JPS6024625B2 - スイツチング回路 - Google Patents

スイツチング回路

Info

Publication number
JPS6024625B2
JPS6024625B2 JP10943376A JP10943376A JPS6024625B2 JP S6024625 B2 JPS6024625 B2 JP S6024625B2 JP 10943376 A JP10943376 A JP 10943376A JP 10943376 A JP10943376 A JP 10943376A JP S6024625 B2 JPS6024625 B2 JP S6024625B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
resonant
resonant circuit
switching
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10943376A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5335418A (en
Inventor
和彦 高林
雅之 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10943376A priority Critical patent/JPS6024625B2/ja
Publication of JPS5335418A publication Critical patent/JPS5335418A/ja
Publication of JPS6024625B2 publication Critical patent/JPS6024625B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数個の共振回路を同時にスイッチングさせる
ためのスイッチング回路に関するものである。
複数個の共振回路を、厳密に同期をとってスイッチング
させるには、1個のスイッチング手段で各共振回路を共
通に駆動することが好ましい。
このとき、各共振回路の印加電圧や周波数が異なると、
各共振回路で相互干渉が起こるため、分離用のダイオー
ド(以下ストッパーダイオードと称す)を1個のスイッ
チング素子と各共振回路との間にそれぞれ挿入接続して
上記相互干渉を防いでいる。このようなスイッチング回
路の従例について、第1図を参照しながら説明する。
3個の共振回路1,2,3は、それぞれ負荷コイル10
,20,30と、コンデンサ11.21,31とから成
るLC共振回路およびダンパ用ダイオード12,22,
32を有している。
これら3個の共振回路を共通にスイッチングする1個の
スイッチング素子4と各共振回路1,2,3との間には
3個のストッパーダイオード51,52,53がそれぞ
れ挿入接続される。このようなスイッチング回路はたと
えば3管式カラー・ビデオ・プロジェクタの水平偏向回
路に用いられる。
すなわち、各共振回路1,2,3はそれぞれ赤、緑、青
の各色画像に対応する3個のCRT用の水平偏向回路の
一部を構成するものである。この3管式カラー・ビデオ
・プロジェクタでは、3個のCRTからの各色の画像を
同一のスクリーン上に重ねて投影し、カラー画像を合成
する。したがって、色合わせ(Regist的tion
)のため各水平偏向回路の水平パルス、すなわち各共振
回路1,2,3の出力パルスは厳密に同期しなければな
らない。また、各画像の水平方向の大きさを合めせるた
め、水平偏向電流の大きさ、水平パルスの大きさは各偏
向回路毎に、すなわち各共振回路1,2,3毎に調整す
る必要がある。この第1図の回賂では共通のスイッチン
グ素子4により各共振回路1,2,3のスイッチング同
期が厳密にとれ、またストッパーダイオード51,52
,53により各共振回路1,2,3毎に調整を行なって
も相互干渉は起こらない。ところでスイッチング素子4
は通常分布容量6を有している。
このためスイッチング素子4がOFFしたこきには、こ
の分布容量6に蓄えられた電荷の放電がストッパーダイ
オード51,52,53により阻止される。分布容量6
に蓄えられた電荷による電圧は極めて高くなる場合が多
いため、ストッパーダイオード51,52,53には逆
耐圧特性の高いものを使う必要がありコスト的な問題が
生じたり、あるいは蓄えられた電荷がスイッチング素子
4のONとともに急激に放解することによって生じる雑
音障害により、テレビジョン画面に垂直な雑音の映像が
現れる(いわゆるとびこみ現象)という不都合がある。
本発明は上記不都合点を除去すべくなされたもので、逆
耐圧特性の高いストッパーダイオードを用いる必要がな
く、かつ雑音障害も起こさないように改善したスイッチ
ング回路の提供を目的とする。
すなわち本発明に係るスイッチング回路の特徴は、水平
偏向コイルを含む共振回路を複数段設けるとともに、こ
れ等を共通にスイッチングする1個のスイッチング手段
と、このスイッチング手段と各共振回路との間にそれぞ
れ接続される一方向性素子と、上記スイッチング手段に
直接接続される他の1個の共振回路とを備え、この共振
回路で発生する出力パルスのパルス中およびパルス波高
値を上記複数段の共振回路で発生する出力パルスのいず
れよりも大になるように上記1個の共振回路の定数を選
定してなることである。
したがって、スイッチング手段の分布容量は上記他の1
個の共振回路の共振コンデンサの一部となり、この共振
回路により上記分布容量に蓄えられた電荷の放電ルート
が形成されるため、スイッチング手段がOFFしても電
荷蓄積による不都合が起こらない。このため逆耐圧特性
の比較的低い、安価なストッパーダイオードが使用でき
、かつ雑音障害を起こすおそれのないスイッチング回路
が提供できる。以下、本発明に係る好ましい実施例とし
て、3管式カラー・ビデオ・プロジェクタの水平偏向回
路に適用したスイッチング回路について、第2図および
第3図を参照しながら説明する。
なおこの第2図では、前述した第1図の回路と同等の部
分には同一の番号を付している。まず、第2図において
、水平偏向回路1′,2′,3′はそれぞれ水平偏向コ
イル13,23,33を有しており、これらの水平偏向
コイル13,23,33はそれぞれ赤、緑、青の各色の
映像を分担する各CRT(図示せず)に取り付けられて
いる。
各水平偏向回路1′,2′,3′はそれぞれ負荷コイル
10,20,30とコンデンサ11,21,31とから
成るLC共振回路を備えている。ダイオ−ド12,22
,32はそれぞれダンパ用であり、前記共振回路から水
平パルス電圧を得る構成である。偏向コイル13,23
,33には各コイルのインピーダンスのばらつきを補正
するための抵抗14,24,34とコイル15,25,
35とからそれぞれ成る並列回路が接続され、かつS字
歪補正用のコンデンサ16,26,36がそれぞれ接続
されている。コンデンサ17,27,37はフィルタ用
である。前記共振回路には調整可能な直流電圧が印加さ
れている。すなわち、水平偏向回路1に示すように直列
制御型のトランジスタ18と、そのベース電位を調整す
るための可変抵抗器19とで電圧調整回路が構成されて
いる。水平偏向回路2,3についても同様であるから、
図および説明を省略する。共振回路に印加する電圧を変
えることにより、各水平パルスの大きさが調整され、各
CRTに表示される画像の水平方向の大きさが調整でき
る。上記3個の水平偏向回路1′,2′,3′の共振回
路を共通にスイッチングするスイッチング素子として、
本実施例ではGCS(GateControlledS
Mtch)4′が用いられている。
このGCS4′のアノ−ドと各共振回路との間にはスト
ッパーダィオ−ド51,52,53が挿入接続されてい
る。さらに、上記各水平偏向回路1′,2′,3′の共
振回路とほぼ等しい特性を有する他の1個の共振回路7
が、上記GCS4′のアノードに直接接続される。この
共振回路7は、負荷コイル70とコンデンサ71とから
成るLC共振回路、およびダンパ用ダイオード72を有
している。以上の構成を有する回路において、GCS4
′のゲートには水平同期信号に同期した駆動信号が入力
されており、GCS4′は第3図Aに示すようにON,
OFFを繰り返している。
GCS4′がONからOFFに変わると、各共振回路の
B,C,D点には、供給される電圧の差、素子のバラッ
キ等により互いに中および波高値が異なる第3図B,C
,Dに示すようなパルスから成る電圧波形が生じる。各
ストッパーダイオード51,52,53にはGCS4′
が○Nしているときに電流が流れる。ここで共振回路7
が接続されてない場合には、CCS4′がOFFすると
、GCS4′の分布容量6に蓄えられた電荷がストッパ
ーダイオード51,52,53により放電を阻止される
。このためGCS4′のアノードE点の電圧は、第3図
Eの破線に示すように、所定の高電圧eが保持され、G
CS4′のONと同時に急激に放電し、前述のような種
々の不都合が生じるわけである。本発明に係る本実施例
では、GCS4′のアノードにストッパーダイオードを
介さず直接に共振回路7を接続しているため、この共振
回路7が分布容量6に蓄えられ電荷の放電経路となる。
したがって第3図Eの実線で示すように、E点の電圧は
速やかに零にもどる。このため各ストッパーダイオード
51,52,53には高い逆電圧がかかることがなく、
低い逆耐圧特性のものを用いることができる。したがっ
て各ストッパーダィオ−ド‘こ安価なものを用いること
ができ、またGCS4′が○Nしたときの電圧の急激な
変化が起こらず雑音障害が生じない。ところで、共振回
路7の共振コンデンサはコンデンサ71と分布容量6と
の並列回路に相当し、この分布容量6を含む共振回路7
により生ずる出力波形(第3図E)のパルスの中tぃ波
高値voは次の条件を満足する必要がある。
すなわち、各水平偏向回路1′,2′,3′の共振回路
の出力波形(第3図B,C,D)のパルスの中、波高値
をそれぞれら,v,;t2,v2:t3,V3とすると
き、し>maX{t.,ら,t3}v。
>maX{vl,v2,v3}となるように共振回路7
の各素子の値を選定してやる必要がある。
これは、E点電圧がB,C,D′点電圧より低い時には
、ストッパーダイオード51,52,53が○Nし、各
共振回路間に相互干渉が生ずるという悪影響を防止する
ためである。このような実施例で実測したところ、GC
S4′の分布容量は約8他Fであった。
またE点の電圧のピークは約800Y、共振回路7を接
続しないときのE点の残留電圧(第3図Eの破線に示す
電圧e)は400Vであった。ここで共振回路7をGC
S4′に直接に接続したところ、第3図Eの実線で示す
ようにE点の残留電圧を極めて低くすることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は本発明に係る実
施例を示す回路図、第3図は第2図の動作を説明するた
めの波形図である。 1,2,3・・・共振回路、1′,2′,3′・・・水
平偏向回路、4…スイッチング素子、4′・・・GCS
、51,52,53…ストッパーダイオード、6…分布
容量、7・・・共振回路。 第1図 第3図 図 N 船

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水平偏向コイルを含む共振回路を複数段設けるとと
    もに、これ等を共通にスイツチングする1個のスイツチ
    ング手段と、、このスイツチング手段と各共振回路との
    間にそれぞれ接続される一方向性素子と、上記スイツチ
    ング手段に直接接続される他の1個の共振回路とを備え
    、この共振回路で発生する出力パルスのパルス巾および
    パルス波高値を上記複数段の共振回路で発生する出力パ
    ルスのいずれよりも大になるように上記1個の共振回路
    の定数を選定してなるスイツチング回路。
JP10943376A 1976-09-14 1976-09-14 スイツチング回路 Expired JPS6024625B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10943376A JPS6024625B2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 スイツチング回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10943376A JPS6024625B2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 スイツチング回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5335418A JPS5335418A (en) 1978-04-01
JPS6024625B2 true JPS6024625B2 (ja) 1985-06-13

Family

ID=14510113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10943376A Expired JPS6024625B2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 スイツチング回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6024625B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5335418A (en) 1978-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2868454B2 (ja) 偏向回路
JP2598053B2 (ja) ビデオ装置用偏向回路
US3648099A (en) Circuit arrangement in a display device for producing a line-frequency sawtooth current having an amplitude which varies at the frame frequency
CA1303234C (en) Horizontal deflection circuit for video display monitor
JPS6024625B2 (ja) スイツチング回路
US5260628A (en) Deflection distortion correction circuit
US4645989A (en) Frequency switching circuit for multiple scan rate video display apparatus
JP3363902B2 (ja) テレビジョン受像機における画像幅の連続的なズーム調整回路
JPH0311146B2 (ja)
JPS6120185B2 (ja)
US3962603A (en) Circuit arrangement in television display apparatus for correcting the horizontal linearity
JPS6230368Y2 (ja)
US4246599A (en) Abnormal separation detecting circuits of chromatic signals of SECAM systems
JPH0416530Y2 (ja)
KR100734835B1 (ko) 스위치 제어 신호 발생기
JPS6161748B2 (ja)
JPH0583578A (ja) 偏向電流発生回路
JPS59160378A (ja) テレビジヨン受像機用水平出力回路
JP2000165698A (ja) ビデオ・イメ―ジング装置
JP2847751B2 (ja) ダイオード変調補正回路におけるフライバックパルス幅切換回路
US6208093B1 (en) Selectable clampers for an S-shaping voltage of a video display
JPS6031149B2 (ja) 受像管偏向回路における発振周波数及び電圧切換回路
JPH1079870A (ja) 水平s字補正回路
KR20000053219A (ko) 전자빔 집속 전압 회로
JPH0591360A (ja) 偏向電流発生回路