JPS60245861A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JPS60245861A
JPS60245861A JP59101472A JP10147284A JPS60245861A JP S60245861 A JPS60245861 A JP S60245861A JP 59101472 A JP59101472 A JP 59101472A JP 10147284 A JP10147284 A JP 10147284A JP S60245861 A JPS60245861 A JP S60245861A
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speed
control device
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Masashi Nishimura
昌史 西村
Shiro Sakakibara
史郎 榊原
Nobuaki Miki
修昭 三木
Hidehiro Kondo
近藤 英宏
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [分野] 本発明は電子制御式自動変速機の制御装置に関する。
[従来技術] 従来の自動変速機は、エンジン回転中に運転者が前進ポ
ジションあるいは後退ポジションにシフトレバ−を設定
すると、いかなる状況下でもエンジン回転を車両駆動軸
に伝達するよう設けられているため、例えばエンジン回
転が高回転時に前進または後退ポジションにシフトレバ
−を設定することによっておこる急発進や、シフトレバ
−の操作ミスによりおこる不意の発進などによる自動車
事故を招くことがあった。
[発明の目的] 本発明の目的は、シフ1〜レバーの操作ミスによってお
こる不意の発進やアクセル操作のミスによる急発進を防
ぎ、運転者にその趣旨を警告する電子制御式自動変速機
の制御装置の提供にある。
[発明の構成] 本発明の電子制御式自動変速機の制御装置は、自動変速
機を変速させる油圧制御装置に制御される遊星歯車変速
機、■ベルトなどを用いた無段変速機、電磁マグネット
で制御される常時噛合式の変速機などの変速駆動@圏と
、車速、スロットル開度およびシフト位置等の車両走行
条件を入力とし、前記変速駆動装置を制御する電子制御
装置とからなる電子制御式自動変速機の制御装置におい
て、前記電子制御装置に変速防止域を設定し、該変速防
止域に該当するデータが入力されると、前記変速駆動装
置内に設けられたセフティ機構を作動させて変速を禁止
することを構成とする。
[発明の効果] 以上の構成よりなる本発明の電子制御式自動変速機の制
御装置は、シフトレバ−の選択操作ミスによりおこる不
意の発進や、アクセル操作のミスによる急発進を防ぐこ
とができ、また運転者にその趣旨を警告することができ
る。
[実施例] つぎに本発明の電子制御式自動変速機の制御装置を図に
示す一実施例に基づき説明する。
第1図から第7図に本発明の第1実施例を示す。
第1図は流体式トルクコンバータと前進4段後進1段の
遊星歯車変速機構とを組み合せてなる車両用自動変速機
のギアトレーンの一例を示す概略骨格図である。
この自動変速機はトルクコンバータ10、オーバドライ
ブ機@20、前進3段後進1段の遊星歯車変速機構30
を備えており、第2図に示す変速駆動装置の油圧回路に
よって制御される。
トルクコンバータ10は、ポンプ55、タービン56お
よびスデータ57および直結クラッチ(ロックアツプク
ラッチ)50を有する周知のものであり、ポンプ55は
機関クランク軸58と連結され、タービン56はタービ
ン軸59に連結されている。タービン軸59はトルクコ
ンバータ10の出力軸をなすとともにオーバドライブケ
ース構20の入力軸となっており、オーバドライブ機構
20における遊星歯車装置のキャリア60に連結されて
いる。キャリア60によって回転可能に支持されたプラ
ネタリビニオン64はサンボア61F3よびリングギア
65と噛合っている。サンギア61とキャリア60の間
には多板クラッチCOと一方向りラッチFOが直列的に
KQcJられており、さらにサンギア61とオーバドラ
イブ機@20を包含するオーバドライブケース66の間
には多板ブレーキBOが設けられている。
A−パトライブ機構20のリングギア65は前進3段後
進1段の遊星歯車変速機構°30の入力軸23に連結さ
れている。入力軸23と中間軸29の間には多板クラッ
チC1が設けられており、また入力軸23とサンギア軸
80の間には多板クラッチC2が設(プられている。サ
ンギア軸80とトランスミッションケース68の間には
多板ブレーキB1、多板ブレーキB2および一方向りラ
ッチF1が段をブられている。
サンギア軸80に設けられたサンギア82は、キャリア
83、該キャリアによって支持されたプラネタリビニオ
ン84、該ピニオンと噛合ったリングギア85、他の一
つのキャリア86、該キャリアにより支持されたプラネ
タリビニオン87、該ビニオン87と噛合うリングギア
88とともに二列のシングルプラネタリギアセットを1
IIi成している。リングギア85は中間軸29と連結
され、第2列のキャリア83は第1列のリングギア88
と連結されており、これらキャリア83およびりングギ
ア88は出力軸89と連結されている。第1列のキャリ
ア86とトランスミッションケース68の間には多板ブ
レーキB3と一方面クラッチF2とが並列的に設けられ
ている。
この′lIi星歯車変速機構は以下に説明される油圧制
御装置によりエンジンのスロットル開度、車両の車速な
ど車両走行条件に応じて各クラッチおよびブレーキの係
合または解放が行われ、オーバドライブ(0/D)を含
む前進4段の自動変速または手動くマニュアル)変速と
、手動変速のみによる後進1段の変速がなされる。
変速ギア位置とクラッチおよびブレーキの作動状態を表
1に示す。
表1は自動変速のときのシフトレバ−のシフトポジショ
ンSP、各摩擦係合要素の係合状態および遊星歯車変速
機構の変速段の関係を示す。
表1において、○は摩擦係合要素の係合、空白は解放を
示す。
表1 $1、S2の○はソレノイドONを示し、Sl、$2の
×はソレノイドOFFを示す。
第2図は第1図に示した自動変速機の変速駆動装置の油
圧回路を示す。
油圧回路は、油溜め内に設けられたオイルストレーナi
oo、油圧ポンプ101、圧力調整弁(レギュレータ弁
) 130.第2圧力調整弁150、カットバック弁1
60、クーラバイパス弁105、プレッシャリリーフ弁
106、リバースクラッチシーケンス弁110、直結ク
ラッチ制御弁(ロックアツプ制御弁)120、スロット
ル弁200、マニュアル弁210.1−2シフト弁22
0.2−3シフト弁23013−4シフト弁240、ブ
レーキB1への供給油圧を調整するインターシイディエ
イl−コーストモジュレータ弁245、ブレーキB3へ
の供給油圧を調整するローコーストモジュレータ弁25
0、クラッチC1の係合を円滑になさしめるアキュムレ
ータ260、アウトクラッチC2の係合を円滑になさし
めるアキュムレータ270、ブレーキB2の係合を円滑
になさしめるアキュムレータ2801クラツチC01C
1、C2およびブ1ノーキBO1B1、B2の各油圧サ
ーボへ供給される圧油の流量を制御するチェック弁材流
量制御弁301.302.303.304.305.3
0G、後記する電気回路(コンピュータ〉の出力で開閉
され変速制御を行うソレノイド弁S1、B2、B3およ
びギヤトレーンの前進、後退の設定を不能とするソレノ
イド弁84.85 、各弁間およびクラッチ、ブレーキ
の油圧シリンダを連絡する油路からなる。
油溜めからオイルストレーナ100を介して油圧ポンプ
101により汲み上げられた作動油は圧力調整弁130
で所定の油圧(ライン圧)に調整されて油路1へ供給さ
れる。油路1に圧力調整弁130およびオリフィス51
を介して連絡した油路IAを経て第2圧力調整弁150
に供給された圧油は、スロットル弁200の出力するス
[1ツトル圧に応じ所定のトルクコンバータ圧、潤滑油
圧、およびオイルへの循環クーラ圧に調圧される。
圧力調整弁130は、一方にスプリング131が荷設さ
れたスプール132と、該スプニ”ル132に当接して
直列されたプランジャ138を有し、スプール132は
、一方から油路9から前記プランジャ138の小径ラン
ド(図示下側ランド)に印加されるスロットル圧とスプ
リング131によるばね荷重とを受()、後進時にはさ
らに油路5からプランジャ138に印加されるライン圧
を受け、他方からはスプールの図示上部ランド133に
印加されるライン圧のフィードバック圧を受けて変位し
、油路1と油路1Aおよびドレインボート135との連
通面積を調整して油路1に車両走行条件に応じたライン
圧を出力づ−る。
マニュアル弁210は、運転席に設(プられたシフトレ
バ−と連結されており、手動操作によりシフトレバ−の
レンジに応じてp’、 RXN、D、SまたはLの各位
置に移動する。表2に各シフトレバ−のシフ1〜レンジ
における油路1と油路2〜5との連通状態を示す。○は
連通してライン圧が供給されている場合を示し、×は排
圧されている状態を表わす。
表2 スロワ1〜ル弁200はアクセルペダルの踏み込み量に
応じスロットルプランジャ201がストロークして該プ
ランジャ201とばね204が荷設されたスプール20
2との間のばね203を介してスプール202を動かし
、油路1から供給されたライン圧をスロットル開度に応
じたスロットル圧に調圧して油路9に出力する。
第1のソレノイド弁S1は、非通電時にはオ、リフイス
322を介し油路2と連絡した油路2Gにハイレベルの
ソレノイド圧(ライン圧に等しい)を生ぜしめ、通電時
には油路2Gの圧油を排出させロウレベルのソレノイド
圧を生じる。
第2のソレノイド弁S2は非通電時にはオリフィス33
2を介し油路2と連絡した油路2Fにハイレベルのソレ
ノイド圧を生ぜしめ、通電時には油路2Fの圧油を排出
させロウレベルのソレノイド圧を生じる。
第3のソレノイド弁S3は、油路1とオリフィス342
を介して連通した油路1Hに連絡する[1ツクアツプ制
御弁120の図示上端油室121の油圧を制御する。こ
のソレノイド弁S3は、非通電時は前記油室121にハ
イレベルのソレノイド圧を生ぜしめて荷設されたばね1
23とともにスプール122を図示下方に押圧し、該ス
プール122を図示下方に位置さゼ、通電時には前記油
室121を排圧してロウレベルのソレノイド圧に反転さ
せる。
第4のソレノイド弁$4は油路2の最上流がりに連絡し
て設けられ、油路2にライン圧が供給されている時で非
通電時には油路2にハイレベルのソレノイド圧を生ぜし
め、通電時には油路2の圧油を排出さセロウレベルのソ
レノイド圧を生じさせる。
第5のソレノイド弁S5は、油路5の最上流に連絡して
設りられ、油路5にライン圧が供給されている時で非通
電時には油路5にハイレベルの9レノイド圧を生ぜしめ
、通電時には油路5の圧油を排出させロウレベルのソレ
ノイド圧を生じさせる。
前記表1に後記する電子制御装置により制御されるソレ
ノイド弁S1およびS2の通電(0)、非通電(×)と
、シフトレバ−のシフト位置と、自動変速機の変速状態
の関係を示す。
1−2シフ]〜弁220は、図示左方にはね221を荷
設したスプール222を備え、ソレノイド弁S2が非通
電され油路2Fにハイレベルのソレノイド油圧が生じて
いるときは図示右端の油室224に該ハイレベルのソレ
ノイド圧が入り、該油圧の印加によりスプール222は
第2図において下半に示づ如く図示左方に設定されて第
1速の位置となり、ソレノイド弁S2が通電され油路2
Fが排圧されてロウレベルのソレノイド圧となったとき
はスプール222は上半に示す如く図示右方に設定され
て第1速以外の位置が得られる。第3.4速においては
マニュアル弁210および2−3シフト弁230を介し
て油路2Cから左端油室223にライン圧が入りスプー
ル222はソレノイド圧の如何にかかわらず図示右方に
固定される。
2−3シフト弁230は、図示左方にばね231を荷設
したスプール232を備え、ソレノイド弁S1が通電さ
れている時油路2Gがロウレベルのソレノイド圧となり
、スプール232はばね231の作用(・図示右方に設
定されて第1.2速およびRの位置となり、ソレノイド
弁S1が非通電されているとぎは油路2Gにハイレベル
のソレノイド圧が生じて油室234に印加されこのソレ
ノイド圧の作用でスプール232は図示左方に設定され
て第3.4速の位置となる。油路4にライン圧が供給さ
れたときは、左端油室233にライン圧が供給されスプ
ール232はソレノイド圧の如何にかかわらず図示右方
に固定される。
3−4シフト弁240は、図示左方にばね241を荷設
し在スプール242を備え、ソレノイド弁S’2が非通
電されているときは油路2Fを経て右端油室243にハ
イレベルのソレノイド圧が入り、スプール242は第4
速(オーバドライブ)・がわである図示左方に固定され
、ソレノイド弁S2が通電され油路2Fは排圧され、ば
ね241の作用で、スプール242は図示右方に設定さ
れる。マニュアル弁210、油路2または油路3.2−
3シフト弁230、油路2Bを介して左端油室244に
ライン圧が供給されているときスプール242は該ライ
ン圧およびばね241の作用で図示右方(第4速以外)
に設定される。
つぎにマニュアル弁210の手動シフトによる油圧制御
装置の作動を説明する。
マニュアル弁210がNレンジ渡たはPレンジに設定さ
れているとき。
表2に示す如く油路1は油路2〜5のいずれとも3i!
絡せず、前記衣1に示す如く第1および第2のソレノイ
ド弁S1、B2は、いずれも非通電されている。このた
め1−2シフ1〜弁220.2−3シフト弁230.3
−4シフト弁240のスプールはいずれもばねの作用で
図示右方に位置されている。
マニュアル弁210を介さず油路1に3−4シフト弁2
40、油路1Jおよびチェック回付流量制御弁301を
介して直接連絡しているクラッチCOのみが係合してい
る。
マニュアル弁210をDレンジに設定し、第4のソレノ
イド弁S4が非通電されているとき。
表2に示す如く油路2に油圧が供給され、この油圧をソ
レノイド弁S4が排圧しないためチェック弁付流用制御
弁302、油路2Eを介してライン圧が供給されてクラ
ッチC1が係合される。
車両の発進時である第1速は表1に示す如くソレノイド
弁S1が通電、ソレノイド弁S2が非通電され1−2シ
フ1へ弁220のスプール222は図示左方にあり、ブ
レーキBl 、82に連絡する油路2A13Aは排圧さ
れ、ブレーキB3に連絡する油路4Gにも油圧が供給さ
れていないのでブレーキB1 、B2 、B3は解放さ
れると共に2−3シフト弁230の及ブール232は図
示右方に設定されて3−4シフト弁240の左端油室2
44に油路2Bを介してライン圧を供給しているためス
プール242は図示右方に設定され、油路1.3−4シ
フト弁240、油路1Jを介しで油圧が供給されてクラ
ッチCOが係合し、油路2Bにライン圧が供給されてい
るため油路2Cは排圧されてアウトクラッチC2は解放
され、油路1Jにライン圧が供給されているため油路1
Lは排圧されてブレーキBOは解放され、上記により、
第1速走行がなされる。
車速が予め設定した大きさになったとき第3図に示す電
子制御装置600の出力でソレノイド弁S2が通電され
油室224に印加されたソレノイド圧はロウレベルに反
転するので、1−2シフト弁220のスプール222は
図示右方に移動し、油路2.1−2シフト弁220、油
路2A、チェック回付流量制御弁306、油路2Hを経
て油圧が供給され、ブレーキB2が係合して第2速への
アップシフトが生ずる。
第3速へのアップシフトは車速、スロットル開度等が所
定値に達したとき電子制御装置の出力でソレノイド弁S
1が非通電され、2−3シフト弁230のスプール23
2は図示左方に移動し、油路2.2−3シフト弁230
、油路2C,チェック弁付流帝制御弁303、油路2D
を経て油圧が供給されてアウトクラッチC2が係合し、
同時に1−2シフト弁220のスプール222は油路2
Cから左端油室223に供給されたライン圧により図示
右方(第1速以外)に設定される。
第4速へのアップシフトは上記ど同様電子制御装置の出
ツノでソレノイド弁S2が非通電され油路2Fから右端
油室243に供給されていたソレノイド圧がハイレベル
に反転し、3−4シフト弁のスプール242が図示左方
に移動し、油路1Jが排圧されるとともに油路1Lに油
圧が供給され、クラッチCOが解放されるとともにブレ
ーキBoが係合してなされる。
マニュアル弁210をDレンジに設定し、第4のソレノ
イド弁S4が通電されているとき。
油路に油圧が供給されるが、この油圧をソレノイド弁S
4が排出させロウレベルのソレノイド圧にするため、係
合するのはマニュアル弁210を介しない油路1からば
ね241の作用でスプール242が図示右方に設定され
た3−4シフト弁240、油路1Jを介して係合される
クラッチCOのみであるため、NレンジおよびPレンジ
と同様とされ油圧制御装置内で第1速〜第4速の設定は
できない。
マニュアル弁210がSレンジに設定され、第4のソレ
ノイド弁S4が非通電のとき。 −表2に示す如く油路
2に加えて油路3にライン圧が供給される。第1.2.
3速は上記Dレンジのソレノイド弁S4が非通電のとき
と同様のシフトがなされるが、油路2または油路3.2
−3シフト弁230、關2Bを経て3−4シフト弁24
0の左端油室244にライン圧が入りスプール242は
図示右方に設定されるので、第4速へのシフトは駆出さ
れる。また第2速においては、前記Dレンジ第2速同様
Co’、C1、B2にライン圧が供給されると共に油路
3から2−3シフ1〜弁230、油路3A、1−2シフ
ト弁220、油路3Bを介してインターミイデイエイト
コーストモジュレータ弁245にライン圧が供給される
ため、インターミイディエイトコーストモジュレータ弁
245により調圧された油圧が油路3Cに供給されブレ
ーキB1が係合され、常時ブレーキB2およびブレーキ
B1の両者が係合する第2速が達成され、Sレンジ第2
速はコースト時にエンジンブレーキが働くとともにて伝
達トルク各組が増大する。
またマニュアル弁210がD位置で第4速の走行中に手
動でD−Sシフトを行った場合、前記の如く3−4シフ
ト弁240の左端油室244へのライン圧の導入ににり
ただちに第3速にダウンシフトがなされ、予定した速度
まで減速した時点で電子制御装置600の出力がソレノ
イド弁S1を通電させて、3−2ダウンシフトを生じさ
せ、エンジンブレーキの効く第2速が得られる。
マニュアル弁210をSレンジに設定し、第4のソレノ
イド弁S4を通電したとき。
油路2および油路3に油圧が供給されるが、油路2の油
圧をソレノイド弁S4が排出してロウレベルのソレノイ
ド圧にするため係合されるのは前記Dレンジのソレノイ
ド弁S4の通電時と同様のクラッチCOと、油路3から
供給された油圧がばね231の作用でスプール232が
図示右方に設定された2−3シフト弁230、油路3A
、ばね221の作用でスプール222が図示右方に設定
された1−2シフト弁220、油路3B、インターミゾ
イエイトコース1へモジュレータ弁245、油路3Cを
介して係合されるブレーキB1のみであるため、前記D
レンジ゛のソレノイド弁84通電時同様第1速〜第4速
の設定はできない。
マニュアル弁210をLレンジに設定し、第4のソレノ
イド弁S4が非通電のとき。
表2に示す如く油路2、油路3に加えて油路4にも油圧
が供給される。第1.2速は上記Dレンジのときと同様
のシフトがなされるが油路4から2−3シフト弁の左端
油室233にライン圧が入り、スプール232を図示右
方に設定するので第3速へのシフトは生じない。また第
1速は油路4.2−3シフト弁230、油路4A、ロー
コーストモジュレータ弁250、油路4B、1−2シフ
ト弁220、油路4Cを経て供給される油圧によりイン
ナーピストンとアウターピストンのダブルピストンを有
するブレーキB3を係合させエンジンブレーキがきくよ
うになされている。第2速ではマニュアル弁がSレンジ
にシフトされているときと同じで♂る。また第3速状態
で走行中しレンジに手動シフトしたときは、前記2−3
シフト弁の左端油室233へのライン圧の導入によりた
だちに第2速へダウンシフトがなされ、予定した速度ま
で減速した時点で電子制御%@ 600の出力がソレノ
イド弁S2を通電させ、2−1ダウンシフトを生じさせ
る。
マニュアル弁210をLレンジに設定し、第4のソレノ
イド弁S4を通電したとき。
油路2に供給された油圧はソレノイドS4の通。
電によって排圧され、油路3および油路4ヘマニユアル
弁210を介したライン圧が供給される。このため油路
2はロウレベルのソレノイド圧とされているため係合さ
れるのは前記Sレンジのソレノイド弁S4の通電時と同
様クラッチCOとブレーキB1のみで、走行は不能とな
る。
マニュアル弁210がDまたはS1SまたはLの各レン
ジにシフトされ、油路2にライン圧が生じ、且つ1−2
シフト弁220が図示右方(第1速以外)に設定されて
いる場合は、油路2Aにライン圧が生じ、ロックアツプ
制御弁120の下端油至124に供給される。このライ
ン圧とともに第3のソレノイド弁S3が通電され上端油
室121の油圧がロウレベルとなっているとき、ロック
アツプ制御弁120のスプール122は図示上方に動か
され油路1Aと油路1Dとが連絡し、トルクコンバータ
10内に設けられたロックアツプクラッチ50は係合し
、トルクコンバータ10は直結状態となる。油路2Aに
ライン圧が生じないかまたは油路2Aにライン圧が生じ
てもソレノイド弁S3は非通電され油室121にハイレ
ベルのソレノイド圧が生じているとぎは、ばね123ま
たはばね123とハイレベルのソレノイド圧の作用でス
プール122は図示下方に位置する。スプール122が
図示下方に位置している間は油路1Aは油路1Cに連絡
しており、トルクコンバータ直結クラッチ50は解放さ
れている。
マニュアル弁210がNレンジに設定され、第5のソレ
ノイド弁S5が非通電とされているとき表2に示す如く
油路2.3.4は排圧されて油路5に油圧が供給されソ
レノイド弁S5が非通電であるため油路5内はハイレベ
ルのソレノイド圧となる。クラッチC1およびブレーキ
B1 、B2に連絡する油路2.3には油圧が供給され
ていないためクラッチC1およびブレーキB1 、B2
を解放する。油路5に供給された油圧は、1−2シフト
弁220のスプール222がばね221の作用で図示右
方に設定されているため油路4Cを介してダブルピスト
ンを有するブレーキB3を係合させ、2−3シフト弁2
30のスプール232がばね231の作用で図示右方に
設定されているため油路2C。
チェック回付流量制御弁303、油路2Dを介してアウ
トクラッチC2を係合させ、油路2Dに供給された油圧
でリバースクラッチシーケンス弁110の左端油室11
4に油圧が生じ、スプール112が図示右方側に設定さ
れて、油路5の油圧がインクラッチC2を係合させる。
3−4シフト弁240のスプールは、ばね241の作用
で図示右方に設定されているため、油路1から供給され
た油路1Jを介してクラッチCOを係合させ、プレー、
キBOに連絡する油路1Lが排圧されているため、ブレ
ーキBOは解放され、上記よりリバース(後退)走行が
なされる。
マニュアル弁210がNレンジに設定され、第5のソレ
ノイド弁S5が通電されているとき。
油路5に油圧が供給されるが、ソレノイド弁S5が通電
されているため油路5内をロウレベルのソレノイド圧と
するため、係合するのは油路1からばね241の作用で
スプール242が図示右方に設定された3−/Iシフ1
〜弁240、油路1Jを介して係合されるクラッチCO
のみで、これはNレンジおよびPレンジと同様であり、
油圧制御装置でリバース走行の設定は行われない。
図示しない車室内の運転席側には運転者に視覚的または
聴覚的に伝達できる位置に車速がある定められた一定値
より小さく、エンジン回転数がある定められた値より大
きい場合で運転者がNにュートラル)またはP(パーキ
ング)から前進または後退のシフト操作を行った通日を
伝達する警告装置が設けられている。
第3図に自動変速機Δ/Tの変速段を変更する電子制御
装置600を示す。
シフトレバ−のセレクトポジションを検出するシフトレ
バ−位置センサ601、車速を検出する車速ジェネレー
タ602、アクセル量を検出するスロットル間度しンサ
603、エンジンの回転速度を検出するエンジン回転数
センサ604、これらからの入力ポートであるとともに
ソレノイド弁81〜S5への出力ポートであるI10ボ
ート、中央演算処理装置cpu1ランダムアクセスメモ
リRAM。
リードオンリメモリROMからなる。
つぎに第4図から第7図に示す第1実施例のフローチャ
ートに基づき電子制御装置600の作用を説明する。
第4図は電子制御装置600のフローチャートのメイン
ルーチンである。
車両の図示しないイグニッションスイッチをONし、車
両のエンジンを始動させる。シフトレバ−リード700
aにより現在のシフl−位1ffiMI) (以下Mp
という)を検知する( 610) 。検知したMpを過
去のシフト位置SOL[)(以下5OLDという)に置
き変えを行う(611)。シフトレバーリ−ドγ00b
により現在の1vlpを検知する( 612)。
検知したMpを新しいシフト位置5NEW(SNEWと
いう)に置き変える( 613)。5NEWと5OLD
が同じであるか否か判別を行う(614)。
YESの場合は(615)へ進み、Noの場合は車速の
読み込みを行う(616)。さらに(616)で読み込
んだ車両がある一定以上であるかの判別をする( 61
7)。YES (車速が一定値以上)であれば(615
)へ進み、No(車速が一定以上でない)のときは変速
防止域を検知する発進制御800へ出力する(、 61
8)。発進制御800後のMI)を5NEWと置ぎ変え
(619)、(615)へ進む。
(615)では走行制御900に出力し、走行を制御す
る。5NEWを5OLDに置き変える( 620)。
そして([312)に帰還する。 第5図はシフトレバ
−リード700のフローチt−1〜である。
始めにシフトレバ−位置の読み込みを行う(701)。
次にシフトレバ−の位置がP(パーキング)であるか否
かをの判断を行う(702) 、’YESの場合はMp
=Pとしく 703) 、次の作業にうつる。
Noの場合はシフトレバ−の位置がR(リバース〉で有
るか否かの判断を行う(704)。YESの場合はMp
=Rとしく 705) 、次の作業へうつる。
Noの場合はシフトレバ−の位置がNにュートラル)で
有るか否かの判断を行う(706)。YESの場合はM
p=Nとしく 707) 、次の作業へうつる。Noの
場合はシフ1〜レバーの位置がD(ドライブ)で有るか
否かの判断を行う(708)。YESの場合はMp=D
としく 709) 、次の作業へうつる。Noの場合は
シフトレバ−の位置がSくセカンド)で有るか否かの判
断を行う(710)。
YESの場合はMp=Sとしく 711) 、次の作業
へうつる。Noの場合はシフトレバ−の位置がL(ロー
)で有るか否かの判断を行う(712)。YESの場合
はMp−Lとしく 713) 、次の作業へうつる。N
Oの場合は(703)へ進む。
第6図は発進制御800のフローチャー1へである。
始めにMpはRで有るか否かの判断を行う(801)。
YESの場合は(802)へ進み、Noの場合はMpは
Dで有るか否かの判断を行う(803)。
YESの場合は(802)へ進み、Noの場合はMpは
Sで有るか否かの判断を行う(5o4) cYESの場
合は(802)へ進み、NOの場合はMpはしで有るか
否かの判断を行う(’805)。YESの場合は(80
2)へ進み、Noの場合は(806)へ進む。(802
)では5OLDがN ht Pであったかを判断し、N
oの場合は(806)へ進み、YESの場合はエンジン
の回転数の読み込みを行い(807)、エンジンの回転
数がある定められた値以上で有るか否かの判断を行う(
808)。NOの場合は第4、第5のソレノイド弁S4
、S5への出力を非電通(表示0)としく 809)、
(806)へ進み、YESの場合は第4、第5ソレノイ
ド弁S4、S5への出力を通電(表示1)としく 81
0) 、次に警報装置をONさせ(811) 、シフト
レバ−リードを行い(812)、(801)へ帰還する
。(806)では警報装置がONで有るか否か判断を行
う。
Noの場合は(813)へ進み、YESの場合は警報装
置をOFFさせ(814)、(813)へ進む。
(813) Tハ第4、第5ソレノイド弁S4、’85
への出力を非電通とし、次の作業へうつる。
第7図は走行制御900のフローチャートである。
始めにMDはPで有るか否か判断を行う(901)。Y
ESの場合はソレノイド弁$1、S2、S3を全て非電
通(表示0)とする出力を生じ(902)、次の作業へ
進む。Noの場合はMl)がRで有るか否かの判断を行
う< 9o3>。YESの場合は(902)へ進み、次
の作業へ進む。Noの場合はMpがNて有るか否かの判
断を行う(904) 、、YESの場合は(902)へ
進み、次の作業へ進む。
Noの場合は車速の読み込みを行い(905) 、スロ
ツ1〜ル開度の読み込み(906)を行った後、車両走
行条件がist領域で有るか否かの判断を行い(907
) 、YESの場合はソレノイド弁S1のみを通電く表
示1)シ、他は全て非通電(表示O)する出力を生じさ
せ(908) 、次の作業へ進む。
Noの場合はMpがLで有るか否かの判断を行う(90
9)。YESの場合は(908)へ進み、NOの場合は
車両走行条件が2nd領域であるか否かの判断を行う(
910)。YESの場合は2nd直結クラッチ係合領域
で有るか否かの判断を行い(911)、NOの場合はソ
レノイド弁S1、S2を通電、S3を非通電の出力を生
じ(912) 、 YESの場合はソレノイド弁S1、
S2、S3を全て通電の出力を生じ(913) 、次の
作業へ進む。(910)がNOの場合はMpがSで有る
か否かの判断を行う(914)。YESのときは(91
1)へ進み、NOの場合は車両走行条件が3rd領域で
有るか否かの判断を行う(915)。YESの場合は3
rd直結クラツチの係合領域で有るか否かの判断を行い
(91G) 、Noの場合はソレノイド弁$2を通電、
Sl、S3を非通電の出力を生じ(917) 、YES
の場合はソレノイド弁S2、S3を通電、Slを非通電
の出力を生じ(918) 、次の作業へ進む。
(915)がNoの場合すなわち4th領域のときは4
th直結クラツチの係合領域で有るか否かの判断を行い
(919) 、Noの場合はソレノイド弁S1、S2、
S3を全て非通電の出力を生じ(920)、YESの場
合はソレノイド弁S3を通電、$1、$2を非通電の出
力を生じ(921) 、次の作業へ進む。
第8図から第10図に本発明の第2実施例を示し、図中
前記実施例と同一符号は同一物を示す。
本実施例は、前記第1′実施例のセフディ機構を変更し
たもので、第8図に本実施例のセフティ機構が組合され
た油圧回路を示寸。
セフティ弁400は、図示下方にスプリング402を荷
設し、図示下方から下方ランド403、中間ランド40
4、上方ランド405を設けたスプール401を有し、
図示下方から下端油室406、第1中間油室407、第
2中間油室408、上端油室409が形成されている。
上端油室409は油路1から油路1Mを介して連絡され
ており、油路1M中には通電によりロウレベルのソレノ
イド圧を生じさせるソレノイド弁S6が設けられている
。ソレノイド弁S6の通電時は、上端油室409がロウ
レベルのソレノイド圧とされると、スプール401はス
プリング402の作用により図示上方に設定され、第1
油路407を介して油路5の最上流部に連絡する油路5
Aと下方排油口410が連通され油路5を排圧させ−る
と共に、第2中間油室408を介して油路2の最上流部
に連絡する油路2Iと上方排油口411が連通され、油
路2を排圧する。ソレノイド弁S6の非通電時は、上端
油室409にハイレベルのソレノイド圧が印加されてス
プール401は図示下方に設定され、中間ランド404
が下方排油口410を塞ぐと共に、−F方うンド405
が上方排油口411を塞ぐため、油路2および油路5は
排圧されることな(、各油路へ油圧を供給する。
つぎに手動シフトによる油圧制御装置の作動を説明する
マニュアル弁210がNレンジまたはPレンジに設定さ
れているとき。
マニュアル弁210をDレンジに設定し、ソレノイド弁
S6が非通電されているとき。
マニュアル弁210がSレンジに設定され、ソレノイド
弁$6が非通電のとぎ。
マニュアル弁210をしレンジに設定し、ソレノイド弁
S6が非通電のとき。
マニュアル弁210がRレンジに設定され、ソレノイド
弁S6が非通電とされているとき。
以上の場合では前記第1実施例に示すソレノイド弁$4
、S5の非通電時と同様な変速設定が行われる。
マニュアル弁210をDレンジに設定し、ソレノイド弁
S6が通電されているとき。
油路2に油圧が供給されるが、この油圧をセフティ弁4
00が排圧するため、係合するのはマニュアル弁210
を介しない油路1からばね241の作用でスプール24
2が図示右方に設定された3−4シフト弁240、油路
1Jを介して係合されるクラッチCOのみであるため、
NレンジおよびPレンジと同様とされ油圧制御装置内で
第1速〜第4速の設定はできない。
マニュアル弁210をSレンジに設定し、ソレノイド弁
S6を通電したとき。
油路2および油路3に油圧が供給されるが、油路2の油
圧をセフティ弁400が排圧するため係合されるのは前
記Dレンジのソレノイドへ弁$6の通電時と同様のクラ
ッチCOと、油路3から供給された油圧がばね231の
作用でスプール232が図示右方に設定された2−3シ
フト弁230、油路3A1ばね221の作用でスプール
222が図示右方に設定された1−2シフト弁220、
油路3B、インターミゾイエイトコーストモジュレータ
弁245、油路3Cを介して係合されるブレーキB1の
みであるため、前記Dレンジのソレノイド弁84通電時
同様第1速〜第4速の設定はできない。
マニュアル弁210がLレンジに設定され、ソレノイド
弁$6が通電されているとき。
油路2、油路3および油路4に油圧が供給されるが、油
路の油圧をセフティ弁400が排圧するため油路3およ
び油路4ヘマニユアル弁210を介したライン圧が供給
される。このため係合されるのはクラッチCOとブレー
キB1のみで、走行は不能とされる。
マニュアル弁210がRレンジに設定され、ソレノイド
弁S6が通電されているとき。
油路5に油圧が供給されるが、セフティ弁400が油路
5内を排圧するため、係合するのは油路1からばね24
1の作用でスプール242が図示右方に設定された3−
4シフト弁240、油路1Jを介して係合されるクラッ
チGOのみで、これはNレンジおよびPレンジと同様で
あり、油圧制御装置でリバース走行の設定は行われない
また第1実施例同様図示しない車室内の運転席側には運
転者に視覚的ま・たは聴覚的に伝達できる位置に車速が
ある定められた一定値より小さく、エンジン回転数があ
る定められた値より大きい場合で運転者がN〈ニュート
ラル〉またはP(パーキング)から前進また後退のシフ
ト操作を行った趣旨を伝達する警告装置が設けられてい
る。
i9図に自動変速機A/Tの変速段を変更する第2実施
例の電子制御装置600を示す。
シフトレバ−のセレクトポジションを検出するシフトレ
バ−位置センサ601、車速を検出する車速ジェネレー
タ602、アクセル房を検出するスロットル開度センサ
603、エンジンの回転速度を検出するエンジン回転数
センサ604、これらからの入力ポートであるとともに
ソレノイド弁S1〜S3およびS6への出力ポートであ
るI10ポート、中央演算処理装置JcPU、ランダム
アクセスメモリRΔM1リードオンリメモリROMから
なる。
第10図は第2実施例の発進制御800のフローヂャー
トである。
はじめにMl)はRであるか否かの判断を行う(801
)。YESの場合は(802)へ進み、N。
の場合はMl)はDであるか否かの判断を行う(803
)。YESの場合は(802)へ進み、Noの場合はM
DはSであるか否かの判断を行う(804)、YESの
場合は(802)へ進み、Noの場合はMpはLである
か否かの判断をおこなう(805)。
YESの場合は(802)へ進み、Noの場合は(80
6)へ進む。(802)では5OLDがN IJs P
であったかを判断し、NOの場合は(806)へ進み、
YESの場合はエンジンの回転数の読み込みを行い(8
07) 、エンジンの回転数がある定められた値以上で
あるか否かの判断を行う(808)。
Noの場合はソレノイド弁S6の出力を非通電(表示0
)としく 、815)、(806)へ進み、YESの場
合はソレノイド弁S6への出力を通電(表示1)としく
 816) 、次に警報装置をONさせ(811) 、
シフトレバ−リードを行い(812)、(aoi)へ帰
遠する。(80G)では警報装置がONであるか否か判
断を行う。Noの場合は(817)へ進み、YESの場
合は警報装置をOFFさせ(814)、(817)へ進
む。(817)ではソレノイド弁S6への出力を非通電
とし、次の作業へうつる。
第11図および第12図に本発明の第3実施例を示す。
本実施例では車速かある定められた一定値より小さく、
ブレーキを踏むことなく前進または後退位置にシフトレ
バ−設定することによりおこる急発進を防止するもので
、変速駆動装置は、前記第1実施例に用いられたセフテ
ィ機構が第4、第5のソレノイド弁84、S5である油
圧回路に適用したものである。
図示しない車室内には運転者に視覚的あるいは聴覚的に
伝達できる位置に、車速がある定められた一定値より小
さく、ブレーキが踏まれずにNレンジまたはPレンジか
ら前進または後退のシフト操作を行った趣旨を伝達する
警告装置が設けられている。
第11図に自動変速機A/Tの変速段を変更する第3実
施例の電子制御装置600を示す。
シフトレバ−のセレクトポジションを検出するシフトレ
バ−位置センサ601、車速を検出する車速ジェネレー
タ602、アクセル量を検出するスロットル開度センサ
603、ブレーキが踏まれているか否かを検知するブレ
ーキ信号605、これらからの入力ポートであるととも
にソレノイド弁81〜$5への出カポ−I〜である1、
/Pポート、中央演算処理装[CPU、ランダムアクセ
スメモリRAM、リードオンリメモリROMからなる。
第12図は第3実施例の発進制御800のフローチャー
トである。
始めにMpはRであるか否かの判断を行う(801) 
aYESの場合は(802)へ進み、No(7)場合は
MpはDであるか否かの判断を行う(803)。
YESの場合は(802)へ進み、NOの場合はMpは
Sであるか否かの判断を行う(804)。YESの場合
は(802)へ進み、NOの場合はMpはLT:あるか
否かの判断を行う(805)。YESの場合は(802
)へ進み、Noの場合は(806)へ進む。(802)
では5OLDがNかPであったかを判断し、Noの場合
は(806)へ進み、YESの場合はブレーキ信号の読
み込みを行い(818)、ブレーキが踏まれているか否
かの判断を行う(819) 、、YES (踏まれてい
る)の場合は第4、第5のソレノイド弁84、S5への
出力を非通電(表糸O)としく 820)、(806)
へ進み、NOく踏まれていない)の場合は第4、第5ソ
レノイド弁$4、S5への出力を通電(表示1)としく
 82.1) 、次に警報装置をONさせ(811) 
、シフトレバ−リードを行い(812) 、(801)
へ帰還する。 (80G)では警報装置がONであるか
否か判断を行う。Noの場合は(813)へ進み、YE
Sの場合は警報装置をOFFさせ(814)、(813
)へ進む。(813)では第4、第5ソレノイド弁S4
 、S5への出力を非通電とし、次の作業へうつる。
第13図および第14図に本発明の第4実施例を示ず。
本実施例では、前記第3実施例と同様、車速がある一定
値より小さく、ブレーキが踏まれず、NまたはPから前
進または後退へシフト操作を行うことにより前記第2実
施例に用いられたソレノイド弁S6およびセフティ弁4
00からなるセフティ−構を作動させる油圧回路に適用
したものである。
また第3実施例同様車室内の運転部側には運転台に視覚
的または聴覚的に伝達できる位置に車速がある定められ
た一定値より小さく、ブレーキが踏まれずに運転者がN
レンジまたはPレンジから前進または後退のシフ1ル操
作を行った趣旨を伝達する警告装置が設けられている。
第13図に自動変速機A/Tの変速段を変更する第4実
施例の電子制御装@600を示す。
シフトレバ−のセレクトポジションを検出するシフトレ
バ−位置センサ601、車速を検出する車速ジェネレー
タ602、アクセル量を検出するスロットル開度センサ
603、ブレーキが踏まれているか否かを検知するブレ
ーキ信号605、これらからの入力ポートであるととも
にソレノイド弁81〜S3a′3よびS6への出力ポー
トであるI10ポート、中央演算処理装置cpu1ラン
ダムアクセスメモリRAM、リードオンリメモリROM
からなる。
第14図は第4実施例の発進制御800のフローチャ−
1〜である。
始めにMpはRであるか否かの判断を行う(801)。
YESの場合は(802)へ進み、Noの場合はMpは
Dであるか否かの判断を行う(803)。
YESの場合は(802)へ進み、Noの場合はMpは
Sであるか否かの判断を行う(804)。YESの倍は
(802)へ進み、Noの場合はMpはしであるか否か
の判断を行う(805)。YESの場合は< 802)
へ進み、NOの場合は(806)へ進む。(802)で
は5OLDがNtJXPであったかを判断し、Noの場
合は(806)へ進み、YESの場合はブレーキ信号の
読み込みを行い(818)、ブレーキが踏まれているか
否かの判断を行う(819)。YES (踏まれている
)の場合はソレノイド弁S6の出力を非電通(表示0)
としく 822)、(806)へ済み、No(踏まれて
いない)の場合はソレノイド弁S6への出力を通電(表
示1)としく823)、次に警報装置をONさせ(表示
1)(811) 、シフトレバ−リードを行い(812
)、(801)へ帰還する。(806)では警報装置が
ONでるか否か判断を行う。NOの場合は(817)へ
進み、YESの場合は警報装置をOFFさせ(814)
、(817)へ進む。(817)ではソレノイド弁S6
への出力を非通電とし、次の作業へうつる。
上記実施例では変速駆動装置に油圧制御装置と遊星歯車
機構からなる自動変速機を用いたが、他にVベルト機構
、トラクション機構などの無段変速機や、同期吻合式、
常時噛合式など副軸を有した変速機のギアトレーンを電
磁マグネット等を操作して電気的に駆動させる変速機な
どに用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はトルクコンバータと前進4段後進1段の遊星歯
車機構を組合せてなる自動変速機の概略骨格図、第2図
は第1図の自動変速機の変速駆動装置に適用される第1
実施例の油圧回路図、第3図は第1実施例の電子制御装
置のブロック図、第4図は電子制御装置のフローチャー
ト、第5図はシフ1−レバーリードのフローチャート、
第6図は第1実施例の発進制御のフローチャート、第7
図は走行制御のプローチ11−ト、第8図は第2実施例
の油圧回路図、第9図は第2実施例の電子制御装置のブ
ロック図、第10図は第2実施例の発進制御のフローチ
ャー1−1第11図は第3実施例の電子制御装置のブロ
ック図、第12図は第3実施例の発進制御のフローチャ
ート、第13図は第4実施例の電子制御装置のブロック
図、第14図は第4実施例の発進制御のフローチャート
である。 図中 210・・・マニュアル弁 220・・・1−2
シフト弁 230・・・2−3シフト弁 240・・・
3−4シフト弁 400・・・セフティ弁 600・・
・電子制御装置700・・・シフトレバ−リード 80
0・・・発進制御900・・・走行制御 $1、$2、
S3、S4、S5、S6・・・ソレノイド弁 代理人 石黒健二

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)自動変速機を変速させる変速駆動装置と、車速、ス
    ロットル開度およびシフト位置等の車両走行条件を入力
    とし、前記変速駆動装置を制御する電子制御装置とから
    なる電子制御式自動変速機の制御装置において、 前記電子制御装置に変速防止域を設定し、該変速防止域
    に該当するデータが入力されると、前記変速駆動装置に
    設けられた変速を禁止するセフティ機構を作動さぜ乞こ
    とを特徴とする電子制御式自動変速機の制御装置。 2)自動変速機を変速させる変速駆動装置と、車速、ス
    ロットル開度およびシフト位置等の車両走行条件を入力
    とし、前記変速駆動装置を制御する電子制御装置とから
    なる電子制御式自動変速機の制御装置において、 前記電子制御装置に変速防止域を設定し、該変速防止域
    に該当するデータが入力されると、前記変速駆動装置に
    設けられた変速を禁止づるセフティ機構を作動させると
    共に、運転者に前記セフティ機構の作動した趣旨を伝達
    させることを特徴とする電子制御式自動変速機の制御装
    u03)前記変速駆動装置は、油圧源と、減速比を変更
    させるため、前記ギアトレーンの構成要素を係合、解放
    または固定する摩擦係合装置の油圧サーボとの連絡を切
    換えるシフト弁と、前記電子制御装置により制御され前
    記シフト弁への入力信号油圧を変化させる電磁ソレノイ
    ド弁と、Nにュートラル)、D(ドライブ)、R(リバ
    ース)など所定の設定位置を有し、前記油圧源と所定の
    シフト弁または所定の油圧サーボとを連絡するマニュア
    ル弁とを備えた油圧制御装置であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の電子制御式自動
    変速機の制御装置。 4)前記セフティ機構は、前記シフト弁へ入力信号油圧
    を供給する前進用油路と後退用油路で、前記パノ〕信号
    油圧を排圧するソレノイド弁であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の電子制
    御式自動変速機の制御装置。 5)前記セフティ機構は、前記シフト弁へ入力信号油圧
    を供給する前進用油路J5よび後退用油路の前記マニコ
    アル弁がわの最上流部に連通して設けられ、ソレノイド
    弁の作動により前記前進用油路および後退用油路を排圧
    させるセフティ弁であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項、第2項または第3項記載の電子制御式自動変
    速機の制御2Il装置。 6)前記変速防止域は、車速がある定められた一定値よ
    り小さく、運転者がシフト位置を前進また後退の設定を
    行い、エンジン回転数がある定められた値より大きい場
    合であることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の電子制御式自動変速機の制御装置。 7)前記ある一定条件とは、車速がある定められた一定
    値より小さく、運転者がブレーキを踏まずにシフ1−位
    置を前進または後退の設定を行った場合であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の電子
    制御式自動変速機の制御装置。
JP59101472A 1984-05-18 1984-05-18 自動変速機の制御装置 Granted JPS60245861A (ja)

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JP59101472A JPS60245861A (ja) 1984-05-18 1984-05-18 自動変速機の制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01105047A (ja) * 1987-10-15 1989-04-21 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機搭載車両の走行制御装置
US4942782A (en) * 1986-07-01 1990-07-24 Aisin-Warner Kabushiki Kaisha Reverse shift control device on automatic transmission

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JPH01105047A (ja) * 1987-10-15 1989-04-21 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機搭載車両の走行制御装置

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