JPS60246354A - 脂環式トリイソシアネートおよびその製造方法 - Google Patents

脂環式トリイソシアネートおよびその製造方法

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JPS60246354A
JPS60246354A JP60098179A JP9817985A JPS60246354A JP S60246354 A JPS60246354 A JP S60246354A JP 60098179 A JP60098179 A JP 60098179A JP 9817985 A JP9817985 A JP 9817985A JP S60246354 A JPS60246354 A JP S60246354A
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triisocyanate
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明Fi新規脂環式トリインシアネートおよびその製
造方法に関する。
Il、、4t′−ジイソシアナトジシクロヘキシルメタ
ン。
3−イソシアナトメチル−3,3,!; −)リメチル
シクロヘキシルイソシアネートおよびヘキサメチレンジ
イソシアネートのよう々脂肪族および脂環式ジイソシア
ネートは優れた耐候性を有する光安定性のコーチング材
料の製造に工業的に使用されている〔バー・ワグナ−、
バー・エフ・サークス、ラッククンストハルツエ、第j
版、カール・ハンザ−・フエルラーク、ムーニツク(H
,Wagner。
H,F、5arx 、Lackkunstharze 
、 3; th Edltlon 。
Carl Hanser Verlag 、 Munl
ch )、7971年、/j3頁以降、バー・キノチル
、レールブラフ・デア・ラッグ・ラント・ベシヒツング
ン、フエルラーク・ベー・デー・コロム・イン・デア・
ヘネマングー・エム、イー。バー、ベルリンーオーバー
シュパンドルフ(H−Kittel 、Lehrbuc
h der Lacks undBesehlchtu
ngen 、 Verlag W、A、 Colomb
 in derliennemann、 GmbH、B
erlin−Oberschwandorf )、79
73年、参照〕。
しかし、低分子量のインシアネートは高い蒸気圧を有し
そしである場合には有毒である。従ってそれらは更に処
理される間の工業衛生的要件を満足させるために、使用
前に例えば三量体化、ビウレット化により、または低分
子量ポリオールとの反応によるゾレポリマー化により変
性される。このような変性は事実上蒸気圧のないより高
分子量且より高官能性の化合物を生ずる〔例えばグー・
ベー・イソカーおよびデー・ブラウンによるクンストシ
ュトラフ−ハンドブラフ、カール・ハンザ−・フエルラ
ーク、ムーニソク/ビエン−J−,1913年、第7巻
、。ポリウレタン″(G、W、Beckerand D
、Braun 、Carl Hanser Verla
g 、Munich/Vfenna (/7ど3)、V
ol、 ’7 、” PoIyurethane″)、
3;’I−/ −!;113頁参照〕。
しかし、単量体ジイソシアネートの後変性はいくつかの
欠点を伴々う。変性という付加的段階は、多くの場合特
に変性生成物を過剰のΦ−量体から分離するのに技術的
に手の込んだ手順を必要とするので、より多くの労力と
付加的費用がかかる。更に、変性ポリイソノアネートの
貯蔵中に古開裂により単量体ジイソシアネートが生成し
うる。また、変性Iジイソシアネートは一般に比較的粘
度が高く、少−溶剤櫨たは無溶剤適用には、たとえ適す
るとしても、限られた程度にしか適さない。更K。
それらは蒸気圧が低いために蒸留により精製することが
できない。
発明の要約 本発明の目的は新規脂環式トリイソシアネートを提供す
ることである。
優れた耐候性を有する光安定性のコーチング材料の製造
に有用な脂環式トリイソシアネートを提供することも本
発明の目的である。
本発明の他の目的は脂環式トリイソシアネートの比較的
簡単な製造方法を提供することである。
これらの、および当該技術の熟練者には明白であろうそ
の他の目的は1式 (式中Rは水素またはC1−C4アルキル基を表わす)
に相当する本発明のトリインシアネートおよびトリイソ
シアネートの異性体混合物により達成される。これらの
インシアネートおよびそれらの異性体混合物は式 (式中Rは上記定義の通りである) に相当するトリアミンおよびトリアミンの異性体混合物
をホスダン化することによシ製造される。
発明の詳細な記述 本発明は式 (式中Rは水素またはC,−C4アルキル基、好ましく
は水素またはメチル基を表わす) K相当するトリイソシアネートに関する。これらトリイ
ソシアネートは位置および/または立体異性体の形でろ
シうる。
本発明はまた、それらの基となるトリアミンを当該技術
の熟練者に知られている方法によりホスケ゛ン化する、
それらトリイソシアネートの製造方法に関する。
最後に、本発明はまた本発明のトリイソシアネートの、
イソシアネート重付加法によるポリイソシアネート付加
生成物特にポリウレタングラスチックスの製造における
合成成分としての使用に関する。これらトリインシアネ
ートは当該技術分野の者に知られているインシアネート
−反応性基含有物質のいずれと反応させてもよい。
本発明のホスゲン化法の出発物質は式 (式中Rは既に定義した通りでおる) に相当する、該トリイソシアネートに対応するトリアミ
ンである。
本発明の方法に使用される式(II)に相当するポリア
ミンの製造の出発物質は次式 (式中Rは既に定義した通りである) によシ表わされる対応する芳香族トリアミンである。
これら芳香族トリアミンは既知のやり方で製造しうる。
例えばN −C’+ (2)−アミノ2ンジル〕−アニ
リンを、場合によりアルキル!l1mされていテモヨい
フェニレンジアミンとパイルンユタイン(Be1lst
eln ) / 3 H2BO3頁に従って、またはド
イツ特許明細書筒107,7 / 、r号に従って反応
させることができる。芳香族トリアミンは中3−tiは
t−ニトロベンゼンノ・ライド、−ンジルアルコールま
たはニトロRンソルクロライド異性体混合物を(11)
ニトロベンゼン、アルキル置換されたニトロベンゼン、
アルキル被ンゼンマタハ村ンゼンとフリーデルクラフッ
捷たは酸触媒の存在下で反応させ、このようにして得ら
れた反応生成物をニトロ化して対応するトリニトロ化合
物を生成させ、そし又ニトロ基を欧州特許出願第≠6.
り77号に従って水素化することKより製造することも
できる。上記方法の最後のものにより得られるトリニト
ロ化合物およびそれから製造される芳香族トリアミンは
それらの製造法の性質により、対応する3官能性化合物
のほかに2官能性化合物をも含有しうる工業的混合物で
ある。しかしこれら混合物中に存在する!官能性化合物
は所望ならアミン段階で蒸留によシ除去しうる。
式(III)で表わされる適当な出発物質の代表例は2
.11.ll’()、リートリアミノノフェニルメタン
、!、乙、4t’(,2リートリアミノジフエニルメタ
ン、グ、乙、4”(、?)−トリアミノ−3−メチルジ
フェニルメタン、!、乙、ll’(,2’) −)リア
ミノ−3−メチルジフェニルメタン、3.j、ψ(2′
)トリアミノ−グーメチルジフェニルメタン、ノ、乙、
ψ(,2’)−)リアミノ−≠−メチルジフェニルメタ
ン、3.夕、グ’(、!’) −)リアミノ−2−メチ
ルジフェニルメタン、グ、6.44’(j’) −)リ
アミノー−2−メチルジフェニルメタンお↓ひそれらの
混合物である7対応するエチル−、イソゾロビル−1n
−プロピル−またはn−、イン−または第3−ブチル−
置換されたトリアミノジフェニルメタンも使用しうる。
しかし、好ましい出発物質は、2−および/またはt−
メチルジフェニルメタンまたは、これら異性体からなる
炭化水素混合物のトリニトロ化、ニトロ基の還元および
場合により続く蒸留による精!!において蓄積する型の
、メチル置換されたトリアミノジフェニルメタンの異性
体混合物またはそれと、対応するジアミンとの工業的混
合物である。
この方法により得られる特に好ましい出発物質は一般に
、20重量%(wt%)以上がアミノインジルジアミノ
トルエン異性体から成るトリアミノジフェニルメタンを
(j0wt%以上含有する。
出発物質は専ら式(III)に相当する芳香族トリアミ
ンおよび/またはこれらトリアミンの混合物であっても
、゛またはこれらトリアミンと、対応するジアミン(該
ジアミンは好ましくは各芳香環上にアミノ基を含む)と
の混合物であってもよい。これらの混合物は混合物全体
を基準にしてりθvvt%まで、好ましくはjQwLチ
まで、より好ましくは、20 wt%壕でのこれらジア
ミンを含有しうる。それらの製造法の故罠高い芳香族ジ
アミン含量を有する。t? IJアミン混合物は、本発
明のホスダン化プロセスの出発物質を生成させるための
水素化の前に、蒸留によりジアミノを完全にまたはほぼ
完全に除去しうる。しかし芳香族ポリアミンをそのまま
水素化にかけ、次に水素化Iリアミン混合物からジアミ
ンおよび水素化中に生成した他の副生物を除去すること
もできるう更に、式(1)に相当するほぼ純粋のポリイ
ソシアネートを得るために、本発明のホスゲン化プロセ
スが完了してから認官能性最終生成物(対応するジアミ
ンのホスゲン化により得られる)およびもしあれば他の
副生物を蒸留により分離することもできる。
式(m)に相当する芳香族ポリアミンの核水素化は一般
に、既知方法によシ実施される〔ビー・ライランダー、
キャタリテインク・ハイドロジェネーション・イン・オ
ーガニック・シンセシス、アカデミツク・プレス、ニュ
ーヨーク、サンフランシスコ、ロンドン(P、Ryla
nder+ Catalytlcl(ydrogena
tion In Organic 5ynthese8
. AcademicPres+s+ New Yor
k、 San Franclaco、 London)
、151′77年、/り0頁参照〕。芳香族アミンは全
部の水素が吸収されるまで接触水素化される。水素化は
20ないし300℃で100ないし300バールの圧力
で、好ましくは/jOないし2jO℃で70にいし30
0バールの圧力で、更に好ましくは/20ないし300
バールの圧力で実施される。
水素化は水素化触媒0./ないし3 Q wt%好まし
くは0./ないし/ Q wt%(触媒活性金属および
ジアミノ化合物を基準にして)の存在下に実施される。
適当な触媒は、場合により活性炭、シリカダル、炭酸カ
ルシウム、硫酸バリウムおよび特に酸化アルミニウムの
ような不活性支持体上に適用されていてもよい元素周期
表第g副族の元素並びにそれら元素の触媒活性無機化合
物である。
特に適当な触媒は以下のものを包含する:単体または化
学的に結合した形のルテニウム、白金、ロノウム、ニッ
ケルおよび/またはコバルト触媒。
ルテニウムまたは触媒活性ルテニウム化合物が特に好ま
しい。適当なルテニウム化合物の例は酸化ルテニウム:
バリラムノぐ一ルテナイト;ルテニウム酸ナトリウム、
カリウム、鋏、カルシウムおよびマグネシウム;過ルテ
ニウム酸ナトリウム;五弗化ルテニウム;四弗化ルテニ
ウム水和物および三塩化ルテニウムである。触媒のため
の支持体が使用されるなら、支持された触媒の金属含量
は一般に/ないし/Qwtチ好ましくは/ないしょwt
%である。使用触媒の量および型は勿論いかなる意味に
おいても水素化反応に決定的ではない。
水素化反応をアンモニアの存在下に実施するのがしばし
ば賢明である。何故ならば不所望の脱アミノ反応および
副生物としての第2級アミンの生成がアンモニアの存在
によって抑制されうるからである。アンモニアを使用す
るなら、使用量は一般に、水素化されるべき出発物質を
基準にして0、/ないし3 Q wt%、好ましくは夕
ないし10wt係でちる。
水素化は溶媒の不在下で捷たは不活性溶媒の存在下で実
施しうる。一般に低融点または液体芳香族アミンはそれ
だけで水素化され、−丈高融点ジアミンは溶液中で水素
化される。適当な溶媒は反応条件下で不活性な低沸点化
合物、好ましくはメタノール、t−ブタノール、エタノ
ール、n−7’ロノやノール、i−f口Aノール(7)
ヨ5 すフルコール;ジオキサン、テトラヒドロフラン
、ジエチルエーテルのようなエーテル、およびシクロヘ
キサンのような炭化水素である。
水素化反応は管反応器中でまたは圧力容器のカスケード
で連続的に実施しうる。水素化を攪拌器付オートクレー
ブ中でパンチ式で、オートクレーブに触媒、水素化され
る物質および(もしあるなら)溶媒を充填し、オートク
レーブを不活性ガスで繰返しパージしそして場合により
アンモニアを導入することKより実施するのが好ましい
。しかる後水素を加圧下に導入し、混合物を反応温度に
加熱し、圧力が一定のままになるまで水嵩化し、次に同
温度で更に約0.5ないし5時間攪拌する。
反応混合物を冷却しそして触媒を分離した後、水素化生
成物を一般に蒸留により精製する。
水素化生成物は高収率で蓄積し、そして既述のように、
必要なら蒸留により副生物を除去しうる。
このように蒸留により精製された後でも、トリアミンは
一般に立体−および場合により位置−異性体の混合物で
ある。上記のような蒸留による精製は、そのfQwt%
以上好ましくは9Qwt%以上が一般式(旧に相当する
トリアミンであるトリアミンを与える。しかし、蒸留に
よシ精製されてない水素化生成物でさえ、式(II)の
範囲内のトリアミンに該当する。もつともそれらは位置
および/または立体異性体の混合物であるかまたはりO
wtチまで、好ましくは夕Qwjチまで、より好ましく
は’l Owt% iでの、ジフェニルメタン、ペンシ
ルシクロヘキサンまたはジシクロヘキシルメタン構造を
有する他の、場合によりアルキル置換されていてもよい
ノーおよび/″!!たはトリアミンと混合して存在する
かもしれないが、J該ソアミンは使用出発物質が芳香族
ソアミンを含有する芳香族)・リアミンである場合およ
び/′または肪環式環が水素化反応中に若干の脱アミン
を受ける場合に存在しうる。しかじ脱アミノは水素化反
応中にアンモニアを存在させること罠より抑制しうる。
脱アミンによりモノアミンさえ非常に少量生成しうる。
(7かしそれらは蒸留により非常に容易に除去しうる。
水素化が不完全な場合、ジフェニルメタンまたはペンシ
ルシクロヘキサン構造を有するポリアミンが水素化生成
物中に少量存在するであろうが、一般にそれらの有用性
に悪影響を及ぼさない。
一般に、水素化生成物を本発明のホスダン化プロセスに
使用する前に蒸留により精製する必要はない。何故なら
ば既述のようにホスケ゛ン化反応後に最終生成物の蒸留
による精製を実施しうるからである。水素化生成物の本
発明のホスゲン化ゾロセスにおける使用への適合性は、
それらの位置および立体異性により、または異性体分布
により影響されない。
本発明のホスゲン化プロセスに適当な出発ポリアミンの
代表的例は、場合により水素化反応中に生成した副生物
が蒸留により除去されていてもよい、上記芳香族トリア
ミンに対応する肪環式トリアミンである。本発明のホス
ダン化プロセスにおいて使用される出発ポリアミンはそ
れらの製造原料である芳香族ポリアミンまたはぼりアミ
ン混合物に実質的に対応する。
新規トリイソシアネートを製造するための本発明の方法
の実際的適用において、出発アミンまたはそれらの塩の
ホスケ゛ン化は、不活性有機溶媒の存在下で当該技術の
熟練者に知られている方法により実施される〔ホーイン
−4イル、メトーダン・デア・オーガニツシエン・ヘミ
−、クオルク・ティー7・フエルラーク、ンユツットガ
ルト(/93;2年)、第2巻、第を版(Houben
−Weyl、Msthoc+en der organ
+5chen ChemIe 、GeorgThiem
e Verlag Stuttgars (/ 9 !
; 、2 )、Vol。
g 、 4’ th Edition)、7.20頁以
降参照〕。これに関し、”出発アミン”は、場合により
位置および立体異性体の混合物であってもよい一般式(
ロ)の純粋化合物、およびそれと9o wt%まで、好
ましくは5owt%壕で、より好ましくは、20 wt
チまでの他の、ジフェニルメタン、ベンジルシクロヘキ
シルまたはジシクロヘキシルメタン構造を有する場合に
よりアルキル置換されていてもよいジーおよび/または
トリアミンとの混合物、の両方であると理解烙れる。上
記百分率は混合物全体を基準とする。
ホスケ゛ン化しうる適邑な塩は好ましくは、ポリアミン
溶液を気体塩化水素または二酸化炭素で飽和させること
により生成する塩酸塩またはアンモニウムカルバメート
である。原則として、例えばポリアミンをプロトンで中
和することにより生成する他の塩をホスゲン化すること
もできる。
ホスケ゛ン化反応の選択性はアミン濃度におよびホスケ
ゝンの過剰に大巾に依存する。好ましくは、ホスゲンは
大モル過剰で使用され、一方ホスグン化されるアミンは
高度に希釈された形で使用される。一般にホスケ゛ンの
モル過剰Iま100ないし2000チ、好ましくは10
0ないし1000チに達する。アミンと溶媒の合計量を
基準にしたアミン濃度は一般K O,/ないし/ 5 
wtチ、好ましくは夕ないし/ Q wtチである。
使用溶媒は・・ロケ゛ン化炭化水素および芳香族物質好
ましくは塩化物のような乙0ないし、2..5′θ℃の
範囲の沸点を有するいかなる不活性有機液体またはその
混合物でもよい。適当な溶媒の例はギシレン、メシチレ
ン、クロロインゼン、ジクロロベンゼン、トリクロロベ
ンゼン、クロロナフタレンおよびノクロロエタンである
反応は、100ないし、2jO℃の範囲の温度で熱ホス
ゲン化により/段階でか、または−20ないし、、2!
;0℃の温度および常圧下での冷/熱ホスケ゛ン化によ
り!段階で実施しうる。
出発化合物として遊離アミンを使用する場合(塩ツ(ホ
ッケ8ン化)、アンモニウムカルバミン酸クロライドか
−、?0ないし+60℃の範囲の温度でまず生じ、そし
て次に20ないし2jO℃で更にホスケ゛ンと反応して
ポリイソシアネートを生成する。
プロセスの最終生成物は一般に、脱ホスク゛ン後溶媒の
留去および続く減圧下での蒸留により精製される。
本発明の方法の最終生成物(即ち新規トリイソシアネー
ト)は高収率で無色ないし黄色の低粘度液体の形で得ら
れる。これらトリインシアネートはインシアネート重付
加法によるポリウレタンプラスチックスの製造における
価値ある合成成分である。新規トリイソシアネートの位
置および/″!たは立体異性はホスケ゛ン化反応に使用
したドリア・ミンの異性に大部分相当する。一般に、最
終生成物は直接使用しうるので、ホスゲン化プロセスで
蓄積する混合物を個々の位置および/または立体異性体
に分離する必要はない。場合により式(1)に相当する
トリイソシアネートと混合して存在(〜うるソイソシア
ネートおよび他の副生物(特にジフェニルメタンまたは
ジシクロヘキシルメタン構造を有するトリアミンのホス
ダン化生成物)は蒸留によりトリアミンから完全Kまた
は部分的に分離しうる。しかし、本発明のトリイソシア
ネートの多くの用途には、そのような精製の必要はない
何故ならば、式(1)のポリイソシアネートヲjOwt
%以上、好ましくはgOvtL%以上含有する相当する
ポリイソシアネート混合物でさえポリウレタン化学の価
値ある新規出発物に該当するからである。本発明のトリ
イソシアネート、またはそれと上記副生物との、式(1
)のトリイソシアネートを少なくとも、!; Owt%
、好まし2くは少なくともgOwt%含有する混合物は
、ポリウレタンラッカーおよびコーチング材料の製造に
特に有利に使用しうる。本発明のトリイソシアネートは
、当該技術分野の者に知られている、該プラスチックス
の製造法圧おいて従来使用されているポリイソシアネー
トの代りに、またはそれらと−緒に使用しうる。
技術の現状のラッカー級ポリイソシアネートに対する本
発明のポリイソシアネートの7つの特別の利点は、それ
らが低粘度の蒸留可能な液体であるということにあ□。
にも拘らず、該新規トリイソシアネートはポリウレタン
特にポリウレタンラッカーの製造のだめの工業衛生的要
件を満足するに充分な低い蒸気圧を有する。
本発明を次の実施例により更に説明する。実施例中百分
率は別にことわらない限りすべて重量百分率でちる。中
間体および最終生成物の異性体分布の分析はガスクロマ
トグラフィにより実施した。
(以下余白) 実施例 例/ /a)、、2.ll−リアミノトルエンを、N−[≠−
アミノベンジル〕−アニリンをざ0%以上含有する工業
的に製造されたN−アミノベンノルアニリンと、塩酸の
存在下(プロトン化度:50%)で反応させ、次に触媒
を水酸化ナトリウムで中和しそして蒸留により精製する
ことkよって、+、4t’−ノアミノノフェニルメタン
/、≠チ、4t、乙、、2’−)リアミノ−3−メチル
ジフェニルメタン10,2%、2.6.4t’−トリア
ミノ−3−メチルジフェニルメタン乙0g%、グ、g、
II−’−トリアミノ−3−メチルジフェニルメタン7
 ff、 7 %および他の芳香族ポリアミン!、タチ
からなる工業用アミン混合物を得た。
70018N’JJD付オートクレーブに最初このアミ
ン混合物3gθg、第3ブタノール31!i′Ogおよ
びルテニウム−酸化アルミニウム担体付触媒(5%Ru
)76gを導入し、(窒素および水素で繰返しツヤ−)
後)700バールの圧力下に水素を導入した。オートク
レーブの中味を最初730℃(アミン混合物の融点)に
加熱し、攪拌器を始動し、そして温度を、200℃に上
げた。次に一定温度で、27jパールの圧力下に水素を
、32j時間後にオートクレーブ内の圧力が一定のまま
になるまで導入した。次にオートクレーブの中味を約6
0℃に冷却し、しかる後オートクレーブをガス抜きし、
そして粗生成物をメタノール中に取出した。
触媒を吸引沖過しそして生成物を蒸留した。ガスクロマ
トグラフィにより測定した次の組成を有するアミン混合
物36目弓が//ター770℃10、タミリバールの沸
騰温度で留出しfc :30.3%のジアミノメチルソ
シクロヘキシルメタン(異性体混合物)、 6乙3%のトリアミノメチルノシクロヘキ/ルメタン(
異性体混合物)および と、4℃%の未確認アミン。
得られたトリアミンは殆んど専ら、アルキル置換基を含
まない/クロヘキサン頂上に7個の7ミノ基およびメチ
ル置換されたシクロヘギサン環上に2個のアミン基を含
むものであった。
もう1つの蒸留サイクルけ/35;l−770℃10、
 / ミ!Jバールで沸騰する水素化生成物/乙1AO
Iを生じ、がスクロマトグラフイ分析によればそのP 
、2. /%はトリアミノメチルジシクロヘキシルメタ
ン異性体であった。
/b)、ム)、に従う蒸留によシ釉表された水素化生成
物?39を乾燥クロロベンゼン700 Illに溶解し
、そして得られた溶液にグθ−I1.j℃で二酸化炭素
を飽和点まで導入した。生じた懸濁液をクロロベンゼン
700ゴ中のホスダン、2soyの溶液に0℃で強く攪
拌しつつ滴加した。反応混合物を、ホスダンを導入しつ
つ沸騰温度に加熱し、そして固体が完全に溶解するまで
2時間沸騰させた。次に反応混合物を更に3時間ホスゲ
ン化し、その間ホスゲンを約300g/hの割合で導入
した。窒素を溶液中に沸騰温度で7時間注入することに
より過剰のホスゲンを消散させた。溶媒を1000ない
し/ 00 ミIJパールの圧力下に留去さぜ、そして
/ざ0−.230℃70.3−0.!;ミリバールでの
フラッシュ蒸留後に粗インシアネート707gがイ尋ら
れた。再蒸留後、NCO含ボ′3と、6係の異性体混合
物の形の式(1) (R= C)I、 )のトリイソン
アナトメチルソシクロヘキシルメタンiosgが/乙、
、S−−/ 70℃100jミリバールでの留分の形で
得られた。
例2 一!a)、 0.7 !Jソトルの撹拌器付オー]・ク
レープにルテニウム−酸化アルミニウム担体付触媒B%
Ru)/4’、!i’および次の組成を有するN−(1
1,Ω−−アミン−sンジル)−アニリンとm−フェニ
ルジアミンの縮合生成物33;09を充填した:2、.
2%のm−フエニレンソアミン、0.6係の!、乙、p
 /−トリアミノソフェニルメタン、/ 4t、、t%
の、2.4’、、2′−)リアミノジフェニルメタンお
よび f2.7%の、2.4’、4t’−)リアミノジフェニ
ルメタン。
窒素および水素での繰返し・ぐ−ソングの後、液体アン
モニア3!7Iを添加した。水素を700バールの圧力
下で導入しそしてオートクレーブを/弘θ℃に加熱した
。次に水素化を276バールの水素で攪拌しつつ実施し
た。温度を、23時間で、200℃に上け、そして同温
度で更に7時間水素化を続けた。次にオートクレーブを
60℃に冷却し、ガス抜きしそして触媒を70℃で吸引
沖過により分離した。/27−113℃10.4tミリ
バールでの蒸留は次の組成を有する脂環式アミンの混合
物337. j jgを与えた: 、2.j%のモノアミノジシクロヘキシルメタン(異性
体混合物)、 λ乙4t%のジアミノジシクロヘキシルメタン(異性体
混合物)、 7 IIL、A %のトリアミノジシクロヘキシルメタ
ン(異性体混合物)、 0、乙チの4L(,2,4’−ソアミノベンノル)−シ
クロヘキシルアミンおよび 0.9%の未確認アミン。
/、27−/j7℃10..2−0.3ミリバールでの
再蒸留はジアミノジシクロヘキシルメタンg、j%を含
有する種々のトリアミノジシクロヘキシルメタン異性体
の混合物、? j ?、 3 gを与えた。該トリアミ
ンケ涌換基として/方のシクロヘキサン頂上に2個のア
ミン基をそして他方のシクロヘキサン環上に7個のアミ
ン基を含む型のものであった。
−2b)、−?a)、に従って製造されそして蒸留によ
り精製された水素化生成物//2.!;l!を乾燥りo
ロベンゼン/りootttlに溶解した。得られた溶液
に二酸化炭素を飽和点まで導入した。無色の懸濁液が生
じ、そして0℃に冷却後、攪拌しつつホスダン乙θOg
のガスでみたした。次に懸濁液を3時間で710℃に加
熱し、この間ホスダンを730Vhの割合で導入した。
固体が完全に溶解した後、混合物を同条件下でj時間攪
拌した。
7時間の脱ホスゲンおよび蒸留による溶媒の除去後、粗
イソシアネートを/ど0−.2.20℃10.2−〇、
jミリバールで蒸留した。NCO含fk3’Z/%の粗
生成物730gが得られた。i’yp−ig。
℃7o、i−o、グミリパールでの再蒸留はNCO含景
グ/%および2j℃における粘度/ / 2 mPaの
異性体混合物の形の式(1)(R=H)に相当するトリ
イソシアナトージシクロヘキシルメタン707Iを与え
た。
例3 3a)、欧州牛゛ト許出願第グ乙、り77号に従うメチ
ルジフェニルメタンのニトロ化および続くラニーニッケ
ルを使用しての接触水素化により、ノ、乙チのソアミノ
トルエン(異性体混合物)、6.2tl)のジアミノー
メブルヅフェニルメタン(各芳香環上に/個ノアミノV
(換基を含むヘリのジアミンタθチ以上を含むカ、11
“体温合物)およびり/、2%のトリアミノ−メチルジ
フェニルメタン(未置換芳香雲上に/制の7ミノ基およ
びメチル置換された芳香環上に、2個のアミン基を有す
るトリアミン70%以上を含む異性体混合物)からなる
芳香族ポリアミン混合物が得られた。この?リアミン混
き物33;09を0.7リツトル攪拌器付オートクレー
ブ中でルテニウム(j%)/酸化アルミニウム担体付触
媒33gおよびアンモニア35Iの存在下に例/a)に
従って200℃/27jバールで水素化した。2回蒸留
後、式(1)(R=CH3)に相当するトリアミノメチ
ルジシクロヘキシルメタン97%およびジアミノメチル
ノシクロヘキシルメタンタチの水素化生成物が乙’?、
29の収量で単離された(沸点13a−i≠g℃10/
ミリバール)。
3b)、蒸留された例31L)の水素化生成物A3fl
を乾繰りロロベンゼンlAOOml中に溶解しそして得
られ1ヒ溶液を二酸化炭素で飽和させた。
生じたアンモニウムカルバメートの白色懸濁液ヲ、クロ
ロベンゼンttoomt中のホスダン/jOfi (/
、 53モル)の溶液中に0−70℃で攪拌しつつ滴加
した。次に懸濁液を還流温度に加熱し、この間ホスゲン
を、約7時間沸騰後に透明な溶液となるまで導入した。
更に3時間ホスゲン化後、過剰のホスグンヲ窒素の注入
により除去した。蒸発による溶媒の除去および/70−
200℃10、/−0,3ミリバールでのフラッシュ蒸
留後、粗ホスゲン化物乙jgが傅られた。がスクロマト
グラフイによる分析によれは、ホスゲン化物の7θ%は
トリイソンアナトメチルジシクロヘキシルメタンであっ
た。/乙g−/73℃10./ミリバールでの河蒸留は
異性体混合物の形の式(1) (R= CH3)に相当
するトリイソシアナトメチルジシクロヘキシルメタンタ
乙7%およびジイソシアナトメチルノンクロヘキシルメ
タン異性体3.3%のポリイソシアネート混合物jjg
を生じた。混合物はNCO含M3Ir、乙j%、粘度/
り乙mPa / 2 j ℃であった。
例≠ 1Ita)、 /、 3リツトル攪拌器付オートクレー
ブに例2に記載の出発混合物の/、2−ジクロロベンゼ
ンからの再結晶により得られた。2.≠、≠′−トリア
ミノジフェニルメタン、2 j 3 g(/、 /タモ
ル)、第3ブタノール、2 jolRlおよび例/に記
載の触媒舅、乙gを入れた。窒素および水素での繰返し
・母−ジング後、100パールの水素を導入した。オー
トクレーブの中味を/と0℃に加熱しそして次に/♂O
C/、! 7.5’パールで激しく攪拌しつつ水素化し
た。
水素の吸収は705分後に終った。オートクレーブを6
0℃に冷却し、ガス抜きしそして触媒を溶液から吸引沖
過した。蒸留による溶媒の除去後、粗生成物を//3;
−/りs℃7o、sミリバールでのフラッシュ蒸留Kか
け、そして23 g、3 gの留出液を得た。留出液の
g /、 j%V′iノ、グ、j′−トリアミノーソシ
クロヘキシルメタン、/乙、/チはジアミノジシクロヘ
キシルメタンそして残シは不確定のポリアミンであった
。この生成物の蒸留による精製は2.3%(混合物全体
を基準にして)のジアミノジシクロヘキシルメタンを含
有し、そして/≠7− / 33℃7o、、2ミvパー
ルの沸点を有する2、11.ll′−)リアミノジシク
ロヘキシルメタン/7.!;、11−9を生じた。
+b)、例グa)に従う蒸留により精製された水紫化生
成物/乙9gをクロロベンゼン2.5リツトルに溶解し
、そして得られた溶液を二酸化炭素で飽和させた。懸濁
液が生じた。このようにして生じた懸濁液を一、20℃
に冷却し、そしてホスゲン≠001を導入した。75分
攪拌後、ホスゲン流を/jl/hVC減少させそして反
応混合物を7時間で沸騰温度に加熱した。次に反応混合
物を再び攪拌した。固体は2j時間で完全に溶解した。
更に3時間後、ホスゲン流を止め、窒素を導入し、過剰
のホスダンを吹き出しそして溶媒を/jミリノぐ一ルで
留出させた。次に粗生成物を/ミリ/J−ルの真空下で
フラッシュ蒸留にかけそしてガスクロマトグラフィで分
析した。/g/9の粗インシアネートが得られた。g乙
0gチ(理論値の70.6%)はノ、≠、l/l′−ト
リイソシアナト−ジシクロヘキシルメタン、20%はジ
イソシアナトジシクロヘキシルメタンそして442%は
不明の生成物であった。
igo−iど3℃10..2ミリ・ぐ−ルでの再蒸留は
り!1.j−%のj、、2.4t′−)ジイソシアナト
ジシクロヘキシルメタンおよびIA、t%のジイソシア
ナトジシクロヘキシルメタン異性体を含有するイソシア
ネート/62gを生じた。該インシアネートは3F、0
チのNCO含量および10りmPaの、25Cにおける
粘度を有した。
以上説明の目的で本発明を詳細に記載したが、該詳細は
その目的のためのみのものであることおよび%許請求の
範囲により限定されうる以外は本発明の精神および範囲
を逸脱することなく種々の変更が当該技術の熟練者によ
りそこKなされうることは理解されるべきである。
代理人の氏名 川原1)−穂

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 (式中1−j水素またはC1−04アルキル基を表わす
    )K相当するトリイソシアネートまたはトリイソシアネ
    ートの異性体混合物。
  2. (2)Rが水素またはメチル基を表わす特許請求の範囲
    第1項記載のトリイソシアネートまたはトリイソシアネ
    ートの異性体混合物。
  3. (3)式 (式中Rは水素またはC,−C4アルキル基を表わす)
    に相当するトリアミンまたはトリアミンの異性体混合物
    あるいはそれらの塩をホスゲン化する特許請求の範囲第
    1項に記載のトリインシアネ=iたはトリイソシアネー
    トの異性体混合物の製造方法。
  4. (4)特許請求の範囲第1項に記載のトリイソシアネー
    トまたはトリイソシアネートの異性体混合物を、少なく
    とも7個のインシアネート−反応性基を含有する物質と
    反応させることを含むポリイソシアネート付加生成物の
    製造方法。
JP60098179A 1984-05-12 1985-05-10 脂環式トリイソシアネートおよびその製造方法 Granted JPS60246354A (ja)

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