JPS642957Y2 - - Google Patents

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JPS642957Y2
JPS642957Y2 JP20197182U JP20197182U JPS642957Y2 JP S642957 Y2 JPS642957 Y2 JP S642957Y2 JP 20197182 U JP20197182 U JP 20197182U JP 20197182 U JP20197182 U JP 20197182U JP S642957 Y2 JPS642957 Y2 JP S642957Y2
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JP
Japan
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light
light shielding
base
solar cell
blind
Prior art date
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JP20197182U
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JPS59102896U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遮光量を自動的に調節するブラインド
に関する。
ブラインドは平行に等間隔でロープにより吊架
された羽根体を、その長手方向を軸として回転さ
せて、室内への入射光量を調節するのに用いられ
る。
この遮光量の調節は、一般に吊架ロープの長さ
を変更することにより行われている。この調節
は、入力によるのが普通であるが、例えば特開昭
56−73791号公報には、入射光を太陽電池により
感知してモーターを駆動しブラインドの遮光量を
調節する方式が記載されている。
このような従来のブラインドは、いずれもその
遮光量の調節に機械力を必要とし、その動力とな
るモーターの駆動用エネルギーを供給する太陽電
池は比較的大出力のものを必要とする。
また、機械的駆動部分が多いと故障し易いとい
う難点があつた。
本考案は上記の点に着目してなされたもので、
太陽電池によつて作動し、かつ機械的駆動部分の
少ないブラインドを提供することを目的とする。
すなわち本考案のブラインドは、吊架部材に吊
架された基部と、この基部に一端を固定した遮光
部と、基部上面付近に設けられた太陽電池とを有
し、前記遮光部は前記太陽電池により遮光量を制
御されるバイモルフまたは液晶からなることを特
徴とする。
以下本考案の詳細をその一実施例を示す図面に
よつて説明する。
第1図は本考案のブラインドの1枚の羽根の側
面図、第2図はその要部縦断面図である。
図において、ロープ等からなる吊架部材1で、
この吊架部材1には、基部2と、これに一端を固
定した遮光部3が吊架されている。この基部2に
は太陽電池4がその受光面を基部2の上面に露出
させて埋設されている。そして基部2は、吊架部
材1、例えば2本のロープ5,6によつて吊架さ
れており、このロープの長さ調節によりその長手
方向を軸として回転することができる。
遮光部3は第2図に示すような断面構成となつ
ている。
この遮光部3は両面に電極7,8,9,10を
設けたピエゾフイルム11,12を2枚接着剤1
3を介して貼り合わせたバイモルフ構造となつて
いる。このピエゾフイルムは、例えばポリフツ化
ビニリデン(PVDF)フイルムを一軸延長して分
極操作を施して得られる。各電極7,8,9,1
0は太陽電池4に導線14を介しそれぞれ接続さ
れている。
以上のように構成される本考案のブラインドは
次のように作動する。
まず、夜間太陽光の入射しない時、第2図のよ
うな曲率になるよう遮光部3を形成しておく、こ
の状態で太陽光15が太陽電池4に入射すると太
陽電池4の起電力により電極7,8間および電極
9,10の間に所定の電圧が加わる。この時、上
側のピエゾフイルム11が矢印16の方向に延
び、下側のピエゾフイルム12が矢印16の方向
に縮むようフイルムの分極方向あるいは電極に印
加する電圧の極性を決定しておけば、遮光部はさ
らに小さい半径曲率で曲がる。
第3図はその変化の前後の状態を示す側面図
で、遮光部部分が曲率を小さくすることによつて
入射光17が遮断されることが分る。ピエゾフイ
ルムの分極方向を逆にすれば太陽電池4への光の
照射によつて遮光部3が開くようにもなる。
第4図は基部2に連なる遮光部3が完全に入射
光を遮断した状態を示す斜視図である。
ピエゾフイルムには半透明のものが得られるか
ら、電極に透明のものを用いれば全体として半透
明の柔かい遮光効果を得ることができる。また、
基部遮光部等に発光素子(LED)を設け、太陽
電池の起電力を利用して発光させれば光るブライ
ンドにすることもできる。
本考案においては、さらに第1図に示したブラ
インドの遮光部3に他の電気的遮光量調整素子を
用いることができる。
すなわち遮光部3は、例えば両面に透明電極を
貼着した液晶で置き換えることができる。この場
合、太陽電池によつて電極に電圧が加わると光の
透過率が変化し遮光量の調節ができる。なお、従
来のブランドの如く、吊架部材1によつて手数で
遮光部の開閉を行なつてよいのはもちろんであ
る。
以上のように構成された本考案のブラインド
は、太陽電池の起電力により機能するバイモルフ
または液晶によつて遮光量を調節するので、太陽
電池の供給電力が小さくても十分作動する。そし
て、機械的可動部分が少ないので故障し難い。
しかも太陽電池が外光を受け自動的に遮光量を
調節することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブラインドの1枚の羽根の実
施例の側面図、第2図はその要部縦断面図、第3
図は本考案の遮光部の作動説明図、第4図本考案
のブラインドの部分斜視図である。 1……吊架部材、2……基部、3……遮光部、
4……太陽電池。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吊架部材に吊架された基部と、この基部に一端
    を固定した遮光部と、基部上面付近に設けられた
    太陽電池とを有し、前記遮光部は前記太陽電池に
    より遮光量を制御されるバイモルフまたは液晶か
    らなることを特徴とするブラインド。
JP20197182U 1982-12-28 1982-12-28 ブラインド Granted JPS59102896U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20197182U JPS59102896U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 ブラインド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20197182U JPS59102896U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 ブラインド

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Publication Number Publication Date
JPS59102896U JPS59102896U (ja) 1984-07-11
JPS642957Y2 true JPS642957Y2 (ja) 1989-01-25

Family

ID=30427452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20197182U Granted JPS59102896U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 ブラインド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008540884A (ja) * 2005-05-17 2008-11-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 昼光遮蔽装置

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JPS59102896U (ja) 1984-07-11

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