JPS60242546A - 磁気デイスク記録再生装置のロ−デイング機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、磁気ディスクを回転自在にカートリッジに収
容した状態で装填して記録再生を行なうよう構成された
磁気ディスク記録再生装置のローディング機構に関する
。

く従来技術〉 第５図に磁気ディスクカートリッジＡの代表的なものが
示されている。磁気ディスク２０を回転自在に収納した
薄い袋状のプラスチック製ケース２１には磁気ヘッド挿
入窓２２、位置決め用穴２３．２４、駆動用の中央開口
２５が形成されるとともに、磁気へンド挿入窓２２を開
閉するシャッター２６がスライド自在に装着されていて
、通常はシャッター２６に形成した窓２７と磁気ヘッド
挿入窓２２とが食い違う閉じ状態になるよう一方（図で
は右方）にばね（図示せず）でスライド付勢されている
。また、デ゛イ又り２０の中央には中央開口２５に臨む
金属製のハブ２８が設けられるとともに、これに駆動用
の係合穴２９．３０が設けられている。

上記磁気ディスクカートリッジＡは一般的に第６図に示
すような形態で記録再生装置に装填される。つまり、装
置シャーシ１には磁気ディスク２０のハブ２８を磁力で
吸着保持する駆動ハブ３１、一対のカー）　ＩＪッジ位
置決め部材３２、移動部材３３を介して支持された磁気
ヘッド３４が装備されており、カートリッジＡを記録再
生可能な状態にセントするためには、磁気ヘッド３４、
位置決め部材３２上の係止部３２ａ、駆動用スピンドル
３５を、避けてカートリッジＡをパネル１３の開口１９
から挿入したのち、下降させる必要がある。

上記手順でカートリッジＡを装填する従来装置の一例に
第７図および第８図に示すものがある。

この装置においては、シャーシ４１の左右側板４１ａ、
４１ｂにそれぞれ前後一対ずつのし形式４２゜４２が形
成され、これにカートリッジホルダ４３がローラ４４，
４４を介して前後並びに上下に平行移動自在に支持され
るとともに、ホルダー４３とシャーシ４１とにわたって
斜めにばね４５が張設され、ホルダー４３が斜め下方に
付勢されている。また、ホルダー４３の下方にはイジェ
クトプレート４６が前後動自在、かつシャーシ端部のパ
ネル４７側に付勢されて配備され、このプレート４６の
後端に取り付けたイジェクトボタン４８ガパネル４７が
ら突出されている。そして、イジェクトプレート４６の
左右側端にはカートリッジホルダ４３の各ローラ４４，
４４を受ける傾斜カム４９．４９が立設されている。

上記構成によると、通常状態でほぼね４５で図中右方に
引かれるカートリッジホルダ４３の各ローラ４４は各り
形式４２の水平部終端に位置し、ホルダー４３の入り口
がパネル４７の開口上部に臨んでいる。この状態でカー
トリッ７Ａをホルダー４３に挿入してゆくと、カートリ
ッジＡはネル１ダー内奥端に当たり、更にカートリッジ
Ａを挿入することにより、ホルダー４３がばね４５に抗
して水平に前進移動される。ホルダー４３のローラ４４
．４４がＬ形式４２．４２の角部に至ると、ホルダー４
３ばばね４５によって下方に落下移動して記録再生可能
な状態にセットされる。

ディスクの記録再生終了の後、イジェクトボタン４８を
付勢力に抗して前方に押し込むと、イジェクトプレート
４６の傾斜カム４９．４９がローラ４４．４４を押し上
げ、ホルダー４３はばね４５に抗して上昇される。ロー
ラ４４，４４がＬ形式４２．４２の角部に至るとホルダ
ー４３ばばね４５の付勢力で元の位置まで復帰され、カ
ートリッジＡも図中仮想線で示す位置まで戻される。

上記従来装置においては、カートリッジホルダ４３の復
帰力、つまりカートリッジＡの戻し力と、カートリッジ
Ａの位置決め部材への押し付は力が互いに関係している
ために、カートリッジ押し付は力を充分得るためにばね
４５の力を大浮くすると、カートリッジ戻し力、つまり
カートリッジ挿入力も大きくなり、操作性が低下する不
具合がある。また、カートリッジホルダー４３を平行に
前後および上下動可能に案内するためのローラ４４゜４
４をホルダー４３の左右両側に設けるために装置の横幅
を小さくできない難点がある。更に、イジェクトプレー
ト４６を偶力なくスムーズに押し込み移動させるために
イジェクトボタン４８をカートリッジ出し入れ用開口の
中央下方に設ける必要があり、ボタン４８を押し込み繰
作したときに開口から突出復帰してくるカートリッジＡ
が手指に勢いよく接触するおそれがあって、操作性の面
にも難点があった。

く目的〉 本発明はかかる従来の不具合点を解消し、イジェクトボ
タン操作を軽くしながら、カートリッジの位置決め部材
への押し付は力を得ることかでき、かつ装置のコンパク
ト化を図ることかでき、またイジェクトボタンをカート
リッジ出し入れ用開口の端部側に寄せて取り扱いも容易
に行なえるローディング機構を提供することを目的とす
る。

上記目的を達成するために、本発明ではカートリッジを
挿抜自在に支持するカートリッツホルダを、カートリッ
ツ挿抜位置と記録再生用セット位置とにわたってカート
リッツ厚さ方向に平行移動自在に揺動リンクを介してシ
ャーシ側に支持させるとともに、このホルダをセット位
置側にばね付勢し、シャーシの一側部にはカートリッツ
挿抜方向と平行に前後移動自在がつカートリッジ抜き出
し方向にばね付勢された可動部材を装備するとともに、
この可動部材に設けた前後一対の傾斜カムに対する一対
のカム７オロアをカートリッジホルダの一側部に設け、
可動部材のカー）　ＩＪツノ挿入方向への前進移動時に
カートリッジホルダが傾斜カムへの乗り上げ作用によっ
てカートリッジ挿抜位置に移行され、可動部材のカート
リッジ抜き出し方向への後退移動によってカートリッジ
ホルダがセット位置に移行されるよう構成し、かつシャ
ーシの内奥部には、可動部材を前進移動位置に係合固定
するロック部材を前後揺動自在にシャーシの一側部に取
り付けるとともに、このロック部材をロック側に揺動付
勢し、ロック部材にはカートリッジホルダに挿入された
カートリッジの先端との当接によってロック解除方向に
押圧されるアームを設け、更に可動部材の後端にはシャ
ーシの一側部近くにおいてパネル外に突出するイジェク
トボタンを取り付けた構成とした。

〈実施例〉 第１図ないし第４図に本発明によるローディング装置が
示される。

シャーシ１の左右に固定された側板１ａ、１ｂの開に、
左右一連の揺動リンク２が支点ピン３，３を中心に上下
揺動自在に連結され、このリンク２の遊端に前後開放状
のカートリッジホルダ４が枢支連結され、揺動リンク２
の揺動に伴なってカートリッジホルダ４は上方のカート
リッジ挿抜位置と下方の記録再生用セット位置に平行上
下動自在に支持されている。また、このカートリッジホ
ルダ４とシャーシ側との間にばばね５が張設されてカー
トリッツホルダ４が下方の上記セット位置側に付勢され
ている。

一方の側板１ａの内面には前後一対のガイドローラ６．
６が取すイ」けられ、これに前後長孔７，７を介して案
内支持された可動部材８が一定範囲内で前後水平移動自
在に設けられている。この可動部祠８の上部には前後一
対の傾斜カム９，９が立設されるとともに、この傾斜カ
ム９，９に作用するカム７オロアとして前後一対のロー
ラ１０，１０かカートリッジホルダ４の側部に遊転支承
されており、可動部材８の図中右方への前進移動に伴な
ってカートリッジホルダ４が傾斜カム９，９の持ち一ト
げ作用で上昇され、可動部材８の図中左方への後退移動
でカートリッジホルダ４が下降されるようになっている
。

また、可動部材８と側板１ａとにわたってばね１１が張
設されて、可動部材８か図中左方に後退付勢されるとと
もに、可動部材８の後端に固着したイジェクトボタン１
２が左右側板１　ａ、　１　ｂの端部に取り付けた正面
パネル１３の開口１４より突出されている。

また、この可動部材８の前端にはロックピン１５が固設
されるとともに、側板１ａの内面に固設した支軸１６に
、前進限度に位置する可動部材８の上記ロックピン１５
に上方より係合するロック部材１７が回動自在に取り付
けられ、かっこのロック部材１７は支軸１６に外嵌した
つる巻きばね１８でロック作用側に回動付勢されている
。そして、このロック部材１７からは、カートリッジホ
ルダ４に挿入されたカートリッジＡの先端に押圧される
ことによってロック部材１７をロック解除方向に回動さ
せるアーム１７ａが立設されている。

次に、上記構成によるカートリッジローディング作動に
ついて説明する。

第３図に示すように、カートリッジホルダ４が上昇して
カートリッジ挿抜位置にあるとき、っまり可動部材８が
前進限度にあるときにはロック部材１７とロックピン１
５との係合によって可動部材８のばね１１による移動は
阻止されている。この状態でカートリッ７Ａをパネル１
３の開口１９よりカートリッジホルダ４の端から挿入し
てゆくとカートリッジ先端がロック部材１７のアーム１
７ａにまず当接する。更に、カートリッジＡを押し込ん
でロック部材１７をばね１８に抗して回動するとロック
ピン１５から外れ、ロンク解除された可動部材８はばね
１１によって後退移動する。

ローラ１０，１０を介して傾斜カム９，９の頂部に支持
されていたカートリッジホルダ４は可動部材８の後退に
伴なってばね５で第４図に示す状態まで下降され、シャ
ーシ１上の位置決め部材（図示せず）に位置決めセット
され、記録再生可能状態となる。

記録再生終了の後は、イジェクトボタン１２を押し込む
ことで可動部材８をぼね１１に抗して前進移動させ、傾
斜カム９，９でローラ１０．１０を押し上げてカートリ
ッジホルダ４を上昇させる。

このときロックピン１５はロック部材１７の摺接面１７
ｂから外れ、ロック部材１７がばね１８によってロック
側に回動され、かつこのときアーム１７ａの復帰回動に
よってカートリッジＡが押し戻されて第３図の状態とな
るう なお、実施例では傾斜カムリに作用するカム７オロアと
して遊転び−２１０を利用したが、摺動部材をカム７オ
ロアとして実施することもできる。

〈効果〉 以上のように本発明によれば、磁気ディスクが収納され
たカートリッジを挿抜自在に支持するカートリッジホル
ダを、カートリ７ン挿抜位置と記録再生用セット位置と
にわたってカートリッジ厚さ方向に平行移動自在に揺動
リンクを介してシャーシ側に支持させるとともに、この
カートリッジホルダをセット位置側にばね付勢し、シャ
ーシの一側部にはカートリッジ挿抜方向と平行に前後移
動自在かつカートリッジ抜き出し方向にばね付勢された
可動部材を装備するとともに、この可動部材に設けた前
後一対の傾斜カムに対する一対のカム７オロアをカート
リッジホルダの一側部に設け、可動部材のカー）　＋）
ッジ挿入方向への前進移動時にカートリッジホルダが傾
斜カムへの乗り上げ作用によってカートリッジ挿抜位置
に移行され、可動部材のカートリッツ抜き出し方向への
後退移動によってカートリッジホルダがセット位置に移
行されるよう構成し、かつシャーシの内奥部には、前記
可動部材を前進移動位置に係合固定するロック部材を前
後揺動自在１こシャーシの一側部に取１）付けるととも
に、このロック部材をロック側に揺動イ」勢し、ロック
部材にはカートリッジホルダに挿入されたカー）　１７
ツジの先端との当接によってロック解除方向に押圧され
るアームを設け、更に前記可動部材の後端にはシャーシ
の一側部近くにおいてパネル外に突出するイジェクトボ
タンを取り付けるものとしたので、カートリッジの押入
力はロック部材な回動操作するだけの小さいもので済み
ながら、カートリッジホルダを記録再生位置に押し付け
る付勢力は必要かつ十分に設定することがでトるように
なった。

カートリッジをカートリッジ挿抜位置とセット位置に移
動させるための部材をシャーシの一側部に集約したため
に装置のコンパクト化を図ることが可能になった。

イジェクトボタンもシャーシの一側部に位置させること
かで外だので、ボタン操作がしやすく、かつパネルから
突出復帰するカートリッツが手指に当たりにくくなり、
取り扱い上便利なものとな　゛る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるローディング機構の一部切欠斜視
図、第２図は平面図、第３図はカートリッジ挿入途中状
態の側面図、第４図はカートリッジ挿入セット状態の側
面図、第５図は磁気ディスクカートリッジ本体の一部切
欠斜視図、第６図は記録再生位置へのセット形態を示す
側面図、第７図は従来構造の側面図、第８図はその一部
切欠正面図である。 １・・・シャーシ、２・・・ａｔｈリンク、４・・・カ
ートリッジホルダ、８・・・可動部材、９・・・傾斜カ
ム、１０・・・カム７オロア、１２・・・イン゛エクト
ボタン、１３・・・パネル、１７・・・ロック部材、１
７ａ・・・アーム、Ａ・・・カートリッジ。 出願人　シャープ株式会社 代理人　弁理士　岡田和秀 第２図 １ｈ 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 ４゛６ 第８図 ４１４５　４９

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気ディスクが収納されたカートリッジを挿抜自
   在に支持するカートリッジホルダを、カートリッジ挿抜
   位置と記録再生用セット位置とにわたってカートリッジ
   厚さ方向に平行移動自在に揺動リンクを介してシャーシ
   側に支持させるとともに、このカートリッジホルダをセ
   ット位置側にばね付勢し、シャーシの一側部にはカート
   リッジ挿抜方向と平行に前後移動自在かつカートリッジ
   抜き出し方向にばね付勢された可動部材を装備するとと
   もに、この可動部材に設けた前後一対の傾斜カムに対す
   る一対のカム７オロアをカートリッジホルダの一側部に
   設け、可動部材のカートリッジ挿入方向への前進移動時
   にカートリッジホルダが傾斜カムへの乗り上げ作用によ
   ってカートリッジ挿抜位置に移行され、可動部材のカー
   トリッジ抜き出し方向への後退移動によってカートリッ
   ジホルダがセット位置に移行されるよう構成し、かつシ
   ャーシの内奥部には、前記可動部材を前進移動位置に係
   合固定するロック部材を前後揺動自在にシャーシの一側
   部に取り付けるとともに、このロック部材をロック側に
   揺動付勢し、ロック部材にはカートリッジホルダに挿入
   されたカートリッジの先端との当接によってロック解除
   方向に押圧されるアームを設け、更に前記可動部材の後
   端にはシャーシの一側部近くにおいてパネル外に突出す
   るイジェクトボタンを取り付けである磁気ディスク記録
   再生装置のローディング機構。