JPS60242475A - 電子写真方式 - Google Patents
電子写真方式Info
- Publication number
- JPS60242475A JPS60242475A JP27160584A JP27160584A JPS60242475A JP S60242475 A JPS60242475 A JP S60242475A JP 27160584 A JP27160584 A JP 27160584A JP 27160584 A JP27160584 A JP 27160584A JP S60242475 A JPS60242475 A JP S60242475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoconductor
- layer
- light
- polarity
- photoreceptor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G13/00—Electrographic processes using a charge pattern
- G03G13/22—Processes involving a combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は感光体を用いる電子写真方式に関し、さらに詳
しくは感光体上に正負2種類の静電潜像を形成する電子
写真方式に関するものである。
しくは感光体上に正負2種類の静電潜像を形成する電子
写真方式に関するものである。
現在、電子写真による記録装置が多数発表されており、
特に多色記録が注目されている。この例としてゼログラ
フィーやbpおよびKIPのような多層構造感光体を用
いた電子写真法等によるカラー記録がある。このような
多色記録を情報処理の分野に応用したとえば、フオーム
記録とデータ記録を色分けを行なうとか、記録内容によ
り色分けを行なうことにより、見やすさや読者に与える
印象が強くなる等のことが期待できる。このための2色
記録を行なう方法としては前記のゼログラフィーや、N
PやKIP方式によるカラー記録を応用することができ
る。すなわち、感光体が1つの場合にはまず感光体上に
静電潜像を形成し、これをトナー粒子により現像し、こ
のトナー顕像を記録用紙へ転写するという工程をトナー
粒子の色を変えて2度行なうことにより2色記録が得ら
れる。
特に多色記録が注目されている。この例としてゼログラ
フィーやbpおよびKIPのような多層構造感光体を用
いた電子写真法等によるカラー記録がある。このような
多色記録を情報処理の分野に応用したとえば、フオーム
記録とデータ記録を色分けを行なうとか、記録内容によ
り色分けを行なうことにより、見やすさや読者に与える
印象が強くなる等のことが期待できる。このための2色
記録を行なう方法としては前記のゼログラフィーや、N
PやKIP方式によるカラー記録を応用することができ
る。すなわち、感光体が1つの場合にはまず感光体上に
静電潜像を形成し、これをトナー粒子により現像し、こ
のトナー顕像を記録用紙へ転写するという工程をトナー
粒子の色を変えて2度行なうことにより2色記録が得ら
れる。
この方法では記録に要する時間が1色の場合に比べ2倍
必要であり、またロール状の記録用紙に連続的に記録を
行なうことができないという欠点があった。また、2つ
の感光体を用い、それぞれで従来技術により単色トナー
像を形成し、記録用紙に重ねて転写することにより2色
記録が得られるが、装置は従来のものの2台分必要とな
り大がかりな装置となってしまう欠点があった。これら
の理由により、高速で簡便な2色記録方法の開発か待た
れていた。
必要であり、またロール状の記録用紙に連続的に記録を
行なうことができないという欠点があった。また、2つ
の感光体を用い、それぞれで従来技術により単色トナー
像を形成し、記録用紙に重ねて転写することにより2色
記録が得られるが、装置は従来のものの2台分必要とな
り大がかりな装置となってしまう欠点があった。これら
の理由により、高速で簡便な2色記録方法の開発か待た
れていた。
これらを改良する方法として特開昭49−75332に
示されているように、感光体上に正および負の潜像を形
成しそれを極性および色の異なるトナーにより2色の像
を形成するものが知られている。
示されているように、感光体上に正および負の潜像を形
成しそれを極性および色の異なるトナーにより2色の像
を形成するものが知られている。
この潜像形成法を第1図に示しである。ここでは、白地
に黒お1よび赤の2色原稿を用い、まず感光体Bの絶縁
層Iの表面に一様に一次帯電を行ないながら感光体にこ
の原光像を照射する(第1図(イ))。
に黒お1よび赤の2色原稿を用い、まず感光体Bの絶縁
層Iの表面に一様に一次帯電を行ないながら感光体にこ
の原光像を照射する(第1図(イ))。
このとき白色光が当る領域aでは、光導電体層■の抵抗
が下り絶縁体層■の表面に多くの電荷が帯電される。ま
た領域すも赤色光が照射されるが光量差のため領域aよ
り少ない帯電が行なわれる。
が下り絶縁体層■の表面に多くの電荷が帯電される。ま
た領域すも赤色光が照射されるが光量差のため領域aよ
り少ない帯電が行なわれる。
一方、黒像部は光が照射されないため領域Cの光導電体
層■の抵抗が低下しないので探とんど帯電されない。こ
の帯電の状態を時間軸に対して示す(第2図)。ここで
は領域aとCではΔr、の電荷量のコントラストが得ら
れる。このプロセスが終了した後、−次帯電と逆極性の
二次帯電を行ないながら赤色光のみを遮断するシアンフ
ィルタを介して2色原光像を照射する(第1図(ロ))
。この層Iの表面電荷が打消されるように帯電される。
層■の抵抗が低下しないので探とんど帯電されない。こ
の帯電の状態を時間軸に対して示す(第2図)。ここで
は領域aとCではΔr、の電荷量のコントラストが得ら
れる。このプロセスが終了した後、−次帯電と逆極性の
二次帯電を行ないながら赤色光のみを遮断するシアンフ
ィルタを介して2色原光像を照射する(第1図(ロ))
。この層Iの表面電荷が打消されるように帯電される。
領域すでは赤色光がフィルタで遮断され光導電体層の抵
抗が低下しないため、絶縁体表面光行は多小減るが極性
は逆転しない。一方領域Cも光が来ないので光導電体層
の抵抗祉低下しないが、−次帯色で表面に電荷がほとん
ど帯電されていないため、逆極性の負に帯電される。こ
の後全領域に光を照射すると感光体表面に赤色像に対応
する領域すを正電位、黒色像に対応する領域Cを負電位
にする(第1図(ハ))。この方法では第2歯に示した
ように表面光行密度で見ると領域すは△r1、領域Cは
Δ八になる。この正、負の像のコントラストハ、従来の
1極性の潜像プロセスで得るコントラスト(同図Δめに
対応する。)に比べi以下と小さくなってしまうことが
わかる。このように正および負の潜像の電荷コントラス
トが低いため、これらを2色トナーで現像する場合も十
分な濃度の2色像を得ることがむずかしいという問題が
あった。
抗が低下しないため、絶縁体表面光行は多小減るが極性
は逆転しない。一方領域Cも光が来ないので光導電体層
の抵抗祉低下しないが、−次帯色で表面に電荷がほとん
ど帯電されていないため、逆極性の負に帯電される。こ
の後全領域に光を照射すると感光体表面に赤色像に対応
する領域すを正電位、黒色像に対応する領域Cを負電位
にする(第1図(ハ))。この方法では第2歯に示した
ように表面光行密度で見ると領域すは△r1、領域Cは
Δ八になる。この正、負の像のコントラストハ、従来の
1極性の潜像プロセスで得るコントラスト(同図Δめに
対応する。)に比べi以下と小さくなってしまうことが
わかる。このように正および負の潜像の電荷コントラス
トが低いため、これらを2色トナーで現像する場合も十
分な濃度の2色像を得ることがむずかしいという問題が
あった。
度の正および負の電位コントラストの得られる電子写真
法を提供することにある。
法を提供することにある。
本発明によれば、感光体と該感光体を構成する光導電体
層に第1の光学情報を照射しな応;ら、前記感光体を構
成する絶縁体層表面を感光体を構成する電極に対し所定
の電位差になるように帯電する第1の静電荷潜像形成手
段と、前記光導電体層に第2の光学情報を照射しながら
前記絶縁体層表面を前記電極に対し、前記所定の電位差
とは異符号の所定の電位差となるように帯電する第2の
静電荷潜像形成手段と、前記光導電体層全面に光を照射
する手段とを備え、該各手段を順次駆動せしめて前記感
光体の絶縁体層表面に正および負の極性を持った2種類
の静電荷潜像を形成することを特徴とする電子写真方式
が得られる。
層に第1の光学情報を照射しな応;ら、前記感光体を構
成する絶縁体層表面を感光体を構成する電極に対し所定
の電位差になるように帯電する第1の静電荷潜像形成手
段と、前記光導電体層に第2の光学情報を照射しながら
前記絶縁体層表面を前記電極に対し、前記所定の電位差
とは異符号の所定の電位差となるように帯電する第2の
静電荷潜像形成手段と、前記光導電体層全面に光を照射
する手段とを備え、該各手段を順次駆動せしめて前記感
光体の絶縁体層表面に正および負の極性を持った2種類
の静電荷潜像を形成することを特徴とする電子写真方式
が得られる。
以下、本発明について図面を用いて詳述する。
尚、以下の説明において感光体の表面電位は、感光体の
電極を基準としたもので説明する。
電極を基準としたもので説明する。
第3図は本発明による1実施例を説明するための図であ
る。第1段階ではガラスや金属からなる支持基板101
、電極102、SeやOd8のような光導電体103、
およびポリエチレンテレフタレートやテフロンの、よう
な透明絶縁体104を順に重ねた感光体116に第1の
光学情報を照射しながらコロナ帯電器等の帯電手段11
7により表面電位が飽和するまで帯電を行なう。このと
きの帯電電荷の極性は、第3図(イ)では正にとっであ
る。このとき光119が照射された部分では、光導電体
103中に電子正孔対が生成され、電子は光導電体10
3の透明絶縁体104に接する側に捕獲され、正孔は光
導電体層103中を移動し電極102に流入する。
る。第1段階ではガラスや金属からなる支持基板101
、電極102、SeやOd8のような光導電体103、
およびポリエチレンテレフタレートやテフロンの、よう
な透明絶縁体104を順に重ねた感光体116に第1の
光学情報を照射しながらコロナ帯電器等の帯電手段11
7により表面電位が飽和するまで帯電を行なう。このと
きの帯電電荷の極性は、第3図(イ)では正にとっであ
る。このとき光119が照射された部分では、光導電体
103中に電子正孔対が生成され、電子は光導電体10
3の透明絶縁体104に接する側に捕獲され、正孔は光
導電体層103中を移動し電極102に流入する。
一方光が照射されない部分では、光導電体103は絶縁
体となる。このように、感光体116に光が照射された
部分と照射されない部分との間に容量の差が生じるため
、感光体1160表面電荷密度に差か生じ第1の静電荷
潜像が形成される。第2段階では第3図(ロ)に示すよ
うに感光体116に第2の光学情報を与えながら負の極
性のコロナ帯電器118により表面電位が飽和するまで
帯電を行なう。このとき光120が照射された部分では
光導体103中に電子・正孔対が生成され、正孔は透明
絶縁体104方向に電子は電極102方向に移動し第1
段階において形成さ゛れハ潜像に関係なく新たに光導電
体層103中の透明絶縁体層104に接する側に正孔1
10が捕獲される。一方光が照射されない部分では、光
導電体層103は絶縁体と考えられその内部での電荷の
移動社主じず、また第1段階で光導電体103中に捕獲
されていた電子106はそのまま変化することはない。
体となる。このように、感光体116に光が照射された
部分と照射されない部分との間に容量の差が生じるため
、感光体1160表面電荷密度に差か生じ第1の静電荷
潜像が形成される。第2段階では第3図(ロ)に示すよ
うに感光体116に第2の光学情報を与えながら負の極
性のコロナ帯電器118により表面電位が飽和するまで
帯電を行なう。このとき光120が照射された部分では
光導体103中に電子・正孔対が生成され、正孔は透明
絶縁体104方向に電子は電極102方向に移動し第1
段階において形成さ゛れハ潜像に関係なく新たに光導電
体層103中の透明絶縁体層104に接する側に正孔1
10が捕獲される。一方光が照射されない部分では、光
導電体層103は絶縁体と考えられその内部での電荷の
移動社主じず、また第1段階で光導電体103中に捕獲
されていた電子106はそのまま変化することはない。
第3段階で位第3図(ハ)に示すように感光体116全
面に光121を照射して光導電体層103内部の電界を
OV/mとすることkより感光体1160表面電荷密度
の変化がそのまま表面電位の変化として表われ、正およ
び負の極性の2糎類の静電荷潜像が得られる。このとき
光は光導電体層103内部の電界をOV/mにするに十
分であれば特に−株元でなくてもよい。同図に示したよ
うに静電荷潜像は像形成条件により、A1B50.Dの
4つの領域に分けられる。各領域に対する感光体116
の表面電位および表面電荷密度の変化の様子を第4図に
示す。同図においてφ1およびφ2はそれぞれ第1段階
および第2段階の帯電電位である。またφ/d、φlj
Lφdlおよびφdd社それぞれ第3図に示した4つの
領域AXB、0およびDにおける最終的な表面電位であ
る。同図(イ)で例えばAの領域は第1段階でφ、に帯
電され、第2段階でφ2に帯電され、第3段階で光が照
射されるとφ、と同極性のφ/dとなる。また表面電荷
密度の変化は同図(ロ)に示したように第1段階で光が
照射されるため、光の照射されない部分より表面電荷密
度が大きくなり、第2段階では光が照射されないため逆
極性の帯電による表面電荷密度の減少は少ない。このこ
とより第1の光学情報により作られた正の電荷は第2段
階において光が照射されなければ消失されないことがわ
かる。また、同図(ロ)においてBの領域ではAの領域
と同様第1段階で光が照射され光の照射されない部分よ
シ表面電荷密度が太きくなるふ第2段階で再び光が照射
されると表面電荷はtJ81段階と逆極性となりCの領
域と同じ電荷密度となる。これより明らかなように第1
および第2の光学情報における光照射部分か重なった場
合には第2の光学情報が優先される。また第1および第
2段階でともに光が照射されず、記録にとける背景部と
なるDの領域では表面電位φddは簡単な解析によりφ
d d 4 <6 d 1であることがわかる。ここで
CdおよびC1はそれぞれ光が照射されないときおよび
光が照射されたときの感光体の容量を表わす。上式に示
したように背景部の電位φddはOvとならないが光照
射による感光体の容量変化が十分大きければφddはφ
dlに比べ十分小さくなる。感光体の容量変化を大きく
するためには絶縁体の容量を光導電体層の容量より十分
大きくとれはよい。電位φddけ現像時におけるかぶり
の原因となり得るが、このようなかぷりはバイアス現像
法等の周知の方法によって避けることかできる。このよ
うに本発明によれば、一様帯電、露光とともに除電およ
び一様光照射という工程からなる従来の方法に比べ同程
度の工程で正および負の2種類の静電荷潜像を形成する
ことかできる。本発明で得られる静電荷潜像は第1およ
び第2の潜像とも光照射部分に対応しており、先に述べ
たように第1の潜像と第2の潜像が重なった部分では第
2の潜像が優虹森れる。従って第1の潜像としてはマイ
クロフィルム等によるフオーム記録、第2の潜像として
はレーザ光やCRTデスプレイ等によるデータ記録を行
なうのに適している。
面に光121を照射して光導電体層103内部の電界を
OV/mとすることkより感光体1160表面電荷密度
の変化がそのまま表面電位の変化として表われ、正およ
び負の極性の2糎類の静電荷潜像が得られる。このとき
光は光導電体層103内部の電界をOV/mにするに十
分であれば特に−株元でなくてもよい。同図に示したよ
うに静電荷潜像は像形成条件により、A1B50.Dの
4つの領域に分けられる。各領域に対する感光体116
の表面電位および表面電荷密度の変化の様子を第4図に
示す。同図においてφ1およびφ2はそれぞれ第1段階
および第2段階の帯電電位である。またφ/d、φlj
Lφdlおよびφdd社それぞれ第3図に示した4つの
領域AXB、0およびDにおける最終的な表面電位であ
る。同図(イ)で例えばAの領域は第1段階でφ、に帯
電され、第2段階でφ2に帯電され、第3段階で光が照
射されるとφ、と同極性のφ/dとなる。また表面電荷
密度の変化は同図(ロ)に示したように第1段階で光が
照射されるため、光の照射されない部分より表面電荷密
度が大きくなり、第2段階では光が照射されないため逆
極性の帯電による表面電荷密度の減少は少ない。このこ
とより第1の光学情報により作られた正の電荷は第2段
階において光が照射されなければ消失されないことがわ
かる。また、同図(ロ)においてBの領域ではAの領域
と同様第1段階で光が照射され光の照射されない部分よ
シ表面電荷密度が太きくなるふ第2段階で再び光が照射
されると表面電荷はtJ81段階と逆極性となりCの領
域と同じ電荷密度となる。これより明らかなように第1
および第2の光学情報における光照射部分か重なった場
合には第2の光学情報が優先される。また第1および第
2段階でともに光が照射されず、記録にとける背景部と
なるDの領域では表面電位φddは簡単な解析によりφ
d d 4 <6 d 1であることがわかる。ここで
CdおよびC1はそれぞれ光が照射されないときおよび
光が照射されたときの感光体の容量を表わす。上式に示
したように背景部の電位φddはOvとならないが光照
射による感光体の容量変化が十分大きければφddはφ
dlに比べ十分小さくなる。感光体の容量変化を大きく
するためには絶縁体の容量を光導電体層の容量より十分
大きくとれはよい。電位φddけ現像時におけるかぶり
の原因となり得るが、このようなかぷりはバイアス現像
法等の周知の方法によって避けることかできる。このよ
うに本発明によれば、一様帯電、露光とともに除電およ
び一様光照射という工程からなる従来の方法に比べ同程
度の工程で正および負の2種類の静電荷潜像を形成する
ことかできる。本発明で得られる静電荷潜像は第1およ
び第2の潜像とも光照射部分に対応しており、先に述べ
たように第1の潜像と第2の潜像が重なった部分では第
2の潜像が優虹森れる。従って第1の潜像としてはマイ
クロフィルム等によるフオーム記録、第2の潜像として
はレーザ光やCRTデスプレイ等によるデータ記録を行
なうのに適している。
さらに本発明では、第1および第2の帯電を表面電位が
おおむね飽和するまで行なうため、帯電条件に特に気を
はらう必要がない。さらに得られる潜tM像の表面電位
コントラストは、正射よび負の潜像とも第1の正の帯電
および第2の負の帯電電位に近く、従来の約2倍の値が
得られる。さらに正および負の潜像の表面電位の値は、
第1および第2の帯電電位により任意の大きさに制御す
ることが可能である。
おおむね飽和するまで行なうため、帯電条件に特に気を
はらう必要がない。さらに得られる潜tM像の表面電位
コントラストは、正射よび負の潜像とも第1の正の帯電
および第2の負の帯電電位に近く、従来の約2倍の値が
得られる。さらに正および負の潜像の表面電位の値は、
第1および第2の帯電電位により任意の大きさに制御す
ることが可能である。
以上に示した本発明により作られる静電荷潜像は第1お
よび第2の潜像とも光照射部に対応している。
よび第2の潜像とも光照射部に対応している。
以上述べてきた本発明においては絶縁体層と12でポリ
エチレンテレフタレートフィルムやテフロンフィルム等
のような誘電体を用いているか、潜像形成時に絶縁体で
あるものであれは良く、例えばPVK等のような光導電
性絶縁体も使用できる。
エチレンテレフタレートフィルムやテフロンフィルム等
のような誘電体を用いているか、潜像形成時に絶縁体で
あるものであれは良く、例えばPVK等のような光導電
性絶縁体も使用できる。
この光導電性絶縁体を使用すると、新たな潜像を形成す
る場合、光導電性を示す波長の光を照射することにより
感光体上の古い静電潜像を簡単に消去できる。
る場合、光導電性を示す波長の光を照射することにより
感光体上の古い静電潜像を簡単に消去できる。
前記の実施例では第1段階で正、第2段階で負の極性の
コロナ帯電を行なったが、その逆の極性すなわち第1段
階で負、第2段階で正の極性のコロナ帯電を行なっても
良く、この場合第1の静電荷msの極性は負、第2の静
電荷潜像の極性社正となる。
コロナ帯電を行なったが、その逆の極性すなわち第1段
階で負、第2段階で正の極性のコロナ帯電を行なっても
良く、この場合第1の静電荷msの極性は負、第2の静
電荷潜像の極性社正となる。
また前記の実施例では光学情報の入射方向として透明絶
縁体104側よシ入射したがガラス等の透明支持基板と
ネサ電極等の透明電極を用いた感光。
縁体104側よシ入射したがガラス等の透明支持基板と
ネサ電極等の透明電極を用いた感光。
体を用いることにより透明支持基板側より光学情報を入
射してもよい。すなわち光学情報が感光体に入射する方
向を帯電する極性により選択するようにしたものである
。前記実施例で岐第1段階および第2段階において光学
情報は、ともに透明絶縁体104側より照射しているた
め第1および第2段階で光導電体、、、103中を移動
するキャリアの極性が異なる。よって一般に光導電体層
キャリアの種類によって導電度が異なるため、第1の潜
像形成と、第2の潜像形成の感度が異なってしまう。第
5図に示したように光導電体層103に光506が照射
された場合光導電体層103の光の入射した側の表面近
傍において電子503、正孔504対が生成される。こ
のときn型光導電体では電子503が移動し、p型半導
体で祉正孔504が移動する方向に光導電体層103に
電界が印加されている場合に感光体の感度が高くなる仁
とが明らかとなっている。透明支持基板501、透明電
極502および透明絶縁体104を用いた感光体で、例
えばCd8のようなn型の光導電体を使用する場合、正
電荷の帯電を行なうときには第5図0)に示すように透
明支持基板501側より光506を照射し、負電荷の帯
電を行なうときに轍、第5図(ロ)に示すように透明絶
縁体層104側より光508を照射することにより感光
体の感度が良くなる。また例えtf8eのようなp型光
導電体を使用する場合には第、5図(ハ)およびに)に
示すようにn型光導電体の場合と逆方向から光を照射す
ることにより感光体の感度が良くなる。
射してもよい。すなわち光学情報が感光体に入射する方
向を帯電する極性により選択するようにしたものである
。前記実施例で岐第1段階および第2段階において光学
情報は、ともに透明絶縁体104側より照射しているた
め第1および第2段階で光導電体、、、103中を移動
するキャリアの極性が異なる。よって一般に光導電体層
キャリアの種類によって導電度が異なるため、第1の潜
像形成と、第2の潜像形成の感度が異なってしまう。第
5図に示したように光導電体層103に光506が照射
された場合光導電体層103の光の入射した側の表面近
傍において電子503、正孔504対が生成される。こ
のときn型光導電体では電子503が移動し、p型半導
体で祉正孔504が移動する方向に光導電体層103に
電界が印加されている場合に感光体の感度が高くなる仁
とが明らかとなっている。透明支持基板501、透明電
極502および透明絶縁体104を用いた感光体で、例
えばCd8のようなn型の光導電体を使用する場合、正
電荷の帯電を行なうときには第5図0)に示すように透
明支持基板501側より光506を照射し、負電荷の帯
電を行なうときに轍、第5図(ロ)に示すように透明絶
縁体層104側より光508を照射することにより感光
体の感度が良くなる。また例えtf8eのようなp型光
導電体を使用する場合には第、5図(ハ)およびに)に
示すようにn型光導電体の場合と逆方向から光を照射す
ることにより感光体の感度が良くなる。
以上の実施例の説明に用いた感光体は、電極、光導電体
層および絶縁体層を順に積層したものである。本発明に
用いる感光体はこれに限定されない。例えば、電極、絶
縁体層、光導電体層および絶縁体層を順に積層した感光
体を用いることができる。
層および絶縁体層を順に積層したものである。本発明に
用いる感光体はこれに限定されない。例えば、電極、絶
縁体層、光導電体層および絶縁体層を順に積層した感光
体を用いることができる。
以上のように本発明によれば、従来の1&性潜像形成と
同程度の工程で、それぞれ1極性潜像形成による潜像と
同程度の電位コントラストを持つ正および負の極性の異
なる2種類の潜像が得られる。
同程度の工程で、それぞれ1極性潜像形成による潜像と
同程度の電位コントラストを持つ正および負の極性の異
なる2種類の潜像が得られる。
第1図は従来の方法による正および負の潜像形成工程を
説明するための図、第2図は従来の方法による表面電荷
密度の変化の様子を説明するための図、第3図り本発明
による一実施例を説明するための図、第4図(イ)は一
実施例にお0る感光体の表面電位、第4図(ロ)は表面
電荷密度の変化の様子を示す図、第5図は光が感光体に
入射する方向により光導電体層内を移動するキャリアの
極性が変化する様子を示す図である。 図において、101は支持基板、102は電極、103
は光導電体層、104は透明絶縁体層、105.107
および111は正の電荷、106および114は光導電
体中の負の電荷、108は電極誘起した負の電荷、10
9および113け負の電荷、110および115け光導
電体中の正の電荷、112は電極に誘起した正の電荷、
116は感光体、117Fi正の帯電手段、118は負
の帯電手段、119は第1の光学情報の光、120は第
2の光学情報の光、121は一様光、501は透明支持
基体、502は透明電極、503は電子、504は正孔
、505は正の電荷506.508.509および51
0は照射光、507は負の電荷を示す。 baca 旦 b a、 、c、−a 第 2 図゛ 第3図 (ロ) (ハ) 第4図
説明するための図、第2図は従来の方法による表面電荷
密度の変化の様子を説明するための図、第3図り本発明
による一実施例を説明するための図、第4図(イ)は一
実施例にお0る感光体の表面電位、第4図(ロ)は表面
電荷密度の変化の様子を示す図、第5図は光が感光体に
入射する方向により光導電体層内を移動するキャリアの
極性が変化する様子を示す図である。 図において、101は支持基板、102は電極、103
は光導電体層、104は透明絶縁体層、105.107
および111は正の電荷、106および114は光導電
体中の負の電荷、108は電極誘起した負の電荷、10
9および113け負の電荷、110および115け光導
電体中の正の電荷、112は電極に誘起した正の電荷、
116は感光体、117Fi正の帯電手段、118は負
の帯電手段、119は第1の光学情報の光、120は第
2の光学情報の光、121は一様光、501は透明支持
基体、502は透明電極、503は電子、504は正孔
、505は正の電荷506.508.509および51
0は照射光、507は負の電荷を示す。 baca 旦 b a、 、c、−a 第 2 図゛ 第3図 (ロ) (ハ) 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、感光体と該感光体を構成する光導電体層に第1の光
学情報を照射しながら、前記感光体を構成する絶縁体層
表面を感光体を構成する電極に対し所定の電位差になる
ように帯電する第1の静電荷潜像形成手段と、前記光導
電体層に第2の光学情報を照射しながら前記絶縁体層表
面を前記電極に対し前記所定の電位差とは異符号の所定
の電位差になるように帯電する第2の静電荷潜像形成手
段と、前記光導電体層全面に光を照射する手段とを備え
、該名手段を順次駆動せしめて前記感光体の絶縁体層表
面に正および負の極性を持った2種類の静電荷潜像を形
成することを特徴とする電子写真方式。 2、感光体が電極と光導電体層と絶縁層との積層構造で
ある特許請求の範囲第1項記載の電子写真方式。 3、感光体が電極と電荷注入阻止層と光導電体層と絶縁
体層との積層構造である特許請求の範囲第1項記載の電
子写真方式。 4、第1の光学情報および第2の光学情報の照射を共に
前記感光体を構成する電極もしくは絶縁体層のいずれか
一方から行う特許請求の範囲第1項記載の電子写真方式
。 5、感光体を構成する光導電体層の導m型がn型であっ
て絶縁体層を帯電するための荷電粒子の極性が負の場合
には感光体の絶縁体層を通して光学情報を入射させ、前
記絶縁体層を帯電するための荷電粒子の極性が正の場合
には感光体の電極を通して光学情報を入射させる特許請
求の範囲第1項記載の電子写真方式。 6 感光体を構成する光導電体層の導電型がp型であっ
て絶縁体層を帯電するための荷電粒子の極性が負の場合
には感光体の電極を通して光学情報を入射させ、前記絶
縁体層を帯電するための荷電粒子の極性が正の場合には
感光体の絶縁体層を通して光学情報を入射させる特許請
求の範囲第1項記載の電子写真方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27160584A JPS60242475A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 電子写真方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27160584A JPS60242475A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 電子写真方式 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14365076A Division JPS5367433A (en) | 1976-11-29 | 1976-11-29 | Electrophotographic system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60242475A true JPS60242475A (ja) | 1985-12-02 |
JPH0226221B2 JPH0226221B2 (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=17502402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27160584A Granted JPS60242475A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 電子写真方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60242475A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4975332A (ja) * | 1972-11-22 | 1974-07-20 | ||
JPS5367433A (en) * | 1976-11-29 | 1978-06-15 | Nec Corp | Electrophotographic system |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP27160584A patent/JPS60242475A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4975332A (ja) * | 1972-11-22 | 1974-07-20 | ||
JPS5367433A (en) * | 1976-11-29 | 1978-06-15 | Nec Corp | Electrophotographic system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0226221B2 (ja) | 1990-06-08 |
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