JPS6020666Y2 - 嵩調整枠の嵩調整具 - Google Patents
嵩調整枠の嵩調整具Info
- Publication number
- JPS6020666Y2 JPS6020666Y2 JP8792982U JP8792982U JPS6020666Y2 JP S6020666 Y2 JPS6020666 Y2 JP S6020666Y2 JP 8792982 U JP8792982 U JP 8792982U JP 8792982 U JP8792982 U JP 8792982U JP S6020666 Y2 JPS6020666 Y2 JP S6020666Y2
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- Japan
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- volume adjustment
- frame
- adjustment frame
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- volume
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマンホール等の丸型地下構造物用蓋における嵩
調整枠の嵩調整具に関する。
調整枠の嵩調整具に関する。
従来、マンホール蓋等を道路等に埋設設置する場合に、
道路面とマンホールの蓋とを面一となるようにするため
、嵩調整用のリング等を所要数積み重ねて上記目的を達
している。
道路面とマンホールの蓋とを面一となるようにするため
、嵩調整用のリング等を所要数積み重ねて上記目的を達
している。
しかし、この作業は能率が悪くしかもリング厚に応じた
嵩調整しか行えないので、道路面と蓋とを面一とするこ
とに困難さが残っている。
嵩調整しか行えないので、道路面と蓋とを面一とするこ
とに困難さが残っている。
これに対処するものとしては、受枠と嵩調整枠とを螺合
連結することにより、この螺合量によって嵩調整を行う
ようにしたものがあるが、この調整具としては実開昭5
6−68055号公報に記載されているように一般に小
型の蓋にしか適用されていない。
連結することにより、この螺合量によって嵩調整を行う
ようにしたものがあるが、この調整具としては実開昭5
6−68055号公報に記載されているように一般に小
型の蓋にしか適用されていない。
これは大型になれば、嵩調整枠の回動に多大な力を要す
るために現場作業に難があって、実用上の問題を残して
いたからである。
るために現場作業に難があって、実用上の問題を残して
いたからである。
本考案は以上のような問題を解消しようとするもので、
受枠に対して旋回可能に連結される嵩調整枠を容易に回
動でき、これによって嵩調整を行うことのできる嵩調整
枠の嵩調整具を提供することを目的とする。
受枠に対して旋回可能に連結される嵩調整枠を容易に回
動でき、これによって嵩調整を行うことのできる嵩調整
枠の嵩調整具を提供することを目的とする。
以下、本考案を、添付図面に示す実施例に基いて説明す
る。
る。
第1図と第2図に本考案に係る嵩調整具Aをなす嵩調整
枠への係合具1と、同保合具1に着脱自在に連結した場
合のバール2の斜視図が示されている。
枠への係合具1と、同保合具1に着脱自在に連結した場
合のバール2の斜視図が示されている。
係合具1は中央に基板3を有し、同基板3から同直線上
に伸びた、それぞれ対をなす複数の放射状延伸部として
の連結杆4を有している。
に伸びた、それぞれ対をなす複数の放射状延伸部として
の連結杆4を有している。
同連結杆4の伸延端は上方に向けて屈曲し立上り部5を
形成している。
形成している。
さらに図示のように一側の隣接する2本の連結杆4には
下方に屈曲する係合ピン6が、他側の一対の連結杆4に
は下方に係合溝7aを有する断面口状の係止枠7が取付
けられてる。
下方に屈曲する係合ピン6が、他側の一対の連結杆4に
は下方に係合溝7aを有する断面口状の係止枠7が取付
けられてる。
基板3上には各連結杆4の軸線と同軸上に配置される断
面口状のバール取付部8が一体的に固着しである。
面口状のバール取付部8が一体的に固着しである。
9は補強杆である。第2図において、バール2は長尺の
柄10と上記係合具1との連結具11とより構成され、
連結具11の一側には係合具1の立上り部5.を挿通可
能な長孔12が閉設しである。
柄10と上記係合具1との連結具11とより構成され、
連結具11の一側には係合具1の立上り部5.を挿通可
能な長孔12が閉設しである。
また連結具11の先端はバール取付部8内に挿入可能な
形状を有している。
形状を有している。
勿論この延伸部は、図示の連結杆4の構造を採る必要は
なく、基板そのものを星状、あるいは多角形とした延伸
部を構成することも可能である。
なく、基板そのものを星状、あるいは多角形とした延伸
部を構成することも可能である。
また図においては、係合具1とバール2とは着脱自在に
連結される場合の例を示しているが、バール自体を継ぎ
自在として、その基体を基板上に溶接あるいはボルトに
よって固定することもできる。
連結される場合の例を示しているが、バール自体を継ぎ
自在として、その基体を基板上に溶接あるいはボルトに
よって固定することもできる。
第3図に嵩調整枠20の平面図が示されており、内周の
一側には螺番挿通孔21を形成するリブ22が突出して
設けられ、同リブに係合具1の係合ピン6が挿通ずるピ
ン孔23が開設されている。
一側には螺番挿通孔21を形成するリブ22が突出して
設けられ、同リブに係合具1の係合ピン6が挿通ずるピ
ン孔23が開設されている。
さらに同ピン孔23と調整枠20の略直径方向に対向す
る位置に突起24が突設されるが、これらピン孔23と
突起24の相対形成位置は係合具1の係合ピン6及び係
止枠7と装着時に共に整合することができるようにして
おく。
る位置に突起24が突設されるが、これらピン孔23と
突起24の相対形成位置は係合具1の係合ピン6及び係
止枠7と装着時に共に整合することができるようにして
おく。
この嵩調整枠20の外周の下半部には第10図に示すよ
うに雄螺子20aが形成してあり、受枠30の雌螺子3
0aに螺合する。
うに雄螺子20aが形成してあり、受枠30の雌螺子3
0aに螺合する。
この螺合量により受枠30に対する嵩調整枠20の上端
面レベルを任意に変えることで、嵩調整を行うものであ
り、ここで、嵩調整枠20と受枠30についてその構造
の詳細を述べる。
面レベルを任意に変えることで、嵩調整を行うものであ
り、ここで、嵩調整枠20と受枠30についてその構造
の詳細を述べる。
第4図と第5図に嵩調整枠20の一部切欠側面図と下面
平面図が各々示されており、上述のように環状のリム2
5から下方に伸延して本体をなす筒体部26の下半部に
は雄螺子20aが形成しである。
平面図が各々示されており、上述のように環状のリム2
5から下方に伸延して本体をなす筒体部26の下半部に
は雄螺子20aが形成しである。
この雄螺子20a形威部分には筒体部26の軸線方向に
所要幅のの第1切欠溝27が雌螺子20aの山20bを
不連続となすように本実施例の場合所要ピッチにて3ケ
所に設けられている。
所要幅のの第1切欠溝27が雌螺子20aの山20bを
不連続となすように本実施例の場合所要ピッチにて3ケ
所に設けられている。
また第6図には受枠30の平面図が、及び第7図には同
第6図の■−■線矢視図が示されており、受枠30下端
のリム31から上方に伸延する筒体部32内周にはその
軸線方向の略全長に亘って上記嵩調整枠20の雌螺子2
0aと螺合する雌螺子30aが形成されている。
第6図の■−■線矢視図が示されており、受枠30下端
のリム31から上方に伸延する筒体部32内周にはその
軸線方向の略全長に亘って上記嵩調整枠20の雌螺子2
0aと螺合する雌螺子30aが形成されている。
同雌螺子30a形戊部分には筒体部32の上端縁33か
ら同筒体軸線方向に嵩調整枠20の第1切欠溝27と略
等しい幅を有する第2切欠溝34が雌螺子30aの山3
0bを不連続となすように設けられる。
ら同筒体軸線方向に嵩調整枠20の第1切欠溝27と略
等しい幅を有する第2切欠溝34が雌螺子30aの山3
0bを不連続となすように設けられる。
この第2切欠溝34の形成位置は嵩調整枠20における
第1切欠溝27の形成ピッチと同じとなるように・して
おく。
第1切欠溝27の形成ピッチと同じとなるように・して
おく。
そして、この切欠溝27,34は鉄蓋と受枠との間の土
砂の滞留を防止するという機能も有する。
砂の滞留を防止するという機能も有する。
尚、嵩調整枠20及び受枠30の雄螺子20aと雌螺子
30aのネジ形状はピッチが長くかつ山2ob、3o5
の先端が所要の曲率を有したものとなっており、これに
より嵩調整枠20の重量が大であったり、施工後に過大
な力が螺合部分に負荷されても耐え得ることができると
ともに、ピッチが長いので嵩調整枠20の回動量が小の
場合でも嵩調整枠の軸線方向への移動、即ちレベル変位
を大きくすることができ、嵩調整を迅速に行うことがで
きる。
30aのネジ形状はピッチが長くかつ山2ob、3o5
の先端が所要の曲率を有したものとなっており、これに
より嵩調整枠20の重量が大であったり、施工後に過大
な力が螺合部分に負荷されても耐え得ることができると
ともに、ピッチが長いので嵩調整枠20の回動量が小の
場合でも嵩調整枠の軸線方向への移動、即ちレベル変位
を大きくすることができ、嵩調整を迅速に行うことがで
きる。
嵩調整枠20と受枠30とを螺合連結する場合、同連結
にガタを生じないようにするために、第8図で示すよう
な楔40を用いる。
にガタを生じないようにするために、第8図で示すよう
な楔40を用いる。
即ち両枠を連結する時には第1、第2切欠溝27,34
が整合するようにし、両切欠溝27,34により供せら
れる空間内に第9図で示すように楔40を打ち込むこと
により受枠30に対して嵩調整枠20を安定固着するこ
とができる。
が整合するようにし、両切欠溝27,34により供せら
れる空間内に第9図で示すように楔40を打ち込むこと
により受枠30に対して嵩調整枠20を安定固着するこ
とができる。
従って嵩調整枠20に大きな力が負荷されたとしても同
素調整枠はガタつきを生ずることなく蓋体を嵌合着する
ことができるものである。
素調整枠はガタつきを生ずることなく蓋体を嵌合着する
ことができるものである。
上記樹皮の嵩調整枠20を受枠30に置いて、本考案に
係る嵩調整具Aを用いて嵩調整を行う手順について以下
に説明する。
係る嵩調整具Aを用いて嵩調整を行う手順について以下
に説明する。
ます受枠30上に嵩調整枠20を螺合可能状態に載置し
、第11図、第12図及び第13図で示すように係合具
1をその係合ピン6がピン孔23に挿通し、かつ係止枠
7が突起24を嵌合するようにセットする。
、第11図、第12図及び第13図で示すように係合具
1をその係合ピン6がピン孔23に挿通し、かつ係止枠
7が突起24を嵌合するようにセットする。
これにより嵩調整枠20に対して係合具1は一体に連結
されることになる。
されることになる。
次にバール2を手に持ち、連結具11の先端を第10図
のようにバール取付部8内に挿入するとともに長孔12
内に立上り部5を嵌入させて、係合具1に連結する。
のようにバール取付部8内に挿入するとともに長孔12
内に立上り部5を嵌入させて、係合具1に連結する。
上記状態でバール2の柄10を回転方向に押動すれば、
モーメントを最大に利用することによって嵩調整枠20
が回転し、この回転による螺合量を変化させて嵩調整を
容易に行うことができるものである。
モーメントを最大に利用することによって嵩調整枠20
が回転し、この回転による螺合量を変化させて嵩調整を
容易に行うことができるものである。
この場合、係合具1は4点で嵩調整枠20と係合してい
るので、回動操作が円滑であり、しかも、バール2軸線
の延長方向であってその装着部から嵩調整枠20の中心
を通って対向する点で係合させることができるので、そ
の分のモーメント力を最大となすことができ、軽い力に
より行うことができる。
るので、回動操作が円滑であり、しかも、バール2軸線
の延長方向であってその装着部から嵩調整枠20の中心
を通って対向する点で係合させることができるので、そ
の分のモーメント力を最大となすことができ、軽い力に
より行うことができる。
また大型の場合にはバール2を複数本(最大4本)用意
して、各々係合具1に連結し、複数の人員で回動させる
こともできるので、同様に嵩調整作業が容易に行えるも
のである。
して、各々係合具1に連結し、複数の人員で回動させる
こともできるので、同様に嵩調整作業が容易に行えるも
のである。
以上のように本考案によれば、嵩調整枠の嵩調整が軽い
労力で簡単に行えるという効果を奏することができるも
のである。
労力で簡単に行えるという効果を奏することができるも
のである。
第1図は係合具の斜視図、第2図はバールの斜視図、第
3図は嵩調整枠の上面平面図、第4図は同一部切欠側面
図、第5図は同下面平面図、第6図は受枠の平面図、第
7図は同第6図の■−■線矢視図、第8図は楔の斜視図
、第9図は楔により嵩調整枠と受枠の固着状態を示す断
面図、第10図は嵩調整具をセットした状態を示す一部
切欠正面図、第11図は同平面図、第12図は同第11
図のI−I線矢視図、第13図は同■−■線矢視図であ
る。 1・・・・・・係合具、2・・・・・・バール、3・・
・・・・基板、4・・・・・・連結杆、8・・・・・・
バール取付部1.20・・・・・・嵩調整枠、30・・
・・・・受枠。
3図は嵩調整枠の上面平面図、第4図は同一部切欠側面
図、第5図は同下面平面図、第6図は受枠の平面図、第
7図は同第6図の■−■線矢視図、第8図は楔の斜視図
、第9図は楔により嵩調整枠と受枠の固着状態を示す断
面図、第10図は嵩調整具をセットした状態を示す一部
切欠正面図、第11図は同平面図、第12図は同第11
図のI−I線矢視図、第13図は同■−■線矢視図であ
る。 1・・・・・・係合具、2・・・・・・バール、3・・
・・・・基板、4・・・・・・連結杆、8・・・・・・
バール取付部1.20・・・・・・嵩調整枠、30・・
・・・・受枠。
Claims (1)
- 基板と、この基板から同軸線上に伸びた、それぞれ対を
なす複数の放射状の延伸部からなり、前記基板上には、
前記各対の延伸部と同軸上にバール取付部を設は且つ、
前記延伸部の先端には、受枠に回動自在に螺合する嵩調
整枠に着脱自在に係合する係合部を設けたことを特徴と
する嵩調整枠の嵩調整具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8792982U JPS6020666Y2 (ja) | 1982-06-12 | 1982-06-12 | 嵩調整枠の嵩調整具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8792982U JPS6020666Y2 (ja) | 1982-06-12 | 1982-06-12 | 嵩調整枠の嵩調整具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58189247U JPS58189247U (ja) | 1983-12-15 |
JPS6020666Y2 true JPS6020666Y2 (ja) | 1985-06-20 |
Family
ID=30096622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8792982U Expired JPS6020666Y2 (ja) | 1982-06-12 | 1982-06-12 | 嵩調整枠の嵩調整具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020666Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60126538U (ja) * | 1984-01-28 | 1985-08-26 | 長島鋳物株式会社 | 地下構造物用枠体 |
-
1982
- 1982-06-12 JP JP8792982U patent/JPS6020666Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58189247U (ja) | 1983-12-15 |
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