JPS6024778Y2 - コンクリ−ト製箱形貯水槽 - Google Patents
コンクリ−ト製箱形貯水槽Info
- Publication number
- JPS6024778Y2 JPS6024778Y2 JP18850582U JP18850582U JPS6024778Y2 JP S6024778 Y2 JPS6024778 Y2 JP S6024778Y2 JP 18850582 U JP18850582 U JP 18850582U JP 18850582 U JP18850582 U JP 18850582U JP S6024778 Y2 JPS6024778 Y2 JP S6024778Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral wall
- tank body
- wall plate
- box
- external pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はコンクリート製の箱形貯水槽に関する。
その目的とするところは４０〜６０立方米の容量を持つ
大型貯水槽を剛体構造において提供することにある。
大型貯水槽を剛体構造において提供することにある。
この種の貯水槽は上下開放の角筒形槽体を設置しようと
する現場にて組立て）、潜函工法により所定深さに沈設
し、所要の後加工をして形成するものであるが、従来は
四隅に連結部を有す区分周壁板をもって槽体を組立て）
来たので、外圧との関係で見ると、連結部は必らずしも
剛性接合にならないという欠点があった。
する現場にて組立て）、潜函工法により所定深さに沈設
し、所要の後加工をして形成するものであるが、従来は
四隅に連結部を有す区分周壁板をもって槽体を組立て）
来たので、外圧との関係で見ると、連結部は必らずしも
剛性接合にならないという欠点があった。
本考案はか）る欠点を解消したもので、その要旨は四隅
角部から互いに内側の外圧０点若しくは外圧０に近い点
、即ち応力Ｏの点、応力０に近い点に鉤当て連結用の側
端面を有して２枚乃至４枚に区分形成する周壁板と、各
区分周壁板の側端面の突合わせ組立てと、各突合わせ面
に直交して並列挿通ずる長短本数づつのｐｃ鋼棒と、該
ｐｃ鋼棒の両端を隅部外面に直列に設ける止溝と、周壁
板の側部外面に千鳥状に位置ずらしして設ける止溝内に
て緊張止め連結して潜函沈設用の角筒形槽体を構成する
ようにしたことにある。
角部から互いに内側の外圧０点若しくは外圧０に近い点
、即ち応力Ｏの点、応力０に近い点に鉤当て連結用の側
端面を有して２枚乃至４枚に区分形成する周壁板と、各
区分周壁板の側端面の突合わせ組立てと、各突合わせ面
に直交して並列挿通ずる長短本数づつのｐｃ鋼棒と、該
ｐｃ鋼棒の両端を隅部外面に直列に設ける止溝と、周壁
板の側部外面に千鳥状に位置ずらしして設ける止溝内に
て緊張止め連結して潜函沈設用の角筒形槽体を構成する
ようにしたことにある。
第１図乃至第４図は第１実施例であって、直角に折曲す
る両翼を短かくし形成した平面視コ形の周壁板１，１′
と、扁平板形の２，２′を突合わせて四角筒形に組立て
る。
る両翼を短かくし形成した平面視コ形の周壁板１，１′
と、扁平板形の２，２′を突合わせて四角筒形に組立て
る。
３は周壁板間の鉤当て突合わせ用の側端面である。
突合わせ側端面３に平行する隅部外面に直列に設ける数
個の止溝４と周壁板の突合わせ面３より内側の側部外面
に千鳥状に位置つらしして設ける同数の止溝５に連通ず
るように埋込まれたシース６内に長短するｐｃ鋼棒７を
それぞれ挿通し、止溝４，５内にてナツト８により緊張
止めして、以って槽体Ａを形成する。
個の止溝４と周壁板の突合わせ面３より内側の側部外面
に千鳥状に位置つらしして設ける同数の止溝５に連通ず
るように埋込まれたシース６内に長短するｐｃ鋼棒７を
それぞれ挿通し、止溝４，５内にてナツト８により緊張
止めして、以って槽体Ａを形成する。
４枚の周壁板の各突合わせ連結部はモーメント曲線に対
して０の点に設定される。
して０の点に設定される。
各周壁板の下部は潜函工法用の推進肩部９を設け、該局
部９の内面上部には打ち張り底壁１０の接続凹部１１を
設けている。
部９の内面上部には打ち張り底壁１０の接続凹部１１を
設けている。
槽体Ａは設置個所の土壌を堀り下げながら沈入する潜函
工法を用いて沈設し、底壁１０を現場打ち腰区分上板１
２を被着し、マンホール１３を載着孔１４上に載着して
後、マンホール１３上のみを表出するように上被せしめ
て設置を完了する。
工法を用いて沈設し、底壁１０を現場打ち腰区分上板１
２を被着し、マンホール１３を載着孔１４上に載着して
後、マンホール１３上のみを表出するように上被せしめ
て設置を完了する。
第５図は周壁板を平面視長さの異なる２組のＬ磁板１５
．１６にて形成したほかは前列と同じである。
．１６にて形成したほかは前列と同じである。
この場合、各周壁板はＬ形のため、自立させることがで
きるので組立てを容易に進めることができる。
きるので組立てを容易に進めることができる。
また各周壁板間の連結部はモーメント曲線に対して０の
点に設定することができる。
点に設定することができる。
第６図は２枚の周壁板１７．１８にて槽体Ａを形成する
第３実施例を示している。
第３実施例を示している。
このようにして本考案によれば、四角筒形の大型槽体コ
ンクリート周壁板の側端面の突合わせ連結組立てにより
形成するに当って、四隅部から少し内側にずれた外圧０
若しくは外圧０に近い点に突合わせ連結部を設け、また
連結部を締め止るために挿通ずる数本づつのＰＣ＠棒を
長短して、その一端を周壁板の側部外面に千鳥状に交互
に位置づらしして設ける止溝内にて緊張量めするように
したので、この個所の周壁板の応力負担を分散して、緊
張量を増大することができ、前記した連結部位置と共に
周壁板間の接合部を剛接合構造とすることができる。
ンクリート周壁板の側端面の突合わせ連結組立てにより
形成するに当って、四隅部から少し内側にずれた外圧０
若しくは外圧０に近い点に突合わせ連結部を設け、また
連結部を締め止るために挿通ずる数本づつのＰＣ＠棒を
長短して、その一端を周壁板の側部外面に千鳥状に交互
に位置づらしして設ける止溝内にて緊張量めするように
したので、この個所の周壁板の応力負担を分散して、緊
張量を増大することができ、前記した連結部位置と共に
周壁板間の接合部を剛接合構造とすることができる。
また槽体Ａの四隅部は一体構造の周壁板の折曲部により
形造られるため剛体構造となる等多くの効果がもたらさ
れる。
形造られるため剛体構造となる等多くの効果がもたらさ
れる。
第１図は沈設状態を示す斜視図、第２図は同、縦断正面
図、第３図は同、側面図、第４図は同槽体部分の横断平
面図、第５図は槽体部分の第２実施例を示す横断平面図
、第６図は槽体部分の第３実施例を示す横断平面図、１
． １’、 ２． ２’、 １５．１６，１７，１
８は槽体形成用の区分周壁板、３は鉤当て突合わせ用の
側端面、４，５は止溝、６はシース、７は長短のＰＣ＠
棒、８は止めナツト、９は推進肩部、１０は打ち張り底
壁、１１は凹部、Ａは槽体、１２は区分上板、１３はマ
ンホール、１４はマンホール載着孔、Ｂは外圧モーメン
ト曲線、１９９はステップである。
図、第３図は同、側面図、第４図は同槽体部分の横断平
面図、第５図は槽体部分の第２実施例を示す横断平面図
、第６図は槽体部分の第３実施例を示す横断平面図、１
． １’、 ２． ２’、 １５．１６，１７，１
８は槽体形成用の区分周壁板、３は鉤当て突合わせ用の
側端面、４，５は止溝、６はシース、７は長短のＰＣ＠
棒、８は止めナツト、９は推進肩部、１０は打ち張り底
壁、１１は凹部、Ａは槽体、１２は区分上板、１３はマ
ンホール、１４はマンホール載着孔、Ｂは外圧モーメン
ト曲線、１９９はステップである。
Claims (1)
- 潜函沈設用の角筒形の槽体と、沈設槽体内の下部に底壁
を打ち張り形成し、上部にマンホール載着部を有す上板
を被着する形式のコンクリート製箱形貯水槽であって、
潜函沈設用の角筒形槽体を四隅角部から互いに内側の外
圧０若くは外圧Ｏに近い点に鉤当て連結用の側端面を有
して２枚乃至４枚に区分形成する周壁板と、各区分周壁
板の側端面間の突合わせ組立てと、各突合わせ面に直交
して並列挿通する長短数本づつのｐｃ鋼棒と、該ｐｃ鋼
棒の両端を隅部外面に直列に設ける止溝と、周壁板の側
部外面に千鳥状に位置ずらしして設ける止溝内にてそれ
ぞれ緊張止め連結して構成することを特徴とするコンク
リート製箱形貯水槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18850582U JPS6024778Y2 (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | コンクリ−ト製箱形貯水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18850582U JPS6024778Y2 (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | コンクリ−ト製箱形貯水槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5992777U JPS5992777U (ja) | 1984-06-23 |
| JPS6024778Y2 true JPS6024778Y2 (ja) | 1985-07-24 |
Family
ID=30406644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18850582U Expired JPS6024778Y2 (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | コンクリ−ト製箱形貯水槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024778Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61232193A (ja) * | 1985-04-02 | 1986-10-16 | 旭コンクリ−ト工業株式会社 | 組立式汚泥濃縮貯留タンクおよびその施工方法 |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP18850582U patent/JPS6024778Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5992777U (ja) | 1984-06-23 |
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