JPS6024698Y2 - 自転車用ペダル - Google Patents
自転車用ペダルInfo
- Publication number
- JPS6024698Y2 JPS6024698Y2 JP1708880U JP1708880U JPS6024698Y2 JP S6024698 Y2 JPS6024698 Y2 JP S6024698Y2 JP 1708880 U JP1708880 U JP 1708880U JP 1708880 U JP1708880 U JP 1708880U JP S6024698 Y2 JPS6024698 Y2 JP S6024698Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedal
- lower body
- shaft hole
- shape
- upper body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自転車用ペダルに開−踏面を常に上に向けて
水平姿勢をとることのできる該ペダルを得ることを目的
として考案されたものである。
水平姿勢をとることのできる該ペダルを得ることを目的
として考案されたものである。
従来の自転車用ペダルは、その重心がクランクピンの中
心に一致していたため、該ピンを中心とするペダルの回
転に方行性がなく、そのため乗車時に足がペダルの幅の
狭い側面を踏むようになることが多かった。
心に一致していたため、該ピンを中心とするペダルの回
転に方行性がなく、そのため乗車時に足がペダルの幅の
狭い側面を踏むようになることが多かった。
即ち第１図に示すように、クランク１に取付けた軸２に
回動自在に支承されたペダル３は、Ａのように踏面３ａ
が水平または水平に近くなれば乗車し易いが、Ｂのよう
に著しく傾くと、乗車直後に力を入れてペダルを踏むと
、ペダルが急激に回動してＡの姿勢になるという現象が
起き易かった。
回動自在に支承されたペダル３は、Ａのように踏面３ａ
が水平または水平に近くなれば乗車し易いが、Ｂのよう
に著しく傾くと、乗車直後に力を入れてペダルを踏むと
、ペダルが急激に回動してＡの姿勢になるという現象が
起き易かった。
身体のバランスを取りながら乗車する自転車においては
、このような現象は身体のバランスを崩すことになり、
極めて危険である。
、このような現象は身体のバランスを崩すことになり、
極めて危険である。
これを避けるために、従来も第２図ａのようにペダル３
に固定したクランクピン２を折曲げると共にクランク１
に回転自在に取付けたり、第２図すのようにペダル３の
下部に重錘を取付けてペダルの踏面３ａが常に水平付近
になるようにした考案もあるが、前者ではクランク１と
ペダル３との距離ａが長くなり、クランクピン２をクラ
ンク１に回転自在に取付けなければならないので特別の
クランクを造らねばならず、またクランクの有効長さが
従来のものよりも短くなるという不都合があった。
に固定したクランクピン２を折曲げると共にクランク１
に回転自在に取付けたり、第２図すのようにペダル３の
下部に重錘を取付けてペダルの踏面３ａが常に水平付近
になるようにした考案もあるが、前者ではクランク１と
ペダル３との距離ａが長くなり、クランクピン２をクラ
ンク１に回転自在に取付けなければならないので特別の
クランクを造らねばならず、またクランクの有効長さが
従来のものよりも短くなるという不都合があった。
後者ではクランクの長さを通常のペダルと等しくすると
、ペダル下部と地面との距離すが小さくなって自転車が
曲進するときに内側のペダルが地面に接触する危険が多
くなり、地面との距離すを従来と等しくするとクランク
の長さが短かくなってしまうという不都合があった。
、ペダル下部と地面との距離すが小さくなって自転車が
曲進するときに内側のペダルが地面に接触する危険が多
くなり、地面との距離すを従来と等しくするとクランク
の長さが短かくなってしまうという不都合があった。
本考案のペダルは、上記のような不都合をなくして従来
の通常のペダルと全く同じ形状に構成できるようにした
ものである。
の通常のペダルと全く同じ形状に構成できるようにした
ものである。
以下第３図以下に示す実施例について段間する。
ペダルの下部体４は厚目の鋼板をプレスしてクランクと
反対の側（この明細書では、これを外側といい、これに
対してクランク側を内側という。
反対の側（この明細書では、これを外側といい、これに
対してクランク側を内側という。
）を開口したＵ字形に形成され、外周に折立縁５を形成
し、内側中央の高く形成した折立縁５ａに軸孔６を穿設
する。
し、内側中央の高く形成した折立縁５ａに軸孔６を穿設
する。
折立縁５ａのＵ字形開口に近い左右には立壁７を形成し
、これにブリッジ８の端部を挿通する孔９を穿設する。
、これにブリッジ８の端部を挿通する孔９を穿設する。
下部体４には四隅にボルト孔１０を穿設する。
ブリッジ８は中央に軸孔１１を穿設し、両端部１２を少
しく細くして立壁の孔９に挿入し、かしめることにより
下部体４に結合されるものである。
しく細くして立壁の孔９に挿入し、かしめることにより
下部体４に結合されるものである。
この結合に先立って、通常のようにクランクピン２を回
転自在に支承する外筒１３の両端を下部体の孔６、ブリ
ッジの孔１１に嵌合しておくものとする。
転自在に支承する外筒１３の両端を下部体の孔６、ブリ
ッジの孔１１に嵌合しておくものとする。
ペダルの上体部１４は、下部体４に重ねて結合されるも
ので、合成樹脂等により成型され、下部体４の中央の折
立縁５ａに対応する内側部分をＵ字形に開口させている
。
ので、合成樹脂等により成型され、下部体４の中央の折
立縁５ａに対応する内側部分をＵ字形に開口させている
。
上部体１４のブリッジ８に対応する外側に近い部分には
、該ブリッジの左右の部分を進入させる切込１５を形成
し、ボルト孔１０に対応する部分にボルト孔１６を設け
てボルト１７、ナツト１８により下部体４と結合される
。
、該ブリッジの左右の部分を進入させる切込１５を形成
し、ボルト孔１０に対応する部分にボルト孔１６を設け
てボルト１７、ナツト１８により下部体４と結合される
。
上部体１４の下部には段１９を形成して、結合時に下部
体４と上部体１４との側面に折立縁５のために段差がつ
かないようにしている。
体４と上部体１４との側面に折立縁５のために段差がつ
かないようにしている。
２０は上部体１４の側面に埋設した反射板である。
上記のように構成されるから、下部体４、上部体１４を
結合したものは、下部が重く、（鋼の比重７．８）、上
部が軽く（塩化ビニルの比重１．４、ポリエチレンの比
重０．９５．通常のゴムは比重１．７以下）なり、通常
のようにクランクピン２をペダルの厚さの中央に位置さ
せても、ペダルの重心ハ該ピン２よりも下方になり、常
に上部体１４を上にして第１図Ａの状態を保つことにな
る。
結合したものは、下部が重く、（鋼の比重７．８）、上
部が軽く（塩化ビニルの比重１．４、ポリエチレンの比
重０．９５．通常のゴムは比重１．７以下）なり、通常
のようにクランクピン２をペダルの厚さの中央に位置さ
せても、ペダルの重心ハ該ピン２よりも下方になり、常
に上部体１４を上にして第１図Ａの状態を保つことにな
る。
このように本考案は、ペダルの材質を上下で変えたもの
を結合することにより、踏面を常に水平に近い状態に保
つことができるものであり、ペダルに突出部を形成する
ことがないから、従来の通常のペダルと同等の寸法に製
作して、従来のペダルと全く同様に自転車に取付けるこ
とができるものであって、安全にペダルを踏むことを可
能にするものである。
を結合することにより、踏面を常に水平に近い状態に保
つことができるものであり、ペダルに突出部を形成する
ことがないから、従来の通常のペダルと同等の寸法に製
作して、従来のペダルと全く同様に自転車に取付けるこ
とができるものであって、安全にペダルを踏むことを可
能にするものである。
なお、下部を重くして踏面を常に上向きにするようにし
たペダルが、実公昭３７−３１３０６号公報により公知
であるが、前記のように構成される本考案のペダルは、
この公報記載のペダルとは構造を異にしており、軽く丈
夫で製作容易な利点を有している。
たペダルが、実公昭３７−３１３０６号公報により公知
であるが、前記のように構成される本考案のペダルは、
この公報記載のペダルとは構造を異にしており、軽く丈
夫で製作容易な利点を有している。
第１図はクランクとペダルとの関係を略示する側面図、
第２図ａ、 ｂは従来の踏面を水平にするペダルの側面
図１、第３図以下は本考案のペダルの実施例を示し、第
３図は分解図、第４図は平面図、第５図は側面図、第６
図は第４図のＡ−Ａ断面図である。 ２・・・・・・クランクピン、４・・・・・・下部体、
１４・・・・・・上部体。
第２図ａ、 ｂは従来の踏面を水平にするペダルの側面
図１、第３図以下は本考案のペダルの実施例を示し、第
３図は分解図、第４図は平面図、第５図は側面図、第６
図は第４図のＡ−Ａ断面図である。 ２・・・・・・クランクピン、４・・・・・・下部体、
１４・・・・・・上部体。
Claims (1)
- 厚目の鋼板により平面形を外側に開口するＵ字形に形成
した重い下部体４の内側縁部に、折立縁５ａを形成して
軸孔６を穿設し、合成樹脂類で平面形を内側に開口する
Ｕ字形に形成した軽い上部体１４をＵ字形の開口を反対
位置にして下部体４に重ねて小ボルト１７で結合し、中
央部に軸孔１１を穿設したブリッジ８を、軸孔１１を下
部体４および上部体１４のＵ字形内に位置させ且つ上部
体１４の下面に形成した切込１５に嵌合させると共に、
その両端を下部体４の折立縁５に設けた孔９に挿入して
かしめ付けし、下部体４の軸孔６とブリッジ８の軸孔１
１とに、クランクピン２を回転自在に支承する外筒１３
の両端を嵌合して成る自転車用ペダル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1708880U JPS6024698Y2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | 自転車用ペダル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1708880U JPS6024698Y2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | 自転車用ペダル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56119793U JPS56119793U (ja) | 1981-09-11 |
| JPS6024698Y2 true JPS6024698Y2 (ja) | 1985-07-24 |
Family
ID=29613477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1708880U Expired JPS6024698Y2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | 自転車用ペダル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024698Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60175792U (ja) * | 1984-05-01 | 1985-11-21 | 株式会社 スギノテクノ | 自転車用ペダル |
| EP2170690B1 (de) * | 2007-07-13 | 2013-05-15 | David Linden | Fahrradpedal |
-
1980
- 1980-02-15 JP JP1708880U patent/JPS6024698Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56119793U (ja) | 1981-09-11 |
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