JPS60245078A - Ｐｏｓタ−ミナル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、流通業界における取引販売業務の省力化と取
引情報管理を目的としたＰＯＳ　（Ｐｏｉｎｔｏｆｓａ
ｌｅ：販売時点情報管理）システムにおいて、その中心
的役割を果たすＰＯＳターミナル装置に関する。

〔発明の背景〕

近年、デパートなスーパー、その他の流通業界において
は、取引販売業務の省力化、取引販売情報の自動管理等
を目的として、各売場等のレジスタ　（会計機）を中央
のコンピュータとオンラインで結び、取引販売時点で使
用したレジスタを中央のコンピュータに取り込むように
し、た所’ＰＪ　Ｐ　ＯＳシステムが普及してきている
。これにつれて、レジスタすなわちＰＯＳターミナル装
置に対する機能的要求も高まってきている。

一般にＰＯＳターミナル装置では、取引モード（現金販
売、現金割引販売、クレジット販売などの取引形態）と
取引種別コード（レシート印字、伝票印字、預金引出し
など、取引モードに対する詳細区分）のキー人力によっ
て所望の取引販売業務を実行する。この場合、提琴のＰ
ＯＳターミナル装置においては、取引モードと取引種別
コードにより取引販売業務が決定すると、その業務と１
対１に対応する業務処理ルーチンを起動し、該ルーチン
により当該販売業務の流れに沿って、販売員の操作指示
、金銭登録等、一連の処理を実行していた。しかし、こ
の様な取引業務と業務処理ルーチンを１対１に対応させ
る制御構造では、取引販売業務に変更が生じたり、拡張
が生じたりした場合に業務処理ルーチン全体を見直す必
要が生じるため、保守性に欠け、著しい場合は業務処理
ルーチンの再設計に追い込まれることにもなる欠点があ
った。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、柔軟な取引販売業務制御を実現し、業
務内容の変更を容易なものとするＰＯＳターミナル装置
を提供することにある。

〔発明の概要〕 本発明では、ＰＯＳターミナル装置で実行される各取引
販売業務処理の機能を複数の処理項目に細分し、各処理
項目紙位にサブルーチンを記憶装置に格納しておく。そ
して、各販売業務毎に、当該業務で必要な処理項目のサ
ブルーチンの開始アドレス（処理項目アドレスという）
を格納した制御バッファを設ける。取引販売業務の制御
にあたっては１例えば取引モードと取引種別コードのキ
ー人力によって取引販売業務が決定したら、直接あるい
は間接的に該当業務に対応する制御バッファの索引アド
レスを得て、該制御バッファより当該業務の処理項目の
処理項目アドレスを順次読み出し、記憶装置内の対応す
るサブルーチンをシーケンシャルに起動する。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明の一実施例の全体構成図を示す。

ある業務を行う場合、販売員はキーボード１より取引モ
ードと取引種別コードをキー人力することで指示する。

取引モードは、現金販売、現金割引販売、クレジット販
売などの取引形態であり、取引種別コードは、販売の結
果として、レシート印字出力、伝票印字出力などの取引
モードに対する詳細な区分を指示する情報である。本実
施例においては、取引販売業務の決定は、この取引モー
ドと取引種別コードによって制御バッファ３の索引アド
レス４を作成することで行う。制御バッファ３の一行は
一つの取引販売業務に対応しており、このうち、業務ア
ドレスは制御バッファ１１の処理開始アドレスを与え、
処理項目数は制御バッファ１１の当該業務で必要とする
処理項目アドレス数を与える。制御バッファ１１は、当
該取引販売業務に関し、必要な処理項目をシーケンシャ
ルに制御することを可能なら・しめるために、記憶装置
１３の処理ルーチン群（サブルーチン群）に対し、間接
的に分岐するためのアドレス情報（以下、処理項目アド
レスと呼び、各処理ルーチンの先頭アドレスを示す）を
格納している。記憶装［１３の処理ルーチン群は、各取
引販売業務処理の機能を複数の処理項目に細分化した場
合の各処理項目に対応するものであり１例えば、現金販
売のレシー印字出力の場合、商品入力、数量入力、販売
単位入力、課税計算、売上情報更新、売上情報ログ採取
、レシート印字などの各処理ルーチンである。

・：れら制御バッファ３、制御バッファ１１および記憶
装置１３の内容は、予め例えばイニシャルプログラムロ
ード手段などによりロードされる。

第１図の動作は以下の通りである。キーボード１より取
引モード、取引種別コードをキー人力すると、制御回路
２は取引販売業務を決定し、それに対応する索引アドレ
ス４とセットアツプ信号５を送出する。セットアツプ信
号５はレジスタ６、レジスタ７の更新のための制御信号
として用いられる。索引アドレス４は、制御バッファ３
から業務アドレスと処理項目数を読み出すためのアドレ
ス信号であり、読み出された業務アドレスはレジスタ６
へ設定される。レジスタ７は、セットアツプ信号５の送
出直後、０にクリアされる。演算回路８では、レジスタ
６の出力とカウンタ９の出力すなわちレジスタ７の入力
との加算を行い、制御バッファ１１の処理項目アドレス
を索引するためのアドレスを作成する。

初めレジスタ７は０にクリアされるため、レジスタ６へ
設定された業務アドレスがそのまま索引アドレス２０と
なり、制御バッファ１１から当該取引販売業務の先頭処
理項目アドレスが読み出される。、二の処理項目アドレ
スはアドレスレジスタ１２に設定され、記憶装置ｆ１３
内の該アドレスで示される処理ルーチンを起動する。即
ち、制御回路２で決定し７た取引販売業務の最初の処理
項目が実行される。１つの処理ルーチンの処理が終了す
ると、制御回路２から送出されるカウントアツプ信号２
２でカウンタ９がカウントアツプし、レジスタ７の内容
は＋１される。レジスタ６の出力とカウンタ９の出力は
演算回路８で加算され、該演算回路８の出力である索引
アドレス２０により制御バッファ１１から当該取引販売
業務の次の処理項目アドレスが読み出され、アドレスレ
ジスタ１２を介して記憶装置１３内の対応する処理ルー
チンを起動する。即ち、当該取引販売業務における２番
目の処理項目が実行される。

一方、比較回路１０では、索引アドレス４により制御バ
ッファ３から読み出された処理項目数とカウンタ９の出
力を比較し、一致すると一致信号２１を送出する。この
一致信号が制御回路２に入力されると、当該取引販売業
務を終了する。比較回路１０から一致信号２１が送出さ
れない間は。

１つの処理ルーチンが終了する毎に、レジスタ７の内容
がカウンタ９により１ずつ更新され、レジスタ６と該レ
ジスタ７の加算結果が索引アドレス２０となって制御バ
ッファ１］から当該業務の処理項目アドレスが次々に読
み出され、当該業務に係わる各処理ルーチンがシーケン
シャルに実行される。

第２図に制御回路２で取引モード信号と種別コード信号
から索引アドレス４を作成する一例を示す。第２図にお
いて、取引有効信号５１．取引モード信号５２、種別コ
ード信号５３は、それぞれ第１図のキーボードｌから制
御回路２への入力信号である。取引有効信号５１でデコ
ーダ１０１゜１０２を動作状態として、取引モード信号
５２゜種別コード信号５３をそれぞれデコードし、各デ
コード出力を結合することによって索引アドレス４を作
成する。

第３図は、第１図における制御回路２の入力信号と出力
信号のタイムチャートを示したものである。取引有効信
号５Ｊが論理１の状態において。

取引モード信号５２、種別コード信号５３が入力される
と、業務決定信号５４を生成すると同時に索引アドレス
４が出力される。業務決定信号５４の立上りによってセ
ットアツプ信号５を送出し。

取引販売業務を開始する。その後、第１図における比較
回路ＩＯにおいて、一致がとれた時点で、一致信号２１
が立ち上り、これによって業務決定信号５４がリセット
さ乳、当該取引販売業務が終了する。

第４図は制御バッファ３と制御バッファ１１と記憶装置
３の関係を示し５たものである。第４図において、制御
バッファ３は、各業務の業務アドレスと処理項目数を記
憶している。業務アドレスは、制御バッファ１１内の処
理項目アドレスの系列の当該業務における先頭を指して
いる。例えば業務アドレスＡで指す業務は、処理項目ア
ドレスａ〜ｇで指す各処理ルーチンの実行により実現さ
れる。

今、索引アドレス２０が業務アドレスＡの指す６番目の
処理項目アドレスｆを指しているとき、このｆが、実行
すべき処理ルーチンの先頭アドレスとしてアドレスレジ
スタ１２にまる。このアドレスレジスタ１２のアドレス
により分岐することにより記憶装置１３の中の所望のル
ーチン（この例の場合は、売上情報ログ採取ルーチン）
を起動する。これ−らの処理ルーチン群は、記憶装置１
３内では、それぞれ閉じたサブルーチンとし、て作成し
・、実装される。従って他の取引においても、必要に応
じてアクセス（コール）することが可能であり、共通利
用できるものである。例えば、業務アドレスＢで指す業
務が、業務アドレスＡで指す業務に対し、商品入力をカ
ード入力で行う（ａ′で指すルーチン実現）、二と、印
字を伝票に行う（ｈで指すルーチンで実現）ことの他は
同じであるような場合、制御バッファ１１の処理項目ア
ドレスは、ａの代わりにａ′を、どの代わりにｈを指定
しておき、その他（ｂ−ｆ）については、業務アドレス
Ａで指定したものと同じものを指定すればよい。

以上１図示の構成は本発明の慴なる一実施例にすぎず、
これ以外の変形例が容易に考えられる。

例えば、制御回路２から出力される索引アドレス４を制
御バッファ１１内の処理項目アドレス系列の当該業務に
おける先頭アドレスとして、制御バッファ１１を直接ア
クセスし、１つの処理ルーチンが終了する毎に該索引ア
ドレスを＋１していき、更に制御バッファ１１内の各取
引業務毎の処理項目アドレス系列の最後にエンドコード
を付加して、該エンドコードを検出したら当該業務を終
了とすることも可能である。このようにする１：とによ
り、第１図における制御バッファ３、レジスタ６．７、
演算回路８．カウンタ９．比較回路１０等を省略するこ
とができる。

また、実施例ではキーボードより取引モードと取引種別
コードの２つのキーを入力することにより取引業務を決
定するとしたが、１つあるいは３つ以上のキー人力によ
り取引業務を決定する場合にも同様に適用可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、取引販売業務に対する処理ルーチンの
制御構造が柔軟なものとなり、プログラムの保守性、拡
張性の向上が期待される。例えば第１図の実施例につい
て云えば、取引販売業務に変更が生じた場合、必要な機
能がすでに記憶装置１３に存在する場合は、制御バッフ
ァ３および制御バッファ１１の変更により対処できる。

又、必要な機能が記憶装置１３に存在しない場合は、当
該機能を処理ルーチンとして記憶袋［１３に実装し５、
制御バッファ３および制御バッファ１１を変更すること
で対処する。したがって、従来のように、取引販売業務
の変更発生時、処理ルーチンの全面見直し・を行う必要
はなく、変更作業を局所的なものにすることができ、又
、取引販売業務の実現にあたりその制御構造が柔軟なも
のであることから、プログラムの保守性、拡張性が向上
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全体構成図、第２図は第１
図における制御回路での索引アドレス作成法の説明図、
第３図は同制御回路の動作タイミング図、第４図は第１
図における各制御バッファと記憶装置との関係図である
。 ｌ・・・キーボード、２・・制御回路、３・・・制御バ
ッファ、６．７・・・レジスタ、８・・・演算回路、　
９・カウンタ、１０・比較回路。 １１・・・制御バッファ、１２・・・アドレスレジスタ
、１３・・・記憶装置。 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）中央のコンピュータとオンラインで結び、販売時
   点で取引販売業務の所要情報を前記コンピュータに伝送
   するＰＯＳターミナル装置において、取引販売に関する
   情報を入力するキーボードと、取引販売業務処理を複数
   の項目に細分し、各項目の処理ルーチンを格納した記憶
   装置と、各取引販売業務毎に、当該業務で必要な処理項
   目の処理ルーチンの開始アドレス（以下、処理項目アド
   レスと云う）を格納し５た制御バッファと、前記キーボ
   ードからの入力情報にもとづいて取引販売業務を決定し
   、当該業務の処理項目アドレスを前記制御バッファより
   順次読み出し、前記記憶装置内の対応する処理ルーチン
   をシーケンシャルに起動する制御回路とを具備してなる
   ＰＯＳターミナル装置。