JPS6024968Y2 - 多段駆動シリンダ - Google Patents

多段駆動シリンダ

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JPS6024968Y2
JPS6024968Y2 JP11853880U JP11853880U JPS6024968Y2 JP S6024968 Y2 JPS6024968 Y2 JP S6024968Y2 JP 11853880 U JP11853880 U JP 11853880U JP 11853880 U JP11853880 U JP 11853880U JP S6024968 Y2 JPS6024968 Y2 JP S6024968Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
piston
rod
fixing plate
locking piece
pistons
Prior art date
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Expired
Application number
JP11853880U
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English (en)
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JPS5742202U (ja
Inventor
泰次郎 貫田
Original Assignee
焼結金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ピストンロッドを段階的に駆動する多段駆動
シリンダの改良に関するもので、各構成部材を高精度な
加工、組立が容易な構造とすることにより、装置全体を
安価で寸法精度の高いものとしたことを特徴とするもの
である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第3図のA−A断面として示す第1図において、1
はシリンダで、筒状のシリンダ本体2とそれに取付けた
ヘッドカバー3とからなり、上記シリンダ本体2には後
述する各ピストン15〜19間の駆動圧力室20〜24
に通じる給排口2a、2a、・・・を穿設し、該シリン
ダ本体2の外側に、上記給排口2a、2a、・・・を通
じる通孔4av4a*・・・を備えたサブプレート4を
配設して、該サブプレート4に電磁弁6,6.・・・を
備えたバルブユニット5を固定し、その電磁弁6゜6、
・・・の切換えにより高圧空気を各駆動圧力室へ選択的
に給排可能に構成している。
さらに、該シリンダ本体2の先端には、後述のピストン
ロッド37の摺動を案内する軸受け7aを備えたロッド
カバー7を取付け、該ロッドカバー7とそれに対向する
ピストン19との間にリング状の復帰圧力室8を形設し
、該ロッドカバー7に上記復帰圧力室8に通じる給排路
7bを設け、この給排路7bを通して上記復帰圧力室8
にバルブユニット5のマニホールドから常時高圧空気を
供給できるように接続している。
シリンダ本体2の基端に取付けたヘッドカバー3の内側
面には、互いに直交する二つの直径上に形設した一対の
凹部3a、3aと一対のねじ穴3b、3bとを備えてお
り、ヘッドカバー3の内側面に重設した固定板9を上記
ねじ穴3b、3bに螺挿したねじ10,10により該ヘ
ッドカバー3に固定している。
固定板9における上記凹部3ay3aに対応する位置に
設けた通孔9aには係止部片11を嵌挿しているが、こ
の係止部片11は、凹部3aに収容される抜止用の係止
頭部11aと、通孔9aに摺動自在に嵌挿される軸杆部
11bとを備えたもので、該軸杆部11bを固定板9の
厚さよりも所定長さく例えば1咽)だけ長く形成してい
る。
なお、11cは係止頭部11aに設けたドライバー溝、
12は上記ドライバー溝に対してドライバーを差込むた
めの孔に螺挿した盲栓である。
このようなシリンダ1に収容したピストン連結体14は
、適数のピストンを相互に所定距離だけ接離可能に連結
したもρで、図示の実施例では第1乃至第5のピストン
15〜19を連結している。
このピストン連結体14は、ヘッドカバー3と第1のピ
ストン15の間及び各ピストン15〜19の間に、第1
乃至第5の駆動圧力室20〜24を形設し、これらの圧
力室20〜24に上記シリンダ本体2の給排口2a、2
a、・・・を連通させている。
而して、上記第1のピストン15は、シリンダ本体2に
軸方向に摺動可能に内挿され、第2図に詳細に示すよう
に、該ピストン15には上記ヘッドカバー3の場合と同
様に一つの直径上に一対の凹部15av 15aを形
設し、またそれと直交する直径上に一対のストッパ26
.26を挿着するための孔15b、15bを穿饅してい
る。
該ストッパ26は、ピストン15におけるヘットカバー
3側の面に当接するフランジ部26aを備えた管状のも
のである。
上記ピストン15に重設した固定板27は、前記固定板
9と同じ構造を有し、この[板27及びストッパ26を
通して前記係止部片11の軸杆部11bに螺挿したねじ
28. ’28により、それらをピストン15に対して
一体的に固定している。
従って、ピストン15は上記係止部片11の軸杆部11
bの長さと固定板9の厚さの差に相当するストロークだ
け摺動できることになる(第1図参照)。
また、固定板27における上記凹部15a* 15a
に対応する位置に設けた通孔27aには、前記係止部片
11と同様に係止頭部29a及び軸杆部29bを備えた
係止部片29を嵌挿している。
この係止部片29は、”軸杆部29bを固定板27の厚
さよりも所定長さく例えば2WIL)だけ長く形成した
ものであり、その先端外面に平面状のスパナ掛け29c
を対向状に重設している。
第2のピストン16は同様に固定板30、ストッパ31
、係止部片32等を有し、固定板30及びストッパ31
を通して第1のピストン15における係止部片29の軸
杆部29bに螺挿したねじ33でそれらをピストン16
に対して一体的に固定している。
(第5図参照)。第1図における第3及び第4のピスト
ン17゜18については、係止部片の軸杆部の長さがそ
れぞれ相違するために寸法的な差異はあるが、その構造
は第2のピストン16の場合と全く同様である。
さらに、第5のピストン19は、該ピストン19及びス
トッパ34を通して第4のピストン18における係止部
片35にねじ36を螺挿することにより、該係止部片3
5と固定的に連結し、また第5のピストン19にはその
凸部19aにピストンロッド37を連結している。
このピストンロッド37は、第5のピストン19の凸部
19aに螺着した管状のロッド本体38とそれに回転可
能に連結したコネクトロッド39とを備え、該コネクト
ロッド39はロッド本体38の先端部に抜止用の頭部3
9aを回転可能に係合させると共に、コネクトロッド3
9の露頭部分に抜止用のりング40を螺着してねじ41
で固定することにより、ロッド本体38に対して連結し
、相互の捩り力を吸収可能に構成している。
このような構成を有するピストン連結体14は、駆動圧
力室20〜24へ選択的に圧力流体を供給することによ
りピストンロッド37に所要のストロークを与えるもの
で、例えば第1のピストン15に対する第2のピストン
16のストロークは、第4図に示すような第2のピスト
ン16の復帰位置から第5図に示すように係止部片29
の係止頭部29aが固定板27に当接する伸長位置まで
与えられる。
これによって図中にSで示したストロークが得られ、こ
のストロークSは、係止部片29の軸杆部29bの長さ
で1 と固定板27の厚さで2の差(l!、−f2)に
相当するものである。
而して、第1乃至第5の駆動圧力室20〜24が全て排
気状態にある場合には、復帰圧力室8に作用する空気圧
によって全てのピストン15〜19が基端側に復帰し、
各ストッパが固定板に当接した状態にあるが、電磁弁6
,6.・・・の切換えにより任意の駆動圧力室に高圧流
体を選択的に供給すれば、高圧流体を供給されたピスト
ンが上記復帰圧力室8の圧力による作用力に抗して駆動
され、その駆動距離に応じてピストンロッド37が段階
的にストロークする。
例えば、第1のピストン15のストロークを1mmとし
、第2のヒストン16の第1のピストンに対するストロ
ークを2咽、第3のピストン17の第2のピストン16
に対するストロークを4TIrIn、第4及び第5のピ
ストン18.19のストロークをそれぞれ8mm、 1
6mmとし、高圧空気を供給する駆動圧力室20〜24
の組合せを選択すれば、その選択によってピストンロッ
ド37を17rrIILから31mmまで段階的に変化
させることができる。
第1図は全ての駆動圧力室20〜24に高圧空気を供給
して、ピストンロッド37を最大ストローク位置に駆動
した場合を示すものである。
なお、ピストンの駆動によって接離する部材、例えば固
定板やストッパ、係止部片は、焼入れ等によって耐摩耗
性をもたせた材料で構成するのが望ましい。
このように本考案によれば、各ピストンの駆動ストロー
クが、固定板の厚さと係止部片の軸杆部の長さにより決
定され、これらはいずれも寸法精度をだすことが極めて
容易であるばかりでなく、加工が簡単で安価に提供でき
るものであり、従って装置全体を安価で高精度なものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を第3図A−A断面として示す
縦断面図、第2図はその要部拡大断面図、第3図は第1
図のB−B線での横断面図、第4図及び第5図はピスト
ンの動作を説明するための部分拡大図である。 1・・・・・・シリンダ、9,27.30・・・・・・
固定板、9a、27a・・・・・・通孔、11.29.
32. 35・・・・・・係止部片、11at29a・
・・・・・係止頭部、11b、29b・・・・・・軸杆
部、15,19・・・・・ゼストン、15a・・・・・
・凹部、15b・・・・・・孔、20〜24・・・・・
・駆動圧力室、26,31,34・・・・・・ストッパ
、28,33,36・・・・・・ねじ、37・・・・・
・ピストンロッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ内に相互に接離可能に連結した複数のピストン
    軸方向に摺動可能に嵌挿し、各ピストン間に形設した駆
    動圧力室に選択的に高圧空気を送入してピストンを駆動
    することにより、ロッド側のピストンに連結したピスト
    ンロッドに段階的なストロークを与えるものにおいて、
    ピストンロッドを連結したピストンを除く各ピストン及
    びヘッドカバーの互いに直交する二つの直径上に一対の
    凹部と一対の孔を設けると共に、それらのピストン及び
    ヘッドカバーに固定板を重sb、この固定板の上記凹部
    に対応する位置に設けた通孔に該凹部に係止頭部を収容
    した係止部片の軸杆部を摺動自在に嵌挿し、固定板及び
    上記孔に挿着したストッパを通して隣接するピストン及
    びヘッドカバーにおける上記係止部片の軸杆部にねじを
    螺挿し、さらに、ピストンロッドを連結したピストンの
    直径上に設けた一対の孔に、ストッパを通して隣接する
    ピストンにおける上記係止部片の軸杆部にねじを螺挿す
    ることにより、それらを一体的に連結し、ヘッドカバー
    とこれに隣接するピストン間及び隣接するピストン相互
    間に係止部片の軸杆部の長さと固定板の板厚の差に相当
    するストロークを与えたことを特徴とする多段駆動シリ
    ンダ。
JP11853880U 1980-08-21 1980-08-21 多段駆動シリンダ Expired JPS6024968Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5742202U JPS5742202U (ja) 1982-03-08
JPS6024968Y2 true JPS6024968Y2 (ja) 1985-07-26

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