JPS6024274Y2 - 灰取り兼用杓子 - Google Patents

灰取り兼用杓子

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JPS6024274Y2
JPS6024274Y2 JP1959282U JP1959282U JPS6024274Y2 JP S6024274 Y2 JPS6024274 Y2 JP S6024274Y2 JP 1959282 U JP1959282 U JP 1959282U JP 1959282 U JP1959282 U JP 1959282U JP S6024274 Y2 JPS6024274 Y2 JP S6024274Y2
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JP
Japan
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handle
ladle
lye
ash
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JP1959282U
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JPS58122534U (ja
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きわ 小林
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は調理器具の杓子に関するもので、更に詳しくは
汁物を抄うという杓子の機能の他に、調理における灰取
りの機能をも兼用させるようにした灰取り兼用杓子に関
するものである。
従来、料理を美味しく仕上げるためにはその調理過程に
おいて料理素材から出る灰汁の小まめな取り出しを行な
うのが料理を美味しく調理するための要領である。
この灰汁取り行為を行なうのは料理素材から出る灰汁が
料理の旨みを消し去ってしまうからである。
そして、この灰取りを行なうには通常、杓子を利用する
か、あるいは、杓子の抄い部に多数の孔を穿設し・た杓
子を用いて灰取りを行なっていた。
しかし、調理過程においては灰汁とともに料理素材の旨
みともいえる出汁をも同時に湧出するのであるが、前記
の杓子を利用して灰取りを行なう場合、灰汁は完全に取
り除くことはできるものの、それと同時に料理素材から
出る栄養価の高い有効成分までをも捨ててしまうおそれ
があった。
まさ、多数の孔を有する杓子を用いて灰取りを行なう場
合には、有効成分は捨て去ることなく灰取りを行なうこ
とができるものの、料理の味加減を見る場合や、汁物の
盛り付けをする場合にはまったく利用することができな
いために別途汁物を抄う杓子が必要になるという欠点が
あった。
このような欠点を解消するために第1図イ9口に示すよ
うな灰取り兼用の杓子A、 Bがある。
このような兼用杓子A、 Bによれば調理中における灰
取りは、ある程度は行なうことができるものの、料理表
面に浮いている灰汁は出汁と共に灰取り部A、 Bから
もとの錫類にこぼれ落ちてしまい易いという欠点があり
、完全な灰取りも行なうことが困難であった。
また、汁物料理の椀盛りのときはその盛り付けがしにく
いという欠点も有していた。
そこで、本考案は上記のような欠点を解消するために、
椀状に湾曲形成された抄い部本体と抄い部本体を支持す
るための把柄とからなる杓子において、完全な灰取りが
簡単にできると共に、汁物をも抄うことのできる灰取り
兼用杓子を提供するのが目的である。
以下、本考案を図示の実施例によって説明すると、第2
図は本考案に係る灰取り兼用杓子の正面斜視図で、第3
図は掬い部本体と把柄との正面分解斜視図で、第4図の
イは灰汁を抄った状態の断面図で、同図口は灰汁のみが
残った状態の断面図を示す。
図中、1は椀状に湾曲形成された抄い部本体で、2は該
抄い部本体を支持する把柄である。
把柄2は抄い部本体1の椀状の立ち上り湾曲面3に取り
付け、この取り付は位置における抄い部本体1には、料
理の出汁10のみが溢れて流れ出ることのできる溢出部
7を形成した切欠部4を形成する。
一方、把柄2の抄い部本体1との取り付は部分は、該本
体1の切欠部4を被いながら、立ち上り湾曲面3との間
に上向きの小間隙12が形成されるように抄い部本体1
に取り付けられている。
5,5は抄い部本体1の固定部で、6,6は把柄2の固
定部である。
また、切欠部4を被った把柄2の被い部8は第4図で示
すように、切欠部4の溢出部7よりも更に抄い部本体1
の中心底部9に向って被うように形成され、しかも上向
きの小間隙12を形成している。
このために、料理の灰汁を取る場合、はじめは第4図イ
に示すように抄い部本体1で灰汁11を含む出汁10を
抄ったときに、把柄2の被い部8は切欠部4の溢出部7
より、下方に位置するように形成されている。
従って、抄い部本体1を矢印X方向に傾けた場合、第4
図口に示すように表面に浮いている灰汁11は被い部8
に遮られて流れ出ることはない。
よって、出汁10のみが小間隙12を通って溢出部7よ
り矢印Y方向に流れ出る。
この結果、灰汁11のみが抄い部本体1内に残り完全に
灰汁11だけを取り去ることが出来る。
上記の実施例においては抄い部本体1と把柄2とを別々
に形成したあるが、一体に形成してもよいこと勿論であ
る。
本考案は叙上のように、椀状に湾曲形成された抄い部本
体と抄い部本体を支持する把柄とからなる杓子において
、把柄2を椀状の立ち上り湾曲面3に取り付け、前記抄
い部本体1と把柄2との取り付は位置の抄い部本体1に
は溢出部7を形成した切欠部4を形成するとともに、把
柄2が抄い部本体1の切欠部4を被いながら立ち上り湾
曲面との間に上向きの小間隙12を形成するような被い
部8を形成したので、従来の灰取り兼用杓子と比べ、完
全に灰汁を取り出すことができ、しかも、汁物をも抄い
取ることができるのでその利用価値は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図イ9口は従来の灰取り兼用杓子の斜視図、第2図
は本考案に係る灰取り兼用杓子の正面斜視図、第3図は
同正面分解斜視図、第4図イは灰汁を抄った状態の断面
図で、同図口は出汁が流れて灰汁のみが残った状態を示
す断面図である。 1・・・・・・抄い部本体、2・・・・・・把柄、4・
・・・・・切欠部、7・・・・・・溢出部、8・・・・
・・被い部、12・・・・・・小間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 椀状に湾曲形成された抄い部本体と抄い部本体を支持す
    る把柄とからなる杓子において、把柄を椀状の立ち上り
    湾曲面位置に取り付け、前記抄い部本体と把柄との取り
    付は位置の抄い部本体には溢出部を形成した切欠部を形
    成するとともに、把柄が抄い部本体の切欠部を被いなが
    ら、立ち上り湾曲面との間に上向きの小間隙を形成する
    ような被い部を形成したことを特徴とする灰取り兼用杓
    子。
JP1959282U 1982-02-15 1982-02-15 灰取り兼用杓子 Expired JPS6024274Y2 (ja)

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JP1959282U JPS6024274Y2 (ja) 1982-02-15 1982-02-15 灰取り兼用杓子

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JP1959282U JPS6024274Y2 (ja) 1982-02-15 1982-02-15 灰取り兼用杓子

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Publication Number Publication Date
JPS58122534U JPS58122534U (ja) 1983-08-20
JPS6024274Y2 true JPS6024274Y2 (ja) 1985-07-19

Family

ID=30031795

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JP1959282U Expired JPS6024274Y2 (ja) 1982-02-15 1982-02-15 灰取り兼用杓子

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JPS58122534U (ja) 1983-08-20

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