JPS60242287A

JPS60242287A - ブラインド装置

Info

Publication number: JPS60242287A
Application number: JP9824584A
Authority: JP
Inventors: 信一橋本
Original assignee: Hazama Gumi Ltd
Current assignee: Hazama Ando Corp
Priority date: 1984-05-16
Filing date: 1984-05-16
Publication date: 1985-12-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は太陽エネルギーを有効に利用し、このエネルギ
ーによる昇降および羽根角度調整をおこなうブラインド
装置に関するものである。

〔従来技術とその問題点〕

従来事務所や住宅において遮光を目的とし・て使用され
ているブラインド装置は、太陽光線の入射量および入射
角に応じてその都度手動によシ操作されていた。従って
太陽位置の移動による入射角の連続的な変化に対して効
果的にブラインド羽根の角度を調整することは非常に面
倒であシ、充分な遮光効果を発揮し得るものではなかっ
た。更にブラインドに入射する太陽光のエネルギーは、
熱に変換され、プ２インド周辺の温度を高め、無駄に放
散されるのみで有効に利用されていなかった。

〔発明の目的〕

本発明は従来のブラインド装置の、上記の如き問題点に
着目してなされたものであシ、ブラインド羽根の角度を
太陽光線の入射方向に追随させることによシ遮光効果を
向上させ、更に入射エネルギの有効利用を図ることを目
的としたブラインド装置である。

〔発明の構成〕

本発明の構成は太陽電池素子が張着された複数のブライ
ンド羽根をリフトコードにて連繋し、前記ブラインド羽
根を電動機よシリフトコードを介して昇降および角度調
整可能としたプライ１こン１電池と制御装置と手動スイッチとを併設し、制御装
置には演算機と電動機用制御器と手動用継電器とを備え
、前記演算機には電圧解析機構と最低電圧継電器を設け
、蓄電池と太陽電池素子とを充電回路によシ、蓄電池と
制御装置とを給電回路により、太陽電池素子と演算機と
を電圧検知回路によシ、手動スイッチと手動用継電器と
を制御回路によシ夫々接続すると共に電動機用制御器と
前記電動機とを駆動用回路にて接続して構成されたブラ
インド装置である。

〔発明の実施例〕

この発明の一実施例を図面によシ説明すると、第１図は
ブラインド装置の構成を示す剰視図であ）、複数のブラ
インド羽根１ａ、ｊｂ、ｌｃ・・・は長方形の金属薄板
２合成樹脂板などで作られ、ブラインド羽根１ａ、ｌｂ
、ｌｃ・・・の上面には複数個の平板状の太陽電池素子
２が電気的に直列または並列に接続されて張着される。

３．３’、４．４’はブラインド羽根角度調整用のリフ
トコードであシ、上方は後述する回転板６，６′に、夫
々リフトコード３と３′。

４と４′の巻取シ方向を相互に反対忙して約４分の１周
に亘シ巻堆られ、端末は回転板６，６′に固定される。

平行に吊下されるリフトコード３．３’、４．４’の下
方は、ブラインド羽根［ａ、ｌｂ、１ｃ・・・が平行に
して所定の間隔を保つようにブラインド羽根１ａ、ｌｂ
、ｌｃ・・・の両端近くの縁部に順次結縛される。前記
した回転板６および６′は共通の回転軸５に固着され、
回転軸５の軸端の一方にはパルス電動機７叱が連結され、パルス輯動機７の回転によシ回転板６，６
′が回転することによりす７トコード３．３′および４
，４′が相互に差動的に昇降して、ブラインド羽根１ａ
、１ｂ、１（！・・・の羽根角度が調整される。

このリフトコード３．３’　、４，４’のうち一方のリ
フトコード３，３′は導電ケーブルが用いられ、電力兼
用とされ太陽電池素子２の夫々の端子はリフトコード３
，３′に並列に接続される。

８．８′はブラインド羽根巻土用のリフトコードであり
、上方は電動機１０によシ駆動される巻取板９，９′に
巻取られ、平行に吊下される下方は、゛ブラインド羽根
１ａ、１ｂ、［ｃ・・・の中心線上で左右対称位置に穿
設されたコード孔１１ａ、１１ｂ−，１１ａ’、１１ｂ
’　・・・を挿通し、最下段のブラインド羽根１ａにて
結縛される。このリフトコード８，８′は、電動機１０
の駆動によシ巻取板９，９′に巻取られ、最下段のブラ
インド羽根１ａよシ順次１ｂ、ｌｃ・・・を重畳しなが
ら上方に収納する構造になっている０１５は蓄電池であシ、ブラインド装置の近くに設けられ
、蓄電池１５の正負端子１６．１７にはり７トコード３
，３′よシの充電回路１８と後述する制御装置２０への
給電回路１９が接続される。

第２図は制御装置２０の内部の構成を示すブロック接続
図であシ、制御装置２０は蓄電池１５に併設され、演算
機２１．パルス電動機７の制御器２２１巻取用の電動機
１０の制御器２３、手動用継電器２４を備えている。蓄
電池１５よシの給電回路１９は制御装置２０内にて、夫
々演算機２１．制御器２２　、２３　、予備端子３４に
分岐接続される。また演算機２１にはリフトコード３，
３′　より直接太陽電池素子２の発生電圧を検知する電
圧検知回路２５が接続される。演算機２１と制御！２２
，２３．手動用継電器２４と制御器２２．２３は信号回
路２６゜２７．２８，２９によシ、制御器２２とパルス
電動機γ、制御器２３と電動機１０は駆動用回路３０．
３１によシ、また手動継電器２４はブラインド装置の近
くに設けられた手動スイッチ３２と回路３３によシ夫々
接続され、制御装置２０の制御回路が構成されている。

演算機２１では電圧検知回路２５よシの電圧を検知し、
この電圧を解析する機構を有し、先づ電圧を検知すれば
この信号を制御器２２に送信し、制御器２２ではこの信
号を受けてパルス電動機７を駆動し、ブラインド羽根１
ａ、１ｂ。

１Ｃ・・・の羽根角度を変化させることによシ変動する
太陽電池素子２の発生電圧を演算機１９にフィードバッ
グし、演算機１９にてこの電圧変化を解析し、太陽電池
素子２にて常に最大電圧が発生する羽根角度を維持する
ように演算機１９によシ制御器２０が制御される。また
演算機２１には予め設定された時間プログラムと最低電
圧継電器を有し、時間プログラムに基づき制御器２３を
制御して電動機１０を駆動し、ブラインド羽根ｉａ、１
ｂ、１ｃ・・・を昇降すると共に、太陽電池素子２にて
発生する最大電圧が設定された電圧に達しない場合は最
低電圧継電器が作動し、制御器２３を制御し電動機１０
を駆動し、ブラインド羽根１ａ、ｊｂ、１ｃ・・・を巻
取）、上方に収納する機構を有している。

〔発明の作用〕

つぎにこの装置の作用を説明すると、演算機２１に予め
設定された時間プログラムによシ制御器２３に信号が送
られると、巻取用電動機１０が駆動されてブラインド羽
根１ａ、１ｂ。

１Ｃ・・・が降ろされる。次に太陽光線を受けて太陽電
池素子２に電力が発生しこの電力は蓄電池１５に充電さ
れると共に発生電圧信号は電圧検知回路２５よシ演算機
２１に入力される。演算機２１は太陽電池素子２にて電
圧が発生したことを検知すればこの信号を制御器２２に
送信する。制御器２２ではこの信号を受けてパルス電動
機７を駆動し、ブラインド羽根ｉａ＋１ｂ。

１Ｃ・・・の羽根角度を変化させ、太陽電池素子２の発
生電圧を変化させながら最大電圧を発生する羽根角度を
検索する。この検索方法は、羽根角度を変化させること
によシパルス電動機７０回転方向と発生電圧の変化を演
算機２１にて解析し、発生電圧の上昇する方向にのみパ
ルス電動機γを駆動し、最大電圧を発生する羽根角度に
てパルス電動機γが停止するように演算機２１よυ制御
器２２が制御される。

太陽電池素子２にて発生した電力は、リフトコード３，
３′に集められ蓄電池１５に充電され、制御装置２０に
給電されて制御用電力やパルス電動機７．電動機８の駆
動用に使用される他、予備−子３４よシ室内の他の電気
設備例えば照明設備や換気扇などにも使用される。

日没になシ時間プログラムが作動した場合や、曇天など
にて太陽よシの入射光線が充分でなく太陽電池素子２に
て発生する電圧が演算機２１に設定された電圧に達せず
、最低電圧継電器が作動した場合は、演算機２１よシ制
御器２３を制御し、電動機１０を駆動し、ブラインド羽
根ｊａ、１ｂ、ｌｃ・・・は巻上げられ収納される。

本装置は、また手動にてもブラインド羽根の昇降および
ブラインド羽根角度の調整が可能であり、手動スイッチ
３２の操作によシ手動用継電器２４にて制御器２２．２
４を制御し、パルス電動機７．電動機１０を駆動して、
ブラインド羽根ｉａ、ｌｂ、１ｃ・・・の昇降および羽
根角度の調整が行はれる。

太陽電池素子にて発生する電圧は直流であるが、本発明
は直流のみならず、回路途中に直交変換器を用いること
により交流として使用可能である。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明に係るブラインド装置はブラ
インド羽根が常に太陽の入射光線を最大に受光するよう
に制御されるものであシ、従ってブラインドとしての遮
光効果を向上し得ると共に能率よく入射エネルギーを回
収し、電力として有効に利用を図シ得る装置である。

【図面の簡単な説明】

第１図はブラインド装置の構成を示す斜視図、第２図は
制御装置内部構成のブロック接続図である。ｌａ、ｌｂ、［ｃ・・・ブラインド羽根２・・・太陽電
池素子　３．３’　、４．４’　、８゜８′・・・リフ
トコード　５・・・回転軸　６゜６′・・・回転板　７
・・・パルス電動機　９゜９′・・・巻取板　１０・・
・電動機　１５・・・蓄電池　１６．１７・・・端子　
１８・・・充電回路１９・・・給電回路　２０・・・制
御装置　２１・・・演算機　２２．２３・・・制御器　
２４・・・手動用継電器　２５．２６．２７．２Ｂ、２
９゜３３・・・制御回路　３０．３１・・・駆動用回路
３２・・・手動スイッチ出願人　株式会社　間　組代理人弁理士　高　雄次部　′２しユＧ′ 第１図

Claims

【特許請求の範囲】

太陽電池素子が張着された複数のブラインド羽根をリフ
トコードにて連繋し、前記ブラインド羽根を電動機よ）
す７トコードを介して昇降および角度調整可能としたブ
ラインドに蓄電池と制御装置と手動スイッチとを併設し
、制御装置に唸演算機と電動機用制御器と手動用継電器
とを備え、前記演算機には電圧解析機構と最低電圧継電
器を設け、蓄電池と太陽電池素子とを充電回路によシ、
蓄電池と制御装置とを給電回路によシ、太陽電池素子と
演算機とを電圧検知回路によシ、手動スイッチと手動用
継電器とを制御回路によシ夫々接続すると共に電動機用
制御器と前記電動機とを駆動用回路にて接続して構成さ
れたブラインド装置。