JPS6024506Y2 - ロ−タデイスク加工治具 - Google Patents

ロ−タデイスク加工治具

Info

Publication number
JPS6024506Y2
JPS6024506Y2 JP15733780U JP15733780U JPS6024506Y2 JP S6024506 Y2 JPS6024506 Y2 JP S6024506Y2 JP 15733780 U JP15733780 U JP 15733780U JP 15733780 U JP15733780 U JP 15733780U JP S6024506 Y2 JPS6024506 Y2 JP S6024506Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
wedge
rotor disk
tube
camshaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15733780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5781026U (ja
Inventor
靖信 河野
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP15733780U priority Critical patent/JPS6024506Y2/ja
Publication of JPS5781026U publication Critical patent/JPS5781026U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6024506Y2 publication Critical patent/JPS6024506Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタービン等のロータディスク加工治具に関する
従来、タービンロータR1のディスクにブレードを植設
するためのサイドエントリ溝をブローチ加工する際には
、第1図側面図、第2図上面図に示すように。
ディスクDk、 Dk間に油圧ラムRmを挿入し、これ
を油圧を送給して隣接ディスク間に張りを与えることに
よりディスクDkのたわみを防止しているが、このよう
な手段はディスクの数が変わるごとに油圧ラムRrri
への配管を変えなければならないので面倒であるだかり
でなく、ディスクの間隔は狭いのでコンパクトなばね戻
し式単動油圧ラムしか使用できず、配管もその管径が細
くなるので油圧の作動に確実性がなく、特に油圧ラムの
戻りの確認ができないという欠点があり、種々のトラブ
ルの原因となっている。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、デ
ィスクに与える張りおよび戻しを確実にすると)もにデ
ィス−り数の変更に対応して容易に対処することのでき
るタービン等のロータディスク加工治具を提供すること
を目的と腰治具筒と、上記治具筒に摺動自在に内挿され
上端にくさび部材を固着するとともに下端にローラを枢
着したくさび棒と、上記治具筒の上端両側に開口する横
孔にそれぞれ摺動自在に内挿され上記くさび棒の下動ス
トロークに基因するくさび作用により拡開して隣接ロー
タディスクを押圧する1対の勾配駒と、上記治具筒に内
蔵され上記くさび棒に下動ストロークを付勢するスプリ
ングとからなる単位治具手段を複数着脱自在に並設固定
する支持梁と、上記支持梁と平行に軸支され上記くさび
棒下端ローラに当接して上記くさび棒に上動ストローク
を与えるカム軸とを具えたことを特徴とする。
本考案の一実施例を図面について説明すると、第3図は
その側面図、第4図は第3図の正面図である。
上図において、1はそれぞれ下部が後記する支持梁23
に固定され上端が隣接タービンディスクDk、 Dk間
に鉛直方向へ延びる複数の治具筒、1aは治具筒1の軸
方向の中空孔、1bは治具筒1の中空孔1aの下部大径
部1cを形成する肩部、1fは治具筒1の上端附近にタ
ービンロータの軸方向に形成された横孔、1gは治具筒
1の中部に鉛直方向に穿設された長孔、2は各治具筒1
に緩挿され上端附近に上方へ向かって拡開するくさび部
材2aを固着すると)もに下端にローラ10を枢着する
くさび棒、2bはくさび棒2の央部にタービンロータの
軸方向に嵌挿され左端に板カム13を固着すると)もに
右端に抜止めリング15を嵌着されたピン、3,3はそ
れぞれ治具筒1の横孔1fに内挿され間にくさび部材2
aを挾んで対向する1対の勾配駒で、勾配駒3,3はそ
れぞれくさび部材2aに当接する勾配摺動面を有する。
4.4は外周がそれぞれ横孔1fに嵌着るると)もに内
周がそれぞれ勾配駒3,3を横方向に摺動自在に案内す
るキャップブツシュ、5は治具筒1の上端をカバーする
有孔蓋、6はキャップブツシュ4と勾配駒3との間に介
挿され弾性により勾配駒3に復帰力を与える0リング、
7は皿ねじ8で勾配駒3の外面に固着されたスペーサ、
9はくさび棒2の下部に緩挿され上端が治具筒1の大径
部1cの肩部1bに当接すると)もに下端がくさび棒2
のフランジ部に当接して弾性されたコイルスプリング、
10は治具筒1の下端にピン11で枢着されたローラ、
12はくさび棒2の上端に螺着されたロックナツト、1
3はピン2bに突設された板カム、15は抜止めリング
、16は治具筒1を後記する支持梁23に所望の位置に
固定するためのセットボルト、17は割出台A上にター
ビンロータRtの軸方向の前後位置にそれぞれ樹立され
た軸受台、18は両端がそれぞれ軸受台17.17に枢
着され前端にハンドル19を突設するカム軸で、カム軸
18は外周に軸方向に延びる凹部溝を有する、20はハ
ンドル19をカム軸18に固定するキー、22はワッシ
ャ21を介してハンドル19をカム軸18に固着するナ
ツト、23は軸受台17.17のそれぞれ上端間に両端
がそれぞれ固着された所望の治具筒1をそれぞれ所望の
位置に固定する支持梁である。
このような装置において、複数の治具筒1をタービンデ
ィスクDkの間隔に合わせて位置決めを行ない、これら
をそれぞれセットボルト16で支持梁23に固定し、板
カム13を、第4図に示すように、倒し、くさび棒2が
コイルスプリング9により下方へ付勢される状態とする
まず、手動又は図示せざる油圧シリンダにより、ハンド
ル19を、第4図の実線位置に回動ずれば、ローラ10
はカム軸18の凹部に落ちるので、コイルスプリング9
の付勢によりくさび棒2は下動し、くさび部材2aは勾
配駒3,3をOリング6の弾性に抗してそれぞれ前後方
向に押出しこれをそれぞれロータディスクDkに圧接す
るので、ロータディスクは張りが与えられるから、この
状態でサイドエントリSeのブローチ加工を行なうこと
ができる。
次に、手動又は図示せざる油圧シリンダにより、ハンド
ル19を、第4図の鎖線位置に回動ずれば、ローラ10
はカム軸18の凹部から上がるので、くさび棒2はコイ
ルスプリング9に抗して上動し、くさび部材2aは勾配
駒3,3から外れるから、勾配駒3,3は0リング6の
弾性により互いに内方に移動して原位置に復帰し、ロー
タディスクDkの張りは解除され、この状態でロータデ
ィスクを回動して次のサイドエントリ溝Seの割出しを
行なうことができる。
0リング6の代わりに皿ねじ等を用いても良い。
このような装置によれば、まず、治具筒に内蔵された勾
配駒、くさび棒、コイルスプリングの組合せにより一定
の押圧力でロータディスクに確実な張りを与えることが
できるので、サイドエントリ溝のブローチ加工に際して
ロータディスクの撓みの発生は防止され、ブローチの切
削作業が精確かつ容易になる。
次に、タービンディスクの張りの解除は、カム軸とロー
ラとの剛性的変位によるものであるから、張りの解除が
確実なものとなり、リミットスイッチh等による制御信
号の取出しが容易になる。
さらに、治具筒は加工すべきタービンロータの構造に応
じて、所望数の所定位置に容易にセットすることができ
るので、ブローチ加工の段取作業を迅速に行なうことが
できる。
要するに、本考案によれば、治具筒と、上記治具筒に摺
動自在に内挿された上端くさび部材を固着すると)もに
下端のローラを枢着したくさび棒と、上記治具筒の上部
両側に開口する横孔にそれぞれ摺動自在に内挿され上記
くさび棒の下動ストロークに基因するくさび作用により
拡開して隣接ロータディスクを押圧する1対の勾配駒と
、上記治具筒に内蔵され上記くさび棒に下動ストローク
を付勢するスプリングとからなる単位治具手段を複数着
脱自在に並設固定する支持梁と、上記支持梁と平行に軸
支され上記くさび棒下端ローラに当接して上記くさび棒
に上動ストロークを与えるカム軸とを具えたことにより
、ブローチ加工を容易、迅速かつ正確に行なうタービン
等のロータディスク治具を得るから、本考案は産業上極
めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知のタービンロータディスクの加工治具を示
す側面図、第2図は第1図の正面図、第3図は本考案の
一実施例を示す側面図、第4図は第3図の正面図である
。 1・・・・・・治具筒、1a・・・・・・中空孔、1b
・・・・・・肩部、1c・・・・・・大径部、1f・・
・・・・横孔、1g・・・・・・長孔、2・・・・・・
くさび棒、2a・・・・・べさび部材、2b・・・・・
ゼン、3,3・・・・・・勾配駒、4,4・・・・・・
キャップブツシュ、5・・・・・・有孔蓋、6・・・・
・・0リング、7・・・・・・スペーサ、訃・・・・・
皿ねじ、9・・・・・・コイルスプリング、10・・・
・・・ローラ、11・・・・・・ピン、12・・・・・
・ロックナツト、13・・・・・・板カム、15・・・
・・・抜止めリング、16・・・・・・セットボルト、
17・・・・・・軸受台、18・・・・・・カム軸、1
9・・・・・・バンドル、20・・・・・・キー、21
・・・・・・ワッシャ、22・・・・・・ナツト、23
・・・・・・支持梁、A・・・・・・割出台、Dk・・
・・・・タービンディスク、LS・・・・・・リミット
スイッチ、R1・・・・・・タービンロータ、Se・・
・・・・サイドエントリ溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 治具筒と、上記治具筒に摺動自在に内挿され上端にくさ
    び部材を固着すると)もに下端にローラを枢着したくさ
    び棒と、上記治具筒の上部両端に開口する横孔にそれぞ
    れ摺動自在に内挿され上記くさび棒の下動ストロークに
    基因するくさび作用により拡開して隣接ロータディスク
    を押圧する1対の勾配駒と、上記治具筒に内蔵され上記
    くさび棒に下動ストロークを付勢するスプリングとから
    なる単位治具手段を複数着脱自在に並設固定する支持梁
    と、上記支持梁と平行に軸支され上記くさび棒下端ロー
    ラに当接して上記くさび棒に上動ストロークを与えるカ
    ム軸とを具えたことを特徴とするロータディスク加工治
    具。
JP15733780U 1980-11-05 1980-11-05 ロ−タデイスク加工治具 Expired JPS6024506Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15733780U JPS6024506Y2 (ja) 1980-11-05 1980-11-05 ロ−タデイスク加工治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15733780U JPS6024506Y2 (ja) 1980-11-05 1980-11-05 ロ−タデイスク加工治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5781026U JPS5781026U (ja) 1982-05-19
JPS6024506Y2 true JPS6024506Y2 (ja) 1985-07-22

Family

ID=29516457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15733780U Expired JPS6024506Y2 (ja) 1980-11-05 1980-11-05 ロ−タデイスク加工治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6024506Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5781026U (ja) 1982-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5881599A (en) Cam for press die
US4726273A (en) Combination press for die-sets
US4932128A (en) Mechanical force enhancer
US4221315A (en) Apparatus for removing a dead-head from a casting
GB1588650A (en) Machine tool
JPS6024506Y2 (ja) ロ−タデイスク加工治具
JPH07185692A (ja) プレス装置
EP0589240A1 (de) Liegende Metallstrangpresse
GB1569335A (en) Die forging press
JPH0825108B2 (ja) 圧入装置
US5105693A (en) Machine tool with movable positioning device
CN210387222U (zh) 一款汽车音响支架冲压成形模
DE1955151U (de) Geraet zum messen der wanddicke eines rohres.
JP3485688B2 (ja) 折曲げ加工装置における金型交換装置
DE20009521U1 (de) Niederzug-Schnellspannvorrichtung
EP0591209B1 (en) Device for clamping a workpiece in a fixture, a worktable or the like
US4236430A (en) Swing-away hold-down construction for bar or billet shear
CA1206402A (en) Tool support for machines
CN215393935U (zh) 一种叉车轴承部件加工双用定位工装
CN221018890U (zh) 一种用于钢型材冲压裁切定位结构
JP3690066B2 (ja) 2軸載荷試験装置
JPS61188040A (ja) 治具装置
CN216398868U (zh) 曲柄曲杆端头铣加工及中心孔钻加工组合夹具
JP2502009Y2 (ja) ねじロッド用カッタ−ブロック
SU1690912A1 (ru) Способ повышени стойкости штампа