JPS60243224A - 高透磁率材料の磁気焼鈍における焼付防止法 - Google Patents
高透磁率材料の磁気焼鈍における焼付防止法Info
- Publication number
- JPS60243224A JPS60243224A JP9757984A JP9757984A JPS60243224A JP S60243224 A JPS60243224 A JP S60243224A JP 9757984 A JP9757984 A JP 9757984A JP 9757984 A JP9757984 A JP 9757984A JP S60243224 A JPS60243224 A JP S60243224A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plates
- strips
- paper
- annealed
- high permeability
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/46—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for sheet metals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D1/00—General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
- C21D1/68—Temporary coatings or embedding materials applied before or during heat treatment
- C21D1/70—Temporary coatings or embedding materials applied before or during heat treatment while heating or quenching
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
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- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、高透磁率材料板又は帯の磁気焼鈍における焼
付防止法に関するものである。
付防止法に関するものである。
(従来の技術)
パーマロイ、珪素鋼板等の高透磁率材料は、1050〜
1200°Cの還元性雰囲気(水素ガス雰囲気)中で焼
鈍して、磁気特性を向上させる。その際、材料どうしを
直接接触させた状態で焼鈍すると、焼付が生じて、焼付
部分を剥がす過程で、板形状、表面品質を損なう焼付し
わを発生する詐りでなく、生じた歪みが、磁気特性を劣
化させるという問題点があった。
1200°Cの還元性雰囲気(水素ガス雰囲気)中で焼
鈍して、磁気特性を向上させる。その際、材料どうしを
直接接触させた状態で焼鈍すると、焼付が生じて、焼付
部分を剥がす過程で、板形状、表面品質を損なう焼付し
わを発生する詐りでなく、生じた歪みが、磁気特性を劣
化させるという問題点があった。
従来、焼付を防止する手段としては、冷間圧延金属板又
は帯相互の間に、マグネシャ、アルミナ等の耐熱性酸化
物を粒状或はコロイド状で介在させたり、板表面に有機
化合物を塗布する方法(特公昭54−7727)等が試
みられているが、焼鈍後、板に汚れや被膜が生じ、これ
を除去する為に瀦洗等の後処理が必要となる等の欠点が
あって、未だ満足すべき方法は得られていないのが現状
である。
は帯相互の間に、マグネシャ、アルミナ等の耐熱性酸化
物を粒状或はコロイド状で介在させたり、板表面に有機
化合物を塗布する方法(特公昭54−7727)等が試
みられているが、焼鈍後、板に汚れや被膜が生じ、これ
を除去する為に瀦洗等の後処理が必要となる等の欠点が
あって、未だ満足すべき方法は得られていないのが現状
である。
(発明の目的)
本発明は、上述の高透磁率材料の磁気焼鈍において、材
料相互間の焼付を発生せず、しかも、実施容易で、優れ
た磁気的性質を付与しうる焼付防止法を提供するもので
ある。
料相互間の焼付を発生せず、しかも、実施容易で、優れ
た磁気的性質を付与しうる焼付防止法を提供するもので
ある。
(発明の構成と作用)
本発明の骨子は、板と板の間に、板の全長にわたって紙
を介在させて、磁気焼鈍を行う点にある。即ち、本発明
においては、磁気焼鈍の前工程において、板と板の間に
、板の全長にわたって紙を挿入し、磁気焼鈍後に、エア
ーブラシ等によって残存した燃焼物を除去する。材料板
をコイル状で焼鈍する場合には、紙の挿入はコイル巻取
り時に、−緒に巻取ることですみ、しかもすり傷発生防
止にもなる。従って、従来法より焼付防止材の挿入、除
去が容易となる。
を介在させて、磁気焼鈍を行う点にある。即ち、本発明
においては、磁気焼鈍の前工程において、板と板の間に
、板の全長にわたって紙を挿入し、磁気焼鈍後に、エア
ーブラシ等によって残存した燃焼物を除去する。材料板
をコイル状で焼鈍する場合には、紙の挿入はコイル巻取
り時に、−緒に巻取ることですみ、しかもすり傷発生防
止にもなる。従って、従来法より焼付防止材の挿入、除
去が容易となる。
本発明によれば、磁気焼鈍後の板表面には、汚れ、被膜
等を全く生じない詐りでなく、残った燃焼物はエアーブ
ラシ等によって簡単に除去できるので、酸洗等の後処理
を必要とせず、しかも優れた磁気的性質を有する高透磁
率材料が得られる。
等を全く生じない詐りでなく、残った燃焼物はエアーブ
ラシ等によって簡単に除去できるので、酸洗等の後処理
を必要とせず、しかも優れた磁気的性質を有する高透磁
率材料が得られる。
焼付防止材としての紙は特に限定されないが、クラフト
紙の工うにある程度の強度を有するものが好ましい。
紙の工うにある程度の強度を有するものが好ましい。
(実施例1)
パーマロイ(PB)のコイル巻取り時に、坪量25 g
/m’、引張強さ2−.3Kgfのクラフト紙を、コイ
ルの全長にわたって挿入して巻取り、このコイルに、水
素會囲気中で磁気焼鈍(1100°OX 3hr)を行
った。磁気焼鈍後−コイルを巻戻し、板表面の状態と、
磁気的性質を調べた。一方、クラフト紙の代りにアルミ
ナ粉を使用した場合を比較例1として試験した。結果を
表1に示す。
/m’、引張強さ2−.3Kgfのクラフト紙を、コイ
ルの全長にわたって挿入して巻取り、このコイルに、水
素會囲気中で磁気焼鈍(1100°OX 3hr)を行
った。磁気焼鈍後−コイルを巻戻し、板表面の状態と、
磁気的性質を調べた。一方、クラフト紙の代りにアルミ
ナ粉を使用した場合を比較例1として試験した。結果を
表1に示す。
(実施例2)
実施例1における焼鈍条件を1100’CX 2h r
として試験した。一方、クラフト紙の代りにアルミナ粉
を使用した場合を比較例2として試験した。結果を表2
に示す。
として試験した。一方、クラフト紙の代りにアルミナ粉
を使用した場合を比較例2として試験した。結果を表2
に示す。
(実施例3)
実施例1における焼鈍条件を1100’OX lhrと
して試験した。クラフト紙の代りに、アルミナ粉、トイ
レットペーパー、コスモ紙(水酸化アルミニウムを主原
料とする)をそれぞれ使用して試験した場合を、比較例
3とする。結果を表3に示す。
して試験した。クラフト紙の代りに、アルミナ粉、トイ
レットペーパー、コスモ紙(水酸化アルミニウムを主原
料とする)をそれぞれ使用して試験した場合を、比較例
3とする。結果を表3に示す。
表 3
表1、表2、表3から明らかなように、焼付防■材キし
て紙を使用した本発明によれば、材料板の汚れ及び焼付
の発生はなく、しかも、優れた磁気的性質を有する高透
磁率材料が得られた。
て紙を使用した本発明によれば、材料板の汚れ及び焼付
の発生はなく、しかも、優れた磁気的性質を有する高透
磁率材料が得られた。
(発明の効果)
本発明によれば、焼付防止材の材料板間への挿入、磁気
焼鈍後の除去が容易で、しかも、焼付、板表面の汚れ等
を発生することなく、磁気特性の極めて良好な高透磁率
材料が得られる。
焼鈍後の除去が容易で、しかも、焼付、板表面の汚れ等
を発生することなく、磁気特性の極めて良好な高透磁率
材料が得られる。
代理人 弁理士 佐々木 俊哲
Claims (1)
- 高透磁率材料板又は帯を還元性雰囲気中で焼鈍する際に
、焼付防止材として紙を板又は帯の全長にわたって介在
させることを特徴とする焼付防止法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9757984A JPS60243224A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 高透磁率材料の磁気焼鈍における焼付防止法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9757984A JPS60243224A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 高透磁率材料の磁気焼鈍における焼付防止法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60243224A true JPS60243224A (ja) | 1985-12-03 |
Family
ID=14196151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9757984A Pending JPS60243224A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 高透磁率材料の磁気焼鈍における焼付防止法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60243224A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124965A (ja) * | 1974-08-26 | 1976-02-28 | Furukawa Metals Co | Netsukokankyodennetsukan |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP9757984A patent/JPS60243224A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124965A (ja) * | 1974-08-26 | 1976-02-28 | Furukawa Metals Co | Netsukokankyodennetsukan |
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