は、トナーの帯電量の分布を広くし
たことである。従来の一成分現像剤はその帯電量が比較
的狭い範囲に分布していた。このためこの現像剤を使用
して非接触転写現像を行なう時には、トナーの飛翔閾値
がはっきりしていたため二値的な現像特性を呈する原因
どなっていた。
よって本発明では、トナーの帯電量の分布の幅を広くと
り、飛翔可能なトナーの閾値に幅をもたせることにより
階調再現性の改善を図ることにした。
本発明によると望ましいトナーの帯電量の分布は、その
中央値から±15μC/gである。
以下本発明を図面を参照してより詳細に説明することに
する。まず第3図を参照して、静電潜像部に周辺電場を
形成することについて述べてみる。
感光体10ど抵抗体層から形成されるトナー担持体層1
2を対抗さけ現像電極14と感光体の導電性基体16と
にわたって電源18にJ:り高周波交番電界を印加する
。第3図の構成において、感光体上の静電潜像によって
形成される電界を、現像剤担持体層12の抵抗値と厚さ
、その誘電率、及び感光体10と現像剤担持体層12ど
の間隙で制御することにより静電潜像部に周辺電場20
を形成させ、網点画像の再現性及びライン画像を細密で
忠実に再現することについて以下に各種制御因子の効果
に関して説明することにする。
第4図を参照すると、この図は175線/インチの網点
画像再現性をあられしたもので、横軸は原稿濃度D 縦
軸はコピー濃度D であINゝ OUT る。この特性は傾きが1の直線になることが望ましい。
現像剤層担持体12の厚さ)が1 mmでその比誘電率
εが20の場合について第4図を用い℃説明する。担持
体12の比抵抗ρが106Ω・cm以下の場合は、DI
Nの高い所で再現曲線が曲っており画像部がつぶれ、い
わゆる“暗い″画像となる。ρが107Ω・cmになる
ど再現曲線は比較的直線的になり、傾きも1に近くなる
。更に、ρが108Ω・α以−Vの場合は、[〕 IN”Our の関係が傾き1で直線となり、画像はっぷれのないすぐ
れた細密忠実網点再現性を示した。第4図ではトナー担
持体12の厚さlが1 mmの場合であるが、よく知ら
れているように電気的な厚さ、いわゆる誘電厚(L)で
表現した方がより一般的でε あり、第4図のトナー担持体12は、 ! 一=5X10’ ε ということになる。
一方、現像剤担持体の厚さlが厚くなりすぎると潜像の
フリンヂ電場が強められ、ベタ黒部の均−竹がそこなわ
れるという問題が発生した。これを第5図を参照して説
明する。 担持体層厚lが1 −4 3mm<または、−が1.5X10 )以下の場ε 合、担持体比抵抗ρが106〜1o12Ω・cmの範囲
でベタの均一性に関して許容範囲であった(第5図で0
点より上方)。一方、担持体厚lが5mm<又は互が2
.5X10 ”)の場合、ρはε 1010Ω・cm以下が許容範囲内のベタ均一性を示し
、lがBmm<又は昼が4.0X10’−4>の場合は
、ρは108Ω・cm以下であった。
以上種々実験した結果、網点画像再現性及びベタ黒部の
均一性を共に満足するトナー担持体層の比抵抗ρは10
6−1012Ω・cmであり、誘電厚εは4.0×10
−4より小である必要のあることが判明した。
本発明の非接触転写現像方法は、現像間隙の電界を、単
に、静電潜像によるものばかりでイ【<、外部より現像
電界を印加することが大きな特徴の一つである。この特
徴に関して第6図、第7図を用いて詳細に説明する。第
6図は感光体表面電位と現像トナー量との関係を示した
もので、現像間隙150μ、トナー担持体比抵抗ρ−1
010Ω”cm、厚さJ=1mm、比誘電率ε−20、
感光体の背景電位250Vの場合の実施例である。現像
間隙に印加した電圧はDC300VあるいはDC300
V+AC2000VT”あり、交番電界の振幅をI K
 HZから3KHzに変化させて実験した。
線(d)にみられるように、背景電位部(250■)に
トナーが飛翔するのを抑制するDCバイアス300■を
印加しただけではトナーは現像間隙を飛翔することが出
来ない。このDCバイアスにAC2000Vの高圧電圧
を重畳させて印加した場合が(a)〜(C)の直線で示
されている。第6図に示した様にACの交番電界をDC
に重畳させて印加するとトナーは現像間隙を飛翔し、感
光体電位に忠実な現像特性が得られる。この現像特性の
γ値は印加するACバイアスの周波数に依存しており、
周波数がlKH2以上の範囲で良好な間隙飛翔がおこる
。ただし、ACバイアスの周波数が10KHz以上の場
合、トナーの移動が応答せずACバイアスの周波数上限
値は10Kl−1zと考えられる。第7図はトナーを担
持体から引き離しかつ感光体へ飛翔させるために必要な
ACバイアス電圧のピーク間電圧■ と担持体厚<l>
−p +現像間隙(d)との関係を示した。第6図と同様にト
ナー担持体の比抵抗ρ−1010Ω・cm、比誘電率ε
−20、感光体の前景部電位は250■であり、印加す
る交流バイアスの周波数は2KHzを採用した。例えば
、担持体厚!が20μm!−6 (又は−=IX10 )、現像間隙dが 80ε μmの場合、飛翔開始ACバイアス雷電圧p−pは、図
から判るように400 V以上必要である。
又/+dが1 mmの場合には、■ は1000−p V以上必要で、!+dが3 mmの時にはV はに’)
−D 。
3000V以上必要であった。この■ は、D−1) 担持体の比抵抗ρ、比誘電率ε、ACバイアスの周波数
fでも変化するが、通常の場合、400V≦■ ≦45
00Vの範囲であれば十分にト −p ナーを飛翔させることが出来る。さらに、望ましくは8
00v≦■ ≦2500■である。
−p 次に本発明の他の特徴であるトナーの帯電電荷■の分布
の幅を広く取ることにより、画像の階調再現性を改善す
ることについて説明する。第8図△、Bを参照すると、
これらの図は、感光体表面電位と1−ナーに作用する力
(第8図A)及び現像トナー量(第8図B)の関係を示
したもので、横軸に感光体表面電位、縦軸にトナーに作
用する力(第8図A)及び現像トナー量(第8図B)が
とられている。従来の米国特許第3,866.574月
に述べられているような非接触転写現像方法の問題点、
つまり、二値的な現像特性のために極めで高いγ特性を
示すことを第8図A、Bを用いて説明する。舎、トナー
の帯電量を01とすると感光体表面電位(V)によって
トナーに作用する電気力はQ と■の積 Q1×■ に
比例する。
一方、トナーが担持体に引きつ()られる力(現像方向
とは逆の力、すなわち現像抵抗)はトナー電荷ffi 
Q 1の2乗に比例する。このトナーに作用する電気力
とトナーが担持体に引きつりられる力が等しくなった所
以上、つまり、閾値感光体表面電位(V )よりも高い
表面電位の所ではトナーの飛翔が等しく起こり、いわゆ
るγの高い二値的な現像特性を示づ”ことになる。すな
わち、第8図AでQlの電荷量を有するトナーがトナー
担持体に引き付けられる力をFlとすると、飛翔開始閾
値電位■。1よりも感光体表面電位が大きくなるとQ 
の電荷量を有するトナーの飛翔が起り、Q1よりも電荷
量の大きいQ2のトナーに対しては飛翔開始閾値電位V
 はV。1よりも大きくなる。
2 従来の一成分現像剤の帯電電荷量Qは比較的狭い範囲内
に分布していたのでγの高い二値的な現像特性をさける
ことはできなかった。この二値的な現像特性の改善、す
なわちハーフトーンの階調性を改善するには、前述した
特公昭58−32375号記載の低周波交番電界を用い
l−を−担持体から感光体への1−ナーの転位、感光体
からトナー担持体への逆転位の工程を交互に繰り返り方
法がよく知られている。−力木発明では、現像電界の制
御を現像剤層担持体の抵抗値と厚さ、誘電率、現像間隙
で行なうため、高周波交番電界が必要となり公知の手段
では階調再現性を改善出来ない。従って、本発明では、
トナーの帯電量にある適切な分布をもたせ、第8図A、
Bに示された現像閾値電位■。に幅を生じさせ、これに
よって、二値的現像特性を改善しようとするものである
。第9図を参照すると、この図で曲線(a )はトナー
帯電量が平均電荷IQに対して±3μC/gの幅で分布
している場合で、いわゆる高いγ特性を示しており、曲
線(b)は分布の幅が±15μC/Fの場合で、極めて
すぐれた階調再現性を示している。
一方、曲線(C)はドブ−電荷量の分布の幅が±20 
II C/ Qの場合で現像開始電位が負の電圧までの
びており、背景部に力Jりを生じ、使用することが出来
なかった。このカブリの原因は、(説明の便宜のために
プラス帯電感光材料につい′C説明づるがマイナス帯電
感材についても同様な議論が成立覆る)、逆極性トナー
(プラス帯電トナー)が原因で+10μC/gまでの逆
極性トナーが混入していても背景部に大きなカブリは生
じないが、これ以上になるとカブリレベルが許容出来な
くなることが実験により判明した。よって、本発明で望
ましいと考えられるトナーの電荷量の分布はその平均値
から±15μC/(Jである。
実施例 本発明の特徴は以」−詳述した通りであるが、本発明の
非接触転写現像方法を非磁性トナーを用いた実施例につ
いて以下説明する。
トナー担持体には、直径20mmで、比抵抗ρが101
0Ω・cm、担持体厚lが1 mm、比誘電率εが20
で背面に電極を有するものを用いた。 。
このトナー担持体に、公知のブレードでトナ一層形成及
び帯電を行ない、その後鏡像力あるいはファンデルワー
ルス力等によって、このドブ−を担持体に保持させ、現
像領域に搬送した。この時のトナーの帯電量Qは一5μ
G/(J≦Q≦+25μC/gと広い分布を有していた
。一方、現像間隙lは200μmに保持され、この間隙
にACバイアス電圧V ’ 2500V、ACバイアス
−p 周波数f 1.5KHzの高周波高圧交番電界を印加し
た。この時の潜像電位は暗電位(画像部電位)VDが5
oov、前傾部電位V8が250Vで、背景部抑制バイ
アスとしてDC350Vを印加した。その結果、第10
図のグラフに見られるJ、うに原画入力領域と]ビー画
像領域が略1:1に対応する理想的な網点再現性が得ら
れた。
発明の効果 本発明の現像方法によると、ベタ黒画像等の他の画像特
性を劣化させることなく、網点画像再現性に富む又線画
像の細密忠実再現性に秀れたコピーを得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は画像のパつぶれ″の指標であるM値と空間周波
数との関係を示すグラフ、第2図は画像入力領域と画像
出力領域との対応関係を示すグラフ、第3図は本発明の
現像方法における感光体と]〜ナー担持体との配置を示
した概略図、第4図はトナー担持体層の比抵抗を変化さ
せた場合の網点画像再現性のグラフ、第5図はl・ナー
担持体層の厚さlを変化させた場合のドブ−担持体層の
比抵抗とベタ黒均−性との関係を示すグラフ、第6図は
感光体表面電位と現像トナー量どの関係を示すグラフ、
第7図はトナー担持体厚<i>十現像間隙(d)、すな
わち現像電極から感光体表面までの距11tDと飛翔開
始ACバイアス電圧との関係を示すグラフ、第8図△は
感光体表面電位とトナーに作用する力を示すグラフ、第
8図Bは感光体表面電位と現像トナー量との関係を示づ
グラフ、第9図は1〜ナーの帯電電荷量を変化さけた場
合の感光体表面電位と現像トナー酸との関係を示すグラ
フ、第10図は本発明の一実施例による網点画像再現性
を示すグラフである。 10は感光体、12は抵抗層からなる現像剤相持体層、
14は現像電極、16は感光体の導電性基板、18はバ
イアス電圧源、20は周辺電場である。 出願人 富士ゼロックス株式会社 代理人 弁理士(7538) 松本 昆第1図 ヶ閤用状収(j!p/mm) 第2図 面東入力並桟゛(%) 第8図 0 廓む牛東面奄柾 第1o図 )fr、1区 手続J#n正古(7′J式) %式% 1、事件の表示 昭和59年特許願第109737号 2、発明の名称 現 像 h 法 3、補正をする者 事件どの関係 (特許出願人) 代表者 小林陽太部 4、代理人 昭和59年8月8[」 (発送日昭和59年8月28日) 0、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 7、補IFの内容 明細化第23 Ll、第4行・〜第6行の「第8図AC
1L感光体表面電位とドブ−に作用する力を示すグラノ
、第8図Bは感光体表面電位と現像トナー量との関係を
示づグーノフ」を削除し、ここに以下の文章を挿入覆る
。 [第8図は感光体表面電位とドブ−に作用りる力及び現
像トナー量との関係を示すグラフ1 凸「 孔呈 ン山 jT−4,N:’ (自発)昭和6
0年3 U+ 22 [−’1 特K[乃長官 志 (jT 学 殿 1、事イqの表示 昭和59年特許願第109737号 2、発明の名称 現 像 h 法 3、補正をする者 事件どの関係 (特許出願人) 住所 東京都港区赤坂三〕し13番5号名称 (’、+
49)富士げ[1ツクス株式会召代表者 小林陽太部 4、代理人 第2図 副東入力傾yべ (%) 第1頁の続き @発明者立花 英清 0発 明 者 浜 順 − @発明者 勅使川原 亨 @発明者梶本 8嗣 海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス株式会社海
老名事業I 海」 業I 海− 業i 海− 業所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静電潜像保持体と、トナ一層を担持した現像電極
    とを間隙を置いて対向させ、前記現像電極上のトナーを
    前記間隙をよぎって静電潜像保持体に移動させて静電潜
    像を顕像化する現像方法において、前記現像電極上に静
    電潜像保持体に面して抵抗体から成るトナー担持体層を
    形成し、前記現像電極に高周波交番電界を印加すること
    により静電潜像保持体の潜像部に周辺電場を形成して静
    電潜像に応じてトナーの付着を生ぜしめC現像を行なう
    ことを特徴とする現像方法。
  2. (2)前記トナー担持体層の比抵抗が106〜1012
    Ω・cmであるようなトナー担持体層を使用することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の現像方法。
  3. (3)前記トナー担持体層の厚さをI−m、比誘電率を
    εとするとき、l/ε≦4X10 ’mであるようなト
    ナー担持体層を使用することを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の現像方法。
  4. (4)前記現像電極に印加する高周波交番電界の周波数
    が 1〜LOKHz、V が 400−p 〜4500ボルトであることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項に記載の現像方法。
  5. (5)前記現像電極に印加する高周波交番電界の周波数
    が 1〜3KH71,V が 800〜−p 2500ボルトであることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項に記載の現像方法。
  6. (6)現像に使用するトナーの電荷量がその平均電荷最
    に対して±15μC/Qで分布する如くト ゛ナーの個
    々の電荷量の分布を広くしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第4項に記載の現像方法。
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