JPS60252470A - ビニルイミダゾ−ル誘導体の製造法 - Google Patents

ビニルイミダゾ−ル誘導体の製造法

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JPS60252470A
JPS60252470A JP59107238A JP10723884A JPS60252470A JP S60252470 A JPS60252470 A JP S60252470A JP 59107238 A JP59107238 A JP 59107238A JP 10723884 A JP10723884 A JP 10723884A JP S60252470 A JPS60252470 A JP S60252470A
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JP
Japan
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halogen
dimethyl sulfoxide
solvent
alkali metal
compound
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JP59107238A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Hamada
浜田 芳徳
Shiyouji Sasamoto
敞次 篠本
Isamu Yamada
勇 山田
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Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
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Priority to KR1019850003251A priority patent/KR870001922B1/ko
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A8発明の目的 1及上皇五J遣1 本発明の目的はヒトもしくは動物用抗真菌剤または農業
用殺虫剤として有用なビニルイミダゾール誘導体(I)
の改良製造法を提供することにある。
ビニルイミダゾール誘導体(I)はヒトもしくは動物用
抗真菌剤または農業用殺菌剤として有用であり、従来よ
りその製造法が検討されてきた。例えは、2−[1−(
IH−イミダゾール−1−イル)ビニルコツエノール類
を乾燥ジメチルポルムアミド(以下、DMFと略す。)
中で水素化ナトリウムなどの塩基の存在下にモノ−もし
くはジ−ハロ置換のハロゲン化ベンジルと反応させて合
成する方法[特開昭55−164677]などが挙げら
れる。
発明が解決しようとする問題点 従来法で塩基として用いている水素化ナトリウムは高価
であり、かつ極めて取り扱いが危険である。また、溶媒
として用いている乾燥DMFは塩基により分解を受けや
すく、回収が困難である。
その上、DMFの分解生成物がモノ−もしくはジ−ハロ
置換のハロゲン化ベンジルと反応して副生物を生成する
ことがあり、これを分離除去することが困難なので、目
的化合物の収率が低くなるなどの問題点がある。
B0発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明者らは水素化ナトリウムに代わり得る安全性の高
い塩基として、水酸化アルカリ金属を用いる方法を考え
た。さらに、D M Fが分解してジメチルアミンが生
成した場合に、例えば、4−クロロベンジルプロミドと
反応すると4−クロロベンジルジメチルアミンなどを副
生ずることから、DMF以外の適当な溶媒としてジメチ
ルスルホキシドまたはジメチルスルホキシドを含む混合
溶媒を用いれば、高収率で目的物(I)が得られること
を見い出し、本発明を完成した。
本発明は一般式(■〉: (式中、XおよびYはそれぞれ水素またはハロゲンを表
わす。)で示される化合物をジメチルスルホキシド中ま
たはジメチルスルホキシドと他の溶媒との混合溶媒中で
水酸化アルカリ金属の存在下に七ノーもしくはジ−ハロ
置換のハロゲン化ベンジルと反応さゼることを特徴とす
る一般式(1戸(式中、R1はハロゲン、R″は水素ま
たはハロゲンをそれぞれ表わし、XおよびYは前記と同
意義である。)で示されるビニルイミダゾール誘導体の
製造法に関する。
X、Y、R’、およびR″に関する上記定義中、ハロゲ
ンとはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素などを意味する。
本発明の製造法を詳しく説明すると、化合物(n)とモ
ノ−もしくはジ−ハロ置換のハロゲン化ベンジルとをジ
メチルスルホキシド(以下、DMSOと略す。)中また
はDMSOと他の溶媒との混合溶媒中で水酸化アルカリ
金属の存在下に反応させて、本発明目的化合物(I)を
得る方法である。DMSOまたはDMSOと他の溶媒と
の混合溶媒としては無水もしくは含水(例えば、5〜1
0%含水)のDMSOまたは無水もしくは含水のDMS
Oと他の溶媒、例えば、ジクロロメタン、ジクロロエタ
ンなどのハロゲン化次化水素系溶媒、アセトン、メチル
エチルケトンなどのケトン系溶媒、テトラヒドロフラン
、グライム、ジグライムなどのエーテル系溶媒、テトラ
ヒドロチオフェン−1−オキシト、スルホラン、ジメチ
ルスルホン、ジメチルイミダゾリトン、N−メチルピロ
リドン、ヘキサメチルホスホラミド、アセトニトリルな
どとの混合溶媒を用いればよい。水酸化アルカリ金属と
しては水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウムなどが挙げられる。モノ−もしくはシーハロ置換の
ハロゲン化ベンジルとは、1個もしくは2個のハロゲン
が置換したハロゲン化ベンジルを意味し、置換ハロゲン
はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素などであり、ハロゲン化
ベンジルとしては塩化ヘンシル、臭化ベンジル、ヨウ化
ヘンシルなどが挙げられ、具体的に、3−クロロペンジ
ルクロリド、3−クロロベンジルプロミド、4−クロロ
ヘンシルクロリド、4−クロロベンンルプロミド、2.
4−ジクロロベンジルクロリド、2,4−ジクロロベン
ジルプロミド、3.4−ジクロロベンジルクロリド、お
よび3゜4−ジクロロベンジルプロミドなどを用いれば
よい。また必要に応じて、ベンジルトリエチルアンモニ
ウムプロミド、テトラブチルアンモニウムヨーダイト、
硫酸水素テトラブチルアンモニウムなどを触媒として用
いてもよい。反応は冷却下の温度(約O℃)から約10
0℃、好ましくは約10〜30°Cで行えば数分から数
時間で完了する。
本発明の原料物質(It)は特開昭55−L64677
号明細書に記載の方法により合成し得る。
以下に実施例を示して本発明実施の態様を明らかにする
(以下余白) 実施例1 l−(1−12−C2,4−ジクロロベンジルオキシ)
フェニル]ビニル)−IH−イミダゾ2−[1−(IH
−イミダゾール−1−イル)ビニル]フェノール150
0g(2,69モル)をDMSOIに溶解し、この溶液
に攪拌下、水酸化カリウム(ベレット状)210g(3
,22モル)を加え、室温で1時間攪拌した。この溶液
を12〜18℃に冷却し、2.4−ジクロロベンジルク
ロリド577g(2,95モル)をDMSOtoonu
に溶かした溶液を1時間で滴下した。滴下後、同温度に
保ち、2時間攪拌した。反応液を氷冷しながら水4.5
りを45分間で滴下し、1時間攪拌した。析出する結晶
を濾取し、水075!ずつで4回洗浄し、さらにn−ヘ
キサン0.7Pずつで3回洗浄し、風乾すると、融点9
0.5〜93°Cの標記化合物a872g(収率94.
1%)を得た。
質量スペクトル: m/e 344(Mつ。
I R: V (Nujo1ン 3100,1630,
1600Cm−1゜U V : 惰aX(EtOH) 
281 nm(ε3200)。
273nm(ε2800)。
N M R(CDCI2s )δ: 4.97(s、2
H)、5.08(d、J=IHz。
IH) 、 5.42(d、J=1)1z、 LH〉。
6.77〜7.60(m、l0H)。
実施例2 l−(1−[2−(3−クロロヘンシルオキシ)フェニ
ル]ビニル1−IH−イミ’i ソー 4・塩酸塩互 (以下余白) 5 化合物130g(0,16モル)をDMSOl 20 
IRQに溶解し、攪拌しながら粉末状水酸化カリウム1
3.7g(0,24モル)を加えた。この混液を10〜
15°Cに冷却し、3−クロロベンジルクロリド(純度
84.5%)36.85g(0,19モル)を1時間で
滴下した。滴下後、同温度に保ち、2.5時間攪拌した
。反応液に氷出抜、酢酸エチル層を水300 nQずつ
で3回抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減
圧留去すると、飴状残渣571gが得られた。
上で得た残渣71gを酢酸エチル160 nQに溶解し
、水冷攪拌下に2.45M塩酸ガス/酢酸エヂエチル6
71Qを8分間で滴下した。この混液を30分間攪拌し
、析出する結晶を濾取し、酢酸エチル100 IIQで
洗浄後減圧乾燥すると、融点148〜149°Cの淡黄
白色結晶とし工標記化合物旦55.2g(収率98.8
%)が得られた。これをアセトニトリル−酢酸エチルか
ら再結晶すると、白、色針状晶の標記化合物互が得られ
た。
元素分析: (C+aH+sON*Cj!zとし”C)
計X(i(%): C,62,26;H,4,65;N
、8.07;C1,20,4 実験値C”l>: C,62,24;H,4,51;N
、8.09;Cj2 、20.22゜ 質量スペクトル: m/e 310 (M”)。
I R: y−aX(Nujol) 2500〜240
0,1657.1599cm−1゜UV、λrnB4(
EtO)l) 269nm(E 2080)、277n
m(ε2690)、 283.5nm(ε2970)。
N M R(CDCI!s)’84.95(2H,s)
、5.52(LH,d、J=2Hz) 、 6.02(
IH,d、J=2Hz> 。
6、9(]〜7.67 (,10H,m)、 8.87
(1)1゜t、 J=0.5Hz >。
C0発明の効果 従来法では目的化合物(I)の収率は約30〜40%で
あったが、本発明の方法のように塩基として水酸化アリ
カリ金属を用い、溶媒としてDMSOまたはDMSOと
他の溶媒との混合溶媒を用いれば、90%以上の高収率
で(I)が得られる。
このビニルイミダゾール誘導体(I)はヒトもしくは動
物用抗真菌剤または農業用殺菌剤として有用であるので
、これが工業的に製造され得ることは極めて有意義であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式: (式中、XおよびYはそれぞれ水素またはハロゲンを表
    わす。)で示される化合物をジメチルスルホキシド中ま
    たはジメチルスルホキシドと他の溶媒との混合溶媒中で
    水酸化アルカリ金属の存在下にモノ−もしくはジ−ハロ
    置換のハロゲン化ベンジルと反応きせることを特徴とす
    る一般式:(式中、R′はハロゲン、R′は水素または
    ハロゲンをそれぞれ表わし、XおよびYは前記と同意義
    である。)で示されるビニルイミダゾール誘導体の製造
    法。
JP59107238A 1984-05-25 1984-05-25 ビニルイミダゾ−ル誘導体の製造法 Expired - Lifetime JPS60252470A (ja)

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US06/729,869 US4629795A (en) 1984-05-25 1985-05-02 Process for preparing imidazole derivatives
EP85105453A EP0162359A3 (en) 1984-05-25 1985-05-04 A process for preparing imidazole derivatives
KR1019850003251A KR870001922B1 (ko) 1984-05-25 1985-05-13 이미다졸 유도체의 제조방법
GB08513246A GB2159157B (en) 1984-05-25 1985-05-24 Process for preparing vinyl imidazole derivatives and intermediates

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55164677A (en) * 1979-06-07 1980-12-22 Shionogi & Co Ltd 1-benzylimidazole derivative
JPS5795963A (en) * 1980-12-05 1982-06-15 Shionogi & Co Ltd 1-benzylimidazole derivative

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