JPS60242827A

JPS60242827A - 電気掃除機

Info

Publication number: JPS60242827A
Application number: JP10092384A
Authority: JP
Inventors: 信市中島; 正樹高橋; 秀之小南; 利明岩井; 鳥越　正夫
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-05-18
Filing date: 1984-05-18
Publication date: 1985-12-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は特に店舗用、業務用およびセントラルクリーナ
等長寿命を必要とする大型の電気掃除機に係るものであ
る。

従来例の構成とその問題点まず従来例の構成を第１図に基づいて説明する。

第１図において、１は吸気口２をそのＩ！ｌｌ壁に有し
、上方部は開放されたダストボックスであり、その開放
部には着脱自在な集じんフィルター３が嵌着しである。

４はエキスパンダーであシ、吸引時上記集じんフィルタ
ー３の表面積を広く保つ働きをする。５はボデーであり
、整流子モータ７とファン８とからなるファンモータユ
ニット６を上下の防振ゴム９，１０および保持板１１を
介してその内部に保持している。なお整流子モータ７は
ステータ７ａ、ステータ巻き線−ｒｂ、ロータ７ｃ。

ロータ巻き線７ｄｌコミチータフｅ、ブラシ７ｆからな
、る。８ａはファン吸気口、８ｂはインペラ、８Ｃはエ
アガイド、ｓｄはケーシングであり、２段型のファン構
成になっている。８ｅはファン排気口であシ、それより
送出された排気流は整流子モータ７を流動してその冷却
を行う様に配慮されている。１２は補助フィルター、１
３は防音も兼ねる排気フィルターである。１４は同筒状
の防音板であり、１４ａは防音板排気口である。又１５
はボデー排気口である。１６ａ　、　１　ｅｂはボデー
５内に形成されている排気通路である。１７は取手、１
８はキャスターである。

上記従来の電気掃除機にあって整流子モータ７を使用し
ている理由としては次のことがあげられる。すなわち、
掃除機等に使用されるファンは吸気に高い真空度が必要
であるが、そのためには高速回転が必要となる。そして
、この高速回転を安価に得られるモータとしてはこの整
流子モータが最適である。

しかしながら、この整流子モータの欠点は高速回転を得
るため、コミテーク７ｅとブラシ７ｆからなる整流部を
必要とすることである。このブラシ７ｆは高速回転下で
のコミチータフｅとの接触により摩耗し、その摩耗寿命
としては一般にＳＯＯ〜１．０００時間程度であり、そ
れ以上の使用については交換が必要であった。といって
、ブラシ７ｆを何回も交換できるかと言えばそうではな
く、又コミ７−タ７ｅも当然摩耗するものである。その
ため一般にはブラシ７ｆを２回位交換すれば、はぼコミ
テーク７ｅも寿命がくるものであり、それ以上の使用に
ついてはモータ全体が交換されていた。実際には第１図
におけるファンモータユニット６ごと交換されていた。

短期間の使用では問題ないが、店舗用、業務用等その頻
度が高く、長期使用をするものでは上述のようなメンテ
ナンスが必要であり、はなはだめんどうなものであった
。さらにそのメンテナンス費用もかさむ等の欠点を有し
ていた。又セントラルクリーナ等、家屋にビルトインす
るものにおいては、その家屋の寿命に合せた寿命は当然
必要と考えられることからも上述の整流子モータではや
はり同様の欠点を有していた。

発明の目的以上のように従来の整流子モータを使用した電気掃除機
においては長期使用においてメンテナンスが必要であっ
たが、本発明はこの点を解消し、長期使用においてもメ
ンテナンス不要の信頼性の高い電気掃除機を提供するも
のである。

発明の構成本発明の電気掃除機は、側壁に吸気口を有し、かつ上方
部か開放されたダストボックスと、仁のダストコックス
開放部に着脱自在に取着された集じんフィルターと、フ
ァン、モータ駆動用の電子制御回路およびブラシレスモ
ータとカラなるンア７　％　−タユ＝ソトト、このファ
ンモータユニットを保持すると共に、その排気通路を形
成したボデーとを備え、上記電子制御回路は上記ボデー
排気通路に配置したものである。

したがって、ブラシレスモータラ用い、／ｌファンモー
タユニットであるところから、にれまでのようにブラシ
交換等の手間がいらず、メンテナンスの軽減を図ること
かでき、しかも、電子制御回路はその排気で有効に冷却
される。

実施例の説明以下その実施例を第２図に基づいて説明する。

なお、第１図と同一部分には便宜上同一符号を付し説明
は省略した。

第２図において、１９はブラシレスモータであり、モー
タ駆動用の電子制御＠路２０を有している。

上記ブラシレスモータ１９は回転軸１９ａにヨーク１９
ｂを介して磁石１９ｃを固着しである。

これら１９ａ〜１９ｃをロータと呼ぶ。このロータの外
周に空隙を介して巻き線１９ｄを巻回したステータ１９
ｅを配設しである。１９ｆは回転軸１９ａに上記磁石１
９ｃと磁極が同数、同位置となるように配役固定された
ロータ位置検出用の磁石であり、この磁石１９ｆの磁極
を検出するセンサー（本例ではホール素子を使用）１９
ｑを対向して配設している。そしてこのセンサー１９ｇ
の信号に対応して上記ステータ１９ｅに回転磁界を生じ
させるモータ駆動用の電子制御回路２０を有している。

このモータ１９の特徴は従来例の整流子モータ６のよう
なコミチータフｅとブラシ７ｆからなる機械的接触のあ
る整流部の代シに電子化された制御回路２０から成って
おり、いわゆるブラシレス化されていることである。即
ち、このブラシレス化により、従来例のようなブラシ摩
耗による寿命の問題は全くない。しかしこのブラシレス
モータ１９には上記の通り電子制御回路部２゜が必要で
ある。この電子制御回路２０には、トランジスター、コ
ンデンサー等の冷却を必要□とする電子部品が取着され
ている。したがって、上記ブラシレスモータ１９を用い
たものではその電子制御回路２０の冷却が重要となる。

第２図の実施例において、矢印Ａに示す様にその空気の
流れは、吸気口２を通り、集じんフィルター３．エキス
パンダー４．補助フィルター１２を通過し、ファン吸気
口８ａよりインペラｓｂ。

エアガイド８ｃを通シフアン排気口８ｃよシ排気され、
一部はモータ内部、即ちロータとステータ１９ｅ空隙部
分を通り、又一部はステータ１９ｅ外局部を通シ、モー
タ１９の各部を冷却しなからボデー６内の排気通路１６
ａの防音板１４内より防音板排気口１４ａを防音板フィ
ルター１３ｆ：通して通過し、やけシボデー内の防音板
１４外の排気通路１ｓｂを通シ、ボデー排気口１５よシ
外部へ排気されていく。

ココテ、この排気空気は当然ブラシレスモータ１９を冷
却しているため、排気通路１８ａ内の空気、特にブラシ
レスモータ１９のロータとステータ１９ｅの空隙を通っ
た空気は相当高温になっているが、ファン排気口８ｅよ
りステータ１９ｅ外局部を通った空気はさほど高くない
。その結果、防音板排気口１４ａを通ってきたときには
、途中防音板１４よシボデー５への放熱もあり、排気空
気の温度はかなり低くなっている。−実験の結果におい
ても、流量を絞った状態においてでさえ、ボデー排気口
１６の温度上昇は３０　ｄｏｇ程度であシ、室温３０Ｃ
においても約６０Ｃ和度であることが確認されている。

したがって電子制御回路２０金ボデー６内の排気通路部
１６ｂに配置することにより、最悪でも約６０Ｃ程度の
空気を送ることができ、電子部品の温度上昇をある程度
におさえることかできるものである。

その結果電子制御回路２０をかさばらず、ボデー５内に
収納することが可能となり、同時に上述の如く、電子部
品をある程度の温度におさえることができ、特に冷却フ
ァンを使わすとも良いことになる。

又他の実症例について第３図に基づいて述べる。

第３図に示す如く、ケデー内排気通路１６ａ、１６ｂ内
に独立した部屋２１を設け、この二方の開口部はボデー
排気口１６に通じ、他の開口部はファン排気口（８ｅ−
１）の一部に直接通じた構成とし、この独立した部屋２
１に上記電子制御回路２ｏの全体、もしくはその特に冷
却の必要な部品のみ収容する構成としている。

このようにする仁とによって、電子制御回路２０はファ
ン排気口（８ｅ−１）よシプラシレ・スモーク１９を通
過しない、即ちファン８のみを通った空気によって冷却
されることになり、より一層冷却効果が上がるものであ
る。当然この電子制御回路２ｏに流す冷却用の排気空気
はファン８よりの一部であシ、残シの排気空気はファン
排気口（８ｅ−１）よりステータ１９ｅ外周を冷却踵さ
らにファン排気口（８ｅ−２）よりは前実柿例通シブラ
シレスモータ１９のロータとステータ１９ｅの空隙を通
りブラシレスモータ１９内部を冷却するものであり、ブ
ラシレスモータの冷却効果は先の実施例とさほど劣るも
のではない。

発明の効果以上のように本発明は、整流子モータに代え、ブラシレ
スモータとし、掃除機のメンテナンスを不要とし長寿命
化を計ると共に、その電子制御回路をボデー排気通路に
配置することにより、特別の冷却ファンを使用せず、充
分な冷却効果が得られるものである。さらに掃除機とし
て従来通りコンパクトにまとめることができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す掃除機の全体断面図、第２図は本
発明の実施例を示す全体断面図、第３図は本発明の他の
実施例を示す全体断面図である。１９・・・・・・ブラシレスモータ、２０・・・川電子
制御回路、２１・・・・・・独立した部屋、１・・・・
・・ダストボックス、２・・・・・・吸気口、３・・・
・・・集じんフィルター、６・・・・・・ボデー、ｅ・
・・・・・ファンモータユニット、８・・・・・・ファ
ン、８ｅ　、　（８ｅ−１）　、　（８ｅ−２）・・・
・・・ファン排気口、１６ａ　、　１　ｅｂ・・・・・
・排気通路、１９・・・・・ブラシレスモータ、２１・
・・・・・部屋。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）側壁に吸気口を有し、かつ上方部が開放されたダ
ストボックスと、このダストボックス開放部に着脱自在
に取着された集じんフィルターと、ファン、モータ駆動
用の電子制御回路およびブラシレスモータとからなるフ
ァンモータユニットト、このファンモータユニットを保
持すると共に、その排気通路を形成したボデーとを備え
、上記電子制御回路は上記ボデー排気通路に配置した電
気掃除機。
（２）ボデー排気通路内に独立した部屋を設けると共に
、この部屋の一方の開口部は大気に、他方開口部はファ
ン排気孔の一部に直接通じた構成とし、この部屋内に電
子制御回路の全体又は一部を配置した特許請求の範囲第
１項記載の電気掃除機。