JPS60246898A - 石膏ボ−ド用板紙 - Google Patents
石膏ボ−ド用板紙Info
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- JPS60246898A JPS60246898A JP9946784A JP9946784A JPS60246898A JP S60246898 A JPS60246898 A JP S60246898A JP 9946784 A JP9946784 A JP 9946784A JP 9946784 A JP9946784 A JP 9946784A JP S60246898 A JPS60246898 A JP S60246898A
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- Japan
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- parts
- layer
- paperboard
- gypsum board
- wollastonite
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は石膏ボードを構成する板紙、特に耐火性石膏ボ
ードの表面を形成する不燃性の石膏ボード用板紙に関す
る。
ードの表面を形成する不燃性の石膏ボード用板紙に関す
る。
近年、建築用資材には特に耐火性が要求されており、一
般に耐火性建築用内装材として石膏ボードが広く使用さ
れている。
般に耐火性建築用内装材として石膏ボードが広く使用さ
れている。
石膏ボードは、通常、2枚の板紙の間に焼石膏スラリー
を流し込んで板状に成型し、硬化し、乾燥させることに
より得られる、石升芯と板紙との接着したものである。
を流し込んで板状に成型し、硬化し、乾燥させることに
より得られる、石升芯と板紙との接着したものである。
しかしながら1.このようにして作られた石膏ボードは
、火災の際に、その石膏芯それ自体は不燃性であるが、
表面の板紙が可燃性であるという欠点を有していた。又
、近年石膏ボードは、他の内装材と同様に、火災の際の
無煙化ならびに一酸化炭素等の有毒カスの発生しないよ
うにすることが試みられていた。
、火災の際に、その石膏芯それ自体は不燃性であるが、
表面の板紙が可燃性であるという欠点を有していた。又
、近年石膏ボードは、他の内装材と同様に、火災の際の
無煙化ならびに一酸化炭素等の有毒カスの発生しないよ
うにすることが試みられていた。
これらの問題点を解消するものとして、例えば特公昭5
0−8457号公報に記載されている様な、石綿繊維を
パルプに混入、抄造した不燃性の石綿混抄紙を、石膏ホ
ード用板紙として使用した耐火性石膏ボードが、最近、
盛んに使用されている。
0−8457号公報に記載されている様な、石綿繊維を
パルプに混入、抄造した不燃性の石綿混抄紙を、石膏ホ
ード用板紙として使用した耐火性石膏ボードが、最近、
盛んに使用されている。
しかしながら、各国における広範囲な石綿関係にたずさ
れる労働者についての石綿による健康被害調査結果より
、石綿扮しんにばく露した労働者に、肺ガン又は中皮腫
が多発することが社会的に問題とされている。その結果
、各種石綿製品に於いて、その代替物の導入が強く要請
されている。
れる労働者についての石綿による健康被害調査結果より
、石綿扮しんにばく露した労働者に、肺ガン又は中皮腫
が多発することが社会的に問題とされている。その結果
、各種石綿製品に於いて、その代替物の導入が強く要請
されている。
又、上記不燃性の石綿混抄紙を使用した石膏ボードを塗
装する場合には、塗料の乗りが不均一であることが多か
った。例えば、ローラーの間を通過させて塗装を行うロ
ーラー塗りでは、従来の普通板紙を使用した石膏ボード
の場合に較べて、色ムラが出来易く、好ましい外観の石
膏ホードは得られにくかった。
装する場合には、塗料の乗りが不均一であることが多か
った。例えば、ローラーの間を通過させて塗装を行うロ
ーラー塗りでは、従来の普通板紙を使用した石膏ボード
の場合に較べて、色ムラが出来易く、好ましい外観の石
膏ホードは得られにくかった。
本発明者らは、上記石綿を使用した石膏ホード用板紙の
有する欠点(すなわち健康を害する危険性を有すること
、及び良好な塗料面が得られないこと)を解消でき、し
かも十分な耐火性を有する石膏ボード用板紙に関し、鋭
意研究を重ねた。
有する欠点(すなわち健康を害する危険性を有すること
、及び良好な塗料面が得られないこと)を解消でき、し
かも十分な耐火性を有する石膏ボード用板紙に関し、鋭
意研究を重ねた。
その結果、ウオラストナイトを不燃性の無機材料として
使用し、表層をセルローズ繊維とすることにより、上記
問題を解決できることを見い出して本発明を完成した。
使用し、表層をセルローズ繊維とすることにより、上記
問題を解決できることを見い出して本発明を完成した。
すなわち本発明の第1の態様は、表層、中層及び裏層か
らなる石膏ボード用板紙において、表層がセルローズ繊
維からなり、中層にウオラストナイトを混抄することを
特徴とする不燃性の石膏ボード用板紙に関するものであ
る。
らなる石膏ボード用板紙において、表層がセルローズ繊
維からなり、中層にウオラストナイトを混抄することを
特徴とする不燃性の石膏ボード用板紙に関するものであ
る。
本発明のウオラストナイトを混抄した石膏ボード用板紙
は、当業者間に慣用である便宜的に分けた3つの層、す
なわち表層、中層及び裏層からなる。ただし、石膏ボー
ドを形成する際に、石膏と直接接触する層を裏層とし、
石膏ボートの外面をなす層を表層する。
は、当業者間に慣用である便宜的に分けた3つの層、す
なわち表層、中層及び裏層からなる。ただし、石膏ボー
ドを形成する際に、石膏と直接接触する層を裏層とし、
石膏ボートの外面をなす層を表層する。
表層は、セルローズ繊維100重量部からなる。
中層は、ウオラストナイト7.7〜75重量部及びセル
ロース繊維92.3〜25重量部からなる。
ロース繊維92.3〜25重量部からなる。
裏層は、サイズ剤を含まないセルロース繊維100重量
部からなる。
部からなる。
全体の坪量、即ち表層、中層及び裏層からなる板紙の坪
量は200 g/rd以上であり、経済性を考慮すると
380 g/rrr以下であることが望ましい。
量は200 g/rd以上であり、経済性を考慮すると
380 g/rrr以下であることが望ましい。
また、この全体の坪量200〜3’80g/mの範囲内
で、表層の坪量を30〜60g/rrl、中層の坪量を
130〜245 g / m、裏層の坪量を40〜75
g / mとすることが好ましい。
で、表層の坪量を30〜60g/rrl、中層の坪量を
130〜245 g / m、裏層の坪量を40〜75
g / mとすることが好ましい。
更に、各種の坪量によっては(本発明の場合には、坪量
は層の厚さにほぼ比例する)、表層、中層及び裏層の内
の所望の1つ以上の層をすき合わせ層とすることができ
、一般的には全体として4〜8層からなるすき合わせ板
紙とすることができる。
は層の厚さにほぼ比例する)、表層、中層及び裏層の内
の所望の1つ以上の層をすき合わせ層とすることができ
、一般的には全体として4〜8層からなるすき合わせ板
紙とすることができる。
板紙全体の厚さは、一般に0.3〜0.6龍である。
本発明において使用°するウオラストナイトの形状とし
ては、繊維状、長柱状、板状又は粒状等を例示でき、特
に繊維状であることか望ましい。
ては、繊維状、長柱状、板状又は粒状等を例示でき、特
に繊維状であることか望ましい。
又、ウオラストナイトの混抄率は、耐火性及び経済性を
考慮すると全体の坪量に対して20%〜65%の範囲と
することが望ましい。
考慮すると全体の坪量に対して20%〜65%の範囲と
することが望ましい。
表層において、セルロース繊維100部(重量部、以下
同じ)に対し、サイズ剤0.1〜2部を添加することが
できる(抄紙工程のキャレンダーにより塗布するときは
、表面サイズ剤を0.1〜2 g/rd施すことができ
る)。サイズ剤の添加により、板紙に耐摩耗性を付与す
ることができる。
同じ)に対し、サイズ剤0.1〜2部を添加することが
できる(抄紙工程のキャレンダーにより塗布するときは
、表面サイズ剤を0.1〜2 g/rd施すことができ
る)。サイズ剤の添加により、板紙に耐摩耗性を付与す
ることができる。
また、中層においては、ウオラストナイトとセルロース
繊維との合計100部に対して例えばアニオン性合成ゴ
ムラテックス1〜10部、カチオン性ポリ電解質0.0
5〜1部、t1ジンサイズ剤0.1〜2部、硫酸ハンド
2〜lO部を加えるこ□ とができる。これらの添加剤
は、板紙Qこ耐火性及び強度−を向上させる作用を有す
る。
繊維との合計100部に対して例えばアニオン性合成ゴ
ムラテックス1〜10部、カチオン性ポリ電解質0.0
5〜1部、t1ジンサイズ剤0.1〜2部、硫酸ハンド
2〜lO部を加えるこ□ とができる。これらの添加剤
は、板紙Qこ耐火性及び強度−を向上させる作用を有す
る。
上記のアニオン性合成ゴムラテックスは、主としてウオ
ラストナイトのバインダーとして用いられるものである
。その具体例としζはスチレンブクジエンゴムラテック
ス(SBR)、アクリルニトリルブタジェン共重合体合
成ゴムラテックス(NBR)、イソプレンゴムラテック
ス等がある。
ラストナイトのバインダーとして用いられるものである
。その具体例としζはスチレンブクジエンゴムラテック
ス(SBR)、アクリルニトリルブタジェン共重合体合
成ゴムラテックス(NBR)、イソプレンゴムラテック
ス等がある。
また上記のカチオン性ポリ電解質は、主としてアニオン
性合成ゴムラテックスやウオラストナイトの凝集定着を
促進させるために、あるいは、セルロース繊維の歩留向
上を目的として用いられる1イ 応生成ポリマー(3級カチオンポリマー)、4級(ごこ
でRはC)13などのアルキル基)が特に有効である。
性合成ゴムラテックスやウオラストナイトの凝集定着を
促進させるために、あるいは、セルロース繊維の歩留向
上を目的として用いられる1イ 応生成ポリマー(3級カチオンポリマー)、4級(ごこ
でRはC)13などのアルキル基)が特に有効である。
上記の様に構成した本発明の石膏ボード用板紙を使用し
た石膏ボードは、従来の不燃性石膏ボードと同等あるい
はそれ以上の強度及び石膏芯への接着性を有する。
た石膏ボードは、従来の不燃性石膏ボードと同等あるい
はそれ以上の強度及び石膏芯への接着性を有する。
更に、本発明の板紙は、中層にウオラストナイトを混抄
することにより、表層をセルロース繊維としたにもかか
わらず十分な耐火性を有し、しかも石綿混抄紙を使用し
た石膏ホードと比較して、表層がセルロース繊維のみか
らなるため、優れた塗装性、印刷性を有するものである
。
することにより、表層をセルロース繊維としたにもかか
わらず十分な耐火性を有し、しかも石綿混抄紙を使用し
た石膏ホードと比較して、表層がセルロース繊維のみか
らなるため、優れた塗装性、印刷性を有するものである
。
さらに本発明の第2の態様として、表層、中層及び裏層
からなる石膏ボード用板紙において、表層がセルローズ
繊維からなり、中層及び裏層にウオラストナイトを混抄
することを特徴とする不燃性の石膏ポート用板紙がある
。
からなる石膏ボード用板紙において、表層がセルローズ
繊維からなり、中層及び裏層にウオラストナイトを混抄
することを特徴とする不燃性の石膏ポート用板紙がある
。
本発明(第2の態様としての)の石膏ボード用板紙は、
裏層がセルロース繊維25重量部以上及びウオラストナ
イト75重量部以下からなることを除き、本発明の第1
の態様とほぼ同しものである。
裏層がセルロース繊維25重量部以上及びウオラストナ
イト75重量部以下からなることを除き、本発明の第1
の態様とほぼ同しものである。
すなわち、全体及び各層の坪量、すき合わせ板紙とする
ことができること、使用するウメラストナイトの形状、
表層及び中層への添加剤の使用等は、本発明の第1の態
様と同様である。
ことができること、使用するウメラストナイトの形状、
表層及び中層への添加剤の使用等は、本発明の第1の態
様と同様である。
又、ウオラストナイトの混抄率は、本発明の第1の態様
と同様に、全体の坪量に対し7て20%〜65%の範囲
であることが望ましく、さらに裏層へのウオラストナイ
トの混抄量は、ウオラストナイトの全混抄量に関係なく
、全体の坪量に対して15%以下であることが好ましい
。
と同様に、全体の坪量に対し7て20%〜65%の範囲
であることが望ましく、さらに裏層へのウオラストナイ
トの混抄量は、ウオラストナイトの全混抄量に関係なく
、全体の坪量に対して15%以下であることが好ましい
。
裏層をウオラストナイトとセルロース繊維の混抄とする
ときには、ウオラストナイトとセルロース繊維の合計1
00部に対し、先に記載したアニオン性合成ゴムラテッ
クス1〜10部及び硫酸バンド2〜10部を混合して抄
くと、石膏芯との接着を向上させることができるために
好ましい。
ときには、ウオラストナイトとセルロース繊維の合計1
00部に対し、先に記載したアニオン性合成ゴムラテッ
クス1〜10部及び硫酸バンド2〜10部を混合して抄
くと、石膏芯との接着を向上させることができるために
好ましい。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例 1−
製紙用木材パルプ、ウオラストナイト及び新聞故紙を主
体とした下記の三種の抄き槽(表層用、中層用、裏層用
)を並設した。
体とした下記の三種の抄き槽(表層用、中層用、裏層用
)を並設した。
抄き槽I (表層用)
製紙用木材パルプ75部、新聞故紙25部、これらの合
計100部にたいしロジンサイズ1.0部を攪拌槽に仕
込み水を加え均一に混合攪拌し、3.3%の濃度に調節
した。
計100部にたいしロジンサイズ1.0部を攪拌槽に仕
込み水を加え均一に混合攪拌し、3.3%の濃度に調節
した。
抄き槽2 (中層用)
繊維状ウオラストナイト70部、製紙木材パルプ22.
5部、故紙パルプ7.5部、これらの合計100部に対
し、5BR3,4部、3級カチオンポリマー0.3部、
ロジンサイズ剤0.35部、及び硫酸バンド4.5部を
撹拌槽に仕込み、水を加えて均一に混合攪拌し、3.3
%の濃度に調節した。
5部、故紙パルプ7.5部、これらの合計100部に対
し、5BR3,4部、3級カチオンポリマー0.3部、
ロジンサイズ剤0.35部、及び硫酸バンド4.5部を
撹拌槽に仕込み、水を加えて均一に混合攪拌し、3.3
%の濃度に調節した。
抄き槽3(裏層用)
新聞故紙(100部)を攪拌槽に仕込み、水に加えて攪
拌し、3.3%の濃度に調節した。
拌し、3.3%の濃度に調節した。
抄造法によって表層、中層及び裏層の付量をそれぞれ4
5.195及び60g/mとし、全体の坪量を300
g/rr+とした、中層にウメラストナイl−(全体の
坪量に対して約41.9%の混抄率)を混抄した石膏ボ
ード用板紙を製造した。
5.195及び60g/mとし、全体の坪量を300
g/rr+とした、中層にウメラストナイl−(全体の
坪量に対して約41.9%の混抄率)を混抄した石膏ボ
ード用板紙を製造した。
実施例 2
中層用の抄き槽2及び裏層用の抄き槽3を抄造するため
に下記のものを使用した他は、実施例1と同様の方法に
よって、中層及び裏層にウオラストナイトを混抄した石
膏ボード用板紙を製造した。
に下記のものを使用した他は、実施例1と同様の方法に
よって、中層及び裏層にウオラストナイトを混抄した石
膏ボード用板紙を製造した。
抄き槽2 (中層用)
繊維状ウォラストナイ)54.9部、製紙用木材パルプ
33.8部、故紙パルプ11.2部、これらの合計10
0部に対し、5BR2,7部、3級カチオンポリマー0
.21部、ロジンサイズ剤0.24部、及び硫酸バンド
3.1部を攪拌槽に仕込み、水を加えて均一に混合攪拌
し、3.3%の濃度に調節した。
33.8部、故紙パルプ11.2部、これらの合計10
0部に対し、5BR2,7部、3級カチオンポリマー0
.21部、ロジンサイズ剤0.24部、及び硫酸バンド
3.1部を攪拌槽に仕込み、水を加えて均一に混合攪拌
し、3.3%の濃度に調節した。
抄き槽3 (裏層用)
′ ウオラストナイト43.9部、新聞故紙56.1部
、これらの合計100部に対して5BR2,5部、及び
硫酸バンド2.8部を攪拌槽に仕込み、水を加えて均一
に混合攪拌し、3.3%の深度に言周節した。
、これらの合計100部に対して5BR2,5部、及び
硫酸バンド2.8部を攪拌槽に仕込み、水を加えて均一
に混合攪拌し、3.3%の深度に言周節した。
得られた石膏ボード用板紙は、ウオラストナイトを中層
に100.7g/mと裏層に25 g/m混抄したもの
であった。表層、中層および裏層全体の坪量は、300
g/mであり、ウオラストナイトの坪量ば中層及び裏
層合計して125.7g/響であり、全坪量300 g
/%に対して約41.9%(混抄率)であった。
に100.7g/mと裏層に25 g/m混抄したもの
であった。表層、中層および裏層全体の坪量は、300
g/mであり、ウオラストナイトの坪量ば中層及び裏
層合計して125.7g/響であり、全坪量300 g
/%に対して約41.9%(混抄率)であった。
比較例 1
石綿繊維、製紙用木材パルプ及び新聞故紙を主体とした
下記の三種の抄き槽(表層用、中層用、裏層用)を並設
した。
下記の三種の抄き槽(表層用、中層用、裏層用)を並設
した。
抄き槽1 (表層用)
石綿繊維74部、製紙用木材パルプ26部、これらの合
計100部に対しロジンサイズ0.4部、5BRa部、
3級カチオンポリマー0.3部、及び硫酸ハンド4部を
攪拌槽に仕込み、水を加えて均一に混合攪拌し、3.3
%の濃度に調節した。
計100部に対しロジンサイズ0.4部、5BRa部、
3級カチオンポリマー0.3部、及び硫酸ハンド4部を
攪拌槽に仕込み、水を加えて均一に混合攪拌し、3.3
%の濃度に調節した。
抄き槽2 (中層用)
故紙パルプ100部、これに対しロジンサイズ1部、及
び硫酸バンド3部を攪拌槽に仕込み、水を加えて均一に
混合攪拌し、3.3%の濃度に調節した。
び硫酸バンド3部を攪拌槽に仕込み、水を加えて均一に
混合攪拌し、3.3%の濃度に調節した。
抄き槽3 (裏層用)
新聞故紙(100部)を攪拌槽に仕込み、水を加えて攪
拌し、3.3%の濃度に調節した。
拌し、3.3%の濃度に調節した。
抄造法によって表層、中層及び裏層の付量をそれぞれ1
83.57及び60g/冨とし、全体の坪量を300
g/rrrとした、表層に石綿繊維(全体の坪量に対し
て41.9%の混抄率)を混抄した石膏ボード用板紙を
製造した。
83.57及び60g/冨とし、全体の坪量を300
g/rrrとした、表層に石綿繊維(全体の坪量に対し
て41.9%の混抄率)を混抄した石膏ボード用板紙を
製造した。
五青夷二上少試駅
上記抄造で得た3種類の石膏ボード用板紙のそれぞれと
、普通のボード用板紙(270g/n?)とを組合わせ
たものに、焼石膏100部、水130部、凝結促進剤(
硫酸カリウム)0.5部を混合した石膏スラリーを流し
込んで、厚さ9姉の石膏ボードを製造した。
、普通のボード用板紙(270g/n?)とを組合わせ
たものに、焼石膏100部、水130部、凝結促進剤(
硫酸カリウム)0.5部を混合した石膏スラリーを流し
込んで、厚さ9姉の石膏ボードを製造した。
得られた石膏ボードについてJIS−A−6901によ
る接着試験及び曲げ試験、更に、建設省告示第1828
号[不燃性材料を指定する件」に基づく難燃性試験を行
った。得られた結果をそれぞれ表1.2に示す。
る接着試験及び曲げ試験、更に、建設省告示第1828
号[不燃性材料を指定する件」に基づく難燃性試験を行
った。得られた結果をそれぞれ表1.2に示す。
更に、得られた石膏ボード(巾50cmx長さ100c
m)をローラーの間を通過させて塗装するローラー塗り
を行い、乾燥後、その塗装状態を観察する塗装試験を行
い、表3に示す結果を得た。
m)をローラーの間を通過させて塗装するローラー塗り
を行い、乾燥後、その塗装状態を観察する塗装試験を行
い、表3に示す結果を得た。
尚、このローラー塗りに於いては試験体である石膏ボー
ドの表面の平滑性が良好であることが要求される。そこ
で石膏ボードの塗装面を上にして平坦なところに静置し
、該平坦面より塗装面迄の厚さを石膏ボードの巾の端よ
り2..5cm間隔でマイクロメーター(精度1/10
0mm)を用いて測定した。
ドの表面の平滑性が良好であることが要求される。そこ
で石膏ボードの塗装面を上にして平坦なところに静置し
、該平坦面より塗装面迄の厚さを石膏ボードの巾の端よ
り2..5cm間隔でマイクロメーター(精度1/10
0mm)を用いて測定した。
測定した厚さの最大値と最小値の差が、石膏ボードの厚
さく9m)に対して、それぞれ実施例1の板紙を用いた
石膏ボードで0.3%、実施例2の板紙を用いた石膏ボ
ードで0.9%、比較例1の板紙を用いた石膏ボードで
0.3%であり、いずれの石膏ボードも良好な平滑性を
有するものであった。
さく9m)に対して、それぞれ実施例1の板紙を用いた
石膏ボードで0.3%、実施例2の板紙を用いた石膏ボ
ードで0.9%、比較例1の板紙を用いた石膏ボードで
0.3%であり、いずれの石膏ボードも良好な平滑性を
有するものであった。
表1から明らかな如く、接着性及び曲げ強度ともに、実
施例1.2及び比較例1の板紙を用いた石膏ボードの間
で差異がなく、特に裏層3にウォラストナイトを混抄し
ても(実施例2)、これら物性に差異はなく、いずれも
良好なものであった。
施例1.2及び比較例1の板紙を用いた石膏ボードの間
で差異がなく、特に裏層3にウォラストナイトを混抄し
ても(実施例2)、これら物性に差異はなく、いずれも
良好なものであった。
表2から明らかな如く、表層1がセルロース繊維からな
るにもかかわらず、実施例1.2の板紙を用いた石膏ボ
ードは、比較例1の石綿を用いた石窟ホードと比較して
、耐火性については差異がなく良好なものであった。
るにもかかわらず、実施例1.2の板紙を用いた石膏ボ
ードは、比較例1の石綿を用いた石窟ホードと比較して
、耐火性については差異がなく良好なものであった。
以上の結果、本発明の石膏ボート′用板紙を用いた石膏
ホードは十分な不燃性能を有するものであった。
ホードは十分な不燃性能を有するものであった。
ローラー塗りによる塗装試験の結果を示す表3に於いて
は、実施例1及び2と比較例3との間で顕著な差異が認
められた。すなわち本発明の石膏ボード用板紙を使用し
た石膏ボードへは均一に塗装でき、得られた塗装面はム
ラがなく良好なものであった。特に、表面平滑度が劣っ
ている実施例2の板・紙を使用した石膏ボードの場合で
も、均一に塗装されて塗装面にムラがなく良好なもので
あった。
は、実施例1及び2と比較例3との間で顕著な差異が認
められた。すなわち本発明の石膏ボード用板紙を使用し
た石膏ボードへは均一に塗装でき、得られた塗装面はム
ラがなく良好なものであった。特に、表面平滑度が劣っ
ている実施例2の板・紙を使用した石膏ボードの場合で
も、均一に塗装されて塗装面にムラがなく良好なもので
あった。
表3 塗装試験
但し、塗布量は固形分を示す。
*均 −性:わずかに離れた塗装面の間の濃度差が、塗
装の均一性をそ こなう程度か否かから判定。
装の均一性をそ こなう程度か否かから判定。
本本コントラスト:塗装面全体の最明部と最暗部の明暗
の差から判定。
の差から判定。
Claims (3)
- (1)表層、中層及び裏層からなる石膏ボード用板紙に
おいて、表層がセルローズ繊維からなり、中層にウオラ
ストナイトを混抄することを特徴とする不燃性の石膏ボ
ード用板紙。 - (2)表層、中層及び裏層からなる石膏ボード用板紙に
おいて、表層がセルローズ繊維からなり、中層及び裏層
にウオラストナイトを混抄することを特徴とする不燃性
の石膏ボード用板紙。 - (3)裏層に裏層重量基準で75%以下のウオラストナ
イトを混抄することを特徴とする特許請求の範囲第(2
)項記載の石膏ボード用板紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9946784A JPS60246898A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 石膏ボ−ド用板紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9946784A JPS60246898A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 石膏ボ−ド用板紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60246898A true JPS60246898A (ja) | 1985-12-06 |
JPH0342359B2 JPH0342359B2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=14248112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9946784A Granted JPS60246898A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 石膏ボ−ド用板紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60246898A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000186149A (ja) * | 1998-10-12 | 2000-07-04 | Shin Etsu Chem Co Ltd | オルガノポリシロキサン及びそれを主成分とする組成物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833981A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-28 | Hitachi Ltd | 電動機の速度制御装置 |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP9946784A patent/JPS60246898A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833981A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-28 | Hitachi Ltd | 電動機の速度制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000186149A (ja) * | 1998-10-12 | 2000-07-04 | Shin Etsu Chem Co Ltd | オルガノポリシロキサン及びそれを主成分とする組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0342359B2 (ja) | 1991-06-26 |
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