JPS60251701A - マイクロ波スイツチ - Google Patents
マイクロ波スイツチInfo
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- JPS60251701A JPS60251701A JP59108099A JP10809984A JPS60251701A JP S60251701 A JPS60251701 A JP S60251701A JP 59108099 A JP59108099 A JP 59108099A JP 10809984 A JP10809984 A JP 10809984A JP S60251701 A JPS60251701 A JP S60251701A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/10—Auxiliary devices for switching or interrupting
- H01P1/12—Auxiliary devices for switching or interrupting by mechanical chopper
- H01P1/125—Coaxial switches
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N2/00—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
- H02N2/02—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
- H02N2/04—Constructional details
- H02N2/043—Mechanical transmission means, e.g. for stroke amplification
Landscapes
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、マイクロ波帯ないしミリ波帯の通信装置に通
ずるマイクロ波スイッチに関する。特に消費電力および
発熱量が少なく高信頼度でスイッチング時間の短い機械
的な接点を有するスイッチに関する。
ずるマイクロ波スイッチに関する。特に消費電力および
発熱量が少なく高信頼度でスイッチング時間の短い機械
的な接点を有するスイッチに関する。
マイクロ波帯におりるスイッチのうち特に需要が多くか
つ重要なものは通信装置の現用装置と予備装置とを切替
える用途に供せられるスイッチである。このような目的
に使われるスイッチは低損失で、非接続端子間の漏洩減
衰量(以下、アイソレーションと称する。)が大きいこ
とが要求されるために、半導体を切替素子に用いるもの
は性能的な不足から使われず、機械的な接点を有するス
イッチが多く用いられる。マイクロ波帯とは一般にI
GHz付近から十数GHzまでを指すが、18GI(1
以上は準ミリ波帯、あるいはミリ波帯と呼ばれる。
つ重要なものは通信装置の現用装置と予備装置とを切替
える用途に供せられるスイッチである。このような目的
に使われるスイッチは低損失で、非接続端子間の漏洩減
衰量(以下、アイソレーションと称する。)が大きいこ
とが要求されるために、半導体を切替素子に用いるもの
は性能的な不足から使われず、機械的な接点を有するス
イッチが多く用いられる。マイクロ波帯とは一般にI
GHz付近から十数GHzまでを指すが、18GI(1
以上は準ミリ波帯、あるいはミリ波帯と呼ばれる。
高い周波数で使用するスイッチは、特に、信号伝送路の
不連続が小さいことが必要であり、接点構造上の自由度
はあまり大きくない。
不連続が小さいことが必要であり、接点構造上の自由度
はあまり大きくない。
このような機械的な接点を有するマイクロ波スイ・ノチ
は接点を駆動するのに電磁アクチュエータを用いている
ものが普通であった。電磁アクチュエータはソレノイド
と呼ばれる電気−機械工ネルギ変換器で、歴史も長く一
定の性能と信頼性が得られているが、見方を変えれば限
界に付き当たった状態になり、ことに最近の通信装置の
小型化、低消費電力化、またディジタル通信の増加によ
る切替時間の短縮化要求等の新たな二−スに応え切れな
いところにきている。
は接点を駆動するのに電磁アクチュエータを用いている
ものが普通であった。電磁アクチュエータはソレノイド
と呼ばれる電気−機械工ネルギ変換器で、歴史も長く一
定の性能と信頼性が得られているが、見方を変えれば限
界に付き当たった状態になり、ことに最近の通信装置の
小型化、低消費電力化、またディジタル通信の増加によ
る切替時間の短縮化要求等の新たな二−スに応え切れな
いところにきている。
より具体的に述へれば、電磁アクチュエータはコイルの
銅損による電力消費と発熱が問題になる。
銅損による電力消費と発熱が問題になる。
これはほとんど解決の見込みがない。消費電力を小さく
するにはコイルを大きくするのがよいが、スイッチング
速度が遅くなる上にサイズが大きくなり、小型化の要求
に反する。また、アクチュエータの可動部(以下、アー
マデユアと呼ぶ。)の運動量を少なくすることも低消費
電力につながるが、接点ギャップが小さくなり、アイソ
レーションが不足してくる。あるいはまたアクチュエー
タの発生する力を減らすと消費電力は減るが、接点接触
圧力が不足して信頼性の高い接触は望めない。
するにはコイルを大きくするのがよいが、スイッチング
速度が遅くなる上にサイズが大きくなり、小型化の要求
に反する。また、アクチュエータの可動部(以下、アー
マデユアと呼ぶ。)の運動量を少なくすることも低消費
電力につながるが、接点ギャップが小さくなり、アイソ
レーションが不足してくる。あるいはまたアクチュエー
タの発生する力を減らすと消費電力は減るが、接点接触
圧力が不足して信頼性の高い接触は望めない。
電磁アクチュエータを用いたマイクロ波スイッチのもう
一つの限界はスイッチング速度にある。
一つの限界はスイッチング速度にある。
インダクタンスの大きなコイルを有することによる電気
的時定数が長いこと、磁性体でできた質量および慢性モ
ーメントの大きなアーマチュアと比較的弱いばねを使用
していることによΣ機械的時定数が長いこと、の二つの
理由によってそのスイッチング速度を速めるには限界が
ある。ところが通信方式がアナログからディジタルへの
主流が変わっていくにつれて、マイクロ波スイッチの切
替時間が問題になってきた。ディジタル通信では、スイ
ッチングに伴う信号の欠落が問題にな′す、従ってスイ
ッチは速い方がよい。PINダイオード等の半導体を用
いたスイッチは高速ではあるが挿入損失が大きく、アイ
ソレーションが小さいので使えない場合が多い。
的時定数が長いこと、磁性体でできた質量および慢性モ
ーメントの大きなアーマチュアと比較的弱いばねを使用
していることによΣ機械的時定数が長いこと、の二つの
理由によってそのスイッチング速度を速めるには限界が
ある。ところが通信方式がアナログからディジタルへの
主流が変わっていくにつれて、マイクロ波スイッチの切
替時間が問題になってきた。ディジタル通信では、スイ
ッチングに伴う信号の欠落が問題にな′す、従ってスイ
ッチは速い方がよい。PINダイオード等の半導体を用
いたスイッチは高速ではあるが挿入損失が大きく、アイ
ソレーションが小さいので使えない場合が多い。
先行出願
特願昭59−36817 、特願昭59−3681.8
〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、低消費電力で高信頼度、さらにスイッチング
時間を大幅に短縮したマイクロ波スイッチを提供するこ
とを目的とする。
〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、低消費電力で高信頼度、さらにスイッチング
時間を大幅に短縮したマイクロ波スイッチを提供するこ
とを目的とする。
本発明は、選択端子である二つの第一の固定接点と、上
記二つの第一の固定接点の中間に設りられた共通端子で
ある一つの第二の固定接点と、この第二の固定接点と上
記二つの第一の固定接点との間にそれぞれ設けられ、こ
の第二の固定接点とこの二つの第一の固定接点との間の
いずれか一方との間を短絡する二つの可動中心導体と、
この二つの可動中心導体をそれぞれ↑υ、持する二つの
駆動棒とを備えたマイクしJ波スイッチにおいて、外部
から加えられる電圧により長さが変位ずろ電歪素子と、
この電歪素子の変位を拡大する二つのレバーと、この二
つのレバーの先端にそれぞれ互いに向きあって並行に取
付けられ、この一つのレバーの変位により互いに逆方向
Gこ変位ずろ一対の可撓性部材と、この一対の可撓性部
材の先端を結合し、この一対の可撓性部+4の変位によ
り回転変位する結合部材と、この結合部材に取イ]シシ
られ1、二の結合部材の回転変位により上記二つの駆動
棒をUいに逆方向に動かず駆動棒作動部材とを備えたこ
とを特徴とする。
記二つの第一の固定接点の中間に設りられた共通端子で
ある一つの第二の固定接点と、この第二の固定接点と上
記二つの第一の固定接点との間にそれぞれ設けられ、こ
の第二の固定接点とこの二つの第一の固定接点との間の
いずれか一方との間を短絡する二つの可動中心導体と、
この二つの可動中心導体をそれぞれ↑υ、持する二つの
駆動棒とを備えたマイクしJ波スイッチにおいて、外部
から加えられる電圧により長さが変位ずろ電歪素子と、
この電歪素子の変位を拡大する二つのレバーと、この二
つのレバーの先端にそれぞれ互いに向きあって並行に取
付けられ、この一つのレバーの変位により互いに逆方向
Gこ変位ずろ一対の可撓性部材と、この一対の可撓性部
材の先端を結合し、この一対の可撓性部+4の変位によ
り回転変位する結合部材と、この結合部材に取イ]シシ
られ1、二の結合部材の回転変位により上記二つの駆動
棒をUいに逆方向に動かず駆動棒作動部材とを備えたこ
とを特徴とする。
本発明は、外部から加えられる電圧により生じる電歪素
子の軸方向変位を二つのレバーにより拡大し、この二つ
のレバーにより拡大された変位で一対の可撓性部材を互
いた逆方向に並行に移動し、結合部材に回転変位を与え
駆動棒作動部材により二つの駆動棒を互いに逆方向に動
かし二つの可動重心導体が短絡する固定接点を切替える
ことにより、消費電力および発熱量が少なく、高信頼性
で、スイッチング時間を短くすることができる。
子の軸方向変位を二つのレバーにより拡大し、この二つ
のレバーにより拡大された変位で一対の可撓性部材を互
いた逆方向に並行に移動し、結合部材に回転変位を与え
駆動棒作動部材により二つの駆動棒を互いに逆方向に動
かし二つの可動重心導体が短絡する固定接点を切替える
ことにより、消費電力および発熱量が少なく、高信頼性
で、スイッチング時間を短くすることができる。
第1図は本発明一実施例マイクロ波スイッチの平面図で
ある。第1図では説明を容易にするために、マイクロ波
信号が通過する部分(以下、マイクロ波切替部と称す(
る。)を断面図で表わしている。1はスイッチ本体であ
り、マイクロ波切替部においては伝送線路の外部導体を
兼ねている。2は本体のカバーであり、やはり外部導体
を兼ねる。
ある。第1図では説明を容易にするために、マイクロ波
信号が通過する部分(以下、マイクロ波切替部と称す(
る。)を断面図で表わしている。1はスイッチ本体であ
り、マイクロ波切替部においては伝送線路の外部導体を
兼ねている。2は本体のカバーであり、やはり外部導体
を兼ねる。
3は切替えるべき信号がつながる同軸コネクタ、4はそ
の同軸コネクタ3のシェル、5は絶縁体、6は中心導体
である。同軸コネクタ3の中心導体6はその先がマイク
ロ波切替部において固定接点7へ導かれている。固定接
点7は中央共通端子1個とその両側に選択端子が1個ず
つ配置しである。
の同軸コネクタ3のシェル、5は絶縁体、6は中心導体
である。同軸コネクタ3の中心導体6はその先がマイク
ロ波切替部において固定接点7へ導かれている。固定接
点7は中央共通端子1個とその両側に選択端子が1個ず
つ配置しである。
これら3個の固定接点iを橋絡するように2個の可動中
心導体8が設けられている。2個の可動中心導体8は中
央共通端子である固定接点7を中心として、第1図では
左右方向に両側の選択端子である両固定接点7にまたが
って配置しである。可動中心導体8は駆動棒9によって
担持されている。
心導体8が設けられている。2個の可動中心導体8は中
央共通端子である固定接点7を中心として、第1図では
左右方向に両側の選択端子である両固定接点7にまたが
って配置しである。可動中心導体8は駆動棒9によって
担持されている。
10ばコイルばねで駆動棒9を押上げているので、駆動
棒9に外部から力が加わらないときには、コイルばね1
0の復元ノjによって可動中心導体8はカバー2の内側
、すなわち外部導体の内壁に密着するように圧接されて
いる。
棒9に外部から力が加わらないときには、コイルばね1
0の復元ノjによって可動中心導体8はカバー2の内側
、すなわち外部導体の内壁に密着するように圧接されて
いる。
次に、このマイクロ波切替部を切替えてスイ・7チング
を行うためのアクチュエータの構造について説明する。
を行うためのアクチュエータの構造について説明する。
50は電歪素子であり、印加電圧によってその長さが軸
方向に変化する。51はレバーであり、上記電歪素子の
変位を拡大するためにある。
方向に変化する。51はレバーであり、上記電歪素子の
変位を拡大するためにある。
55はステータであり、電歪素子の一端がこれに固定し
である。53は上記レバー51の可動中心となる支点と
なる支点ヒンジであり、52は電歪素子の変位をレバー
51に伝えるための伝達ヒンジである。
である。53は上記レバー51の可動中心となる支点と
なる支点ヒンジであり、52は電歪素子の変位をレバー
51に伝えるための伝達ヒンジである。
ステータ55は固定ヒス56によってスイッチの本体1
に固定しであるが、固定方法がヒスに限られなく、他の
締結手段であってもよい。レバー51の先端部には可撓
性の板ばね57が取付けてあり、左右のレバー51から
互いに近づく方向に伸びているが、くい違いをもたせで
ある。両レバー51の中央付近に上記の可撓性の板ばね
57を結合する結合部材58があり、レバー51先端か
ら伸びてきた2個の板ばね57は、この結合部材58に
対し偶力のモーメントを生ずるような関係をもって固定
されている。すなわちベクトルの大きさは等しく方向は
逆でベクトルは互いに並行ではあるが力点がずれている
ようにくい違いを持たせて結合部材58に取付げられて
いる。結合部材58にはさらに別の板ばね59が取付け
である。この板ばね59は電歪アクチュ:L−タから、
マイクロ波切替部へ変位と力を伝達する部材であるか、
一方上記結合部材5日の回転変位をその長さによって拡
大する働きもある。
に固定しであるが、固定方法がヒスに限られなく、他の
締結手段であってもよい。レバー51の先端部には可撓
性の板ばね57が取付けてあり、左右のレバー51から
互いに近づく方向に伸びているが、くい違いをもたせで
ある。両レバー51の中央付近に上記の可撓性の板ばね
57を結合する結合部材58があり、レバー51先端か
ら伸びてきた2個の板ばね57は、この結合部材58に
対し偶力のモーメントを生ずるような関係をもって固定
されている。すなわちベクトルの大きさは等しく方向は
逆でベクトルは互いに並行ではあるが力点がずれている
ようにくい違いを持たせて結合部材58に取付げられて
いる。結合部材58にはさらに別の板ばね59が取付け
である。この板ばね59は電歪アクチュ:L−タから、
マイクロ波切替部へ変位と力を伝達する部材であるか、
一方上記結合部材5日の回転変位をその長さによって拡
大する働きもある。
以上本発明のマイクロ波スイッチの構造全体について説
明したのでその切替動作について説明する。第1図に示
す状態はマイクロ波スイッチの一状態を示している。こ
の状態では電歪素子50はほとんど変位していない。第
1図において、板ばね59は結合部材58の左側では駆
動棒9を押下げているが、一方布側でば駆動棒9には′
A11れていない。
明したのでその切替動作について説明する。第1図に示
す状態はマイクロ波スイッチの一状態を示している。こ
の状態では電歪素子50はほとんど変位していない。第
1図において、板ばね59は結合部材58の左側では駆
動棒9を押下げているが、一方布側でば駆動棒9には′
A11れていない。
従って左側の選択端子である固定接点7と、中央共通端
子である固定接点7との間には可動中心導体8によって
接続され、他方右側の選択端子と中央端子との間は開回
路となっている。左側の閉回路側ではコネクタから固定
接点7を経て可動中心導体へとつながる伝送線路は一定
の特性インピーダンスを有し、不連続の小さい信号伝送
路を形成している。接点接触圧力は信軌度の高い良好な
接触を得るとともに、損耗を小さくする必要があり、あ
る一定の範囲内に収まってなければならない。
子である固定接点7との間には可動中心導体8によって
接続され、他方右側の選択端子と中央端子との間は開回
路となっている。左側の閉回路側ではコネクタから固定
接点7を経て可動中心導体へとつながる伝送線路は一定
の特性インピーダンスを有し、不連続の小さい信号伝送
路を形成している。接点接触圧力は信軌度の高い良好な
接触を得るとともに、損耗を小さくする必要があり、あ
る一定の範囲内に収まってなければならない。
その接触圧力は第1図の実施例では板はね59の変位に
よって発注する力からコイルばね10の発汁する力を引
いた残りの2分の1が接点当たりの接点接触圧力となる
。
よって発注する力からコイルばね10の発汁する力を引
いた残りの2分の1が接点当たりの接点接触圧力となる
。
一方開回路側では駆動棒9と板ばね59とは触れていな
いので、可動中心導体8は外部導体(具体的にはカバー
2の内面)にコイルばねlOによって圧接されている。
いので、可動中心導体8は外部導体(具体的にはカバー
2の内面)にコイルばねlOによって圧接されている。
このマイクロ波スイッチでは可動中心導体8がいま述べ
たように接地していることが必要である。接地している
と非接続固定接点間が遮断導波管となり、大きなアイソ
レーションが得られる。
たように接地していることが必要である。接地している
と非接続固定接点間が遮断導波管となり、大きなアイソ
レーションが得られる。
次に、第1図の状態からこのマイクロ波スイッチを反転
し切替える動作について述べる。第1図の状態から電歪
素子50に電圧を加えると、電歪素子50の軸方向の長
さが変化する。いま伸長する方向に電歪素子50が変位
すると、電歪素子50は伝送ヒンジ5袋弁してレバー5
1を押上げる。レバー51は支持ヒンジ53で拘束され
ているので、これを中心に回転運動を起こす。そのとき
伝達ヒンジ52と支持ヒンジ53の間隔に比較して支持
ヒンジ53と板ばね57が取付けられたレバー51の先
端との距離が大きいので、電歪素子50の小さな変位は
レバー先端で大きな変位に変換される・。
し切替える動作について述べる。第1図の状態から電歪
素子50に電圧を加えると、電歪素子50の軸方向の長
さが変化する。いま伸長する方向に電歪素子50が変位
すると、電歪素子50は伝送ヒンジ5袋弁してレバー5
1を押上げる。レバー51は支持ヒンジ53で拘束され
ているので、これを中心に回転運動を起こす。そのとき
伝達ヒンジ52と支持ヒンジ53の間隔に比較して支持
ヒンジ53と板ばね57が取付けられたレバー51の先
端との距離が大きいので、電歪素子50の小さな変位は
レバー先端で大きな変位に変換される・。
電歪素子50が伸長したとき左右のレバー51は互いに
近づく方向に変位する。そうすると各々のレバー51に
取付けられた可撓性の板ばね57は互いに並行に近づこ
うとして結合部材58のまわりに偶力のモーメントを発
生させ、それによって結合部材58は回転する。回転に
つれて板ばね57も撓みつつ、偶力のモーメントを打ち
消すような力を発生させる。結合部材58が回転すると
同時にそれに取付けられた駆動棒9を押すための板ばね
59も共に回動して左側では駆動棒9を引き戻し、右側
では駆動棒9を押下げる。
近づく方向に変位する。そうすると各々のレバー51に
取付けられた可撓性の板ばね57は互いに並行に近づこ
うとして結合部材58のまわりに偶力のモーメントを発
生させ、それによって結合部材58は回転する。回転に
つれて板ばね57も撓みつつ、偶力のモーメントを打ち
消すような力を発生させる。結合部材58が回転すると
同時にそれに取付けられた駆動棒9を押すための板ばね
59も共に回動して左側では駆動棒9を引き戻し、右側
では駆動棒9を押下げる。
第2図は第1図に示すマイクロ波スイッチの他の状態を
示す図で、マイクロ波スイッチが完全に切替わり、反転
し終わった状態を示している6レハー51の間隔が互い
に挟まり、それによって偶力のモーメントによって結合
部材58か回転し、それとともに板ばね59が左側では
持ち上がって駆動棒9から離れ、右側では駆動棒9を押
下げている。
示す図で、マイクロ波スイッチが完全に切替わり、反転
し終わった状態を示している6レハー51の間隔が互い
に挟まり、それによって偶力のモーメントによって結合
部材58か回転し、それとともに板ばね59が左側では
持ち上がって駆動棒9から離れ、右側では駆動棒9を押
下げている。
それにより中央共通端子と右側の選択端子との間が閉回
路になり、中央共通端子と左側の選択端子の間は開回路
になり、従、てスイッチは第1図に示す状態から反転し
ていることになる。
路になり、中央共通端子と左側の選択端子の間は開回路
になり、従、てスイッチは第1図に示す状態から反転し
ていることになる。
以上説明したように、本発明のマイクロ波スイッチは電
歪形アクチュエータによって切替動作がなされるように
構成されたものであって種々の特長を有してしている。
歪形アクチュエータによって切替動作がなされるように
構成されたものであって種々の特長を有してしている。
定常状態における電力消費はほとんど零と言ってよい。
従って発熱もない。
また電歪素子50から駆動棒9への機械的エネルギ伝達
系として、系の共振周波数が高いため、スイッチング時
間は電磁アクチュエータを用いたものに比較して著しく
短い。スイッチング時間は1ミリ秒以下で電磁アクチュ
エータを°用いたスイッチのI/10以下である。系の
共振周波数が高い理由は圧電素子自体が応答性が良く、
さらにヒンジ52.53、レバー51等のばね定数が大
きいためでる。また実施例で説明したように簡素な構造
であり信頼性も高い。
系として、系の共振周波数が高いため、スイッチング時
間は電磁アクチュエータを用いたものに比較して著しく
短い。スイッチング時間は1ミリ秒以下で電磁アクチュ
エータを°用いたスイッチのI/10以下である。系の
共振周波数が高い理由は圧電素子自体が応答性が良く、
さらにヒンジ52.53、レバー51等のばね定数が大
きいためでる。また実施例で説明したように簡素な構造
であり信頼性も高い。
本発明のマイクロ波スイッチはマイクロ波帯に限定され
ることなく、より高い周波数、あるいはVHFHF下の
低い周波数で使うことも可能である。また種々の変形が
可能であり、いくつかの変形について説明する。第3図
は第1図に示すマイクロ波スイ、ノチの部分斜視Mであ
る。第1図および第2図で説明した実施例ではレバー5
1と結合部JFA’5Bをつなく板ばね57と、結合部
材58から駆動棒9を動かず板はね59とは図面に垂直
な方向に段違いに設りである。その状態を第3図に示す
。その理由は板ばね57が邪魔になって板ばね59と駆
動棒9が結合できないのでレベル差を設けていることに
ある。このようにすると仮ばね57にねしれの力が加わ
るので場合によっては好ましくない。第4Mは本発明第
二実施例マイクロ波スイッチの平面図、第5図はその部
分斜視図である。この実施例では第5図に明らかなよう
に板ばね57に穴57aが穿たれ、そこを通し″ζ駆動
棒9か仮ばね59と当接するようになっている。第4図
に示ずように、穴57aを通る側の駆動棒9は細くしで
ある。ここでは部分的に金属ロッド9aに変えているが
プラスチックで一体成形したものでもよい。第5図には
駆動棒9を通ず必要のない側の板ばね57にも穴をあけ
であるが、これは左右の板ばね57の剛性を合わせるた
めであり必ずしも必要ではない。また板ばね57を一枚
の板としないで並行な二枚の板として、その二枚の板に
間隙を設けてそこを駆動棒が通るようにしてもよい。
ることなく、より高い周波数、あるいはVHFHF下の
低い周波数で使うことも可能である。また種々の変形が
可能であり、いくつかの変形について説明する。第3図
は第1図に示すマイクロ波スイ、ノチの部分斜視Mであ
る。第1図および第2図で説明した実施例ではレバー5
1と結合部JFA’5Bをつなく板ばね57と、結合部
材58から駆動棒9を動かず板はね59とは図面に垂直
な方向に段違いに設りである。その状態を第3図に示す
。その理由は板ばね57が邪魔になって板ばね59と駆
動棒9が結合できないのでレベル差を設けていることに
ある。このようにすると仮ばね57にねしれの力が加わ
るので場合によっては好ましくない。第4Mは本発明第
二実施例マイクロ波スイッチの平面図、第5図はその部
分斜視図である。この実施例では第5図に明らかなよう
に板ばね57に穴57aが穿たれ、そこを通し″ζ駆動
棒9か仮ばね59と当接するようになっている。第4図
に示ずように、穴57aを通る側の駆動棒9は細くしで
ある。ここでは部分的に金属ロッド9aに変えているが
プラスチックで一体成形したものでもよい。第5図には
駆動棒9を通ず必要のない側の板ばね57にも穴をあけ
であるが、これは左右の板ばね57の剛性を合わせるた
めであり必ずしも必要ではない。また板ばね57を一枚
の板としないで並行な二枚の板として、その二枚の板に
間隙を設けてそこを駆動棒が通るようにしてもよい。
次に電歪アクチュエータのレバー51の間隙の変化を駆
動棒9を押す板ばね59の回転運動に変える部分の変形
について説明する。この部分のポイントはレバー51の
間隙変化が板ばね57によって結合部材58に伝えられ
、そこで結合部材58に偶力のモーメントを生じさせる
ことにある。従って一種々の変形が考えられる。まず第
一にレバー51の間隙は狭くなる方向に変位しようと、
拡がる方向に変位しようといずれも偶力のモーメントを
発生させることができるのでどちらの変位を使ってもよ
い。
動棒9を押す板ばね59の回転運動に変える部分の変形
について説明する。この部分のポイントはレバー51の
間隙変化が板ばね57によって結合部材58に伝えられ
、そこで結合部材58に偶力のモーメントを生じさせる
ことにある。従って一種々の変形が考えられる。まず第
一にレバー51の間隙は狭くなる方向に変位しようと、
拡がる方向に変位しようといずれも偶力のモーメントを
発生させることができるのでどちらの変位を使ってもよ
い。
結合部材58と駆動棒9を押すための板ばね59および
レバー51と結合部材58をつなぐ板ばね57の結合方
法は種々考えられ、その一部を第6図〜第1O図に示す
。
レバー51と結合部材58をつなぐ板ばね57の結合方
法は種々考えられ、その一部を第6図〜第1O図に示す
。
第6図は結合部材58を厚めの板材で作りこれに板ばね
を溶接したものである。二枚の板材にて板ばね59をは
さみこみ、板材の端部に板ばね57を接合している。第
7図も同様に厚めの板材による結合部材58の構成方法
を示している。第8図はその側面図であるがごごに示す
ようにコの字形断面の板材2個からなる結合部材58の
間に板ばね59がはさみこまれ、板ばね57は端部に接
合されている。
を溶接したものである。二枚の板材にて板ばね59をは
さみこみ、板材の端部に板ばね57を接合している。第
7図も同様に厚めの板材による結合部材58の構成方法
を示している。第8図はその側面図であるがごごに示す
ようにコの字形断面の板材2個からなる結合部材58の
間に板ばね59がはさみこまれ、板ばね57は端部に接
合されている。
結合部材58とし°ζ板材を用いる方法は他にも種々あ
るが、板ばね57によって結合部材58に偶力のモーメ
ントを発生することができればよい。第9図および第1
0図は部品点数を減らす方法を示している。第9図では
駆動棒9を押す板ばね59の端部を折り曲げそれらを第
9図のように互いに点対称に接合することで結合部材5
8を形成し、そこに板ばね57を接合している。また第
10図では板ばね57の端部を折曲げ、その折曲げられ
た端部の間に板ばね59をはさみ込み、結合部材58を
形成すると同時に板ばね間の結合も行っている。
るが、板ばね57によって結合部材58に偶力のモーメ
ントを発生することができればよい。第9図および第1
0図は部品点数を減らす方法を示している。第9図では
駆動棒9を押す板ばね59の端部を折り曲げそれらを第
9図のように互いに点対称に接合することで結合部材5
8を形成し、そこに板ばね57を接合している。また第
10図では板ばね57の端部を折曲げ、その折曲げられ
た端部の間に板ばね59をはさみ込み、結合部材58を
形成すると同時に板ばね間の結合も行っている。
ここでレバー51から結合部材58に対し偶力のモーメ
ントを発生させ回転を生じさせる板ばね57をいままで
板ばねとして説明してきたが、板ばねを用いるのが最も
容易かつ良好な結果を得るからであっ・て可撓性の材料
なら必ずしも板ばねに限るわけではなく、プラスチック
、ワイヤ状の材料等も考えられる。また、結合部材58
の回転を駆動棒9に伝える板ばね59も同様に板ばねで
なくともよく、プラスチックでもワイヤでもよい。レバ
ーの間隔変化が結合部材58に回転を生じさせればよい
。
ントを発生させ回転を生じさせる板ばね57をいままで
板ばねとして説明してきたが、板ばねを用いるのが最も
容易かつ良好な結果を得るからであっ・て可撓性の材料
なら必ずしも板ばねに限るわけではなく、プラスチック
、ワイヤ状の材料等も考えられる。また、結合部材58
の回転を駆動棒9に伝える板ばね59も同様に板ばねで
なくともよく、プラスチックでもワイヤでもよい。レバ
ーの間隔変化が結合部材58に回転を生じさせればよい
。
以上説明した実施例では、レバー51はL字形をしてい
たが、これはコンパクトにしたいためであって、必すし
も第1図お、よび第2図の実施例で述べたような形状で
なくてもよい。レバー51の間隔が電歪素子50の変位
によって変わるものであればよく、第11図に別の実施
例を示す。
たが、これはコンパクトにしたいためであって、必すし
も第1図お、よび第2図の実施例で述べたような形状で
なくてもよい。レバー51の間隔が電歪素子50の変位
によって変わるものであればよく、第11図に別の実施
例を示す。
第11図ではレバー51はL字形に曲がっておらず直線
状に伸びており、一対の並行なレバー51の先端に板ば
ね57が取イ」けられ、一対の板ばね57は結合部材5
8に接合され、結合部材58には駆動棒9を動かすが、
めの板ばね59が取付けである。電歪素子50が変位す
ると、支持ヒンジ53を中心にしてレバー51によって
変位が拡大され、レバー先端の間隔が変化し、板ばね5
7を介して結合部材58に偶力のモーメントを生じさせ
、板ばね59を回動させて駆動棒を動かず。第11図の
実施例でば電歪素子5oが伸長する方向に変位した場合
に、レバー51は先端が互いに拡がる方向に変位し、結
合部材58は左回転する。
状に伸びており、一対の並行なレバー51の先端に板ば
ね57が取イ」けられ、一対の板ばね57は結合部材5
8に接合され、結合部材58には駆動棒9を動かすが、
めの板ばね59が取付けである。電歪素子50が変位す
ると、支持ヒンジ53を中心にしてレバー51によって
変位が拡大され、レバー先端の間隔が変化し、板ばね5
7を介して結合部材58に偶力のモーメントを生じさせ
、板ばね59を回動させて駆動棒を動かず。第11図の
実施例でば電歪素子5oが伸長する方向に変位した場合
に、レバー51は先端が互いに拡がる方向に変位し、結
合部材58は左回転する。
本発明のマイクロ波スイッチに用いられる電歪アクチュ
エータば電歪素子5oの変位がレバー51を介して結合
部材58に伝わり、そこに偶力モーメントを生しさせ回
転運動を起こさせるところに特徴があるので、上述した
実施例のほかにも同様の効果がある方法が種々考えられ
る。第12図は別の実施例であって、電歪素子5oの配
置が先の実施例とは90°異なっている。この場合でも
電歪素子5oの長さの変化がレバー51を介して板ばね
57に伝達され、結合部材58に回転運動を生しさ−H
る。
エータば電歪素子5oの変位がレバー51を介して結合
部材58に伝わり、そこに偶力モーメントを生しさせ回
転運動を起こさせるところに特徴があるので、上述した
実施例のほかにも同様の効果がある方法が種々考えられ
る。第12図は別の実施例であって、電歪素子5oの配
置が先の実施例とは90°異なっている。この場合でも
電歪素子5oの長さの変化がレバー51を介して板ばね
57に伝達され、結合部材58に回転運動を生しさ−H
る。
電歪アクチュエータ側からマイクロ波切替部を駆動する
方法についても、種々の変形が考えられる。いままで説
明した実施例では、電歪アクチュエータは板ばね59に
よって、マイクロ波切替部の可動中心導体8を担持した
駆動棒9を押下げることによって切替動作を行わせてい
た。駆動棒9を押下げることで可動中心導体8を固定接
点7に圧接させて閉回路とし、−力板ばね59が駆動棒
9を押下げないときは、駆動棒9はマイクロ波切替部に
組込まれた第1図および第2図に示すコイルばね10の
力によって押され、その結果可動中心導体8はストリッ
プ線路の外導体壁に圧接され、大きなアイソレーション
を得るような形式を用いていた。
方法についても、種々の変形が考えられる。いままで説
明した実施例では、電歪アクチュエータは板ばね59に
よって、マイクロ波切替部の可動中心導体8を担持した
駆動棒9を押下げることによって切替動作を行わせてい
た。駆動棒9を押下げることで可動中心導体8を固定接
点7に圧接させて閉回路とし、−力板ばね59が駆動棒
9を押下げないときは、駆動棒9はマイクロ波切替部に
組込まれた第1図および第2図に示すコイルばね10の
力によって押され、その結果可動中心導体8はストリッ
プ線路の外導体壁に圧接され、大きなアイソレーション
を得るような形式を用いていた。
しかしながら、駆動棒9をコイルばね10で押して可動
中心導体8を外導体内壁に圧接させる代わりに電歪アク
チュエータの板ばね59を用いて同様の働きをさせるこ
とも可能である。第13図は本発明第三実施例マイクロ
波スイッチの平面図である。
中心導体8を外導体内壁に圧接させる代わりに電歪アク
チュエータの板ばね59を用いて同様の働きをさせるこ
とも可能である。第13図は本発明第三実施例マイクロ
波スイッチの平面図である。
第13図において、コイルばねはなく駆動棒9は板ばね
59に係合するように構成されている。第14図および
第15図は駆動棒9と板ばね59との係合状態を説明す
る図て駆動棒9の先端は細くなってさらに先端に張出し
9bが設けである。−力板ばね59の先端は二つに分か
れスロット59aが設けである。
59に係合するように構成されている。第14図および
第15図は駆動棒9と板ばね59との係合状態を説明す
る図て駆動棒9の先端は細くなってさらに先端に張出し
9bが設けである。−力板ばね59の先端は二つに分か
れスロット59aが設けである。
このスロット59aに上記駆動棒9の張出し部材9bが
嵌挿しである。
嵌挿しである。
その動作について説明すると、板ばね59が駆動棒9を
押下げて可動中心導体8を固定接点7に圧接させる側は
先の実施例とほぼ同様であるが、コイルばねが存在しな
いだけ負荷は軽い。一方、結合部材58の反対側の板ば
ね59は先の実施例では自由であったのか、第13図の
実施例では駆動棒9を引上げて、駆動棒9が担持した可
動中心導体8を外導体内壁面に圧接させているのでその
分が負荷として加わっている。従って電歪アクチュエー
タの全負荷としては先の実施例とほぼ同しである。
押下げて可動中心導体8を固定接点7に圧接させる側は
先の実施例とほぼ同様であるが、コイルばねが存在しな
いだけ負荷は軽い。一方、結合部材58の反対側の板ば
ね59は先の実施例では自由であったのか、第13図の
実施例では駆動棒9を引上げて、駆動棒9が担持した可
動中心導体8を外導体内壁面に圧接させているのでその
分が負荷として加わっている。従って電歪アクチュエー
タの全負荷としては先の実施例とほぼ同しである。
ただし、機構的にはかなり簡素化されている。
以上説明したように、本発明は、消費電力の点では圧倒
的な低減をはかることができ、かつ切替時間も著しく短
縮することかできる優れた効果がある。これにより通信
装置の低消費電力化に°寄与するところが大である。ま
たノ、イ・ノチング時間の短縮によってテイシクル通信
に適合したマイクロ波スイッチを実現することかできる
利点かある。
的な低減をはかることができ、かつ切替時間も著しく短
縮することかできる優れた効果がある。これにより通信
装置の低消費電力化に°寄与するところが大である。ま
たノ、イ・ノチング時間の短縮によってテイシクル通信
に適合したマイクロ波スイッチを実現することかできる
利点かある。
第1図は本発明第一実施例マイクロ波スイ・ノチの平面
図。 第21mは第1図−こ示ずマイクロ波スイ・ノチの他の
状態を示す図。 第3図は第1図に示すマイクロ波スイッチの部分斜視図
。 第4図は本発明第二実施例マイクlコ波スイ・ノチの平
面図。 第5Mは第4図に示すマイクロ波スイッチの部分斜視図
。 第6図、第7図第9図および第10図は本発明のマイク
ロ波スイッチの結合部材の実施態様を示−す平面図。 第8図は第7図に示す結合部材の側面図。 第11図および第12図は本発明マイクロ波スイッチの
電歪アクチュエータの実施態様を示す平面図。 第13図は本発明第二実施例マイクロ波スイッチの平面
図。 第14図はその部分拡大平面ば。 第15図はその部分拡大斜視図。 ■・・・スイッチ本体、2・・・カッ\−17・・・固
定接点、8・・・可動中心導体、9・・駆動棒、10・
・・コイルばね、50・・・電歪素子、51・・・レバ
ー、52・・・伝達ヒンジ、53・・・支持ヒンジ、5
5・・・ステータ、57.59・・・仮ばね、58・・
・結合部月。 特許出願人 11本電気株式会社 代理人 弁理士 井 出 直 孝 M 1 目 M 2 図 児 3 図 藁10図 7I!i11 口 九12図 蔦13図
図。 第21mは第1図−こ示ずマイクロ波スイ・ノチの他の
状態を示す図。 第3図は第1図に示すマイクロ波スイッチの部分斜視図
。 第4図は本発明第二実施例マイクlコ波スイ・ノチの平
面図。 第5Mは第4図に示すマイクロ波スイッチの部分斜視図
。 第6図、第7図第9図および第10図は本発明のマイク
ロ波スイッチの結合部材の実施態様を示−す平面図。 第8図は第7図に示す結合部材の側面図。 第11図および第12図は本発明マイクロ波スイッチの
電歪アクチュエータの実施態様を示す平面図。 第13図は本発明第二実施例マイクロ波スイッチの平面
図。 第14図はその部分拡大平面ば。 第15図はその部分拡大斜視図。 ■・・・スイッチ本体、2・・・カッ\−17・・・固
定接点、8・・・可動中心導体、9・・駆動棒、10・
・・コイルばね、50・・・電歪素子、51・・・レバ
ー、52・・・伝達ヒンジ、53・・・支持ヒンジ、5
5・・・ステータ、57.59・・・仮ばね、58・・
・結合部月。 特許出願人 11本電気株式会社 代理人 弁理士 井 出 直 孝 M 1 目 M 2 図 児 3 図 藁10図 7I!i11 口 九12図 蔦13図
Claims (1)
- (1) 選択端子である二つの第一の固定接点と、上記
二つの第一の固定接点の中間に設けられた共通端子であ
る一つの第二の固定接点と、この第二の固定接点と上記
二つの第一の固定接点との間にそれぞれ設けられ、この
第二の固定接点とこの二つの第一の固定接点との間のい
ずれか一方との間を短絡する二つの可動中心導体と、こ
の二つの可動中心導体をそれぞれ担持する二つの駆動棒
と を備えたマイクロ波スイッチにおいて、外部から加えら
れる電圧により長さが変位する電歪素子と、 この電歪素子の変位を拡大する二つのレバーと、この二
つのレバーの先端Qこそれぞれ互いに向きあって並行に
取付のられ、このニ一つのレバーの変位により互いに逆
方向に変位する一対の可撓性部材と、 この一対の可撓性部材の先端を結合し、この一対の可撓
性部材の変位により回転変位する結合部材と、 この結合部材に取付けられ、この結合部材の回転変位に
より上記二つの駆動棒を互いに逆方向に動かず駆動棒作
動部制と を備えたごとを特徴とするマイクエコ波スイッチ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59108099A JPS60251701A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | マイクロ波スイツチ |
US06/737,626 US4633118A (en) | 1984-05-28 | 1985-05-23 | Piezoelectrically actuated high-speed microwave switch |
DE8585303670T DE3579846D1 (de) | 1984-05-28 | 1985-05-23 | Mechanischer mikrowellenschalter mit hoher geschwindigkeit. |
EP85303670A EP0163497B1 (en) | 1984-05-28 | 1985-05-23 | Mechanical high-speed microwave switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59108099A JPS60251701A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | マイクロ波スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60251701A true JPS60251701A (ja) | 1985-12-12 |
JPH0132617B2 JPH0132617B2 (ja) | 1989-07-07 |
Family
ID=14475846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59108099A Granted JPS60251701A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | マイクロ波スイツチ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4633118A (ja) |
EP (1) | EP0163497B1 (ja) |
JP (1) | JPS60251701A (ja) |
DE (1) | DE3579846D1 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0325421Y2 (ja) * | 1986-03-13 | 1991-06-03 | ||
JPH0410704Y2 (ja) * | 1987-04-20 | 1992-03-17 | ||
US4780692A (en) * | 1987-05-04 | 1988-10-25 | Motorola, Inc. | Cableless switching element for waveguide having low loss and fast switching speed |
US4767198A (en) * | 1987-06-24 | 1988-08-30 | Unisys Corporation | SAW/BAW Bragg cell |
JP2592615B2 (ja) * | 1987-09-16 | 1997-03-19 | 日本特殊陶業株式会社 | 電歪駆動装置 |
US4976553A (en) * | 1987-12-09 | 1990-12-11 | Max Co., Ltd. | Very small displacement enlargement mechanism and printing head using the same |
US4929859A (en) * | 1987-12-25 | 1990-05-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Piezoelectric actuator having parallel arrangement of a single piezoelectric element and a pair of displacement magnification arms |
US4769569A (en) * | 1988-01-19 | 1988-09-06 | Ford Motor Company | Piezoelectric stack motor stroke amplifier |
US5004946A (en) * | 1989-07-06 | 1991-04-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Parallel four-link mechanism |
CA2014584C (en) * | 1990-04-12 | 1992-06-09 | Paul Y. Tsoi | C-, t- and s-switches that are mechanically operated by a rotary actuator |
US5191252A (en) * | 1991-04-25 | 1993-03-02 | Nec Corporation | Displacement amplification mechanism using piezoelectric element |
US5207318A (en) * | 1991-07-29 | 1993-05-04 | Dynatech Microwave Technology, Inc. | Plunger switch |
US5159225A (en) * | 1991-10-18 | 1992-10-27 | Aura Systems, Inc. | Piezoelectric actuator |
US5281936A (en) * | 1992-06-01 | 1994-01-25 | Teledyne Industries, Inc. | Microwave switch |
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US6043440A (en) * | 1998-09-11 | 2000-03-28 | Teledyne Industries, Inc. | Microwave switch contact interface |
DE69929947T2 (de) | 1999-06-04 | 2006-10-19 | Norbert Beyrard France (Sarl) | Durch einen piezoelektrischen Motor angetriebener Schalter |
US6037849A (en) * | 1999-07-26 | 2000-03-14 | Delaware Capital Formation, Inc. | Microwave switch having magnetically retained actuator plate |
US6879087B2 (en) | 2002-02-06 | 2005-04-12 | Viking Technologies, L.C. | Apparatus for moving a pair of opposing surfaces in response to an electrical activation |
US6759790B1 (en) * | 2001-01-29 | 2004-07-06 | Viking Technologies, L.C. | Apparatus for moving folded-back arms having a pair of opposing surfaces in response to an electrical activation |
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