JPS60245426A - 避雷装置 - Google Patents
避雷装置Info
- Publication number
- JPS60245426A JPS60245426A JP10152784A JP10152784A JPS60245426A JP S60245426 A JPS60245426 A JP S60245426A JP 10152784 A JP10152784 A JP 10152784A JP 10152784 A JP10152784 A JP 10152784A JP S60245426 A JPS60245426 A JP S60245426A
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- JP
- Japan
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- lightning
- lightning arrester
- breaker
- arrester
- low
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- Pending
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
コノ発明は、避雷器の技術分野において利用される。
送電線等への落雷にそなえ従来は第2図に示すように避
雷器(1)、シゃ断器(2)を設置していた。避雷器(
1)は、雷サージの高電圧が機器に印加されるのを防ぐ
ため、雷サージを放電し、その波高値を制限電圧以下に
抑えるものである。しゃ断器(2)は、事故発生により
開極動作を行い機器を保護するものである。
雷器(1)、シゃ断器(2)を設置していた。避雷器(
1)は、雷サージの高電圧が機器に印加されるのを防ぐ
ため、雷サージを放電し、その波高値を制限電圧以下に
抑えるものである。しゃ断器(2)は、事故発生により
開極動作を行い機器を保護するものである。
従来は、以上のようにして落雷による機器の損害を防止
していた。しかしながら、落雷時にしゃ断器(2)が絶
縁破壊を起こし、使用不可能となる事故が多発した。発
明者は、研究の結果この原因が次の点にあることを見出
した。
していた。しかしながら、落雷時にしゃ断器(2)が絶
縁破壊を起こし、使用不可能となる事故が多発した。発
明者は、研究の結果この原因が次の点にあることを見出
した。
すなわち、開極動作中には、しゃ断器(2)の絶縁は低
下した状態にあり、この時、連続して到来した雷(以下
多重雷という)の雷サージによってしゃ断器(2)が絶
縁破壊されると考えられる。もちろん多重雷の到来があ
っても避雷器(1)は働くが、制限電圧以下の雷サージ
は、放電されずしゃ断器(2)に印加されるからである
。しゃ断器(2)の開極動作は、通常数mSを要し、多
重雷は100μs〜1mSの間隔で到来することを考え
れば、上記原因によるしゃ断器(2)の絶縁破壊は重大
な問題である。特に、びわ湖及び大阪部を擁する近畿地
方においては、多重雷が発生しやすいため、なおさらで
ある。
下した状態にあり、この時、連続して到来した雷(以下
多重雷という)の雷サージによってしゃ断器(2)が絶
縁破壊されると考えられる。もちろん多重雷の到来があ
っても避雷器(1)は働くが、制限電圧以下の雷サージ
は、放電されずしゃ断器(2)に印加されるからである
。しゃ断器(2)の開極動作は、通常数mSを要し、多
重雷は100μs〜1mSの間隔で到来することを考え
れば、上記原因によるしゃ断器(2)の絶縁破壊は重大
な問題である。特に、びわ湖及び大阪部を擁する近畿地
方においては、多重雷が発生しやすいため、なおさらで
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題を解決するためこの発明では、避雷器(1)
に並列にコンデンサを設け、しゃ断器(2)と直列にコ
イルを設けた。
に並列にコンデンサを設け、しゃ断器(2)と直列にコ
イルを設けた。
このコンデンサは、避雷器で放電されなかった雷サージ
(1〜10 MHZの高周波数を有する)を吸収して大
地へ逃がす作用をもつものである。また、しゃ断器と避
雷器の間に設けられたコイルは、雷サージの通過を阻止
する作用をもつものである。
(1〜10 MHZの高周波数を有する)を吸収して大
地へ逃がす作用をもつものである。また、しゃ断器と避
雷器の間に設けられたコイルは、雷サージの通過を阻止
する作用をもつものである。
この発明の実施例を第1図に示す。雷サージの周波数を
考慮すればブロッキングコイル(4)は20μH〜10
0μH9結合コンデンサ(3)は2000 p F〜8
000 p Fとするのが望ましい。この実施例におい
ては、ブロッキングコイルを100μH1結合コンデン
サヲ2000 pF (オイルコンデンサ、インパルス
BIL 400kV耐圧)とした。この避雷装置に多重
雷が到来した時の(イ)、@点における電圧波形を第3
図、第4図に示す。図から明らかなように、(6)点で
は雷サージの波高値は21kVである、この雷サージは
、結合コンデンサ(3)、ブロッキングコイル(4)の
作用により、第4図に示す波形となる。すなわち、その
波高値はE、、 5 k Vまで低減されている。
考慮すればブロッキングコイル(4)は20μH〜10
0μH9結合コンデンサ(3)は2000 p F〜8
000 p Fとするのが望ましい。この実施例におい
ては、ブロッキングコイルを100μH1結合コンデン
サヲ2000 pF (オイルコンデンサ、インパルス
BIL 400kV耐圧)とした。この避雷装置に多重
雷が到来した時の(イ)、@点における電圧波形を第3
図、第4図に示す。図から明らかなように、(6)点で
は雷サージの波高値は21kVである、この雷サージは
、結合コンデンサ(3)、ブロッキングコイル(4)の
作用により、第4図に示す波形となる。すなわち、その
波高値はE、、 5 k Vまで低減されている。
上記のように、この実施例によれば、しゃ断器(2)に
悪影響を与える笛サージを約4096低減することが可
能となる。
悪影響を与える笛サージを約4096低減することが可
能となる。
次に、ブロッキングコイル(4)を80μH1結合コン
デンサ(3)を2000 p Fとしたときの実施例に
ついて説明する。線路にサージ電流(第5図(a))が
印加されると、結合コンデンサ(3)、ブロッキングコ
イル(4)には第5図(b) 、 (c)に示す電流が
流れる。図から明らかなように結合コンデンサ(3)の
電流峻度は408 A/ p S (188A/ 0.
88 p S )であり、避雷器(1)の電流峻度88
6 A/μS (168A10.51μs)に比べ急峻
である。従って第5図Cd)に示すよう1と、結合コン
デンサ(3)、避雷器(1)の合成電流は著しく急峻な
ものとなり(786A/μS)雷サージの放電効果も著
しく向上する。
デンサ(3)を2000 p Fとしたときの実施例に
ついて説明する。線路にサージ電流(第5図(a))が
印加されると、結合コンデンサ(3)、ブロッキングコ
イル(4)には第5図(b) 、 (c)に示す電流が
流れる。図から明らかなように結合コンデンサ(3)の
電流峻度は408 A/ p S (188A/ 0.
88 p S )であり、避雷器(1)の電流峻度88
6 A/μS (168A10.51μs)に比べ急峻
である。従って第5図Cd)に示すよう1と、結合コン
デンサ(3)、避雷器(1)の合成電流は著しく急峻な
ものとなり(786A/μS)雷サージの放電効果も著
しく向上する。
第6図に、上記の実施例に使用した結合コンデンサ(3
)、ブロッキングコイル(4)を示す。結合コンデンサ
(3)の低圧側端子(6)は、高誘電率の物質でキャパ
シタンスを増大したシース付接地線(5)を介して接地
されている。接地線(5)は、端末処理がされ、芯線と
シースを数m程度離して接地されている。
)、ブロッキングコイル(4)を示す。結合コンデンサ
(3)の低圧側端子(6)は、高誘電率の物質でキャパ
シタンスを増大したシース付接地線(5)を介して接地
されている。接地線(5)は、端末処理がされ、芯線と
シースを数m程度離して接地されている。
以上、結合コンデンサ(3)、ブロッキングコイル(4
)をそれぞれ1個づつ設けた場合につき説明したが、他
の実施例では複数個設けることも可能である。その−例
を第7図に示す。すなわち、避雷器の高圧側端子としゃ
断器の間の線路にコイルを設け、該線路とアース側にコ
ンデンサを設ければ、その数のいかんにかかわらず基本
的に同様の効果を有する。
)をそれぞれ1個づつ設けた場合につき説明したが、他
の実施例では複数個設けることも可能である。その−例
を第7図に示す。すなわち、避雷器の高圧側端子としゃ
断器の間の線路にコイルを設け、該線路とアース側にコ
ンデンサを設ければ、その数のいかんにかかわらず基本
的に同様の効果を有する。
以上のように、この発明によれば避雷器で放電されずし
ゃ断器に印加される雷サージを従来の40%程度に低減
できる。従って、多重雷によるしゃ断器の絶縁破壊を防
ぐことができる効果を有する。
ゃ断器に印加される雷サージを従来の40%程度に低減
できる。従って、多重雷によるしゃ断器の絶縁破壊を防
ぐことができる効果を有する。
また、避雷器の制限電圧以下の雷サージに対しても大地
への放電を可能とするので、従来技術よりすぐれた避雷
効果を有する。
への放電を可能とするので、従来技術よりすぐれた避雷
効果を有する。
さらに、雷サージをコンデンサで吸収するため避雷器の
受ける熱ストレスが少なくなり、寿命が長くなる効果を
も併せもつものである。
受ける熱ストレスが少なくなり、寿命が長くなる効果を
も併せもつものである。
第1図はこの発明の実施例による避雷装置を示す回路図
、第2図は従来の避雷装置を示す回路図。 第3図は第1図の(ト)点における雷サージの波形を示
す図、第4図は第1図の(B)点における低減された雷
サージの波形を示す図、第5図はサージ電流。 放電電流を示す図、第6図はブロッキングコイル・結合
コンデンサ・避雷器を示す図、第7図は他の実施例を示
す回路図である。 (1)・・・避雷器、(2)・・・しゃ断器、(3)・
・・結合コンデンサ、(4)・・・ブロッキングコイル 図中同一相当部分には同一符号を付している。 代理人 弁理士 来島 隆治 第1図 第2図 第r 第3図 (( 第4図 (( (e 第6図 第71i
、第2図は従来の避雷装置を示す回路図。 第3図は第1図の(ト)点における雷サージの波形を示
す図、第4図は第1図の(B)点における低減された雷
サージの波形を示す図、第5図はサージ電流。 放電電流を示す図、第6図はブロッキングコイル・結合
コンデンサ・避雷器を示す図、第7図は他の実施例を示
す回路図である。 (1)・・・避雷器、(2)・・・しゃ断器、(3)・
・・結合コンデンサ、(4)・・・ブロッキングコイル 図中同一相当部分には同一符号を付している。 代理人 弁理士 来島 隆治 第1図 第2図 第r 第3図 (( 第4図 (( (e 第6図 第71i
Claims (3)
- (1)高圧側端子が線路に、低圧側端子が大地に、それ
ぞれ接続された避雷器。 入力端が避雷器の高圧側端子に、出力端が機器等にそれ
ぞれ接続されたしゃ断器 を備えた避雷装置において、 避雷器の高圧側端子としゃ断器の入力端との間に設けら
れた1つ以上の、高周波に対しては高インピーダンス低
周波に対しては低インピーダンスをもつ第1の電気素子
。 第1の電気素子の避雷器側またはしゃ断器側または電気
素子間側のうちいずれか1つ以上と大地との間に設けら
れた1つ以上の、高周波に対しては低インピーダンス低
周波に対しては高インピーダンスをもつ第2の電気素子
。 を備えたことを特徴とする避雷装置。 - (2)第1の電気素子はコイルであることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の避雷装置。 - (3)第2の電気素子はコンデンサであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項または第2項記載の避雷装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10152784A JPS60245426A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 避雷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10152784A JPS60245426A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 避雷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60245426A true JPS60245426A (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=14302941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10152784A Pending JPS60245426A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 避雷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60245426A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01150747A (ja) * | 1987-12-09 | 1989-06-13 | Rinnai Corp | 電気機器の漏電しゃ断器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4927339B1 (ja) * | 1965-12-08 | 1974-07-17 |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP10152784A patent/JPS60245426A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4927339B1 (ja) * | 1965-12-08 | 1974-07-17 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01150747A (ja) * | 1987-12-09 | 1989-06-13 | Rinnai Corp | 電気機器の漏電しゃ断器 |
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